JP2021139574A - 輸送用冷凍装置、及び輸送用コンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】振動に伴いヒータの第1発熱管部が傷つくことを抑制する。【解決手段】保持部材(80)は、第2発熱管部(72)を挟み込んで保持する第1部(81)及び第2部(82)と、2つの第1発熱管部(71)の間に位置し、第1部(81)及び第2部(82)を互いに連結する連結部(83)とを有する。保持部材(80)には、連結部(83)の両端側の少なくとも一方に、第1発熱管部(71)に対向する曲面状の第1曲面部(85)が設けられる。【選択図】図10

Description

本開示は、輸送用冷凍装置、及び輸送用コンテナに関する。
特許文献1には、輸送用冷凍装置が開示されている。輸送用冷凍装置は、コンテナ本体に設けられる。輸送用冷凍装置は、冷媒回路に接続される熱交換器を有する。熱交換器は、コンテナ本体の内部の空気を冷却する。熱交換器の下側には、ヒータが配置される。
米国特許第6298680号明細書
熱交換器にヒータを取り付ける場合、U字形状のヒータ管を保持部材により熱交換器に保持する構造が考えられる。U字形状のヒータ管は、2つの直線状の第1発熱管部と、2つの第1発熱管部の端部を互いに連結する第2発熱管部とを有する。
ところで、輸送用冷凍装置が輸送される際には、輸送用冷凍装置に振動が作用する。この振動が熱交換器に伝わると、保持部材の端部とヒータ管の第1発熱管部とが接触し、第1発熱管部が傷ついてしまう問題が生じる。
本開示の目的は、振動に伴いヒータ管の第1発熱管部が傷つくことを抑制することである。
第1の態様は、熱交換器(60)と、
2つの直線状の第1発熱管部(71)、及び該2つの第1発熱管部(71)の端部を互いに連結する第2発熱管部(72)を含むU字形状のヒータ管(70)と、
前記熱交換器(60)に前記ヒータ管(70)を保持する保持部材(80)とを備え、
前記保持部材(80)は、
前記第2発熱管部(72)を挟み込んで保持する第1部(81)及び第2部(82)と、
前記2つの第1発熱管部(71)の間に位置し、前記第1部(81)及び第2部(82)を互いに連結する連結部(83)とを有し、
前記保持部材(80)には、前記連結部(83)の両端側の少なくとも一方に、前記第1発熱管部(71)に対向する曲面状の第1曲面部(85)が設けられる輸送用冷凍装置である。
第1の態様では、輸送用冷凍装置に振動が作用したとき、連結部(83)の第1曲面部(85)とヒータ管(70)の第1発熱管部(71)とを面接触させることができる。よって、第1発熱管部(71)が傷つくことを抑制できる。
第2の態様は、第1の態様において、
前記保持部材(80)には、前記第1曲面部(85)と連続するとともに前記第1発熱管部(71)に対向する平面部(86)が設けられる。
第2の態様では、振動に伴い保持部材(80)とヒータ管(70)とが接触する際、平面部(86)と第1発熱管部(71)とを面接触させることができる。このため、ヒータ管(70)が2つの第1発熱管部の配列方向に振動することを抑制できる。
第3の態様は、第2の態様において、
前記保持部材(80)には、前記平面部(86)における前記第1曲面部(85)と反対側の端部と連続する曲面状の第2曲面部(87)が設けられる。
第3の態様では、振動に伴い保持部材(80)とヒータ管(70)とが接触する際、平面部(86)の端部の第2曲面部(87)と第1発熱管部(71)とを面接触させることができる。よって、第1発熱管部(71)が傷つくことを抑制できる。
第4の態様は、前記第1部(81)及び第2部(82)の一端が前記連結部(83)に連結し、前記第1部(81)及び前記第2部(82)は、互いの間隔を該第1部(81)及び該第2部(82)の各他端に向かって拡大させる拡大部(82c)を含んでいる。
第4の態様では、ヒータ管(70)を第1部(81)と第2部(82)との間に差込みやすくなる。
第5の態様は、第1〜4のいずれか1つの態様において、
前記ヒータ管(70)は、前記第1発熱管部(71)の他端部に非発熱管部(70B)を有し、
前記非発熱管部(70B)を前記熱交換器(60)に固定する固定部材(76)をさらに備えている。
第5の態様では、熱交換器(60)に対する非発熱管部(70B)の相対的な位置が変化することを抑制できる。
第6の態様は、第1〜第5のいずれか1つの態様において、前記第1部(81)及び第2部(82)の少なくとも一方には、穴(81b,82d)が形成されている。
第6の態様では、空気が、第1部(81)及び第2部(82)の少なくとも一方の穴(81b,82d)を通過できる。言い換えると、第1部(81)及び第2部(82)の少なくとも一方が、空気流れを妨げることを抑制できる。
第7の態様は、第1〜第6のいずれか1つの態様の輸送用冷凍装置(10)と、
コンテナ本体(2)とを備えている輸送用コンテナである。
図1は、実施形態に係る輸送用コンテナを前側から視た斜視図である。 図2は、実施形態に係る輸送用コンテナの内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、実施形態に係る輸送用冷凍装置の冷媒回路の配管系統図である。 図4は、実施形態に係る庫内熱交換器、ヒータ管、及びそれらの支持構造を示す斜視図である。 図5は、実施形態に係る庫内熱交換器、ヒータ管、及びそれらの支持構造を第2方向下側から視た図である。 図6は、実施形態に係る第1支持板の近傍を拡大した斜視図である。 図7は、実施形態に係る第2支持板の近傍を拡大した斜視図である。 図8は、実施形態に係る中間支持板の近傍を拡大した斜視図である。 図9は、実施形態に係るクリップ部材の斜視図である。 図10は、クリップ部材、及びヒータ管の曲げ部を第2方向下側から視た図である。 図11は、クリップ部材、及びヒータ管の曲げ部のX-X線断面図である。 図12は、変形例1のクリップ部材の要部を拡大した概略の構成図である。 図13は、変形例2のクリップ部材の要部を拡大した概略の構成図である。 図14は、変形例3のクリップ部材の要部を拡大した概略の構成図である。 図15は、その他の実施形態に係るヒータ管の曲げ部の第1の例を示す概略の構成図である。 図16は、その他の実施形態に係るヒータ管の曲げ部の第2の例を示す概略の構成図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
