JP2009505784A - 芯ラップを備えた吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

吸収性物品は、外カバー身体側ライナー、及び外カバーと身体側ライナーとの間に位置する吸収性組立体を含む。吸収性組立体は、少なくとも1つの不織芯ラップにより、少なくとも部分的に囲まれる吸収性芯を含む。吸収性組立体は、少なくとも30mmの後部延長領域長さを有する。吸収性芯は、少なくとも60パーセントの超吸収体を含むことができ、更に身体側ライナーは、孔を含むことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸収性物品に関する。
従来の吸収性物品は、外カバー層及び液体透過性表面シート層との間に挟まれて、これらの層に接着された木質パルプフラフで形成される吸収性芯を含んでいた。吸収性芯は、超吸収性材料の粒状物も含んでいた。更に吸収性構造は、1又はそれ以上のティッシュラップ材料の層を含んでいた。
しかしながら、吸収性芯の従来のティッシュラップ配列は、吸収性芯が、比較的大量の超吸収性材料を含む場合には、吸収性芯の端部及び側部に正確なシールを形成するものではなかった。その結果、余分な量の超吸収性粒状物が吸収性芯から移動し、吸収性物品内の望まれない位置に移動することとなった。超吸収体は、ティッシュラップを通って移動し、及び/又は吸収性芯の側部及び端部から外側に移動することになる。超吸収性材料が外カバーに対面する位置までに移動すると、乾燥状態の粒状物は外カバーを突き抜けて、物品から漏れることになる。超吸収性材料が身体側ライナーの位置に移動すると、湿潤した超吸収体は、着用者の肌に接触する望まれないゲルを形成する。したがって、吸収性芯材料の収容を改善した製品、及びその製品の形成法並びに形成装置が必要である。
米国特許第5,458,592号公報 米国特許出願11/020842 米国特許出願10/955,769 米国特許第6,416,697号公報 米国特許第5,028,224号公報 米国特許第6,630,096号公報 米国特許第6,630,088号公報 米国特許第6,627,130号公報 米国特許出願10/955,820 米国特許第5,900,109号公報 米国特許第5,817,199号公報 米国特許出願11/138099 米国特許第5,342,647号公報
これらの必要性に応じて、吸収性物品は、外カバー、身体側ライナー、及び外カバーと身体側ライナーとの間に位置する吸収性組立体を含む。吸収性組立体は、吸収性芯を少なくとも部分的に囲む不織芯ラップを含む。吸収性組立体は、少なくとも30mmの後部延長領域長さを有する。
幾つかの実施形態においては、吸収性組立体は、芯ラップ領域の長さが吸収性組立体の長さの90パーセントより小さいものとすることができる。幾つかの実施形態においては、吸収性組立体は、前部延長領域長さに対する後部延長領域長さが、少なくとも1.5対1又は少なくとも2対1とすることができる。
幾つかの実施形態においては、不織芯ラップは、熱可塑性繊維を含むことができる。幾つかの実施形態においては、不織芯ラップは、吸収性芯の周囲に折り畳まれて、それ自体が重なることができる。
幾つかの実施形態においては、吸収性組立体は、芯ラップ領域、前部延長領域及び後部延長領域を有する。不織芯ラップは、芯ラップ領域及び/又は前部延長領域及び/又は後部延長領域において、少なくとも部分的にそれ自体に接着することができる。
幾つかの実施形態においては、吸収性芯は、少なくとも60重量パーセントの超吸収体を含むことができる。幾つかの実施形態においては、吸収性芯は、ライナー表面及び外カバー表面を有し、不織芯ラップは、ライナー表面に重なり、外カバー表面に部分的に重なることができる。不織芯ラップは、前部延長領域及び/又は後部延長領域及び/又は芯ラップ領域において、外カバーと接着剤接着することができる。
別の態様においては、吸収性物品は、外カバー、身体側ライナー、及び外カバーと身体側ライナーとの間に位置する吸収性組立体を含む。吸収性組立体は、第一不織芯ラップと第二不織芯ラップとの間に位置する吸収性芯を含む。吸収性組立体は、少なくとも30mmの後部延長領域長さを有する。
様々な実施形態においては、吸収性芯は、少なくとも60重量パーセントの超吸収性材料を含むことができる。様々な実施形態においては、身体側ライナーは、複数の孔を含むことができる。様々な実施形態においては、第一不織芯ラップ及び第二不織芯ラップは、熱可塑性繊維を含むことができる。
様々な実施形態においては、第一及び第二不織新ラップは、少なくとも前部延長領域及び後部延長領域において、互いが少なくとも部分的に接着される。様々な実施形態においては、前部延長領域長さに対する後部延長領域長さの比は、少なくとも2対1である。
様々な実施形態においては、第一不織芯ラップは親水性で、第二不織芯ラップは疎水性とすることができる。
様々な実施形態においては、吸収性組立体は、少なくとも10mmの前部延長領域長さを有する。
別の態様においては、吸収性物品は、外カバー、身体側ライナー、及び外カバーと身体側ライナーとの間に位置する吸収性組立体を含む。吸収性組立体は、第一熱可塑性親水性不織芯ラップと第二熱可塑性疎水性不織芯ラップとの間に位置する吸収性芯を含む。吸収性芯は、少なくとも60パーセントの超吸収体を含み、吸収性組立体は、少なくとも30mmの後部延長領域長さを有する。
様々な実施形態においては、吸収性芯は、ライナー表面、外カバー表面及び横方向側部縁を有する。第一不織芯ラップは、ライナー表面、横方向側部縁及び少なくとも外カバー表面の一部に重なり、第二不織芯ラップは、外カバー表面に少なくとも部分的に重なり、第一不織芯ラップは、前部延長領域及び後部延長領域において、第二不織芯ラップと少なくとも部分的に接着剤接着する。
本発明の吸収性物品は、幼児の下胴部に着用されるようにされたオムツに関して述べられる。本発明の吸収性物品は、大人用失禁用製品、訓練用パンツ、女性用ケアー製品、及び同様のものなどの他の物品にも、同様に適用することが理解される。
ここで用いられる「接合する」という用語及びその派生語は、ある要素が他の要素に直接付着することにより該他の要素に直接固定されるような形態、及び要素を他の要素に付着されている中間部材に付着することにより、要素が他の要素に間接的に固定されるような形態を含む。
ここで用いられる「不織」又は不織材料という用語は、ランダムなパターンで、互いに組み合わされる個々の繊維又はフィラメントの構造を有する繊維性ウエブ又は繊維性材料を意味する。不織ウエブは、例えば、メルトブロー法、スパンボンド法、空気堆積法、湿潤堆積法、乾燥堆積法、乾燥ステープル、及びカーデッドウエブ法により形成することができる。
図1は、本発明の吸収性物品20の代表的実施形態を示している。着用者に接触する物品の表面が、観察者に向いている。吸収性物品20は、前部分22、後部分24及び前部分22と後部分24を結合する股部分26を定める。前部分22は、前腰部領域23を定め、前腰部縁41を含む。後部分24は、後腰部領域25を定め、後腰部縁43を含む。吸収性物品20は、縦方向48及び横方向50を定める。吸収性物品20は、身体側ライナー30、外カバー32及び身体側ライナー30と外カバー32との間に位置する吸収性組立体34を含む。様々な実施形態においては、身体側ライナー30は、1又はそれ以上の孔31を含むことができる。
吸収性組立体34は、吸収性芯80及び少なくとも1つの芯ラップ84を含む。吸収性芯80は、前縁部81及び後縁部82を有する。前縁部81及び後縁部82は、ほぼ平行とすることができ、縦方向48と対向するものである。吸収性芯80は、横方向両側の側部縁83を有する。芯ラップ84は、前縁部85及び後縁部86を有する。前縁部85及び後縁部86は、ほぼ平行とすることができ、縦方向48と対向するものである。芯ラップ84は、横方向両側の側部縁87を有する。
芯ラップ前縁部85と吸収性芯前縁部81との間の領域は、前部延長領域90を定める。吸収性芯前縁部81と吸収性芯後縁部82との間の領域は、芯ラップ領域92を定める。吸収性芯後縁部82と芯ラップ後縁部86との間の領域は、後部延長領域94を定める。
ここで用いられる前部分は、使用中に、着用者の前にほぼ位置する吸収性物品の部分を意味する。前腰部領域は、腰部開口のほぼ近くに位置する前部分を意味する。後部分は、使用中に、着用者の後ろにほぼ位置する物品の部分を意味する。後腰部領域は、腰部開口のほぼ近くに位置する後部分を意味する。股部分は、使用中に、着用者の脚部の間にほぼ位置する部分を意味する。
股部分26は、1対の弾性化され、縦方向に延びる脚部カフ36を含む、縦方向両側の側部28を有する。脚部カフ36は、使用中に、着用者の脚部に全体的に嵌合されるようにさせ、身体排出物の横方向流れに対して機械的バリアとして機能する。脚部カフ36は、脚部弾性材38により弾性化される。吸収性物品20は、前腰部弾性材40及び/又は後腰部弾性材42を含むことができる。吸収性物品20の後部分24は、使用中に、着用者の腰部に吸収性物品20を保持するようにさせる締結手段44を、更に含むことができる。吸収性物品20は、1対の収容フラップを含み、吸収性物品20に沿って縦方向に延び、身体排出物の流れにバリアを形成するようにさせることができる。弾性部材などの吸収性物品20の個々の部品は、吸収性物品20の使用の意図に応じて、任意なものとすることができることを理解するべきである。
