JP2017215234A - 計量カップ - Google Patents

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【課題】少量の液体調味料を注ぐ際、液ダレがなく、把手部がなくとも把手し易く、良好な握り心地で、且つ多くの注ぎ口の選択ができる計量カップを提供すること。【解決手段】上方が開口する四角形容器であって、四角形容器の上部の4つの角2a〜2dは、内壁が端に向けて漸次薄肉となる切り欠かれた凹状の注ぎ口3a〜3dを形成し、注ぎ口3a〜3dは、平面視左右対称中心で切断した断面に表れる傾斜部と外壁とで成す内角度が18°〜27°である計量カップ。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば醤油、水、酢などの液体調味料及び食塩、砂糖、米、小麦粉等の粉体調味料等の計量に用いられる使い勝手のよい計量カップに関するものである。
従来、各種調味料の計量に使用される計量カップとしては、円形容器や四角形容器のもので、容器体の周面に底面から上方に向けて、目盛を形成したものが知られている。
例えば、実開平7-23234号公報には、 計量筒部に計量物に対応した各種の計量目盛を複数個形成し、計量筒部のスライドにより計量筒部の内周面と上壁体の上面とにより計量収納部を形成可能に設けてなる計量カップが開示されている。これによれば、計量筒部を筒状壁体に対してスライドし、計量物に応じた計量目盛を選択し、計量筒部は透明であるからその計量目盛の計量物の所望計測量に合う目盛にリップ部を合致させることにより所望容積の計量収納部を形成することができる。
実開平6-18928号公報には、従来の計量カップBの底面3に、計量目盛5、5a……5hを設け、また、側面部8に斜めに計量目盛5、5a……5hを設けた計量カップが開示されている。これによれば、計量カップは吊り下げて測定するため、底面3と側面部8の一部の小空間に滞留する少液量が測定できる。
また、特開2012−78116号公報には、全体が透明に成る器体1の内周壁面に所定間隔をおいて感触角線2・・・を設け、この感触角線に沿って器体の外周壁面に所定の各数字目盛を相対位置にそれぞれ設け、この相対する数字目盛部の器体上方周縁部に注出口3,3を設け、この注出口間の一側面部に下方開放に成る柄部4を設けて成る計量カップが開示されている。これによれば、迅速かつ確実に計量することができる。
実開平7-23234号公報 実開平6-18928号公報 特開2012−78116号公報
しかしながら、従来の円形容器のものは、注ぎ口がないものは、液体調味料を計り注ぐ際、液ダレを起こし易い。また、注ぎ口があるものは、注ぎ口が容器本体から鳥のくちばしのように突出しており、怪我をし易い。また、注ぎ口があるものは、容器本体の注ぎ口とは反対側に把手部を付設しており、料理中に把手する際、把手部の位置が決まっており、直ちに、把手することはできないことがある。また、円筒容器のものは、深さが深いものが多く、底面の内角などは洗い難い。
一方、従来の四角形容器のものは、円形容器に比べて圧倒的に少ない。その理由は、四角形容器は、円形容器に比べて製造コストが嵩むこと、清涼飲料缶やビール缶などの丸缶に馴染みがあり、円形容器の方が、概ねの容量が把握し易いことなどである。その中でも近年、四角形容器の計量カップは、斬新な形状を付与できることもあり、市販品が登場している。しかし、四角形容器においても、円形容器と同様に、上部の角から少量の液体調味料を注ぐ際、液ダレを起こし易い。また、注ぎ口があるものは、上記の円形容器と同様の問題点がある。また、木製の一升枡が知られているが、細かい計量はできないし、同様に、角から液体調味料を注ぐ際、液ダレを起こし易い。
従って、本発明の目的は、少量の液体調味料を注ぐ際、液ダレがなく、把手部がなくとも把手し易く、良好な握り心地で、且つ多くの注ぎ口の選択ができる計量カップを提供することにある。
