JP2021136748A - 永久磁石電動機、及び電動圧縮機 - Google Patents

永久磁石電動機、及び電動圧縮機 Download PDF

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【課題】永久磁石の抜け落ち防止部品を新たに使用せず、しかも組み立て工数の増化を抑制した新規な永久磁石電動機、及びこれを用いた電動圧縮機を提供する。【解決手段】電磁鋼板32を積層した回転子コアを二分割して分割回転子コア31A、31Bとし、分割された夫々の分割回転子コア31A、31Bを突き合せて一体化することで回転子コアを形成すると共に、夫々の分割回転子コア31A、31Bを突き合せる突き合せ面32C、32Dから回転子コアの両端面にむけて永久磁石33が挿入される永久磁石収納孔34を形成し、更に、回転子コアの両端面を形成する端側電磁鋼板32A、32Bに形成された永久磁石収納孔34A、34Bの形状を、永久磁石収納孔34に挿入、配置された永久磁石33の端面と接触するように永久磁石の側に向けて突出する形状とした。【選択図】図4

Description

本発明は、永久磁石電動機、及び電動圧縮機に係り、特に回転子に永久磁石を埋め込んだ磁石埋め込み式の永久磁石電動機、及びこれを用いた電動圧縮機に関するものである。
例えば、冷凍サイクルを流れる冷媒ガスを圧縮する圧縮機の駆動源として永久磁石電動機が使用されており、この永久磁石電動機は、電磁コイルを巻回した固定子(ステータ)と、永久磁石を埋め込んだ回転子(ロータ)とから形成されている。回転子に埋設された永久磁石は、平板状の電磁鋼板を積層した回転子コアの長手方向(軸方向)に形成された永久磁石収納孔に収納されている。
そして、永久磁石の抜け落ちを防ぐために、回転子コアの長手方向の両端面に抜け止め端板を設けている。しかしながら、回転子コアの組立時に抜け止め端板を組み付ける必要があるため、組立工数の増加や部品点数が増加するという課題があった。
そこで、例えば、特開2012−244649号公報(特許文献1)には、抜け止め端板を使用せずに、電磁鋼板を長手方向に貫通して電磁鋼板を一体化する固定リベットの頭部を利用して、永久磁石の抜け止めを行なうことが提案されている。
しかしながら、特許文献1に記載された、固定リベットによって永久磁石を回転子コア内に保持する構成では、永久磁石端部を覆う固定リベットの面積が小さいため、永久磁石の角部形状に制約があり、かつ、固定リベットと永久磁石が点接触に近い状態となるため、永久磁石の破損、更には永久磁石破損時の回転子コア内からの脱落が懸念される。また、固定リベットの永久磁石を覆う面の拡大を行なうために、固定リベットの頭部の寸法拡大や座金を設ける場合、規格外部品の使用や、部品点数の増加、材料費の増加といった新たな課題が生じる。
そして、このような課題に対応するため、特開2013−34335号公報(特許文献2)には、多数の電磁鋼板を積層させた回転子コアの周縁に複数の永久磁石収納孔を形成して永久磁石を各々挿入し、その後に回転子コアの両端の電磁鋼板の永久磁石収納孔を形成する領域を変形させることにより、永久磁石収納孔内の永久磁石の外部への抜け止めを行なうことが提案されている。
特開2012−244649号公報 特開2013− 34335号公報
ところで、特許文献2に記載された永久磁石を回転子コア内に保持する構成では、回転子コアの両端に位置する電磁鋼板に形成された永久磁石収納孔を変形させるための形状を新たに形成することが必要となり、また、永久磁石収納孔を変形させる工程が必要となり、組み立て工程が複雑化して製造単価が高騰するという課題がある。したがって、組み立て工数をできるだけ簡略化して製造単価の高騰を抑える構成が求められている。
本発明の目的は、永久磁石の抜け落ち防止部品を新たに使用せず、しかも組み立て工数の増加を抑制した新規な永久磁石電動機、及びこれを用いた電動圧縮機を提供することにある。