ここで用いられる「弾性」という用語及びその派生語は、変形した後、変形力が取り除かれた時、その形状をほぼ回復することが可能な材料又は部品を意味する。特に、ここで用いられる弾性又はエラストマー性という用語は、バイアス力を付与した時、材料又は部品を、少なくとも約125パーセント、すなわち弛緩した、バイアス力ない状態の長さの1.25倍の延伸した長さに、すなわちバイアス力のある状態の長さに延伸可能とさせ、延伸力すなわち伸び力を取り除いた時、材料を、その伸びの少なくとも40パーセントが回復することが可能なあらゆる材料又は部品の特性を意味する。
吸収性物品20の身体側ライナー30は、適当なものとしては、着用者の身体に隣接するように着用され、更にしなやかで、柔軟な感触を持ち、着用者の肌に刺激がない身体側表面を表わす。更に身体側ライナー30は、吸収性組立体34より親水性ではなく、着用者に比較的乾燥した表面を与えることができ、その厚さを通して液体が容易に挿通することが可能な液体透過性とするため、十分に多孔性とすることができる。適当な身体側ライナー30は、多孔性発泡体、網目状発泡体、多孔性可塑性フィルム、天然繊維(例えば、木質繊維又は綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル又はポリプロピレン繊維)、又は天然繊維と合成繊維の組み合わせなどのウエブ材料から広く選択して製造することができる。身体側ライナー30は、適当なものとしては、吸収性組立体34に保持される流体から、着用者の肌を隔離することを助けるために使用される。
様々な織成布及び不織布が、身体側ライナー30に使用することができる。例えば、身体側ライナーは、ポリオレフィン繊維のメルトブローンウエブ又はスパンボンドウエブで形成することができる。身体側ライナーは、天然繊維及び/又は合成繊維で形成されたボンデッドーカーデッドウエブとすることができる。身体側ライナーは、実質的には、疎水性材料で形成することができ、疎水性材料は、任意ではあるが、望ましい程度の湿潤性及び親水性を与えるために、表面活性剤で処理するか又は加工することができる。身体側ライナーは、ライナーの厚さを通して部分的に又は完全に延びる1又はそれ以上の孔31を有することができる。幾つかの実施形態においては、身体側ライナーは、当業者に知られているように、尿及び/又は糞便を受け取るようにさせる複数の孔31を有することができる。
吸収性物品20の外カバー32は、適当なものとしては、液体透過性又は液体不透過性のいずれかの材料で形成することができる。外カバー32は、実質的には流体に不透過性である材料から形成されることが、一般的には好ましい。例えば、典型的外カバーは、薄い可塑性フィルム又は可撓性液体不透過性材料から製造することができる。例えば、外カバー32は、ポリエチレンフィルムから形成することができる。外カバー32が、より布のような感触を示すことが望まれる場合は、外カバー32は、ポリオレフィン繊維のスパンボンドウエブなどの、その外側表面に積層された不織ウエブを有するポリエチレンフィルムを含むことができる。このような布のような外カバーを形成する方法は、当業者に知られている。
更に、外カバー32は、吸収性組立体34に隣接する、又はその近い位置にある選択された領域に、望ましい程度の液体不透過性を与えるために、全体的に又は部分的に形成又は処理された織成または不織繊維性ウエブ層で形成することができる。更に、外カバー32は、任意なものとしては、マイクロポーラス「通気性」材料で形成することができ、複合吸収性組立体34から蒸気を逃がすことはできるが、外カバー32を通して、液体排出物を通過させることは妨げる。
身体側ライナー30及び外カバー32は、ポケットを形成するために互いがほぼ接合されており、その中に吸収性組立体34が置かれる。身体側ライナー30及び外カバー32は、例えば、接着剤接着、音波接着、熱接着、圧力接着、及び同様のもの、並びにこれらの組み合わせなどの、当業者に知られているあらゆる手段によって、吸収性物品20の外側周辺に、互いに直接接合することができる。例えば、均一な連続する接着剤層、パターン化された接着剤層、接着剤のスプレー塗布又はメルトブローンパターン、又は接着剤の線、渦巻き又は点の列が、身体側ライナー30を外カバー32に接合するために使用することができる。幾つかの実施形態においては、外カバー32は、本質的には外カバー32全体を覆う、接着剤のウエブ全面噴射を含むことができる。ウエブ全面噴射は、外カバー32と身体側ライナー30及び/又は芯ラップ84及び/又は吸収性芯80の両方を接合するようにさせることができる。
このような接着手段は、吸収性組立体の他の部品と本発明の吸収性物品を共に接合するのに適したものとすることができる。脚部カフ36は、適当なものとしては、外カバー32及び/又は身体側ライナー30の部分により形成され、複合吸収性組立体34の縦方向側部を越えて延びる。もちろん、脚部カフ36は別個の材料から形成することができ、外カバー32及び/又は身体側ライナー30と接合する。
脚部カフ36は、脚部弾性材38を含むことができる。腰部弾性材40及び42も形成することができる。脚部弾性材38は、着用者の脚部に対して、吸収性物品20を引っ張りかつ保持するように配列される。腰部弾性材40及び42も、着用者に対して、吸収性物品20を引っ張りかつ保持するように配列される。幾つかの実施形態においては、吸収性物品20は、実質的には物品の幅全体に延びる後腰部弾性材42を含むことができる。脚部弾性材38及び腰部弾性材40及び42を形成するのに使用される適当な材料は、当業者に知られている。このような材料の例としては、ポリマー性材料又はエラストマー性材料のストランド又はリボンがあり、吸収性物品20に延伸した状態で接着剤接着するか、又は物品がプリーツ加工される時に吸収性物品に取り付けられて、吸収性物品20に弾性圧縮力が与えられる。本発明の特定の態様においては、弾性材は、米国カンザス州ウイチタに所在するINVISTA Co.から入手可能な、LYCRAの個々のストランドで形成することができる。
脚部弾性材38及び腰部弾性材40及び42は、望ましい性能を付与するあらゆる形態を有することができる。例えば、脚部弾性材38及び腰部弾性材40及び42は、単一ストランドの弾性材料を含むことができるか、又は幾つかの平行な又は平行ではないストランドの弾性材料を含むことができる。脚部弾性材38は、ほぼ直線とするか、又は任意なものとしては、着用者の脚部及び臀部の形状に、より密に嵌合し、身体排出物をより多く含むように曲線とすることができる。脚部弾性材38及び腰部弾性材40及び42は、当業者によく知られている幾つかの方法のいずれかで、吸収性物品20と接合することができる。例えば、弾性材は、超音波による接着、熱による接着、圧力接着、接着剤接着、又は同様のもの、或いはこれらの組み合わせにより、吸収性物品20に接着することができる。
締結装置44は、典型的には、吸収性物品20の後部分24の角部に接合され、着用者に、物品20を保持するための手段を提供する。適当な締結装置44は、当業者によく知られており、テープタブ締結具、フック・ループ型締結具、マッシュルーム・ループ型締結具、スナップ、ピン、ベルト、及び同様のもの、並びにこれらの組み合わせを含むことができる。典型的には、締結装置44は、再締結可能に形成される。形成された設計の形態を有する吸収性物品に、締結装置を配分することが可能であることを理解するべきである。
幾つかの実施形態においては、締結装置44は、締結具受け材料45と係合するか、又は接合するようにされることができる。幾つかの実施形態においては、締結具受け材料45は、前腰部領域23で外カバー32に接合するループ材料であり、フック型締結装置44と係合するようになる。他の実施形態においては、外カバー32は、締結具受け材料45として機能することができ、フック型締結装置44と係合するようになることができる。更に他の実施形態においては、締結具受け材料45は、テープタブ締結装置44と係合するようにされたフィルムとすることができる。
吸収性組立体34は、身体側ライナー30と外カバー32との間に位置決めされ、吸収性物品20を形成する。吸収性組立体34は、全体的に順応可能で、身体排出物を吸収し、保持することが可能である。吸収性組立体34は、吸収性芯80及び少なくとも1つの芯ラップ84を含む。吸収性芯80は、単一材料、一体した材料片とすることができるか、又は代替的には、互いが作動的に組み立てられる、複数の個々の別々の材料片を含むことができる。
