JP2021137382A - 吸収性物品の製造方法および製造装置 - Google Patents

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悠太郎 金田
裕之 花生
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裕之 花生
幸生 示崎
Yukio Shimezaki
幸生 示崎
奏枝 余吾
Kanae Yogo
奏枝 余吾
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Abstract

【課題】本発明は、吸収性物品の資材に対するSAPの粒子群の相対移動を容易に防ぐことが可能な吸収性物品の製造方法および製造装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、吸収性物品の製造方法であって、高吸収性重合体であるSAPの粒子群を保持可能な液体を、SAPの粒子が繊維の隙間に入ることが可能な繊維状材料からなる液拡散性の資材に、資材が搬送設備に搬送されている状態で付着させる液付着工程と、液付着工程によって液体が付着しており、搬送設備に搬送されている状態の資材にSAPの粒子群を撒く粒子配置工程と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、高吸収性重合体であるSAPの粒子群が配置された吸収性物品の製造方法および製造装置に関する。
使い捨ておむつ、尿パッド、生理用品等の吸収性物品においては、尿や体液を吸収する吸収材として、パルプや高吸収性重合体(Super Absorbent Polymer:SAP)が用いられている(例えば、特許文献1を参照)。通常、これらの吸収材は薄いシート状、マット状等の形状に成形された吸収体として、吸収性物品の肌当接面側に配置される。また、例えば、パルプマット中に、SAP粒子が分散配置された吸収体や、複数のパルプマットの層間に、前記SAP粒子が層状に配置されることもある。
特開2000−24033号公報
SAPは、粒子状の吸収性樹脂である。よって、SAPを吸収性物品に用いる場合、SAPの粒子を吸収性物品の適切な位置に配置するべく、吸収性物品の資材に撒いたSAPの粒子群が資材に対して相対移動するのを防ぐ措置を講ずることが望ましい。
ここで、SAPの粒子群が資材に対して相対移動するのを防ぐ措置としては、例えば、SAPの粒子群を袋体に内包する措置等が考えられる。しかし、このような措置では、袋体に内包する前にSAPの粒子群が相対移動し、資材から落ちてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、吸収性物品の資材に対するSAPの粒子群の相対移動を容易に防ぐことが可能な吸収性物品の製造方法および製造装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、SAPの粒子群を保持可能な液体を資材に付着させることにした。
詳細には、本発明は、吸収性物品の製造方法であって、高吸収性重合体であるSAPの粒子群を保持可能な液体を、SAPの粒子が繊維の隙間に入ることが可能な繊維状材料からなる液拡散性の資材に、資材が搬送設備に搬送されている状態で付着させる液付着工程と、液付着工程によって液体が付着しており、搬送設備に搬送されている状態の資材にSAPの粒子群を撒く粒子配置工程と、を有する。
なお、資材とは、繊維状材料からなる液拡散性のパルプ層であってもよい。
また、粒子配置工程によってSAPの粒子群が撒かれた資材に、繊維状材料からなる他の資材を積層する積層工程を更に有していてもよい。
また、液付着工程では、資材に向けて液体をスプレーするノズルで資材に液体を付着させてもよい。
また、液付着工程では、資材に付着させる液体の押圧力で資材を窪ませてもよい。
また、液付着工程では、目付量が90〜200g/mの資材にSAPの粒子群を撒いてもよい。
また、液付着工程では、資材に0.5〜1.5gの量の液体を付着させてもよい。
また、粒子配置工程では、平均粒径が200〜400μmのSAPの粒子群を資材に撒いてもよい。
また、液付着工程では、噴出する液の粒子径が50〜1000μmの範囲内となるノズルで資材に液体を付着させてもよい。