《実施形態》
本開示は、輸送用コンテナ(1)である。図1及び図2に示すように、輸送用コンテナ(1)は、コンテナ本体(2)と、コンテナ本体(2)に設けられる輸送用冷凍装置(10)とを備える。輸送用コンテナ(1)は、海上輸送に用いられる。輸送用コンテナ(1)は、船舶などの海上輸送体によって搬送される。
〈コンテナ本体〉
コンテナ本体(2)は、中空の箱状に形成される。コンテナ本体(2)は、横長に形成される。コンテナ本体(2)の長手方向の一端には、開口が形成される。コンテナ本体(2)の開口は、輸送用冷凍装置(10)によって塞がれる。コンテナ本体(2)の庫内には、輸送対象物品を収容するための収容空間(5)が形成される。収容空間(5)には、輸送対象物品が収容される。収容空間(5)の空気(庫内空気ともいう)の温度は、輸送用冷凍装置(10)によって調節される。
〈輸送用冷凍装置〉
輸送用冷凍装置(10)は、コンテナ本体(2)の開口に取り付けられる。輸送用冷凍装置(10)は、ケーシング(11)と冷媒回路(C)とを備える。
〈ケーシング〉
図2に模式的に示すように、ケーシング(11)は隔壁(12)と仕切板(15)とを備える。
隔壁(12)の内側には、庫内流路(20)が形成される。庫内流路(20)には、収容空間(5)の輸送対象物品を冷却するための空気が流れる。隔壁(12)の外側には、庫外室(S)が形成される。庫内流路(20)と庫外室(S)とは、隔壁(12)によって仕切られる。
隔壁(12)は、庫外壁(12a)と庫内壁(12b)とを備える。庫外壁(12a)は、コンテナ本体(2)の外側に位置する。庫内壁(12b)は、コンテナ本体(2)の内側に位置する。庫外壁(12a)及び庫内壁(12b)は、例えば、アルミニウム合金によって構成される。
庫外壁(12a)は、コンテナ本体(2)の開口を塞いでいる。庫外壁(12a)は、コンテナ本体(2)の開口の周縁部に取り付けられる。庫外壁(12a)の下部は、コンテナ本体(2)の内側に向かって膨出する。庫外壁(12a)のコンテナ本体(2)の内側に向かって膨出した部分には、庫外室(S)が形成される。
庫内壁(12b)は、庫外壁(12a)と対向する。庫内壁(12b)は、庫外壁(12a)に沿った形状を有する。庫内壁(12b)は、庫外壁(12a)と間隔を置いて配置される。庫内壁(12b)の下部は、コンテナ本体(2)の内側に向かって膨出する。庫内壁(12b)と庫外壁(12a)との間には、断熱材(13)が設けられる。
仕切板(15)は、庫内壁(12b)よりもコンテナ本体(2)の内側に配置される。隔壁(12)と仕切板(15)との間には、庫内流路(20)が形成される。仕切板(15)の上端とコンテナ本体(2)の天板との間には、流入口(21)が形成される。仕切板(15)の下端と隔壁(12)の下端との間には、流出口(22)が形成される。庫内流路(20)は、流入口(21)から流出口(22)に亘って形成される。
庫内流路(20)は、上部流路(23)と下部流路(24)とを含む。上部流路(23)は、庫内流路(20)の上部に位置する。下部流路(24)は、庫内流路(20)の下部に位置する。下部流路(24)は、隔壁(12)の膨出した部分に対応する位置にある。
〈冷媒回路の要素部品〉
冷媒回路(C)は、それに充填される冷媒を有する。冷媒回路(C)は、冷媒が循環することで蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行う。冷媒回路(C)は、圧縮機(31)、庫外熱交換器(32)、膨張弁(33)、庫内熱交換器(60)、及びこれらを接続する冷媒配管を含む。
圧縮機(31)は、庫外室(S)の下部に対応する第1空間(S1)に配置される。圧縮機(31)は、低圧の冷媒を吸い込んで圧縮する。圧縮機(31)は、圧縮した冷媒を高圧の冷媒として吐出する。
庫外熱交換器(32)は、庫外室(S)の上部に対応する第2空間(S2)に配置される。庫外熱交換器(32)は、フィンアンドチューブ式である。庫外熱交換器(32)は、いわゆる4面式の熱交換器である。庫外熱交換器(32)の外形は、正面視において、略四角形状である。言い換えると、庫外熱交換器(32)は、正面視において、上側、下側、右側、及び左側にそれぞれ熱交換部を有する。庫外熱交換器(32)は、凝縮器、あるいは放熱器として機能する。
庫内熱交換器(60)は、庫内流路(20)に配置される。庫内熱交換器(60)は、隔壁(12)と仕切板(15)との間に支持される。庫内熱交換器(60)は、庫内壁(12b)の膨出した部分よりも上方に配置される。庫内熱交換器(60)は、フィンアンドチューブ式である。庫内熱交換器(60)は、本開示の熱交換器に対応する。庫内熱交換器(60)は、蒸発器として機能する。
〈庫外ファン〉
輸送用冷凍装置(10)は、1つの庫外ファン(34)を備える。庫外ファン(34)は、庫外室(S)の第2空間(S2)に配置される。庫外ファン(34)は、庫外熱交換器(32)の4つの熱交換部の内側に配置される。庫外ファン(34)は、プロペラファンである。
庫外ファン(34)が運転すると、庫外空気は庫外熱交換器(32)の外側から内側へ流れる。庫外熱交換器(32)の内部の空気は、ケーシング(11)の外部へ吹き出される。
〈庫内ファン〉
輸送用冷凍装置(10)は、2つの庫内ファン(35)を備える。庫内ファン(35)は、庫内流路(20)の上部流路(23)に配置される。庫内ファン(35)は、庫内熱交換器(60)の上側に配置される。庫内ファン(35)は、庫内熱交換器(60)よりも空気流れの上流側に配置される。庫内ファン(35)は、プロペラファンである。庫内ファン(35)の数量は1つ又は3つ以上であってもよい。
庫内ファン(35)が運転すると、収容空間(5)の庫内空気は流入口(21)から庫内流路(20)の上部流路(23)に流入する。庫内流路(20)の上部流路(23)の空気は、庫内熱交換器(60)を通過し、下部流路(24)を流れる。下部流路(24)の空気は、流出口(22)から収容空間(5)へ流出する。