吸収性芯80は、あらゆる数の形状及び大きさを有することができる。吸収性芯80は、適当なものとしては、様々な型の湿潤可能な、親水性繊維性材料を含むことができる。適当な材料の例としては、自然に形成するセルロース系繊維などの本来備わっている湿潤可能な材料で形成される有機繊維、レーヨン繊維などの、セルロース又はセルロース派生物で形成される合成繊維、ガラス繊維などの本来湿潤可能な材料で形成される無機質繊維、特定のポリエステル及びポリアミド繊維などの、本来湿潤可能な熱可塑性ポリマーから形成される合成繊維、及びポリプロピレン繊維などの、当業者に知られている適当な手段により親水化された非湿潤可能な熱可塑性ポリマーで形成される合成繊維を含む。吸収性芯80は、上記した様々な型の繊維の選択された混合物を含むことができる。吸収性芯80は、超吸収性材料として一般的に知られているような、高吸収性材料の粒状物と混合されるセルロース系繊維のウエブなどの、親水性繊維のマトリックスを含むことができる。
「超吸収体又は超吸収性材料」は、最も好ましい条件の下では、0.9重量パーセントの塩化ナトリウムを含む水性溶液において、その重量の少なくとも約20倍を、より望ましくは少なくとも約30倍を吸収することが可能な、水膨潤可能な、水溶性有機材料又は無機材料を意味する。本発明と組み合わせて超吸収性材料として使用するために適当な有機材料は、寒天、ペクチン、グアルゴム、及び同様のものなどの天然材料、並びに、合成ヒドロゲルポリマーなどの合成材料を含むことができる。このようなヒドロゲルポリマーは、例えば、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、エチレン無水マレイン酸コポリマー、ポリビニルエーテル、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルモルフォリノンなどのアルカリ金属塩、及びビニルスルフォン酸、ポリアクリレート、ポリアクリルアミド、ポリビニルピリジン、及び同様のもののポリマー及びコポリマーを含む。他の適当なポリマーは、加水分解されたアクリロニトリルグラフト澱粉、アクリル酸グラフト澱粉、及びイソブチレン無水マレイン酸ポリマー及びこれらの混合物を含む。ヒドロゲルポリマーは、材料を実質的には非水溶性にするために、僅かに架橋結合されることが好ましい。架橋結合は、例えば、X線照射により、又は共有結合、イオン結合、ワンデルワールス結合、又は水素結合により達成することができる。超吸収性材料は、粒状物、繊維、フレーク、球、及び同様のもの、並びにこれらの組み合わせを含む、吸収性複合体において使用するのに適当な、あらゆる形状とすることができる。このような超吸収体は、通常は、約20ミクロンから約1000ミクロンの範囲の粒状物の大きさで入手可能である。吸収性芯80は、吸収性芯の総重量を基本にして、0から100重量パーセントの超吸収体を含むことができる。様々な実施形態においては、吸収性芯80は、吸収性芯の総重量を基本にして、少なくとも30パーセントの、少なくとも40パーセントの、少なくとも50パーセントの、少なくとも60パーセントの、少なくとも70パーセントの、少なくとも80パーセントの、又は少なくとも90パーセントの超吸収性材料を有することができる。
本発明の芯ラップは、特定の孔サイズ及び空気透過性を有する微細直径熱可塑性繊維から形成される、繊維性不織ウエブとすることができる。熱可塑性繊維は、繊維が熱又は熱と圧力を使用して、それ自体に接着することができるようなポリマーから形成される繊維を意味する。特定の製造法に限定するものではないが、メルトブローン繊維性不織ウエブが特に良好に機能することがわかった。ポリマー選択に関して、ポリオレフィン繊維及び特にポリプロピレンベースのポリマーが良好に機能することがわかった。繊維は、親水性又は疎水性とすることができるが、形成された芯ラップの1又はそれ以上が親水性とすることが望ましい。その結果、繊維は、表面活性剤処理を使用することにより、親水性となるように処理することができる。
芯ラップは、メルトブローン、スパンボンド、スパンレース、スパンボンドーメルトブローンースパンボンド、コフォーム、又はこれらの組み合わせである繊維を含むことができる。芯ラップは、かなり大きな延伸可能性を有することができる。例えば、芯ラップの構造は、有効的量のエラストマー性ポリマー繊維を含むことができる。更に、芯ラップに利用される繊維は、連続したもの又は断続的なものとすることができる。
芯ラップは、延伸可能な、耐久性のある、親水性で、流体透過性基材を含むことができる。幾つかの実施形態においては、芯ラップは、親水性増強量のナノ粒子を含む被膜を含むことができ、このようなナノ粒子は、1から750ナノメートルの粒子の大きさを有する。適当なナノ粒子の例としては、二酸化チタン、層状陶土鉱物、酸化アルミナム、珪酸塩、及びこれらの組み合わせを含む。任意なものとしては、付加的又は促進した利益を与えるために、非イオン表面活性剤を芯ラップに添加することができる。
別の態様においては、芯ラップは、高エネルギー表面処理で処理することができる。この高エネルギー処理は、上記した親水性増強複合体被膜より前に、又は同時発生で行うことができる。高エネルギー処理は、芯ラップの親水性を促進するために、あらゆる適当な高エネルギー処理とすることができる。適当な高エネルギー処理は、これらに限定されるものではないが、コロナ放電処理、プラズマ処理、紫外線放射、イオンビーム処理、電子ビーム処理、及びこれらの組み合わせを含む。
芯ラップは、付加的に又は代替的には、表面活性剤、イオン交換樹脂粒状物、加湿剤、軟化剤、香料、天然繊維、合成繊維、流体変成物、臭気制御添加剤、ローション、粘性変成物、抗粘着剤、pH制御剤、及び同様のもの、並びにこれらの組み合わせを含むことができる。
芯ラップは、フィルム、不織ウエブ、及び2又はそれ以上の基材又はウエブの積層体の形状とすることができる。更に芯ラップは、テクスチャー加工され、孔形成され、クレープ加工され、ネック付与の伸長が与えられ、熱活性化され、エンボス加工され、更に微小歪みされることが可能である。
本発明の吸収性芯ラップは、0.5、更に時には1.0又はこれより高い湿潤時対乾燥時強度比を有することができる。更に、1995年10月17日付けのAbuto他の米国特許第5,458,592号に記載されているように、平均流通孔サイズが、約30ミクロン又はこれより小さいものとすることができ、更にあらゆる与えられた面積の孔全体の5パーセントより小さい面積が、50ミクロン又はこれより大きいものとすることができる。幾つかの実施形態においては、与えられた面積に対して、孔全体の1パーセントより小さい面積が、50ミクロン又はこれより大きいものとすることができる。幾つかの実施形態においては、芯ラップの繊維の少なくとも85パーセントは、8ミクロン又はこれより小さい繊維直径を有する。他の実施形態においては、繊維の少なくとも95パーセントは、7ミクロン又はこれより小さい繊維直径を有することができる。吸収性芯ラップは、200立方フィート/平方フィート/分又はこれより大きいFrazier空気透過性を有することができる。乾燥した状態においては、芯ラップは、機械方向及び機械横方向において、ピーク荷重で30パーセント又はこれより小さい、更に40パーセント又はこれより小さいそれぞれの伸び値を有することができる。
他の適当な吸収性芯及び芯ラップは、2004年12月21日付けの「Stretchable Absorbent Core and Wrap」という名称の、譲受人に譲渡されたAbuto他の米国特許出願11/020842に記載されており、その全体が矛盾することのない範囲で引用によりここに組み入れられる。吸収性芯ラップは、例えば、1995年10月17日付けのAbuto他の米国特許第5,458,592号に記載されている方法などの、あらゆる適当な手段によって製造することができ、この特許は矛盾することのない範囲で引用によりここに組み入れられる。
本発明の吸収性物品は、サージ部分を含み、吸収性芯の流体の取り込み率全体を有益に改善することができる。サージ部分は、典型的には、吸収性芯より親水性ではなく、流体サージを集積し、一時的に保持するように形成される。この形態は、吸収性芯の部分に、流体排出物を溜めて、集積することを妨げることが可能である。
様々な織成及び不織材料が、サージ部分を形成するために使用することができる。例えば、サージ部分は、ポリオレフィン繊維のスパンボンドウエブ又はメルトブローンウエブの層、或いは天然繊維及び合成繊維のボンデッドカーデッドウエブの層とすることができる。サージ部分は、実質的には、疎水性材料とすることができ、任意なものとしては、表面活性剤又はその他の方法で処理されて、望ましい程度の湿潤可能性及び親水性を与えることができる。サージ部分は、綿、レーヨン、木質パルプ、固有的に湿潤可能な合成ポリマー、親水化又は表面処理されたポリマー、及び同様のものなどの、他の湿潤可能な繊維材料を含むことができる。サージ部分は、あらゆる望ましい形状及び形態とすることができる。
図2を参照すると、例示的吸収性組立体が、全体的に34で示されており、下側の構造を示すために部分的に切り取られている。吸収性組立体34は、吸収性芯80、第一芯ラップ84、及び第二芯ラップ134を含む。
