JP2021137457A - ゲームプログラム、ゲームシステム、及びサーバ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明のゲームプログラムは、前記サーバ装置を、前記イベント上で、一部の前記ユーザのみ実行可能な指示を取得する指示取得手段として更に機能させ、前記行動実行手段は、前記指示取得手段により前記指示を取得したのとは他の前記ユーザについて、前記指示に従った前記行動を実行させる前記ゲームプログラムであることを特徴とする。
本発明のゲームプログラムは、前記指示取得手段は、複数の前記ユーザから、前記協力行動の最終的な実行の指示である最終指示を行う最終指示ユーザを選択して、該最終指示ユーザによる前記最終指示も取得し、前記行動実行手段は、前記指示取得手段により取得された前記最終指示が適切であったか否かを判定し、該判定の結果により前記協力行動を実行させるか否かを制御する前記ゲームプログラムであることを特徴とする。
本発明のゲームプログラムは、前記指示取得手段は、前記協力行動を実行させる条件が満たされなかった、及び/又は前記最終指示ユーザを変更する指示を取得した場合、複数の前記ユーザから前記最終指示ユーザを再度選択する前記ゲームプログラムであることを特徴とする。
本発明のゲームプログラムは、前記行動実行手段は、前記最終指示に成功した場合、前記最終指示ユーザに、通常の前記イベントでの報酬よりも良い報酬を与える前記ゲームプログラムであることを特徴とする。
本発明のゲームシステムは、1又は複数のコンピュータを備えたゲームシステムであって、現実世界を示す地図データ上で、前記コンピュータのそれぞれについて、現在の位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、前記地図データ上の位置に対応させて、仮想空間内でゲーム内のイベントを発生させるイベント発生手段と、前記位置取得手段により取得された前記コンピュータの前記位置情報に基づいて、前記イベントに参加しているコンピュータに対応付けられたユーザを複数特定する特定手段と、前記特定手段により特定された複数の前記ユーザが前記イベント上での行動を協力して行う協力行動を実行させる行動実行手段とを備えるゲームシステムであることを特徴とする。
本発明のサーバ装置は、現実世界を示す地図データ上で、複数のゲーム装置のそれぞれについて、現在の位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、前記地図データ上の位置に対応させて、仮想空間内でゲーム内のイベントを発生させるイベント発生手段と、前記位置取得手段により取得された前記ゲーム装置の前記位置情報に基づいて、前記イベントに参加しているゲーム装置に対応付けられたユーザを複数特定する特定手段と、前記特定手段により特定された複数の前記ユーザが前記イベント上での行動を協力して行う協力行動を実行させる行動実行手段とを備えるサーバ装置であることを特徴とする。
本発明の実施形態に係るゲームシステムXについて、図面を参照して説明する。
図1によると、本実施形態のゲームシステムXは、サーバ装置1(コンピュータ)及び複数のゲーム装置2(コンピュータ)にて構成される。
ゲームシステムXでは、例えば、スマートフォン等のゲーム装置2にインストールされるアプリケーションソフトウェア(Application Software、ネイティブ(Native)アプリ、以下、単に「アプリ」という。)を実行することで、サーバ装置1との間で通信を行い、ユーザにゲームを実行(プレイ)させる。
このゲームにおいては、ユーザは、例えば、ゲームの「クエスト」等のシナリオ(ステージ)を受注(選択)等し、プレイヤキャラクタを操作して、ゲーム上で提示された目的地312(図3)に向かう。目的地312に到達した後、各種のゲーム内イベント(以下、単に「イベント」という。)が発生する。この各種イベントでは、プレイヤキャラクタのオブジェクト(プレイヤ)と、敵キャラクタのオブジェクト(以下、「モンスター」という。)とが、現実空間に対応した仮想空間上で戦闘する。または、イベントとして、謎解きをしたり、所有や装備が可能なゲームオブジェクト(以下、「アイテム」という。)を取得したり、NPC(Non−Player Character)や他のユーザと出会ったりするようなものも用意される。そして、イベントが終了すると、さらなる目的地312が提示されることもある。ユーザが最終的な目的地312に到着すると、シナリオ上で倒すことを目的としているような特別なモンスター(以下、「ボスキャラ」という。)との戦い等のイベントが発生し、これに勝利等し、条件を満たした場合に、シナリオ(ステージ)が終了となる。終了時には、映像や音声によるエンディングの演出があり、アイテムやコイン(ゲーム内通貨)等のオブジェクト等を取得することができる。つまり、本実施形態のゲームは、位置情報212(図2)を利用したロールプレイングゲームやアクションゲーム等のゲームである。
本実施形態のゲームシステムXのハードウェア構成について説明する。