〈ヒータ〉
輸送用冷凍装置(10)は、ヒータ(H)を備える。ヒータ(H)は、庫内熱交換器(60)の下側に配置される。ヒータ(H)は、庫内熱交換器(60)の下部に取り付けられる。ヒータ(H)が動作すると、庫内熱交換器(60)が加熱される。ヒータ(H)の熱により、庫内熱交換器(60)に付着した霜が融ける。ヒータ(H)は、庫内熱交換器(60)の除霜のために用いられる。
〈電装品箱〉
図1に示すように、輸送用冷凍装置(10)は、電装品箱(36)を有する。電装品箱(36)は、庫外室(S)の第2空間(S2)に配置される。電装品箱(36)の内部には、リアクトル、電源回路基板、制御基板などが収容される。
〈冷媒回路の詳細〉
図3を参照しながら冷媒回路(C)の詳細を説明する。図3において、破線で囲んだ部分は庫内側を示し、それ以外の部分は庫外側を示す。
冷媒回路(C)は、主要部品として、圧縮機(31)と、庫外熱交換器(32)と、膨張弁(33)と、庫内熱交換器(60)とを有する。膨張弁(33)は、その開度が調節可能な電子膨張弁である。
冷媒回路(C)は、吐出管(41)と吸入管(42)とを有する。吐出管(41)の一端は圧縮機(31)の吐出部に接続する。吐出管(41)の他端は、庫外熱交換器(32)のガス端に接続する。吸入管(42)の一端は、圧縮機(31)の吸入部に接続する。吸入管(42)の他端は、庫内熱交換器(60)のガス端に接続する。
冷媒回路(C)は、液管(43)、レシーバ(44)、冷却熱交換器(45)、第1開閉弁(46)、連通管(47)、第2開閉弁(48)、インジェクション管(49)、及びインジェクション弁(50)を有する。
液管(43)の一端は、庫外熱交換器(32)の液端に接続する。液管(43)の他端は、庫内熱交換器(60)の液端に接続する。レシーバ(44)は、液管(43)に設けられる。レシーバ(44)は、冷媒を貯留する容器である。
冷却熱交換器(45)は、第1流路(45a)と第2流路(45b)とを有する。冷却熱交換器(45)は、第1流路(45a)の冷媒と、第2流路(45b)の冷媒とを熱交換させる。冷却熱交換器(45)は、例えばプレート式の熱交換器である。第1流路(45a)は、液管(43)の一部である。第2流路(45b)は、インジェクション管(49)の一部である。冷却熱交換器(45)は、液管(43)を流れる冷媒を冷却する。
第1開閉弁(46)は、液管(43)におけるレシーバ(44)と第1流路(45a)との間の部分に設けられる。第1開閉弁(46)は、開閉可能な電磁弁である。
連通管(47)は、冷媒回路(C)の高圧ライン及び低圧ラインを連通させる。連通管(47)の一端は、吐出管(41)に接続する。連通管(47)の他端は、液管(43)における膨張弁(33)と庫内熱交換器(60)との間の部分に接続する。
第2開閉弁(48)は、連通管(47)に設けられる。第2開閉弁(48)は、開閉可能な電磁弁である。
インジェクション管(49)は、圧縮機(31)の中圧部に冷媒を導入する。インジェクション管(49)の一端は、液管(43)におけるレシーバ(44)と第1流路(45a)との間の部分に接続する。インジェクション管(49)の他端は、圧縮機(31)の中圧部に接続する。中圧部の圧力である中間圧力は、圧縮機(31)の吸入圧力と吐出圧力との間の圧力である。
インジェクション弁(50)は、インジェクション管(49)における第2流路(45b)の上流側の部分に設けられる。インジェクション弁(50)は、その開度が調節可能な電子膨張弁である。
〈輸送用冷凍装置の運転動作〉
輸送用冷凍装置(10)の基本的な運転動作について説明する。輸送用冷凍装置(10)の運転時には、圧縮機(31)、庫外ファン(34)、庫内ファン(35)が運転する。第1開閉弁(46)が開く。第2開閉弁(48)が閉じる。膨張弁(33)の開度が調節される。インジェクション弁(50)の開度が調節される。
圧縮機(31)で圧縮された冷媒は、庫外熱交換器(32)を流れる。庫外熱交換器(32)では、冷媒が庫外空気へ放熱し、凝縮する。凝縮した冷媒は、レシーバ(44)を通過する。レシーバ(44)を通過した冷媒の一部は、冷却熱交換器(45)の第1流路(45a)を流れる。レシーバ(44)を通過した冷媒の残部は、インジェクション管(49)を流れ、インジェクション弁(50)において中間圧力まで減圧される。減圧された冷媒は、圧縮機(31)の中圧部に導入される。
冷却熱交換器(45)では、第2流路(45b)の冷媒が第1流路(45a)の冷媒から吸熱し、蒸発する。これにより、第1流路(45a)の冷媒が冷却される。言い換えると、第1流路(45a)を流れる冷媒の過冷却度が大きくなる。
冷却熱交換器(45)で冷却された冷媒は、膨張弁(33)で低圧まで減圧される。減圧された冷媒は、庫内熱交換器(60)を流れる。庫内熱交換器(60)では、冷媒が庫内空気から吸熱し、蒸発する。この結果、庫内熱交換器(60)は、庫内空気を冷却する。蒸発した冷媒は、圧縮機(31)に吸入され、再び圧縮される。
コンテナ本体(2)の庫内空気は、収容空間(5)と庫内流路(20)とを循環する。庫内流路(20)では、庫内空気が庫内熱交換器(60)によって冷却される。これにより、収容空間(5)の庫内空気を冷却でき、庫内空気を所定温度に調節できる。
〈庫内熱交換器〉
図2、図4〜図8を参照しながら庫内熱交換器(60)の詳細を説明する。図2に示すように、庫内熱交換器(60)は、仕切板(15)から隔壁(12)に向かって水平よりもやや下方に傾いた状態でケーシング(11)に支持される。庫内熱交換器(60)は、多数のフィン(F)と、伝熱管(64)と、3つの管板(61,62,63)とを有する。
以下に述べる方向は、輸送用冷凍装置(10)を収容空間(5)側から視た場合を基準とする。図2及び図4における第1方向は、左右方向である。第1方向は、多数のフィン(F)の配列方向に対応する。図2及び図4における第2方向は、概ね上下方向に対応する。厳密には、第2方向は、フィン(F)の長手方向に直交する幅方向に対応する。図4における第3方向は、概ね前後方向に対応する。厳密には、第3方向は、フィン(F)の長手方向に対応する。
