JP2021138674A - アクチン重合促進剤 - Google Patents

アクチン重合促進剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2021138674A
JP2021138674A JP2020040423A JP2020040423A JP2021138674A JP 2021138674 A JP2021138674 A JP 2021138674A JP 2020040423 A JP2020040423 A JP 2020040423A JP 2020040423 A JP2020040423 A JP 2020040423A JP 2021138674 A JP2021138674 A JP 2021138674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actin
actin polymerization
mass
allantoins
sodium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020040423A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7448137B2 (ja
Inventor
孝俊 柳澤
Takatoshi Yanagisawa
孝俊 柳澤
みずき 稲垣
Mizuki Inagaki
みずき 稲垣
彩 吉田
Aya Yoshida
彩 吉田
弘恭 岩橋
Hiroyasu Iwahashi
弘恭 岩橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruzen Pharmaceutical Co Ltd
Nippon Zettoc Co Ltd
Original Assignee
Maruzen Pharmaceutical Co Ltd
Nippon Zettoc Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruzen Pharmaceutical Co Ltd, Nippon Zettoc Co Ltd filed Critical Maruzen Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2020040423A priority Critical patent/JP7448137B2/ja
Publication of JP2021138674A publication Critical patent/JP2021138674A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7448137B2 publication Critical patent/JP7448137B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

【課題】アクチンの重合を十分に制御(促進)することが可能なアクチン重合促進剤を提供する。【解決手段】 本発明に係るアクチン重合促進剤は、アラントイン類を含むことを特徴とする。また、本発明に係るアクチン重合促進剤は、前記アラントイン類は、アラントイン及び/又はアラントインクロルヒドロキシアルミニウムであることが好ましい。また、本発明に係るアクチン重合促進剤は、ニンジンエキスを含むことが好ましい。また、本発明に係るアクチン重合促進剤は、前記アラントイン類の含有量を1質量部としたとき、前記ニンジンエキスの含有量は、1/300000質量部以上100000質量部以下であることが好ましい。【選択図】なし

