JP2021140049A - ドーム型スクリーン - Google Patents

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茂樹 北岡
Shigeki Kitaoka
茂樹 北岡
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Abstract

【課題】個人的に楽しむ3Dゲーム、例えばVRゴーグル用に開発された3Dゲームに適したドーム型スクリーンを提供する。【解決手段】この発明のドーム型スクリーンは、曲面状のスクリーンを構成する内シートと内シートを被覆する外シートとを備え、内シートの赤道部分に外シートの下縁部が接続されて内シートと外シートとの間には空間が形成され、空間内を加圧することにより内シートが半球状に立設される。【選択図】 図3

Description

本発明はドーム型スクリーンの改良に関する。
撮影画像やコンピュータグラフィックスを投影するドーム型スクリーンが提案されている(特許文献1等)。特許文献1に開示のドーム型スクリーンは多角形のシートを縫い合わせたスクリーンとそれを支える支柱から構成されている。この支柱を通す帯状の袋をスクリーンに取付け、この帯状の袋へ支柱を通すことでスクリーンを球面状としている。
特開2007−298929号公報
特許文献1に記載のドーム型スクリーンは、支柱を選択することにより、小型化の要請に応えられる。
ところで、昨今のコンピュータシステムの発展にともない、VRゴーグルを用いる3Dゲームが提供されている。
VRゴーグルを用いることによりゲームへの没入感を味わえることとなるが、VRゴーグルを長時間使用すると目に悪影響を及ぼすおそれがある。これは、専ら、VRゴーグルのスクリーンと目との距離が近いことに起因すると考えられる。
本発明者は、VRゴーグルに投影される3Dゲームをドーム型スクリーンに投影するようにすれば、目に対する悪影響をなくせるのではないかと考えた。
3Dゲームに適用する観点から従来のドーム型スクリーンを眺めると、その構造をよりシンプルにすることが求められる。
この発明はかかる課題を解決すべくなされたものであり、次のように構成される。
即ち、曲面状のスクリーンを構成する内シートと該内シートを被覆する外シートとを備え、前記内シートの赤道部分に前記外シートの下縁部が接続されて前記内シートと前記外シートとの間には空間が形成され、該空間内を加圧することにより前記内シートが半球状に立設されるドーム型スクリーン。
このように規定されるこの発明のドーム型スクリーンによれば、内シートと外シートとを連結した構造であるので、構成がシンプルとなり、軽量かつ安価に提供できる。また、内シートと外シートとの間の空間を減圧、即ちそこから空気を抜けば、二次元的なシート状物となるので、コンパクトに収納可能となる。内シートと外シートの空間の容積を小さくすれば、短時間での組み立て、収納が可能となる。
かかる特性はパーソナルユースに適したものである。
上記において、内シートは、3Dゲームの投影に適した曲面形状の、即ちドーム状のスクリーンに形成できればその形状は特に限定されない。例えば内シートを半球状としたときには、半球体を展開して得られるピースを接合して形成される。ピースの例として、球の展開図として一般的な舟型多円錐図の半割図を用いることができる。各ピースの接合方法は、ピースの材料に応じて縫合や接着等の方法を適宜選択できる。
内シートの材料は、その内周面を白色その他の明色系とするすることが好ましい。この内周面がスクリーン面となるからである。
内シートは複数のシートの積層体とすることができる。
内シートを軟質な高分子材料(ゴム、樹脂)で形成することも可能である。その内周面には白色塗装を施す。
外シートは、その下縁部で内シートの赤道部分(下縁部)に接合して、かつ、内シートを被覆する。内シートとの間に閉じられた空間を形成できれば、外シートの形状は任意に選択できる。
当該空間の容積を小さくするためには、外シートは内シートに沿った形とすることが好ましい。内シートを半球状とした場合、外シートの半径R2は内シートの半径R1より大きくなる。
外シートの材質は特に限定されるものではないが、内シートに外光の影響が出ないように、遮光性を備えることが好ましい。
外シートと内シートの間の空間を加圧したとき、内シートが内側に変形することを防止するため、外シートは内シートより変形しやすい材料とすることが好ましい。
内シートと外シートと間の空間の加圧力は、各シートの材質に応じて適宜選択される。即ち、内シートと外シートが各下縁部を床につけて立ちあがり、かつ、内シートが半球状を保つ範囲で空気を吹き込む。