〈フィン〉
フィン(F)は、前後に延びる平行四辺形板状に形成される。フィン(F)は、空気と冷媒との伝熱面積を増大させる。多数のフィン(F)は、互いに平行となるように左右に配列される。
〈伝熱管〉
伝熱管(64)の内部には、庫内空気と熱交換する冷媒が流れる。伝熱管(64)は、直管と、図4に示すU字管(64a)とを含む。直管は、多数のフィン(F)の配列方向に延びている。
〈管板〉
3つの管板(61,62,63)は、第1管板(61)、第2管板(62)、及び中間管板(63)で構成される。第1管板(61)は、庫内熱交換器(60)の左側端部に配置される。第2管板(62)は、庫内熱交換器(60)の右側端部に配置される。中間管板(63)は、庫内熱交換器(60)の第1方向の中間部に配置される。
第1管板(61)と第2管板(62)との間には、多数のフィン(F)が配列される。第1管板(61)と第2管板(62)との間には、庫内空気が流れる熱交換領域(A)が形成される。熱交換領域(A)は、図5における一点鎖線で囲んだ領域である。
各管板(61,62,63)は、フィン(F)と平行に配置される略板状の部材である。各管板(61,62,63)には、伝熱管(64)が貫通する複数の貫通穴が形成される。各管板(61,62,63)は、伝熱管(64)を支持する部材である。
各管板(61,62,63)の前側端部は、隔壁(12)に固定される。各管板(61,62,63)の後側端部は、仕切板(15)に固定される。各管板(61,62,63)は、隔壁(12)及び仕切板(15)に固定されることで、ケーシング(11)に支持される。言い換えると、各管板(61,62,63)は、庫内熱交換器(60)をケーシング(11)に固定する部材を兼用する。
〈第1管板〉
図6に示すように、第1管板(61)は、第1支持板(65)を有する。第1支持板(65)は、第1管板(61)の下端部に形成される。第1支持板(65)は、第1管板(61)の本体から下方に突出した部分を折り返して成形される。第1支持板(65)は、第3方向に延びる横長に形成される。第1支持板(65)は、第2方向において、熱交換領域(A)と重ならない位置にある。
第1支持板(65)は、第1板部(65a)と第2板部(65b)とを含む。第1板部(65a)は、第1管板(61)の下端部を左側方に切り起こした部分である。第2板部(65b)は、第1板部(65a)の左縁部から下側へ突出する。第2板部(65b)は、フィン(F)と略平行な板状に形成される。
〈第2管板〉
図7に示すように、第2管板(62)は、第2支持板(66)を有する。第2支持板(66)は、第2管板(62)の下端部に形成される。第2支持板(66)は、第2管板(62)の下端部を右側方に切り起こした部分である。第2支持板(66)は、第3方向に延びている。第2支持板(66)の下面には、クリップ部材(80)を介してヒータ管(70)の発熱管部(70A)が保持される。クリップ部材(80)は、保持部材に対応する。
〈中間管板〉
図8に示すように、中間管板(63)は、中間支持板(67)を有する。中間支持板(67)は、中間管板(63)の下端に形成される。中間支持板(67)は、第3方向に延びている。中間支持板(67)には、複数の切り欠き(68)が形成される。複数の切り欠き(68)は、第3方向に配列される。複数の切り欠き(68)の各々は、第1切り欠き部(68a)と第2切り欠き部(68b)とをそれぞれ含む。
第1切り欠き部(68a)は、中間支持板(67)の下縁から上側に延びる。第2切り欠き部(68b)は、第1切り欠き部(68a)と連続する。第2切り欠き部(68b)は、第1切り欠き部(68a)の上端から第3方向前側に延びる。言い換えると、第2切り欠き部(68b)は、第1切り欠き部(68a)の上端から斜め下方に延びる。各第2切り欠き部(68b)には、ヒータ管(70)のストレート部(71)がそれぞれ引っ掛けられる。ヒータ管(70)が庫内熱交換器(60)に取り付けられるとき、第2切り欠き部(68b)は、ヒータ管(70)を仮置きする仮置き部として機能する。第2切り欠き部(68b)は、ヒータ管(70)を引っ掛ける引っ掛け部である。
〈ヒータの詳細〉
図4〜図8に示すように、ヒータ(H)は、3つのヒータ管(70)を有する。ヒータ管(70)の数量は、1つ、2つ、又は4つ以上であってもよい。各ヒータ管(70)は、略U字形状である。各ヒータ管(70)は、厳密にいうと、熱を発する発熱管部(70A)と、熱を発しない非発熱管部(70B)とをそれぞれ有する。3つのヒータ管(70)は、庫内熱交換器(60)の下面に沿って配置される。3つのヒータ管(70)は、第3方向に所定の間隔を置いて配列される。
〈発熱管部〉
各発熱管部(70A)は、一対のストレート部(71)と1つの曲げ部(72)とをそれぞれ有する。発熱管部(70A)の内部には、熱源であるニクロム線が通っている。
一対のストレート部(71)は、第3方向に所定の間隔を置いて隣り合う。一対のストレート部(71)は、互いに等間隔を置くように第1方向に延びている。ストレート部(71)の一端は、第2管板(62)より内側(左側)に位置する。ストレート部(71)の他端は、第1管板(61)よりやや外側(左側)に位置する。ストレート部(71)は、直線状の第1発熱管部に対応する。
曲げ部(72)は、一対のストレート部(71)の一端を互いに連結する。曲げ部(72)は、円弧状、あるいは半円形状に形成される。曲げ部(72)は、第2発熱管部に対応する。
〈非発熱管部〉
図6に示すように、非発熱管部(70B)は、ストレート部(71)の他端側に配置される。非発熱管部(70B)は、ストレート部(71)から下側に延びる。非発熱管部(70B)は、第1支持板(65)に沿うように下側に延びる。非発熱管部(70B)は、可撓性のチューブを含んでもよい。可撓性のチューブは、例えばシリコン材料で構成される。非発熱管部(70B)は、第2方向において、熱交換領域(A)と重ならない位置にある。
〈ヒータ管の支持構造〉
庫内熱交換器(60)にヒータ管(70)を支持するための支持構造を説明する。支持構造は、固定板(75)、固定部材(76)、及びクリップ部材(80)を含む。
