JP2021140037A - 発光素子の製造方法及び発光素子 - Google Patents

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栄悟 藤田
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Abstract

【課題】蛍光体膜を基板に転写する際に、蛍光体膜と基板との間に接着剤層を介することなく、蛍光体膜を基板に接着することにより、製造工程数の削減、レーザ照明への適用、及び蛍光体膜の形状設計の制約解消を可能とする。【解決手段】蛍光体を含有し、固形化により蛍光体膜(12)となる蛍光体粘性膜(23)を、離型層(22)を有する転写元基板(21)に形成する工程と、蛍光体粘性膜(23)を転写先基板(11)に対向させて接触させる工程と、転写元基板(21)を離間させ、蛍光体粘性膜(23)又は蛍光体膜(12)を転写先基板(11)に転写する。【選択図】図2

Description

本発明は、発光素子の製造方法等に関する。
特許文献1には、基板上に、蛍光体層を設けることのできる蛍光体層転写シートが記載されている。蛍光体層転写シートは、離型基材の表面に蛍光体層を形成し、当該蛍光体層の上に接着剤層を形成したシートである。蛍光体層転写シートによれば、蛍光体層を基板の上に転写することによって、接着剤層を介して蛍光体層を基板の上に接着することができる。
特許第5427709号公報
しかしながら、特許文献1に記載の蛍光体層転写シートは、接着剤層を介して蛍光体層を基板に接着することから、次の問題点がある。
(1)発光装置の製造工程に接着剤層を形成する工程が必要となる。その工程数分だけ、発光装置の製造工程数が増加する。
(2)有機物を含む接着剤層が基板に残存することになる。接着剤層の低耐熱性により、発熱を伴うレーザ照明に発光装置を適用することは困難である。
(3)基板に転写された蛍光体層の外周に接着剤層が存在することになる。この接着剤層は基板に転写される蛍光体層の形状を設計する際の制約となる。
本発明の一態様は、蛍光体膜を基板に転写する際に、蛍光体膜と基板との間に接着剤層を介することなく、蛍光体膜を基板に接着することにより、製造工程数の削減、レーザ照明への適用、及び蛍光体膜の形状設計の制約解消を可能とする発光素子の製造方法等を実現することを目的とする。
また、蛍光体膜にフッ素や凹凸形状等を付すことで、新たに機能性を付加した発光素子とすることも目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る発光素子の製造方法は、蛍光体を含有する蛍光体膜を備えた発光素子の製造方法であって、前記蛍光体を含有し、固形化により蛍光体膜となる粘性膜を、離型層を有する転写元基板に形成する工程と、前記粘性膜を転写先基板に対向させて接触させる工程と、転写元基板を離間させ、前記粘性膜又は前記蛍光体膜を転写先基板に転写する工程と、を含む。
また、それらの工程で製造された発光素子により前述の課題を解決する。
本発明の一態様によれば、蛍光体膜を基板に転写する際に、蛍光体膜と基板との間に接着剤層を介することなく、蛍光体膜を基板に接着することにより、製造工程数の削減、レーザ照明への適用、及び蛍光体膜の形状設計の制約解消を可能とする。
また、蛍光体膜へのフッ素が残留することで、耐環境性を向上し、さらに、蛍光体膜に機能を付加する構造を付け加えることで、反射防止などの機能性の付加を可能とする。
本発明の実施形態1に係る発光素子の概略構成図である。 上記実施形態1に係る発光素子の製造工程図である。 上記実施形態1の変形例1に係る発光素子の製造工程図である。 上記実施形態1の変形例2に係る発光素子の製造工程図である。 上記実施形態1の変形例3に係る発光素子の製造工程図である。 本発明の実施形態2に係る発光素子の製造工程図である。 本発明の実施形態3に係る発光素子の製造工程図である。 上記実施形態3に係る発光素子を説明するための説明図である。 本発明の実施形態4に係る発光素子の製造工程図である。 上記実施形態4の変形例1に係る発光素子の製造工程図である。 本発明の実施形態5に係る光源装置の概略構成図である。 本発明の実施形態6に係る発光素子の概略構成図である。 本発明の実施形態7に係る発光素子の概略構成図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の説明で参照する図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
