JP2000505751A - 粒子材料を備えている個々の層状構造体を製造する方法、及びこの方法から製造された製品 - Google Patents

粒子材料を備えている個々の層状構造体を製造する方法、及びこの方法から製造された製品

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Abstract

(57)【要約】 少なくとも2つの包含層(1,2)を備えている個々の層状構造体(12)を製造する為の方法。幅を横断する切断線を有している連続したウェブ状の層状構造体(14)が提供される。連続したウェブ状の層状構造体(14)は包含層(1,2)の間に粒子材料(6,7,9)を包含している。連続したウェブ状の層状構造体(14)は切断線に沿い切断されて、夫々が切り口の間に端表面(15)を有している個々の層状構造体(12)を提供する。隣接した個々の層状構造体(12)は次に切断後に相互に遠ざけられる。接着剤配合物(16)が端表面(15)の少なくとも一部に適用されて包含層(1,2)を個々の層状構造体(12)の為の個々の端表面(15)に対し接合する。

Description

【発明の詳細な説明】 粒子材料を備えている個々の層状構造体を製造する方法、 及びこの方法から製造された製品 発明の分野 この発明は、粒子材料を備えている個々の層状構造体を製造する為の方法で あって、この構造体からの粒子材料の損失またはこぼれ落ちを防止する方法に関 係している。好ましくは、個々の層状構造体は吸収繊維層を備えているとともに 、失禁成人,赤ん坊用おむつ,衛生綿,包帯,そしてこれらの類似物の為の吸収 体のような使い捨ての吸収性製品における吸収要素として使用することが出来る 。 発明の背景 使い捨ての吸収製品はよく知られていて、全ては、体の流体を吸収し保持す る為の吸収要素を有している。吸収要素は、液体を素早く取り込むことが出来る とともにそれを内部に分散させて漏れを防止することが出来なければならないし 、また使用の通常の圧力にさらされた時に流体を保持するのに良好な能力を有し ていなければならない。 例えば、セルロース繊維のパッド,ワッディング(wadding)の層, またはこれらの類似物のような親水性繊維材料で主に作られている吸収要素は、 液体吸収率に関しては一般に満足のいく特性を有していて、液体をそれらの内部 に分散させることが出来るが、使用の通常の圧力にさらされた時の保持の観点か らは非常に非効率である。 吸収要素の吸収能力および保持能力を増大させる為に親水性繊維との組み合 わによる吸収ゲル化材料の使用が知られている。 超吸水性として一般的に知られている吸収性のゲル化材料は、膨脹し、そし て大量の液体、特に水、を吸収する重合体であって、体からの流体はあまり吸収 しない。 これらはまた、適度な圧力下であればこれらが流体を保持するという特性を 有しており;この特性の故に、使い捨て吸収体の為の吸収要素中でのこれらの使 用が何時の時にか提案されていた。 吸収ゲル化材料の使用により、所定の吸収能力の為により少ない親水性繊維 を包含しているとともに、繊維単独で作成された従来の吸収要素よりも小さな寸 法、特に厚さ、を結果として有している吸収要素を製造すことが可能である。 吸収性のゲル化材料は一般的に、粒子の形状で繊維構造体内に組み込まれて いる。繊維および吸収ゲル化材料の粒子は、分離した、一般的には非常に薄い、 重複された層中に配置されているか、または、あるいは、粒子は繊維層の1つに おいて繊維と混合されることも出来る。 ワッディング,吸収紙,又は不織布のより多くの層の1つにより繊維材料が 代表されているとともに、吸収ゲル化材料の粒子が様々な方法で構造体中に組み 込まれている、この種の層状吸収構造体の多くの特定の形態が、この技術分野に おいて知られている。 例えば粒子または粉形状の臭い制御材料のような、吸収ゲル化材料粒子以外 の粒子材料の種々の形式もまた、層状吸収構造体中に組み込まれることが出来る 。 通常は、連続しているウェブ状の層状吸収構造体が製造され、続いてより小 さな小片に切断されて、使い捨て吸収体中の吸収要素として使用される個々の層 状吸収構造体を提供する。 粒子材料を組み込んでいる層状吸収構造体は、それらが組み込まれる吸収体 の為の製造ライン上で直接形成されることが出来るか、または、或いは、これら は、例えばロール状に巻かれていたり、あるいはその他には容器中に保持されて いる連続しているウェブ状構造体の形状で分離して販売されるとともに貯蔵され る半完成品として独立して製造されることが出来、そして次に製造ラインに供給 される。 