吸収性芯80は、前縁部81及び後縁部82を有する。前縁部81及び後縁部82は、ほぼ平行で、縦方向48に対向する。吸収性芯80は、2つの側部縁83を有する。側部縁83は、横方向50に対向する。側部縁83及び/又は前縁部81及び/又は後縁部82は、直線状、円弧状、又は他の形状、或いはこれらの組み合わせとすることができる。例えば、図2においては、後縁部82及び前縁部81は、ほぼ直線状であり、側部縁83は、前部分22及び後部分24においてはほぼ直線状であり、股部分26においては円弧状である。
第一芯ラップ84は、前縁部85及び後縁部86を有する。前縁部85及び後縁部86は、ほぼ平行であり、縦方向48に対向するものである。第一芯ラップ84は、2つの側部縁87を有する。側部縁87は、横方向50に対向するものである。側部縁87及び/又は前縁部85及び/又は後縁部86は、直線状、円弧状、又は他の形状、或いはこれらの組み合わせとすることができる。例えば、図2においては、後縁部86、前縁部85及び側部縁87は、ほぼ直線状である。
第二芯ラップ134は、前縁部135及び後縁部136を有する。前縁部135及び後縁部136は、ほぼ平行であり、縦方向48に対向するものである。第二芯ラップ134は、2つの側部縁137を有する。側部縁137は、横方向50に対向するものである。側部縁137及び/又は前縁部135及び/又は後縁部136は、直線状、円弧状、又は他の形状、或いはこれらの組み合わせとすることができる。
吸収性組立体34は、前部延長領域90、芯ラップ領域92及び後部延長領域94を有する。前部延長領域90は、芯ラップ前縁部85から吸収性芯前縁部81までを、縦方向48において計測した場合の前部延長長さ91を有する。第二芯ラップ134を含む実施形態においては、前部延長領域90は、芯前縁部81から最も遠くに延びる方の縁部に応じて、第一芯ラップ84の前縁部85又は第二芯ラップ134の第一縁部135のいずれかを使用して計測される。芯ラップ領域92は、吸収性芯前縁部81から吸収性芯後縁部82までを、縦方向48において計測した場合の芯ラップ長さ93を有する。後部延長領域94は、吸収性芯後縁部82から芯ラップ後縁部86までを、縦方向48において計測した場合の、後部延長長さ95を有する。第二芯ラップ134を含む場合の実施形態においては、後部延長領域94は、吸収性芯後縁部82から最も遠くに延びる方の縁部に応じて、第一芯ラップ84の後縁部86又は第二芯ラップ134の後縁部136のいずれかを使用して計測される。前部延長長さ91、芯ラップ長さ、及び後部延長長さ95の合計が、吸収性組立体長さ35と等しくなる。
様々な実施形態においては、第一芯ラップ84は、それ自体に、第二芯ラップ134に、又はこれら両方に、少なくとも部分的に接着することができる。第一及び/又は第二芯ラップは、前部延長領域90及び/又は芯ラップ領域92及び/又は後部延長領域94において、接着することができる。
様々な実施形態においては、第二芯ラップ134は、それ自体に、第一芯ラップ84に、又はこれら両方に、少なくとも部分的に接着することができる。第一及び/又は第二芯ラップは、前部延長領域90及び/又は芯ラップ領域92及び/又は後部延長領域94において、接着することができる。
前部延長領域90及び/又は後部延長領域94及び/又は芯ラップ領域92における接着は、吸収性芯材料、特に超吸収性粒状物を通って通過することを、最小に又は除去するようにさせることができる。領域90、92及び/又は94における接着は、芯ラップ又はラップを完全に遮蔽することができ、これにより吸収性材料のあらゆる通過を妨げることができる。代替的には又は付加的には、領域90、92及び/又は94における接着は、領域90、92及び/又は94を通る吸収性材料の通過を減少又は除去するような曲がりくねった経路を形成して、芯ラップ又はラップを部分的に遮蔽することができる。
前部延長領域90及び/又は後部延長領域94は、外カバー32に付与された接着剤を通して通過することを最小に又は除去するようにさせることができる。前部延長領域90及び/又は後部延長領域94の長さの増加は、身体側ライナー30に孔31を含む実施形態においては、一層有益とすることができ、孔31を通して接着剤が移動し、着用者の肌に接着する可能性を減少又は除去することができる。
第一芯ラップ84及び/又は第二芯ラップ134は、あらゆる適当な手段によって及びあらゆる適当なパターンにおいて、それ自体に及び/又は互いが接着することができる。適当な接着手段は、圧力接着、熱接着、超音波接着、接着剤接着、及び同様のもの、並びにこれらの組み合わせを含む。適当な接着パターン及び技術は、2004年9月30日付けの「Wrapped Aborbent Core」という名称の、譲受人に譲渡されたVan Himbergen他の米国特許出願10/955,769(代理人整理番号KCC5009(K−C20,724A))に記載されており、その全体は、矛盾することのない範囲で引用によりここに組み入れられる。
様々な実施形態においては、前部延長長さ91は、例えば、1mmから150mm、6mmから50mm又は15mmから30mmなどのあらゆる適当な長さとすることができる。様々な実施形態においては、前部延長長さ91は、75mmより小さい、50mmより小さい、25mmより小さい、又は15mmより小さいものとすることができる。様々な実施形態においては、前部延長長さ91は、1mmより大きい、5mmより大きい、10mmより大きい、15mmより大きい、20mmより大きい、25mmより大きい、30mmより大きい、40mmより大きい、又は50mmより大きいものとすることができる。
様々な実施形態においては、芯ラップ長さ93は、例えば、70mmから700mm、200mmから500mm又は200mmから400mmなどの、あらゆる適当な長さとすることができる。
様々な実施形態においては、芯ラップ長さ93は、吸収性組立体長さ35の95パーセントより小さい、90パーセントより小さい、85パーセントより小さい、80パーセントより小さい、又は75パーセントより小さい長さとする。
様々な実施形態においては、後部延長長さ95は、例えば、1mmから150mm、50mmから125mm、又は75mmから125mmなどの、あらゆる適当な長さとすることができる。様々な実施形態においては、後部延長長さ95は、少なくとも25mm、少なくとも50mm、少なくとも75mm、少なくとも100mm、少なくとも125mm又は少なくとも150mmとすることができる。
様々な実施形態においては、後部延長長さ95は、吸収性組立体長さ35の少なくとも5パーセント、少なくとも10パーセント、少なくとも15パーセント、少なくとも20パーセント、又は少なくとも25パーセントとすることができる。
様々な実施形態においては、前部延長長さ91に対する後部延長長さ95の比は、少なくとも1対1、少なくとも1.5対1、少なくとも2対1又は少なくとも3対1とすることができる。前部延長長さ91に対する後部延長長さ95の比が1対1の場合は、吸収性芯80は、吸収性組立体34内の中央に位置する。前部延長長さ91に対する後部延長長さ95の比が1対1より大きい場合は、吸収性芯80は、吸収性組立体34の前方に斜めに向く。前部延長長さ91に対する後部延長長さ95の比が1対1より小さい場合は、吸収性芯80は、吸収性組立体34の後方に斜めに向く。吸収性組立体34に対する吸収性芯80の位置を変化させることにより、吸収性組立体34は、吸収性物品20の前から後へと中央の位置を維持することができ、吸収性物品20の前部分22の方か、又は後部分24の方かのいずれかに、望まれるように吸収性芯80を位置決めすることができる。
第一芯ラップ84及び/又は第二芯ラップ134は、あらゆる適当な方法で、吸収性芯80を少なくとも部分的に囲むことができる。図3−10は、少なくとも1つの芯ラップにより、少なくとも部分的に囲まれる吸収性芯80を有する例示的吸収性物品20の、部分的に分解された断面図を代表的に示している。吸収性芯80は、ライナー表面98、外カバー表面100及び側部縁83を有する。当業者は、多くの異なる変化が可能であることを認識するであろう。ここで示された様々な実施形態においては、第一芯ラップ84及び第二芯ラップ134は交換することができる。ここで用いられる「全体を囲む」という用語は、1又はそれ以上の覆いの中で、完全に包み込む又は包むことを意味する。ここで用いられる「少なくとも部分的に囲む」という用語は、吸収性芯80のライナー表面98及び外カバー表面100の少なくとも1つを、1又はそれ以上の覆いで覆うことを意味する。
図3を参照すると、吸収性物品20は、外カバー32と接合する身体側ライナー30及びその間に位置する吸収性組立体34を含む。吸収性組立体34は、芯ラップ84により全体を囲まれる吸収性芯80を含む。芯ラップ84は、吸収性芯80の周囲に折り畳まれて、シーム88でそれ自体に重なる。様々な実施形態においては、図3に示されているように、シーム88は、ライナー表面98上に配置するか、又は外カバー100上に配置することができる。図3に示されているシーム88は、ラップシームであり、代替的には、シーム88は、フランジシーム、突合せシーム、又はあらゆる他の適当なシームとすることができる。