ここでは、サーバ装置1のハードウェア構成、及び、このサーバ装置1とネットワーク3を介して互いに通信接続される複数のゲーム装置2のハードウェア構成について説明する。ネットワーク3は、LAN、無線LAN、WAN、携帯電話網、インターネット等である。
サーバ装置1は、制御部10、記憶部11、及び接続部12を備える。
記憶部11及び接続部12は、それぞれ、専用のバス及びインターフェイス等を介して、サーバ装置1の制御部10に接続される。
このゲーム装置2は、ゲームプログラム210(図2)及び各種データに基づいてゲームを進行させる。
ゲーム装置2は、他のゲーム装置2及びサーバ装置1との間で、ネットワーク3又は近距離無線通信(Near Field Communication、NFC)等を介して、互いにデータ通信をすることが可能である。
記憶部21、接続部22、画像処理部23、音声処理部24、操作部25、位置取得部28は、専用のバス及びインターフェイス等を介して、制御部20に接続される。
画像処理部23は、GPU(Graphics Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)等の情報処理部であってもよい。画像処理部23は、専用のメモリを備えていてもよい。
または、操作部25は、専用又は汎用のコントローラと接続されてもよい。コントローラに設けられたスティックやボタンやタッチパッド等を操作することにより、操作部25を介して、ゲーム装置2へ操作信号が入力される。このコントローラと操作部25とは、無線又は有線で接続される。この無線又は有線の接続は、USB、Bluetooth(登録商標)等であってもよい。
本実施形態において、操作部25と表示部26とは、一体的に形成されており、表示部26でユーザがオブジェクト等をタッチした座標等を検知可能である。
また、制御部10、制御部20、及び画像処理部23は、RAMやROMやフラッシュメモリ等を内蔵していてもよい。
次に、図2により、ゲームシステムXを実現するサーバ装置1及びゲーム装置2における、ゲーム実行時の制御の流れについて説明する。
そして、サーバ装置1において、各ユーザ及び/又はゲーム装置2には、それぞれ異なるアカウント情報(図3)が付与される。このアカウント情報は、例えば、ID(Identification、識別符号)を含む固有の識別情報である。元々、ユーザがアカウント情報を付与されていた場合は、そのアカウント情報を設定することも可能である。この固有の識別情報は、偽造防止用に固有鍵や公開鍵等でハッシュ化されていてもよい。後述するログイン情報301のハッシュ値により、このアカウント情報の認証が可能である。
サーバ装置1は、各アカウント情報を含む、ゲームのプレイ上に必要なデータであるゲームデータ211を作成して、ゲーム装置2へ送信する。
その後、ゲーム装置2は、ゲームプログラム210及びゲームデータ211に基づいて、ゲーム進行を行う。
このゲーム進行において、ゲーム装置2は、操作部25によりユーザの指示を取得してゲームを実行する。この際、ゲーム装置2は、ゲーム演出として、ゲーム画像及びゲーム音声を、表示部26及び音声入出力部27等に出力する。
次に、ゲームシステムXを実現するサーバ装置1の制御部10及びゲーム装置2の制御部20の機能的構成、及びデータの詳細構成について説明する。
サーバ装置1の制御部10は、記憶部11に格納されたゲームプログラム110を実行することにより、イベント発生手段101、位置取得手段100、特定手段102、行動実行手段103、及び指示取得手段104として機能する。
本実施形態においては、協力行動が、例えば、複数のユーザの攻撃を組み合わせることで、通常の攻撃によるダメージよりも大きなダメージをモンスターへ与えることが可能な「コンボ攻撃」である例について説明する。
ここで、本実施形態においては、この協力行動についての戦略性を高めるため、ユーザの一人を「最終指示ユーザ」に選択する。そして、行動実行手段103は、下記で説明する指示取得手段104により取得された、協力行動の最終指示が適切であったか否かを判定し、当該判定の結果により協力行動を実行させるか否かを制御することも可能である。
そして、行動実行手段103は、最終指示に成功した場合、最終指示ユーザに、通常のイベントでの報酬よりも良い報酬を与えることが可能である。
この他にも、行動実行手段103は、指示取得手段104により指示を取得したのとは他のユーザについて、指示に従った行動を実行させることが可能である。この「他のユーザ」は、特定手段102により特定された複数のユーザのうち、指示ユーザ以外のユーザである。
ここで、指示取得手段104は、協力行動を実行させる条件が満たされなかった、及び/又は最終指示ユーザを変更する指示を取得した場合、複数のユーザから最終指示ユーザを再度選択することも可能である。この協力行動を実行させる条件は、例えば、最終指示ユーザによる操作部25によるボタンの押下等のタイミングが適切であったか等である。
この他にも、指示取得手段104は、最終指示以外の指示も取得可能である。
