JP2021142782A - 飛行体 - Google Patents
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Abstract
Description
1. 実施形態
1.1 飛行体の概略構成の例
1.2 取付部の配置の例
1.3 飛行の例
2. 変形例
3. 効果
1.1 飛行体の概略構成の例
図1は、実施形態に係る飛行体の概略構成の例を示す図である。図1に示される飛行体1は、例えばUAV(無人航空機:Unmanned Aerial Vehicle)である。飛行体1には、ペイロードが接続される。ペイロードとして、図1にはケーブルCが例示される。ケーブルCは、例えば給電ケーブルである。給電ケーブルは、給電線及び通信線等を含む複合ケーブルであってよい。
飛行体1においては、支持部材6の配置を工夫することで、機体10の姿勢及び飛行体1の飛行を安定化することができる。
W:機体10の重量(kg)
Wc:ケーブルCの重量(kg)
T1:機体前方のロータ4の推力の総和(kg)
T2:機体後方のロータ4の推力の総和(kg)
L:機体重心Gからロータ4までの距離(mm)
a:機体重心Gに対するケーブルC及び本体2の接続位置のずれ量(mm)
力の釣り合い及びモーメントの釣り合いから、上記変数を用いた以下の式が成立する。
T1+T2=W+Wc
T2×L−T1×L=a×Wc
上記の2つの式を解くと、
T1=((W+Wc)L+aWc)/2L
T2=((W+Wc)L−aWc)/2L
となる。すなわち、ケーブルCの重量Wcが大きくなるにつれて、また、機体重心Gに対するケーブルC及び本体2の接続位置のずれ量aが大きくなるにつれて、機体前後のロータ4の推力の不釣り合いが大きくなり、飛行体1の飛行が不安定になりやすくなる。
X=(X1×W1+X2×X2+…+Xn×Wn)/(W1+W2+…+Wn)
Y軸方向及びX軸方向についても同様である。
W:機体10の重量(kg)
T1:機体前方のロータ4の推力の総和(kg)
T2:機体後方のロータ4の推力の総和(kg)
T:支持部材6に作用する張力(kg)
θ:支持部材6の傾き(rad)
F:風による抗力(kg)
力の釣り合いから、上記変数を用いた以下の式が成立する。
T1+T2=W
T=Fsinθ
すなわち、風による抗力の影響で機体10を機体重心Gまわりに回転させようとするモーメントは働かない。このように支持部材6が機体重心Gと同じ高さに位置する場合、機体10の姿勢及び飛行体1の飛行が安定化する。
W:機体10の重量(kg)
T1:機体前方のロータ4の推力の総和(kg)
T2:機体後方のロータ4の推力の総和(kg)
T:取付部7に作用する張力(kg)
θ:支持部材6の傾き(rad)
L:機体重心Gからロータ4までの距離(mm)
b:機体重心Gから取付部7までの距離(mm)
F:風による抗力(kg)
力の釣り合いおよびモーメントの釣り合いから、上記変数を用いた以下の式が成立する。
T1+T2=W
T=Fsinθ
T2×L−T2×L=Fb
第3式において左辺のモーメントが右辺のモーメントが上回ると、図8に示されるように機体10が後方(Y軸負方向)に傾く。この場合、風に流される方向に働く力は(T1+T2)sinθ+Fとなり、機体10の姿勢を復元しようとするモーメント力は(T2cosθ−T1cosθ)×L−b×Fcosθとなる。すなわち、傾きが大きくなるほど復元力が働きづらくなるとともに風に流される方向にロータ4の推力が働くことになる。このように、支持部材6が機体重心Gよりも下方に位置する場合、水平姿勢への復元が困難になるので、機体10の姿勢及び飛行体1の飛行が不安定になりやすくなる。
W:飛行体1の重量(kg)
T1:機体前方のロータ4の推力の総和(kg)
T2:機体後方のロータ4の推力の総和(kg)
T:取付部7に作用する張力(kg)
θ:支持部材6の傾き(rad)
L:機体重心Gからロータ4までの距離(mm)
b:機体重心Gから取付部7までの距離(mm)
F:風による抗力(kg)
力の釣り合いおよびモーメントの釣り合いから、上記変数を用いた以下の式が成立する。
T1+T2=W
T=Fsinθ
T2×L+Fb=T1×L
基本的には風による力Fが働いた際にはT2の方がT1より大きくなるよう制御が行われ、図10に示されるように機体10が前方(Y軸正方向)に傾く。この場合、風に流される方向に働く力はT−(T1+T2)sinθとなり、機体10の姿勢を復元しようとするモーメント力は(T2cosθ−T1cosθ)×L+b×Fcosθとなる。風に抵抗する方向にロータ4の推力が働くとともに、機体10にかかるモーメントも風に抵抗する方向に傾く。このように、支持部材6が機体重心Gよりも上方に位置する場合、水平姿勢への復元が容易であり、機体10の姿勢及び飛行体1の飛行が安定化する。
図13〜図18は飛行体の飛行の例を示す側面図である。
以上、本開示の一実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されない。いくつかの変形例について説明する。
以上説明した飛行体は、例えば次のように特定される。図1等に例示されるように、飛行体1は、機体10に配置され、ペイロード(例えば図1のケーブルC及び図22のペイロードP等)を支持する支持部材6が取付けられる取付部7と、を備える。図12等に例示されるように、機体上下方向において、取付部7は、機体重心Gと同じ位置又は機体重心Gよりも上方に位置している。