すなわち、本発明は、上記課題を解決したものであって、上方が開口する四角形容器であって、該四角形容器の上部の4つの角は、内壁が端に向けて漸次薄肉となる切り欠かれた凹状の注ぎ口を形成し、該注ぎ口は、平面視左右対称中心で切断した断面に表れる傾斜部と外壁とで成す内角度が18°〜27°であることを特徴とする計量カップを提供するものである。
また、本発明は、該注ぎ口の平面視の外輪郭は、アール形状であり、そのアール半径は、11±1mmであることを特徴とする前記計量カップを提供するものである。
また、本発明は、該四角形容器の側壁面は、上方から下方にかけて漸次拡大のテーパ状であることを特徴とする前記計量カップを提供するものである。また、本発明は、該テーパは、0.5〜2.0°であることを特徴とする前記計量カップを提供するものである。
また、本発明は、該四角形容器の側壁の内面と底部の内面の交差部は、アール断面形状であることを特徴とする前記計量カップを提供するものである。
また、本発明は、側壁の厚みが、2.5〜3.5mmあることを特徴とする前記計量カップを提供するものである。
また、本発明は、最大200mlを計る計量カップであり、外幅寸法が73.5〜79.5mm、深さが65〜68mmであることを特徴とする前記計量カップを提供するものである。
また、本発明は、該四角形容器の側壁面には横目盛が描かれ、角部には傾斜目盛が描かれ、30ml目盛における横目盛と傾斜目盛が連続していることを特徴とする前記計量カップを提供するものである。
また、本発明は、該四角形容器の側壁面には横目盛が描かれ、角部には傾斜目盛が描かれ、45ml目盛における横目盛と傾斜目盛が連続していることを特徴とする前記計量カップを提供するものである。
本発明によれば、特定の注ぎ口形状を有するため、液体調味料を注ぐ際、液ダレがない。また、四角形容器の4つの角の全てに注ぎ口を形成したため、四角形容器の置き姿勢あるいは使用者の左利きや右利き等に影響されず、直ぐに掴んでいずれの注ぎ口でも使用でき、使い勝手がよい。また、特定の注ぎ口は、内壁を切り欠いて形成したものであり、鳥のくちばしのような形状は、外形状に表れない。このため、使用時や洗浄時に怪我をすることがない。また、把手部がないものの、角が丸みで且つ下方に漸次拡大のテーパ状の外周壁を有する四角形容器であるため、握り心地がよく、把手し易い。また、側面壁の厚みを少し厚めの寸法としたため、四角形容器の内角の上端部に特定の注ぎ口を形成することが可能となる。また、外幅、厚み及び深さを特定の寸法とし、且つ内壁面と底面の交差部は、アール断面形状としたため、指先の腹がこのアール面に当たり把手し易く、且つ内周面は洗い易い。また、底面の一角を支点に傾けると、大さじ1〜3杯まで測定できる。この際、斜め目盛と横目盛が連続しているため、四角形容器を水平姿勢にしても、大さじ2〜3杯の量を計量できる。
本発明の実施の形態における計量カップの斜視図である。 図1の計量カップの正面図である。 図1の計量カップの平面図である。 図1の計量カップの右側面図である。 図3のX−X線に沿って見た拡大断面図である。 図3のY−Y線に沿って見た拡大断面図である。 図3のZ−Z線に沿って見た拡大断面図である。 図1の計量カップの使用方法を説明する図である。
次に、本発明の実施の形態における計量カップを図1〜図8を参照して説明する。図1の計量カップ10は、上方が開口する断面が四角形の容器(直方体容器)であって、四角形容器の上部の4つの角2a〜2dは、内壁11が先端に向けて漸次薄肉となる切り欠かれた凹状の注ぎ口3a〜3dを形成する(図3及び図5参照)。四角形容器は、透明の樹脂製である。樹脂としては、耐熱性樹脂とすることが、熱湯を入れても暫く把持することができる点で好ましい。
四角形容器は、4つの側壁1a〜1dと底部1eで形成されている。4つの側壁は、前方壁1a、後方壁1d及び左右壁1b、1cで形成されている。前方壁1aと左右壁1b、1cの交差部、前方壁1aと底部1eの交差部、後方壁1dと左右壁1b、1cの交差部、後方壁1dと底部1eの交差部、左右壁1b、1cと底部1eの交差部は、アール断面形状である。すなわち、角部は内角及び外角の全てが丸み形状となっている。内角が丸み形状とは、四角形容器の内壁面と底面の交差部がアール断面形状ということである。外角が丸み形状とすることで、持ちやすく、洗いやすくなる。