また、本発明は、製造装置の側面から捉えることもできる。例えば、本発明は、吸収性物品の製造装置であって、高吸収性重合体であるSAPの粒子群を保持可能な液体を、SAPの粒子が繊維の隙間に入ることが可能な繊維状材料からなる液拡散性の資材に、資材が搬送設備に搬送されている状態で付着させる液付着手段と、液付着手段によって液体が付着しており、搬送設備に搬送されている状態の資材にSAPの粒子群を撒く粒子配置手段と、を備えるものであってもよい。
上記の吸収性物品の製造方法および製造装置であれば、吸収性物品の資材に対するSAPの粒子群の相対移動を容易に防ぐことが可能となる。
図1は、実施形態に係る吸収性物品の製造方法の概要を示したフローチャートである。 図2は、実施形態に係る吸収性物品の製造方法を実現する製造装置の一例を示した図である。 図3は、テープ型使い捨ておむつの斜視図である。 図4は、おむつの分解斜視図である。 図5は、股下領域をその幅方向に切断した場合の断面図である。 図6は、吸収体の詳細な構造を示した第1の図である。 図7は、吸収体の詳細な構造を示した第2の図である。 図8は、おむつの製造装置の一例を示した図である。 図9は、おむつの製造装置が水を付着させる位置を示した図である。 図10は、検証における吸収体の各部の寸法を示した図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態の構成は例示であり、本発明はこれらの実施形態の構成に限定されるものではない。
<吸収性物品の製造方法及び製造装置の概要>
吸収性物品において、尿や体液を吸収する吸収材として用いられるSAPは、粒状であり、例えば、自重の5倍以上の水を吸収し保持することが可能である。吸収性物品に用いられるSAPとしては、デンプン系、セルロース系、合成樹脂系等の各種SAPが挙げられる。また、SAPとしては、例えば、デンプン−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、デンプン−アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物、またはアクリル酸(塩)重合体からなるものであってもよい。また、SAPの粒子形状については、例えば、破砕タイプのものやパールタイプのものが公知であるが
、好ましくは破砕タイプのSAP粒子が吸収性物品に採用される。
また、本願においてSAP粒子とは、SAPを含む樹脂組成物を粒状としたものを指す。ここで言う「SAPを含む樹脂組成物」とは、SAPのみからなる組成物、SAPを主成分とし、これに吸水性に悪影響を及ぼさない程度に他の物質が含まれた組成物、の双方を包含する概念である。「他の物質」としては、添加剤(粒子表面を疎水化する目的で添加される表面改質剤等)、SAPの合成時に残存した未反応のモノマー等を挙げることができる。
また、SAP粒子に関する「粒状」には、例えば粒状、顆粒状等の形態が含まれる。このような粒状の形状にすると、SAP粒子を均一に散布しやすい。SAP粒子の質量平均粒子径は、例えば、180〜500μmとする。「質量平均粒子径」は、公知の篩い分け法により測定することができる。
このようなSAPの粒子は、吸収性物品の資材へ撒くことが可能なように、製造装置へ乾燥状態で投入される。このため、資材へ撒かれたSAPの粒子は、気流や振動を受けると飛散しやすい。よって、SAPを吸収性物品に用いる場合、SAPの粒子を吸収性物品の適切な位置に配置するべく、吸収性物品の資材に撒いたSAPの粒子群が資材に対して相対移動するのを防ぐ措置を講ずることが望ましい。そこで、本実施形態では、SAPの粒子を撒く資材へ液体を予め付着させておくことにより、資材へ撒いたSAPの粒子が資材に対して相対移動するのを防ぐ。
図1は、実施形態に係る吸収性物品の製造方法の概要を示したフローチャートである。本製造方法では、まず、SAPの粒子群を保持可能な液体を、繊維状材料からなる資材に付着させる(ステップS101:本願でいう「液付着工程」に相当する)。次に、SAPの粒子群を、繊維状材料からなる資材に撒く(ステップS102:本願でいう「粒子配置工程」に相当する)。液体が付着した状態の資材にSAPの粒子群が撒かれることで、資材に撒かれたSAPの粒子群が資材に保持される。資材に撒かれたSAPの粒子群が資材に保持されると、資材へ撒いたSAPの粒子が資材に対して相対移動しない。このため、SAPの粒子を撒いた資材を使って製造される吸収性物品において、SAPの粒子を吸収性物品の適切な位置に配置することができる。
ここで、資材に付着させる液体とは、SAPの粒子を資材へ保持させるための媒体であり、例えば、水、薬液、その他各種の液体が挙げられる。
