JP2021139430A - 台座 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置安定性が高く、且つ取付部の不具合も生じ難い台座を提供する。【解決手段】本発明の台座は、例えばスタンド型器具Sのアーム部6の基端部61に設けられ、アーム部6を所定の取付部P1に起立状態で固定保持させる台座1である。台座1は、基端部61を連結支持する台座本体10と、台座本体10の底面部10Bに設けられ、取付部P1の被吸着面に対して所定の吸着力にて吸着可能な吸着面11Bを有する吸盤部11と、吸盤部11を吸着面11Bと反対方向へ引っ張ったり引っ張りを解除したりすることで前記吸着力を調整可能な吸着力調整部12とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、電話台、デスクライト、パーテーションなどの支持部の台座に関する。
従来、デスク等の天板にアーム部により立設される電話台やデスクライトなどのスタンド型器具が知られている。このスタンド型器具の台座としては、アーム部(支持部)を起立状態に保持させるためにアーム部の基端部に設けられて天板の側縁部に挟持固定するクランプ形式のものである(特許文献1〜3)。
特開2006−183836号公報 特開平10−69807号公報 実開平7−8696号公報
前記従来の台座では、天板の側縁部としてクランプを適切に挟持固定できるだけの出っ張り幅や厚みがなければ、アーム部を安定して起立状態に保持できなかった。また、天板の側縁部にクランプを取り付けると、その取付部に傷や変形、破損等の不具合を招くおそれがあった。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、天板の側縁部の出っ張り幅や厚みにかかわらず設置安定性が高く、且つ取付部に破損等の不具合も生じ難い台座を提供することを目的とする。
本発明に係る台座は、
支持部の基端部に取り付けられ、前記支持部を所定の取付部に固定保持させる台座であって、
前記基端部を連結支持する台座本体と、
前記台座本体の底面部に設けられ、前記取付部の被吸着面に対して所定の吸着力にて吸着可能な吸着面を有する吸盤部と、
前記吸盤部を吸着面と反対方向へ引っ張ったり引っ張りを解除したりすることで前記吸着力を調整可能な吸着力調整部とを備えるものである。
前記構成によれば、吸盤部によって台座本体が取付部に吸着固定されるから、クランプを適切に挟持固定できない机やテーブル等の天板等に対しても、支持部を安定して起立状態等に固定保持させることができ、取付部の傷や変形、破損等も生じ難い。しかも、吸着力調整部によって吸盤部の吸着力が大きくなるように調整すれば、取付部に対して台座本体がより強固に固定されるから、支持部をより安定して保持することができる。
前記吸盤部は、前記基端部の連結部より外周側の少なくとも2方向にそれぞれ配設されることにより、台座本体が取付部に対してより安定して固定されるから、支持部を安定して保持することができる。
前記吸盤部の吸着面には、前記被吸着面に対して所定の粘着力をもって接触する粘着部を設けることができ、この場合、吸盤部の吸着力に加え、粘着部の粘着力によっても台座本体が取付部に吸着固定されるから、支持部をより安定して保持することができる。
前記吸着力調整部は、前記吸盤部の吸着面と反対側に連結固定されるコア部材と、コア部材を支持するコア受け部と、コア部材を前記吸盤部の吸着方向へ移動可能に保持するガイド部と、前記吸盤部を吸着面と反対側から押圧するバネ部材と、コア受け部によるコア部材の支持位置を前記吸盤部の吸着方向に変更するための操作部とを有し、
前記操作部を一方向に回転させることで前記コア部材が前記バネ部材の弾性力に抗して前記吸着面と反対側に移動し、前記操作部を他方向に回転させることで前記コア部材が前記バネ部材の弾性力によって前記吸着面側に移動する構成とすることができる。
前記構成によれば、操作部を一方に回動させることで、吸盤部が吸着面と反対側へ引張されるから吸着力が大きくなる。一方、操作部を他方に回動させることで、吸盤部の引張が解除されるから吸着力が小さくなる。このように、操作部を回動操作することによって、吸盤部の吸着力を容易に変更できるから取付部に対して台座本体を容易に固定したり取り外したりすることができる。
