JP2021143700A - 三方弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プランジャの高速移動が可能で、流路を高速且つ確実に切り替えることが可能な三方弁を提供する。【解決手段】 筒状部17は、ハウジング11内の第1開口部Aと第2開口部Bを結ぶ線に沿って配置され、第1端部が第1開口部と前記第3開口部Cの近傍に位置し、第2端部が第2開口部に連通され、内面に第1端部と第2開口部との間に設けられた第1溝23を有する。プランジャは、筒状部内に移動可能に設けられ、第3端部と第4端部とを有し、第3端部が第1開口部を閉塞したとき、第4端部が第2開口部から離れて第1溝23の一部を露出させ、第4端部が第2開口部を閉塞するとき、第3端部が第1開口部から離れ、第1溝23を閉塞する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、気体などの流体の流路を切り替えることが可能な三方弁に関する。
例えば第1開口部、第2開口部、第3開口部の3つの開口部を有し、ソレノイドで駆動されるプランジャにより、第3開口部から第1開口部への流路と、第3開口部から第2開口部への流路とを切り替えることが可能な三方弁が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭63−182378号公報
第3開口部と第2開口部が連通している状態において、ソレノイドによりプランジャを駆動して、第1開口部から第3開口部に流路を切り替える際、第2開口部と第3開口部の両方が同時に開放された状態がある。したがって、両方の流路内に流体が存在するため、プランジャは、閉じられるべき開口部側の流体から圧力を受け、プランジャの高速移動が妨げられていた。
本発明の実施形態は、プランジャの高速移動が可能で、流路を高速且つ確実に切り替えることが可能な三方弁を提供する。
本実施形態の三方弁は、第1開口部と、前記第1開口部と対向する第2開口部と、前記第1開口部と前記第2開口部との間、且つ第1開口部の近傍に位置する第3開口部とを有するハウジングと、前記ハウジング内の前記第1開口部と前記第2開口部を結ぶ線に沿って配置され、第1端部が前記第1開口部と前記第3開口部の近傍に位置し、第2端部が前記第2開口部に連通され、内面に前記第1端部と前記第2開口部との間に設けられた第1溝を有する筒状部と、前記筒状部内に移動可能に設けられ、第3端部と第4端部とを有し、前記第3端部が前記第1開口部を閉塞したとき、前記第4端部が前記第2開口部から離れて前記第1溝の一部を前記筒状部の内部に露出させ、前記第4端部が前記第2開口部を閉塞するとき、前記第3端部が前記第1開口部から離れ、前記第1溝を閉塞するプランジャと、前記プランジャを前記第1開口部方向と前記第2開口部方向の一方に付勢する弾性部材と、前記筒状部の周囲に設けられ、前記プランジャを前記弾性部材の付勢方向と反対方向に移動させるソレノイドと、を具備する。
第1実施形態に係る三方弁を示す側断面図。 図1の一部を示す側断面図。 図1の一部を示すものであり、正面から見た斜視図。 図3Aの裏面から見た斜視図。 図1と異なる動作状態を示す側断面図。 第2実施形態に係る三方弁を示す側断面図。 図5の一部を示す側断面図。 図5の一部を示すものであり、正面から見た斜視図。 図7Aの裏面から見た斜視図。 図5と異なる動作状態を示す側断面図。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。図面において、同一部分には、同一符号を付している。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る三方弁10を示している。三方弁10は、ハウジング11を具備している。ハウジング11は、例えば有底筒状のフレーム12と、スイッチングボディ13と、蓋体14により構成される。蓋体14は、フレーム12の開口部に取り付けられ、開口部を覆う。スイッチングボディ13は、蓋体14に複数のねじ15により取り付けられる。