〈固定板〉
図8に示すように、固定板(75)は、ヒータ管(70)が仮置き状態であるときに、中間支持板(67)に取り付けられる。固定板(75)は、中間支持板(67)に沿って第3方向に延びている。固定板(75)の上縁には、複数の固定側切り欠き(75a)が形成される。各ストレート部(71)は、複数の固定側切り欠き(75a)をそれぞれ通る。固定板(75)は、中間支持板(67)と板厚方向に重なるように、ボルトなどの締結具によって中間支持板(67)に固定される。固定板(75)が中間支持板(67)に固定されると、第2切り欠き部(68b)の縁と、固定側切り欠き(75a)の縁との間にヒータ管(70)が保持される。
〈固定部材〉
図6に示すように、輸送用冷凍装置(10)は、非発熱管部(70B)を固定する固定部材(76)を有する。本実施形態の輸送用冷凍装置(10)は、ヒータ管(70)の数に対応して3つの固定部材(76)を有する。
各固定部材(76)は、固定部本体(76a)と、2つの押さえ板(76b)とをそれぞれ有する。固定部本体(76a)は、第3方向に延びる板状に形成される。固定部本体(76a)は、ボルトなどの締結具により、第1管板(61)に固定される。具体的には、固定部本体(76a)は、第1支持板(65)の第2板部(65b)の右側面に固定される。
一対の押さえ板(76b)は、固定部本体(76a)の第3方向の両端にそれぞれ1つずつ設けられる。一対の押さえ板(76b)は、1つのヒータ管(70)における一対の非発熱管部(70B)にそれぞれに対応する。押さえ板(76b)は、管状の非発熱管部(70B)の外周面に沿うように湾曲する。押さえ板(76b)は、非発熱管部(70B)と接触する円弧面を有する。固定部材(76)が第1管板(61)に固定されると、非発熱管部(70B)が第2板部(65b)に押し付けられる。非発熱管部(70B)は、熱交換領域(A)と第2方向に重ならない位置において、固定部材(76)によって庫内熱交換器(60)に固定される。
〈クリップ部材の概要〉
図7に示すように、クリップ部材(80)は、第2管板(62)に固定される。クリップ部材(80)は、取付板(81)と、板ばね部(82)と、取付板(81)及び板ばね部(82)を連結する連結部(83)とを有する。クリップ部材(80)は、取付板(81)と板ばね部(82)との間にヒータ管(70)の曲げ部(72)を挟み込んで保持する。クリップ部材(80)は、ヒータ管(70)の第2方向の移動を規制する。
〈部材の材質及び硬さ〉
各管板(61,62,63)は、アルミニウム材料で構成される。各管板(61,62,63)のアルミニウム材料は、A5052である。各管板(61,62,63)のビッカーズ硬さは60[Hv]である。中間支持板(67)は、アルミニウム材料で構成される。中間支持板(67)のアルミニウム材料は、A5052である。中間支持板(67)のビッカーズ硬さは60[Hv]である。発熱管部(70A)は、ステンレス材料で構成される。発熱管部(70A)のステンレスの材料は、SUS304である。発熱管部(70A)のビッカーズ硬さは200[Hv]である。固定板(75)は、アルミニウム材料で構成される。固定板(75)のアルミニウム材料は、A5052である。固定板(75)のビッカーズ硬さは60[Hv]である。クリップ部材(80)は、例えばステンレス材料で構成される。
発熱管部(70A)のビッカーズ硬さは、各管板(61,62,63)のビッカーズ硬さより大きい。発熱管部(70A)のビッカーズ硬さは、中間支持板(67)のビッカーズ硬さより大きい。発熱管部(70A)のビッカーズ硬さは、固定板(75)のビッカーズ硬さより大きい。発熱管部(70A)のビッカーズ硬さは、クリップ部材(80)のビッカーズ硬さより大きい。
以上のように、発熱管部(70A)は、他の部材よりも硬い。このため、振動に起因して発熱管部(70A)がこれらの部材と接触した際、発熱管部(70A)に傷がつくのを抑制できる。
〈ヒータを熱交換器に取り付ける工程〉
作業者が、庫内熱交換器(60)にヒータ(H)を取り付ける工程について説明する。例えば作業者は、以下に述べる第1工程、第2工程、第3工程、及び第4工程を順に行う。
1)第1工程
第1工程は、ヒータ管(70)を中間支持板(67)に仮置きする工程である。作業者は、ヒータ管(70)のストレート部(71)を中間支持板(67)の切り欠き(68)に挿入する。ストレート部(71)を第2切り欠き(68b)の内部に配置することで、ストレート部(71)が第2切り欠き(68b)に下縁部に引っ掛けられる。この状態において、ヒータ管(70)が中間支持板(67)に仮置きされる。ストレート部(71)を仮置き状態にすると、作業者は、ヒータ管(70)の位置合わせや、ヒータ管(70)の固定を容易に行うことができる。具体的には、作業者は、以下に説明する第2工程、第3工程、及び第4工程を容易に行うことができる。加えて、ストレート部(71)が下方に撓んでしまうことを中間支持板(67)によって抑制できる。
2)第2工程
第2工程は、ヒータ管(70)をクリップ部材(80)に取り付ける工程である。作業者は、ヒータ管(70)の曲げ部(72)をクリップ部材(80)の取付板(81)と板ばね部(82)との間に挿入する。取付板(81)と板ばね部(82)との間に曲げ部(72)を挟むことで、曲げ部(72)が庫内熱交換器(60)に支持される。クリップ部材(80)は、ヒータ管(70)の第1方向の移動を許容する。このため、作業者は、ヒータ管(70)の第1方向の位置を適宜調整できる。
3)第3工程
第3工程は、ヒータ管(70)を固定部材(76)に取り付ける工程である。作業者は、固定部材(76)によって、ヒータ管(70)の非発熱管部(70B)を第1支持板(65)に固定する。固定部材(76)は、ヒータ管(70)の第1方向の移動を規制する。非発熱管部(70B)の第1方向の移動が規制されると、非発熱管部(70B)が熱交換領域(A)と重なってしまうことを抑制できる。
4)第4工程