粒子材料を組み込んでいる層状吸収構造体に共通の問題は、安定した状態で の構造体内への粒子の効果的な閉じ込め、例えば粒子が構造体中で移動して部分 的に集中することを防止する、ことである。粒子材料はまた、層状構造体の縁か ら、特に、個々の構造体が連続しているウェブ状構造体から切断される縁に沿い 、逃げることも出来、それによって製造ライン及び最終製品の両者に問題を生じ させている。 層状吸収構造体の形成の為の知られている回答は、2つの繊維層の相互の接 着と、これらの間への例えば吸収ゲル化材料及び/又は臭い制御材料の粒子の固 定という2つの目的を伴って繊維層の1つの全表面に対して適用された、例えば 熱溶融形式の、接着剤の使用を提供している。 しかしながら、接着剤の使用は、接着剤が適用された繊維層と接着剤に接触 するようになる粒子材料との両方の性質に影響を与えるかも知れない。 一般には、従って、接着剤の過剰な量の使用は必要がなく、従って結果とし て層状構造体の縁からの粒子材料の損失の可能性を完全には除去することが出来 ない。 連続しているウェブ状の層状吸収構造体の長手方向縁に沿った粒子材料の損 失の問題に対する異なった解決が知られており、長手方向縁は構造体自身の形成 の方向に対して平行である層状構造体の縁を意味している。 例えば、連続しているウェブ状の層状吸収構造体はワッディング(wadd ing)の層により完全に取り囲まれていることが出来るし、また、或いは、構 造体は、接着剤及び粒子材料が中央長手方向長片上にのみ分配され、次に2つの 側部が折り畳まれて長手方向軸に概略的に沿い部分的に重複して例えば接着剤に より接合される、繊維材料の単一層により提供されることが出来る。 プロクター&ギャンブル社(Procter & Gamble Comp any)による国際特許出願第WO94/01069号及び第WO95/178 68号には、使い捨て吸収体における吸収要素としての使用の為の吸収ゲル化材 料を含んでいる連続したウェブ状の薄い層状吸収構造体が記載されている。この ような層状吸収構造体は、それらの間に吸収ゲル化材料の粒子の層を備えている 少なくとも2つの繊維層により形成されており、2つの繊維層は、分散されてい るとともに吸収ゲル化材料と混合されていて微細に分離されている固体形状にあ る熱可塑性高分子有機材料の粒子により、そして構造体の長手方向縁に沿い配置 されている接着剤の2つの線とにより、相互に接合されている。 上述した層状構造体は長手方向縁に沿う粒子材料の損失の問題は有していな いが、これらは依然として、吸収体中に吸収要素として組み込まれるようになる 個々の層状吸収構造体を形成する為に製造ライン中で長手方向に対して横断する よう切断された時の粒子の損失またこぼれ落ちの問題を有している。横断方向の 切断が層状構造体を開かせ、その為にそれらの間に備えられている粒子材料が露 出しているばかりでなく、切断操作そのものが粉の形成を伴って粒子を破壊する 傾向となり、そして、それは2つの上述した国際出願中に記載された層状吸収構 造体中でより生じ易く、それはまた粒子と繊維層との間に溶融した高分子材料に より創出されている接着点を破壊することが出来る。切断縁に沿った粒子材料の 損失の問題は、従って、これらの事実により強調される。 キンバリー−クラーク会社(Kimberly−Clark Corpor ation)による米国特許第4,715,918号そしてアキュメータ ラブ 会社(Acumeter Lab. Inc.)による米国特許第4,646 ,510号そしてベギン セイ 会社(Beghin Say SA)によるヨ ーロッパ特許第EP−B−22792号は、例えば接着剤または繊維の絡みの手 段により接合されている2つの繊維層により創出されているいわゆるポケットま たはポウチ中に閉じ込められているとともに2つの繊維層内に埋設されている粒 子を伴っている層状構造体を記載している。粒子は、ポケットまたはポウチを形 成する為に所定の領域上でのみ基材上に選択的に載置される。これらの方法は長 手方向及び横断方向の両方で密封された構造を達成することが出来るが、複雑で あって、製造ラインに後で供給されて個々の層状吸収構造体を形成する為に所定 の間隔で切断される予備形成されている積層された構造体を創出するのには適し ていない。 それ故に、この発明の目的は、粒子材料を備えている個々の層状構造体を製 造する為の方法を提供することであり、この方法はこのような材料を組み込んで いる構造体からの粒子材料の損失またはこぼれ落ちを、特に、個々の層状構造体 がより大きな層状構造体、例えば連続しているウエブ状の層状構造体、から切断 される切断工程の間に、阻止する。 