計量カップ10は、最大250mlを計るカップであり、外幅寸法が73.5〜79.5mm、深さが65〜68mmである。外幅寸法(W)が73.5〜79.5mmであると、厚みを差し引いた内寸法内に手の指3本又は4本が入り込むため、持ちやすく、洗いやすい。また、深さが65〜68mmとすることで、手の指を深く入れた際、指先の腹部fが、底面の角のアール部12に当たるため、把持力を高めることができる(図7参照)。また、四角形容器の内周角は、全て丸み形状であり、洗いやすい。
計量カップ10において、注ぎ口3a〜3dは、全て同じ形状であり、角2dに形成される注ぎ口3dについて説明し、その他の注ぎ口3a、3b、3cの説明は省略する。注ぎ口3dは、平面視左右対称中心で切断した断面に表れる傾斜部4dと、外壁11cとで成す内角度が18°〜27°、好ましくは20°〜25°、特に好ましくは22°〜23°である。注ぎ口3dの左右対称中心とは、注ぎ口3dの先端と対角にある注ぎ口3bの先端を結んだ線とは限らず、注ぎ口3dの平面視における対称中心であり、本例では図1の一点鎖線70、図3の切断線70を言う。注ぎ口3dの内角度が小さ過ぎると、側壁の厚みが小となり、強度不足となり易く、大き過ぎると、液ダレを生じる。
注ぎ口3dの平面視におけるアールR(半径)は、11±1mm、好ましくは11±0.5mmである。Rが大き過ぎると、液ダレを生じやすく、Rが小さ過ぎると、液ダレは起こらないものの、注ぎ口以外の角部のアールも小となり、握り心地が悪くなる。
四角形容器の4つの側壁の注ぎ口を除く上端は、図6に示すように、面取り5がされている。面取り角度(β)は、概ね45°前後である。従って、注ぎ口3dは、注ぎ口3dの平面視左右対称中心から周方向、すなわち、対称中心から両側の後方壁1d方向及び左壁1c方向に向けて、内角度(α)から面取り角度(β)まで、R形状に対応して漸次内角度が大きくなる。すなわち、注ぎ口3dは、内周面が凹面であって且つ先端側に先細り状である。また、注ぎ口3dの平面視左右対称中心における先端断面の先端のアールR(半径)は、0.2±0.05mmである。先端のアールRが大きすぎると、液ダレが生じやすくなり、小さすぎると、手を傷付ける恐れがある。
すなわち、注ぎ口3dは、側壁の外周面を四角形容器そのままの形状とし、内壁を切り欠いて形成したものである。このため、図3に示すように、四角形容器の角2dの平面視の外輪郭は、アール形状であり、図2及び図3に示すように、四角形容器の角2dの側面視の外輪郭は、上端の小さなアールを除いて直線状である。注ぎ口3dは、このような形状を有するため、計量された液体の液ダレは生じない。また、角2dは、平面視で丸みのある外周面で且つ側面視で突出部のない四角形容器の形状を保持しており、怪我をすることがなく、洗い易い。なお、外壁は、下方に僅かに大のテーパ状の外周面で、側面視では直線状である。
計量カップ10において、側壁の厚みは、2.5〜3.5mm、好ましくは3mmである。この厚みは、従来の計量カップに比べて厚い。これにより、上記の特定形状の注ぎ口3a〜3dを形成することができる。側壁の厚みが小さ過ぎると、上記の特定形状の注ぎ口3a〜3dを形成することができない。また、計量カップ10を耐熱性樹脂にすれば、熱湯が注がれても、厚みもあり、暫くは把持することができる。
また、四角形容器の側壁は、上方から下方にかけて漸次拡大のテーパ(TP)形状を採ることが、握りやすい点で好ましい。すなわち、四角形容器の角部及び角部以外の周壁部において、テーパ角度(γ)は0.5〜2.0°、好ましくは0.5〜1.0°である。四角形容器の外形の上端から下端にかけて拡大テーパがなく、側壁が鉛直壁の場合、注ぎ口3a〜3dのアールR(半径)が上記数値範囲の場合、注ぎ口以外の角部のアールも同様のアールとなり、握り心地が悪くなり易い。また、テーパ角度(γ)は大きすぎると、小指が角部に当たらなくなり、握り難くなる。
