JP2021142160A - ポット - Google Patents

ポット Download PDF

Info

Publication number
JP2021142160A
JP2021142160A JP2020043469A JP2020043469A JP2021142160A JP 2021142160 A JP2021142160 A JP 2021142160A JP 2020043469 A JP2020043469 A JP 2020043469A JP 2020043469 A JP2020043469 A JP 2020043469A JP 2021142160 A JP2021142160 A JP 2021142160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spout
tip
wall surface
inner bottom
tip wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020043469A
Other languages
English (en)
Inventor
チュン シュン リー
Chenshun Lee
チュン シュン リー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atlas Co Ltd
Original Assignee
Atlas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Atlas Co Ltd filed Critical Atlas Co Ltd
Priority to JP2020043469A priority Critical patent/JP2021142160A/ja
Publication of JP2021142160A publication Critical patent/JP2021142160A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Table Devices Or Equipment (AREA)

Abstract

【課題】 注ぎ口部の先端からの液滴の垂れを抑制する。【解決手段】 容器本体の上端口部に、取っ手と前方に突出したトイ形の注ぎ口部3’が一体化されたプラスチック製の肩部材4’が嵌着されており、肩部材4’に着脱自在なプラスチック製の栓体が装備されている。容器本体の飲料液は内部液通路14、吐出口13を経て注ぎ口部3’から外部へ吐出する。注ぎ口部3’の内底面30b’の面方向前方は水平方向前方よりも斜め上向きに傾斜している。注ぎ口部3’の底部30’の先端部に内底面30b’と交差する先端壁面30a’を形成し、先端壁面30a’の面方向下方を鉛直方向下方よりも斜め後向きに傾斜させる。この際、注ぎ口部3’の左右方向中央部近傍における内底面30b’と底部30’の先端壁面30a’とが交差角64°以下で交差するようにする。【選択図】 図9