この発明のさらなる目的は、それらが組み込まれる製品の為の製造ライン上 で直接形成された層状構造体に対して、及び半分完成されている中間製品として 創出されているとともに製造ラインに対して後で供給されることが意図されてい る連続しているウエブ状の層状構造体に対して、適用可能である方法を提供する ことである。 発明の概要 この発明は、個々の層状構造体を製造する為の方法に関係しており、この製 造方法は: a) 所定の切断線を有しているとともに、包含層の間に粒子材料を備えて いる、連続しているウエブ状の層状構造体を提供する工程と; b) 所定の切断線に沿い連続しているウエブ状の層状構造体を切断して切 り口の間に端表面を有している個々の層状構造物を提供する工程と; c) 個々の層状構造物を相互に離間させて端表面の間に空間を創出する工 程と; d) 切断線の少なくとも一部に沿い少なくとも端表面に接着剤構成物を適 用し、その結果として接着剤配合物(adhesive compositio n)が切断線の少なくとも一部における包含層に接合手段を提供する工程と; を備えている。 図面の手短な記載 明細書は、この発明を特に指摘していて明確に請求している請求の範囲で終 了しているが、この発明は以下の図面を参照した以下の記載からより良く理解さ れると信じている。 図1は、この発明の方法に従っている個々の層状構造体の形成の為に採用さ れることが出来る連続しているウェブ状の層状構造体の斜視図であり; 図2は、ロール状に巻かれている、図1中に図示されている形式の連続して いるウェブ状の層状構造体の斜視図であり; 図3は、この発明に従って、連続しているウェブ状の層状構造体から作成さ れた個々の層状構造体の斜視図であり; 図4は、長手方向中心線A−Aに対応している断面線に沿って取られた時の 、端表面を備えている図1中に示されている個々の層状構造体の一部の横断面図 であり; 図5は、個々の層状吸収構造体を作成する為と、この発明に従っている吸収 体中にそれらを組み込む為とである方法の概略的な流れ概念図である。 発明の詳細な記載 この発明は、より大きなウェブ状の層状構造体から個々の層状構造体を製造 する為の方法に関係しており;より大きなウェブ状の層状構造体は連続した構造 体であって、包含層の間に粒子材料を備えている。個々の層状構造体は、より大 きなウェブ状の層状構造体から切断され、そして切り口に沿い接合されて、その 縁からの粒子材料の損失又はこぼれ落ちを阻止する。好ましい実施例においては 、個々の層状構造体は、好ましくは液体吸収性である繊維層を備えている。この 発明の個々の層状構造体は使い捨て吸収体中での吸収要素としてのそれらの使用 に関係してここに記載されるが、これらは例えば清掃用具の為の吸収構造体のよ うな異なった目的の為に使用されることが出来る。 使い捨て吸収体は使用者によって着用されて体に直接接触される製品となる ことを意図されていて、これらの目的は体からの流体を吸収することであり、そ して次には一回の使用の後に捨てられる。 この発明の個々の層状構造体は、使い捨て吸収体の吸収要素を一体的に構成 することが出来、あるはこれらは吸収要素の一部としてこれらの中に備えられる ことが出来、あるいはいかなる場合でも、これらは使い捨て吸収体の要素を構成 することができる。 例えば生理用ナプキン,パンティライナー,失禁用パッド,またはおむつの ような使い捨て吸収体は、流体透過性トップシート,水蒸気及び/又は気体の透 過性であることが任意に出来る流体不透過性バックシート,そしてこれらの間に 備えられている吸収性要素を典型的には備えている。 用語「層状(layered)」は、ここで使用された時、粒子材料を包含 している層が粒子材料を実質的に備えていない層から識別可能であるいかなる構 造も指摘している。これは、粒子材料が層状構造体の一方または両方の主要平坦 面から逃げ出すことを阻止する為に、包含層および粒子材料が別個の重複されて いる層中に載置されている構造、あるいは、または、粒子材料が例えば層の中心 に対応して単一層、例えば繊維層、の厚さの中の所定の位置に埋設されている構 造、を備えている。 用語「切断線(cutting line)」は、ここで使用された時、連 続しているウェブ状の層状構造体が個々の層状構造体を提供する為に切断されな ければならない通路を指摘している。切断線は閉塞された輪郭、又は、代わりに 或いは組み合わせで、相互に分離している切断線を備えることが出来る。 包含層はまた、非繊維包含層、例えば高分子フィルム層、を備えることが出 来る。 個々の層状吸収構造体の製造の為のこの発明の方法が、2つの先に引用され た国際出願第WO94/1069号及び第WO95/17868号中に記載され ている薄い層状吸収構造体と同様な連続しているウェブ状の層状吸収構造体を参 照しながら、ここに記載される。 