以上より、本発明に係る台座によれば、吸盤部によって台座本体が取付部に吸着固定されるから、天板の側縁部の出っ張り幅や厚みにかかわらず設置安定性が高く、且つ取付部に傷や変形、破損等の不具合も生じ難いという効果が発揮される。
実施形態による台座を有するスタンド型器具の斜視図である。 実施形態による台座の斜視図である。 実施形態による台座の上方視図である。 実施形態による台座の下方視図である。 実施形態による台座の吸着力調整部周辺の分解断面図である。 実施形態による台座の吸着力調整部周辺の分解斜視図である。 実施形態による台座の吸着力調整部周辺の上方視図である。 実施形態による台座のコア受け部周辺の概略構成図である。
以下に、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態は、机やテーブル等の天板Pに立設して使用されるスタンド型の電話台Sの台座部分、より詳しくは、支持部となるアーム部6の基端部61に設けられ、吸盤部11の吸着力によってアーム部6を天板Pの上面(取付部)P1に起立状態で固定保持させる台座1である。なお、本明細書では、吸盤部11の吸着方向(天板上面P1に垂直な方向)を上下方向、前記吸着方向に直交する方向(天板上面P1に水平な方向)を前後および左右方向として説明する。
(電話台Sについて)
電話台Sは、電話機Tの載置部となる電話受け部5と、電話受け部5を支持する支持部としてのアーム部6と、アーム部6を支持する台座1とを備えており、アーム部6の先端部62に、電話受け部5が上下方向に回動可能に連結されている。アーム部6の中間部には、アーム部6を上下2つに分割し、それら下延部6Aおよび上延部6B相互を回動可能に連結するヒンジ部63が設けられている。即ち、アーム部6の上延部6Bは、略垂直に起立させた姿勢から前方へ所定の角度(例えば、90度)傾倒させた姿勢になる範囲内で回動可能に構成されている。
このように、電話台Sは、アーム部6の上延部6Bを起立状態から前方へ傾倒させるとともに、電話受け部5を上向きに回動させることにより、電話受け部5を所望の角度に保ったまま、天板Pの前下方(使用者の手元側)まで引き寄せることができる。また、アーム部6の上延部6Bを起立状態に戻すとともに、電話受け部5を下向きに回動させれば、電話受け部5を所望の角度に保ったまま、天板Pの後上方(奥側)へ押し戻すことができる。
また、アーム部6の基端部61は、台座1に対して左右方向に回動可能に連結されている。これにより、電話受け部5は、前記のようにアーム部6の上延部6Bを前方へ傾倒させた姿勢や起立させた姿勢で、所望の角度に保ったまま水平方向に回動させることができる。
(台座1について)
図2、図3、図4に示すように、台座1は、アーム基端部61を連結支持する台座本体10と、取付部となる天板上面P1に対して所定の吸着力にて吸着可能な複数の吸盤部11と、吸盤部11を天板上面P1の被吸着面から離反させる方向として吸着面11Bと反対方向へ引っ張ったり引っ張りを解除したりすることで前記吸着力を調整可能な吸着力調整部12とを備えている。
台座本体10は、台座本体10の基部となるベース部101と、ベース部101を上方から覆うカバー部102とで構成されており、カバー部102の上面部10Aの略中央には、アーム基端部61の内空部に挿通され、アーム基端部61を左右方向へ回動可能に連結支持する固定柱13が立設されている。また、台座本体10における固定柱13の基端部外周には、複数(ここでは、3つ)の脚部14が設けられている。
脚部14は、それぞれ、固定柱13の中心軸線CL側からその外周の少なくとも異なる3方向に、所定の角度間隔(略120度間隔)で延出形成されており、それら脚部14にそれぞれ、吸盤部11および吸着力調整部12が配設されている。吸盤部11および吸着力調整部12は、固定柱13の基端部より外周側の中心軸線CLを中心とする同心円周上に略等間隔で配設されている。
吸盤部11は、天然ゴムやシリコンゴム、熱可塑性ポリウレタンなど軟質の樹脂材料で形成された高弾性を有する略円盤状の板体であり、吸着面11Bを下向きにして、台座本体10の底面部10Bにおける各脚部14の先端位置に配設されている。