Description

本発明は、アクチン重合促進剤に関するものである。
アクチンは、ほとんどすべての真核細胞に存在し、主要な細胞骨格を形成している。そして、アクチンは、多くの非筋細胞でも最も含量の多いタンパク質である。
このアクチンは、筋収縮、細胞分裂、細胞運動などの重要な役割を演じている。
ところで、人体において、創傷を負った場合、創傷部位の回復には細胞が遊走し、創傷部位を閉塞する必要がある。この細胞遊走には、アクチン蛋白質の重合、線維化が重要な役割を果たしていることが知られている。
このため、アクチンの重合を制御する物質の開発が行われている(特許文献1及び2)。
特表平11−514865号公報 特開2013−6775号公報
しかしながら、従来の物質では、十分にアクチンの重合を制御することが困難であった。
そこで、本発明は、アクチンの重合を十分に制御(促進)することが可能なアクチン重合促進剤を提供することを目的とする。
本発明に係るアクチン重合促進剤は、アラントイン類を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るアクチン重合促進剤は、前記アラントイン類は、アラントイン及び/又はアラントインクロルヒドロキシアルミニウムであることが好ましい。
また、本発明に係るアクチン重合促進剤は、ニンジンエキスを含むことが好ましい。
また、本発明に係るアクチン重合促進剤は、前記アラントイン類の含有量を1質量部としたとき、前記ニンジンエキスの含有量は、1/300000質量部以上100000質量部以下であることが好ましい。
本発明によれば、アクチンの重合を十分に制御(促進)することが可能なアクチン重合促進剤を提供することができる。
以下、本発明のアクチン重合促進剤の好適な実施形態について詳細に説明する。
本発明のアクチン重合促進剤は、アラントイン類を含むことに特徴を有している。
アラントインに代表されるアラントイン類は、消炎症作用により、傷の治りを促進したり、肌荒れを抑制したりといった効果が期待される成分である。
本発明は、アラントイン類にアクチンの重合を促進する作用があるという新しい知見に基づくものである。
アラントイン類を含有するアクチン重合促進剤を用いることにより、アクチンの重合を促進させ、細胞中における線維状アクチンの発現を増強させることができる。
アラントイン類としては、特に限定されないが、アラントイン、アラントインアルミニウム塩(アラントインとアルミニウムとの縮合物)等が挙げられる。アラントインアルミニウム塩としては、例えば、アラントインヒドロキシアルミニウム、アラントインジヒドロキシアルミニウム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウムなどが挙げられ、これらの中でも、アラントインクロルヒドロキシアルミニウムを用いるのが特に好ましい。
アクチン重合促進剤中におけるアラントイン類の含有量は、0.00001質量%以上3質量%以下であるのが好ましく、0.0001質量%以上0.5質量%以下であるのがより好ましく、0.0003質量%以上0.01%質量%以下であることがさらに好ましい。
アラントイン類の含有量が上記範囲であると、細胞内における線維状アクチンの発現をより効果的に向上させることができる。
アクチン重合促進剤中におけるニンジンエキスの含有量は、0.00001質量%以上1質量%以下であるのが好ましく、0.00005質量%以上0.5質量%以下であるのがより好ましく、0.0001質量%以上0.01%質量%以下であることがさらに好ましい。
ニンジンエキスの含有量が上記範囲であると、細胞内における線維状アクチンの発現をより効果的に向上させることができる。
また、アクチン重合促進剤は、アラントイン類の他、ニンジンエキスを含んでいるのが好ましい。
ニンジンエキスは、新陳代謝を促進する効果等を備えた成分である。
このようなニンジンエキスを併用することにより、細胞内における線維状アクチンの発現をさらに増強させることができる。
ニンジンエキスの含有量は、特に限定されないが、アラントイン類の含有量を1質量部としたとき、1/300000質量部以上100000質量部以下であるのが好ましく、1/10000質量部以上5000質量部以下であるのがより好ましく、0.01質量部以上40%質量部以下であることがさらに好ましい。これにより、細胞内における線維状アクチンの発現をより効果的に増強させることができる。
ニンジンエキスを得るための抽出溶媒としては、例えば、各種無機溶媒、各種有機溶媒を用いることができる。より具体的には、水;メタノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ブタノール、イソブタノール、オクタノール、フェノール等の単価アルコール;プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール、1,5−ペンタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,3−ペンタンジオール、1,4−ペンタンジオール、1,3,5−ペンタントリオール、グリセリン、ポリエチレングリコール(分子量100〜10万)等の多価アルコール;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;酢酸エチル、酢酸メチル等のエステル類;ジエチルエーテル、ジメチルエーテル、エチルメチルエーテル、ジオキサン等のエーテル類;アセトニトリル等のニトリル類;クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化物;ヘキサン、オクタン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素;キシレン、トルエン、ベンゼン等の芳香族炭化水素等が挙げられ、これらから選択される1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。また、抽出溶媒としては、適宜、規定度を調製した酸(例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、ギ酸、酢酸等)やアルカリ(例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、アンモニア等)を用いてもよい。
中でも、ニンジンエキスを得るための抽出溶媒としては、1,3−ブチレングリコールを用いるのが好ましい。これにより、前述したような効果がより顕著に発揮される。
口腔用組成物中において、ニンジンエキスは、いかなる形態で含まれてもよく、例えば、粉末、粒体状で含まれてもよいし、油状成分として含まれてもよいし、他の成分に溶解した状態で含まれてもよい。
本発明のアクチン重合促進剤には、上記成分の他、例えば、研磨剤、湿潤剤、溶剤、粘結剤、香料、賦形剤、甘味剤、pH調整剤、防腐剤、乳化剤、可溶化剤、発泡剤、滑沢剤、界面活性剤、油、色素、酸化防止剤、その他の薬剤などを適宜配合することができる。これらの添加剤は、医薬品組成物、口腔用組成物または食品処方設計に通常用いられ、本発明の効果を損なわない範囲で適宜選択することができ、また、適当な配合量で配合することができる。このような添加剤の例として、下記のものが挙げられる。
研磨剤としては、シリカゲル、沈降性シリカ、火成性シリカ、含水ケイ酸、無水ケイ酸、ゼオライト、アルミノシリケート、ジルコノシリケート等のシリカ系研磨剤、第二リン酸カルシウム二水和物、第二リン酸カルシウム無水和物等の歯磨用リン酸水素カルシウム、ピロリン酸カルシウム、第三リン酸マグネシウム、第三リン酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸ジルコニウム、合成樹脂系研磨剤等が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を併用して用いることができる。
湿潤剤としては、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,3−ヘキサンジオール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、マルチトール、還元水あめ、ラクチトール、パラチニット、エリスリトール、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、キシロース、トレハロース、グルコース、ラクトース、マンノース、マルトース、フルクトース、イノシトール、ペンタエリスリトール、マルトトリオース、澱粉分解糖、澱粉分解糖還元アルコール等の多価アルコール等が挙げられ、これらの内、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