図2は、実施形態に係る吸収性物品の製造方法を実現する製造装置の一例を示した図である。本製造装置には、搬送装置によって一定方向へ送られる資材に向けて水を噴霧するノズル(本願でいう「液付着手段」に相当する)と、水が付着した資材へ撒くSAPの粒子が出るノズル(本願でいう「粒子配置手段」に相当する)が備わっている。本製造装置では、水を噴霧するノズルによって水が付着した状態の資材へ、ノズルから出たSAPの粒子が撒かれる。よって、本製造装置であれば、水が付着した状態の資材にSAPの粒子群が撒かれることになる。このため、本製造装置であれば、資材に撒かれたSAPの粒子群が水で資材に保持され、資材へ撒いたSAPの粒子が資材に対して相対移動しない。このため、本製造装置であれば、SAPの粒子を適切な位置に配置した吸収性物品を製造することができる。
<SAPシートを用いた吸収性物品>
上記の製造方法を利用した吸収性物品の一例として、テープ型使い捨ておむつについて説明する。図3は、テープ型使い捨ておむつ(以下、単に「おむつ」という)1の斜視図である。本実施形態では、おむつ1について、着用者の腹部に対向して配置される前身頃
と背部に対向して配置される後身頃とを結ぶ方向を長手方向とする。これらの前身頃(長手方向の一側)と後身頃(長手方向の他側)との間(長手方向の中央)には、着用者の股下に配置(股間に対向して配置)される股下部が位置する。また、紙おむつが着用者に装着された状態(以下「装着状態」と略称する)において、着用者の肌に向かう側(装着された状態で内側)を肌面側とし、肌面側の反対側(装着された状態で外側)を非肌面側とする。さらに、肌面側と非肌面側とを結ぶ方向を厚み方向とし、長手方向と厚み方向の何れにも直交する方向を幅方向とする。そのほか、厚み方向から視ることを平面視とする。
おむつ1は、着用状態において着用者の陰部を覆う股下領域1Bと、股下領域1Bの前側に位置する前身頃領域1Fと、股下領域1Bの後ろ側に位置する後身頃領域1Rとを有する。後身頃領域1Rの左右両側の縁には、前身頃領域1Fの非着用者側の面に設けられたフロントパッチ2Fへ貼着可能なテープ2L、2Rが設けられている。よって、おむつ1は、前身頃領域1Fが着用者の腹側に配置され、後身頃領域1Rが着用者の背側に配置された状態でテープ2L、2Rがフロントパッチ2Fに貼着されると、着用者の腹囲と大腿部を取り巻く状態で着用者の身体に固定される。
おむつ1には、液体を吸収して保持することができる吸収体が主に股下領域1B付近を中心に配置されている。当該吸収体に、上述した製造方法で製造されたものを用いる。また、おむつ1には、おむつ1と着用者の肌との間に液体の流出経路となる隙間が形成されるのを抑制するべく、着用者の大腿部を取り巻く部位に立体ギャザー3BL、3BRが設けられ、着用者の腹囲を取り巻く部位にウェストギャザー3Rが設けられている。立体ギャザー3BL、3BRとウェストギャザー3Rは、糸ゴムの弾性力で着用者の肌に密着する。よって、着用者の陰部から排出される液体は、おむつ1から殆ど漏出することなくおむつ1の吸収体に吸収される。
図4は、おむつ1の分解斜視図である。また、図5は、股下領域1Bをその幅方向に切断した場合の断面図である。おむつ1は、装着状態において外表面を形成するカバーシート4を有する。カバーシート4は、長辺に相当する部位に括れ4KL,4KRを設けた略長方形の外観を有するシート状の部材である。括れ4KL,4KRは、着用者の大腿部が位置する箇所に設けられる。カバーシート4は、バックシート5の補強や手触りの向上のために設けられ、例えば、排泄物の漏れを抑制するために、液不透過性の熱可塑性樹脂からなる不織布をその材料として用いることができる。液不透過性の熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等が例示できる。
そして、おむつ1は、カバーシート4の着用者側の面において順に積層されるバックシート5、吸収体6C、トップシート7を有する。バックシート5、吸収体6C、トップシート7は、何れも長方形の外観を有するシート状の部材であり、長手方向がカバーシート4の長手方向と一致する状態でカバーシート4に順に積層されている。バックシート5は、カバーシート4と同様に、排泄物の漏れを抑制するために液不透過性の熱可塑性樹脂を材料として形成されたシートである。また、トップシート7は、吸収体6Cの吸水面を被覆するように着用者の肌面側に配置される、シート状の部材である。このトップシート7は、その一部又は全部において液透過性を有する。そのため、おむつ1が装着された状態において、着用者から排泄された液体は、着用者の肌に接触し得るトップシート7を通って吸収体6Cに進入し、そこで吸収される。例えば、織布、不織布、多孔質フィルムがトップシート7の材料として材用できる。さらにトップシート7も親水性を有していてもよい。