さらに、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための発光素子の製造方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質や、それらの形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
発光素子についても上記と前述の内容に、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更等が可能である。
〔実施形態1〕
(発光素子の構成)
図1は、本発明の実施形態1に係る発光素子1の概略構成図である。図1に示すように、発光素子1は、転写先基板11と、転写先基板11の上に形成された蛍光体膜12とを備える。
転写先基板11は、例えば、アルミニウム基板である。ただし、転写先基板11は、アルミニウム基板に限定されるものではない。
蛍光体膜12は、例えば、バインダと当該バインダに分散された複数個の蛍光体粒子とから構成される。蛍光体膜12は、蛍光体粒子が分散されたバインダを乾燥させた膜である。バインダに分散される蛍光体粒子は、例えば、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体粒子である。ただし、蛍光体粒子はYAG系蛍光体粒子に限定されるものではない。蛍光体粒子は、レーザ素子13から出射される励起光14が照射されることにより蛍光を発光する蛍光体粒子であれば良い。レーザ素子13は、例えば半導体レーザ素子である。
蛍光体膜12に含まれる蛍光体粒子は、励起光14が照射されることにより、励起状態となる。これにより、蛍光体粒子は、励起光14の波長とは異なる波長の光を発光する。また、励起光14の一部は、蛍光体粒子の表面にて反射された後、蛍光体膜12から出射される。蛍光体粒子から発光される光と蛍光体粒子の表面にて反射された光とは混色化される。当該混色化された光が蛍光体膜12から発光される発光光15となる。
(発光素子の製造工程)
図2に、図1に示した発光素子1を製造するための製造工程図を示す。
図2の上段図において、転写元基板21の上に、離型層22、蛍光体粘性膜(粘性膜)23が、この順に形成される。離型層22は、転写元基板21の主面の全面を覆うように形成される。蛍光体粘性膜23は、離型層22の主面の一部を覆うように形成される。
転写元基板21は、例えば、平板状のアルミニウム基板である。
蛍光体粘性膜23は、上述の複数個の蛍光体粒子及びバインダと、所定の溶剤とを混合したペーストである。蛍光体粘性膜23は、離型層22の上において所定の厚さとなるよう、例えばスクリーン印刷法を用いて離型層22の上に塗布される。
図2の中段図において、まず、転写元基板21の上に形成された蛍光体粘性膜23の他の主面が転写先基板11の主面と平行となるように、蛍光体粘性膜23の他の主面と転写先基板11の主面とを対向させる。そして、転写元基板21を転写先基板11に徐々に近づくように移動させ、蛍光体粘性膜23の他の主面と転写先基板11の主面とを接触させる。
蛍光体粘性膜23が転写先基板11に接触した際に、転写元基板21の移動を停止させることが好ましい。蛍光体粘性膜23が転写先基板11に接触した後、引き続き、転写元基板21を転写先基板11に向けて移動させてしまうと、転写元基板21を転写先基板11に押し当てる力により、転写先基板11と転写元基板21との間において蛍光体粘性膜23が広がり、それにより、蛍光体粘性膜23の膜厚が、想定している膜厚とならない、又は、不均一となる、といった不具合が生じる。
また、蛍光体粘性膜23が転写先基板11に接触した後、転写元基板21を転写先基板11に押し当てる力を制御することで、蛍光体粘性膜23の膜厚を所望の膜厚としてもよい。上記の制御は、上述の押し当てる力による蛍光体粘性膜23の膜厚変化を利用する制御である。