スイッチングボディ13は、第1開口部Aと第3開口部Cとを具備しており、第1開口部Aと第3開口部Cは,スイッチングボディ13の内部で連通可能とされている。フレーム12の底部には、後述する第2開口部Bが設けられる。したがって、ハウジング11は、第1開口部Aと、第2開口部Bと、第3開口部Cとを具備している。
第1開口部Aと第2開口部Bは、直線上に例えば対向して配置され、第3開口部Cは、第1開口部Aと第2開口部Bの間、且つ第1開口部Aの近傍で、第1開口部Aと第2開口部Bとを結ぶ直線と交差する方向に配置される。
フレーム12の内部には、ソレノイド(コイル)25の枠としてのボビン16が設けられる。ボビン16は、その中央に筒状部17を有している。筒状部17は、第1端部及び第2端部を有している。第1端部は、蓋体14を貫通してスイッチングボディ13の内部に配置され、第2端部は、フレーム12の底部に配置される。
具体的には、筒状部17は、第1開口部Aと第2開口部Bとを結ぶ線に沿って配置され、
第1端部は、第1開口部Aと第3開口部Cの近傍に配置され、第2端部は、フレーム12の底部に設けられた第2開口部Bに連通される。
筒状部17の第2端部内には、ストッパ18が設けられる。ストッパ18は、後述するプランジャの位置を規制する。ストッパ18には、第2開口部Bが設けられている。
筒状部17の内部には、プランジャ19が移動可能に設けられる。プランジャ19は、円柱状の例えば金属により形成される。プランジャ19は、第1端部(第3端部)と第2端部(第4端部)を有し、第1端部と第2端部の間の長さ(プランジャ19の長さ)L1は、第1開口部Aのスイッチングボディ13の内部に位置する端部とストッパ18の筒状部17の内部に位置する端部との距離L2より短く、筒状部17の第1端部からストッパ18までの距離L3より長い(L3<L1<L2)。
プランジャ19の第1端部には、弁としてのラバー20が設けられ、第2端部には弁としてのラバー21が設けられる。ラバー20は、第1端部より突出しており、プランジャ19が第1開口部A方向に移動するとき、プランジャ19より先に第1開口部Aに接触し、第1開口部Aを弾性により閉塞する。また、ラバー21は、第2端部より突出しており、プランジャ19が第2開口部B方向に移動するとき、プランジャ19より先に第2開口部Bに接触し、第2開口部Bを弾性により閉塞する。
また、ラバー20、21は、プランジャ19が第1開口部A、又は第2開口部Bから離れるとき、プランジャ19の動作より遅れて第1開口部A、又は第2開口部Bから離れ、第1開口部A、又は第2開口部Bを開放する。
尚、ラバー20、21と、第1開口部A、第2開口部Bとの接触及び離間のタイミングは、プランジャ19と第1開口部A、第2開口部Bとの接触及び離間のタイミングと同時であってもよい。
さらに、ラバー20、21は、第1開口部A及び第2開口部Bに接触したとき、プランジャ19と第1開口部A及び第2開口部Bとの接触音を低減する役割も有している。
筒状部17の内面の一部には、後述するように、筒状部17の軸心に沿って溝23が設けられている。溝23の数は、1つに限らず、複数個であってもよい。溝23は、プランジャ19が第1開口部Aの方向に動作されたとき、溝23の一部が筒状部17の内部に露出され、第3開口部Cと第2開口部Bを連通する流路を形成する。また、プランジャ19が第2開口部Bの方向に移動されたとき、筒状部17の内部に位置する溝23は、プランジャ19により閉塞される。このため、第3開口部Cと第2開口部Bとを連通する流路が断たれる。
プランジャ19の第1端部にはフランジ22が設けられ、フランジ22と筒状部17の第1端部との間には、弾性部材としてのスプリング24が設けられる。プランジャ19は、スプリング24により、第1開口部Aの方向に付勢されている。