そして、バックシート5と吸収体6Cとトップシート7が積層されているカバーシート4で着用者の陰部を覆うと、バックシート5と吸収体6Cとトップシート7の各長手方向の両端部は、着用者の腹側と背側に位置する状態となる。すなわち、着用者の陰部は、着
用者の腹側から背側まで吸収体6Cに覆われる状態となる。したがって、着用者が腹を下へ向けた姿勢と背を下へ向けた姿勢の何れの姿勢で液体を体外へ排出しても、排出された液体はトップシート7を介して吸収体6Cに触れることになる。
また、おむつ1は、上述した立体ギャザー3BL,3BRを形成するための細長い帯状のサイドシート8L,8Rを有する。サイドシート8L,8Rは、トップシート7の長辺の部分に設けられる。サイドシート8L,8Rには、おむつ1の立体ギャザー3BL,3BRと同様、着用者の大腿部が位置する箇所に括れ8KL,8KRが設けられる。そして、括れ8KL,8KRには糸ゴム8EL,8ERが長手方向に沿って編み込まれている。よって、括れ8KL,8KRは、おむつ1が着用状態の形態、すなわち、おむつ1が側面視U字状の形態になると、糸ゴム8EL,8ERの収縮力で長手方向に引き寄せられてトップシート7から立ち上がり、液体の流出を防ぐ立体ギャザーとなる。
また、上述したウェストギャザー3Rを形成するための糸ゴム9ERは、吸収体6Cの端部よりも更に背側の位置において、バックシート5とトップシート7の間に設けられる。糸ゴム9ERは、伸縮方向となる長手方向がおむつ1の左右方向となる向きでバックシート5とトップシート7の間に設けられる。よって、糸ゴム9ERの左右両側に設けられるテープ2L,2Rが、着用者の腹側においてフロントパッチ2Fに貼着されると、糸ゴム9ERは、収縮力を発揮しておむつ1を着用者に密着させ、おむつ1と着用者の腹囲との間に隙間が形成されるのを防ぐ。なお、吸収体6Cの両側にも、おむつ1と着用者の腹囲との間に隙間が形成されるのを防ぐ糸ゴム9SL,9SRが設けられている。
吸収体6Cは、パルプ繊維、レーヨン繊維、またはコットン繊維のようなセルロース系繊維の短繊維や、ポリエチレン、ポリプロピレン、またはポリエチレンテレフタレート等の合成繊維に親水化処理を施した短繊維の隙間に、水を吸収し保持することのできる架橋構造を持つ親水性ポリマーであるSAP等の粒状の吸収性樹脂を保持させた構造を有する。
このように構成されるおむつ1において、着用者から液体が排泄されると、排出された液体はトップシート7を介して吸収体6Cに接触する。その結果、吸収体6Cは、着用者から排出された液体を吸収し、液体がおむつ1から外部に漏れ出すのを好適に抑制する。
なお、上記実施形態では、テープ型の使い捨ておむつが例示されていたが、その他の形態の吸収性物品であってもよい。このような吸収性物品としては、例えば、パンツ型の使い捨ておむつ、尿パッド、軽失禁パッド等が挙げられる。
このようなおむつ1の製造において、例えば、吸収体6Cが以下のように設計されている場合に、吸収体6Cの資材へ上記実施形態の製造方法でSAPの粒子群を保持させることにより、SAPの粒子を吸収体6Cの適切な位置に配置したおむつ1を製造することが可能となる。図6は、吸収体6Cの詳細な構造を示した第1の図である。また、図7は、吸収体6Cの詳細な構造を示した第2の図である。図6では、吸収体6Cを肌対向面側から見た場合の構造が図示されている。また、図7では、図6において符号A−Aで示す線で吸収体6Cを切断した場合の断面が図示されている。
図6及び図7に示されるように、吸収体6Cは、トップシート7側に配置された上層吸収体15と、バックシート5側に配置された下層吸収体17とを有している。下層吸収体17は、トップシート7側から見て上層吸収体15の下方に配置されている。上層吸収体15及び下層吸収体17には、針葉樹等の繊維材料を解砕して得られるフラッフパルプやSAP、親水性シート等、これらを組み合わせたものが用いられる。また、上層吸収体15には、厚さ方向に貫通して形成された溝21が備わっている。溝21は、吸収体6Cの