吸着面11Bの中央部には、下方視略円形状の凹没部110が形成されている。吸着面11Bの外周部には、凹没部110を囲うように、天板上面P1に対して高粘着性を発揮する粘着部としての粘着パッド15が貼着されている。従って、吸盤部11を天板上面P1に吸着させる際には、天板上面P1と凹没部110との間に密閉空間が画成されるとともに、粘着パッド15が全周に亘って天板上面P1に面接触し、所定の粘着力をもって粘着する。このように、吸盤部11は、前記密閉空間の負圧吸着効果による吸着力と、粘着パッド15の粘着力とによって天板上面P1に吸着固定される。
吸盤部11の外周端面11Cには、吸盤部11を天板上面P1から取り外す際の摘み部となる板状の舌片16が形成されている。図5、図6に示すように、吸盤部11における吸着面11Bと反対側の面である吸盤上面部11Aの中央部には、後述するコア部材21を連結させるための略四角柱状の支軸17が立設されており、支軸17が上下に移動することで、被吸着面に対する凹没部110の底面の高さ位置が上下に変動するように構成されている。支軸17は、吸盤部11より硬質の樹脂材料で形成されている。
吸着力調整部12は、支軸17に連結固定されるコア部材21と、コア部材21を支持するコア受け部22と、コア部材21を上下移動可能に保持するガイド部としての内筒部23と、吸盤部11を吸盤上面部11A側から下方に押圧するバネ部材24と、コア受け部22によるコア部材21の支持位置を上下に変更させるための操作部としての操作ダイヤル25と、操作ダイヤル25を回動可能に支持するダイヤル支持部26とを備えている。
バネ部材24は、圧縮ばねであって、吸盤上面部11Aとベース部101の下面部(台座本体10の底面部10B)との間に圧縮状態で挟持され、その圧縮反力によって吸盤上面部11Aを常に天板上面P1側へ押圧する。これにより、吸盤部11の姿勢が安定し、天板上面P1に対して吸盤部11を容易且つ確実に吸着させることができる。
ダイヤル支持部26は、ベース部101の上面部における脚部14の先端位置、即ち、吸盤部11の上方位置にて、略円環状に隆起形成されている。内筒部23は、ダイヤル支持部26の内周壁260より小径の略円筒状に形成されており、ダイヤル支持部26の内側中央部に立設され、支持部内周壁260との間に、有底円環状の溝部30を画成している。
内筒部23は、溝部30の底面部301からダイヤル支持部26と略同一の高さ位置まで延設されており、その周壁には、対角方向の2か所に、前記周壁の上端縁から溝部30の底面部301の近傍に亘って、所定幅の切込部31が形成されている。
図5、図6、図7に示すように、内筒部23の内空部には、略円柱状のコア部材21が挿入されている。コア部材21の上端外周面には、対角方向の2か所に、小幅板状の掛合片32が形成されており、内筒部23の切込部31に嵌挿される。また、掛合片32は、操作ダイヤル25の内周面に形成されたコア受け部22の上方位置まで延出し、コア受け部22に上方から掛合している。これにより、コア部材21は、内筒部23の内空部において、周方向への回動が阻止されるとともに、切込部31の形成範囲内で上下に摺動可能な状態で保持される。
コア部材21の下端部には、吸盤部11の支軸17を嵌挿させるための支軸挿通孔33が開設されており、コア部材21は、内筒部23の内空部に挿入されるとともに、支軸挿通孔33に吸盤部11の支軸17を嵌挿させ、この状態で支軸17にねじ留め固定される。これにより、吸盤部11は、コア部材21と共に、ベース部101の下面部(台座本体10の底面部10B)に抜け止め状態で保持される。
操作ダイヤル25は、吸盤部11と略同一の外径を有する上方視略円環状に形成され、且つ下面側がダイヤル支持部26の上面の隆起形状と略一致する凹面状に形成されており、吸盤部11の上方位置に設けられたダイヤル支持部26に、上方から重ね合わせるようにして環設される。
操作ダイヤル25の内周壁250は、操作ダイヤル25の下面中央部から下向きに突出形成されており、支持部内周壁260の内周面に沿って溝部30に遊びを有して嵌め合わされる。ダイヤル内周壁250の下端部251は、溝部30の底面部301に当接される。これにより、操作ダイヤル25は、ダイヤル支持部26に対して、その内周側に設けられた溝部30に沿って回動可能に支持される。
