JP2021145827A - トルク伝達具 - Google Patents
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Abstract
Description
A−1.トルク伝達具100の基本構成:
図1は、第1実施形態におけるトルク伝達具100の外観構成を概略的に示す斜視図であり、図2は、トルク伝達具100の縦断面構成を概略的に示す説明図であり、図3は、トルク伝達具100の横断面構成を概略的に示す説明図である。図2には、図1のII−IIの位置におけるトルク伝達具100の先端側の縦断面の構成が示されており、図3には、図1のIII−IIIの位置におけるトルク伝達具100の横断面の構成が示されている。ここで、トルク伝達具100の縦断面とは、トルク伝達具100の軸方向(長手方向 図1および図2のZ軸方向、以下、単に「軸方向Z」ともいう)に平行な断面(図1のYZ断面)をいい、トルク伝達具100の横断面とは、軸方向Zに垂直な断面(図1のXY断面)をいう。
外筒10は、手技者に把持されて回転操作される部品である。外筒10は、先端と基端とが開口した筒状(例えば円筒状)の部材である。なお、本明細書において「筒状(円筒状)」とは、完全な筒形状(円筒形状)に限らず、全体として略筒状(略円筒形状、例えば、若干、円錐形状や、一部に凹凸がある形状など)であってもよい。
内筒20は、デバイス1を保持する部品である(図2参照)。内筒20は、外筒10の挿通孔12内に挿通され、手技者の回転操作によって外筒10に加えられる回転トルク(以下、「操作トルク」という)が伝達されることにより回転する部品である。具体的には、内筒20の形状は、先端と基端とが開口した筒状(例えば円筒状)である。内筒20の外径は、外筒10の内径より小さい。内筒20は、外筒10の挿通孔12内に収容され、かつ、外筒10と同軸上に位置するように配置されている。内筒20の内部には、デバイス1が挿入される挿入孔22が形成されている。内筒20は、特許請求の範囲における柱状体の一例である。
図4に示すように、板ばね50は、全体として平板状の部材である。板ばね50は、突出部分52とベース部分54とを含んでいる。なお、図4では、ベース部分54は、仮想線で示されている。突出部分52の平面形状は、略矩形である。ベース部分54は、突出部分52の一端側に位置しており、軸方向Zにおいて、ベース部分54の両端部は、突出部分52より外側に張り出している。
図3に示すように、突出部分52の先端部分は、外筒10の係合溝13に対して周方向に係合する。具体的には、突出部分52のうち、軸方向Zに延びている先端部分が、同じく軸方向Zに延びている係合溝13内に挿入される。また、軸方向Zから見たとき、突出部分52の先端部分は、トルク伝達具100の中心軸Oから係合溝13に向かう基準方向L1に対して正回転方向R側に傾斜した方向L2に延びている。
図5は、板ばね50と外筒10の係合溝13との横断面における状態を示す説明図である。以上説明したように、本実施形態のトルク伝達具100では、板ばね50の突出部分52は、中心軸Oから係合溝13に向かう基準方向L1に対して正回転方向R側に傾斜した方向に延びている(図3参照)。このため、外筒10を正回転方向Rに回転させたとき、操作トルクが閾値以下である場合、板ばね50と係合溝13との係合状態が維持され、外筒10の回転に連動して内筒20が回転し、その結果、デバイス1が回転する。
図6は、第2実施形態におけるトルク伝達具100aの横断面構成を概略的に示す説明図である。以下では、第2実施形態のトルク伝達具100aの構成の内、上述した第1実施形態のトルク伝達具100と同一の構成については、同一の符号を付すことによってその説明を適宜省略する。
図7は、第3実施形態におけるトルク伝達具100bの横断面構成を概略的に示す説明図である。以下では、第3実施形態のトルク伝達具100bの構成の内、上述した第1実施形態のトルク伝達具100と同一の構成については、同一の符号を付すことによってその説明を適宜省略する。
図8は、第4実施形態におけるトルク伝達具100cの横断面構成を概略的に示す説明図である。以下では、第4実施形態のトルク伝達具100cの構成の内、上述した第1実施形態のトルク伝達具100と同一の構成については、同一の符号を付すことによってその説明を適宜省略する。
図9は、第5実施形態におけるトルク伝達具100dの横断面構成を概略的に示す説明図である。以下では、第5実施形態のトルク伝達具100dの構成の内、上述した第1実施形態のトルク伝達具100と同一の構成については、同一の符号を付すことによってその説明を適宜省略する。