長手方向に延び且つ吸収体6Cの幅方向中央部に形成されている。溝21は、前身頃領域3側から後身頃領域7側へ延在している。
また、吸収体6Cは、上層吸収体15と下層吸収体17との間に配置されたSAP層23L、23Rを有している。SAP層23L、23Rは、SAPの粒子が複数集まって形成されている。SAP層23L、23Rは、SAPの粒子を複数含むSAPの粒子群であり、上層吸収体15と下層吸収体17との間に導かれた液体を吸収して保持することができる。図7に示すように、溝21の左方にはSAP層23Lが配置され、溝21の右方にはSAP層23Rが配置されている。このように、SAP層23L、23Rは、溝21の長手方向に沿うように溝21の両側に配置されている。また、上面視において、SAP層23L、23Rは、長方形状に形成されている。なお、SAP層23L、23Rは、上面視において、長方形状ではなく、その他の多角形状や楕円形状に形成されていてもよい。
また、吸収体6Cには、上層吸収体15と下層吸収体17を包むコアラップシート30が備わっている。コアラップシート30は、上層吸収体15側に配置された上層シート31と、下層吸収体17側に配置された下層シート33と、を有している。上層シート31は、トップシート7と上層吸収体15との間に配置されており、下層シート33は、バックシート5と下層吸収体17との間に配置されている。また、下層シート33は、上層吸収体15及び下層吸収体17の側面部を被覆する部分を有し、トップシート7と上層吸収体15との間まで引き回されており、トップシート7と上層吸収体15との間において上層シート31に接合されている。このように、上層シート31と下層シート33は互いに接合されて一体的となっており、上層吸収体15及び下層吸収体17の全体を包んでいる。上層シート31、下層シート33には、例えば、ティッシュペーパーのような薄葉紙や不織布等が用いられる。
SAP層23L、23Rは、下層吸収体17上にSAPの粒子を散布することにより形成される。また、SAP層23L、23Rは、上層吸収体15と下層吸収体17との間に挟持されている。このため、装着者の動作によりおむつ1が動いた場合であってもSAP層23L、23Rに含まれるSAPの粒子が溝21の下方に移動したり、下層吸収体17外に落ちたりするのを防ぐことができる。
また、SAP層23L、23Rを上層吸収体15と下層吸収体17との間に配置することによって、毛細管現象により下層吸収体17のパルプが一旦吸収した尿をSAP層23L、23Rに移動させることができる。これにより、おむつ1は、より尿の保持力が高いSAP層23L、23Rで尿を保持することで、尿の漏出を抑制できる。
このように、本実施形態に係るおむつ1は、肌対向面側から厚さ方向に見て、トップシート7、上層シート31、下層シート33の一部、上層吸収体15、SAP層23L、23R、下層吸収体17、下層シート33の一部、バックシート5の順に積層された構造を有している。また、トップシート7及びバックシート5の各周縁部が互いに接合されることにより、上層シート31、下層シート33、上層吸収体15、SAP層23L、23R及び下層吸収体17がトップシート7及びバックシート5により周囲が囲まれて封止されている。
また、溝21の下方には下層吸収体17が配置されている。吸収体6Cは、上層吸収体15にのみ溝21を形成する構造を備えることで、尿を下層吸収体17に素早く到達させて下層吸収体17に吸収させ、尿の漏出を抑制できる。
このような吸収体6Cにおいて、例えば、SAPの粒子が溝21内に混入してしまうと、混入したSAPの粒子が尿を吸収して膨張し、溝を塞いでしまう虞がある。そこで、お
むつ1の製造にあたり、上述した製造装置及び製造方法を適用することにより、SAP層23L、23RのSAP粒子を溝21内に混入させることなく、SAP層23L、23Rを上層吸収体15と下層吸収体17との間に挟持させる。図8は、おむつ1の製造装置の一例を示した図である。また、図9は、おむつ1の製造装置が水を付着させる位置を示した図である。