本発明の計量カップは、四角形容器の4つの角2a〜2dの全てに注ぎ口3a〜3dを形成したため、台所における置き姿勢あるいは使用者の左利きや右利き等に影響されず、直ぐに掴んでいずれの注ぎ口でも使用でき、使い勝手がよい。
本発明の計量カップ10は、図1及び図2に示すように、四角形容器の外壁面には横目盛50が描かれている。本例では、横目盛50は、横長の壁面(正面壁と後方壁)1aと1dに描かれている。また、横目盛50の目盛幅は壁面の横幅全体の60〜70%程度を占めており、目盛幅が広い。これにより、計量される液体と目盛の重なりを横方向に大きく採れ、円形容器に比べて、計量しやすい。また、角部には傾斜目盛60が描かれている。これにより、底部の一角を支点に傾けると、少量のものでも高さが採れ、大さじ1〜3杯の計量が可能となる。また、計量カップ10は、30ml目盛における横目盛と傾斜目盛が連続し、45ml目盛における横目盛と傾斜目盛が連続している。このため、傾斜目盛60を使って計量した後、計量カップ10を水平置きし、暫くした後、液体調味料を注ぐ場合、水平目盛でその量が確認でき、傾斜目盛で計量した量のうっかり忘れの防止となる。
次に、参考例を挙げて、本発明を更に具体的に説明するが、これは単に例示であって、本発明を制限するものではない。
参考例1
下記仕様の耐熱性樹脂製の計量カップを使用し、下記方法による液ギレ試験、握り心地試験及び握り易さ試験を行った。なお、試験は、手首の一番上の横シワから中指の先端までの長さが180mmの者が行った。その結果、参考例1は、液ギレ試験、握り心地試験及び握り易さ試験共に、「〇」であった。
<計量カップ>
・外形寸法;最大幅77mm、奥行63mm、高さ70mm
(最大目盛容量200ml)
・注ぎ口;平面視のアールR(半径)11mm、
先端断面のアールR(半径)0.2mm
・注ぎ口の平面視での左右対象中心で切断して断面に表れる傾斜部と外壁とで成す内角度(断面)(α);22.5°
・注ぎ口以外の上端の断面アールR(半径)0.5mm
・注ぎ口以外の側壁の面取り角度;45°
・外形の上端から下端にかけて漸次拡大のテーパ(TP)角度;0.5〜1.0°
・周壁の厚み;3mm
<液ギレ試験>
液体試料として、水又はサラダオイルを使用し、計量カップに150mlを入れ、液ダレの生じ易い数滴の注ぎを行った。その際、それぞれ注ぎ口からの液ダレを観察した。液ダレを生じないものを「○」、液ダレが生じたものを「×」とした。
<握り心地試験>
150mlの水を入れた計量カップを手で握り、握り心地を観察した。握り方法は、人差し指の内側やや上方に計量カップの角部が、親指の内側やや上方に計量カップの当該角部と対角位置にある他の角部が、それぞれ当たるように握った。角部を握ることで手に違和感を感じるものを「×」、違和感を感じないものを「〇」とした。なお、どちらとも言えない場合、違和感なしと判断した。
<握り易さ試験>
150mlの水を入れた計量カップを手で握り、握り易さを観察した。握り方法は、上記<握り心地試験>と同様の方法で行い、且つ小指の第1関節が人差し指が当たる角部と同じ角部に当たるように把持した。小指の先端内側の腹が角部を超えて当たり包むような握りができるものを「〇」、小指の先端内側の腹が角部に当たる程度又は角部に届かないものを「×」とした。
参考例2
(半径)11mmを、R(半径)9mmとした以外は、参考例1と同様の方法により行った。その結果、液ギレ試験は、「〇」、握り心地試験及び握り易さ試験共に、「×」であった。R(半径)を小さくとると、液は綺麗に切れるものの、注ぎ口以外の角部のアールも小さくなり、握り心地は悪くなる。
参考例3
(半径)11mmを、R(半径)13mmとした以外は、参考例1と同様の方法により行った。その結果、液ギレ試験及び握り易さ試験は、共に「×」、握り心地試験は「〇」であった。R(半径)を大きくとると、注ぎ口以外の角部のアールも大きくなり、小指が角部に届かず、握り難くなる。
