JP2021136733A - 電線保持具 - Google Patents

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華夏 李
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華夏 李
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Abstract

【課題】電線の全周をしっかりと保持することができ、しかも外周面に締め付けバンド等の固定用部品のずれ止め用として、フランジ部を設けることが可能な電線保持具を提供する。【解決手段】電線保持具は、軸心が互いに平行で、軸心方向に長い複数の電線挿通孔2a、2b、2cを有する弾性ブロック体1からなり、この弾性ブロック体1に、外周面を軸心方向に沿って分断し、一つの電線挿通孔2a、2b、2cに連なる外部割れ目4と、隣り合う電線挿通孔2a、2b、2cを軸心方向に沿って分断し、隣り合う電線挿通孔2a、2b、2cを連通する内部割れ目5とを設ける。3本の電線挿通孔2a、2b、2cのうち、外部割れ目4が設けられていない2つの電線挿通孔2b、2cの外周面には、電線ケーブルを挿入する際に、内部割れ目5を押し広げ易くするために、軸方向に凹部6を設けている。【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、電気自動車の電力ケーブルを配線する際に、複数本の電力ケーブルを纏めてしっかりと保持することができる電線保持具に関するものである。
従来、この種の電線保持具として、弾性材料で形成された帯状のバンド部材の片面に、電線を保持する電線収容溝を並列に複数設けたものがある(特許文献1)。
この従来の電線保持具は、電線収容溝に電線を嵌めてから、帯状のバンド部材を電線収容溝の溝開口を内側にして円環状に巻き、その外側に締め付けバンドを巻き付けて円環状を保持し、複数本の電線を配線部品などの他の部品に固定するものである。
特許第6085138号公報
ところが、この従来の電線保持具は、帯状のバンド部材に設けた電線収容溝に、電線を嵌め入れてから帯状のバンド部材を丸めて電線を保持する構造であり、電線収容溝には電線を嵌め入れる溝開口を有するため、電線の全周が帯状のバンド部材にしっかりと保持され難い。このため、電線の保持力が弱く、配線後に電線が長さ方向にずれ動き易いという問題がある。
また、帯状のバンド部材を電線収容溝の溝開口を内側にして円環状に巻く構造であるため、帯状のバンド部材の外面に、締め付けバンド等の固定用部品のずれ止め用としてフランジを設けることもできない。
そこで、この発明は、電線の全周をしっかりと保持することができ、しかも外周面に締め付けバンド等の固定用部品のずれ止め用として、フランジ部を設けることが可能な電線保持具を提供することを課題とするものである。
前記の課題を解決するために、この発明に係る電線保持具は、軸心が互いに平行で、軸心方向に長い複数の電線挿通孔を有する弾性ブロック体からなり、この弾性ブロック体に、外周面を軸心方向に沿って分断し、一つの電線挿通孔に連なる外部割れ目と、隣り合う電線挿通孔を軸心方向に沿って分断し、隣り合う電線挿通孔を連通する内部割れ目とを設けたことを特徴とする。
前記電線挿通孔に挿通する電線としては、電力ケーブル用あるいは信号ケーブル用がある。
前記弾性ブロック体は、円柱形で、外周面の軸方向の端部にフランジ部を形成することができる。
前記電線挿通孔の軸心方向に対して直交する断面積は、前記電線挿通孔に挿通する電線の断面積よりも小さく設定することにより、電線挿通孔に挿通した電線の保持力を高めることができる。