コア受け部22は、ダイヤル内周壁250の内周面に沿って、略一定の幅で上方視円弧状に突出形成されている。コア受け部22は、ダイヤル内周壁250の内周面における対角方向の2か所に、操作ダイヤル25の回転軸を中心とする略90度の範囲に亘って延設されている。
図8に示すように、コア受け部22の上面部にて構成する被掛合部220は、一端22A側(上方視における時計回りの始端側)が低く、他端22B側(上方視における時計回りの終端側)が高くなるように傾斜している。従って、操作ダイヤル25が所定のロック解除方向(時計回り)に回転され、掛合片32に対してコア受け部22が他端22B側へ移動すれば、掛合片32の支持位置は、被掛合部220に沿って下がり、コア部材21を下方へ移動させる(図8(a)参照)。一方、操作ダイヤル25が所定のロック方向(反時計回り)に回転され、掛合片32に対してコア受け部22が一端22A側へ移動すれば、掛合片32の支持位置は、被掛合部220に沿って上がり、コア部材21を上方へ移動させる(図8(c)参照)。このように、コア部材21は、操作ダイヤル25の回動操作に応じて上下に移動可能に構成されている。
図6、図7、図8に示すように、ダイヤル内周壁250の内周面におけるコア受け部22の一端22A側および他端22B側にはそれぞれ、操作ダイヤル25を回動させた際に掛合片32に当接し、操作ダイヤル25の一定以上の回動を制限する回転止めリブ34A,34Bが形成されている。
コア受け部22の一端22A側の回転止めリブとしての始端リブ34Aは、前記一端22Aに連結形成されている。コア受け部22の他端22B側の回転止めリブとしての終端リブ34Bは、前記他端22Bとの間に所定の間隙35を存して形成されている。
被掛合部220上に掛合する掛合片32の下面部32Bには、下向きに凸の嵌合突起320が形成されている。従って、掛合片32が終端リブ34Bに当接する位置まで操作ダイヤル25をロック方向に回動させれば、嵌合突起320がコア受け部22の一端22Aを越えて間隙35に嵌入する。これにより、操作ダイヤル25がロック状態で保持されるとともに、コア部材21が内筒部23内の高位置で保持される。即ち、吸盤部11の支軸17が上方へ引張られた状態で保持される。その結果、吸盤部11の吸着面11Bと天板上面P1との間に画成される密閉空間の内圧が低下し、吸着力がより大きくなる。
このように、実施形態の台座1によれば、吸盤部11によって台座本体10が天板上面P1に吸着固定されるから、クランプを適切に挟持固定できない側縁部を持つ天板P、デスクの配置環境によって天板Pの側縁部にクランプできない場合、側縁部が無い天板Pなどであっても、アーム部6を安定して起立状態で固定保持させることができる。また、クランプに比べて天板上面P1に傷や変形、破損等を生じさせる可能性も格段に低い。
しかも、実施形態の台座1によれば、操作ダイヤル25をロック位置まで回動操作することで、吸盤部11の支軸17が上方へ引張られた状態で保持され、吸盤部11の吸着力が大きくなるから、天板上面P1に対して台座本体10がより強固に固定される。これにより、アーム部6をより安定して起立状態で保持することができ、電話台Sの設置安定性が格段に向上する。
さらに、実施形態の台座1によれば、吸盤部11が固定柱13の基端部外周側の少なくとも異なる3方向に所定の角度間隔で配されていることにより、台座本体10が天板上面P1に対してより安定して固定されるから、アーム部6を安定して起立状態で保持することができる。従って、電話台Sの設置安定性が一層向上する。
また、実施形態の台座1によれば、吸盤部11の吸着面11Bに粘着パッド15を設けたことで、吸盤部11の吸着力に加え、粘着パッド15の粘着力によっても、台座本体10が天板上面P1に吸着固定されるから、アーム部6をより安定して起立状態で保持することができる。従って、電話台Sの設置安定性がより一層向上する。
しかも、粘着パッド15を、吸着面11Bの凹没部110を囲うように円環状に設けたことで、天板上面P1と凹没部110との間に画成される密閉空間の密閉性がより高くなるから、天板上面P1に対して台座本体10をより強固に固定することができる。よって、電話台Sの設置安定性が一層向上する。
