JP2021145233A - 撮影システム、撮影方法およびプログラム - Google Patents

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拓也 池田
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Abstract

【課題】演者の負担を軽減しつつ低コストで撮影を行うことができる撮影システム、撮影方法およびプログラムを提案する。【解決手段】撮影システム1は、カメラ140と、プロジェクタ120と、シャッタ装置130と、を有する。シャッタ装置は、カメラまたはプロジェクタと同期し、プロジェクタから投射されカメラへ入射する光を遮蔽し、プロジェクタから投射される光を遮蔽する遮蔽時間を前記カメラの露光時間に合わせて動的に変更する。【選択図】図1

Description

本発明は、撮影システム、撮影方法およびプログラムに関する。
映画やドラマのリハーサルでは、演者の立ち位置や移動経路などがテープでマーキングされる。テープは撮影シーンごとに張り替えられる。そのため、テープによるマーキングをプロジェクションマッピングによって代替することが検討されている。演者の負担を減らすために、リハーサルだけでなく本番の撮影でも移動経路などの情報を投射することも考えられる。この場合、撮影画像に投射光が映り込まないようにする必要がある。投射光が撮影画像に映り込まないようにする技術としては、特許文献1の技術が知られている。特許文献1では、カメラの撮影周期とプロジェクタの投射周期とを同期させている。
特開2015−186248号公報
しかしながら、上記の従来技術では、カメラとプロジェクタの双方に、同期処理を行うための専用の構造を作り込む必要がある。そのため、カメラとプロジェクタを汎用機で代替することができず、開発コストが高くなる。
そこで、本開示では、演者の負担を軽減しつつ低コストで撮影を行うことができる撮影システム、撮影方法およびプログラムを提案する。
本開示によれば、カメラと、プロジェクタと、前記カメラまたは前記プロジェクタと同期し、前記プロジェクタから投射され前記カメラへ入射する光を遮蔽するシャッタ装置と、を有する撮影システムが提供される。また、本開示によれば、前記撮影システムの情報処理がコンピュータにより実行される撮影方法、および、前記撮影システムの情報処理をコンピュータに実現させるプログラムが提供される。
第1実施形態の撮影システムの概略図である。 撮影方法の一例を説明するフローチャートである。 カメラとシャッタ装置とを同期させる処理の一例を説明するフローチャートである。 プロジェクタ、シャッタ装置、カメラおよび送信機の動作の一例を示すタイミングチャートである。 プロジェクタ、シャッタ装置、カメラおよび送信機の動作の一例を示すタイミングチャートである。 撮影画像の明るさと投射映像の明るさとの関係を示す図である。 演者へのコンテンツの提示処理の一例を示すフローチャートである。 補正映像の生成方法の他の例を示す図である。 プロジェクタから投射される補正映像の一例を示す図である。 第2実施形態の撮影システムの要部を示す図である。 プロジェクタ、シャッタ装置、カメラおよび送信機の動作の一例を示すタイミングチャートである。 撮影方法の一例を説明するフローチャートである。 第3実施形態の撮影システムの概略図である。 投射時間設定画面の一例を示す図である。 撮影方法の一例を示すフローチャートである。 プロジェクタ、送信機、シャッタ装置およびカメラの動作の一例を示すタイミングチャートである。 プロジェクタ、送信機、シャッタ装置およびカメラの動作の一例を示すタイミングチャートである。 撮影画像の明るさと投射映像の明るさとの関係を示す図である。 第4実施形態の撮影システムの要部を示す図である。 プロジェクタ、送信機、シャッタ装置およびカメラの動作の一例を示すタイミングチャートである。 撮影方法の一例を説明するフローチャートである。 シャッタ装置ごしに測定された光強度の測定結果の一例を示す図である。
以下に、本開示の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。以下の各実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行われる。
[1.第1実施形態]
[1−1.撮影システムの構成]
[1−2.撮影方法]
[1−3.効果]
[2.第2実施形態]
[2−1.撮影システムの構成]
[2−2.撮影方法]
[2−3.効果]
[3.第3実施形態]
[3−1.撮影システムの構成]
[3−2.撮影方法]
[3−3.効果]
[4.第4実施形態]
[4−1.撮影システムの構成]
[4−2.撮影方法]
[4−3.効果]
[5.変形例]
[1.第1実施形態]
[1−1.撮影システムの構成]
図1は、第1実施形態の撮影システム1の概略図である。
撮影システム1は、例えば、情報処理装置110と、プロジェクタ120と、シャッタ装置130と、カメラ140と、送信機150と、を有する。
情報処理装置110は、プロジェクタ120によって投射される映像を生成する。情報処理装置110は、例えば、3Dモデル記憶部111と、パラメータ記憶部112と、表示コンテンツ生成部113と、補正映像生成部114と、を有する。
3Dモデル記憶部111は、例えば、情報処理装置110に入力された情報から、スタジオSTの3Dモデルを読み込み記憶する。パラメータ記憶部112は、例えば、プロジェクタ120の内部パラメータおよび3Dモデル内のプロジェクタ120の位置姿勢情報を入力情報から読み込み記憶する。
表示コンテンツ生成部113は、例えば、スタジオSTに投射されるコンテンツを生成する。コンテンツは、演者ACの演技をサポートする情報を含む。コンテンツは、例えば、演者ACの立ち位置、演者ACの移動経路を示す導線、および、演者ACの周囲に存在するCGキャラクタなどを含む。
補正映像生成部114は、例えば、ユーザが編集したコンテンツ、3Dモデルおよびプロジェクタ120の内部パラメータおよび3Dモデル中のプロジェクタ120の位置姿勢情報を用いて、コンテンツを幾何補正し、補正映像を生成する。補正映像生成部114は、補正映像の映像ソースをプロジェクタ120に送信する。
情報処理装置110は、例えば、プロセッサとメモリとで構成されるコンピュータである。情報処理装置110のメモリには、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)が含まれる。情報処理装置110は、図示略の情報処理プログラムを実行することにより、表示コンテンツ生成部113および補正映像生成部114として機能する。
プロジェクタ120は、例えば、映像出力部121と、投射部122と、を有する。
映像出力部121は、プロジェクタ120内のプロセッサである。映像出力部121は、補正映像生成部114から受け取った映像ソースを投射映像信号に変換して投射部122に出力する。