サーバ装置1は、記憶部11に、本発明のゲームシステムXを実現するためのゲームプログラム110、ゲームデータ111、及びアカウントDB112を格納している。
ゲームデータ111の詳細についても後述する。
アカウント設定300の詳細については後述する。
ゲーム装置2の制御部20は、記憶部21に格納されたゲームプログラム210を実行することにより、位置送信手段200及びゲーム実行手段201として機能する。
加えて、位置送信手段200は、ゲームを実行する際に、ユーザのアカウント情報をサーバ装置1へ送信し、サーバ装置1との通信を維持する。この通信において、位置送信手段200は、ゲーム進行状況に関するデータを、ゲーム進行の特定タイミングでサーバ装置1に送信する。
ゲーム装置2は、記憶部21に、本発明のゲームシステムXを実現するためのゲームプログラム210、ゲームデータ211、及び位置情報212を格納する。
ゲームデータ211の詳細についても後述する。
さらに、位置情報212は、ゲームの進行に係る各種情報である付加情報を含んでいてもよい。この付加情報は、ゲームのアプリの実行や休止の状況データ、ユーザが歩行中であるか、乗り物にのって移動中であるか等のデータ等が含まれていてもよい。
次に、図3により、上述のアカウント設定300、ゲームデータ111、及びゲームデータ211の詳細について説明する。
アカウント設定300は、ユーザのアカウント毎に、ログイン情報301、パーティ情報302、及び進行状況情報303を含んでいる。
加えて、ログイン情報301は、ユーザのゲーム上の名称やニックネーム等を含む名前情報も含んでいる。
ゲームデータ111は、地図データ310、エリア設定311、目的地312、及びイベント設定313を含んでいる。
ゲームデータ211は、イベントデータ320、オブジェクトデータ321、進行状況データ322、及び操作情報323を含んでいる。
これに加え、オブジェクトデータ321は、スコア、獲得ポイント、ゲーム内通貨、又は特別なアイテム等(以下、これらを単に「ゲーム媒体」という。)のデータ等も含んでいる。
さらに、オブジェクトデータ321はゲームプログラム210やゲームデータ211の更新に伴い、拡張され得る。
進行状況データ322は、アカウント情報、アカウント情報毎のパーティのデータ、シナリオ(ステージ)のデータ等を含んでいる。このアカウント情報は、上述したように、IDを含む固有の識別情報等である。アカウント情報は、ユーザ毎に設定されても、ゲーム装置2毎に設定されてもよい。
加えて、進行状況データ322は、ゲームのシナリオにおけるイベントやステージの進行、フラグの回収状況等を示すデータを含んでいる。さらに、進行状況データ322は、位置情報212に対応した地図データ310の一部を、ゲームマップデータとして含んでいる。
本実施形態においては、操作情報323は、例えば、協力行動における最終指示ユーザによる最終指示となる操作部25のボタン押下、最終指示ユーザの変更指示等の情報も含む。
次に、図4〜図6を用いて、本実施形態のゲームシステムXにより実行されるゲーム進行処理について説明する。
まず、ゲーム装置2のゲーム実行手段201及び位置送信手段200は、ゲーム開始処理を行う。
ゲーム実行手段201は、ユーザによってゲームを開始する操作が行われたことを検知する。この操作は、例えば、操作部25のタッチパネルにより、アプリをアプリ一覧やショートカット等から起動するタッチ、スワイプ等により行われる。
すると、位置送信手段200が、ネットワーク3を介してサーバ装置1と通信を開始する。位置送信手段200は、アカウント情報をサーバ装置1へ送信する。
ここで、サーバ装置1の位置取得手段100及びイベント発生手段101が、接続処理を行う。
位置取得手段100は、送信されたアカウント情報に基づいて、アカウント設定300のログイン情報301を参照してユーザの認証を行う。この認証は、アカウント情報と、ハッシュ値や秘密鍵とにより行われてもよい。
認証が成功した場合、イベント発生手段101は、アカウント情報に対応付けられたアカウント設定300及びゲームデータ111に基づいて、ゲームデータ211を作成する。
そして、位置取得手段100は、ゲームデータ211を、ゲーム装置2に送信する。この際に、位置取得手段100は、例えば、ゲームデータ211全てではなく、ゲーム装置2で格納していない差分データを送信してもよい。この差分データには、上述のゲームマップデータも含まれる。
次に、ゲーム装置2の位置送信手段200が、位置送信処理を行う。
位置送信手段200は、位置取得部28により取得されたGNSSのデータから、現実世界での現在の位置を示す位置情報212を算出し、サーバ装置1へ送信する。
位置送信手段200は、ゲーム実行中は、逐次、位置情報212を、サーバ装置1に送信する。
ここで、サーバ装置1の位置取得手段100が、位置取得処理を行う。
イベント発生手段101によりイベントが発生された際に、複数のゲーム装置2の現在の地図データ310上の位置を示す位置情報212を取得する。
位置取得手段100は、ゲーム装置2から送信された位置情報212を受信し、アカウント情報と対応づけて記憶部11のアカウント設定300に、一時的に格納する。本実施形態においては、複数のゲーム装置2からの位置情報212を取得する。