次に、転写先基板11に蛍光体粘性膜23を接触させた状態で、蛍光体粘性膜23を乾燥させる。蛍光体粘性膜23に含まれる水分は、蛍光体粘性膜23を乾燥させることにより、蛍光体粘性膜23から除去される。この水分の除去により、蛍光体粘性膜23は固形化され、蛍光体膜12に変化する。
蛍光体粘性膜23の粘度は、10,000〜1,000,000mPa・sの範囲であることが好ましい。蛍光体粘性膜23の粘度が10,000mPa・sよりも小さいと、蛍光体粘性膜23は、その乾燥前に、離型層22の主面上に広がってしまう。この場合、所定の形状の蛍光体膜12が形成されない。一方、蛍光体粘性膜23の粘度が1,000,000mPa・sよりも大きいと、離型層22の主面上に蛍光体粘性膜23をスクリーン印刷法を用いて塗布する際、かすれなどが生じて膜厚が均一な蛍光体粘性膜23を形成できない。以上の理由から、蛍光体粘性膜23の粘度は、10,000〜1,000,000mPa・sの範囲とすることが好ましい。
離型層22は、転写元基板21から蛍光体膜12を離間させる機能を果たす層である。転写元基板21から離間された蛍光体膜12は、後述の図2の下段図に示すように、転写先基板11の上に転写される。
より詳細には、離型層22は、転写元基板21から転写先基板11に蛍光体膜12を転写する際に、蛍光体膜12を転写元基板21から離間し易くする機能を果たしている。離型層22に含まれる離型剤は、例えばフッ素系樹脂である。当該離型剤としては、有機系材料、無機系材料、又は、有機系材料及び無機系材料を複合した材料を用いることができる。有機系材料としては、例えば、オイル系、シリコーン系、ワックス系、界面活性剤、及びフッ素系を挙げることができる。無機系材料としては、例えば、窒化ホウ素、アルミナ、ダイヤモンドを挙げることができる。
また、離型層22の膜厚が厚くなりすぎると、凹凸を設けた転写元基板21(例えば、後述の図7の凹部21E−1が当該凹凸に対応)の当該凹凸を離型層22で埋めてしまう恐れがある。このため、離型層22の膜厚は、蛍光体膜12を離型層22から容易に離間することのできる離型性が発揮される範囲にするのが望ましい。
それゆえ、離型層22の膜厚は10nm以下であることが好ましい。ただし、この値は、転写元基板21の主面の粗さに依存するものであり、多少増減することに留意すべきである。
蛍光体粘性膜23を固形化させる場合、蛍光体粘性膜23を常温で放置し、蛍光体粘性膜23を自然乾燥させれば良い。
また、蛍光体粘性膜23の固形化を促進する必要がある場合には、高温で乾燥させれば良い。例えば150℃の温度で乾燥させれば良い。また、温度は、蛍光体粘性膜23に含まれる水分を蒸発させる100℃以上であり、且つ、蛍光体粘性膜23に含まれる蛍光体粒子の劣化、並びに転写先基板11及び転写元基板21の溶融が生じる所定の温度よりも低いことが好ましい。さらに、離型層22が所定の温度以上になると、離型層22に含まれるフッ素系樹脂等の離型剤が熱分解されてしまう。この熱分解により、蛍光体膜12が離型層22に張り付き、離型層22からはがしにくくなるおそれがある。以上により、蛍光体粘性膜23の加熱は、100〜150℃の温度範囲で行うことがより好ましい。
図2の下段図において、蛍光体粘性膜23に含まれる水分が蒸発し、固形化された蛍光体膜12が形成された後、転写元基板21を離型層22とともに離間して蛍光体膜12を転写先基板11に転写する。
このようにして、転写先基板11と蛍光体膜12とを備えた発光素子1を製造することができる。
発光素子1によれば、転写元基板21の主面にスクリーン印刷の妨げとなる凹凸が存在する部分があったとしても、その部分を回避しつつ、転写元基板21の主面に蛍光体膜12を転写することができる。これにより、転写元基板21に形成した蛍光体粘性膜23のすべてを転写先基板11に移動させることができる。それゆえ、発光素子1によれば、蛍光体粘性膜23のロスも生じない。
また、発光素子1では、蛍光体膜12と転写先基板11との間には有機物を含む接着剤を使用しない。それゆえ、発光素子1によれば、発光素子1が高温になる場合、又は、高温にさらされる場合、のいずれにおいても、発光素子1の発光性能において信頼性を損ねることがない。
なお、本実施形態においては、上述したとおり、(1)蛍光体粘性膜23の主面を転写先基板11の主面に接触させた後、(2)蛍光体粘性膜23に含まれる水分を蒸発させ蛍光体粘性膜23を固形化させた後、(3)転写元基板21を離間し、蛍光体膜12を転写先基板11の主面上に移動させる工程を「転写」と称する。