第4工程は、固定板(75)を中間支持板(67)に取り付ける工程である。作業者は、固定側切り欠き(75a)の内部に、仮置き状態のストレート部(71)が入るように、中間支持板(67)の位置を調節する。この結果、固定側切り欠き(75a)の縁と第2切り欠き(68b)の縁とによって、ストレート部(71)の全周が囲まれる。作業者は、この位置の中間支持板(67)を固定板(75)に固定する。固定板(75)は、ヒータ管(70)のストレート部(71)が中間支持板(67)の切り欠き(68)から抜け落ちてしまうことを阻止する。
作業者は、第4工程を第1工程と第3工程の間に行ってもよい。作業者は、第4工程を第2工程と第3工程との間に行ってもよい。
〈クリップ部材の詳細〉
図9〜図11を参照しながら、クリップ部材(80)の詳細を説明する。クリップ部材(80)は、取付板(81)、板ばね部(82)、連結部(83)を有する。クリップ部材(80)は、連結部(83)の両端部とそれぞれ連続する2つの連続板部(84)を有する。取付板(81)は、第1部に対応する。板ばね部(82)は、第2部に対応する。
〈取付板〉
取付板(81)は、第1方向に延びる矩形板状に形成される。取付板(81)の一端は連結部(83)に連結する。取付板(81)の他端付近には、クリップ部材(80)を中間支持板(67)に取り付けるための2つの締結穴(81a)が形成される。
取付板(81)には、2つの第1穴(81b))が形成される。第1穴(81b)は、第1方向に延びる長円形状に形成される。2つの第1穴(81b)は、互いに等間隔を置くように隣り合う。第1穴(81b)の数量は1つ、又は3つ以上であってもよい。第1穴(81b)は、庫内空気が流通する通風穴を構成する。
〈板ばね部〉
板ばね部(82)は、第1方向に延びる板状に形成される。板ばね部(82)は、その一端(基端)から他端(先端)に向かうにつれて第3方向の幅が狭くなる。図11に示すように、板ばね部(82)は、傾斜部(82a)、押さえ部(82b)、及び拡大部(82c)を含んでいる。図11は、ヒータ管(70)を保持した状態のクリップ部材(80)の板ばね部(82)を実線で示す。図11は、ヒータ管(70)を保持していない状態のクリップ部材(80)の板ばね部(82)を二点鎖線で示す。
傾斜部(82a)は、板ばね部(82)の基端から先端に向かうにつれて取付板(81)に近づくように、傾斜する。言い換えると、傾斜部(82a)と取付板(81)との間隔は、板ばね部(82)の基端から先端に向かうにつれて小さくなる。
ヒータ管(70)を保持してない状態のクリップ部材(80)では、押さえ部(82b)が取付板(81)と略平行な状態となる。この状態のクリップ部材(80)では、押さえ部(82b)と取付板(81)との間隔は、板ばね部(82)の基端から先端に亘って概ね等しくなる。
ヒータ管(70)が庫内熱交換器(60)に取り付けられた状態では、図11に示すように、曲げ部(72)が押さえ部(82b)と取付板(81)との間に位置する。厳密には、曲げ部(72)は、押さえ部(82b)の他端(左端)より一端(右端)に近い。ヒータ管(70)を保持する状態のクリップ部材(80)では、押さえ部(82b)が取付板(81)に対して傾斜する。この状態のクリップ部材(80)では、押さえ部(82b)と取付板(81)との間隔は、板ばね部(82)の基端から先端に向かうにつれて大きくなる。
押さえ部(82b)は、図11の二点鎖線で示す状態に戻るように弾性変形する。押さえ部(82b)は、曲げ部(72)を取付板(81)に向かって付勢する。付勢された曲げ部(72)は、押さえ部(82b)と取付板(81)との間に挟まれて保持される。
拡大部(82c)は、板ばね部(82)の基端から先端に向かうにつれて取付板(81)から離れるように、傾斜する。言い換えると、拡大部(82c)と取付板(81)との間隔は、板ばね部(82)の基端から先端に向かうにつれて大きくなる。
板ばね部(82)には、2つの第2穴(82d)が形成される。第2穴(82d)は、板ばね部(82)の基端から先端に向かうにつれて第3方向の幅が狭くなる。第2穴(82d)は、傾斜部(82a)及び押さえ部(82b)に亘って形成される。2つの第2穴(82d)は、互いに等間隔を置くように隣り合う。第2穴(82d)の数量は1つ、又は3つ以上であってもよい。第2穴(82d)は、庫内空気が流通する通風穴を構成する。
〈連結部〉
連結部(83)は、取付板(81)の一端と板ばね部(82)の一端とに連結する。連結部(83)は、取付板(81)の一端から第2方向下側に突出する。連結部(83)は、取付板(81)と垂直な矩形板状に形成される。連結部(83)は、1つのヒータ管(70)における一対のストレート部(71)の間に位置する。
〈連続板部〉
連続板部(84)は、第1曲面部(85)、平面部(86)、第2曲面部(87)、及び折り返し部(88)を含む。第1曲面部(85)、平面部(86)、第2曲面部(87)、及び折り返し部(88)は、直線状に延びる平板状の連続板部(84)を折り曲げることで成形される。
〈第1曲面部〉
クリップ部材(80)は、2つの第1曲面部(85)を有する。各第1曲面部(85)の一端は、連結部(83)の長手方向(第3方向)の両端側にそれぞれ設けられる。図10に示すように、各第1曲面部(85)は、ストレート部(71)にそれぞれ対向する曲面状に形成される。第1曲面部(85)は、連結部(83)に対して左側に向かって約90度曲がっている。第1曲面部(85)とストレート部(71)との間には、僅かな隙間が確保される。連続板部(84)は、連結部(83)と第1曲面部(85)との間に直線状の部分を有してもよい。
〈平面部〉
クリップ部材(80)は、2つの平面部(86)を有する。各平面部(86)の一端は、第1曲面部(85)の他端とそれぞれ連結する。図10に示すように、各平面部(86)は、ストレート部(71)にそれぞれ対向する平面状に形成される。平面部(86)は、ストレート部(71)の延びる方向(第1方向)に沿った平面を有する。平面部(86)とストレート部(71)との間には、僅かな隙間が確保される。
〈第2曲面部〉