溶剤としてはアルコール等の有機溶剤や水が好ましく、例えば、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコールなどが挙げられる。これら溶剤は単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。
粘結剤としては、カラギーナン(ι、λ、κ)、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カルシウム含有アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸カルシウム、アルギン酸アンモニウム等のアルギン酸塩及びその誘導体、キサンタンガム、グァーガム、寒天、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム等が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を併用して用いることができる。
香料としては、l−メントール、アネトール、メントン、シネオール、リモネン、カルボン、メチルサリシレート、エチルブチレート、オイゲノール、チモール、シンナミックアルデヒド、トランス−2−ヘキセナール等が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を併用して用いることができる。これらの成分は単品で配合してもよいが、これらを含有する精油等を配合してもよい。また、上記香料成分に加え、脂肪族アルコールやそのエステル、テルペン系炭化水素、フェノールエーテル、アルデヒド、ケトン、ラクトン等の香料成分、精油を本発明の効果を妨げない範囲で配合してもよい。
賦形剤としては、例えばショ糖、乳糖、デンプン、ブドウ糖、結晶性セルロース、マンット、ソルビット、キシリトール、エリスリトール、パラチニット、パラチノース、マルチトール、トレハロース、ラクチトール、ラクチュロース、還元澱粉糖、還元イソマルトオリゴ糖、カップリングシュガー、ガムベース、アラビアガム、ゼラチン、セチルメチルセルロース、軽質無水ケイ酸、アルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、リン酸カルシウムなどが挙げられる。
甘味剤としては、サッカリンナトリウム、アスパルテーム、トレハロース、ステビオサイド、ステビアエキス、パラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、ペリラルチン等が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を併用して用いることができる。
pH調整剤としては、例えば、クエン酸、リン酸、パントテン酸、リンゴ酸、ピロリン酸、乳酸、酒石酸、グリセロリン酸、酢酸、硝酸、または、リン酸水素二ナトリウム等のこれらの化学的に可能な塩や水酸化ナトリウムなどが挙げられ、これらは、組成物のpHが適切な範囲となるよう、単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。
防腐剤としては、例えば、パラオキシ安息香酸エステル類、安息香酸及びその塩、サリル酸及びその塩、ソルビン酸及びその塩、フェノキシエタノール、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン等が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を併用して用いることができる。
乳化剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ステアロイル乳酸ナトリウム、大豆リン脂質、塩化アルキルトリメチルアンモニウムなどが挙げられる。
可溶化剤としては、例えば、エステル類、ポリエチレングリコール誘導体、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ソルビタンの脂肪酸エステル類、硫酸化脂肪アルコール類などが挙げられる。
発泡剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、アルキルスルホコハク酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸モノグリセリンスルホン酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、N−アシルグルタメート等のN−アシルアミノ酸塩、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、マルチトール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸ジエタノールアミド、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル等が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を併用して用いることができる。
滑沢剤としては、例えば、ステアリン酸マグネシウム、ショ糖脂肪酸エステル、タルク、硬化油などが挙げられる。
油としては、抗菌成分として使用される上記精油や上記香料として使用される油以外の油、例えば、ココナッツ油、オリーブ油、ごま油、落花生油、パセリ油、パセリ種子オイル、紅花油などが挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、α − オレフィンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、N−ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、N−アシルグルタミン酸塩、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック共重合体、アルキルグリコシド類、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、アルキルジメチルアミンオキシド、ラウリルエタノールアマイド、ココイルサルコシン酸ナトリウム、N−ラウロイルメチルタウリンナトリウム液などが挙げられる。
また、上述した成分の他にも、例えば、青色1号等の色素、酸化チタン等の顔料、ジブチルヒドロキシトルエン等の酸化防止剤、エデト酸塩等のキレート剤、チャエキス、チャ乾留液等の矯味剤等を含んでいてもよい。
なお、上記成分を組み合わせた本発明のアクチン重合促進剤は、常法に準じて製造できるものである。
以上、本発明のアクチン重合促進剤について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、本発明のアクチン重合促進剤には、前述した成分の他に、任意の機能を有する成分を配合することができる。
次に、本発明の具体的実施例について説明する。
(実験方法)
歯肉線維芽細胞をFibrolife S2 Comp kit(クラボウ社)を用い、コンフルエントになるまで37℃のCO2インキュベーター内で培養した後、コラーゲンコートしたガラスボトム24wellプレートに播種した。6時間後、培地をL−グルタミン含有FibroLife BM培地(クラボウ社)に交換した。
翌日、TGF−βを終濃度0.1 ng/mLになるように添加したL−グルタミン含有FibroLife BM培地に下記表1の各実施例の濃度となるように各成分を添加し、さらに2日間培養した。培養後、細胞を固定し、膜透過処理を施し、Phalloidin−iFluor594 Conjugate(Cayman Chemical社)でF−アクチン(線維状アクチン)を染色、蛍光顕微鏡で観察し、F−アクチン線維面積を定量した。比較例1の成分を添加していないコントロールのF−アクチン線維面積を100%としたときの、相対面積を表1に合わせて示した。
なお、ニンジンエキスについては以下のものを用いた。
・ニンジンエキス(凍結乾燥粉末):丸善製薬社製、商品名:ニンジン抽出物
Figure 2021138674
表1から、本発明では、細胞中における線維状アクチンの発現が増強されていることが解る。特に、アラントインクロルヒドロキシアルミニウムを用いた場合、濃度が低くても、アクチンの重合促進効果が高いことが解る。また、ニンジンエキスと組み合わせて用いることで、さらなる重合促進効果が発現することも解る。