その後、サーバ装置1は、受信された位置情報212を基に、ゲームを進行させる。ここで、位置取得手段100は、接続中のゲーム装置2からは、逐次、位置情報212を受信して、ゲーム装置2の位置情報212を把握可能である。
ここで、イベント発生手段101が、イベント発生処理を行う。
イベント発生手段101は、地図データ310上の位置に対応させて、仮想空間内でゲームのイベントを発生させる。この際、イベント発生手段101は、ゲームデータ111のイベント設定313を参照して、シナリオにおける各種イベントを選択して、ゲームデータ211に反映させる。イベント発生手段101は、例えば、イベント設定313に設定された種類のイベントを設定する。具体的には、例えば、上述したように、設定された確率でモンスターを出現させてプレイヤキャラクタとの戦闘を行わせたり、謎解きをさせたり、アイテムを取得させたり、NPCや他のユーザと出会わせたりといったことが可能である。
ゲーム装置2は、この差分データを受信し、記憶部21のゲームデータ211の進行状況データ322に反映させる。
次に、特定手段102は、特定処理を行う。
特定手段102は、取得された位置情報212に基づいて、イベントに参加しているゲーム装置2に対応づけられたユーザを複数特定する。
本実施形態においては、同じ目的地312のエリア内にいるゲーム装置2の位置情報212により、ユーザを検索し、特定する。なお、本実施形態においては、これらのユーザ同士は、同じシナリオ(ステージ)を実行していても、いなくてもよい。
図5(a)によれば、ユーザU1、ユーザU2、及びユーザU3が、同じ目的地312のエリアR内におり、特定された例について示している。
ここで、サーバ装置1の行動実行手段103及び指示取得手段104が協力行動処理を行う。
指示取得手段104は、同じ目的地312のエリア内にいる複数のユーザについて、指示取得手段104によりユーザの指示を取得する。この指示は、上述の最終指示を含む。すると、行動実行手段103は、協力行動を実行させる。本実施形態では、この際、複数のユーザのそれぞれのゲーム装置2と協調して、実時間(リアルタイム)でデータを送受信しながら処理を行う。
この協力行動処理の詳細については、後述する。
ここで、ゲーム装置2のゲーム実行手段201が、描画処理を行う。
ゲーム実行手段201は、サーバ装置1からゲーム進行状況データ322の差分データを取得して、記憶部21の進行状況データ322に設定する。
ゲーム実行手段201は、この進行状況データ322に基づいて、ゲーム進行を行う。そして、ゲーム実行手段201は、制御されたゲーム進行に基づいた表示を表示部26に表示させる。イベントが発生している場合、ゲーム実行手段201は、ゲームのイベントの画面を、表示部26に表示させることも可能である。
これらに付随して、ゲーム実行手段201は、音声処理部24からゲーム音声を出力させることも可能である。
この上で、ゲーム実行手段201は、操作部25からユーザの指示を操作情報323として取得し、これを基に、ゲームを進行させる。これにより、イベントでは、モンスターとの戦い等が行われる。
サーバ装置1では、この差分データをアカウント設定300にアカウント情報に対応付けて格納する。
以上により、本発明の実施の形態に係るゲーム進行処理を終了する。
まず、行動実行手段103及び指示取得手段104が、協力行動開始処理を行う。
行動実行手段103は、モンスターとの戦い等のイベントにおいて、上述のように複数のユーザが同じエリア内にいる等の場合、協力行動を行うことを提案する。たとえば、「コンボ攻撃が可能です!」といった表示を、ゲーム装置2の表示部26に表示させる。
この上で、指示取得手段104が、操作情報323を取得して、協力行動を行う複数のユーザの指示を取得する。
次に、行動実行手段103及び指示取得手段104が、最終指示ユーザ選択処理を行う。
指示取得手段104は、協力行動を行う複数のユーザから、協力行動の最終的な実行の指示である「最終指示」を行う「最終指示ユーザ」を選択する。たとえば、指示取得手段104は、複数のユーザのうち、エリア内の中央位置に最も近い位置情報212のゲーム装置2のユーザを、最終指示ユーザとして選択する。または、指示取得手段104は、最も能力値やレア度等が高いプレイヤキャラクタを参加させているユーザ、以前の最終指示で最も活躍したことが報酬量等から示されているユーザ等を選択してもよい。または、指示取得手段104は、複数のユーザからランダムに最終指示ユーザを選択してもよい。
さらに、後述するように、既に選択されていた最終指示ユーザによる最終指示が失敗したり、最終指示ユーザを変更する指示を取得したりした場合にも、協力行動を行う複数のユーザから、新たな最終指示ユーザを選択する。この選択も、エリア内の中央位置からの差の順、能力値やレア度、報酬量等により、又はランダムに選択されてもよい。
次に、指示取得手段104が、最終指示取得処理を行う。
指示取得手段104は、一部の前記ユーザのみ実行可能な指示を取得する。本実施形態においては、この指示は、最終指示ユーザによる最終指示である例について説明する。