図1は、連続しているウェブ状の層状吸収構造体14を層の1つがその構造 をより明確に示す為に部分的に立ち上げられている状態で示している。 図1中では、同じ幅の2つの連続している長い片の形状をしている第1繊維 層1及び第2繊維層2を区別することができ、これらはそれらの長手方向縁3及 び4が一致するように重複されている。繊維層は包含層を構成しており、例えば 紙,ワッディング(wadding),または不織布のような種々の材料で作成 されることが出来る。これらは好ましくは、20g/m2と150g/m2との間 の基本重量を有している短セルロース繊維の、一般には「空気横たわり(air laid)」層として引用されている、乾燥形成層で作成されている。 あるいは、2つの繊維層は異なった材料で作成されることが出来、例えば第 2繊維層2は、セルロース繊維と、例えばデンマークのヴァルデ(Varde) のダナクロンa/s(Danaklon a/s)によりALサーマルB(AL −ThermalB)及びALサーマルC(AL−ThermalC)として販 売されているもののような2成分ポリエチレン/ポリプロピレン繊維の乾式形成 混合物(dry−formed mixture)で構成することができる。 2つの繊維層1および2の間には、吸収ゲル化材料6の粒子,臭い制御材料 9の粒子,そして微細に分割された形状の、好ましくは粒子7の形状の、熱可塑 性高分子有機材料の混合物で作成された粒子材料の中間層5がある。中間層5の 幅は、中間層5を越えて延出しそれらの長手方向縁3及び4に2つの長手方向縁 部8を側方に形成している外側の2つの繊維層1及び2の幅よりも小さい。 長手方向は典型的には、連続したウェブ状の層状吸収構造体14の形成の方 向に対応している。 2つの外側の繊維層1及び2は中間層5が存在している中央領域において、 中間層5中に吸収ゲル化材料の粒子6及び臭い制御材料の粒子9と混合されて存 在している熱可塑性高分子有機材料の粒子7を熱及び適度な圧力の適用により溶 融させることにより、相互に接着されている。 繊維層1および2間の接着は、熱可塑性高分子有機材料の個々の粒子7のっ 溶融により発生されている。その溶融により、高分子材料は繊維層1及び2を直 接連結している、及び/または、また吸収ゲル化材料の粒子6及び臭い制御材料 の粒子9を備えている、「架橋(bridge)」を形成している。 最終製品中では用語「粒子材料(particulate materia l)」は、溶融工程後の熱可塑性高分子有機材料はもはや粒子7の形状ではない ので、吸収ゲル化材料の粒子6および臭い制御材料の粒子9のみを指しているこ とに注意すべきである。 接着点の全表面積は、繊維層1および2の、そして吸収ゲル化材料及び臭い 制御材料の粒子の表面積の小さな部分となり、これらの特徴は従って殆ど変化し ない。 接着剤の2つの連続した線10がまた2つの外側繊維層1及び2の長手方向 縁領域8上で中間層5の2つの側に適用されていて、粒子材料、即ち吸収ゲル化 材料6の粒子及び臭い制御材料9の粒子、が2つの繊維層の重複されている縁3 及び4に対応している層状構造体の長手方向の両側端から逃げ出すことを阻止し 、そしてまた繊維層間のそれら自身の連結を強化する。 包含層及び粒子材料は、微細に分割されている固体形状の熱可塑性高分子材 料、例えばここに記載されている粒子7及び接着剤10の連続した線の形態、以 外の異なった手段により相互に接着されることも出来、例えば接着剤の噴霧層が 微細に分割されている固体形状の熱可塑性高分子材料の少なくとも代わりになる ことが出来る。 包含層を個々の長手方向縁に沿い相互に接着する為のいかなる他の手段もま た、接着剤、例えば溶融接着、の連続した線に代わり、この発明の別の実施例に おいて使用することが出来る。 粒子6の形状で分散配置されていることが好ましい吸収ゲル化材料は、従来 技術から全て知られている架橋ポリマーのような無機または有機物質で作成され ることが出来る。臭い制御材料は当該技術分野において知られているいかなる適 切な臭い制御材料であることが出来、例えばゼオライト及びシリカの粒子により 構成されていることが出来る。 個々の粒子の最も小さい寸法の重みつき平均(weighted aver age)として与えられている粒子6と9の平均な寸法は、50ミクロンと15 00ミクロンとの間、好ましくは100ミクロンと800ミクロンとの間である ことが出来る。 中間層5における吸収ゲル化材料6の量は、20g/m2から最高600g /m2までの範囲であることが出来る。臭い制御材料9の量は、40g/m2と2 00g/m2との間であることが出来る。 