Description

本発明はポットに係り、とくに注ぎ口先端からの液垂れを防止するようにしたポットに関する。
コーヒーサーバーなどには、真空二重容器により保温性を高めた保温ポットが用いられている。従来の保温ポットの一例を図1、図2に示す。ステンレス製の真空二重壁構造の容器本体1の上端口部に、取っ手2と前方に突出したトイ形の注ぎ口部3が一体化されたプラスチック製の肩部材4が嵌着されており、肩部材4にプラスチック製の栓体10が着脱自在に装備されている。栓体10は下端に形成された円形の液流入口11、下端の外周に装着されて容器本体1の上部内周側に密接するリング状のパッキン12、注ぎ口部3の基部側に開口した液吐出口13、液流入口11と液吐出口13を内部で連通する内部液通路14、液流入口11を開閉する弁15、弁15の開閉操作を行う操作レバー16、操作レバー16の開閉操作に応じて弁15を開閉動作させる弁開閉機構17、注ぎ口部3の後部上側を塞ぐ庇部18を含む。
使用時、栓体10を容器本体1に嵌着された肩部材4から外し(図3参照)、コーヒードリッパーからコーヒーを容器本体1にドリップさせたのち、栓体10を肩部材4に装着する。この際、栓体10の液吐出口13が注ぎ口部3の基部に正対するように位置決めする。
保温ポットに貯液されたコーヒー19は真空二重壁構造の容器本体1により、高温状態で保存される。
コーヒーカップに注ぐ場合、取っ手2を掴んで保温ポットを持ち上げ、操作レバー16を押し下げて弁15を開弁させながら、栓体10の液流入口11、内部液通路14、液吐出口13を経て注ぎ口部3からコーヒーカップに注げばよい。注ぎ終わったら、操作レバー16の押し下げを解放すると、弁開閉機構17の金属製の圧縮バネ20、21が弁15を閉弁させる。
ところで、上記した保温ポットではコーヒーを注ぎ終わったあと、図2に示す如く、注ぎ口部3の底部30の先端にコーヒーの液滴40が付着したまま残り、下方に垂れてテーブル等を汚してしまう場合があった。
本発明は上記した従来技術の問題に鑑み、注ぎ口部の先端からの液滴の垂れを抑制できるポットを提供することを、その目的とする。
請求項1記載の発明では、
前方に突出したトイ形の注ぎ口部を含み、注ぎ口部の内底面の面方向前方が斜め上向きに傾斜したポットであって、
注ぎ口部の底部の先端部に内底面と交差する先端壁面を形成し、
該先端壁面の面方向下方を斜め後向きに傾斜させ、
注ぎ口部の左右方向中央部近傍における内底面と前記先端壁面とを交差角64°以下で交差するようにしたこと、
を特徴としている。
本発明によれば、ポットから液体を注ぎ終わったあとに注ぎ口部底部の先端壁面に液滴が付着しにくくなり、液垂れの発生を抑制することができる。
従来の保温ポットの一例を示す外観斜視図である。 図1の保温ポットの断面図である。 図1の保温ポットの組み立て図である。 本発明の一実施例に係る保温ポットの注ぎ口部周辺を示す一部省略した正面図である(実施例1)。 図4のV−V’線に沿った部分拡大断面図である。 図4の保温ポットの作用説明図である。 図4の保温ポットの作用説明図である。 図4の保温ポットの作用説明図である。 図4の保温ポットの作用説明図である。
以下、本発明の最良の形態を実施例に基づき説明する。
図4乃至図9を参照して本発明の一実施例を説明する。図4は本発明に係る保温ポットの注ぎ口部周辺を示す一部省略した正面図、図5は図4のV−V’線に沿った拡大断面図、図6乃至図9は図4の保温ポットの作用説明図である。なお、従来と同一の構成部分には同一の符号が付してある。
図4と図5は図1乃至図3に示した従来の保温ポットの内、注ぎ口部の部分を改良した保温ポットを示し、図4は本発明に係る保温ポットの注ぎ口部周辺を示す一部省略した正面図、図5は図4の注ぎ口部を左右方向の中央で、上下前後に広がった垂直平面により切断した縦断面図である。図4、図5の内、3’は前方に突出したトイ形の注ぎ口部であり、肩部材4’に一体化されている。肩部材4’は注ぎ口部3’を含めてプラスチック製である。
注ぎ口部3’は前部が前方及び上方に開口するとともに、底部30’の内底面30bは面方向前方が水平方向前方よりも斜め上向きに角度αだけ傾斜している。また、注ぎ口部3’の底部30’の先端部に内底面30b’と交差する先端壁面30a’が形成されている。飲料液を注ぎ終わったあとに液滴が付着して残らないようにするため、先端壁面30a’は面方向下方が鉛直方向下方よりも斜め後向きに角度βだけ傾斜している。注ぎ口部3’の底部30’の左右方向中央部近傍における内底面30b’と先端壁面30a’とは交差角θで交差しており、底部30’の先端にエッジ30c’が形成されている。
保温ポットのその他の構成部分は図1乃至図3と同一に構成されている。
ここで、保温ポットから飲料液を注ぎ終わったあと、注ぎ口部3’の底部30’の先端壁面30a’に液滴が付着して残らないようにするためには、βを種々に変えて条件を見出すことが考えられる。ところが、本願発明者が実験したところ明確な条件は見い出せなかった。
保温ポットからカップへ飲料液を注ぐ際の挙動を子細に観察したところ、保温ポットを前傾させて注ぎ口部3’から飲料液をカップに注ぐとき、注ぎ口部3’の内底面30b’は水平より少し前方下向きに傾斜しており、飲料液は内部液通路14と注ぎ口部3’を経由して外部に吐出する(図6の矢印A参照)。注ぎ終わるとき、保温ポットを前傾した状態から正立した状態に戻すが、途中で内底面30b’が一旦水平となり、内底面30b’の上の飲料液の一部は注ぎ口部3’の底部30’の先端のエッジ30C’から下方へ垂れ(図7の矢印B参照)、他の一部は内部液通路14を通って容器本体内に戻る(図7の矢印C参照)。
正立状態で見た注ぎ口部3’の内底面30b’の傾斜角αが何度であっても、飲料液を注ぎ終わる最後の段階では内底面30b’が水平となる。このことから、注ぎ口部3’の底部30’の先端壁面30a’に液滴が付着して残らないようにするためには、βでなくθを種々に変えて条件を見出す必要があることが判った。
実験によると、図8に示す如くθが64°より大きいときは先端壁面30a’に液滴40が付着して残り、下方に垂れるおそれがあったが(図8の矢印D参照)、図9に示す如くθを64度にしたところ、先端壁面30a’に液滴がほぼ付着しなくなり、液垂れの発生を抑制することができた。θを64°より小さくしたときは先端壁面30a’に液滴が付着しなくなった。この結果、θを64°以下にすれば、先端壁面30a’に液滴がほぼ付着しなくなり、液垂れの発生を抑制することができることが判った(但し、θを余り小さくすると、底部30’の先端部の強度が下がるので、64°≧θ≧30°の範囲内とするのが好ましい)。
この実施例によれば、注ぎ口部3’の左右方向中央部近傍における内底面30b’と底部30’の先端壁面30a’とを交差角θ=64°以下で交差するようにしたことにより、飲料液を注ぎ終わったあとに注ぎ口部3’の底部30’の先端壁面30a’に液滴が付着しにくくなり、液垂れの発生を抑制することができる。
この発明は、コーヒーサーバー、卓上ポットなどに適用可能である。
3’ 注ぎ口部
4’ 肩部材
30’底部
30a’ 先端壁面
30b’ 内底面

