JP2021136388A - 排熱構造及び電子機器 - Google Patents

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幸二 梁島
Koji Yanajima
幸二 梁島
久紀 田中
Hisanori Tanaka
久紀 田中
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Abstract

【課題】排熱効率が高い排熱構造を提供する。【解決手段】排熱構造(HK)は、基板(32)と、基板(32)に実装された発熱体(33)と、発熱体(33)を覆うように基板(32)に取り付けられたシールド部材(21)と、ファン(31)と、を備える。シールド部材(21)は、基板(32)との間に、外部と第1通気口(Aa)及び第2通気口(Ab)で連通する内部空間(V)を形成すると共に、発熱体(33)と第2通気口(Ab)との間に基板(32)に向け突出した突出部(22)を有し、第1通気口(Aa),発熱体(33),突出部(22),及び第2通気口(Ab)がファン(31)で発生する気流ARの流れ方向にこの順で配列されている。【選択図】図3

Description

本発明は、排熱構造及び電子機器に関する。
特許文献1に、ノイズのシールドのためのシールドケース内に配置された素子の冷却を行う排熱構造及びその排熱構造を備えた電子機器が記載されている。
特許文献1に記載された排熱構造は、シールドケース内において、気流を素子に当たるように還流させながらシールドケースの排気孔から外部へ排気して素子を冷却するようになっている。
特開2017−117950号公報
特許文献1に記載されたような従来の排熱構造は、電子機器の厚さ(高さ)の制約などによってシールドケースの高さを十分に確保できない場合に、排熱効率を高くできない虞がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、排熱効率が高い排熱構造及び電子機器を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は次の1)〜2)の構成を有する。
1) 基板と、
前記基板に実装された発熱体と、
前記発熱体を覆うように前記基板に取り付けられたシールド部材と、
ファンと、
を備え、
前記シールド部材は、前記基板との間に、外部と第1通気口及び第2通気口で連通する内部空間を形成すると共に、前記発熱体と前記第2通気口との間に基板に向け突出した突出部を有し、
前記第1通気口,前記発熱体,前記突出部,及び前記第2通気口が前記ファンで発生する気流の流れ方向にこの順で配列されている排熱構造である。
2)1)に記載の排熱構造と、
前記基板,前記発熱体,前記シールド部材,及びファンを収容する筐体と、
を備えたことを特徴とする電子機器である。
本発明によれば、排熱効率が高いという効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態に係る排熱構造の実施例である排熱構造HKを備えた電子機器91を示す斜視図である。 図2は、図1におけるS2−S2位置での断面図である。 図3は、排熱構造HKが有するシールド部材21を示す部分下面図である。 図4は、排熱構造HKのモデル図である。 図5は、排熱構造HKの熱交換部Pの変形例を示す図であり、(a)は変形例1、(b)は変形例2を示す。
本発明の実施の形態に係る排熱構造HKを、実施例である排熱構造HK及び電子機器91により説明する。
図1は、電子機器91の斜視図であり、一部が破断されて内部が示されている。図2は、図1におけるS2−S2位置での断面図であり、図3は、排熱構造HKが有するシールド部材21を示す部分下面図である。
説明の便宜のため、上下左右前後の各方向を、図1及び図2に矢印で示した方向に規定する。
図1において、電子機器91は車載装置であって、例えばカーナビゲーション装置或いはカーオーディオ装置である。
電子機器91は、略箱状の筐体11と筐体11の前部に設けられた操作部12とを備えている。操作部12は、スイッチノブ12a及び表示部12bなどを有する。
図1及び図2に示されるように、筐体11は、天板11a及び底板11bを有する。筐体11は、内部に、基板32,発熱体である素子33,シールド部材21,及びファン31を収容している。以下、それぞれ具体的に説明する。
筐体11の内部における底板11bに近い位置には、底板11bに平行で左右前後に延在する基板32が配置されている。
基板32は、四隅に近い位置において、筐体11の底板11bから立ち上げられた支持部11cに対し、固定ねじN1によって締め付け固定されている。
筐体11の内部における、左右方向の中央部の後部には、ファン31が配置されている。ファン31は、動作状態で前から後方に向う気流を発生させる。
基板32の上面における左右方向の概ね中央位置には、発熱体である素子33が実装されている。素子33は、例えば画像処理用ICである。
基板32には、上面の素子33を含む所定範囲を覆うシールド部材21が取り付けられている。所定範囲は、基板32に実装された素子33を含む部品及び配線パターンにおいて電磁シールドが必要な範囲として設定される。