ボビン16の筒状部17の周囲には、ソレノイド25が設けられ、ソレノイド25を構成する配線の両端部は、複数の端子26に電気的に接続されている。ソレノイド25が励磁されると、プランジャ19は、スプリング24の付勢力に抗して第2開口部Bの方向に移動され、ストッパ18に当接される。
スプリング24の位置は、フランジ22と筒状部17の第1端部との間に限定されるものではない。さらに、スプリング24は、プランジャ19を第1開口部A方向に付勢することに限定されるものではなく、第2開口部B方向に付勢することも可能である。この場合、ソレノイド25の磁界の方向を変える必要がある。
(プランジャ19と溝23の関係)
図2は、第1実施形態に適用されるプランジャ19と溝23の関係を示し、図3A、図3Bは、溝23を示している。
図2に示すように、プランジャ19は、前述したように円柱形であり、第1端部(第3端部)及び第2端部(第4端部)を有し、第1端部にフランジ22を有している。フランジ22の径D1は、筒状部17の内径D3より大きく、プランジャ19の径D2は、筒状部17の内径D3より僅かに小さい(D2<D3<D1)。
図2、図3A、図3Bに示すように、筒状部17は、内面に例えば2つの溝23を有している。これら溝23は、筒状部17の第1端部と第2端部との間に例えば直線状に設けられている。溝23の長さL4は、筒状部17の第1端部からストッパ18までの長さL3より短い。
溝23の第1端部は、筒状部17の第1端部に配置され、プランジャ19の動作に関らず、筒状部17の第1端部から常に露出されている。
一方、溝23の第2端部は、ストッパ18の近傍に配置される。具体的には、プランジャ19が第1開口部Aを閉塞した状態において、筒状部17の内部には、プランジャ19の第2端部とストッパ18との間に空間が形成される。この空間の幅、すなわち、プランジャ19の第2端部とストッパ18との間の距離をL5とすると、溝23の第2端部は、距離L5のほぼ1/2の位置に配置される。換言すると、溝23の第2端部は、プランジャ19の第2端部とストッパ18との中間に配置される。このため、溝23の一部が筒状部17の内部に露出され、溝23を通って第3開口部Cと第2開口部Bとが連通する流路が形成される。
また、プランジャ19の第2端部がストッパ28に当接し、第2開口部Bを閉塞すると、溝23の第2端部もプランジャ19により閉塞され、第3開口部Cと第2開口部Bとの間の流路が閉塞される。
尚、溝23の形状は、直線状に限らず、例えば螺旋状であってもよい。すなわち、溝23は、筒状部17の内面に沿って螺旋状に形成されてもよい。
(三方弁の動作)
図1に示すように、三方弁10は、ソレノイド25が非励磁とされているとき、プランジャ19がスプリング24により、第1開口部Aの方向に付勢され、ラバー20により第1開口部Aが閉塞される。このとき、プランジャ19の第2端部に設けられたラバー21が第2開口部Bから離間され、溝23の第2端部が筒状部17の内部に露出される。このため、第3開口部Cと第2開口部Bは、溝23により連通され、第3開口部Cと第2開口部Bとの間に流路が形成される。
一方、ソレノイド25が励磁されると、プランジャ19は、スプリング24の付勢力に抗して第2開口部B側に移動される。これにより、ラバー20が第1開口部Aから離間され、第3開口部Cと第1開口部Aとを繋ぐ流路が形成される。このとき、プランジャ19の第2端部により溝23の第2端部が閉塞され、第3開口部Cからスイッチングボディ13内に流入された流体の殆どは、第1開口部Aに流れる。このため、プランジャ19は、第3開口部Cから第1開口部Aに流れる流体の圧力によっても第2開口部B方向へ押圧され、プランジャ19は、ソレノイド25の付勢力と流体の圧力とにより高速に移動され、図4に示すように、プランジャ19のラバー21により第2開口部Bが閉塞される。したがって、流路を高速に切り替えることができる。