また、本実施形態においては、(1)蛍光体粘性膜23の主面を転写先基板11の主面に接触させた後、(2)転写元基板21を離間し、蛍光体粘性膜23を転写先基板11の主面上に移動させる工程も「転写」と称する。この場合、転写後に、蛍光体粘性膜23に含まれる水分を蒸発させ蛍光体粘性膜23を固形化させて蛍光体膜12を形成する。
(実施形態1の変形例1)
図3は、実施形態1の変形例1を説明するための説明図である。図3の上段図に記載の工程が図2の上段図に記載の工程に対応する。図3の中段図に記載の工程が図2の中段図に記載の工程に対応する。図3の下段図に記載の工程が図2の下段図に記載の工程に対応する。
本変形例1に係る発光素子が実施形態1に係る発光素子1と異なる点は、実施形態1の転写先基板11に代えて、その側面視において略直角三角形状に形成されている転写先基板11Aを備える点である。
本変形例1に係る発光素子では、図3の中段図に示すように、蛍光体粘性膜23は転写先基板11Aの傾斜面に接触する。そして、図3の下段図に示すように、蛍光体膜12は、転写先基板11Aの傾斜面に移動する。
蛍光体膜12に含まれる蛍光体は、例えばYAG蛍光体粒子である。蛍光体膜12の膜厚は、例えば20μmである。離型層22に含まれる離型剤は、例えばフッ素系樹脂である。また、図1に示した励起光14は、例えば波長が450nmの励起光である。
本変形例1に係る発光素子によれば、転写先基板11Aの傾斜面に蛍光体膜12を転写することができる。本変形例1に係る発光素子によれば、蛍光体膜12が転写された転写先基板11Aの主面側に励起光14を照射し、当該主面側から発光光15を発光させることができる。
(実施形態1の変形例2)
図4は、実施形態1の変形例2を説明するための説明図である。図4の上段図に記載の工程が図2の上段図及び中段図に記載の工程に対応する。図4の下段図に記載の工程が図2の下段図に記載の工程に対応する。
本変形例1に係る発光素子が実施形態1に係る発光素子1と異なる点は、第一に、実施形態1の転写先基板11に代えて、凹部11B−1を有する転写先基板11Bを備える点である。第二に、実施形態1の転写元基板21に代えて、凸部21B−1を有する転写元基板21Bを備える点である。凹部11B−1及び凸部21B−1は、図4に示すとおり、その側面視において略半円形状である。
本変形例2に係る発光素子では、図4の上段図に示すように、凸部21B−1を有する転写元基板21Bに形成した離型層22Bの主面の上に、蛍光体粘性膜23Bを例えば静電塗布法により形成する。そして、転写元基板21Bの凸部21B−1に蛍光体粘性膜23Bを形成した後、凹部11B−1を有する転写先基板11Bの主面の上に、蛍光体粘性膜23Bが形成された転写元基板21Bの凸部21B−1を当接させる。
転写元基板21Bを離型層22Bとともに離間することより、図4の下段図に示すように、凹部21B−1を有する転写先基板11Bに蛍光体膜12Bを転写することができる。
(実施形態1の変形例3)
図5は、実施形態1の変形例3を説明するための説明図である。図5の上段図に記載の工程が図2の上段図及び中段図に記載の工程に対応する。図5の下段図に記載の工程が図2の下段図に記載の工程に対応する。
本変形例3に係る発光素子が実施形態1に係る発光素子1と異なる点は、第一に、実施形態1の転写先基板11に代えて、凹部11C−1を有する転写先基板11Cを備える点である。第二に、実施形態1の転写元基板21に代えて、凸部21C−1を有する転写元基板21Cを備える点である。凹部11C−1及び凸部21C−1は、図5に示すとおり、その側面視において略矩形形状である。
本変形例2に係る発光素子では、図5の上段図に示すように、凸部21C−1を有する転写元基板21Cに形成した離型層22Cの主面の上に、蛍光体粘性膜23Cを例えば静電塗布法により形成する。そして、転写元基板21Cの凸部21C−1に蛍光体粘性膜23Cを形成した後、凹部11C−1を有する転写先基板11Cの主面の上に、蛍光体粘性膜23Cが形成された転写元基板21Cの凸部21C−1を当接させる。
転写元基板21Cを離型層22Cとともに離間することにより、図5の下段図に示すように、凹部21C−1を有する転写先基板11Cに蛍光体膜12Cを転写することができる。
〔実施形態2〕