たとえば、最終指示ユーザは、表示部26に表示される、操作部25のボタンを押下する指示等にタイミングを合わせて、最終指示を入力する。加えて、最終指示ユーザは、最終指示ユーザとしての最終指示を辞退して、別のユーザに変更してもらう指示(以下、「最終指示ユーザを変更する指示」という。)を入力することも可能である。ゲーム装置2のゲーム実行手段201は、この最終指示ユーザによる押下のタイミングを、指示タイミングとして、操作情報323に含める。
指示取得手段104は、これらを含む操作情報323を、最終指示ユーザのゲーム装置2から取得する。
次に、行動実行手段103が、最終指示ユーザを変更するか否かを判定する。
行動実行手段103は、操作情報323に最終指示ユーザを変更する指示が含まれていた場合、Yesと判定する。行動実行手段103は、それ以外の場合には、Noと判定する。
Noの場合、行動実行手段103及び指示取得手段104は、処理をステップS114に進める。
最終指示ユーザが変更されていなかった場合、行動実行手段103が、最終指示が適切であったか否かを判定する。
行動実行手段103は、例えば、操作情報323に含まれる最終指示ユーザによる指示タイミングと、指示されたタイミングとの差が閾値以内であった場合に、適切であったと判断し、Yesと判定する。一方、行動実行手段103は、この差が閾値よりも大きかった場合には、適切でなかったと判断して、Noと判定する。その他、行動実行手段103は、最終指示がなかった等の場合にも、Noと判定する。これらの判定の結果により、行動実行手段103は、協力行動を実行させるか否かを制御することが可能である。
Noの場合、行動実行手段103は、処理をステップS117に進める。
最終指示が適切であった場合、行動実行手段103が、協力行動実行処理を行う。
行動実行手段103は、協力行動を実行させる。具体的には、行動実行手段103は、最終行動を実行する指示を含む進行状況データ322の差分データを作成し、協力行動を行う複数のユーザのゲーム装置2に送信する。
これにより、行動実行手段103は、最終指示ユーザ以外の他のユーザについて、最終指示に従った協力行動を実行させる。この際、行動実行手段103は、最終指示ユーザについても、自らの指示による協力行動を実行させる。
具体的には、各ゲーム装置2のゲーム実行手段201は、協力行動のゲーム画像を表示部26に描画させる。
協力行動の実行後、行動実行手段103が、報酬付加処理を行う。
行動実行手段103は、最終指示に成功し、協力行動が実行された場合、最終指示ユーザに、通常のイベントでの報酬よりも良い報酬を与える。この報酬は、例えば、ゲーム媒体、通常よりレア度の高いアイテム、新たなプレイヤキャラクタ、その他のゲーム内で価値の高いゲームオブジェクト等であってもよい。さらに、報酬は、ゲーム上の特典、称号等であってもよい。
行動実行手段103は、この与えられた報酬を、アカウントDB112のアカウント設定300に、アカウント情報に対応付けて格納する。
その後、行動実行手段103及び指示取得手段104は、協力行動処理を終了する。
最終指示ユーザが変更されたか最終指示が適切でなかった場合、行動実行手段103は、指示ユーザ変更処理を行う。
行動実行手段103は、協力行動が失敗したとして、最終指示ユーザが変更されることを、各ユーザに通知する。このため、行動実行手段103は、進行状況データ322の差分データを作成し、協力行動を行う複数のユーザのゲーム装置2に送信する。ゲーム装置2の表示部26には、最終指示ユーザが変更される旨が表示される。
その後、行動実行手段103は、処理をステップS111に戻して、協力行動を行う複数のユーザから最終指示ユーザを再度選択させる。なお、最終指示ユーザに交代可能なユーザが他にいない場合、協力行動を終了しても、一度、最終行動ユーザになったユーザを再度選択させることも可能である。
この場合、行動実行手段103は、最終指示ユーザのログイン情報301の名前情報は、報知しなくてもよい。
以上により、本実施形態の協力行動処理を終了する。
以上のように構成することで、以下のような効果を得ることができる。
従来、人気の高い位置ゲームにおいては、イベントが実行される目的地に、多数のユーザが集合することがあった。
しかしながら、せっかくユーザが集まっても、各自がシナリオを実行しているだけで、協力して一つの行動をすることはなく、周囲のユーザとの関わりが少なかった。
このように構成することで、一部のユーザの指示の基で行わせることができ、複数のユーザ間でデータの同期や整合性を担保した上で、適切に協力行動等の行動を実行させることができる。
このように構成することで、最終指示ユーザによる最終指示により協力行動を成功又は失敗させることができ、協力行動に緊張感をもたせ、臨場感を高められる。これにより、ユーザの協力行動への参加意欲を惹起することができる。
このように構成することで、適切なユーザに協力行動の最終指示をさせることができ、ゲームの戦略性を高めることができる。結果として、ユーザの協力行動への参加意欲を高めることができる。