クリップ部材(80)は、2つの第2曲面部(87)を有する。各第2曲面部(87)の一端は、平面部(86)の他端とそれぞれ連続する。言い換えると、第2曲面部(87)は、平面部(86)における第1曲面部(85)と反対側の端部と連続する。図10に示すように、各第2曲面部(87)は、ストレート部(71)にそれぞれ対向する曲面状に形成される。第2曲面部(87)とストレート部(71)との間には、僅かな隙間が確保される。
〈折り返し部〉
クリップ部材(80)は、2つの折り返し部(88)を有する。各折り返し部(88)の一端は、第2曲面部(87)の他端とそれぞれ連続する。折り返し部(88)は、ストレート部(71)と反対側に向かって延びている。折り返し部(88)は、連結部(83)と平行な矩形板状に形成される。
−実施形態の効果−
クリップ部材(80)には、連結部(83)の端部と連続する第1曲面部(85)が設けられる。このため、輸送用コンテナ(1)に作用する振動に伴いクリップ部材(80)がストレート部(71)と接触したとき、ストレート部(71)と第1曲面部(85)とが面接触する。ストレート部(71)と第1曲面部(85)とが面接触すると、ヒータ管(70)のストレート部(71)に傷がつくことを抑制でき、ヒータ管(70)の絶縁不良などの不具合を回避できる。
クリップ部材(80)には、ストレート部(71)と対向する平面部(86)が設けられる。このため、振動に伴いクリップ部材(80)がストレート部(71)に接触したとき、ストレート部(71)と平面部(86)とが面接触する。クリップ部材(80)とストレート部(71)との接触面積が大きくなるので、ストレート部(71)の応力の集中を抑制できる。このため、ヒータ管(70)のストレート部(71)が傷つくことを抑制できる。加えて、平面部(86)とストレート部(71)とを面接触させることで、ヒータ管(70)の第3方向の揺れを平面部(86)により抑制できる。言い換えると、平面部(86)により、ヒータ管(70)における、複数のストレート部(71)の配列方向の揺れを抑制できる。
クリップ部材(80)には、ストレート部(71)と対向する第2曲面部(87)が設けられる。このため、振動に伴いクリップ部材(80)がストレート部(71)に接触したとき、ストレート部(71)と第2曲面部(87)とが面接触する。このため、ヒータ管(70)のストレート部(71)に傷がつくことを抑制できる。
クリップ部材(80)に拡大部(82c)を設けると、第2工程において、ヒータ管(70)の曲げ部(72)を取付板(81)と板ばね部(82)との間に挿入しやすくなる。
固定部材(76)は、ヒータ管(70)の他端部にある非発熱管部(70B)を固定する。このため、ヒータ管(70)により加熱されない領域が移動することを抑制でき、庫内熱交換器(60)の所望の領域を加熱できる。
ヒータ管(70)が加熱動作することに伴いストレート部(71)が熱膨張する場合、ヒータ管(70)は第1方向に延びる。ヒータ管(70)が停止することに伴いストレート部(71)が熱収縮する場合、ヒータ管(70)は第1方向に縮む。非発熱管部(70B)を固定部材(76)に固定すると、ストレート部(71)は、非発熱管部(70B)を基準として第1方向に伸縮する。クリップ部材(80)は、ヒータ管(70)の第1方向の移動を許容するため、ヒータ管(70)が第1方向に伸縮したとしても、クリップ部材(80)に保持された曲げ部(72)に応力が作用することを抑制できる。
ストレート部(71)と第1曲面部(85)との間に僅かな隙間が形成される。このため、ストレート部(71)の熱収縮に起因して、ストレート部(71)にずれ応力が生じることを抑制でき、ストレート部(71)に傷がつくことを抑制できる。
ストレート部(71)と平面部(86)との間に僅かな隙間が形成される。このため、ストレート部(71)の熱収縮に起因して、ストレート部(71)にずれ応力が生じることを抑制でき、ストレート部(71)が傷つくことを抑制できる。
ストレート部(71)と第2曲面部(87)との間に僅かな隙間が形成される。このため、ストレート部(71)の熱収縮に起因して、ストレート部(71)にずれ応力が生じることを抑制でき、ストレート部(71)が傷つくことを抑制できる。
クリップ部材(80)は、第2方向におけるヒータ管(70)の移動を規制する。このため、振動に起因してヒータ管(70)と庫内熱交換器(60)とが接触することを抑制できる。
クリップ部材(80)には、取付板(81)に第1穴(81b)を形成している。クリップ部材(80)は、第2方向において、熱交換領域(A)と重なる位置にある。庫内空気は、第1穴(81b)を通過するため、熱交換領域(A)の気流が取付板(81)によって妨げられることを抑制できる。
クリップ部材(80)には、板ばね部(82)に第2穴(82d)を形成している。庫内空気は、第2穴(82d)を通過するため、熱交換領域(A)の気流が板ばね部(82)によって妨げられることを抑制できる。
《実施形態の変形例》
上述した実施形態のクリップ部材(80)の変形例について説明する。
〈変形例1〉
図12に示す変形例1のクリップ部材(80)の連続板部(84)は、平面部(86)を有さない。変形例1では、平板状の連続板部(84)が約180度折り返されることで、第1曲面部(85)が形成される。具体的には、変形例1の連続板部(84)は、延出部(89)、第1曲面部(85)、及び折り返し部(88)を有する。
延出部(89)の一端は、連結部(83)の端部と連続する。延出部(89)はストレート部(71)に向かって延びる。第1曲面部(85)の一端は、延出部(89)の他端と連続する。折り返し部(88)は、第1曲面部(85)の他端と連続する。折り返し部(88)はストレート部(71)と逆側に延びる。折り返し部(88)と延出部(89)とは接触してもよいし、離れていてもよい。
変形例1においても、ストレート部(71)と第1曲面部(85)とを面接触させることで、ストレート部(71)が傷つくことを抑制できる。
〈変形例2〉
図13に示す変形例2のクリップ部材(80)の連続板部(84)は、実施形態とは連結部(83)を挟んで逆側に設けられる。具体的には、変形例2の第1曲面部(85)は、連結部(83)に対して左側に向かって約90度曲がっている。平面部(86)は、連結部(83)及び折り返し部(88)は、連結部(83)の左側に位置する。