本発明は、電磁鋼板を積層した回転子コアを2つに分割して分割回転子コアとし、分割された夫々の分割回転子コアを互いに突き合せて一体化することで回転子コアを形成すると共に、夫々の分割回転子コアを互いに突き合せる突き合せ電磁鋼板から回転子コアの両端に位置する端側電磁鋼板に向けて永久磁石が挿入される前記永久磁石収納孔を形成し、更に、回転子コアの端側電磁鋼板に形成された永久磁石収納孔の形状を、永久磁石収納孔に挿入、配置された永久磁石の端面と接触するように永久磁石の側に向けて突出する形状とした、ところにある。
本発明によれば、2つに分割した分割回転子コアの両端面を形成する端側電磁鋼板の永久磁石収納孔の形状を、永久磁石の端面と接触するように永久磁石の側に向けて突出する形状としたので、一方の分割回転子コアと他方の分割回転子コアの永久磁石収納孔に永久磁石を収納することで、永久磁石が夫々の分割回転子コアから抜け出すのを防止することができる。これによって、永久磁石の抜けを気にすることなく2つの分割回転子コアを一体化するように組み付けることができるので、組み立て工程を省略でき、製造単価の高騰を抑制することができる。
本発明が適用される電動圧縮機の軸方向の断面を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態であって、一方の分割回転子コアと他方の分割回転子コアを組み合せる前の状態を説明する説明図である。 本発明の第1の実施形態であって、一方の分割回転子コアと他方の分割回転子コアを組み合せた後の状態を説明する説明図である。 図3に示す回転子コアを軸方向に断面した断面図である。 図4のP領域を拡大した拡大断面図である。 第1分割回転子コアと第2分割回転子コアの位置決め構造を説明する拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
本発明は、永久磁石を埋設した回転子を備える電動機、及び冷蔵庫や空調機等の冷凍サイクルに用いられる電動圧縮機に関するものであり、以下、本発明を実施するための形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電動圧縮機の全体構成を示す縦断面図である。電動圧縮機10は、密閉容器11と、電動機12と、圧縮機構部13とを備えて構成されている。密閉容器11は、電動機12と圧縮機構部13とを内包し、電動圧縮機10の外郭を形成する。
圧縮機構部13はロータリ式の圧縮機構であり、密閉容器11内の下部側に配置され、作動流体である冷媒ガスを圧縮する。電動機12は、密閉容器2内の上部側に配置され、圧縮機構部13を駆動する。圧縮機構部13で圧縮された冷媒ガスは上方(図1の矢印AR1)に流れ、吐出口21から吐出される(図1の矢印AR2)。
密閉容器11は、中央部の円形の筒体14、上部の蓋体15、及び下部の底体16により構成されている。筒体14は、鋼板で構成され、上下が開口した円筒状の筺体である。蓋体15は、皿形状を呈し、筒体14の上部開口を塞いで嵌合されている。底体16は、皿形状を呈し、筒体14の下部開口を塞いで嵌合されている。蓋体15、及び底体16は、筒体14に溶接等で固定されている。密閉容器11の内部は、圧縮された冷媒ガスが収容されることから密閉空間とされている。
密閉容器11の底部の底体16の上面(内面)には、冷凍機油(潤滑油)を貯留する油溜まり17が設けられている。冷凍機油は、圧縮機構部13に供給され、圧縮機構部13の夫々の摺動面を潤滑し、かつ圧縮機構部13の隙間を液シールする。
電動機12は、圧縮機構部13の駆動源である。電動機12は、固定子18と回転子19とを備えている。固定子18は、密閉容器11の内壁に焼嵌めなどで固定されている。回転子19は、圧縮機構部13のクランク軸(=回転軸)20の上部に嵌着されている。
固定子18は、薄い電磁鋼板を軸方向に積層した固定子コアと、固定子コアに形成されたスロットに巻回された固定子巻線から構成されている。また、固定子コアの軸方向の中央付近には、回転子19が回転するための回転子収納孔が形成されており、この回転子収納孔に微小な隙間を介して回転子が収納されている。
回転子19も軸方向に薄い電磁鋼板を積層した回転子コアから形成されており、回転子コアの内部には永久磁石収納孔が形成されている。そして、この永久磁石収納孔に永久磁石が埋設されるようにして収納されている。この回転子についての詳細は後述する。