図4を参照すると、吸収性芯20は、外カバー32と接合する身体側ライナー30及びその間に位置する吸収性組立体34を含む。吸収性組立体34は、芯ラップ84により全体を囲まれる吸収性芯80を含む。芯ラップ84は、吸収性芯80のライナー表面98、側部縁83及び外カバー表面100の周囲に折り畳まれて、シーム88でそれ自体に重なる。様々な実施形態においては、シーム88は、吸収性品80のいずれかの側部縁83上に配置することができる。図4に示されたシーム88は、フランジシームであり、代替的には、シーム88は、ラップシーム、突合せシーム又はあらゆる他の適当なシームとすることができる。
図5を参照すると、吸収性芯20は、外カバー32と接合する身体側ライナー30及びその間に位置する吸収性組立体34を含む。吸収性組立体34は、第一芯ラップ84と第二芯ラップ134の組み合わせにより全体を囲まれる吸収性芯80を含む。第一芯ラップ84は、吸収性芯80のライナー表面98の周囲及び部分的に側部縁83の周囲に折り畳まれる。第二芯ラップ134は、吸収性芯80の外カバー表面100の周囲及び部分的に側部縁83の周囲に折り畳まれる。第一及び第二芯ラップ84及び134は、シーム88で重なる。図5に示されているシーム88は、フランジシームであり、代替的には、シーム88は、ラップシーム、突合せシーム、又はあらゆる他の適当なシームとすることができる。代替的実施形態においては、第一芯ラップ84は、外カバー表面100に重なることができ、更に第二芯ラップ134は、ライナー表面98に重なることができる。
図6を参照すると、吸収性芯20は、外カバー32と接合する身体側ライナー30及びその間に位置する吸収性組立体34を含む。吸収性組立体34は、第一芯ラップ84と第二芯ラップ134の組み合わせにより全体を囲まれる吸収性芯80を含む。第一芯ラップ84は、吸収性芯80のライナー表面98及び側部縁83に重なる。第二芯ラップ134は、吸収性芯80の外カバー表面100に全体的に重なり、第一芯ラップ84は、吸収性芯側部縁83の周囲に折り畳まれ、シーム88で第二芯ラップ134に重なる。様々な実施形態においては、第二芯ラップ134は、吸収性芯80のライナー表面98に重なり、第一芯ラップ84は、吸収性芯80の外カバー表面100に重なることができる。第一芯ラップ84は、吸収性芯側部縁83の周囲に折り畳まれ、シーム88で第二芯ラップ134に重なることができる。
示されているように、シーム88は、外カバー32の近くに位置する第一芯ラップ84で形成される。様々な実施形態においては、シーム88は、外カバー32の近くに位置する第二芯ラップ134で形成される。様々な実施形態においては、シーム88の1つは、外カバー32の近くに位置する第二芯ラップ134で形成され、他方のシーム88は、外カバー32に近くに位置する第一芯ラップ84で形成することができる。図6に示されるシーム88は、ラップシームであり、代替的には、シーム88のいずれか又はこれら両方は、フランジシーム、突合せシーム又はあらゆる他の適当なシームとすることができる。
図7を参照すると、吸収性物品20は、外カバー32と接合する身体側ライナー30及びその間に位置する吸収性組立体34を含む。吸収性組立体34は、第一芯ラップ84により全体を囲まれる吸収性芯80を含む。第一芯ラップ84は、ライナー表面98、側部縁83及び外カバー表面100に重なり、シーム88でそれ自体に重なる。吸収性組立体34は、第一芯ラップ84内の第二芯ラップ134を更に含み、吸収性芯80の外カバー表面100に重なる。代替的実施形態においては、第二芯ラップ134は、第一芯ラップ84と外カバー32との間に位置することができる。図7に示されたシーム88は、重なりシームであり、代替的には、シーム88は、フランジシーム、突合せシーム又はあらゆる他の適当なシームとすることができる。
図8を参照すると、吸収性物品20は、外カバー32と接合する身体側ライナー30及びその間に位置する吸収性組立体34を含む。吸収性組立体34は、第一芯ラップ84及び第二芯ラップ134の組み合わせにより部分的に囲まれる吸収性芯80を含む。第一芯ラップ84は、吸収性芯80のライナー表面98及び側部縁83に重なる。第一芯ラップ84は、シーム88で、外カバー32と接合することができる。第二芯ラップ134は、吸収性芯80の外カバー表面98に重なる。
図9を参照すると、吸収性物品20は、外カバー32と接合する身体側ライナー30及びその間に位置する吸収性組立体34を含む。吸収性組立体34は、第一芯ラップ84により部分的に囲まれる吸収性芯80を含む。第一芯ラップ84は、吸収性芯80のライナー表面98及び側部縁83に重なる。第一芯ラップ84は、吸収性芯側部縁83の周囲に折り畳まれ、吸収性芯80の外カバー表面100に部分的に重なり、少なくともシーム88で外カバーに接触する。
図10を参照すると、吸収性物品20は、外カバー32と接合する身体側ライナー30及びその間に位置する吸収性組立体34を含む。吸収性組立体34は、第一芯ラップ84により部分的に囲まれる吸収性芯80を含む。第一芯ラップ84は、吸収性芯80のライナー表面98及び側部縁83に重なり、シーム88で、外カバー32と接触する。
ここで示される実施形態のいずれにおいても、芯ラップ及び/又はラップ及び/又は外カバーは、例えば、熱接着、圧力接着、超音波接着、接着剤接着、及び同様のもの、並びにこれらの組み合わせなどのあらゆる適当な手段によって、シーム88で互いが直接接合することができる。ここで示される実施形態のいずれにおいても、芯ラップ及び/又は外カバーは、シーム88で、互いが直接接合することができない場合もある。様々な実施形態においては、芯ラップ及び/又は外カバーは、熱接着、圧力接着、超音波接着、接着剤接着、及び同様のもの、並びにこれらの組み合わせにより吸収性芯80と直接接合することができる。
様々な実施形態においては、第一芯ラップ84及び/又は第二芯ラップ134は、疎水性バリア層とすることができる。疎水性バリア層は、これらに限定されるものではないが、メルトブローンウエブ、約2デニール又はこれより小さい繊維を有するような微細繊維スパンボンドウエブ、ボンデッドカーデッドウエブ、水素交絡布及び類似した特性を有する他の布を含む、織成布又は不織布などの通気性繊維性材料を含むことができる。バリア層を形成するために適当なポリマー性材料は、繊維性ウエブを形成することが可能なものを含み、例としては、これらに限定されるものではないが、ポリアミド、ポリエステル及びポリエチレン及び/又はポリプロピレンなどのポリオレフィンを含む。好ましい態様においては、疎水性バリア層は、16g/m2から約64g/m2又は20g/m2から40g/m2の基本重量を有するポリプロピレン繊維のメルトブローンウエブを含むことができる。繊維性バリア層は、総合的に望ましい特性を有する単一シート又は多層シートを含むことができる。
様々な実施形態においては、第一芯ラップは、横方向50において計測される、折り畳まれない幅を有することができる。様々な実施形態においては、第二芯ラップは、横方向50において計測される、折り畳まれない幅を有することができる。第二芯ラップの折り畳まれない幅に対する第一芯ラップの折り畳まれない幅の比は、少なくとも1対1、少なくとも1.2対1、少なくとも1.5対1、少なくとも1.75対1、少なくとも2対1、少なくとも2.2対1、少なくとも3対1、少なくとも4対1、少なくとも5対1又は少なくとも6対1とすることができる。吸収性芯の横方向側部縁で、1又はそれ以上の芯ラップを折り畳むことにより、超吸収性材料は、吸収性芯の横方向側部縁から出て移動しないように効率的にすることができる。
ここで用いられる「第一」及び「第二」という用語は、明らかにするためだけに使用される。ここで示された実施形態のいずれにおいても、第一要素及び第二要素は、互換性があるものとすることができる。
ここで述べられたようなことを含む、吸収性物品の形成法は、一般的には、芯ラップウエブ上に個々の吸収性芯を形成して複合ウエブを形成し、吸収性芯の少なくとも部分的な周囲に芯ラップを折り畳み、吸収性芯の間に複合ウエブを少なくとも部分的に接着し、更に吸収性芯の間を、個々の吸収性組立体になるように複合ウエブを切断する段階を含む。
ここで用いられる「個々の吸収性芯の形成」という用語は、単一で、取り付けられていない吸収性芯の形成法を意味し、第一吸収性芯が形成され、後続の吸収性芯には直接結合されていない。個々の吸収性芯の形成は、相互結合された吸収性芯のウエブが形成され、次に切断されて、個々の芯を形成する方法とは対照をなす。
代替的には、ここで示されたことを含む吸収性物品の形成法は、第一芯ラップウエブ上に個々の吸収性芯を形成し、第一芯ラップウエブと第二芯ラップウエブとの間に個々の吸収性芯を挟んで、複合ウエブを形成し、吸収性芯の間の複合ウエブを少なくとも部分的に接着し、吸収性芯の間の複合ウエブを個々の吸収性組立体に切断する段階を含むことができる。幾つかの実施形態においては、第一芯ラップウエブ及び第二芯ラップウエブの1つ又はこれら両方は、複合ウエブ内の吸収性芯周囲に、少なくとも部分的に折り畳むことができる。幾つかの実施形態においては、第一及び第二芯ラップウエブは、付加的に吸収性芯の側部縁に沿って、少なくとも部分的に接着することができる。