投射部122は、映像ソースに基づく映像をスタジオATの目的とする場所に投射する。スタジオSTには、3Dモデルおよびプロジェクタ120の位置姿勢情報に応じて歪み補正されたコンテンツの映像が投射される。投射部122は、所定のリフレッシュレートで映像を投射する。投射部122としては、3LCD(Liquid Crystal Display)方式、LCOS(Liquid Crystal on Silicon)方式およびDLP(Digital Light Processing;登録商標)方式などの公知の投射方式が採用される。
映像出力部121および投射部122は、公知の構造を有する。プロジェクタ120には、汎用機が用いられる。
カメラ140は、スタジオSTで演技する演者ACを撮影する。カメラ140は、所定のフレームレートで撮影を行う。カメラ140は、例えば、露光時間設定部141と、同期制御部142と、同期信号出力部143と、露光制御部144と、撮像部145と、記録部146と、を有する。
露光時間設定部141は、カメラ140のフレームレートおよび1フレーム期間内のカメラ140の露光時間(シャッタスピード)を設定する。フレームレートは、例えば、ユーザが入力した設定値に設定される。露光時間は、例えば、手動または自動で設定される。手動モードでは、露光時間は、ユーザが入力した設定値に設定される。自動モードでは、露光時間は、例えば、撮影環境の明るさに基づいて自動で設定される。露光時間設定部141は、例えば、フレームレートおよび露光時間の少なくとも1つが変更されることにより露光タイミングが変更された場合に、変更後の露光タイミングに関する情報(フレームレートおよび露光時間)を同期制御部142に出力する。
同期制御部142は、露光時間に基づいて同期信号を生成する。同期制御部142は、同期信号を同期信号出力部143および露光制御部144に出力する。
同期信号出力部143は、同期信号に基づいて、カメラ140の露光タイミングを示す信号を送信機150から送信させる。露光制御部144は、同期信号に合わせてカメラシャッタを開閉させる。カメラシャッタは、例えば、カメラ140の内部に設けられたフォーカルプレーンシャッタまたはレンズシャッタである。カメラシャッタは、カメラ140の撮像素子に対して、撮影時のみ光があたるように、カメラ140の露光期間中のみ開き、それ以外の期間は光を遮蔽する。
送信機150は、例えば、赤外線信号を送信するIR(Infrared)エミッタである。送信機150は、例えば、同期信号線によってカメラ140と接続される。
同期信号出力部143は、例えば、同期信号に合わせて送信機150を所定の時間だけ点滅させる。同期信号出力部143は、例えば、カメラ140の露光時(カメラシャッタが開いているとき)は送信機150が点灯し、カメラの非露光時(カメラシャッタが閉じているとき)は送信機150が消灯するようなパターンで送信機150を点滅させる。カメラ140の露光タイミングと送信機150の点灯タイミングはこれとは逆でもよい。
点滅時間(送信機150から信号が送信される時間)は、カメラ140の露光タイミングとシャッタ装置130の遮蔽タイミングとを同期させるのに必要な時間に基づいて決定される。例えば、点滅時間は、1フレーム期間以上で且つ10フレーム期間以下の時間である。
撮像部145は、カメラシャッタの開閉タイミングに合わせて所定のフレームレートで間欠的に画像を撮影する。記録部146は、撮像部145で撮影された画像を記録する。
シャッタ装置130は、プロジェクタ120から投射されカメラ140へ入射する光を遮蔽する。シャッタ装置130は、例えば、送信機150から送信された信号を受信し、この信号に基づいて遮蔽時間を制御する。シャッタ装置130は、カメラ140と同期し、カメラ140の露光タイミングに合わせて、プロジェクタ120から投射される光を遮蔽する。
シャッタ装置130は、例えば、受信部131と、記憶部132と、シャッタ制御信号生成部133と、シャッタ制御部134と、シャッタ部材135と、を有する。
受信部131は、送信機150から送信された信号を受信する。受信部131は、例えば、受信した光の光量を2値化処理して、送信機150の点灯状態と非点灯状態とを検出する。受信部131は、受信した信号に基づいて、露光タイミングを検出する。例えば、受信部131は、送信機150の点灯時間および点灯周期に基づいて、カメラ140の露光時間および露光周期(フレームレート)を検出する。受信部131は、カメラ140の露光タイミングを示す情報をシャッタ制御信号生成部133に出力する。
シャッタ制御信号生成部133は、受信部131で受信した信号に基づいて、シャッタ制御信号を生成する。シャッタ制御信号は、例えば、送信機150の点灯時間および点灯周期に対応する遮蔽時間および遮蔽周期の情報を有する信号である。シャッタ制御部134は、シャッタ制御信号に基づいて、シャッタ部材135の遮蔽タイミングを制御する。これにより、シャッタ装置130は、プロジェクタ120から投射される光を遮蔽する遮蔽時間をカメラ140の露光時間に合わせて動的に変更する。
シャッタ部材135は、例えば、電圧によって可視光の透過率が変化する液晶シャッタである。シャッタ部材135は、例えば、投射部122から投射される光の光軸上に配置される。シャッタ部材135は、例えば、電圧非印加時に投射部122から投射された光を透過する。シャッタ部材135は、例えば、閾値以上の電圧が印加されたときに投射部122から投射された光を遮蔽する。
シャッタ装置130は、プロセッサとメモリとで構成されるコンピュータを含む。記憶部132は、シャッタ装置130の処理をコンピュータに実行させるプログラムPGを記憶する。シャッタ装置130は、プログラムPGを実行することにより、受信部131、記憶部132、シャッタ制御信号生成部133およびシャッタ制御部134として機能する。
記憶部132は、例えば、半導体記憶媒体および磁気記憶媒体などの任意の非一過的な記憶媒体を含む。記憶部132は、例えば、光ディスク、光磁気ディスクまたはフラッシュメモリを含んで構成される。プログラムは、例えば、コンピュータにより読み取り可能な非一過的な記憶媒体に記憶されている。
[1−2.撮影方法]
図2は、本実施形態の撮影方法の一例を説明するフローチャートである。
ステップS1において、同期制御部142は、露光時間設定部141で設定された露光時間に基づいて、送信機150の点滅パターンを決定する。
ステップS2において、送信機150は、同期制御部142で決定された点滅パターンで点滅を開始する。送信機150は、光の点滅を用いた信号を、カメラ140の露光タイミングを示す信号として送信する。
ステップS3において、受信部131は、送信機150から送信された信号を受信する。シャッタ制御信号生成部133は、受信部131で受信した信号に基づいて、シャッタ制御信号を生成する。シャッタ制御部134は、シャッタ制御信号に基づいて、シャッタ部材135の遮蔽タイミングをカメラ140の露光タイミングと同期させる。
ステップS4において、露光時間設定部141は、露光時間が変更されたか否かを判定する。露光時間設定部141は、例えば、ユーザが手動で露光時間を設定した場合、または、撮影環境の明るさの変化に基づいて露光時間を自動で変更された場合に、露光時間が変更されたと判定する。