圧縮機構部13は、電動機12の回転子19の回転運動に伴い、冷媒ガスを圧縮する。そして、圧縮機構部13は、圧縮した冷媒ガスを、吐出口21を介して冷蔵庫や空調機器の冷凍サイクルに供給する。圧縮機構部13は、クランク軸20、上側端板部22、シリンダ23、ローラ24、ベーン25、及び、下側端板部26を備えて構成されている。
シリンダ23の円形状の内部空間には、クランク軸20が挿通しており、クランク軸20周りには、ローラ24、ベーン25が収納、配置されている。また、シリンダ23は、上側端板22Aと下側端板26Aの間に挟まれ、図示しない固定ボルトによって、上側端板22A、シリンダ23、及び下側端板26Aが一体化されている。
ここで、上側端板22A、及び下側端板26Aは、電動圧縮機10が図示した天地方向に立てた形態で用いられるために、説明の都合から「上側」、「下側」の名称を付している。このため、シリンダ23を境にして電動機側端板、電動機とは反対側の反電動機側端板との名称とすることもできる。
クランク軸20は、シリンダ23の内部で、ローラ24、ベーン25を駆動させる駆動軸であり、偏心部20Aを備えている。クランク軸20は、偏心部20Aより上側が上側端板部22に嵌入され、下側が下側端板部26に嵌入されることにより、密閉容器11内で回転自在に支持されている。
上側端板部22は、外周壁面の形状が略多角形状を呈する上側端板22Aと、上側端板22Aの径方向の中心から上方に向けて延びる、軸受機能を備える円筒部22Bとを備えている。上側端板部22は、円筒部22Bによってクランク軸20を支持している。上側端板22Aの軸方向に直交する方向から見た外周縁の壁面は、密閉容器11の筒体14の内周壁面に溶接などの方法で固定されている。
この外周壁面の具体的な形状については後述するが、上側端板22Aは、圧縮機構部13を構成すると共に、圧縮機構部13を保持する圧縮機構保持部としても機能している。
下側端板部26は、シリンダ23の下端面を閉塞する円形形状の下側端板26Aと、下側端板26Aの径方向の中心から下方に延びてクランク軸20を支持し、軸受機能を備える円筒部26Bとを有して構成されている。
シリンダ23は、内径の径方向の中心に、軸方向に貫通する円柱形状の貫通領域23Hを有している。貫通領域23Hと上側端板部22と下側端板部26とによって圧縮室23Aを構成している。
上側端板部22の上側端板22Aには、圧縮した冷媒を排出する吐出口(図示せず)が形成されている。上側端板部22の上側端板22Aには、開閉弁(図示せず)と、リテーナ27と、カップマフラ28とが設けられている。開閉弁は、吐出口を開放、または閉鎖する。リテーナ27は吐出弁の開度を決定して開き過ぎを規制し、カップマフラ28は、サイレンサとして機能する。
ローラ24は、円筒状に形成され、圧縮室23Aに配置されている。また、ローラ24の内径側には、クランク軸20の偏心部20Aが嵌入され、ローラ24が偏心部20aの外周側において回転自在に構成されている。
ベーン25は、ローラ24の外周面に当接するように、ベーン収納部(図示せず)に配置されている。ベーン25は、板形状を有し、シリンダ23の内部で径方向に往復運動する構成である。
このように、圧縮機構部13は、電動機12で駆動され偏心部を有するクランク軸20と、偏心部21Aの偏心回転により公転運動するローラ24と、内部にローラ24を内蔵するシリンダ23と、ローラ24の外周と接触し、シリンダ23とローラ24の外周との間で低圧側と圧縮側に仕切られた圧縮室を構成するベーン25とで構成された圧縮室23Aを有し、圧縮機構部13の上部に上側端板部22を、下部に下側端板部26を有している。尚、このような構成の圧縮機構部13は良く知られている構成である。
また、図1に示す密閉容器11の外側には、アキュムレータ29と、サクションパイプ30とが設けられている。アキュムレータ29は、作動流体として機能する冷媒ガスを蓄えておく容器である。サクションパイプ30は、アキュムレータ29介して冷凍サイクルから圧縮機構部13に冷媒ガスを導き、サクションパイプ30は、圧縮室23aと連通する吸込口31の端部に接続されている。
次に本発明の第1の実施形態になる電動機12の回転子19の構成について、図2〜図5に基づいて説明する。