シールド部材21は、熱伝導性の高い金属板のプレス加工によって形成されている。シールド部材21は、例えば左右対称形状であって、図3に示される平面視の外形形状として、基部21a,張り出し部21b,吸気部21c,前脚部21d1,及び側脚部21e1を有する。
基部21aは、左右方向に長く延びる平板状の部位である。
張り出し部21bは、基部21aの左右方向中央部において後方側に左右方向の先すぼまり形状で張り出した平板状の部位である。
吸気部21cは、基部21aの左右方向中央部において前方側に張り出した部位である。
基部21aなどの、一部を除く縁部には、下方に折り返されたフランジが形成されている。
具体的には、基部21aの前縁から吸気部21cの左右側縁にかけては前フランジ21dが形成されている。基部21aの側縁には側フランジ21eが形成されている。基部21aの後縁には後フランジ21fが形成されている。張り出し部21bの左右側縁部には、張り出し部フランジ21gが形成されている。
前フランジ21d,側フランジ21e,後フランジ21f,及び張り出し部フランジ21gをまとめてフランジ群FGと称する。
吸気部21cの前縁及び張り出し部21bの後縁には、フランジは形成されていない。
前フランジ21dには左右方向に離隔して一対の前脚部21d1が前方に折り曲げ形成されている。前脚部21d1には貫通孔21d2が形成されている。
側フランジ21eの先端は、左右方向の外方に折り曲げられて側脚部21e1が形成されている。側脚部21e1には、前後に離隔して一対の貫通孔21e2が形成されている。
前脚部21d1の貫通孔21d2及び側脚部21e1の貫通孔21e2それぞれと、基板32の貫通孔(不図示)とを通して、固定ねじN2が底板11bに形成された固定部(不図示)に締め付けられている。これにより、シールド部材21は、基板32に固定されている。
シールド部材21が基板32に固定された状態で、フランジ群FGの先端と基板32の上面との間の隙間は極小とされている。
これにより、シールド部材21による磁気シールド効果は十分発揮される。また、シールド部材21と基板32の上面とで囲まれる内部空間V(図2)と外部空間とを連通する通気口は、実質的に、フランジが形成されていない吸気部21cの前縁部分である吸気口Aa(第1通気口)と、張り出し部21bの後縁部分である排気口Ab(第2通気口)との2箇所のみとなる。
図1及び図2に示されるように、シールド部材21は、発熱体である素子33に対応した部位が、下方に絞られて突出した凹部21jとされている。
素子33の上面には、厚さ方向に弾性を有し熱伝導性に優れた伝熱部材34が貼り付けなどによって取り付けられている。
図2に示されるように、シールド部材21が基板32に取り付けられた状態で、凹部21jの底となる凹底部21j1の下面である当接面21j2は、伝熱部材34に押圧密着している。
これにより、素子33で生じた熱の一部は、伝熱部材34を通してシールド部材21に伝達する。
シールド部材21の張り出し部21bは、ファン31に対し前方に対向する位置にあって基部21aからファン31に向って張り出しており、排気口Abは、ファン31に近接した位置にある。
張り出し部21bには、下方に向け突出する突出部22が形成されている。突出部22の突出高さHは、基部21aの下面(内面)と基板32の上面との間の距離Haよりわずかに小さく設定されている。
突出部22は1つ又は複数であって、絞り加工などによって例えば円筒状に下方に突出形成されている。突出部22の数はこの例において3つであるが限定されない。突出部22は、張り出し部21bに対し溶接によって取り付けられていてもよい。
突出部22を熱交換部Pとも称する。突出部22が複数ある場合は、その複数の突出部22の群を熱交換部Pとする。
図2に示されるように、ファン31を動作させると、既述のように前から後方へ流れる気流が生じる(矢印DRa)。
これに伴い、シールド部材21の排気口Abがファン31に近接した位置にあることから、シールド部材21の内部空間Vの空気は、排気口Abから排出されて外部のファン31に向けて流れる(矢印DRd)。
内部空間Vにおいて、排気口Ab以外の外部空間との通気口は実質的に吸気口Aaのみである。そのため、矢印DRdで示される排気に伴い、吸気口Aaから外部の空気が内部空間Vに導入される(矢印DRb)。
上述の排熱構造HKは、吸気口Aa,素子33,突出部22,排気口Ab,及びファン31が概ね一直線上に配列されている。例えば、図1に示されるように、電子機器91の前後方向に延びる直線上であり、この例でその直線は左右方向の中心線CL1となっている。
図4は、このような直線上に配列された排熱構造HKの気流及び主な熱伝達経路を示したモデル図である。
すなわち、矢印で示される気流ARは、吸気口Aaから内部空間Vに流入する。流入した気流ARは、素子33に当たりながら通過して素子33から熱量Q1を奪う。気流ARは、奪った熱量Q1により昇温した気流AR1として熱交換部Pへ向う。