図4に示すように、プランジャ19により第2開口部Bが閉塞されている状態において、ソレノイド25が非励磁とされると、プランジャ19は、スプリング24の付勢力により第1開口部Aの方向に移動される。これにより、溝23の第2端部が筒状部17の内部に露出されると、溝23により第3開口部Cと第2開口部Bとを繋ぐ流路が形成される。このため、プランジャ19は、第3開口部Cから第2開口部Bに流れる流体の圧力によっても第1開口部Aの方向へ押圧され、図1に示す状態に復帰する。したがって、プランジャ19は、スプリング24と流体の圧力とにより、高速に移動することができ、流路を高速に切り替えることができる。
(第1実施形態の効果)
上記第1実施形態によれば、筒状部17の内面は、その一部に溝23を有し、溝23は、第3開口部Cと第2開口部Bとの間の流路を、第3開口部Cと第1開口部Aとの間の流路に切り替える場合、プランジャ19が第2開口部Bの方向に移動すると、直ぐに閉塞されて第3開口部Cと第1開口部Aとの間の流路を形成することができる。また、第3開口部Cと第1開口部Aとの間の流路を、第3開口部Cと第2開口部Bとの間の流路に切り替える場合、プランジャ19が第1開口部Aの方向に移動すると、溝23は、直ぐに開放されて第3開口部Cと第2開口部Bとの間の流路を形成することができる。このため、プランジャ19は、ソレノイド25及びスプリング24の付勢力と、形成された流路内の流体の圧力の両方により移動されるため、高速且つ確実に流路を切り替えることが可能である。
しかも、切り替え後、流路内の流体の圧力がプランジャ19に与えられるため、切り替え状態を安定に保持することが可能である。
また、プランジャ19は、流体の圧力によっても移動される。このため、スプリング24の弾性力は、プランジャ19に流体の圧力が作用しない場合に比べて弱くすることができる。
さらに、スプリング24の弾性力が弱いため、プランジャ19を駆動するため、ソレノイド25に供給される電力も削減することが可能である。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態を示している。第1実施形態と第2実施形態は、筒状部17の溝23の形状及びプランジャ19の形状が相違している。
(溝23とプランジャ19の構成)
図5において、筒状部17は、例えば2つの溝(第1溝)23を有している。溝23は、筒状部17の第1端部の近傍からストッパ18との間に設けられ、溝23の第1端部は、筒状部17の第1端部から露出していない。
具体的には、図6、図7A、図7Bに示すように、溝23の第1端部は、筒状部17の第1端部から距離L6だけ内側に配置されている。すなわち、筒状部17は、第1端部と溝23との間に幅L6を有する縁部31を具備している。溝23の第2端部は、例えばストッパ18と対応する位置に配置されている。しかし、これに限定されるものではなく、第1実施形態と同様の位置に配置されもよい。
プランジャ19は、周囲の一部に溝(第2溝と称す)32を有している。第2溝32の幅L7は、プランジャ19が第1開口部Aを閉塞したとき、筒状部17の縁部31が第2溝32と対向し、第2溝32と溝23を通して第3開口部Cと第2開口部Bとを繋ぐ流路を形成でき、プランジャ19が第2開口部Bを閉塞したとき、縁部31が第2溝32とフランジ22の間に位置し、第2溝32を閉塞できればよい。
換言すると、第2溝32の幅L7は、筒状部17の縁部31の幅L6より広く(L7>L6)、プランジャ19が第1開口部Aを閉塞した状態において、筒状部17の第1端部と第2溝32のフランジ22側端部との間の距離L8が、プランジャ19の移動距離L5より短ければよい(L8<L5)。
第2溝32の深さは、任意であるが、第2溝32に対応する部分のプランジャ19の径D4は、プランジャ19の径D2より細い(D4<D2)。
(三方弁10の動作)
第2実施形態において、三方弁10の動作は、第1実施形態と同様である。
図5に示すように、ソレノイド25が非励磁である場合、プランジャ19は、第1開口部Aを閉塞し、プランジャ19の第2溝32の一部が筒状部17の第1端部から露出され、第2溝32と筒状部17の溝23とにより第3開口部Cと第2開口部Bを繋ぐ流路が形成される。