図2、図3は回転子19の基本的な構成を示しており、本実施形態においては、回転子19は、2つに分割された第1分割回転子コア31Aと、第2分割回転子コア31Bを備えることを前提としている。
図2は第1分割回転子コア31Aと第2分割回転子コア31Bが組み付けられる前の状態を示し、図3は第1分割回転子コア31Aと第2分割回転子コア31Bが組み付けられた後の第1分割回転子コア31Aを上側にした状態を示している。
図2、図3において、第1分割回転子コア31Aと第2分割回転子コア31Bは、共に複数の薄い電磁鋼板32を積層して形成されており、第1分割回転子コア31Aと第2分割回転子コア31Bは同一の構成とされている。
積層された電磁鋼板32は、回転子19の両端に位置する端側電磁鋼板32A、32B以外は、全て同じ形状に形成されている。尚、端側電磁鋼板32A、32Bは、後述する永久磁石33が収納される永久磁石収納孔34の開口の形状(大きさ)が異なっているだけで、これ以外は、他の電磁鋼板32と同じ形状とされている。
端側電磁鋼板32A、32Bを含む電磁鋼板32には、図1に示す回転軸20が圧入される回転軸圧入部35、永久磁石が収納される永久磁石収納孔34、34A、34B、積層された電磁鋼板32を強固に一体化する固定リベットが挿通される固定リベット挿通孔36、及び積層された電磁鋼板32を夫々位置決めする加締め領域部37が設けられている。
図2に示すように、永久磁石33が第1分割回転子コア31Aの永久磁石収納孔34に収納された状態で、第1分割回転子コア31Aと第2分割回転子コア31Bの突き合せ電磁鋼板32C、32Dの突き合せ面が互いに接触するようにして一体化されると、固定リベット挿通孔36に固定リベット(図示せず)が挿通されてリベット固定され、第1分割回転子コア31Aと第2分割回転子コア31Bとが強固に一体化される。
6個の永久磁石収納孔34は、円弧状に形成されており、回転軸圧入部35に向けて突出する形態で形成されている。このため、永久磁石33も円弧状に形成されて、回転軸圧入部35に向けて突出する形態で形成されている。
更に、この状態で回転軸20が回転軸圧入部35に圧入されて、回転子19と回転軸20が一体化される。尚、回転子19の回転を回転軸20に確実に伝えるために、回転子19の回転軸圧入部35と回転軸20の間はスプライン結合されていると有利である。
次に、第1分割開始コア31A、第2分割回転子コア31B、及び永久磁石33が組み付けられた状態の断面の構成について図4に基づき説明する。
第1分割回転子コア31Aと第2分割回転子コア31Bの突き合せ電磁鋼板32C、32Dの永久磁石収納孔34の形状は、永久磁石33が挿通されるだけの余裕を有した寸法に円弧形状に形成されている。したがって、永久磁石33が第1分割回転子コア31Aに収納された状態で、第2分割回転子コア31Bを第1分割回転子コア31Aに被せるようにして組み付けるとき、容易に組み付けることができる。
一方、第1分割回転子コア31Aと第2分割回転子コア31Bの突き合せ電磁鋼板32C、32Dとは反対側の端部に位置する、端側電磁鋼板32A、32Bに形成された永久磁石収納孔34A、34Bは、端側電磁鋼板32A、32Bの内側に形成された永久磁石収納孔34の形状と同一形状であるが、寸法が小さく形成された相似形状とされている。
つまり、端側電磁鋼板32A、32Bに形成された永久磁石収納孔34A、34Bの周縁部は、端側電磁鋼板32A、32Bの内側に形成された永久磁石収納孔34に比べて、永久磁石33の側に突出する形状とされている。
このため、第1分割回転子コア31Aと第2分割回転子コア31Bが、互いに被さるように組み付けられた時は、永久磁石33は、端側電磁鋼板32A、32Bに形成された永久磁石収納孔34A、34Bの周縁部によって抜け止めされる。また、永久磁石収納孔34A、34Bによって永久磁石33の収納状態が確認できるので、永久磁石33が収納されているかどうかの確認を容易に行うことができる。