このように構成することで、最終指示ユーザになろうとするユーザの意欲を高めることができ、ユーザの協力行動への参加意欲を高めることができる。
図2〜図6において説明した制御手段及び処理手順は一例であり、本発明の実施形態はこれらには限られない。処理手順等は、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜設計変更が可能である。
しかしながら、他の種類のイベントについて、協力行動を行うことも可能である。さらに、戦う相手は、モンスターではなく、NPCや他のユーザのプレイヤキャラクタ等であってもよい。さらに、戦う相手は、ゲームオブジェクト一体ではなく、複数体vs.(対)複数体であってもよい。この場合、闘技場のような仮想空間内の場所で、パーティ同士等のチーム戦等が行われてもよい。
さらに、複数体について戦う場合、例えば、エリア内の位置により、戦う相手に対して、異なる効果が得られてもよい。具体的には、近接攻撃は最も近い位置にいる戦う相手のゲームオブジェクトに対して行い、遠距離攻撃は位置が遠い戦う相手のゲームオブジェクトに攻撃できるようにしてもよい。この攻撃は、協力行動以外の場合にも適用されてもよい。
このように構成することで、様々な協力行動を実現でき、他のユーザと対戦可能とすることで、より戦略性を高めたゲームを提供することもできる。
しかしながら、協力行動は、複数のユーザにて同様の攻撃を行うことでもよい。さらには、例えば、「炎の魔法」のように、同じ種類の攻撃を、同じエリア内の複数のユーザで行うことで、協力行動の指示としてもよい。または、例えば、「魔法」「波動(気合い)」「漸撃」等の特定の組み合わせの攻撃を、複数のユーザが行うことを、協力行動の指示としてもよい。さらに、例えば、ボールや爆弾等の特別な効果をもつゲームオブジェクトを、ユーザ同士で受け渡して、最終指示ユーザが投擲や発射等して攻撃するような協力行動を行ってもよい。これらの場合も、通常よりも大きなダメージをモンスターに与えられてもよい。
たとえば、行動実行手段103が実行可能な行動として、一部のユーザのプレイヤキャラクタのみが実行可能な行動が存在してもよい。具体的には、例えば、プレイヤキャラクタの能力値やその他のパラメータにより可能な行動が存在してもよい。このような行動としては、例えば、プレイヤキャラクタの職業によって実行可能な行動が挙げられる。より具体的には、例えば、耐久値等の回復は、職業が僧侶のプレイヤキャラクタにしかできず、魔法攻撃は、職業が魔法使いのプレイヤキャラクタにしかできないように構成してもよい。
指示取得手段104は、このような行動についても、一人又は一部のユーザを指示ユーザとして実行の指示を取得してもよい。そして、行動実行手段103は、指示ユーザ以外の一人のユーザ又は複数のユーザ(指示を取得したのとは他のユーザ)に、当該行動を、
指示に従って実行させることが可能である。なお、ゲームの構成によっては、複数のユーザで実行する行動は、全て、協力行動の一種として構成することも可能である。
さらに、上述の協力行動及び協力行動以外の行動についても、指示ユーザを選択して指示を行い、その指示に他のユーザが従って実行するように構成することも可能である。
しかしながら、複数のユーザのそれぞれの能力値等により、協力行動を行うユーザを制限してもよい。
これにより、能力値等が大きく異なるユーザにより、協力行動で与えるダメージ等が少なくなる等の事態を避けることができる。
しかしながら、協力行動をする際にゲーム媒体、アイテム、又はその他のゲームオブジェクト等を消費するようにしてもよい。その消費したゲーム媒体等の少なくとも一部、又は参加したユーザの消費した量より多くを、協力行動に成功した最終指示ユーザに付与してもよい。
このように構成することで、協力行動の戦略性を高め、報酬を得たいというユーザの意欲を高めることができる。
しかしながら、協力行動をする他のユーザも、最終指示ユーザを変更する指示を行うことが可能であってもよい。その場合は、指示取得手段104は、他のユーザのゲーム装置2から当該指示を取得し、最終指示ユーザを変更することも可能である。さらに、ユーザによるくじ引きや多数決等で、実際に最終指示ユーザとなるユーザを選択してもよい。
加えて、最終指示ユーザを変更する際に、特定手段102により特定されていないユーザ、イベントにまだ参加していないユーザ等についても変更可能である。このユーザは、目的地312のエリア内にいないユーザを含んでいてもよい。この場合、行動実行手段103は、フレンド指定等により、当該ユーザを接続させ、当該ユーザの位置情報212の位置に関わらず、イベントに参加させることも可能である。さらに、「乱入」として、他のユーザがイベントに強制的に参加して、最終指示ユーザとして指示を行うような構成が可能であってもよい。
このように構成することで、協力行動の戦略性を高め、ゲーム性を高めることができる。また、イベントに直接参加していないユーザにも、イベントの魅力を伝えるようなことも可能である。