おむつ1の製造に用いる本製造装置Mは、搬送ラインM1、下層吸収体供給ローラM2、水スプレー散布装置M3、層間SAP散布装置M4、上側吸収体供給ローラM5を備える。搬送ラインM1は、長尺の原反ロールから切り出された下層吸収体17及び上層吸収体15を一定方向に搬送するコンベアである。下層吸収体供給ローラM2は、搬送ラインM1の搬送経路の途中に設けられており、長尺の原反ロールから切り出された搬送ラインM17を搬送ラインM1へ載せる。また、上側吸収体供給ローラM5は、搬送ラインM1の搬送経路において下層吸収体供給ローラM2よりも下流側に設けられており、長尺の原反ロールから切り出された上層吸収体15を、搬送ラインM1に載っている下層吸収体17の上に載せる。また、搬送ラインM1の搬送経路における下層吸収体供給ローラM2と上側吸収体供給ローラM5との間には、水スプレー散布装置M3と層間SAP散布装置M4が設けられている。水スプレー散布装置M3は、下層吸収体供給ローラM2によって搬送ラインM1に載せられた下層吸収体17へ向けて水を噴出する。層間SAP散布装置M4は、搬送ラインM1の搬送経路において水スプレー散布装置M3よりも下流側に設けられており、水スプレー散布装置M3によって水が付着した下層吸収体17へ向けてSAPの粒子を撒く。上側吸収体供給ローラM5は、SAPの粒子が撒かれた下層吸収体17の上に上層吸収体15を載せる。このため、上層吸収体15と下層吸収体17との間には、層間SAP23L,23Rが挟持されることになる。
そして、上述したように、層間SAP23Lは溝21の左方に配置され、層間SAP23Rは溝21の右方に配置される。よって、水スプレー散布装置M3は、図9に示すように、層間SAP23Lに対応する領域M3Lと、層間SAP23Rに対応する領域M3Rのそれぞれにおいて水を吹き出す。また、層間SAP散布装置M4は、図9に示すように、層間SAP23Lに対応する領域M4Lと、層間SAP23Rに対応する領域M4RのそれぞれにおいてSAP粒子を出す。また、水スプレー散布装置M3は、水を連続的に噴出する。これに対し、層間SAP散布装置M4は、SAPの粒子が下層吸収体17の長手方向における両端部に付着するのを抑制するべく、SAPの粒子を間欠的に出す。
おむつ1をこのような製造装置Mで製造すれば、下層吸収体17に撒かれたSAPの粒子が、下層吸収体17に吹き付けられた水で保持されるので、SAPの粒子が撒かれてから上層吸収体15が載るまでの間に当該SAP粒子が下層吸収体17に対して相対移動する可能性が、下層吸収体17に水が吹き付けられない場合に比べて低くなる。よって、おむつ1をこのような製造装置Mで製造すれば、層間SAP23L、23Rを構成するSAPの粒子が溝21内に混入する可能性を可及的に抑制することができる。
下層吸収体17のように、SAPの粒子が繊維の隙間に入ることが可能な繊維状材料からなる液拡散性の資材に対し、SAP粒子を撒く前に水を吹き付けておくと、水が付着した位置から資材全体に広がる。よって、水スプレー散布装置M3における水の吹き付けに多少のムラがあっても、資材に吹き付けられた水が、水を吹き付けるべき箇所の全域にまんべんなく行き渡る。仮にSAP粒子を撒いた後に水を吹き付けると、水の量が多すぎてしまう位置ではSAPが膨らみすぎてしまう。また、水が液拡散性の資材に付着して資材全体に広がる前にSAPが吸水してしまうため、水スプレー散布装置M3における水の吹き付けにムラがあると、資材表面で水がまだら模様に付着してしまう。この点、本実施形態のように、水スプレー散布装置M3を通過した後に層間SAP散布装置M4を通過させれば、このような水の吹き付けのムラを解消できる。また、資材の中に水が浸透した後に
SAP粒子が撒かれるので、SAPの粒子は繊維の隙間に入ってから水により膨潤することになる。よって、SAPの粒子は、基材の繊維の隙間に挟まったような状態で保持される。したがって、SAPの粒子は、下層吸収体17に撒かれた後、上層吸収体15が積層されるまでの間に下層吸収体17上で動いて下層吸収体17から落ちることが無い。
本実施形態は、このように、下層吸収体17に吹き付けた水でSAP粒子を保持させているので、水スプレー散布装置M3と層間SAP散布装置M4との間は、水スプレー散布装置M3で吹き付けられた水が下層吸収体17全域に拡散できる程度の距離が設けられていることが好ましい。水スプレー散布装置M3と層間SAP散布装置M4との間の距離は、下層吸収体17を搬送する搬送ラインM1の搬送速度にもよるが、例えば、搬送ラインM1の搬送速度が10.4km/hであれば、300mm程度以上確保しておくことが好ましい。
<検証試験>
上記製造装置及び製造方法の効果について検証したので、その結果について説明する。図10は、本検証における吸収体6Cの各部の寸法を示した図である。図10に示す寸法の単位は、ミリメートル(mm)である。