このように、本実施形態では、電磁鋼板32を積層した回転子コアを2つに分割して分割回転子コア31A、31Bとし、分割された夫々の分割回転子コア31A、31Bを互いに突き合せて一体化することで回転子コア32を形成すると共に、夫々の分割回転子コア31A、31Bを互いに突き合せる突き合せ電磁鋼板32C、32Dから回転子コア32の両端に位置する端側電磁鋼板32A、32Bに向けて永久磁石33が挿入される永久磁石収納孔を形成し、更に、回転子コア32の端側電磁鋼板32A、32Bに形成された永久磁石収納孔34の形状を、永久磁石収納孔34に挿入、配置された永久磁石33の端面と接触するように永久磁石の側に向けて突出する形状とした。
これによれば、2つに分割した分割回転子コア31A、31Bの両端面を形成する端側電磁鋼板32A、32Bの永久磁石収納孔34の形状を、永久磁石33の端面と接触するように永久磁石33の側に向けて突出する形状としたので、一方の分割回転子コア31Aと他方の分割回転子コア31Bの永久磁石収納孔34に永久磁石33を収納することで、永久磁石33が夫々の分割回転子コア31A、31Bから抜け出すのを防止することができる。これによって、永久磁石33の抜けを気にすることなく分割回転子コア31A、31Bを一体化するように組み付けることができるので、組み立て工程を省略でき、製造単価の高騰を抑制することができる。
図5は、図4のP領域の拡大断面図であり、端側電磁鋼板32A、32Bに形成された永久磁石収納孔34A、34Bの周縁部によって永久磁石33が抜け止めされる状態を示している。尚、第1分割回転子コア31AのP領域と第2分割回転子コア31BのP領域とは同じ構成となっているので、図5は第2分割回転子コア31BのP領域を示している。
図5において、端側電磁鋼板32Bの軸方向側には、永久磁石33を収納する永久磁石収納孔34が形成された電磁鋼板32が積層されて配置されている。ここで、永久磁石収納孔34の軸方向の中心線Cから径方向の内側、及び径方向の外側の径方向幅は「W」に決められている。尚、加締め領域37が存在する方が、径方向で外側を意味している。
一方、端側電磁鋼板32Bには、永久磁石33の抜け止めを行なう永久磁石収納孔34Bが形成されており、永久磁石収納孔34Bの軸方向の中心線Cから径方向の内側、及び径方向の外側の径方向幅は「WB」に決められている。そして、径方向幅の長さは「WB<W」の関係に決められており、これによって、永久磁石33の抜け止めを行なうことができる。
つまり、永久磁石収納孔34の径方向幅の軸方向の中心線C(永久磁石33の径方向幅の軸方向の中心線でもある)を境にして、端側電磁鋼板32Bの永久磁石収納孔34Bの径方向幅WBは、電磁鋼板32の永久磁石収納孔34の径方向幅Wに対して短くなっている。
このため、端側電磁鋼板32Bの永久磁石収納孔34Bの周縁部は、電磁鋼板32の永久磁石収納孔34の周縁部に比べて、永久磁石33の側に突出する形態となり、永久磁石33の端面が、端側電磁鋼板32Bの永久磁石収納孔34Bの周縁部に係合して抜け出すのが防止されている。尚、実施形態では端側電磁鋼板32A、32Bはそれぞれ1枚の電磁鋼板32で形成されているが、複数枚の電磁鋼板で作られていても良いことはいうまでもない。
このように、回転子コア32の両端に位置する端側電磁鋼板32Bに向けて永久磁石33が挿入される永久磁石収納孔34が形成され、回転子コア32の端側電磁鋼板32Bに形成された永久磁石収納孔34Bの形状は、永久磁石収納孔34Bに挿入、配置された永久磁石33の端面である傾斜面33in、33outと接触するように永久磁石33の側に向けて突出する形状とされている。
また、永久磁石33の途中から先端に向かって細くなる領域、好ましくは連続的に細くなる領域は、永久磁石収納孔34の径方向幅Wより小さく、かつ端側電磁鋼板32Bに形成された永久磁石収納孔34Bの径方向幅WBよりも大きく、更に永久磁石の先端は、端側電磁鋼板32Bに形成された永久磁石収納孔34Bの径方向幅WBよりも小さく形成されている。尚、永久磁石33の先端は、端側電磁鋼板32Bの上端面と下端面の間に位置している。
また、本実施形態では、永久磁石33の径方向で、しかも軸方向に見た先端側の断面形状は、傾斜面を備える「先細形状」とされており、永久磁石33の先端面を基準とした外側の傾斜面33outの傾斜角(θout)に対して、内側の傾斜面33inの傾斜角(θin)の方が大きく決められている。