図6は、本発明の実施形態2に係る発光素子を製造するための製造工程図を示す。図6の上段図に記載の工程が図3の上段図に記載の工程に対応する。図6の中段図に記載の工程が図3の中段図に記載の工程に対応する。図6の下段図に記載の工程が図3の下段図に記載の工程に対応する。
実施形態2に係る発光素子が実施形態1の変形例1に係る発光素子と異なる点は、蛍光体粘性膜23D及び蛍光体膜12Dが複数のスペーサ24Dを含む点である。
スペーサ24Dは、シリカを原料とした中実のガラスビーズの粒状物である。当該粒状物の直径は、蛍光体膜12Dの膜厚に相当するものが使用される。
実施形態2に係る発光素子によれば、蛍光体粘性膜23Dにスペーサ24Dが含まれるので、転写先基板11Dに蛍光体粘性膜23Dを積層した転写元基板21Dを接触させて加圧する際、蛍光体粘性膜23Dの膜厚を一定に維持することができる。これにより、膜厚が均一の蛍光体膜12Dを製造することができる。
〔実施形態3〕
図7は、本発明の実施形態3に係る発光素子を製造するための製造工程図を示す。図7の上段図に記載の工程が図2の上段図に記載の工程に対応する。図7の中段図に記載の工程が図2の中段図に記載の工程に対応する。図7の下段図に記載の工程が図2の下段図に記載の工程に対応する。
本実施形態3に係る発光素子が実施形態1に係る発光素子1と異なる点は、実施形態1の転写元基板21に代えて、複数の凹部21E−1を有する転写元基板21Eを備える点である。
図8を用いて、複数の凹部21E−1について、詳述する。複数の凹部21E−1の高さh及びピッチpはいずれも、図1に示した励起光14の波長をλ、蛍光体膜12Eの屈折率をnとすれば、λ/n以下に設定する必要がある。
例えば、励起光14の波長λを450nmとし、蛍光体膜12E−1の屈折率nを1.8とした場合、複数の凹部21E−1の高さh及びピッチpはいずれもλ/n=250nm以下にすることが望ましい。
また、励起光14を蛍光体膜12Eに吸収させるために、蛍光体膜12Eは一定の膜厚が必要となる。図8に示すように、転写元基板21Eには、蛍光体膜12Eの膜厚を確保するために、転写元基板21Eに溝部21E−2を設けるとよい。これにより蛍光体膜12Eの膜厚が確保される。蛍光体膜12Eに吸収された励起光14は、波長変換される励起光14の割合と波長変換されずに出射される励起光14の割合が蛍光体膜12Eの膜厚の厚さによって変化する。したがって、蛍光体膜12Eの膜厚は、色温度の制御につながる。
転写元基板21Eに溝部21E−2を設けた場合と設けない場合とを比較すると、波長変換される励起光14の割合が波長変換されずに出射する励起光14の割合よりも増えるので、高輝度の発光光15を得ることができる。
また、蛍光体膜12Eに複数の凹部21E−1を設けたモスアイ構造とすることで、励起光14が蛍光体膜12Eの表面で反射されずに、蛍光体膜12Eに入射しやすくなる。
モスアイ構造は、屈折率の異なる媒体である空気と材料との境界において屈折率の変化が、擬似的に連続なものになる特徴を有する。モスアイ構造を有する媒体表面は、一般に屈折率の異なる媒体の境界で生じることになる光の反射を抑制することができる。
本実施形態3に係る発光素子により、蛍光体膜12Eに入射する励起光14の比率が向上するため、蛍光体膜12Eが平板状のものと比較してより高輝度となる。
〔実施形態4〕
図9は、本発明の実施形態4に係る発光素子を製造するための製造工程図を示す。図9の上段図に記載の工程が図2の上段図に記載の工程に対応する。図9の中段図に記載の工程が図2の中段図に記載の工程に対応する。図9の下段図に記載の工程が図2の下段図に記載の工程に対応する。
本実施形態4に係る発光素子が実施形態1に係る発光素子1と異なる点は、付加機能層25Fを備える点である。図9の上段図に示すように、転写元基板21Fの上に、離型層22F、付加機能層25F、蛍光体粘性膜23Fが、この順に形成される。
付加機能層25Fとして、例えばAR(Anti―Refrection)コート層が挙げられる。ARコート層は、図1に示した励起光14の、蛍光体膜12Fの表面における反射を低減させて、励起光14の、蛍光体膜12Fへの入射を促進させる機能を有している。この機能により、蛍光体膜12Fから高輝度の発光光15を発光させることができる。