折り畳み、接着し、更に切断する段階は、あらゆる適当な順序で実施することができ、実質的には、同時に行うことができ、及び/又は複数のユニットで、又は複数の機能を行うようにさせる単一ユニットで達成することができる。
形成された吸収性組立体は、身体側ライナーと外カバーの間に置かれて、当技術において知られているように吸収性物品を形成することができる。例えば、フラップ、弾性材、締結具及び同様のもの、並びにこれらの組み合わせなどの他の吸収性物品部品は、当技術において知られているように、更にここに述べられているようにして付加することができる。
本発明の方法及び装置は、脆い又は不安定な吸収性芯を形成する場合に、特に有益とすることができる。例えば、ここで示されているような方法及び装置により形成される吸収性芯は、吸収性親水性繊維と超吸収性粒状物の選択された混合物で形成することができる。本発明の特定の態様においては、吸収性芯は、少なくとも約30重量パーセントの超吸収性材料を含むように形成することができる。幾つかの実施形態においては、方法及び装置は、少なくとも38重量パーセント、少なくとも43重量パーセント、少なくとも50重量パーセント、少なくとも55重量パーセント、少なくとも60重量パーセント、少なくとも65重量パーセント、少なくとも70重量パーセント又は少なくとも75重量パーセントの超吸収性粒状物を含む吸収性芯を形成するために使用することができる。幾つかの実施形態においては、本発明の方法及び装置は、75重量パーセントより多い超吸収性材料を含む吸収性芯を形成するために使用することができる。
超吸収体の重量比が増加するにしたがって、繊維の相互絡み合いから形成される吸収性芯一体性の量は全体的に減少し、そのために加工しにくく、固有的に一層脆い吸収性芯を形成することとなる。更に、低い繊維一体性及び高濃度の超吸収体は、吸収性芯の内部及び外部を移動することが可能な、一層「自由な」超吸収性粒状物を形成する。
図11及び12を参照すると、第一芯ラップウエブ184と第二芯ラップウエブ234との間に介在する個々の吸収性芯80を形成するための例示的方法及び装置が示されている。図12は、図11に示されている方法及び装置の続きを、代表的に示している。方法及び装置は、第一芯ラップウエブ184を供給するための第一供給ロール148などの第一ウエブ供給装置を含む。形成用ドラム152などの堆積装置は、一連の個々の吸収性芯80を第一芯ラップウエブ184上に堆積する。第二供給ロール154などの第二ウエブ供給装置は、第二芯ラップウエブ234を準備して、第一芯ラップウエブ184と第二芯ラップウエブ234との間に個々の吸収性芯80を挟み、複合ウエブ147を形成する。様々なウエブは、矢印188で示しているような機械方向に移動する。
代替的実施形態においては、方法及び装置は、第二芯ラップウエブを除外することができ、第一芯ラップウエブだけを含むことができる。更に他の代替的実施形態においては、3又はそれ以上の芯ラップウエブが、本発明の方法及び装置に含むことができる。更に他の実施形態においては、第一芯ラップ及び第二芯ラップは入れ替えることができ、一連の個々の吸収性芯は、第二芯ラップウエブ上に堆積されて、第一芯ラップウエブと接合することができる。
折り畳み装置178は、第一芯ラップウエブ184及び/又は第二芯ラップウエブ234を折り畳み、一連の個々の吸収性芯80を、少なくとも部分的に囲むようにさせる。
複合ウエブ147は、吸収性芯80の間の取り付け領域60(図13)において、少なくとも部分的に複合ウエブ147と接着する接着モジュール158に移動される。取り付け領域60における接着は、取り付け領域60全体において超吸収性材料が吸収性芯80から移動することを減少又は妨げるようにさせるものである。概して、取り付け領域60における接着の割合が増加すると、取り付け領域60における超吸収体の移動が減少する。
切断機構127(図12)などの切り離し装置は、取り付け領域60において、分割線130に沿って複合ウエブ147を個々の吸収性組立体34に切り離す(図13)。
本発明の示された実施形態は、繊維性吸収性材料を第一芯ラップウエブ184上に直接空気堆積し、ハンマーミル解繊機166及び回転式形成用ドラム152を含む。解繊機166は、木質パルプ繊維のシート66又は他の適当な繊維を分解して、個々の繊維を形成室168に導く。更に、供給用導管170及びノズル172により供給させるような超吸収体供給装置は、超吸収性材料の粒状物を形成用室168に選択して導く。
かなりの量の超吸収性材料が、形成用室に連続して導かれるか、又は個々の量の超吸収性材料を、パルス形成機構を備えた形成用室に断続的に導くことができる。吸収性芯の領域にわたって及びその厚さを通して、超吸収体を望ましく分配するように技術が選択される。超吸収性材料の粒状物を形成用室に導くための適当な技術は、2002年7月9日付のVenturino他の米国特許第6,416,697号及び1991年7月2日付けのPieper他の米国特許第5,028,224号に記載されており、これらの特許は矛盾することのない範囲で引用によりここに組み入れられる。
図14を参照すると、例示的形成用ドラム152が示されている。形成用室168、第一芯ラップウエブ184及び吸収性芯80は、下にある装置を良く描くために示されていない。形成用ドラム152は、外側周面190を有し、その中に真空を形成するための機構を含み、木質パルプ繊維及び超吸収性粒状物を芯ラップウエブ上に引き込む。芯ラップウエブは、回転形成用ドラム152の外側周面190により運ばれ、全体的に矢印189で示される方向に、形成室を通して芯ラップウエブが移動する。形成用ドラム152の周面190は、空気透過性形成用スクリーン153を含む。形成用ドラム152内の真空により、空気が形成用スクリーン153を通して引き込まれると、木質パルプ繊維及び超吸収性粒状物が第一芯ラップウエブ上に引き込まれて、実質的には、芯ラップウエブの機械方向長さに沿って規則的に間隔を持つ、一連の個々の空気堆積した吸収性芯を形成する。真空形成の適当な技術は、2003年10月7日付けのVenturino他の米国特許第6,630,096号及び2003年10月7日付けのVenturino他の米国特許第6,630,088号に記載されており、これらの特許は矛盾することのない範囲で引用によりここに組み入れられる。
形成用ドラム152は、外側周面190に接合された複数の輪郭リング191を含む。輪郭リング191は、形成用ドラム152の両方の側部に位置し、形成用ドラム152の周囲に延びる。輪郭リング191は、形成用スクリーン153を部分的に遮蔽し、超吸収体及び/又は繊維を、形成用スクリーン153の遮蔽されていない部分に全体的に向け、これにより吸収性芯80を形成して、側部縁83(例えば図2)を形成する。
形成用ドラム152は、外側周面190、輪郭リング191、又はこれら両方に接合された複数のクロスプレート192を含む。クロスプレート192は、輪郭リング191の間にほぼ垂直に延びる。クロスプレート192は、部分的に形成用スクリーン153を遮蔽し、超吸収体及び/又は繊維を、形成用スクリーン153の遮蔽されていない部分に全体的に向け、これにより吸収性芯80を形成して、吸収性芯前部縁81及び吸収性芯後部縁82(図2)を形成する。
本装置及び方法の1つの利点は、吸収性芯80を切断することなく個々の吸収性芯80を形成することである。これは、ピッチで吸収性芯を個々に形成することにより達成される。
複数のクロスプレート192は、第一縁部194及び第二縁部195を定める。第一クロスプレート198の第一縁部194から後続の第二クロスプレート199の第一縁部194までの、形成用ドラム152の周囲を計測した場合の距離が、形成用ピッチ196を定める。形成用ピッチ196は、吸収性組立体長さ35(図2)と等しい。
第一クロスプレート198の第一縁部194から第一クロスプレート198の第二縁部195までの、形成用ドラム152の周囲を計測した場合の距離が、吸収性芯80の間隔を定める。吸収性芯80の間隔は、取り付け領域60の長さと等しく、前部延長長さ91と後部延長長さ95の合計に等しい。
第一芯ラップウエブ134は、形成用ドラム152の外側周面190の少なくとも一部に重なる。形成用ドラム152及び第一芯ラップウエブ134の両方は、方向189に移動する。矢印156で示された方向に、形成用スクリーン153及び第一芯ラップ134を通して真空が引き込まれて、超吸収性材料及び/又は繊維性材料を、芯ラップウエブ184上に引き込む。輪郭リング191及びクロスプレート192は、実質的には、形成用スクリーン153の選択された領域で真空を遮蔽し、これにより実質的には、芯ラップウエブ184が輪郭リング191及び/又はクロスプレート192に重なる領域において、芯ラップウエブ184上で吸収性材料が蓄積するのを妨げる。この方法での吸収性材料の導入は、個々の芯80が、形成用スクリーン153の遮蔽されていない部分で、芯ラップウエブ134に形成されることとなる。