これによって、永久磁石33を永久磁石収納孔34、34Bに挿入していくとき、永久磁石33は外側に寄せられていき、電磁鋼板32との径方向の位置が決められていく。本実施形態では、永久磁石33は6個設けられており、これらの径方向の位置は同一にした方が性能上から好ましい、このため、上述した構成とすることで、夫々の永久磁石の径方向の位置を同一の位置に近づけることができる。
更に、永久磁石33の先端側の傾斜面33in、33outが端側電磁鋼板32Bの永久磁石収納孔34Bに挿入されて接触しているので、永久磁石の側面から端側電磁鋼板32Bの軸方向の端面壁を介して多くに磁束が流れて、側電磁鋼板32Bにも永久磁石33による磁束が発生し、永久磁石電動機の効率を向上することができる。
上述した、永久磁石33の軸方向の先端側は、直線状の傾斜からなる「先細形状」とされているが、弧状の傾斜からなる「先細形状」とすることも可能であり、この場合も、永久磁石33の先端面を基準とした外側の傾斜面33outの傾斜角(θout)に対して、内側の傾斜面33inの傾斜角(θin)の方が大きく決められている。
また、積層された端側電磁鋼板32Bを含む電磁鋼板32には、突き合せ電磁鋼板32Dに向かって突出する加締め部37が形成されており、隣り合う電磁鋼板32の加締め凹部32Hと加締め突起32Pが係合することによって、複数の電磁鋼板32が一体化される構成とされている。
したがって、第1分割回転子コア31Aと第2分割回転子コア31Bは、端側電磁鋼板32A、32Bを含んだ複数枚の電磁鋼板32が組み合わされて形成され、夫々が個別の分割回転子コアとして取り扱うことができる。
また、図6に示しているように、第1分割回転子コア31Aの突き合せ電磁鋼板32Cには、位置決め部として機能する加締め突起32CPが形成され、これと同じ位置の第2分割回転子コア31Bの突き合せ電磁鋼板32Dには、位置決め部として機能する加締め凹部32DHが形成されている。これによって、第1分割回転子コア31Aと第2分割回転子コア31Bの組み合わせを正確に行なうことができる。
この相補的な形状に決められた加締め突起32CPと加締め凹部32DHは、少なくとも2個〜3個設けられていれば良く、また、加締め突起32CPと加締め凹部DHはどちらの突き合せ電磁鋼板にも、相補的な形状として形成することができる。
そして、第1分割回転子コア31Aと第2分割回転子コア31Bを組み付けるとき、夫々の突き合せ電磁鋼板32C、32Dに形成した加締め突起32CPと加締め凹部32DHを係合させることによって、正確な位置で組み付けでき、組み付け時間を短縮することができる。
尚、加締め突起32CPと加締め凹部32DHは、図5に示した加締め突起32Pと加締め凹部32Hを用いて形成することも可能である。この場合は、どちらかの分割回転子コア31A、31Bの加締め凹部32Hと加締め突起32Pの形成方向を逆にすれば、図6に示す加締め突起32CPと加締め凹部32DHを形成することができる。
ここで、図1に示す電動圧縮機においては、偏心式の圧縮機構13が設けられているので、機械的な振動を発生することがある。このため、第1分割回転子コア31A、及び第2分割回転子コア31Bの端側電磁鋼板32A、32Bの一方、或いは両方の外側にバランスウエイト板を固定することができる。このバランスウエイト板は、回転子19が静止した状態で、径方向で見て圧縮機構13の反対側の位置に設けられている。もちろん、機械的な振動を抑制するためにこれ以外の位置に設けることは可能である。
また、このバランスウエイト板は低透磁率の材料を用いることが好ましい。例えば、バランスウエイト板の透磁率が大きい場合は、永久磁石33の軸方向に磁束が流れやすくなって電動機としての効率が低下する恐れがある。このため、バランスウエイト板に低透磁率の材料を使用することで、永久磁石33の軸方向に磁束が流れ難くなり、電動機としての効率が低下するのを抑制することができる。低透磁率の材料の材料としては、高マンガン低磁鋼や真鍮を使用することができる。
以上述べた通り、本発明においては、電磁鋼板を積層した回転子コアを2つに分割して分割回転子コアとし、分割された夫々の分割回転子コアを互いに突き合せて一体化することで回転子コアを形成すると共に、夫々の分割回転子コアを互いに突き合せる突き合せ電磁鋼板から回転子コアの両端に位置する端側電磁鋼板に向けて永久磁石が挿入される前記永久磁石収納孔を形成し、更に、回転子コアの端側電磁鋼板に形成された永久磁石収納孔の形状を、永久磁石収納孔に挿入、配置された永久磁石の端面と接触するように永久磁石の側に向けて突出する形状とした。