以上のように、この発明の電線保持具は、外周面を軸心方向に沿って分断し、電線挿通孔に連なる外部割れ目と、隣り合う電線挿通孔を軸心方向に沿って分断し、隣り合う電線挿通孔を連通する内部割れ目とにより、弾性ブロック体を押し広げて、電線挿通孔に電線を挿通することができ、弾性ブロック体を閉じることにより、電線の全周がゴムなどの弾性材料で形成された弾性ブロック体にしっかりと保持される。そして、適宜、弾性ブロック体の外周に締め付けバンド等の固定用部品を嵌めることにより、電線が弾性ブロック体にずれなく保持することができ、締め付けバンドのずれも弾性ブロック体の外周面のフランジ部を形成することにより、防止することができる。
この発明に係る電線保持具の一実施形態を示す平面図である。 図1の電線保持具を開いて電線ケーブルを挿入する状態を示す平面図である。 図2の状態の正面図である。 図2の状態の斜視図である。 この発明に係る電線保持具の他の実施形態を示す平面図である。 この発明に係る電線保持具の他の実施形態を示す平面図である。 この発明に係る電線保持具の他の実施形態を示す平面図である。 この発明に係る電線保持具の他の実施形態を示す平面図である。 この発明に係る電線保持具の他の実施形態を示す平面図である。 この発明に係る電線保持具の他の実施形態を示す平面図である。 この発明に係る電線保持具の他の実施形態を示す平面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図4は、この発明に係る電線保持具の第1の実施形態を示している。この第1の実施形態に係る電線保持具は、3本の電力ケーブルを纏めるために使用するものであり、軸心が互いに平行で、軸心方向に長い3本の電線挿通孔2a、2b、2cを有する弾性ブロック体1からなる。
前記電線挿通孔2a、2b、2cの軸心方向に対して直交する断面積は、前記電線挿通孔2a、2b、2cに挿通する電線の断面積よりも小さく設定することにより、電線挿通孔2a、2b、2cに挿通した電線の保持力を高めることができる。
弾性ブロック体1は、CRゴムなどの円柱形の弾性材料で形成され、外周面の両端に外向きのフランジ部3が形成されている。
弾性ブロック体1には、外周面を軸心方向に沿って分断し、一つの電線挿通孔2aに連なる外部割れ目4と、隣り合う電線挿通孔2a、2b、2cを軸心方向に沿って分断し、隣り合う電線挿通孔2a、2b、2cを連通する内部割れ目5とが設けられている。
3本の電線挿通孔2a、2b、2cのうち、外部割れ目4が設けられていない2つの電線挿通孔2b、2cの外周面には、電線ケーブルを挿入する際に、内部割れ目5を押し広げ易くするために、軸方向に凹部6を設けている。
図1〜図4に示す電線保持具に3本の電力ケーブルを保持するには、まず、図2に示すように、外部割れ目4を押し広げて、1本目の電力ケーブルを電線挿通孔2aに挿通する。次いで、電線挿通孔2aと電線挿通孔2bとの間の内部割れ目5を押し広げて、電線挿通孔2aに挿通した1本目の電力ケーブルを電線挿通孔2bに挿通し、さらに、電線挿通孔2bと電線挿通孔2cとの間の内部割れ目5を押し広げて、電線挿通孔2bに挿通した1本目の電力ケーブルを電線挿通孔2cに挿通する。そして、2本目の電力ケーブルを、同様に、外部割れ目4を押し広げて、電線挿通孔2aに挿通した後、電線挿通孔2aと電線挿通孔2bとの間の内部割れ目5を押し広げて、電線挿通孔2aに挿通した2本目の電力ケーブルを電線挿通孔2bに挿通する。この後、3本目の電力ケーブルを、外部割れ目4を押し広げて、電線挿通孔2aに挿通する。
以上のようにして、3本の電力ケーブルを電線挿通孔2a、2b、2cに挿通すると、3本の電力ケーブルの全周がゴムなどの弾性材料で形成された弾性ブロック体1にしっかりと保持される。そして、適宜、弾性ブロック体1の外周に締め付けバンド等の固定用部品を嵌めることにより、3本の電力ケーブルが弾性ブロック体1にずれなく保持され、締め付けバンドのずれも弾性ブロック体1の外周面のフランジ部3によって防止することができる。
次に、図5〜図10は、3本の電力ケーブルと1本の信号ケーブルを纏める電線保持具の各実施形態を示している。