ステップS4において露光時間が変更されたと判定された場合には(ステップS4:Yes)、ステップS1に戻る。
ステップS4において露光時間が変更されていないと判定された場合には(ステップS4:No)、ステップS5に進む。ステップS5において、カメラ140は、撮影を終了するか否かを判定する。カメラ140は、例えば、カメラ140に設けられた図示略の撮影終了ボタンが操作された場合に、撮影が終了されたと判定する。
ステップS5において撮影が終了すると判定された場合には(ステップS5:Yes)、カメラ140は撮影を終了する。ステップS5において撮影が終了すると判定されない場合には(ステップS5:No)、ステップS4に戻る。
図3は、カメラ140とシャッタ装置130とを同期させる処理の一例を説明するフローチャートである。
ステップS11において、受信部131は、送信機150が点滅を開始したか否かを判定する。送信機150は、露光時間が変更された場合に、露光時間に応じた所定の点灯時間および点灯周期を有する点滅パターンで所定の時間だけ点滅する。例えば、カメラ140のフレームレートが60fps(frame per sec)で露光時間が4ミリ秒である場合、送信機150は、1/60秒のうち4ミリ秒だけ点灯し、残りの時間(= 約12.7ミリ秒)は消灯するように点灯と消灯とを繰り返す。受信部131は、送信機150の最初の点灯を検出したときに点滅が開始したと判定する。受信部131は、最初の点灯が検出され始めたタイミングを点滅開始タイミングとして検出する。
ステップS11において点滅が開始されたと判定された場合(ステップS11:Yes)、ステップS12に進む。ステップS12において、受信部131は、点灯開始タイミングからの1周期分の点灯時間の計測を開始する。ステップS11において点滅が開始されたと判定されなかった場合(ステップS11:No)、点滅が開始されるまでステップS1を繰り返す。
ステップS13おいて、受信部131は、1周期分の点灯が終了したか否かを判定する。
ステップS13において1周期分の点灯が終了したと判定された場合(ステップS13:Yes)、受信部131は、1周期分の点灯が終了したタイミングを点灯終了タイミング(消灯開始タイミング)として検出する。そして、ステップS14において、点灯時間の計測を終了する。ステップS13において1周期分の点灯が終了したと判定されなかった場合(ステップS13:No)、点灯が終了するまでステップS13を繰り返す。
ステップS15において、受信部131は、1周期分の消灯時間の計測を開始する。そして、ステップS16において、受信部131は、消灯時間経過後の次周期の点灯開始タイミングを検出したか否かを判定する。ステップS16において次周期の点灯開始タイミングを検出したと判定された場合(ステップS16:Yes)、1周期分の消灯時間の計測を終了する。受信部131は、次周期の点灯が開始したタイミングを1周期分の消灯終了タイミングとして検出する。ステップS16において次周期の点灯開始タイミングを検出したと判定されなかった場合(ステップS16:No)、次周期の点灯開始タイミングが検出されるまでステップS16を繰り返す。
ステップS18において、受信部131は、検出された1周期分の点灯開始タイミング、点灯終了タイミング(消灯開始タイミング)および消灯終了タイミングに基づいて、1周期分の点灯時間、消灯時間および点灯周期を検出する。シャッタ制御信号生成部133は、例えば、1周期分の点灯時間および点灯周期に基づいて、1フレーム期間中の光の遮蔽タイミング(遮蔽開始時間および遮蔽時間)を決定する。シャッタ制御信号生成部133は、決定された遮蔽タイミングに基づいて、シャッタ制御信号を生成する。
図4および図5はプロジェクタ120、シャッタ装置130、カメラ140および送信機150の動作の一例を示すタイミングチャートである。
露光期間(カメラシャッタ開)では、シャッタ装置130は遮蔽状態(ON)である。非露光期間(カメラシャッタ閉)では、シャッタ装置130は非遮蔽状態(OFF)である。プロジェクタ120は常に映像を投射している。シャッタ装置130は、プロジェクタ120の投射とカメラ140の撮影とが重なるタイミングで、プロジェクタ120からの投射光を遮蔽する。プロジェクタ120から投射される映像は、カメラ140の露光タイミングに合わせて、シャッタ装置130によって間欠的に遮蔽される。送信機150も同様に、露光期間は点灯し、非露光期間は消灯する。
図4は、カメラ140の露光期間(カメラシャッタ開)と非露光期間(カメラシャッタ閉)とが等しい場合のタイミングチャートである。図4の例では、カメラ140の露光時間とシャッタ装置130の非遮蔽時間が等しい。そのため、投射映像の明るさを大きく損なわずに、明るい画像が撮影される。図5は、非露光時間が露光時間よりも長い場合のタイミングチャートである。図5の例では、明るい映像が投射されるが、撮影画像の明るさは図4の例に比べて小さい。
図6は、撮影画像の明るさと投射映像の明るさとの関係を示す図である。
撮影画像の明るさと投射映像の明るさはカメラ140の露光時間によって変化する。露光時間が長いほど明るい画像が撮影される。一方、露光時間が長いほど、シャッタ装置130による遮蔽時間は長くなる。そのため、プロジェクタ120の投射映像は暗くなる。よって、撮影画像の明るさと投射映像の明るさはトレードオフの関係となる。ユーザは、これらのトレードオフを加味して、撮影時のフェーズおよびスタジオSTの環境などに基づいて、露光時間を手動で設定することができる。また、受信部131で検出された露光タイミングの情報を映像出力部121に出力し、映像出力部121によって、投射映像の明るさを補正することもできる。
図7は、プロジェクタ120による演者ACへのコンテンツの提示処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS21において、3Dモデル記憶部111は、情報処理装置110に入力された情報から、スタジオSTの3Dモデルを読み込み記憶する。ステップS22において、パラメータ記憶部112は、例えば、プロジェクタ120の内部パラメータおよび3Dモデル内のプロジェクタ120の位置姿勢情報を入力情報から読み込み記憶する。
ステップS23において、表示コンテンツ生成部113は、演者ACの演技をサポートする情報を含む投射用コンテンツを生成する。補正映像生成部114は、3Dモデルおよびプロジェクタ120の内部パラメータおよび3Dモデル中のプロジェクタ120の位置姿勢情報を用いて、投射用コンテンツを幾何補正し、補正映像を生成する。
ステップS24において、プロジェクタ120は、補正映像をスタジオSTに投射する。ステップS25において、補正映像は、カメラ140と同期したシャッタ装置130によって、カメラ140の露光タイミングに合わせて間欠的に遮蔽される。