しかしながら、最終指示のタイミングの指示は、例えば、サークルが収縮して、「ボタンを押せ!」等の文字が表示されるようなものであってもよい。または、例えば、ミニゲーム、パズルやクイズの解答、計算の答え、キーワード等を入力するような最終指示を取得することも可能である。
このように構成することで、協力行動の最終指示を、ゲームの内容や性質等に合わせて適切に行うことができる。
サーバ装置1及びゲーム装置2の各制御部の動作は、上述の実施形態に記載された例に限られない。
図7によると、上述の実施形態のゲームシステムXは、サーバ装置1とゲーム装置2とを備えるように記載したものの、ゲーム装置2b(コンピュータ)のみで実行することも可能である。この図において、上述の各図と同じ符号は同種の構成であることを示している。
この例では、ゲーム装置2bの制御部20が、ゲームプログラム210bを実行することで、イベント発生手段101、位置取得手段100、特定手段102、行動実行手段103、指示取得手段104、ゲーム実行手段201、及び位置送受信手段202として機能する。この場合、位置送受信手段202は、図3の位置送信手段200及び位置取得手段100の両方の機能を備える手段である。
また、記憶部21には、位置情報212、ゲームプログラム210b、及びゲームデータ211bが格納されている。ゲームプログラム210bは、ゲームプログラム110及びゲームプログラム210の機能を備えて、ピア・トゥー・ピアで接続可能にする機能を備えていてもよい。さらに、ゲームデータ211bは、アカウント設定300、ゲームデータ111及びゲームデータ211に対応するデータを含んでいてもよい。
このように構成することで、ゲーム装置2b同士で、上述のゲームの際の複数のユーザがイベント上での行動を協力して行う協力行動を実行させることが可能となる。
さらに、上述の実施形態では、ゲーム装置2において、ゲームプログラム210自体はアプリ用サーバからダウンロードするように記載した。しかしながら、ゲームプログラム210をサーバ装置1からダウンロードするようにしてもよい。また、ゲームプログラム210は、ゲーム装置2において、光学記録媒体やその他の記録媒体から読み込まれ、記憶部21にインストールされてもよい。
2、2b ゲーム装置
3 ネットワーク
10、20 制御部
11、21 記憶部
12、22 接続部
23 画像処理部
24 音声処理部
25 操作部
26 表示部
27 音声入出力部
28 位置取得部
100 位置取得手段
101 イベント発生手段
102 特定手段
103 行動実行手段
104 指示取得手段
110、210、210b ゲームプログラム
111、211、211b ゲームデータ
112 アカウントDB
200 位置送信手段
201 ゲーム実行手段
202 位置送受信手段
212 位置情報
300 アカウント設定
301 ログイン情報
302 パーティ情報
303 進行状況情報
310 地図データ
311 エリア設定
312 目的地
313 イベント設定
320 イベントデータ
321 オブジェクトデータ
322 進行状況データ
323 操作情報
500、501、502、503 画面例
C カーソル
G ゲージ
M モンスター
R エリア
U1、U2、U3 ユーザ
X ゲームシステム
本発明のゲームプログラムは、前記協力攻撃は、通常の攻撃によるダメージよりも大きなダメージを与えることが可能な攻撃であることを特徴とする。
本発明のゲームプログラムは、前記サーバ装置を、前記イベント上で、一部の前記ユーザのみ実行可能な指示を取得する指示取得手段として更に機能させ、前記行動実行手段は、前記指示取得手段により前記指示を取得したのとは他の前記ユーザについて、前記指示に従った前記行動を実行させる前記ゲームプログラムであることを特徴とする。
本発明のゲームプログラムは、前記指示取得手段は、複数の前記ユーザから、前記協力攻撃の最終的な実行の指示である最終指示を行う最終指示ユーザを選択して、該最終指示ユーザによる前記最終指示も取得し、前記行動実行手段は、前記指示取得手段により取得された前記最終指示が適切であったか否かを判定し、該判定の結果により前記協力攻撃を実行させるか否かを制御する前記ゲームプログラムであることを特徴とする。
本発明のゲームプログラムは、前記指示取得手段は、前記協力攻撃を実行させる条件が満たされなかった、及び/又は前記最終指示ユーザを変更する指示を取得した場合、複数の前記ユーザから前記最終指示ユーザを再度選択する前記ゲームプログラムであることを特徴とする。
本発明のゲームプログラムは、前記最終指示ユーザによる前記最終指示のタイミングと、指示されたタイミングとの差が閾値以内であった場合に、適切であったと判断し、前記最終指示ユーザに、通常の前記イベントでの報酬よりも良い報酬を与える前記ゲームプログラムであることを特徴とする。