これによれば、2つに分割した分割回転子コアの両端面を形成する端側電磁鋼板の永久磁石収納孔の形状を、永久磁石の端面と接触するように永久磁石の側に向けて突出する形状としたので、一方の分割回転子コアと他方の分割回転子コアの永久磁石収納孔に永久磁石を収納することで、永久磁石が夫々の分割回転子コアから抜け出すのを防止することができる。これによって、永久磁石の抜けを気にすることなく分割回転子コアを一体化するように組み付けることができるので、組み立て工程を省略でき、製造単価の高騰を抑制することができる。
尚、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
12…電動機、13…圧縮機構部、18…固定子、19…回転子、31A…第1分割コア、31B…第2分割コア、32…電磁鋼板、32A、32B…端側電磁鋼板、32C、32D…突き合せ電磁鋼板、32H…加締め凹部、32P…加締め突起、32CP…加締め突起、32DH…加締め凹部、33…永久磁石、34A、34B…永久磁石収納孔、35…回転軸圧入部、36…固定リベット挿通孔、37…加締め部。

Claims (14)

  1. 複数の電磁鋼板を積層して形成され内部に回転子収納孔が形成された固定子コア及び前記固定子コアに巻回された固定子巻線とからなる固定子と、前記固定子コアの前記回転子収納孔に収納され、複数の電磁鋼板を積層して形成され軸方向に貫通する複数の永久磁石収納孔を有した回転子コア及び前記永久磁石収納孔に挿入、配置される複数の永久磁石とからなる回転子とを備えた回転電機であって、
    前記回転子コアを2つに分割して分割回転子コアとし、分割された夫々の前記分割回転子コアを互いに突き合せて一体化することで前記回転子コアを形成すると共に、
    夫々の前記分割回転子コアを互いに突き合せる突き合せ電磁鋼板から前記回転子コアの両端に位置する端側電磁鋼板に向けて前記永久磁石が挿入される前記永久磁石収納孔を形成し、
    更に、前記回転子コアの前記端側電磁鋼板に形成された前記永久磁石収納孔の形状を、前記永久磁石収納孔に挿入、配置された前記永久磁石の端面と接触するように前記永久磁石の側に向けて突出する形状とした
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  2. 請求項1に記載の永久磁石電動機であって、
    夫々の前記分割回転子コアを互いに突き合せる前記突き合せ電磁鋼板には、互いの位置を決める相補的な形状とされた位置決め部が形成されている
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  3. 請求項1に記載の永久磁石電動機であって、
    夫々の前記分割回転子コアを形成する、前記突き合せ電磁鋼板及び前記端側電磁鋼板を含む前記電磁鋼板には加締め凹部と加締め突起が形成され、前記加締め凹部と前記加締め突起を加締めることで一体化されると共に、
    一方の前記分割回転子コアの前記突き合せ電磁鋼板と他方の前記分割回転子コアの前記突き合せ電磁鋼板に形成された前記加締め突起と前記加締め凹部によって、夫々の前記分割回転子コアが位置決めされる
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  4. 請求項1に記載の永久磁石電動機であって、
    前記永久磁石の途中から先端に向かう領域は前記永久磁石収納孔より小さく、かつ前記端側電磁鋼板に形成された前記永久磁石収納孔よりも大きく、更に前記永久磁石の先端は、前記端側電磁鋼板に形成された前記永久磁石収納孔よりも小さい
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  5. 請求項1に記載の永久磁石電動機であって、
    前記永久磁石の端面は、前記端側電磁鋼板の上端と下端の間に設けられる