吹き込む空気量が過剰になると内シートが内側に変形するおそれがあるので、内シートと外シートとの間の所望の位置に、両者の間隔を規定する間隔規制部材を配置することができる。この間隔規制部材として、一定長さの紐や一定幅の幕を用いることができる。
その他、内シートの曲面形状を保形するための支柱の使用を妨げるものではない。
空間に空気を導入するため、逆止弁を設けることが好ましい。この逆止弁はヒトが口で空気を吹き込むことができ、かつひとがつまんで開放できることが好ましい。また、汎用的なエアポンプや空気入れのノズルを受け入れるものとすることが好ましい。
図1はこの発明の実施の形態のドーム型スクリーンの斜視図である。 図2は同じくドーム型スクリーンの展開図である。 図3は同じくドーム型スクリーンの断面図である。 図4は内スクリーンの他の形態を示す断面図である。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
図1にこの発明の実施の形態のドーム型スクリーン1の斜視図を示す。
ドーム型スクリーン1は内シート10、外シート20及び逆止弁30を備えてなる。
この実施の形態の内シート10は半球状であって、その半径R1は0.7m〜2.5mであるが、これに限定されるものではない。外シート20も半球状であって、その半径R2は内シート10の半径R1より50mm〜100mm大きいが、これに限定されるものではない。
このドーム型スクリーン1の展開図を模式的に図2に示す。図2に示すとおり、このドーム型スクリーンは8つの船形円錐図40をつなぎ合わせてなる。実際に繋ぎ合わせるためには図2に示した各船形円錐図40の周縁にのり代が設けれられるものとする。
図2において、船形円錐図40は下シート10を構成する下側部分40aと上シート20を構成する上側部分40bとを備え、赤道線45で連結されている。
図2の破線は、上シートを球状としたときの船型円錐図の外郭を示す。このように、下側部分40aは上側部分40bより小径に形成されている。
この例では、下側部分40aと上側部分40bとを同じビニル系樹脂シートで一体に形成したが、両者を別の材料製とすることもできる。その場合、下側部分40aの材質を上側部分40bのそれより剛性の強いシート、即ち変形し難いシートで形成することが好ましい。空間が過剰に加圧されたとき外シートを優先的に変形させて、内シートの半球形状を維持するためである。
下側部分40aは白色材料のシートで形成することが好ましい。
図3に、ドーム側スクリーン1の断面図を示す。
この例では、下シート10と上シート20との間にできる空間50の間隔を維持するように、両者の間に紐60が掛け渡されている。具体的には、下シート10の内側面と上シート20の外側面にパッチが当てられて、その上から紐60を通してその両端を固定している。これにより、逆止弁30を介して空間50へ空気を吹き込んで加圧したとき、内シート10が内側へ変形することを防止する。
上記の例では、内シートの形状を半球形としたが、3Dゲームを投影できればこれに限定されるものではない。例えば図4Aや図4Bに示すように、半球の赤道部分(下縁部)を半径方向に引き伸ばした形状とすることができる。図4Aの内シート10Aは片側へ引き伸ばしたものであり、図4Bの内シートは両方へ引き伸ばした形状である(引き伸ばし率は非対称)。図中の破線は半球状の内シートの外郭を示す。
図4Cの内シート10Cは半球の片側がカットされた形状であり、図4Dの内シート10Dは半球の下側部分をカットした形状である。
上記各内シートにおいて、下縁部を支える台を設けることができる。また、各内シートの下縁部に出入り口用の切り欠き、スリットその他を設けることができる。
図4に示す各内シートにはそれに沿った外シートを設けることが好ましい。
本発明の技術的範囲は、発明の詳細な説明の記載及び図面に限定されるものではなく、明細書の記載及び/又は図面を見た当業者が通常に把握できる範囲まで及ぶものである。
1…ドーム型スクリーン
10…下シート
20…上シート
30…逆止弁
40…船形円錐図
40a…下側部分
40b…上側部分
45…赤道線
50…空間
60…紐

Claims (1)

  1. 曲面状のスクリーンを構成する内シートと該内シートを被覆する外シートとを備え、前記内シートの赤道部分に前記外シートの下縁部が接続されて前記内シートと前記外シートとの間には空間が形成され、該空間内を加圧することにより前記内シートが半球状に立設されるドーム型スクリーン。
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