蛍光体膜12Fと付加機能層25Fとの接着強度は、付加機能層25Fと離型層22Fとの接着強度よりも高い。したがって、離型層22Fを有する転写元基板21Fを離間させることで、付加機能層25Fは蛍光体膜12Fに接着し、蛍光体膜12Fの表面に付加機能層25Fを残存させることができる。
付加機能層25FとしてARコート層の他、多層膜で構成したり、蛍光体の粒子の粒径といった物理的特性の異なる材料を離型層22Fの上に形成したりしてもよい。多膜層の例として、離型層22Fの表面にSiO、TiO、Alの薄膜を所定の膜厚でそれぞれ蒸着した多層膜のARコートがある。これらARコートは、励起光14の入射に対して、無反射となるように設計すれば良い。
(実施形態4の変形例1)
図10は、実施形態4の変形例1に係る発光素子を製造するための製造工程図を示す。図10の上段図に記載の工程が図2の上段図及び中段図に記載の工程に対応する。図10の下段図に記載の工程が図2の下段図に記載の工程に対応する。
本変形例1に係る発光素子が実施形態1に係る発光素子1と異なる点は、蛍光体膜12Gの主面の上に、離型層凸部22G−2を残存させる点である。離型層22Gは、透明であり、且つ、熱伝導性を有する離型剤である。
透明でかつ良好な熱伝導性を有する離型層22Gが、蛍光体膜12Gの転写後、蛍光体膜12Gの表面側に離型層凸部22G−2が残ることで、蛍光体膜12Gの上部からの放熱を促進させる付加機能層25Fとしての効果を奏することができる。
なお、離型層22Gは、必ずしも透明である必要は無く、蛍光体膜12Gの発光特性及び耐熱性が維持されていればよい。
ここで、蛍光体膜12Gを離型層22Gから離型する方法には、界面剥離と層間剥離がある。界面剥離は、転写元基板21Gに離型層22Gの原料が極薄に接着されており、離型時に蛍光体膜12Gへの離型層の一部が付着するのは僅かである。界面剥離を形成する離型剤は、例えばフッ素系である。界面剥離を形成するフッ素系の離型剤で離型層22Gを剥離させた場合には、蛍光体膜12Gの最表面にフッ素が高く残存することになる。フッ素濃度は、蛍光体膜12Gの深さ方向において、蛍光体膜12Gの最表面が最も高くなる。
その一方、層間剥離は、転写元基板21Gに離型層22Gが厚く形成されているため、離型時に蛍光体膜12Gから離型層22Gの厚みの一部が剥離し、蛍光体膜12Gの表面に層をなして残存する。蛍光体膜12Gの表面側に離型層の一部が残る離型層凸部22G−2が形成されるのは、層間剥離の場合である。離型層凸部22G−2の層間剥離を形成する離型剤は、例えばオイル系、シリコーン系及びワックス系である。
また、フッ素が蛍光体膜12Gに残留することで、フッ素が保護膜として機能し、特に撥水性の面や防汚性といった耐環境性能を向上させることができる。
〔実施形態5〕
図11は、本発明の実施形態5に係る光源装置の概略構成図である。図11の左図は、支持台31の上に、転写先基板11を配置した構成例である。図11の右図は、支持台31の上に、転写先基板11を用いることなく、蛍光体膜12を配置した構成例である。
図11の左図の構成例では、転写先基板11に蛍光体膜12を転写し、転写先基板11を支持台31の傾斜面に設置している。
一方、実施形態1〜4及び各変形例で述べたとおり、蛍光体粘性膜23を形成させる部分の形状は平坦でなくても転写が可能である。図11の右図の構成例では、転写先基板11を用いず、支持台31の傾斜面に蛍光体膜12を直接転写する。これにより、転写先基板11を用意する必要が無く、転写先基板11を支持台31に接着させる工程を削減することができる。
また、転写先基板11に相当する支持台31の形状は、自由に可変することできる。また、転写先基板11を支持台31に接着させることがないので、転写先基板11を接着させた場合の転写先基板11と支持台31のエアギャップがなくなり、放熱性の優れた構造となる。
なお、支持台31は、例えばアルミニウム製支持台である。
また、図11の左図及び右図のいずれの構成例であっても、レーザ素子13から出射された励起光14は、蛍光体膜12に照射される。蛍光体膜12から発光される発光光15は、リクレクター32にて反射される。反射光16は、所定の方向に向かって、光源装置から出射される。
〔実施形態6〕