図5〜図7は、弾性ブロック体1に、3本の電力ケーブルを挿通する電線挿通孔2a、2b、2cと1本の信号ケーブルを挿通する電線挿通孔2dを環状に配置した例である。
図5の実施形態は、1本の信号ケーブルを挿通する電線挿通孔2dに、外周面を軸心方向に沿って分断し、電線挿通孔2dに連なる外部割れ目4を設け、電線挿通孔2dと電線挿通孔2aとの間、電線挿通孔2aと電線挿通孔2bとの間、電線挿通孔2bと電線挿通孔2cとの間に、それぞれ連通する内部割れ目5とを設けている。
この図5の実施形態に示す電線保持具に3本の電力ケーブルと1本の信号ケーブルを保持するには、外部割れ目4、内部割れ目5を順次押し広げて、最も奥に位置する電線挿通孔2cから2aに順次電力ケーブルを挿通し、最後に外部割れ目4を押し広げて信号ケーブルを電線挿通孔2dに挿通する。
図6の実施形態は、外部割れ目4を3本の電線挿通孔2a、2b、2cのうちの中央の電線挿通孔2bに設けた例を示している。
また、図7の実施形態は、外部割れ目4を3本の電線挿通孔2a、2b、2cのうちの最後の電線挿通孔2cに設けた例を示している。
次に、図8〜図10は、弾性ブロック体1に、3本の電力ケーブルを挿通する電線挿通孔2a、2b、2cを環状に配置し、この環状に配置した電線挿通孔2a、2b、2cの中心に1本の信号ケーブルを挿通する電線挿通孔2dを配置した例である。
図8と図9の実施形態は、外部割れ目4を3本の電線挿通孔2a、2b、2cのうちの最初の電線挿通孔2aに設けた例を示している。
図8の実施形態は、信号ケーブルを挿通する電線挿通孔2dと電線挿通孔2cとを内部割れ目5によって連通させた例である。
図9の実施形態は、信号ケーブルを挿通する電線挿通孔2dと電線挿通孔2aとを内部割れ目5によって連通させた例である。
図10の実施形態は、外部割れ目4を3本の電線挿通孔2a、2b、2cのうちの最初の電線挿通孔2aに設け、この電線挿通孔2aに、電線挿通孔2b、電線挿通孔2c、信号ケーブルを挿通する電線挿通孔2dを内部割れ目5によって連通させた例である。
次に、図11の実施形態は、弾性ブロック体1に、2本の電力ケーブルを挿通する電線挿通孔2a、2bを配置した例であり、電線挿通孔2aに外部割れ目4を設け、電線挿通孔2aと電線挿通孔2bとの間を内部割れ目5によって連通させた例である。
この発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲において、さらに種々の形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内の全ての変更を含む。
1 :弾性ブロック体
2a、2b、2c、2d :電線挿通孔
3 :フランジ部
4 :外部割れ目
5 :内部割れ目

Claims (5)

  1. 軸心が互いに平行で、軸心方向に長い複数の電線挿通孔を有する弾性ブロック体からなり、この弾性ブロック体に、外周面を軸心方向に沿って分断し、一つの電線挿通孔に連なる外部割れ目と、隣り合う電線挿通孔を軸心方向に沿って分断し、隣り合う電線挿通孔を連通する内部割れ目とを設けたことを特徴とする電線保持具。
  2. 前記電線挿通孔が、電力ケーブル用の電線挿通孔であることを特徴とする請求項1記載の電線保持具。
  3. 前記電線挿通孔が、電力ケーブル用の電線挿通孔と、信号ケーブル用の電線挿通孔の組み合わせからなることを特徴とする請求項1記載の電線保持具。
  4. 前記弾性ブロック体が、円柱形で、外周面の軸方向の端部にフランジ部が形成されている請求項1〜3のいずれかの項に記載の電線保持具。
  5. 前記電線挿通孔の軸心方向に対して直交する断面積が、前記電線挿通孔に挿通する電線の断面積よりも小さく設定されている請求項1〜4のいずれかの項に記載の電線保持具。
JP2020029522A 2020-02-25 2020-02-25 電線保持具 Pending JP2021136733A (ja)

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