微細に分割されている形状、例えば粒子7の形状、の熱可塑性高分子有機材 料は、溶融し2つの繊維層の繊維の間に分離し離間している接着点を形成するこ とによる2つの繊維層1及び2の相互の接着の目的を有している。熱可塑性高分 子有機材料は、他の微細に分割された形状、例えば繊維の形状、で使用されるこ とも出来る。 上に説明したように、これらの接着点を成形する橋は、吸収ゲル化材料及び 臭い制御材料の粒子を含んでいることが出来る。 分散して撒かれ吸収ゲル化材料と混合されている微細に分割された形状の熱 可塑性高分子有機材料の量は、5g/m2と180g/m2との間であることが出 来る。 微細に分割された形状の熱可塑性高分子有機材料は、層状構造体の他の構成 要素、即ち繊維層及び粒子材料、特に吸収ゲル化材料及び臭い制御材料、の特性 に影響しない温度で好ましくは溶融出来る。従って、熱可塑性高分子有機材料は 、必要な接着を急速に形成できるような流動特性を有していなければならない。 このような好ましい特性は、少なくとも25g/10minの、好ましくは 少なくとも40g/10minの、そしてより好ましくは少なくとも60g/1 0minの、190/2.16の条件下でASTM方法D1238−85により 評価された溶融流れ指標(melt flow index:M.F.I.)を 有している微細に分割された形状の熱可塑性高分子有機材料により達成されるこ とが出来る。 層1及び2が乾式成形(dry−formed)短セルロース繊維材料で形 成されているのであれば、約400マイクロンの最大寸法を伴っているとともに 約50g/10minの溶融流れ指標により特徴づけられていて、分散された量 が12g/m2と90g/m2との間である高密度ポリエチレンの粒子から成る熱 可塑性高分子有機材料を使用することが好ましい。 連続しているウェブ状の層状吸収構造体14はまた、2つの異なっている繊 維層により形成されることが出来るし、または2つ以上の繊維層及び結果として 粒子材料、例えば吸収ゲル化材料および臭い制御材料の粒子、そして熱可塑性高 分子有機材料の粒子、の混合により形成された1つ以上の中間層を備えることが 出来る。 もちろん、粒子材料が実際に包含層の間に備えられるのであれば、この発明 の方法に従って作成された好適な層状構造体中に備えられている吸収ゲル化材料 ,臭い制御材料,または微細に分割されている形状の熱可塑性高分子有機材料は 、粒子形状から異なっている形状であることが出来る。例えば、臭い制御材料が 基材上に噴霧された溶液として構成されることが出来る間に吸収性ゲル化材料は 繊維形状であることが出来、微細に分割された固体形状にある熱可塑性高分子有 機材料はまた、既に述べたように、繊維形状であることが出来る。 個々の長手方向縁部上で繊維層の間に配置された接着剤の連続している線1 0は、中間層を形成している粒子材料が構造体の長手方向縁からこぼれ落ちるの を阻止している。構造体は、それ故に、独立して創出されることが出来、そして 例えば、図2に示すように、ロール11の形に巻かれている連続した長片のよう にして貯蔵されることが出来る。吸収体中の吸収要素として組み込まれる為に個 々の層状吸収構造体12が連続したウェブ状の吸収構造体14から製造される場 合には、ロール11はその後に使い捨て吸収体、例えば生理用ナプキン、の為の 製造ラインに供給されることが出来る。 図3中に図示されているように、所望の長さの個々の層状吸収構造体12は 、上述した形式の連続したウェブ状の層状吸収構造体14から、連続した構造体 14に沿い所定の間隔で配置されているとともに点線により指摘されている所定 の切断線18に沿いなされた切断により、切断される事が出来る。図3中に示さ れているように、切断は、矢印により指摘されているとともに連続した構造14 の長手方向に対応している製造ラインに対する連続した構造体14の供給の方向 に対して横断する方向において成されている。図3中に図示されている実施例に おいては切断の方向は連続している構造体14の供給の方向に対して直交してい るが、非直線状の切断、例えば、湾曲した、通常は凸状の、切り口端縁を伴って いる個々の層状吸収構造体12を提供する湾曲した切断、もまた可能である。示 されている実施例において切断は、個々の層状吸収構造体12の個々の切断端縁 に端表面15を提供する。個々の層状吸収構造体12は、そこから個々の層状吸 収構造体が得られる連続しているウェブ状の層状吸収構造体14も同様に、また 実質的に相互に平行な2つの主平面Sを有している。 切断工程の後に個々の層状吸収構造体12は、連続している個々の層状吸収 構造体12の夫々の対の対向している端表面の間に空間17を提供するよう、長 手方向に沿い相互に分離される。 