ステップS26において、プロジェクタ120は投射を終了するか否かを判定する。プロジェクタ120は、例えば、プロジェクタ120に設けられた図示略の投射終了ボタンが操作された場合に、投射が終了されたと判定する。ステップS26において投射が終了されたと判定された場合には(ステップS26:Yes)、プロジェクタ120は投射を終了する。ステップS26において投射が終了されたと判定されない場合には(ステップS26:No)、ステップS23に戻る。
なお、補正映像の生成方法は上述のものに限られない。図8は、補正映像PIの生成方法の他の例を示す図である。図9は、プロジェクタ120から投射される補正映像PIの一例を示す図である。
図8は、3Dモデル上に、2人の演者の演技をサポートする補正映像PIを入力した状態が示されている。図8では、補正映像PIとして、演者AC1用の立ち位置PI1および導線PI2と、演者AC2用の立ち位置PI3および導線PI4と、が示されている。この3Dモデルに対し、現在のプロジェクタの位置姿勢及び内部パラメータが同じ仮想カメラを配置し、入力したコンテンツを撮影する。撮影された映像をプロジェクタ120の投射映像として出力することで、図9に示すような、幾何補正された映像がスタジオSTの床面に表示される。
[1−3.効果]
撮影システム1は、カメラ140とプロジェクタ120とシャッタ装置130とを有する。シャッタ装置130は、カメラ140と同期し、プロジェクタ120から投射されカメラ140へ入射する光を遮蔽する。本実施形態の撮影方法は、上述した撮影システムの情報処理がコンピュータにより実行される。本実施形態のプログラムは、上述した撮影システムの情報処理をコンピュータに実現させる。
この構成によれば、プロジェクタ120から投射された光は、カメラ140に入射する前にシャッタ装置130によって遮蔽される。そのため、カメラ140で撮影される画像にプロジェクタ120から投射された光(映像)は映り込まない。投射映像の映り込みは、カメラ140と同期したシャッタ装置130によって抑制される。そのため、プロジェクタ120には汎用機を用いることができる。よって、演者ACの負担を軽減しつつ低コストで撮影を行うことができる撮影システム1が提供される。
シャッタ装置130は、例えば、プロジェクタ120から投射される光を遮蔽する遮蔽時間をカメラ140の露光時間に合わせて動的に変更する。
この構成によれば、カメラ140の露光時間が変化してもカメラの映像に投射光が映り込むことが抑制される。
撮影システム1は、例えば、送信機150を有する。送信機150は、例えば、カメラ140の露光タイミングを示す信号を送信する。シャッタ装置130は、例えば、送信機150から送信された信号を受信し、この信号に基づいて遮蔽タイミングを制御する。
この構成によれば、カメラ140とシャッタ装置130との配置の自由度が高まる。
[2.第2実施形態]
[2−1.撮影システムの構成]
図10は、第2実施形態の撮影システム2の要部を示す図である。
本実施形態において第1実施形態と異なる点は、カメラ140の露光タイミングが変更されてから、シャッタ装置136の遮蔽タイミングが変更後のカメラ140の露光タイミングと同期するまでの期間中は、プロジェクタ125による光の投射が停止される点である。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明を行う。
受信部137は、例えば、送信機150から送信された信号に基づいて、プロジェクタ125の投射停止信号を生成する。受信部137は、例えば、露光時間の変動が閾値よりも大きい場合には、送信機150から信号を受信している期間だけ、プロジェクタ125に投射停止信号を出力する。受信部137は、例えば、露光時間の変動が閾値以内である場合には、プロジェクタ125に投射停止信号を出力しない。
映像出力部126は、例えば、投射停止信号に基づいて、送信機150が信号の送信を開始してから所定の時間だけ、投射部122への投射映像信号の出力を停止する。送信機150から信号が送信される時間は、カメラ140とシャッタ装置136とを同期させるのに必要な時間に基づいて設定される。そのため、カメラ140の露光タイミングが変更されてから、シャッタ装置136の遮蔽タイミングが変更後のカメラ140の露光タイミングと同期するまでの期間中は、プロジェクタ125による光の投射は停止される。露光時間の変動が閾値以内である場合には、プロジェクタ125には投射停止信号は出力されない。そのため、遮蔽時間は変更されない。
シャッタ制御信号生成部138は、例えば、シャッタ装置136の遮蔽時間をカメラ140の露光時間よりも長く設定する。例えば、シャッタ装置136の遮蔽期間は、カメラ140の1フレーム期間において、遮蔽開始タイミングが露光開始タイミングよりも早く、遮蔽終了タイミングが露光終了タイミングよりも遅くなるように設定される。シャッタ制御部134は、遮蔽時間が露光時間よりも長く設定されたシャッタ制御信号に基づいて、シャッタ部材135の遮蔽タイミングを制御する。
図11は、プロジェクタ125、シャッタ装置136、カメラ140および送信機150の動作の一例を示すタイミングチャートである。
シャッタ装置136の遮蔽期間には、遮蔽開始側および遮蔽終了側にそれぞれΔtのバッファ期間が設けられている。遮蔽開始タイミングは露光開始タイミングよりもΔtだけ早く、遮蔽終了タイミングは露光終了タイミングよりもΔtだけ遅い。受信部137は、例えば、バッファ期間を投射停止判定の基準となる閾値として用いる。受信部137は、例えば、露光時間がバッファ期間を超えて変動する場合には、投射停止信号を生成する。受信部137は、例えば、露光時間の変動がバッファ期間内に収まる場合には、投射停止信号を生成しない。
[2−2.撮影方法]
図12は、本実施形態の撮影方法の一例を説明するフローチャートである。
ステップS31において、プロジェクタ125はスタジオSTに、演者ACの演技をサポートする映像を投射する。
ステップS32において、受信部137は、送信機150から送信された信号に基づいて、カメラ140の露光時間が変更されたか否かを判定する。ステップS32において露光時間が変更されたと判定されない場合には(ステップS32:No)、露光時間が変更されるまでステップS32を繰り返す。
ステップS32において露光時間が変更されたと判定された場合には(ステップS32:Yes)、ステップS33に進む。ステップS33において、受信部137は、露光時間の変動が閾値を超えるか否かを判定する。
ステップS33において露光時間の変動が閾値を超えると判定された場合には(ステップS33:Yes)、ステップS34に進む。ステップS34において、受信部137は、プロジェクタ125に投射停止信号を出力する。プロジェクタ125は、投射停止信号に基づいて、映像の投射を停止する。そして、ステップS35において、シャッタ制御信号生成部133は、受信部137で検出された露光タイミングの情報に基づいてシャッタ制御信号を生成する。
シャッタ制御信号生成部138は、シャッタ装置136の遮蔽時間をカメラ140の露光時間よりも長く設定する。シャッタ制御部134は、遮蔽時間が露光時間よりも長く設定されたシャッタ制御信号に基づいて、シャッタ部材135の遮蔽タイミングを制御する。