一方、ソレノイド25が励磁されると、プランジャ19が第2開口部Bの方向に移動される。これに伴い、プランジャ19の第2溝32が筒状部17の第1端部内に侵入して閉塞され、第3開口部Cと第1開口部Aを繋ぐ流路が形成される。このとき、第3開口部Cと第1開口部Aを繋ぐ流路内の流体の圧力により、プランジャ19が第2開口部B方向に押圧される。このため、プランジャ19は、ソレノイド25の付勢力と流体の圧力とにより、第2開口部B方向に高速に移動され、図8に示すように、第2開口部Bを閉塞する。
ソレノイド25が非励磁とされると、プランジャ19は、スプリング24により第1開口部A方向に移動される。これに伴い、プランジャ19の第2溝32の一部が筒状部17の第1端部から露出され、第2溝32と筒状部17の溝23とにより、第3開口部Cと第2開口部Bとを繋ぐ流路が形成され、流路内の流体の圧力によりプランジャ19は第1開口部A方向に押圧される。このため、プランジャ19は、スプリング24の付勢力と流体の圧力とにより、第1開口部Aの方向に高速に移動され、図5に示すように、第1開口部Aを閉塞する。
(第2実施形態の効果)
上記第2実施形態によっても、第1実施形態と同様に高速且つ確実に流路を切り替えることが可能な三方弁を提供することができる。
その他、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…三方弁、11…ハウジング、A…第1開口部、B…第2開口部、C…第3開口部、17…筒状部、19…プランジャ、23…溝(第1溝)、22…フランジ、24…スプリング、25…ソレノイド、31…縁部、32…第2溝。

Claims (4)

  1. 第1開口部と、前記第1開口部と対向する第2開口部と、前記第1開口部と前記第2開口部との間、且つ第1開口部の近傍に位置する第3開口部とを有するハウジングと、
    前記ハウジング内の前記第1開口部と前記第2開口部を結ぶ線に沿って配置され、第1端部が前記第1開口部と前記第3開口部の近傍に位置し、第2端部が前記第2開口部に連通され、内面に前記第1端部と前記第2開口部との間に設けられた第1溝を有する筒状部と、
    前記筒状部内に移動可能に設けられ、第3端部と第4端部とを有し、前記第3端部が前記第1開口部を閉塞したとき、前記第4端部が前記第2開口部から離れて前記第1溝の一部を前記筒状部の内部に露出させ、前記第4端部が前記第2開口部を閉塞するとき、前記第3端部が前記第1開口部から離れ、前記第1溝を閉塞するプランジャと、
    前記プランジャを前記第1開口部方向と前記第2開口部方向の一方に付勢する弾性部材と、
    前記筒状部の周囲に設けられ、前記プランジャを前記弾性部材の付勢方向と反対方向に移動させるソレノイドと、
    を具備することを特徴とする三方弁。
  2. 前記第1溝は、第5端部と第6端部を有し、前記第5端部は、前記筒状部の前記第1端部に位置し、前記第6端部は、前記プランジャの前記第3端部が前記第1開口部を閉塞した状態において、前記プランジャの前記第4端部と前記第2開口部との間に位置することを特徴とする請求項1の三方弁。
  3. 前記第1溝の第5端部は、前記筒状部の第1端部から常に露出されていることを特徴とする請求項2記載の三方弁。
  4. 前記筒状部の第1端部は、第1幅を有する縁部を有し、前記第1溝は、第5端部と第6端部を有し、前記第1溝の前記第5端部は、前記縁部に隣接し、前記第6端部は、前記第2開口部の近傍に配置され、
    前記プランジャは、円柱状であり、前記第3端部にフランジを有し、周囲の一部に前記第1幅より広い第2幅の第2溝を具備し、
    前記プランジャが前記第1開口部を閉塞した状態において、前記筒状部の第1端部と前記第2溝の前記フランジ側の端部との間の距離は、前記プランジャの移動距離より短いことを特徴とする請求項1記載の三方弁。
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