一方、素子33で生じた熱量の一部である熱量Q2は、既述のように伝熱部材34を介してシールド部材21へ伝達され、張り出し部21bに形成された熱交換部Pに達する。
熱交換部Pに達した気流AR1は、突出部22の表面に接触して熱量Q2を奪う熱交換を行う。気流AR1は、熱交換で得た熱量Q2によりさらに昇温した気流AR2として排気口Abを通りファン31から外部へ排出される。
このように、排熱構造HKは、単に素子33を空冷した場合に排熱される熱量Q1よりも多量となる、熱量Q1と熱量Q2とを合わせた熱量を排熱できる。これにより、排熱構造HKは排熱効率が高い。
排熱構造HKは、基部21aよりも流路面積を狭くする張り出し部21bに熱交換部Pが設けられている。そのため、熱交換部Pを通過する気流AR1の速度が基部21aを流れる速度よりも速く、より多くの熱量Q2を熱交換部Pと熱交換できる。これにより、排熱構造HKは排熱効率がより向上している。
排熱構造HKは、突出部22の数を多くして熱交換に関わる表面積を多くすることで、熱交換する熱量Q2を増やすことができ、排熱効率がより向上する。
排熱構造HKは、気流ARとの間で熱交換を行う熱交換部Pを有し、熱交換部Pを、シールド部材21から内部空間V内において基板32に向け突出するよう形成している。
これにより、シールド部材21の外側(上方側)にヒートシンクなどの熱交換部材を付加することなく排熱効率が向上している。また、電子機器91の厚さ(高さ)の制約などによってシールド部材21の高さを十分確保できない場合にも、高い排熱効率を確保できる。
以上詳述した実施例は、上述の構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形した変形例としてもよい。
シールド部材21は、上述のように素子33と伝熱部材34を介して間接的に接触するものに限定されず、直接接触していてもよい。
また、シールド部材21は、素子33に対し、直接的又は間接的に接触していなくてもよい。この場合、ファン31で発生した気流ARは、熱交換部Pで熱交換をするのみであるが、熱交換部Pで熱交換可能な熱量Q2は比較的多いため、高い排熱効率を得ることができる。
吸気口Aa,素子33,突出部22,及びファン31は、必ずしも一直線上に配列されていなくてもよく、ファン31で発生させる気流の流路に沿ってこの順に配列されていてもよい。
熱交換部Pの突出部22は、円筒状でなくてもよい。例えば、図5(a)に示されるような角筒状の突出部22Bとしてもよい。図5(b)に示されるようなリブ状の突出部22Cとしてもよい。
突出部22,22B,22Cは、外面に細かな凹凸を有するものであってもよい。凹凸を形成することで表面積が増加し、気流AR1との熱交換効率がさらに向上して排熱効率もさらに向上する。
突出部22,22B,22Cの配列パターンは、限定されない。
11 筐体
11a 天板
11b 底板
11c 支持部
12 操作部
12a スイッチノブ
12b 表示部
21 シールド部材
21a 基部
21b 張り出し部
21c 吸気部
21d 前フランジ
21d1 前脚部
21d2 貫通孔
21e 側フランジ
21e1 側脚部
21e2 貫通孔
21f 後フランジ
21g 張り出し部フランジ
21j 凹部
21j1 凹底部
21j2 当接面
22,22B,22C 突出部
31 ファン
32 基板
33 素子
34 伝熱部材
91 電子機器
Aa 吸気口
Ab 排気口
AR,AR1,AR2 気流
FG フランジ群
H 突出高さ
Ha 距離
HK 排熱構造
N1,N2 固定ねじ
P 熱交換部
Q1,Q2 熱量
V 内部空間

Claims (4)

  1. 基板と、
    前記基板に実装された発熱体と、
    前記発熱体を覆うように前記基板に取り付けられたシールド部材と、
    ファンと、
    を備え、
    前記シールド部材は、前記基板との間に、外部と第1通気口及び第2通気口で連通する内部空間を形成すると共に、前記発熱体と前記第2通気口との間に基板に向け突出した突出部を有し、
    前記第1通気口,前記発熱体,前記突出部,及び前記第2通気口が前記ファンで発生する気流の流れ方向にこの順で配列されている排熱構造。
  2. 前記シールド部材は、前記発熱体に対し、直接的又は伝熱部材を介して間接的に接触していることを特徴とする請求項1記載の排熱構造。
  3. 前記第1通気口と前記第2通気口との間に、前記ファンの動作によって前記第1通気口から流入した外部の空気が前記発熱体との熱交換で昇温し、前記突出部との熱交換でさらに昇温して前記第2通気口から外部に排気される気流路が形成されていることを特徴とする請求項2記載の排熱構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の排熱構造と、
    前記基板,前記発熱体,前記シールド部材,及びファンを収容する筐体と、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
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