図11を参照すると、スカーフィング機構は、形成用室168の出口端部に位置する。示されたスカーフィング機構は、スカーフィングドラム174を含み、個々の吸収性芯80から余分な吸収性材料を作動的に取り除くために、回転しながら駆動する。取り除かれた材料は、任意ではあるが、再生利用のために形成用室168に戻すことができる。適当なスカーフィング法及び装置は、2003年9月30日付けのKugler他の米国特許第6,627,130号に記載されており、この特許は矛盾することのない範囲でここに組み入れられる。
スカーフィングドラム174の位置を出ると、芯ラップウエブ184及びそこに形成された一連の吸収性芯80は、形成用ドラム152から取り除かれて、第二芯ラップウエブ234上に置くことができる。移送スクリーン114で、第二芯ラップウエブ234は、一連の吸収性芯80及び形成用ドラム152の表面から出る、組み合わされた第一芯ラップウエブ184と接合されて、複合ウエブ147を形成することができる。移送コンベア116は、形成用ドラム152に近い位置から1対の嵩縮小用圧搾ロール118間のニップまで、複合ウエブ147を移動することができる。嵩縮小用圧搾ロール118が固定されて、選択されたギャップで弾性的に保持され、芯ラップウエブ184、吸収性芯80及び第二芯ラップウエブ234を、共に作動的に圧縮する。この圧縮は、吸収性品80を高密度化し、幾つかの実施形態においては、第一芯ラップウエブ184を第二芯ラップウエブ234に少なくとも部分的に接着することができる。
嵩縮小用圧搾ロール118を出ると、嵩縮小用圧搾コンベア120は、嵩縮小圧搾された複合ウエブ147を、例えば折り畳みシステム178のような折り畳み装置に移送する。折り畳みシステム178は、利用する場合は、第一芯ラップウエブ184及び/又は第二芯ラップウエブ234を囲むようにするか、又は第一芯ラップウエブ184及び第二芯ラップウエブ234の両方を、複合ウエブ147内で一連の個々の吸収性芯80を、少なくとも部分的に囲むようにすることができる。
適当な折り畳みシステムは、2004年9月30日付けの「Method and Apparatus for Making a Wrapped Absorbent Assembly」という名称の、Mischler他の譲受人に譲渡された米国特許出願10/955,820(代理人整理番号KCC5009.1(K−C20,724B))に記載されており、この全体は、矛盾することのない範囲で引用によりここに組み入れられる。
折り畳みシステム178を出た後、複合ウエブ147は、接着モジュール158に向けられ、取り付け領域60(図13)において、第一芯ラップウエブ184及び/又は第二芯ラップウエブ234と少なくとも部分的に接着することができる。
示された実施形態は、第一及び第二芯ラップウエブを含む。しかしながら代替的実施形態においては、該方法は、第一芯ラップウエブ上に個々の吸収性芯を形成して、複合ウエブを形成し、個々の吸収性芯の周囲に第一芯ラップウエブを折り畳み、接着し、吸収性芯の間の複合ウエブを嵩縮小して切断し、個々の吸収性組立体を形成する段階を含むことができる。様々な実施形態においては、折り畳み、接着及び嵩縮小の方法段階は、あらゆる順序で行うことができる。様々な実施形態においては、嵩縮小及び接着の方法段階は、吸収性芯を嵩縮小することと、吸収性芯の間の複合ウエブを接着することの両方をするようにさせる単一モジュールで行うことができる。様々な実施形態においては、嵩縮小段階は、省略することができる。
一実施形態においては、該方法は、第一芯ラップウエブ上に個々の吸収性芯を形成し、第二芯ラップウエブに接着剤を付与し、第一及び第二芯ラップウエブを、その間に個々の吸収性芯が対向する関係になるように置いて、複合ウエブを形成する段階を含むことができる。複合ウエブは、あらゆる順序で折り畳み、嵩縮小し、更に接着することができる。複合ウエブは次に、吸収性芯の間を切断されて吸収性組立体を形成する。幾つかの実施形態においては、吸収性パッドの間の領域において、第一芯ラップウエブを第二芯ラップウエブに対して押し付けて、前に付与されていた接着剤を利用してウエブを互いに接合することにより、少なくとも部分的に接着を達成することができる。
少なくとも部分において接着剤で接着が行われる実施形態においては、工程の中のあらゆる適当な位置で、第一芯ラップウエブ、第二芯ラップウエブ、又はこれらの両方のいずれかに、接着剤を付与することができることを当業者は認識するであろう。
様々な型の機構が接着モジュール158で使用され、取り付け領域60内で接着を形成することができる。例えば、取り付け領域60は、接着剤接着、熱接着、超音波接着、圧力接着、又は同様のもの、或いはこれらの組み合わせにより形成される接着を含むことができる。接着剤接着が使用される場合は、接着剤は、パターン化された押し出し、パターン化されたスプレー塗布、パターン化された印刷又は同様のものにより付与することができる。パターンは、吸収性芯80を形成するために使用される繊維性、親水性材料上に余分な量の接着剤を置くことを、実質的には避けるように形成することができる。
例示的熱接着システムは、1999年5月4日付けのSanders他の米国特許第5,900,109号に記載されており、その全体が矛盾することのない範囲で引用によりここに組み入れられる。例示的超音波接着システムは、1998年10月6日付けのBrennecke他の米国特許第5,817,199号に記載されており、その全体が矛盾することのない範囲で引用によりここに組み入れられる。例示的圧力接着システムは、2005年5月26日付けの「Bonding by Induced High−Rate of Shear Deformation」という名称の、譲受人に譲渡されたSerapati他の米国特許出願11/138099に記載されており、その全体が矛盾することのない範囲で引用によりここに組み入れられる。例示的接着剤接着システムは、1994年8月30日付けのHeindel他の米国特許第5,342,647号に記載されており、その全体が矛盾することのない範囲で引用によりここに組み入れられる。
複合ウエブ147は、コンベア128に沿って、切断機構127に移送される。切断機構127は、例えば、回転ナイフ又は他の適当な切断手段などのあらゆる適当な装置により提供することができる。切断機構127は、指示された分割線130(図13)に沿って、複合ウエブ147を切り離し、個々の吸収性組立体34を形成する。代表的に示された吸収性組立体34は、第一芯ラップ84及び第二芯ラップ134により囲まれる吸収性芯80を含む。
図13を参照すると、接着モジュール158を出た後の複合ウエブ147の一部の平面図が示されている。図13の部分は、下側にある構造を示すために切り取られている。複合ウエブ147は、機械方向188に移動する。複合ウエブ147は、第二不織芯ラップウエブ234と向き合う関係で、第一芯ラップウエブ184を含む。一連の個々の吸収性芯80は、第一不織芯ラップウエブ184と第二不織芯ラップウエブ234との間に配置される。第一芯ラップウエブ184及び第二芯ラップウエブ234は、取り付け領域60で、少なくとも部分的に互いに接着される。切断機構127が、分割線130で複合ウエブ147を切り離して、吸収性組立体34を形成する。分割線130は、吸収性芯80の間で切断するように位置決めされ、各々の吸収性組立体34が前部延長領域90及び後部延長領域94を含むように形成される。
分割線130は、吸収性芯80の間のあらゆる位置に位置することができる。例えば、分割線130は、取り付け領域60が機械方向188の半分で切り離されるように位置決めされる。代替的には、分割線130は、取り付け領域60が、図13に示されているように、等しくなく切り離されるように、斜めに向くことができる。言い換えると、形成された前部延長領域90及び後部延長領域94は、異なる長さとすることができる。
吸収性組立体34は、向き合う関係で第一芯ラップ84及び第二芯ラップ134を含む。吸収性芯80は、第一芯ラップ84と第二芯ラップ134との間に置かれる。第一芯ラップ84及び第二芯ラップ134は、前部延長領域90及び後部延長領域94において、少なくとも部分的に互いに接着される。接着は、あらゆる適当なパターン又は濃度で行うことができる。例えば、接着は、前部延長領域90及び後部延長領域94全体に分散する個々の接着点を含むことができる。別の例においては、接着は、本質的には前部延長領域90全体及び後部延長領域94全体を覆う接着剤を含むことができる。多くの異なるパターン、組み合わせ及び適用面積が可能であることを、当業者は認識するであろう。