本発明のゲームシステムは、1又は複数のコンピュータを備えたゲームシステムであって、現実世界を示す地図データ上で、前記コンピュータのそれぞれについて、現在の位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、前記地図データ上の位置に対応させて、仮想空間内で敵キャラクタと戦うゲーム内のイベントを発生させるイベント発生手段と、前記位置取得手段により取得された前記コンピュータの前記位置情報に基づいて、前記イベントに参加しているコンピュータに対応付けられたユーザを複数特定する特定手段と、前記特定手段により特定された複数の前記ユーザの攻撃を組み合わせた協力攻撃を実行させる行動実行手段とを備えるゲームシステムであることを特徴とする。
本発明のサーバ装置は、現実世界を示す地図データ上で、複数のゲーム装置のそれぞれについて、現在の位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、前記地図データ上の位置に対応させて、仮想空間内で敵キャラクタと戦うゲーム内のイベントを発生させるイベント発生手段と、前記位置取得手段により取得された前記ゲーム装置の前記位置情報に基づいて、前記イベントに参加しているゲーム装置に対応付けられたユーザを複数特定する特定手段と、前記特定手段により特定された複数の前記ユーザの攻撃を組み合わせた協力攻撃を実行させる行動実行手段とを備えるサーバ装置であることを特徴とする。
Claims (7)
- 記憶部及び表示部を備える複数のゲーム装置と、前記ゲーム装置と接続可能なサーバ装置とを備えるゲームシステムにより実行されるゲームプログラムであって、
前記サーバ装置を、
現実世界を示す地図データ上で、複数の前記ゲーム装置のそれぞれについて、現在の位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、
前記地図データ上の位置に対応させて、仮想空間内でゲームのイベントを発生させるイベント発生手段と、
前記位置取得手段により取得された前記ゲーム装置の前記位置情報に基づいて、前記イベントに参加しているゲーム装置に対応付けられたユーザを複数特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された複数の前記ユーザが前記イベント上での行動を協力して行う協力行動を実行させる行動実行手段として機能させ、
複数の前記ゲーム装置のそれぞれを、
前記位置情報を前記サーバ装置へ送信する位置送信手段として機能させる
ゲームプログラム。 - 前記サーバ装置を、
前記イベント上で、一部の前記ユーザのみ実行可能な指示を取得する指示取得手段として更に機能させ、
前記行動実行手段は、
前記指示取得手段により前記指示を取得したのとは他の前記ユーザについて、前記指示に従った前記行動を実行させる
請求項1に記載のゲームプログラム。 - 前記指示取得手段は、
複数の前記ユーザから、前記協力行動の最終的な実行の指示である最終指示を行う最終指示ユーザを選択して、該最終指示ユーザによる前記最終指示も取得し、
前記行動実行手段は、
前記指示取得手段により取得された前記最終指示が適切であったか否かを判定し、該判定の結果により前記協力行動を実行させるか否かを制御する
請求項2に記載のゲームプログラム。 - 前記指示取得手段は、
前記協力行動を実行させる条件が満たされなかった、及び/又は前記最終指示ユーザを変更する指示を取得した場合、複数の前記ユーザから前記最終指示ユーザを再度選択する
請求項3に記載のゲームプログラム。 - 前記行動実行手段は、
前記最終指示に成功した場合、前記最終指示ユーザに、通常の前記イベントでの報酬よりも良い報酬を与える
請求項3又は4に記載のゲームプログラム。 - 1又は複数のコンピュータを備えたゲームシステムであって、
現実世界を示す地図データ上で、前記コンピュータのそれぞれについて、現在の位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、
前記地図データ上の位置に対応させて、仮想空間内でゲーム内のイベントを発生させるイベント発生手段と、
前記位置取得手段により取得された前記コンピュータの前記位置情報に基づいて、前記イベントに参加しているコンピュータに対応付けられたユーザを複数特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された複数の前記ユーザが前記イベント上での行動を協力して行う協力行動を実行させる行動実行手段とを備える
ゲームシステム。 - 現実世界を示す地図データ上で、複数のゲーム装置のそれぞれについて、現在の位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、
前記地図データ上の位置に対応させて、仮想空間内でゲーム内のイベントを発生させるイベント発生手段と、
前記位置取得手段により取得された前記ゲーム装置の前記位置情報に基づいて、前記イベントに参加しているゲーム装置に対応付けられたユーザを複数特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された複数の前記ユーザが前記イベント上での行動を協力して行う協力行動を実行させる行動実行手段とを備える
サーバ装置。
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