(1)
機体に配置され、ペイロードを支持する支持部材が取付けられる取付部を備え、
機体上下方向において、前記取付部は、機体重心と同じ位置又は前記機体重心よりも上方に位置に位置している、
飛行体。
(2)
前記取付部は、前記支持部材が取付けられた場合に、当該支持部材が前記機体に対して回動できるように構成されている、
(1)に記載の飛行体。
(3)
前記支持部材をさらに備え、
前記支持部材は、前記取付部に回動係合する接続部を含む、
(2)に記載の飛行体。
(4)
前記取付部及び前記接続部の少なくとも一方は、フック形状を有する、
(3)に記載の飛行体。
(5)
前記取付部及び前記接続部の一方はフック形状を有し、他方はリング形状を有する、
(4)に記載の飛行体。
(6)
機体上方への推力を発生させる複数のロータをさらに備える、
(1)〜(5)のいずれかに記載の飛行体。
(7)
前記ペイロードは、前記機体に接続されたケーブルであり、
前記支持部材は、各々が前記ケーブルの異なる部分に接触する複数の接触部を含む、
(1)〜(6)のいずれかに記載の飛行体。
(8)
前記支持部材は、金属製ワイヤを含む、
(1)〜(7)のいずれかに記載の飛行体。
(9)
前記取付部は、機体上下方向からみたときに前記機体重心と同じ位置に位置している単一の取付部である、
(1)〜(8)のいずれかに記載の飛行体。
(10)
前記取付部は、機体上下方向からみたときに前記機体重心を挟んで互いに反対側に位置する一対の取付部である、
(1)〜(8)のいずれかに記載の飛行体。
(11)
前記取付部は、機体上下方向からみたときに前記機体重心を中心とする多角形の頂点に位置する複数の取付部である、
(1)〜(8)のいずれかに記載の飛行体。
(12)
前記ペイロードは、前記機体に接続されたカメラであり、
前記支持部材は、前記カメラを支持する、
(1)〜(11)のいずれかに記載の飛行体。
(13)
前記支持部材は、前記カメラを内側に含むU字形状を有する、
(12)に記載の飛行体。
(14)
前記ペイロードは、前記機体に接続されたケーブル及び/又はカメラであり、
前記支持部材は、前記ケーブル及び前記支持部材が前記カメラの画角外に位置するように、前記ケーブルを支持する、
(1)〜(13)のいずれかに記載の飛行体。
2 本体
3 アーム
4 ロータ
4a モータ
4b プロペラ
5 ランディングギア
6 支持部材
6a 本体
6b 接続部
6c 接触部
7 取付部
10 機体
21 カメラ
C ケーブル
P ペイロード
Claims (14)
- 機体に配置され、ペイロードを支持する支持部材が取付けられる取付部を備え、
機体上下方向において、前記取付部は、機体重心と同じ位置又は前記機体重心よりも上方に位置に位置している、
飛行体。 - 前記取付部は、前記支持部材が取付けられた場合に、当該支持部材が前記機体に対して回動できるように構成されている、
請求項1に記載の飛行体。 - 前記支持部材をさらに備え、
前記支持部材は、前記取付部に回動係合する接続部を含む、
請求項2に記載の飛行体。 - 前記取付部及び前記接続部の少なくとも一方は、フック形状を有する、
請求項3に記載の飛行体。 - 前記取付部及び前記接続部の一方はフック形状を有し、他方はリング形状を有する、
請求項4に記載の飛行体。 - 機体上方への推力を発生させる複数のロータをさらに備える、
請求項1に記載の飛行体。 - 前記ペイロードは、前記機体に接続されたケーブルであり、
前記支持部材は、各々が前記ケーブルの異なる部分に接触する複数の接触部を含む、
請求項1に記載の飛行体。 - 前記支持部材は、金属製ワイヤを含む、
請求項1に記載の飛行体。 - 前記取付部は、機体上下方向からみたときに前記機体重心と同じ位置に位置している単一の取付部である、
請求項1に記載の飛行体。 - 前記取付部は、機体上下方向からみたときに前記機体重心を挟んで互いに反対側に位置する一対の取付部である、
請求項1に記載の飛行体。 - 前記取付部は、機体上下方向からみたときに前記機体重心を中心とする多角形の頂点に位置する複数の取付部である、
請求項1に記載の飛行体。 - 前記ペイロードは、前記機体に接続されたカメラであり、
前記支持部材は、前記カメラを支持する、
請求項1に記載の飛行体。 - 前記支持部材は、前記カメラを内側に含むU字形状を有する、
請求項12に記載の飛行体。 - 前記ペイロードは、前記機体に接続されたケーブル及びカメラであり、
前記支持部材は、前記ケーブル及び前記支持部材が前記カメラの画角外に位置するように、前記ケーブルを支持する、
請求項1に記載の飛行体。
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JP2019171997A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | 株式会社エアロネクスト | 飛行体 |
JP2019189194A (ja) * | 2018-04-18 | 2019-10-31 | 正浩 小酒井 | 飛翔体 |
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- 2020-03-10 JP JP2020040933A patent/JP2021142782A/ja active Pending
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