明確化の為に図3中では示されていない接着剤配合物(adhesivec omposition)16が次に、少なくとも個々の端表面15に適用されて いる。接着剤配合物16は個々の層状吸収構造体12の包含層1及び2の間の 接合を提供し、そして好ましくは構造体12の個々の端表面15に密封を提供し て、その為に個々の層状吸収構造体12の切断縁からの粒子材料6及び9の逃げ 出しを阻止する。粒子材料の損失またはこぼれ落ちが、従って避けられる。 図4は、図2中に図示されている層状吸収構造体12の端表面15の1つに 対する接着剤配合物16の適用の結果をより詳細に示している。接着剤配合物1 6は端表面15を被覆する実質的に連続した層を形成し、それによって2つの繊 維層1及び2を相互に接続するとともにこれらの間における粒子材料6及び9の 逃げ出しを阻止する。好ましくは接着剤配合物は、端表面15に密封を効果的に 提供する。図3中に図示されている如く、接着剤配合物16はまた、より良好な 密封作用を達成する為に、個々の端表面15に対し隣接している個々の層状吸収 構造体12の主平面Sの1つまたは両方の狭い部分に対し、少なくとも部分的に 、適用されることが出来る。しかしながら、個々の層状吸収構造体12の吸収性 と柔らかさとの相互の影響の可能性を避ける為に、接着剤配合物16の適用によ り関係が持たされている個々の層状吸収構造体12の主平面Sの面積が最小に保 たれることが好ましい。 接着剤配合物16が個々の層状構造体12の個々の端表面15で粒子材料を 全体として捕らえなければならないということはこの発明の権利範囲中に意図さ れていることではなく、接着剤配合物16が切断が為された包含層の為の接合手 段を構成して、これらの間に包含されている粒子材料の実質的なパーセンテージ を確保し、そしてそれによって、粒子材料の損失またはこぼれ落ちを減少させる ことがこの発明の権利範囲中に意図されていることである。粒子材料の微小な損 失、例えば接着剤配合物が適用されていない端表面の部分を介した、はこの発明 の権利範囲の内である。 接着剤配合物16は当該技術分野において知られているいかなる適切な手段 により、例えば螺旋状適用(spiral application),スロッ ト コーティング(slot coating),噴霧(spraying), 螺旋状噴霧(spiral spraying),カーテン コーティング(c urtain coating),制御コーテイング(control coa ting),そして印刷により、個々の層状構造体12の端表面15に適用され れることが出来る。好ましくは接着剤配合物はカーテン コーティングにより適 用されるが、この技術によって接着剤配合物を適用することが望まれている場所 に接着剤配合物をより正確に向けることが出来るからである。さらには、カーテ ン コーティング装置は、実質的に連続していて、適用の好適な量に従った均一 な厚さを有している接着剤の層を適用することが可能である。 いかなる適切な接着剤または粘着剤、例えば使い捨て吸収体の製造の為に知 られているもの、を、水性または溶剤性接着剤、または熱溶融接着剤の如くして 、使用することが出来、好ましくは熱溶融接着剤を使用することが出来る。 接着剤配合物は15g/m2と60g/m2との間、好ましくは20g/m2と 30g/m2との間、の量で適用されることが出来る。 この発明の一例においては、前に記載されている、そして例えば図2中に図 示されているようにロール状に巻き取られている、形式の連続したウェブ状の層 状吸収構造体14は、生理用ナプキンの製造ラインへと供給され、上記構造体は 70mmの幅及び1.5mmの全厚さを有していて、 セルロース繊維60g/m2の樹脂で結合されている空気横たわりウェ ブから形成された第1層; 吸収ゲル化材料の粒子の63g/m2,ゼオライト(zeolite) の粒子の61g/m2,シリカ(silica)の粒子の87g/m2,そしてポ リエチレンの粒子の38g/m2の混合により形成された中間層; セルロース繊維60g/m2の樹脂で結合されている空気横たわりウェ ブから形成された第2層; を備えている。 接着剤の2つの連続した線は、幅約2mmの熱溶融接着剤の2つの線を備え ている。 連続しているウェブ状の層状吸収構造体14は個々の所定の切断線18に沿 い供給の方向に対して横断するよう切断される。207mmの長さである個々の 層状吸収構造体12は従って、吸収体、例えば生理用ナプキン、中に吸収要素と して後で組み込まれることが意図されているように提供されている。個々の層状 吸収構造体12には、切断された個々の縁に端表面15が設けられている。 