また、実施形態の台座1では、操作ダイヤル25を所定のロック位置まで回動させれば、吸盤部11の支軸20が吸着面11Bと反対側へ引っ張られ、吸着力が大きくなる一方、操作ダイヤル25をロック解除位置に戻せば、吸盤部11の引張状態が解除され、吸着力が小さくなる。このように、操作ダイヤル25を回動操作することによって、吸盤部11の吸着力を容易に変更できるから、天板上面P1に対して台座本体10を容易に固定したり取り外したりすることが可能となる。よって、設置に手間がかからない。
しかも、前記のように操作ダイヤル25をロック位置まで回動させた際に、掛合片32の嵌合突起320がコア受け部22と終端リブ34Bとの間隙35に嵌入するようにしたことで、嵌合突起320が間隙35に嵌入されることで発せられるクリック音や手に伝わる振動によって、吸盤部11が天板上面P1に適切に吸着固定されたことを使用者に明確に知らせることもできるから、良好な使用感も得られる。
また、実施形態の台座1によれば、吸盤部11の外周端面11Cに舌片16が設けられており、吸盤部11を天板上面P1から取り外す際に、舌片16を摘まんで吸着面11Bの一部を天板上面P1から剥離させれば、吸着面11Bと天板上面P1との間隙の密閉状態が解除されるから、台座本体10を天板上面P1から一層容易に取り外すことができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されず、特許請求の範囲内で様々な変更を施すことが可能である。例えば、台座本体10の外周の2つ以上の複数の方向に脚部14が延出され、それら脚部14の先端位置にそれぞれ、吸盤部11および吸着力調整部12が設けられたものとしてもよい。また、台座1の取付部は、天板上面P1のような水平面に限らず、側壁面等のような垂直面、切り立った面、傾斜面、天井面等、各種の面であってもよい。
また、粘着パッド15は、吸盤部11の吸着力によって台座本体10を天板上面P1に適切に固定保持可能であれば、吸着面11Bの外周部に粘着パッド15が設けられていないものとしてもよい。
また、前記実施形態では、電話台Sの台座1に適用された例を示したが、本発明は、電話台Sに限らず、デスクライト用スタンド、書見台、原稿載置台、物置台、PCモニター台、タブレットPCホルダー、パーテーション、ホワイトボード、黒板などのスタンド型部材、その他各種の部材における台座に適用することができる。
1 台座
6 アーム部
10 台座本体
11 吸盤部
11B 吸着面
12 吸着力調整部
15 粘着パッド(粘着部)
21 コア部材
22 コア受け部
23 内筒部(ガイド部)
24 バネ部材
25 操作ダイヤル(操作部)
61 アーム基端部(基端部)
P1 天板上面(取付部)
S 電話台(スタンド型器具)

Claims (4)

  1. 支持部の基端部に取り付けられ、前記支持部を所定の取付部に固定保持させる台座であって、
    前記基端部を連結支持する台座本体と、
    前記台座本体の底面部に設けられ、前記取付部の被吸着面に対して所定の吸着力にて吸着可能な吸着面を有する吸盤部と、
    前記吸盤部を吸着面と反対方向へ引っ張ったり引っ張りを解除したりすることで前記吸着力を調整可能な吸着力調整部とを備える台座。
  2. 請求項1に記載の台座において、
    前記吸盤部は、前記基端部の連結部より外周側の少なくとも2方向にそれぞれ配設されている台座。
  3. 請求項1又は2に記載の台座において、
    前記吸盤部の吸着面には、前記被吸着面に対して所定の粘着力をもって接触する粘着部が設けられている台座。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の台座において、
    前記吸着力調整部は、前記吸盤部の吸着面と反対側に連結固定されるコア部材と、コア部材を支持するコア受け部と、コア部材を前記吸盤部の吸着方向へ移動可能に保持するガイド部と、前記吸盤部を吸着面と反対側から押圧するバネ部材と、コア受け部によるコア部材の支持位置を前記吸盤部の吸着方向に変更するための操作部とを有し、
    前記操作部を一方向に回転させることで前記コア部材が前記バネ部材の弾性力に抗して前記吸着面と反対側に移動し、前記操作部を他方向に回転させることで前記コア部材が前記バネ部材の弾性力によって前記吸着面側に移動するように構成されている台座。

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