ステップS33において露光時間の変動が閾値を超えると判定されない場合には(ステップS33:No)、ステップS35に進む。
遮蔽タイミングの変更後、ステップS36において、カメラ140は、撮影を終了するか否かを判定する。ステップS36において撮影が終了すると判定された場合には(ステップS36:Yes)、カメラ140は撮影を終了する。ステップS36において撮影が終了すると判定されない場合には(ステップS36:No)、ステップS31に戻る。
[2−3.効果]
本実施形態では、カメラ140の露光タイミングが変更されてから、シャッタ装置130の遮蔽タイミングが変更後のカメラ140の露光タイミングと同期するまでの期間中は、プロジェクタ120による光の投射は停止される。
この構成によれば、遮蔽タイミングの調整期間中に、投射光がカメラ140の撮影画像に映り込むことが抑制される。
露光時間の変動が閾値以内である場合には、例えば、遮蔽時間は変更されない。
この構成によれば、遮蔽時間の変更が生じない不感帯領域が設けられる。そのため、露光時間が頻繁に変更される場合でも、プロジェクタ120による情報の提示に支障が生じにくい。例えば、遮蔽タイミングの調整期間中に光の投射が停止される構成では、露光時間が頻繁に変更されると、プロジェクタ120による情報の提示に支障が生じる可能性がある。露光時間に不感帯領域を設けることで、このような問題は抑制される。
カメラ140の1フレーム期間におけるシャッタ装置136の遮蔽時間は、例えば、カメラ140の露光時間よりも長い。
この構成によれば、シャッタ装置136の遮蔽期間において露光期間の外側に設定されたバッファ期間内で露光時間が変動しても、投射映像が撮影画像に映り込まない。また、遮蔽期間にバッファ期間が設けられることで、各種機器の処理にラグがある場合でも、ラグに起因して撮影画像に投射映像が映り込むことが抑制される。例えば、シャッタ装置130が遮蔽を開始してから遮蔽が終了するまでの期間およびカメラシャッタが閉じ始められてから閉じ終わるまでの期間に、カメラ140の撮影画像にプロジェクタ120の投射光が映り込むことが抑制される。
[3.第3実施形態]
[3−1.撮影システムの構成]
図13は、第3実施形態の撮影システム3の概略図である。
本実施形態において第1実施形態と異なる点は、シャッタ装置230が、プロジェクタ220と同期し、プロジェクタ220から投射されカメラ240へ入射する光を遮蔽する点である。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明を行う。
情報処理装置210は、例えば、第1実施形態の構成に加えて、投射時間設定部215を有する。プロジェクタ220は、例えば、第1実施形態の構成に加えて、同期制御部223と、同期信号出力部224と、投射時間制御部225と、を有する。
投射時間設定部215は、例えば、プロジェクタ220のリフレッシュレートおよび1リフレッシュ期間内のプロジェクタ220の投射時間を設定する。リフレッシュレートおよび投射時間は、例えば、ユーザが入力した設定値に設定される。投射時間設定部215は、例えば、リフレッシュレートおよび投射時間の少なくとも1つが変更された場合に、変更後のリフレッシュレートおよび投射時間を同期制御部223に出力する。
図14は、投射時間設定画面の一例を示す図である。
情報処理装置210は、例えば、表示装置216に投射時間設定画面を表示する。表示装置216は、例えば、タッチパネル内蔵型の表示装置であり、投射時間設定画面への入力を行う入力装置を兼ねる。
投射時間設定画面は、例えば、プロジェクタ220のリフレッシュレートを設定する領域と、プロジェクタ220の投射時間を設定する領域と、を有する。例えば、リフレッシュレートは、ユーザがラジオボタンをクリックすることによって設定される。選択肢として提示されるリフレッシュレートの大きさは、例えば、映画やドラマの撮影で用いられるフレームレート(24fps)よりも大きい。どの選択肢が選択された場合でも、プロジェクタ220のリフレッシュレートはカメラ240のフレームレートよりも大きい。
投射時間の設定可能範囲は、リフレッシュレートに連動して変化する。例えば、リフレッシュレートが60Hzである場合には、投射時間の設定可能範囲は0.0〜16.7ミリ秒の範囲である。リフレッシュレートが120Hzである場合には、投射時間の設定可能範囲は0.0〜8.3ミリ秒の範囲である。投射時間は、例えば、スライドバーSBを用いて設定される。例えば、リフレッシュレートが60Hzに設定され、投射時間がt秒に設定された場合、1リフレッシュ期間内の時刻0秒から時刻t秒までの期間が投射期間(映像が投射される期間)となり、残りの時刻t秒から時刻16,7秒までの期間が非投射期間(映像が投射される期間)となる。
図13に戻って、同期制御部223は、投射時間に基づいて同期信号を生成する。同期制御部223は、同期信号を同期信号出力部224および投射時間制御部225に出力する。
同期信号出力部224は、同期信号に基づいて、プロジェクタ220の投射タイミングを示す信号を送信機150から送信させる。投射時間制御部225は、投射タイミングに関する情報を映像出力部221に出力する。映像出力部221は、例えば、1リフレッシュ期間中に、設定された投射時間だけ映像が投射されるように、投射映像信号を生成する。これにより、投射部122からは、同期信号に合わせて間欠的に映像が投射される。
送信機150は、例えば、同期信号線によってプロジェクタ120と接続される。同期信号出力部224は、例えば、同期信号に合わせて送信機150を所定時間だけ点滅させる。同期信号出力部224は、例えば、プロジェクタの投射時は送信機150が点灯し、プロジェクタ220の非投射時は送信機150が消灯するようなパターンで送信機150を点滅させる。プロジェクタ220の投射タイミングと送信機150の点灯タイミングはこれとは逆でもよい。
点滅時間(送信機150から信号が送信される時間)は、プロジェクタ220の投射タイミングとシャッタ装置130の遮蔽タイミングとを同期させるのに必要な時間に基づいて決定される。例えば、点滅時間は、1リフレッシュ期間以上で且つ10リフレッシュ期間以下の時間である。
カメラ240は、第1実施形態の構成と比較して、同期制御部142および同期信号出力部143を有しない。露光時間設定部141、露光制御部144および記録部146は、公知の構造を有する。カメラ240には、汎用機が用いられる。
シャッタ装置130の構成は、第1実施形態と同様である。シャッタ装置130は、例えば、送信機150から送信された信号を受信し、この信号に基づいて遮蔽時間を制御する。
シャッタ部材135は、例えば、カメラ240に入射する光の光軸上に配置される。シャッタ制御信号生成部133は、受信部131で受信した信号に基づいて、シャッタ制御信号を生成する。シャッタ制御信号は、例えば、送信機150の点灯時間および点灯周期に対応する遮蔽時間および遮蔽周期の情報を有する信号である。シャッタ制御部134は、シャッタ制御信号に基づいて、シャッタ部材135の遮蔽タイミングを制御する。これにより、シャッタ装置130は、プロジェクタ220の投射時間に合わせて、カメラ240へ入射する光を遮蔽する遮蔽時間を動的に変更する。