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  6. 請求項1に記載の永久磁石電動機であって、
    前記永久磁石の径方向で、しかも軸方向で見た先端側の断面は、先端側が細くなった傾斜面に形成されており、
    前記端側電磁鋼板に形成された前記永久磁石収納孔の周縁部が、前記傾斜面で接触して前記永久磁石の抜け止めを行なう
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  7. 請求項6に記載の永久磁石電動機であって、
    前記永久磁石の前記傾斜面は、前記永久磁石の内側と外側に形成されており、前記永久磁石の先端面を基準とした外側の傾斜面の傾斜角に対して、内側の傾斜面の傾斜角の方が大きく決められている
    ことを特徴とする永久磁石電動機。
  8. 請求項1に記載の永久磁石電動機であって、
    夫々の前記分割回転子コアを形成する前記端側電磁鋼板の一方、或いは両方に、低透磁率の材料から作られたバランスウエイト板が固定されている
    ことを特徴とした永久磁石電動機。
  9. 冷凍機油が封入されている密閉容器の内部に、電動機に連結されたクランク軸によって駆動される圧縮機構部を備えた電動圧縮機であって、
    前記電動機は、
    複数の電磁鋼板を積層して形成され内部に回転子収納孔が形成された固定子コア及び前記固定子コアに巻回された固定子巻線とからなる固定子と、前記固定子コアの前記回転子収納孔に収納され、複数の電磁鋼板を積層して形成され軸方向に貫通する複数の永久磁石収納孔を有した回転子コア及び前記永久磁石収納孔に挿入、配置される複数の永久磁石とからなる回転子とを備え、
    更に、前記回転子コアを2つに分割して分割回転子コアとし、分割された夫々の前記分割回転子コアを互いに突き合せて一体化することで前記回転子コアを形成すると共に、夫々の前記分割回転子コアを互いに突き合せる突き合せ電磁鋼板から前記回転子コアの両端に位置する端側電磁鋼板に向けて前記永久磁石が挿入される前記永久磁石収納孔を形成し、更に、前記回転子コアの前記端側電磁鋼板に形成された前記永久磁石収納孔の形状を、前記永久磁石収納孔に挿入、配置された前記永久磁石の端面と接触するように前記永久磁石の側に向けて突出する形状とした電動機である
    ことを特徴とする電動圧縮機。
  10. 請求項9に記載の電動圧縮機であって、
    夫々の前記分割回転子コアを互いに突き合せる前記突き合せ電磁鋼板には、互いの位置を決める相補的な形状とされた位置決め部が形成されている
    ことを特徴とする電動圧縮機。
  11. 請求項9に記載の電動圧縮機であって、
    夫々の前記分割回転子コアを形成する、前記突き合せ電磁鋼板及び前記端側電磁鋼板を含む前記電磁鋼板には加締め凹部と加締め突起が形成され、前記加締め凹部と前記加締め突起を加締めることで一体化されると共に、
    一方の前記分割回転子コアの前記突き合せ電磁鋼板と他方の前記分割回転子コアの前記突き合せ電磁鋼板に形成された前記加締め突起と前記加締め突起によって、夫々の前記分割回転子コアが位置決めされる
    ことを特徴とする電動圧縮機。
  12. 請求項9に記載の電動圧縮機であって、
    前記永久磁石の径方向で、しかも軸方向で見た先端側の断面は、先端側が細くなった傾斜面に形成されており、
    前記端側電磁鋼板に形成された前記永久磁石収納孔の周縁部が、前記傾斜面で接触して前記永久磁石の抜け止めを行なう
    ことを特徴とする電動圧縮機。
  13. 請求項12に記載の電動圧縮機であって、
    前記永久磁石の前記傾斜面は、前記永久磁石の内側と外側に形成されており、前記永久磁石の先端面を基準とした外側の傾斜面の傾斜角に対して、内側の傾斜面の傾斜角の方が大きく決められている
    ことを特徴とする電動圧縮機。
  14. 請求項9に記載の電動圧縮機であって、
    夫々の前記分割回転子コアを形成する前記端側電磁鋼板の一方、或いは両方に、低透磁率の材料から作られたバランスウエイト板が固定されている
    ことを特徴とした電動圧縮機。
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