Claims (1)

  1. 前方に突出したトイ形の注ぎ口部を含み、注ぎ口部の内底面の面方向前方が斜め上向きに傾斜したポットであって、
    注ぎ口部の底部の先端部に内底面と交差する先端壁面を形成し、
    該先端壁面の面方向下方を斜め後向きに傾斜させ、
    注ぎ口部の左右方向中央部近傍における内底面と前記先端壁面とを交差角64°以下で交差するようにしたこと、
    を特徴とするポット。
JP2020043469A 2020-03-12 2020-03-12 ポット Pending JP2021142160A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020043469A JP2021142160A (ja) 2020-03-12 2020-03-12 ポット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020043469A JP2021142160A (ja) 2020-03-12 2020-03-12 ポット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021142160A true JP2021142160A (ja) 2021-09-24

Family

ID=77765405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020043469A Pending JP2021142160A (ja) 2020-03-12 2020-03-12 ポット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021142160A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5425183U (ja) * 1977-07-20 1979-02-19
JP2017215234A (ja) * 2016-06-01 2017-12-07 河淳株式会社 計量カップ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5425183U (ja) * 1977-07-20 1979-02-19
JP2017215234A (ja) * 2016-06-01 2017-12-07 河淳株式会社 計量カップ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20080052534A (ko) 통기 포도주 잔
US20100200601A1 (en) Low cost spill-resistant cup
JP2013509207A (ja) 閉鎖可能な注ぎ開口部を備えたティー・メーカー
AU2009267720A1 (en) Closure for a beverage container
KR20120100695A (ko) 넘침 방지용 냄비 뚜껑
CA2793437A1 (en) Fluid storage tank
US20160137346A1 (en) Drip free glass bottles and methods of making such bottles
JP2021142160A (ja) ポット
WO2015048786A1 (en) Carafe lid extension system and method
CN209915600U (zh) 具有改进的流体流动的饮料壶
KR20120049591A (ko) 이중컵
US20120088021A1 (en) Funnel handle for pot lid
JP5123500B2 (ja) ピッチャー、ピッチャーカバー及びそれらの組合せ
TWM588671U (zh) 防滑脫杯蓋之飲料杯結構
CN109229847A (zh) 一种设有回流腔的热饮杯盖
CN108348089B (zh)
US20170275063A1 (en) Beverage dispensing device
JP3218886U (ja) ポット
US20140319187A1 (en) Pour spout
JP3169840U (ja) 飲用容器
EP2862810B1 (en) Drink-through lid
JP3130920U (ja) 両口急須
KR200496851Y1 (ko) 주전자
JP7320148B1 (ja) 液溢れし難い容器
RU83900U1 (ru) Сосуд для питья

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200317

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211028

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20211028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220107

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20220107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20220108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220218

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220621