[3−2.撮影方法]
図15は、本実施形態の撮影方法の一例を示すフローチャートである。
ステップS41において、3Dモデル記憶部111は、情報処理装置110に入力された情報から、スタジオSTの3Dモデルを読み込み記憶する。ステップS42において、パラメータ記憶部112は、例えば、プロジェクタ220の内部パラメータおよび3Dモデル内のプロジェクタ220の位置姿勢情報を入力情報から読み込み記憶する。
ステップS43において、受信部131は、送信機150から送信された信号を受信する。シャッタ制御信号生成部133は、受信部131で受信した信号に基づいて、シャッタ制御信号を生成する。シャッタ制御部134は、シャッタ制御信号に基づいて、シャッタ部材135の遮蔽タイミングをプロジェクタ220の投射タイミングと同期させる。
ステップS44において、表示コンテンツ生成部113は、演者ACの演技をサポートする情報を含む投射用コンテンツを生成する。補正映像生成部114は、3Dモデルおよびプロジェクタ220の内部パラメータおよび3Dモデル中のプロジェクタ220の位置姿勢情報を用いて、投射用コンテンツを幾何補正し、補正映像を生成する。
ステップS45において、プロジェクタ120は、補正映像をスタジオSTに投射する。カメラ240は、スタジオSTで演技する演者を撮影する。カメラ240に入射する光は、プロジェクタ220と同期したシャッタ装置130によって、プロジェクタ220の投射タイミングに合わせて間欠的に遮蔽される。これにより、カメラ240の撮影画像に投射映像が映り込むことが抑制される。
ステップS46において、投射時間設定部215は、投射時間が変更されたか否かを判定する。投射時間設定部215は、例えば、ユーザが手動で投射時間を設定した場合に、投射時間が変更されたと判定する。
ステップS46において投射時間が変更されたと判定された場合には(ステップS46:Yes)、ステップS43に戻る。
ステップS46において投射時間が変更されていないと判定された場合には(ステップS46:No)、ステップS47に進む。ステップS47において、プロジェクタ220は投射を終了するか否かを判定する。ステップS47において投射が終了されたと判定された場合には(ステップS47:Yes)、プロジェクタ220は投射を終了する。ステップS47において投射が終了されたと判定されない場合には(ステップS47:No)、ステップS44に戻る。
図16および図17はプロジェクタ220、送信機150、シャッタ装置130およびカメラ240の動作の一例を示すタイミングチャートである。
投射期間では、シャッタ装置130は遮蔽状態(ON)である。非投射期間では、シャッタ装置130は非遮蔽状態(OFF)である。プロジェクタ220は、カメラ240のフレームレートよりも大きいリフレッシュレート、より好ましくはフレームレートの2倍以上のリフレッシュレートで映像を投射する。シャッタ装置130は、プロジェクタ220の投射とカメラ240の撮影とが重なるタイミングで、カメラ240に入射する光を遮蔽する。カメラ240に入射する光は、プロジェクタ220の投射タイミングに合わせて、シャッタ装置130によって間欠的に遮蔽される。送信機150も同様に、投射期間は点灯し、非投射期間は消灯する。
図16は、投射時間と非投射時間とが等しい場合のタイミングチャートである。図16の例では、プロジェクタ220の投射時間とシャッタ装置130の非遮蔽時間とが等しい。そのため、投射映像の明るさを大きく損なわずに、明るい画像が撮影される。図17は、非投射時間が投射時間よりも長い場合のタイミングチャートである。図17の例では、投射される映像は暗くなるが、カメラシャッタによる遮蔽時間は短くなるため、撮影画像の明るさは図16の例に比べて明るい。
図18は、撮影画像の明るさと投射映像の明るさとの関係を示す図である。
撮影画像の明るさと投射映像の明るさはプロジェクタ220の投射時間によって変化する。投射時間が長いほど明るい映像が投射される。一方、投射時間が長いほど、シャッタ装置130による遮蔽時間は長くなる。そのため、撮影画像は暗くなる。よって、撮影画像の明るさと投射映像の明るさはトレードオフの関係となる。ユーザは、これらのトレードオフを加味して、撮影時のフェーズおよびスタジオSTの環境などに基づいて、投射時間を手動で設定することができる。また、投射時間設定部215で設定された投射時間の情報を映像出力部221に出力し、映像出力部221によって、投射映像の明るさを補正することもできる。
[3−3.効果]
本実施形態では、シャッタ装置130は、プロジェクタ220の投射時間に合わせて、カメラ240へ入射する光を遮蔽する遮蔽時間を動的に変更する。
この構成によれば、プロジェクタ220の投射時間が変化してもカメラ240の映像に投射光が映り込むことが抑制される。
プロジェクタ220のリフレッシュレートは、例えば、カメラ240のフレームレートよりも大きい。
この構成によれば、1フレーム期間中、常にカメラ240への入射光がシャッタ装置130によって遮蔽されるという不具合が生じにくい。
撮影システム3は、例えば、送信機150を有する。送信機150は、例えば、プロジェクタ220の投射タイミングを示す信号を送信する。シャッタ装置130は、例えば、送信機150から送信された信号を受信し、この信号に基づいて遮蔽時間を制御する。
この構成によれば、プロジェクタ220とシャッタ装置130との配置の自由度が高まる。
[4.第4実施形態]
[4−1.撮影システムの構成]
図19は、第4実施形態の撮影システム4の要部を示す図である。
本実施形態において第3実施形態と異なる点は、プロジェクタ226の投射タイミングが変更されてから、シャッタ装置230の遮蔽タイミングが変更後のプロジェクタ226の投射タイミングと同期するまでの期間中は、プロジェクタ226による光の投射は停止される点である。以下、第3実施形態との相違点を中心に説明を行う。
同期制御部227は、例えば、投射時間設定部215から出力された投射時間の情報に基づいて、プロジェクタ226の投射停止信号を生成する。同期制御部227は、例えば、投射時間の変動が閾値よりも大きい場合には、送信機150が信号の送信を開始してから所定の時間だけ、映像出力部228に投射停止信号を出力する。同期制御部227は、例えば、投射時間の変動が閾値以内である場合には、映像出力部228に投射停止信号を出力しない。
映像出力部228は、例えば、投射停止信号に基づいて、送信機150が信号の送信を開始してから所定の時間だけ、投射部122への投射映像信号の出力を停止する。送信機150から信号が送信される時間は、プロジェクタ226とシャッタ装置230とを同期させるのに必要な時間に基づいて設定される。そのため、プロジェクタ226の投射タイミングが変更されてから、シャッタ装置230の遮蔽タイミングが変更後のプロジェクタ226の投射タイミングと同期するまでの期間中は、プロジェクタ226による光の投射は停止される。投射時間の変動が閾値以内である場合には、映像出力部228には投射停止信号は出力されない。そのため、遮蔽時間は変更されない。