熱溶融接着剤配合物16は、2つの包含繊維層を接合し、そして上記端表面 15に密封を提供する為に、図4中に容易に認められることが出来るように、個 々の層状吸収構造体12の両端面15及び個々の端表面15に隣接している個々 の構造物12の主平面Sの1つの、長手方向において略10mm伸びている部分 に対して略25g/m2の量で適用されている。 図5は、半完成品として供給された連続したウェブ状の層状吸収構造体14 から得ることが出来る個々の層状吸収性構造体12において吸収要素として使用 する使い捨ての吸収体、例えば生理用ナプキン、を製造する為の方法の簡素化さ れた概略図である。 リール20は連続しているウェブ状の層状吸収構造体14を製造ラインに供 給する。連続している構造体14は個々の層状吸収構造体12へと切断場所26 で切断され、そして個々の構造体12は、連続している個々の層状吸収構造体1 2の個々の対の対向している端表面15の間に空間17を創出する為に、製造ラ インの方向において相互に離間されている。 上記空間17の量は、端表面15に対する接着剤配合物16のより効率的な 引き続く適用を許容する為に、熟練者により容易に決定されることが出来るよう に、方法の状況に従って変化させることが出来、例えばより狭い空間17をより 薄い個々の構造体12の為に設けることが出来る一方で、より幅の広い空間17 はより厚い個々の構造体12の為に必要とされている。 流体不透過性バックシート30が次にリール34から製造ラインに供給され 、そして個々の層状吸収構造体12が明確化の為に図面中には示されていない知 られている手段により、例えば接着手段により、バックシート30に対して対応 されている。 接着剤配合物16は次に、カーテン コーティング装置24により、連続し た個々の構造体12に所属している対向した端表面15の個々の対に対し適用さ れる。適用は端表面15及び、個々の端表面15に隣接している個々の層状構造 体12の、コーティング装置24に対面している、主平面Sの狭い部分を含んで いる。接着剤配合物16の適用はさらに、2つの連続している個々の層状吸収構 造体12の間に備えられている個々の空間17に対応して、個々の層状吸収構造 体12に対し対応されているバックシート30を含んでいる。従って、接着剤配 合物16はさらに、端表面15に対応している両端縁において対応しているバッ クシート30に対し個々の層状吸収構造体12を接合するさらなる動作を果たす 。 接着剤配合物の適用の後に、対応していてその上に接合されている個々の層 状吸収構造体12を伴っているバックシート30は組み立て場所へと供給され、 組み立て場所では流体透過性トップシート28がリール32から供給される。ト ップシート28とバックシート30はそれらの間に個々の構造体12を組み込み 、そして最終的には相互に接合され、そして切断及び密封場所38で周辺に沿い 切断されて夫々が個々の構造体12を備えている生理用ナプキン36を形成する ° この発明の方法の代わりの実施例に従えば接着剤配合物16は基層、例えば バックシートまたはトップシート、の選択されている部分に最初に直接適用され ることも出来、そこには個々の層状の吸収構造体が引き続き上記上記基層に対応 された時に個々の層状の吸収構造体12の端縁が配置されることを意図されてい る。基層上への接着剤配合物の適用は、包含層間での端表面の少なくとも一部に おける接合を達成する為に、接着剤配合物が適用されている場所である個々の選 択されている部分に対応してそれらが基層に対応された後に、連続している個々 の層状吸収構造体の夫々の対の端表面15とそれが少なくとも部分的に交差する ようでなければならない。 これまで記載された層状構造体の包含層は全て構造体の長さに沿い一定であ る同じ幅を有しているとはいうものの、包含層が異なった幅を有しているか、ま たは、例えば長手方向に沿い変化している幅を有している連続している層状構造 体から製造されることが出来る使い捨て吸収体、例えば砂時計ガラス形状のもの 、の為の形作られている吸収要素を提供する為に、構造体自身の長さに沿い層状 構造体の幅を変化出来るさらなる実施例も可能である。 この発明の方法を、3つの個々の層を有している連続しているウェブ状の層 状構造体に関連して記載していたが、異なった連続している層状構造体、例えば 異なった数の重複されている層を有している構造体、また、あるいは、それ自身 の上に2回折り畳まれているとともに重複している長手方向側縁に沿い接着剤に より密封されている単一の繊維層により構成されているC−折り畳み吸収積層体 のもう1つの知られている形式、にも適用可能とすることが出来、粒子材料、例 えば吸収ゲル化材料及び臭い制御材料、はそれらの間に備えられている。