本検証では、図10に示されるように、長手方向に540mmの長さを有し、幅方向に160mmの長さを有する上層吸収体15と下層吸収体17を使って吸収体6Cを製造した。本検証では、層間SAP23L、23Rの横幅を何れも45mmとし、層間SAP23L、23Rに対応する位置において下層吸収体17に吹き付ける水の横幅を何れも40mmとした。このため、層間SAP散布装置M4からSAP粒子が出る領域M4L、M4Rの横幅がそれぞれ45mmとなっているのに対し、水スプレー散布装置M3から水が出る領域M3L、M3Rの横幅がそれぞれお40mmとなっている。下層吸収体17に吹き付ける水の横幅を、層間SAP23L、23Rの横幅よりもやや狭くした理由は、下層吸収体17に吹き付けた水が幅方向に濡れ広がる現象を考慮したものである。
吸収体6Cの各部がこのような寸法のおむつ1を製造装置Mで製造するにあたり、搬送ラインM1の搬送速度を10.4km/hとし、層間SAP23L、23Rを形成するSAP粒子の坪量を187g/mとし、下層吸収体17に付着させる水の量を1枚あたり1gとした。このような条件に従って製造装置Mで吸収体6Cを製造した結果、層間SAP23L、23Rを構成するSAPの粒子が溝21内等に混入することなくおむつ1を製造できることが確認された。また、製造装置Mで製造したおむつ1を20℃の室温の倉庫で24時間放置したところ、水スプレー散布装置M3を使って下層吸収体17に付着させた水がおむつ1から蒸散し、吸収体6Cが最終製品のおむつ1に要求される規定の吸水能力を回復できることが確認された。
なお、本検証試験では、下層吸収体17の坪量を互い違いにした幾つかの試験品についても用意し、検証を行った。その結果、下層吸収体17の坪量が90〜200g/mの範囲内であれば、水の付着によるSAP粒子の保持力が適切に発揮されることが確認された。
また、本検証試験では、層間SAP23L、23RにおけるSAPの坪量を互い違いにした幾つかの試験品についても用意し、検証を行った。その結果、層間SAP23L、23RにおけるSAPの坪量が250〜450g/mの範囲内であれば、水の保持力でSAP粒子を適切に保持できることが確認された。
また、本検証試験では、層間SAP23L、23Rの形成に用いるSAPの平均粒径を互い違いにした幾つかの試験品についても用意し、検証を行った。その結果、層間SAP
23L、23Rの形成に用いるSAPの平均粒径が200〜400μの範囲内であれば、水の保持力でSAP粒子を適切に保持できることが確認された。
また、本検証試験では、下層吸収体17に付着させる水の量を互い違いにした幾つかの試験品についても用意し、検証を行った。その結果、下層吸収体17に付着させる水の量が1枚あたり0.5〜1.5gの範囲内であれば、SAP粒子の保持力が適切に発揮され、且つ、下層吸収体17に付着させた水がおむつ1から蒸散して吸収体6Cが規定の吸水能力を回復できることが確認された。
また、本検証試験では、下層吸収体17に水を付着させる水スプレー散布装置M3の水圧及びノズルの口径を互い違いにして製造した幾つかの試験品についても用意し、検証を行った。その結果、層間SAP23L、23Rに対応するノズルの噴出孔がそれぞれ1つずつである場合、噴出する水の粒子径が50〜1000μmの範囲内となるノズルであれば、下層吸収体17に適度な窪みが形成されてSAP粒子を保持できることが確認された。例えば、孔の最小幅が0.1〜10mmのノズルであれば、0.5MPa以下、より好ましくは0.05〜0.25MPaの水圧を加えることにより、噴出する水の粒子径が50〜1000μmの範囲内となる。
本検証試験の結果から判るように、坪量を90〜200g/mの範囲内にした下層吸収体17に、1枚あたり0.5〜1.5gの水をスプレーで付着させ、平均粒径が200〜400μの範囲内のSAPの粒子を、坪量が250〜450g/mの範囲内となるように撒くことにより、スプレーから塗布された水が濡れ広がって全域の水分量が略均一になり、その結果、下層吸収体17に撒かれた箇所から位置ずれするSAP粒子の量が可及的に抑制されることになる。
<変形例>
ところで、上記の製造方法及び製造装置では、液体が付着した状態の資材にSAPの粒子群を撒いていた。しかし、上記実施形態は、SAPの粒子群を撒いた後の資材に液体を付着させるものであってもよい。