シャッタ制御信号生成部233は、例えば、プロジェクタ226の1リフレッシュ期間におけるシャッタ装置230の遮蔽時間をプロジェクタ226の投射時間よりも長く設定する。例えば、シャッタ装置230の遮蔽期間は、プロジェクタ226の1リフレッシュ期間において、遮蔽開始タイミングが投射開始タイミングよりも早く、遮蔽終了タイミングが投射終了タイミングよりも遅くなるように設定される。シャッタ制御部134は、遮蔽時間が投射時間よりも長く設定されたシャッタ制御信号に基づいて、シャッタ部材135の遮蔽タイミングを制御する。
図20は、プロジェクタ266、送信機150、シャッタ装置230およびカメラ240の動作の一例を示すタイミングチャートである。
シャッタ装置230の遮蔽期間には、遮蔽開始側および遮蔽終了側にそれぞれΔsのバッファ期間が設けられている。遮蔽開始タイミングは投射開始タイミングよりもΔsだけ早く、遮蔽終了タイミングは投射終了タイミングよりもΔsだけ遅い。同期制御部227は、例えば、バッファ期間を投射停止判定の基準となる閾値として用いる。同期制御部227は、例えば、投射時間がバッファ期間を超えて変動する場合には、投射停止信号を生成する。同期制御部227は、例えば、投射時間の変動がバッファ期間内に収まる場合には、投射停止信号を生成しない。
[4−2.撮影方法]
図21は、本実施形態の撮影方法の一例を説明するフローチャートである。
ステップS51において、プロジェクタ226はスタジオSTに、演者ACの演技をサポートする映像を投射する。
ステップS52において、同期制御部227は、投射時間設定部215から出力された投射時間の情報に基づいて、プロジェクタ226の投射時間が変更されたか否かを判定する。ステップS52において投射時間が変更されたと判定されない場合には(ステップS52:No)、投射時間が変更されるまでステップS52を繰り返す。
ステップS52において投射時間が変更されたと判定された場合には(ステップS52:Yes)、ステップS53に進む。ステップS53において、同期制御部227は、投射時間の変動が閾値を超えるか否かを判定する。
ステップS53において投射時間の変動が閾値を超えると判定された場合には(ステップS53:Yes)、ステップS54に進む。ステップS54において、同期制御部227は、映像出力部228に投射停止信号を出力する。プロジェクタ226は、投射停止信号に基づいて、映像の投射を停止する。そして、ステップS55において、シャッタ制御信号生成部233は、受信部131で検出された投射タイミングの情報に基づいてシャッタ制御信号を生成する。
シャッタ制御信号生成部233は、シャッタ装置230の遮蔽時間を、プロジェクタ226の投射時間よりも長く設定する。シャッタ制御部134は、遮蔽時間が投射時間よりも長く設定されたシャッタ制御信号に基づいて、シャッタ部材135の遮蔽タイミングを制御する。
ステップS53において投射時間の変動が閾値を超えると判定されない場合には(ステップS53:No)、ステップS55に進む。
遮蔽タイミングの変更後、ステップS56において、カメラ240は、撮影を終了するか否かを判定する。ステップS56において撮影が終了すると判定された場合には(ステップS56:Yes)、カメラ240は撮影を終了する。ステップS56において撮影が終了すると判定されない場合には(ステップS56:No)、ステップS51に戻る。
[4−3.効果]
本実施形態では、プロジェクタ226の投射タイミングが変更されてから、シャッタ装置230の遮蔽タイミングが変更後のプロジェクタ226の投射タイミングと同期するまでの期間中は、例えば、プロジェクタ226による光の投射は停止される。
この構成によれば、遮蔽タイミングの調整期間中に、投射光がカメラ240の映像に映り込むことが抑制される。
投射時間の変動が閾値以内である場合には、例えば、遮蔽時間は変更されない。
この構成によれば、遮蔽時間の変更が生じない不感帯領域が設けられる。そのため、投射時間が頻繁に変更される場合でも、プロジェクタ226による情報の提示に支障が生じにくい。
プロジェクタ226の1リフレッシュ期間におけるシャッタ装置230の遮蔽時間は、例えば、プロジェクタ226の投射時間よりも長い。
この構成によれば、シャッタ装置230の遮蔽期間において投射期間の外側に設定されたバッファ期間内で投射時間が変動しても、投射映像が撮影画像に映り込まない。また、遮蔽期間にバッファ期間が設けられることで、各種機器の処理にラグがある場合でも、ラグに起因して撮影画像に投射映像が映り込むことが抑制される。例えば、シャッタ装置230が遮蔽を開始してから遮蔽が終了するまでの期間およびプロジェクタ226が1画面の映像を表示し始めてから表示し終わるまでの期間に、カメラ240の映像に投射光が映り込むことが抑制される。
[5.変形例]
上記実施形態では、スタジオSTにプロジェクタが1台だけ設置された例が示されているが、プロジェクタの数は1台に限られない。スタジオSTの全領域に投射できるように複数台のプロジェクタがスタジオSTに設置されてもよい。第1実施形態および第2実施形態において複数のプロジェクタがスタジオSTに設置される場合には、プロジェクタごとにシャッタ装置が設けられる。第3実施形態および第4実施形態において複数のプロジェクタがスタジオSTに設置される場合には、プロジェクタどうし、および、送信機どうしが同期される。少数のプロジェクタでスタジオSTの全領域を投射する場合には、駆動機構によって任意の方向に映像を投射可能なプロジェクタを用いてもよい。
第1実施形態では、送信機150の点灯および消灯のタイミングとシャッタ装置130の遮蔽および透過のタイミングとは一致している。しかし、第2実施形態のように、シャッタ装置130の遮蔽期間にバッファ期間を設けてもよい。この場合、カメラ140の1フレーム期間におけるシャッタ装置130の遮蔽時間はカメラ140の露光時間よりも長い。この構成によれば、各種機器の処理にラグがある場合でも、ラグに起因して撮影画像に投射映像が映り込むことが抑制される。
機器のラグとしては、以下のようなものが考えらえる。
(a)撮影カメラ
カメラシャッタが閉じ始めてから、完全に光が遮蔽されるまで、あるいはその逆の動作のラグが存在する。
(b)プロジェクタ
レーザプロジェクタを使用する場合、ラスタスキャン方式による映像投射、あるいは映像投射から非投射までのラグが存在する。
(c)シャッタ装置
液晶シャッタを使用する場合、遮蔽を開始してから、画面全体が遮蔽されるまで、あるいはその逆の動作のラグが存在する。
例えば、シャッタ装置130のラグの大きさを決定する場合には、次のような測定が行われる。第1実施形態の構成の場合、まず、シャッタ装置130の光射出側にフォトダイオードが設置される。そして、シャッタ装置ごしにプロジェクタ120の投射光の強度が測定される。