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
(a)柱状体と外筒との間に、柱状体の外周に巻回されたコイルを配置するとともに、コイルの一端を柱状体に固定し、他端を外筒に固定し、コイルの緩みと締まりとを利用する形態。
(b)外筒を第1の回転方向に回転させたときの外筒と柱状体との間の摩擦係数が、外筒を第2の回転方向に回転させたときの外筒と柱状体との間の摩擦係数より小さい形態。
(c)柱状体と外筒との間に、オリフィス機構を備え、そのオリフィス機構の開閉を利用する形態。
(d)柱状体と外筒との間に、編組体を配置し、その編組体の捩り方向を利用する形態。
Claims (10)
- 医療用器具にトルクを伝達するトルク伝達具であって、
前記医療用器具を保持する柱状体と、
前記柱状体の外周を覆う外筒と、
を備え、
前記柱状体と前記外筒との一方である第1の部材に凹部が形成され、前記柱状体と前記外筒との他方である第2の部材に、前記凹部に係合する凸部が形成されており、
前記外筒を前記外筒の軸を中心に第1の回転方向に回転させたとき、前記外筒に加わる回転トルクが閾値以下である場合には前記凸部と前記凹部との係合状態を維持し、前記外筒に加わる回転トルクが前記閾値を超えた場合には前記係合状態を解除し、
前記外筒を前記第1の回転方向とは逆の第2の回転方向に回転させたとき、前記外筒に加わる回転トルクが前記閾値を超えた場合であっても、前記係合状態を維持する、ように構成されている、
トルク伝達具。 - 請求項1に記載のトルク伝達具であって、
前記凸部は、弾性を有しており、
前記外筒の横断面において、前記凸部の先端部分は、前記柱状体の軸から前記凹部に向かう基準方向に対して前記第1の回転方向側に傾斜した方向に延びている、
トルク伝達具。 - 請求項1に記載のトルク伝達具であって、
前記凹部は、前記外筒の内周側に形成されており、
前記凸部は、前記柱状体の外周側に形成されている、
トルク伝達具。 - 請求項3に記載のトルク伝達具であって、
前記凹部を構成する内壁面のうち、前記第2の回転方向側に位置する第1の内壁面は、前記柱状体に近いほど前記第2の回転方向側に位置するように傾斜しており、
前記第1の回転方向側に位置する第2の内壁面の、前記柱状体の軸から前記凹部に向かう基準方向に対する第2の傾斜角度は、前記第1の内壁面の前記基準方向に対する第1の傾斜角度より小さい、
トルク伝達具。 - 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のトルク伝達具であって、
前記第2の部材は、前記柱状体に着脱可能に設けられている、
トルク伝達具。 - 請求項5に記載のトルク伝達具であって、
前記第2の部材に、複数の前記凸部が着脱可能に設けられている、
トルク伝達具。 - 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のトルク伝達具であって、
前記凹部は、前記柱状体の軸方向に延びており、
前記第2の部材に、複数の前記凸部が設けられており、
前記複数の前記凸部は、前記柱状体の軸方向に並び、かつ、共通の前記凹部に係合する、
トルク伝達具。 - 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のトルク伝達具であって、
前記第1の部材には、複数の前記凹部が前記外筒の周方向に並んでいる、
トルク伝達具。 - 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載のトルク伝達具であって、
前記外筒の外周に、前記第1の回転方向を示すマークが設けられている、
トルク伝達具。 - 医療用器具にトルクを伝達するトルク伝達具であって、
前記医療用器具を保持する柱状体と、
前記柱状体の外周を覆う外筒と、
を備え、
前記外筒を前記外筒の軸を中心に第1の回転方向に回転させたとき、前記外筒に加わる回転トルクが閾値以下である場合には前記柱状体への前記回転トルクの伝達状態を維持し、前記外筒に加わる回転トルクが前記閾値を超えた場合には前記伝達状態を解除し、
前記外筒を前記第1の回転方向とは逆の第2の回転方向に回転させたとき、前記外筒に加わる回転トルクが前記閾値を超えた場合であっても、前記伝達状態を維持する、ように構成されている、
トルク伝達具。
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