分割されると、吸収性組立体34は次に、コンベア129に沿ってタッカー位置124まで移動し、吸収性組立体34は、挟まれて、身体側ライナー131のウエブと外カバー132のウエブとの間に作動的に取り付けられる。より特定的には、示されたコンベア129の実施形態は、身体側ライナーウエブ131の縦方向長さ寸法に沿った、予め定められた、間隔を持った位置に、一連の吸収性組立体が配置されるように、従来の方法で形成される。外カバーウエブ132は、適当な移送機構によって、身体側ライナーウエブ131及び吸収性組立体34の両方に重なる位置に向けることができる。したがって、吸収性組立体34は、身体側ライナーウエブ131と外カバーウエブ132との間に置かれて、吸収性物品を形成する。従来の方法においては、接着剤などの適当な取り付け手段が、吸収性物品の構成要素部品を互いに接着又は接合する。
幾つかの実施形態においては、吸収性組立体34が前腰部縁41と後腰部縁43との間のほぼ中央に位置するように、吸収性組立体34は吸収性物品20において方向付けられる。前部延長領域90が後部延長領域94より小さくなるように、吸収性芯80は斜めに向くことができる。言い換えると、吸収性芯80は、吸収性物品20において斜めに向けられる吸収性組立体34なしに、吸収性物品20内で斜めに向くことができる。理論に縛られることなく、吸収性物品20の前部分22に向かって、吸収性芯80を斜めに向けることは、使用者によって吸収性物品の性能を改善することができると考えられる。
本発明が詳細に述べられているが、様々な変更及び修正が、本発明の意図から外れることなく成すことができることは、当業者に明らかである。すべてのこのような変更及び修正派、本発明の範囲内にあるものと考えられる。
拡げられ、平坦な状態に置かれて、着用者に接触する表面が観察者に向けられた状態の、部分的に切り取られた本発明の代表的吸収性物品の代表的平面図である。 本発明の例示的吸収性組立体の、部分的に切り取られた代表的平面図である。 本発明の例示的吸収性物品の、部分的に拡大した代表的断面図である。 本発明の例示的吸収性物品の、部分的に拡大した代表的断面図である。 本発明の例示的吸収性物品の、部分的に拡大した代表的断面図である。 本発明の例示的吸収性物品の、部分的に拡大した代表的断面図である。 本発明の例示的吸収性物品の、部分的に拡大した代表的断面図である。 本発明の例示的吸収性物品の、部分的に拡大した代表的断面図である。 本発明の例示的吸収性物品の、部分的に拡大した代表的断面図である。 本発明の例示的吸収性物品の、部分的に拡大した代表的断面図である。 本発明の例示的方法及び装置の代表的側面図である。 図11の側面図の続きを代表的に示したものである。 部分的に切り取られて下側にある特性が示された、本発明の方法における中間段階に形成される例示的複合ウエブの代表的図である。 本発明の例示的形成用ドラムの代表的側部斜視図である。
符号の説明
20 吸収性物品
30 身体側ライナー
31 孔
32 外カバー
34 吸収性組立体
35 吸収性組立体長さ
80 吸収性芯
83 側部縁
84 第一不織芯ラップ
90 前部延長領域
91 前部延長領域長さ
92 芯ラップ領域
94 後部延長領域
95 後部延長領域長さ
98 ライナー表面
100 外カバー表面
134 第二不織芯ラップ

Claims (20)

  1. a.外カバー(32)と、
    b.身体側ライナー(30)と、
    c.前記外カバー(32)と前記身体側ライナー(30)との間に位置する吸収性組立体(34)と、
    を含む吸収性物品(20)であって、
    前記吸収性組立体(34)は、吸収性芯(80)を少なくとも部分的に囲む不織芯ラップ(84)を含み、少なくとも30mmの後部延長領域長さ(95)を有することを特徴とする物品。
  2. 前記吸収性組立体(34)は、芯ラップ領域の長さ(93)が前記吸収性組立体の長さ(35)の90パーセントより小さいことを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品(20)。
  3. 前記吸収性組立体(34)は、前部延長領域長さ(91)を有し、前記前部延長領域長さ(91)に対する前記後部延長領域の長さ(95)の比が、少なくとも1.5対1であることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品(20)。
  4. 前記吸収性組立体(34)は、前部延長領域長さ(91)を有し、前部延長領域長さ(91)に対する前記後部延長領域長さ(95)の比は、少なくとも2対1であることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品(20)。
  5. 前記不織芯ラップ(84)は、熱可塑性繊維を含むことを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品(20)。
  6. 前記不織芯ラップ(84)は、前記吸収性芯(80)の周囲に折り畳まれて、それ自体の上に重なることを特徴とする請求項5に記載の吸収性物品(20)。
  7. 前記吸収性組立体(34)は、芯ラップ領域(92)を有し、前記不織芯ラップ(84)は、前記芯ラップ領域(92)において、少なくとも部分的にそれ自体に接着されていることを特徴とする請求項6に記載の吸収性物品(20)。
  8. 前記不織芯ラップ(84)は、前部延長領域(90)及び後部延長領域(94)において、少なくとも部分的にそれ自体に接着されていることを特徴とする請求項6に記載の吸収性物品(20)。
  9. 前記吸収性芯(80)は、少なくとも60重量パーセントの超吸収体を含むことを特徴とする請求項8に記載の吸収性物品(20)。
  10. 前記吸収性芯(80)は、ライナー表面(98)及び外カバー表面(100)を有し、前記不織芯ラップ(84)は、前記ライナー表面(98)に重なり、更に前記外カバー表面(100)に部分的に重なり、前部延長領域(90)及び前記後部延長領域(94)において、前記外カバー(32)と接着剤接合されていることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品(20)。
  11. a.外カバー(32)と、
    b.身体側ライナー(30)と、
    c.前記外カバー(32)と前記身体側ライナー(30)との間に位置する吸収性組立体(34)と、
    を含み、
    前記吸収性組立体(34)は、第一不織芯ラップ(84)と第二不織芯ラップ(134)との間に位置する吸収性芯(80)を含み、少なくとも30mmの後部延長領域長さ(95)を有することを特徴とする吸収性物品(20)。
  12. 前記吸収性芯(80)は、少なくとも60重量パーセントの超吸収性材料を含むことを特徴とする請求項11に記載の吸収性物品(20)。
  13. 前記身体側ライナー(30)は、複数の孔(31)を含むことを特徴とする請求項12に記載の吸収性物品(20)。
  14. 前記第一不織芯ラップ(84)及び前記第二不織芯ラップ(134)は、熱可塑性繊維を含むことを特徴とする請求項12に記載の吸収性物品(20)。
  15. 前記第一及び前記第二不織芯ラップ(84、134)は、少なくとも前部延長領域(90)及び後部延長領域(94)において、少なくとも部分的に互いに接着されていることを特徴とする請求項14に記載の吸収性物品(20)。
  16. 前記前部延長領域(90)は、前部延長領域長さ(91)を有し、前記後部延長領域(94)は、後部延長領域長さ(95)を有し、前記前部延長領域長さ(91)に対する前記後部延長領域長さ(95)の比は、少なくとも2対1であることを特徴とする請求項15に記載の吸収性物品(20)。
  17. 前記第一不織芯ラップ(84)は親水性であり、前記第二不織芯ラップ(134)は疎水性であることを特徴とする請求項15に記載の吸収性物品(20)。
  18. 前記吸収性物品(20)は、少なくとも10mmの前部延長領域長さ(91)を有することを特徴とする請求項11に記載の吸収性物品(20)。
  19. a.外カバー(32)と、
    b.身体側ライナー(30)と、
    c.前記外カバー(32)と前記身体側ライナー(30)との間に位置する吸収性組立体(34)と、
    を含み、
    前記吸収性組立体(34)は、第一熱可塑性親水性不織芯ラップ(84)と第二熱可塑性疎水性不織芯ラップ(134)との間に位置する吸収性芯(80)を含み、前記吸収性芯(80)は、少なくとも60パーセントの超吸収体を含み、
    前記吸収性組立体は、少なくとも30mmの後部延長領域長さ(95)を有する前記吸収性組立体(34)を含むことを特徴とする吸収性物品(20)。
  20. 前記吸収性芯(80)は、ライナー表面(98)、外カバー表面(100)及び横方向側部縁(83)を含み、前記第一不織芯ラップ(84)は、前記ライナー表面(98)、前記横方向側部縁(83)及び外カバー表面(100)の少なくとも一部に重なり、前記第二不織芯ラップ(134)は、前記外カバー表面(100)に少なくとも部分的に重なり、前記第一不織芯ラップ(84)は、前部延長領域(90)及び後部延長領域(94)において、前記第二不織芯ラップ(134)に少なくとも部分的に接着剤接着されていることを特徴とする請求項19に記載の吸収性物品(20)。
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