粒子材 料及び繊維層の重複されている部分は噴霧された接着剤により相互に接着されて いる。構造体のこの形式は典型的には、製造ラインへと次に供給される半完成品 として製造されるよりもむしろ、生理用ナプキンの製造ライン上で作成される。 それは長手方向縁に沿った粒子材料の損失またはこぼれ落ちを有していないが、 生理用製品中に組み込まれる個々の層状構造体を形成する為に製造ライン中で横 断方向にそれが切断された時にこの問題を依然として有する。 この発明の別の実施例においては、この方法は、長手方向及び横断方向切断 線の両方に沿いより大きな連続した層状構造体を切断し、これによって長手方向 及び横断方向の切り口の間に端表面を伴っている個々の層状構造体を提供するこ とによって、個々の層状構造体を創出する為にも使用されることが出来る。接着 剤配合物は個々の層状構造体の全ての端表面に対し、即ち全切り口に沿い、連続 して適用されることが出来て、それによって横断方向及び長手方向の両者におい て包含層の間に接続を伴っている個々の層状構造体を提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG, CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,T D,TG),AP(GH,GM,KE,LS,MW,SD ,SZ,UG,ZW),UA(AM,AZ,BY,KG, KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP, KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,L S,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW ,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD, SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,T T,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 フェボ、ピエトロ イタリア国、アイ―65126 ペスカラ、ビ ア・シー・コロンボ 38

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも2つの包含層を備えている個々の層状構造体を製造する為の 方法が: a)指摘されている切断線を有しているとともに上記包含層の間に粒子 材料を備えている、連続したウェブ状の層状構造体を提供する工程と; b)上記指摘されている切断線に沿い上記連続したウェブ状の層状構造 体を切断して、切り口の間に端表面を有している上記個々の層状構造体を提供す る工程と; c)上記個々の層状構造体を相互に遠ざけて上記端表面の間に空間を提 供する工程と; を備えていて、上記方法は、 d)上記端表面の少なくとも一部に接着剤配合物を適用して、上記接着 剤配合物に上記包含層の間で上記端表面の少なくとも一部に接合を提供させるさ らなる工程を備えていることを特徴としている。 2.請求項1に従っている方法は、 上記接着剤配合物が熱溶融接着剤を備えていることを特徴としている。 3.上述した請求項のいずれか1項に従っている方法は、 上記接着剤配合物が、それが適用されている上記端表面の上記少なくと も一部に密封を提供することを特徴としている。 4.上述した請求項のいずれか1項に従っている方法は、 上記包含層が繊維層、好ましくは吸収繊維層、であることを特徴として いる。 5.上述した請求項のいずれか1項に従っている方法は、 a)の工程が所定の方向に沿い上記連続したウェブ状の層状構造体を供 給することにより行われ、上記連続したウェブ状の層状構造体は所定の間隔で上 記連続したウェブ状の層状構造体の幅全体に渡り上記所定の方向に関して横切る ような上記所定の切断線を有していることを特徴としている。 6.請求項5に従っている方法は、 上記接着剤配合物が少なくとも上記端表面に適用されていることを特徴 としている。 7.上述した請求項のいずれか1項に従っている方法は、 上記接着剤配合物が15g/m2と60g/m2との間、好ましくは20 g/m2と30g/m2との間、の量で適用されることを特徴としている。 8.請求項1乃至7のいずれか1項に従っている方法により得られた如き個 々の層状構造体を備えている吸収要素を備えている使い捨て吸収体。
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