図22は、シャッタ装置ごしに測定された光強度の測定結果の一例を示す図である。シャッタ装置がオン状態からオフ状態へ変化する場合、および、オフ状態からオン状態に変化する場合には、シャッタ装置130の切り替えタイミングと光強度が切り替わるタイミングとの間に僅かなずれが生じる。このずれを計測することで、必要なバッファ期間の大きさが検出される。
上記の実施形態では、シャッタ装置として液晶シャッタが用いられたが、シャッタ装置は液晶シャッタに限られない。光透過窓が設けられた回転ホイールを用いて光の透過状態と遮蔽状態とが切り替えられてもよい。回転ホイールの回転速度を変化させることで、遮蔽の周期が変更される。光透過窓の大きさを連続的に変化させることが可能な機構を設けることで、遮蔽時間が変更される。
上記の実施形態では、送信機150としてIRエミッタが用いられたが、送信機150はIRエミッタに限定されない。シャッタ装置がカメラまたはプロジェクタと有線または無線の通信を行うことで同期が行われてもよい。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
カメラと、
プロジェクタと、
前記カメラまたは前記プロジェクタと同期し、前記プロジェクタから投射され前記カメラへ入射する光を遮蔽するシャッタ装置と、
を有する撮影システム。
(2)
前記シャッタ装置は、前記プロジェクタから投射される光を遮蔽する遮蔽時間を前記カメラの露光時間に合わせて動的に変更する
前記(1)に記載の撮影システム。
(3)
前記カメラの露光タイミングを示す信号を送信する送信機を有し、
前記シャッタ装置は、前記送信機から送信された前記信号を受信し、前記信号に基づいて前記遮蔽時間を制御する
前記(2)に記載の撮影システム。
(4)
前記カメラの露光タイミングが変更されてから、前記シャッタ装置の遮蔽タイミングが変更後の前記カメラの露光タイミングと同期するまでの期間中は、前記プロジェクタによる光の投射は停止される
前記(3)に記載の撮影システム。
(5)
前記露光時間の変動が閾値以内である場合には、前記遮蔽時間は変更されない
前記(4)に記載の撮影システム。
(6)
前記カメラの1フレーム期間における前記シャッタ装置の遮蔽時間は前記カメラの露光時間よりも長い
前記(5)に記載の撮影システム。
(7)
前記シャッタ装置は、前記プロジェクタの投射時間に合わせて、前記カメラへ入射する光を遮蔽する遮蔽時間を動的に変更する
前記(1)に記載の撮影システム。
(8)
前記プロジェクタのリフレッシュレートは前記カメラのフレームレートよりも大きい
前記(7)に記載の撮影システム。
(9)
前記プロジェクタの投射タイミングを示す信号を送信する送信機を有し、
前記シャッタ装置は、前記送信機から送信された前記信号を受信し、前記信号に基づいて前記遮蔽時間を制御する
前記(7)または(8)に記載の撮影システム。
(10)
前記プロジェクタの投射タイミングが変更されてから、前記シャッタ装置の遮蔽タイミングが変更後の前記プロジェクタの投射タイミングと同期するまでの期間中は、前記プロジェクタによる光の投射は停止される
前記(9)に記載の撮影システム。
(11)
前記プロジェクタの1リフレッシュ期間における前記シャッタ装置の遮蔽時間は前記プロジェクタの投射時間よりも長い
前記(7)ないし(10)のいずれか1つに記載の撮影システム。
(12)
前記投射時間の変動が閾値以内である場合には、前記遮蔽時間は変更されない
前記(11)に記載の撮影システム。
(13)
カメラまたはプロジェクタと同期したシャッタ装置によって、前記プロジェクタから投射され前記カメラへ入射する光を遮蔽する、
ことを有する、コンピュータにより実行される撮影方法。
(14)
カメラまたはプロジェクタと同期したシャッタ装置によって、前記プロジェクタから投射され前記カメラへ入射する光を遮蔽する、
ことをコンピュータに実現させるプログラム。
1,2,3,4 撮影システム
120,125,220,226 プロジェクタ
130,136,230 シャッタ装置
140,240 カメラ
150 送信機
PG プログラム

Claims (14)

  1. カメラと、
    プロジェクタと、
    前記カメラまたは前記プロジェクタと同期し、前記プロジェクタから投射され前記カメラへ入射する光を遮蔽するシャッタ装置と、
    を有する撮影システム。
  2. 前記シャッタ装置は、前記プロジェクタから投射される光を遮蔽する遮蔽時間を前記カメラの露光時間に合わせて動的に変更する
    請求項1に記載の撮影システム。
  3. 前記カメラの露光タイミングを示す信号を送信する送信機を有し、
    前記シャッタ装置は、前記送信機から送信された前記信号を受信し、前記信号に基づいて前記遮蔽時間を制御する
    請求項2に記載の撮影システム。
  4. 前記カメラの露光タイミングが変更されてから、前記シャッタ装置の遮蔽タイミングが変更後の前記カメラの露光タイミングと同期するまでの期間中は、前記プロジェクタによる光の投射は停止される
    請求項3に記載の撮影システム。
  5. 前記露光時間の変動が閾値以内である場合には、前記遮蔽時間は変更されない
    請求項4に記載の撮影システム。
  6. 前記カメラの1フレーム期間における前記シャッタ装置の遮蔽時間は前記カメラの露光時間よりも長い
    請求項5に記載の撮影システム。
  7. 前記シャッタ装置は、前記プロジェクタの投射時間に合わせて、前記カメラへ入射する光を遮蔽する遮蔽時間を動的に変更する
    請求項1に記載の撮影システム。
  8. 前記プロジェクタのリフレッシュレートは前記カメラのフレームレートよりも大きい
    請求項7に記載の撮影システム。
  9. 前記プロジェクタの投射タイミングを示す信号を送信する送信機を有し、
    前記シャッタ装置は、前記送信機から送信された前記信号を受信し、前記信号に基づいて前記遮蔽時間を制御する
    請求項7に記載の撮影システム。
  10. 前記プロジェクタの投射タイミングが変更されてから、前記シャッタ装置の遮蔽タイミングが変更後の前記プロジェクタの投射タイミングと同期するまでの期間中は、前記プロジェクタによる光の投射は停止される
    請求項9に記載の撮影システム。
  11. 前記プロジェクタの1リフレッシュ期間における前記シャッタ装置の遮蔽時間は前記プロジェクタの投射時間よりも長い
    請求項7に記載の撮影システム。
  12. 前記投射時間の変動が閾値以内である場合には、前記遮蔽時間は変更されない
    請求項11に記載の撮影システム。
  13. カメラまたはプロジェクタと同期したシャッタ装置によって、前記プロジェクタから投射され前記カメラへ入射する光を遮蔽する、
    ことを有する、コンピュータにより実行される撮影方法。
  14. カメラまたはプロジェクタと同期したシャッタ装置によって、前記プロジェクタから投射され前記カメラへ入射する光を遮蔽する、
    ことをコンピュータに実現させるプログラム。
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