SAPの粒子群を撒いた後の資材に液体を付着させる場合、ノズルから噴出する水の勢いでSAP粒子が移動したり、幅方向における水の分布がばらついたり等することにより、資材に撒いたSAP粒子が特定の部分に集まったり、SAP粒子が塊状になったりする可能性がある。よって、水の付着が容易でない。この点、SAPの粒子群を撒いた後の資材に液体を付着させる場合、ノズルから噴出する水の勢いでSAP粒子が移動しない。また、水の分布がばらついても資材が吸水するため、SAPの粒子群の分布に影響を与えない。このため、SAPの粒子群を撒いた後の資材に液体を付着させれば、SAP粒子を適正に分布させることができる。
また、上記の製造方法及び製造装置では、下層吸収体17と上層吸収体15との間にSAP粒子を挟む形態となっていたが、2層構造ではなく1層構造の資材の表面にSAP粒子を保持する形態においても、液体によるSAP粒子の保持力を発揮することができる。
また、上記の製造方法及び製造装置では、資材に撒かれたSAP粒子を全て液体で保持する形態となっていたが、例えば、資材に撒かれるSAP粒子群の縁沿いに液体を付着させ、資材に付着させた液体で資材表面のSAP粒子群を囲むような形態としてもよい。例えば、資材にSAP粒子を矩形に撒く場合であれば、資材に撒かれるSAP粒子群の縁を構成する四辺に沿って付着させた液体でSAP粒子群を囲むようにしてもよい。
1・・おむつ
1B・・股下領域
1F・・前身頃領域
1R・・後身頃領域
2F・・フロントパッチ
2FT・・通気孔
2L,2R・・テープ
3BL,3BR・・立体ギャザー
3R・・ウェストギャザー
4・・カバーシート
4KL,4KR・・括れ
5・・バックシート
6C・・吸収体
7・・トップシート
8L,8R・・サイドシート
8KL,8KR・・括れ
4C,4SL,4SR,8EL,8ER,9ER・・糸ゴム
15・・上層吸収体
17・・下層吸収体
21・・溝
23L、23R・・層間SAP
30・・コアラップシート
31・・上層シート
33・・下層シート
M・・製造装置
M1・・搬送ライン
M2・・下層吸収体供給ローラ
M3・・水スプレー散布装置
M3L,M3R,M4L,M4R・・領域
M4・・層間SAP散布装置
M5・・上側吸収体供給ローラ

Claims (10)

  1. 高吸収性重合体であるSAPの粒子群を保持可能な液体を、前記SAPの粒子が繊維の隙間に入ることが可能な繊維状材料からなる液拡散性の資材に、前記資材が搬送設備に搬送されている状態で付着させる液付着工程と、
    前記液付着工程によって前記液体が付着しており、前記搬送設備に搬送されている状態の前記資材に前記SAPの粒子群を撒く粒子配置工程と、を有する、
    吸収性物品の製造方法。
  2. 前記資材とは、繊維状材料からなる液拡散性のパルプ層である、
    請求項1に記載の吸収性物品の製造方法。
  3. 前記粒子配置工程によって前記SAPの粒子群が撒かれた前記資材に、繊維状材料からなる他の資材を積層する積層工程を更に有する、
    請求項1又は2に記載の吸収性物品の製造方法。
  4. 前記液付着工程では、前記資材に向けて前記液体をスプレーするノズルで前記資材に前記液体を付着させる、
    請求項1から3の何れか一項に記載の吸収性物品の製造方法。
  5. 前記液付着工程では、前記資材に付着させる前記液体の押圧力で前記資材を窪ませる、
    請求項1から4の何れか一項に記載の吸収性物品の製造方法。
  6. 前記液付着工程では、目付量が90〜200g/mの前記資材に前記SAPの粒子群を撒く、
    請求項1から5の何れか一項に記載の吸収性物品の製造方法。
  7. 前記液付着工程では、前記資材に0.5〜1.5gの量の前記液体を付着させる、
    請求項1から6の何れか一項に記載の吸収性物品の製造方法。
  8. 前記粒子配置工程では、平均粒径が200〜400μmの前記SAPの粒子群を前記資材に撒く、
    請求項1から7の何れか一項に記載の吸収性物品の製造方法。
  9. 前記液付着工程では、噴出する液の粒子径が50〜1000μmの範囲内となるノズルで前記パルプ層に前記液体を付着させる、
    請求項1から8の何れか一項に記載の吸収性物品の製造方法。
  10. 高吸収性重合体であるSAPの粒子群を保持可能な液体を、前記SAPの粒子が繊維の隙間に入ることが可能な繊維状材料からなる液拡散性の資材に、前記資材が搬送設備に搬送されている状態で付着させる液付着手段と、
    前記液付着手段によって前記液体が付着しており、前記搬送設備に搬送されている状態の前記資材に前記SAPの粒子群を撒く粒子配置手段と、を備える、
    吸収性物品の製造装置。
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