Claims (4)

  1. アラントイン類を含むことを特徴とするアクチン重合促進剤。
  2. 前記アラントイン類は、アラントイン及び/又はアラントインクロルヒドロキシアルミニウムである請求項1に記載のアクチン重合促進剤。
  3. さらに、ニンジンエキスを含む請求項1または2に記載のアクチン重合促進剤。
  4. 前記アラントイン類の含有量を1質量部としたとき、前記ニンジンエキスの含有量は、1/300000質量部以上100000質量部以下である請求項3に記載のアクチン重合促進剤。

JP2020040423A 2020-03-10 2020-03-10 アクチン重合促進剤 Active JP7448137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020040423A JP7448137B2 (ja) 2020-03-10 2020-03-10 アクチン重合促進剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020040423A JP7448137B2 (ja) 2020-03-10 2020-03-10 アクチン重合促進剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021138674A true JP2021138674A (ja) 2021-09-16
JP7448137B2 JP7448137B2 (ja) 2024-03-12

Family

ID=77667726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020040423A Active JP7448137B2 (ja) 2020-03-10 2020-03-10 アクチン重合促進剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7448137B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006070013A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Season:Kk 化粧品
JP2008069109A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Ikeda Mohandou:Kk 外用医薬組成物
JP2014517038A (ja) * 2011-06-13 2014-07-17 ニューメディシンズ,インコーポレーテッド Il−12を用いる皮膚損傷の軽減

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006070013A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Season:Kk 化粧品
JP2008069109A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Ikeda Mohandou:Kk 外用医薬組成物
JP2014517038A (ja) * 2011-06-13 2014-07-17 ニューメディシンズ,インコーポレーテッド Il−12を用いる皮膚損傷の軽減

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"TGF-βの拮抗因子としてのHGF〜ケロイド治療の新たな可能性を探る〜", 科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)研究成果報告書, JPN6023048451, 2013, ISSN: 0005205632 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP7448137B2 (ja) 2024-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108473484B (zh) 可用作trpm8调节剂的化合物
CY1121782T1 (el) Διαδικασια για ξηρανση της bibw2992, tων αλατων αυτης και στερεων φαρμακευτικων σκευασματων που περιλαμβανουν αυτο το δραστικο συστατικο
BR112019000849B1 (pt) Composições líquidas de limpeza com sistema antibacteriano e método de fabricação das mesmas
KR20070119545A (ko) 입냄새 치료를 위한 항미생물 활성을 갖는 화합물
JP5493731B2 (ja) 歯磨剤組成物
JP6125859B2 (ja) 外用組成物
JP2019214538A (ja) 歯肉組織細胞への歯周病菌の侵入抑制剤
KR102319787B1 (ko) 구강 바이오필름 석회화 억제제 및 구강용 조성물
JP2021138674A (ja) アクチン重合促進剤
US10603271B2 (en) Oral composition
KR20110133573A (ko) 구강용 조성물
JP4712323B2 (ja) 口腔用組成物
JP2005239655A (ja) 口腔用組成物
JP2021169414A (ja) 歯肉組織内部の歯周病菌に対する歯周病菌抑制剤
JPS595110A (ja) 口腔用組成物
DE60233715D1 (de) Mittel zur behandlung des haares
JP6804973B2 (ja) 歯磨き組成物
JP2023083836A (ja) コラーゲンゲル収縮促進剤、歯肉組織のタルミ改善用組成物及び歯肉組織の引き締め用組成物
JP2021031405A (ja) 歯肉上皮細胞活性化剤
JPH07138139A (ja) 口腔用組成物
JP2019064941A (ja) 正常ヒト歯肉線維芽細胞におけるi型コラーゲン産生促進剤及び口腔用剤
JP7393823B2 (ja) 歯周病菌用口腔組成物
JP7539829B2 (ja) 口腔用組成物
JP2023069341A (ja) 口腔用組成物
JP6993077B2 (ja) 歯磨剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7448137

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150