変形例2においても、ストレート部(71)と、第1曲面部(85)、平面部(86)、及び第2曲面部(87)とを面接触させることで、ストレート部(71)が傷つくことを抑制できる。
〈変形例3〉
図14に示す変形例3のクリップ部材(80)の連続板部(84)は、平面部(86)及び折り返し部(88)を有さない。加えて、変形例3の第1曲面部(85)は、実施形態よりも曲がる角度が大きい。変形例1の第1曲面部(85)は、90度より大きい角度で曲がっている。
変形例3においても、ストレート部(71)と、第1曲面部(85)とを面接触させることで、ストレート部(71)が傷つくことを抑制できる。
《その他の実施形態》
上述した実施形態、及び変形例においては、以下のような構成としもよい。
輸送用コンテナ(1)は、陸上輸送に用いられてもよい。この場合、輸送用コンテナ(1)は、車両などの陸上輸送体によって搬送される。具体的には、輸送用コンテナ(1)は、トレーラに搭載される。
ヒータ管(70)は、庫内空気の加熱に用いられてもよい。具体的には、庫内熱交換器(60)が庫内空気を露点温度以下まで冷却し、庫内空気を除湿する。ヒータ管(70)は、除湿した空気を目標温度まで加熱する。
庫内熱交換器(60)は、完全に水平な状態で配置されてもよい。庫内熱交換器(60)は、熱交換領域(A)が側方を向く状態で配置されてもよい。この場合にも、ヒータ管(70)は、熱交換領域(A)に沿うように保持部材(80)に保持される。
クリップ部材(80)には、連結部(83)の両端側のうちの一方だけに、第1曲面部(85)が設けられてもよい。
ヒータ管(70)の曲げ部(72)の形状は、円弧状、あるいは半円形状に限られない。曲げ部(72)は、図15に示すように、略U状に形成されてもよい。図16に示すように、曲げ部(72)は、略V字状に形成されてもよい。このように、曲げ部(72)は、滑らかな円弧状でなくてもよい。
拡大部(82c)は、板ばね部(82)及び取付板(81)のうち取付板(81)のみに設けられてもよい。拡大部(82c)は、板ばね部(82)及び取付板(81)の双方に設けられてもよい。
以上、実施形態および変形例を説明したが、特許請求の範囲の趣旨および範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。また、以上の実施形態、変形例、その他の実施形態は、本開示の対象の機能を損なわない限り、適宜組み合わせたり、置換したりしてもよい。以上に述べた「第1」、「第2」、「第3」…という記載は、これらの記載が付与された語句を区別するために用いられており、その語句の数や順序までも限定するものではない。
本開示は、輸送用冷凍装置、及び輸送用コンテナについて有用である。
1 輸送用コンテナ
2 コンテナ本体
10 輸送用冷凍装置
60 庫内熱交換器(熱交換器)
70 ヒータ管
70B 非発熱管部
71 ストレート部(第1発熱管部)
72 曲げ部(第2発熱管部)
76 固定部材
80 クリップ部材(保持部材)
81 取付板(第1部)
81b 第1穴
82d 第2穴
82 板ばね部(第2部)
82c 拡大部
83 連結部
85 第1曲面部
86 平面部
87 第2曲面部

Claims (7)

  1. 熱交換器(60)と、
    2つの直線状の第1発熱管部(71)、及び該2つの第1発熱管部(71)の端部を互いに連結する第2発熱管部(72)を含むU字形状のヒータ管(70)と、
    前記熱交換器(60)に前記ヒータ管(70)を保持する保持部材(80)とを備え、
    前記保持部材(80)は、
    前記第2発熱管部(72)を挟み込んで保持する第1部(81)及び第2部(82)と、
    前記2つの第1発熱管部(71)の間に位置し、前記第1部(81)及び第2部(82)を互いに連結する連結部(83)とを有し、
    前記保持部材(80)には、前記連結部(83)の両端側の少なくとも一方に、前記第1発熱管部(71)に対向する曲面状の第1曲面部(85)が設けられる
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  2. 請求項1において、
    前記保持部材(80)には、前記第1曲面部(85)と連続するとともに前記第1発熱管部(71)に対向する平面部(86)が設けられる
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  3. 請求項2において、
    前記保持部材(80)には、前記平面部(86)における前記第1曲面部(85)と反対側の端部と連続する曲面状の第2曲面部(87)が設けられる
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つにおいて、
    前記第1部(81)及び第2部(82)の一端が前記連結部(83)に連結し、
    前記第1部(81)及び前記第2部(82)は、互いの間隔を該第1部(81)及び該第2部(82)の各他端に向かって拡大させる拡大部(82c)を含んでいる
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つにおいて、
    前記ヒータ管(70)は、前記第1発熱管部(71)の他端部に非発熱管部(70B)を有し、
    前記非発熱管部(70B)を前記熱交換器(60)に固定する固定部材(76)をさらに備えている
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つにおいて、
    前記第1部(81)及び第2部(82)の少なくとも一方には、穴(81b,82d)が形成されている
    ことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つの輸送用冷凍装置(10)と、
    コンテナ本体(2)とを備えている
    ことを特徴とする輸送用コンテナ。
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