参考例4
注ぎ口の内角度(断面)(α)22.5°に代えて、30°としたこと以外は、参考例1と同様の方法で行った。なお、参考例4は握り易さ試験と握り心地試験は行わなかった。その結果、液ギレ試験は、「×」であった。
参考例5
注ぎ口の内角度(断面)(α)22.5°に代えて、45°としたこと以外は、参考例1と同様の方法で行った。なお、参考例5は握り易さ試験と握り心地試験は行わなかった。その結果、液ギレ試験は、「×」であった。
上記参考例の結果から、R(半径)は、11mm、(α)は、22.5°のものは、液ギレ試験、握り心地試験及び握り易さ試験共に、「〇」であり、R(半径)が9mm以下、又は13mm以上のもの、及び(α)が30°以上のものは、液ギレ試験、握り心地試験及び握り易さ試験共に、「〇」を得ることはできなかった。
本発明の計量カップは、把手部がないにも拘らず、握りやすい。また、4つの注ぎ口が選択できるため、どこを握ってもよい。また、把手部がない四角形容器であるため、収納性に優れる。また、注ぎ口は、内壁に形成されているため、外からは注ぎ口が一見して解らず、使用することで、液ダレがなく、注ぎやすいことに気づく。また、高さを抑えて設計しており、設置安定性があり、計量し易い。また、四角形容器の上方から下方にかけて僅かの漸次拡大テーパとし、且つ角部を特定のアール形状としたため、握り心地がよく、握りやすい。また、外周面及び内周面の側壁同士の4つの角、外周面及び内周面の側壁と底部の4つの角は全てアール断面形状であり、持ちやすく、洗いやすい。このため、台所仕事の効率が上がる。
1a〜1d 側壁
1e 底部
2a〜2d 四角形容器の上部の4つの角
3a〜3d 注ぎ口
4d 注ぎ口の平面視左右対称中心の断面における傾斜部
10 計量カップ
11 内壁

Claims (9)

  1. 上方が開口する四角形容器であって、該四角形容器の上部の4つの角は、内壁が端に向けて漸次薄肉となる切り欠かれた凹状の注ぎ口を形成し、該注ぎ口は、平面視左右対称中心で切断した断面に表れる傾斜部と外壁とで成す内角度が18°〜27°であることを特徴とする計量カップ。
  2. 該注ぎ口の平面視の外輪郭は、アール形状であり、そのアールの半径は、11±1mmであることを特徴とする請求項1記載の計量カップ。
  3. 該四角形容器の側壁面は、上方から下方にかけて漸次拡大のテーパ状であることを特徴とする請求項1又は2記載の計量カップ。
  4. 該テーパは、0.5〜2.0°であることを特徴とする請求項3記載の計量カップ。
  5. 該四角形容器の側壁の内面と底部の内面の交差部は、アール断面形状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の計量カップ。
  6. 側壁の厚みが、2.5〜3.5mmあることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の計量カップ。
  7. 最大250mlを計る計量カップであり、外幅寸法が73.5〜79.5mm、深さが65〜68mmであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の計量カップ。
  8. 該四角形容器の側壁面には横目盛が描かれ、角部には傾斜目盛が描かれ、30ml目盛における横目盛と傾斜目盛が連続していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の計量カップ。
  9. 該四角形容器の側壁面には横目盛が描かれ、角部には傾斜目盛が描かれ、45ml目盛における横目盛と傾斜目盛が連続していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の計量カップ。
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