図12は、本発明の実施形態6に係る発光素子の概略構成図である。図12の左図は、支持台33から見て、蛍光体膜12が、レーザ素子13側と反対側に配置されている構成例である。図12の右図は、支持台33から見て、蛍光体膜12が、レーザ素子13側と同じ側に配置されている構成例である。
図12の左図の構成例では、レーザ素子13から出射された励起光14が、支持台33を透過し、蛍光体膜12に照射される。図12の右図の構成例では、蛍光体膜12から発光される発光光15が、支持台33を透過する。
このように、本実施形態6は、支持台33が励起光14又は発光光15を透過する。
また、本実施形態6は、光を透過するサファイア製の支持台33の上に、蛍光体膜12が転写される。これにより、転写先基板を用意する必要が無く、転写先基板を支持台31に接着させる工程を削減することができる。
支持台33は、高透過性及び高熱伝導性のものであれば他の材料でもよい。
上述の各実施形態及び各変形例では、反射型のレーザ照明における発光素子に適用可能な実施形態であった。本実施形態6は、透過型のレーザ照明における発光素子に適用可能な実施形態である。
〔実施形態7〕
図13は、本発明の実施形態7に係る発光素子の概略構成図である。本実施形態7は、プロジェクターで用いられる円柱状の蛍光体ホイール34H及び34Jに関する実施形態である。
図13の左上段図及び左下段図に示す蛍光体ホイール34Hは、その中央部にする存在するモーター駆動装置(図示省略)の回転軸35Hに固定されている円柱状の治具である。一般的には、円盤状の蛍光体ホイール34Hの表面上に蛍光体膜12Hを堆積して使用する。蛍光体膜12Hは、励起光14の入射側に面した、転写先基板11Hの主面の上にリング状に形成される。この場合、蛍光体膜12Hをリング状に形成することから、蛍光体ホイール34Hの重心決定が複雑となり、真円とならず、偏心が生じうる可能性がある。
一方、図13の右上段図及び右下段図に示す蛍光体ホイール34Hは、蛍光体膜12Jを円柱状の転写先基板11Jの側面の上に転写することにより、回転軸35Jに対して垂直に励起光14を当てる構造となる。この構造では、偏心の影響を大きく受けないことから信頼性の高い発光素子とすることができる。
なお、図示はしないが、転写元基板は、離型層を表面に有する形状の形成が容易なテープである。転写先基板11Jは円柱状のアルミニウム製ホイールである。転写元基板であるテープの上に形成された蛍光体粘性膜23は、転写先のホイール側面に蛍光体粘性膜23が形成されている面を対向させ纏わせるように接着する。その状態を維持したまま蛍光体粘性膜23を乾燥させて蛍光体膜12Jとし、テープを蛍光体膜12Jから離間することにより形成する。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る発光素子の製造方法は、蛍光体を含有する蛍光体膜を備えた発光素子の製造方法であって、前記蛍光体を含有し、固形化により蛍光体膜となる粘性膜を、離型層を有する転写元基板に形成する工程と、前記粘性膜を転写先基板に対向させて接触させる工程と、前記転写元基板を離間させ、前記粘性膜又は前記蛍光体膜を転写先基板に転写する工程と、を含む。
本発明の態様2に係る発光素子の製造方法は、上記態様1において、前記粘性膜の粘度は、10,000〜1,000,000mPa・sであることが好ましい。
本発明の態様3に係る発光素子の製造方法は、上記態様1又は2において、前記粘性膜は、前記蛍光体膜の膜厚に直径が等しいスペーサを含むことが好ましい。
本発明の態様4に係る発光素子の製造方法は、上記態様1から3のいずれかにおいて、前記転写先基板は、その側面視において、傾斜形状、半径形状、又は矩形形状を有することが好ましい。
本発明の態様5に係る発光素子の製造方法は、上記態様1から4のいずれかにおいて、前記転写元基板は、複数の凹部形状を有することが好ましい。
本発明の態様6に係る発光素子の製造方法は、上記態様1から5のいずれかにおいて、前記転写元基板に付加機能層を形成する工程をさらに含み、前記粘性膜を前記付加機能層に形成することが好ましい。
本発明の態様7に係る発光素子の製造方法は、上記態様1から6のいずれかにおいて、前記離型層の一部は、前記転写先基板に転写された前記蛍光体膜の表面に剥離層として付着することが好ましい。
本発明の態様8に係る発光素子の製造方法は、上記態様1から7のいずれかにおいて、前記離型層は、有機系材料、無機系材料、又は、有機系材料及び無機系材料を複合した材料であることが好ましい。
本発明の態様9に係る発光素子の製造方法は、上記態様1において、前記転写元基板は、離型層を有する形状が形成可能なテープであり、前記転写先基板は、円柱形状を形成しており、前記転写先基板の円周側面に前記蛍光体膜を形成することが好ましい。
本発明の態様10に係る発光素子は、上記態様1から9のいずれかの発光素子の製造方法により製造される。
本発明の態様11に係る発光素子は、フッ素の深さ方向の濃度分布において最表面が最も高い蛍光体膜を備える。
〔その他の実施形態〕
上述した各実施形態及び各実施例においては、励起光14は、レーザ素子13から照射した励起光14を指すものとするが、それに限定されるものではなく、LED等の一般に使用されている光源を集光して高出力化した光であってもよい。
あるいは、素子が高温になるものであれば適用できるので、例えば励起光に発光ダイオード(LED)を用いて小粒子径の蛍光体を励起するマイクロLEDディスプレイ用素子でもよい。
上述した各実施形態及び各実施例においては、蛍光体膜12を励起する光として励起光14を用いているが、励起光が紫外光であってもよい。発光素子1の蛍光体膜12が紫外光で励起する蛍光材料で構成されていれば、紫外光を励起光として発光素子1を発光させることができる。
本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
11 転写先基板
12 蛍光体膜
21 転写元基板
23 蛍光体粘性膜(粘性膜)
22 離型層
24D スペーサ
25F 付加機能層

Claims (11)

  1. 蛍光体を含有する蛍光体膜を備えた発光素子の製造方法であって、
    前記蛍光体を含有し、固形化により蛍光体膜となる粘性膜を、離型層を有する転写元基板に形成する工程と、
    前記粘性膜を転写先基板に対向させて接触させる工程と、
    前記転写元基板を離間させ、前記粘性膜あるいは前記蛍光体膜を転写先基板に転写する工程と、
    を含むことを特徴とする発光素子の製造方法。
  2. 前記粘性膜の粘度は、10,000〜1,000,000mPa・sであることを特徴とする請求項1に記載の発光素子の製造方法。
  3. 前記粘性膜は、前記蛍光体膜の膜厚に直径が等しいスペーサを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の発光素子の製造方法。
  4. 前記転写先基板は、その側面視において、傾斜形状、半径形状、又は矩形形状を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法。
  5. 前記転写元基板は、複数の凹部形状を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に発光素子の製造方法。
  6. 前記転写元基板に付加機能層を形成する工程をさらに含み、
    前記粘性膜を前記付加機能層に形成することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法。
  7. 前記離型層の一部は、前記転写先基板に転写された前記粘性膜又は前記蛍光体膜の表面に剥離層として付着することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法。
  8. 前記離型層は、有機系材料、無機系材料、又は、有機系材料及び無機系材料を複合した材料であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法。
  9. 前記転写元基板は、離型層を有する形状が形成可能なテープであり、
    前記転写先基板は、円柱形状を形成しており、
    前記転写先基板の円周側面に前記粘性膜又は前記蛍光体膜を形成することを特徴とする請求項1に記載の発光素子の製造方法。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法により製造された発光素子。
  11. フッ素の深さ方向の濃度分布において最表面が最も高い蛍光体膜を備えることを特徴とする発光素子。
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