JP2021134928A - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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【課題】組立工程のリーク検査で使用された検査液が電気部品に付着することを、簡単な構成で抑制することのできる貯湯式給湯機を提供する。【解決手段】貯湯式給湯機10は、貯湯タンク2と、貯湯タンク2を覆う断熱材3と、貯湯タンク2に接続された配管と、断熱材3の外に配置された電気部品(凍結防止ヒータ15)とを備える。下部断熱材7は、貯湯タンク2の径方向の外側へ突出する突出部7aを有する。貯湯タンク2と配管との接続部、または配管の長手方向の途中にある接続部から、断熱材3の外壁面または配管の表面を伝って電気部品へ向かって流下する液体を突出部7aがせき止める。【選択図】図5

Description

本開示は、貯湯式給湯機に関する。
下記特許文献1には、貯湯式給湯機において、圧力逃し弁から排出される流体が通る流体通路が、貯湯タンクの周囲を覆う成形断熱材の内部に形成されたものが開示されている。
特開2011−106791号公報
貯湯式給湯機の組立工程において、貯湯タンクと配管との接続部あるいは配管同士の接続部の水密性を確認する検査(以下、「リーク検査」と呼ぶ)として、検査液を当該接続部の外側に塗布する。その検査液が流下して、接続部よりも低い位置に設けられた回路基板あるいは凍結防止ヒータなどの電気部品に付着してしまい、電気部品の故障あるいは絶縁不良の原因となる場合がある。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、組立工程のリーク検査で使用された検査液が電気部品に付着することを、簡単な構成で抑制することのできる貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
本開示に係る貯湯式給湯機は、貯湯タンクと、貯湯タンクを覆う断熱材と、貯湯タンクに接続された配管と、断熱材の外に配置された電気部品と、を備え、断熱材は、貯湯タンクの径方向の外側へ突出する突出部を有し、貯湯タンクと配管との接続部、または配管の長手方向の途中にある接続部から、断熱材の外壁面または配管の表面を伝って電気部品へ向かって流下する液体を突出部がせき止めるものである。
本開示によれば、組立工程のリーク検査で使用された検査液が電気部品に付着することを、簡単な構成で抑制することのできる貯湯式給湯機を提供することが可能となる。
実施の形態1による貯湯式給湯機を示す正面図である。 実施の形態1による貯湯式給湯機を示す側面図である。 実施の形態1による貯湯式給湯機の外装ケースを分解した分解斜視図である。 貯湯タンクから断熱材を取り外した状態を示す分解斜視図である。 前面板、右側面板、及び上面板を取り外した状態の貯湯式給湯機の斜視図である。 図5中のA部を拡大した斜視図である。 図5中のB部を拡大した斜視図である。 実施の形態1における下部断熱材の斜視図である。 実施の形態1における下部断熱材の上面図である。 図9中のX−X線で切断した断面図である。 実施の形態2における下部断熱材の斜視図である。 実施の形態2における下部断熱材の上面図である。 図12中のY−Y線で切断した断面図である。 実施の形態3における下部断熱材の斜視図である。 実施の形態3における下部断熱材の上面図である。 図15中のZ−Z線で切断した断面図である。 実施の形態4における下部断熱材の斜視図である。 実施の形態4における下部断熱材の上面図である。 図18中のW−W線で切断した断面図である。 実施の形態4における下部断熱材、給水配管、及び凍結防止ヒータを示す部分的な側面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、説明を簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による貯湯式給湯機10を示す正面図である。図2は、実施の形態1による貯湯式給湯機10を示す側面図である。図3は、実施の形態1による貯湯式給湯機10の外装ケース1を分解した分解斜視図である。これらの図に示すように、本実施の形態の貯湯式給湯機10は、外装ケース1と、外装ケース1内に設けられた貯湯タンク2と、外装ケース1内で貯湯タンク2を覆う断熱材3とを備える。本実施の形態における外装ケース1は、直方体状の外形を有する。外装ケース1は、例えば金属製である。貯湯タンク2は、湯を貯留する。貯湯タンク2は、例えばステンレス鋼のような金属で作られている。本実施の形態における貯湯タンク2は、円筒状の外形を有する。外装ケース1の下には複数の機体脚9が設置されている。これらの機体脚9により貯湯式給湯機10が地面または基礎に対して支持及び固定されると、貯湯タンク2の中心軸が鉛直線に対して平行になる。以下の説明では、そのようにして貯湯式給湯機10が据え付けられた状態での姿勢を基準として上下の方向を特定する。外装ケース1の内部には、貯湯タンク2及び断熱材3のほか、制御基板17、配管、ポンプ、バルブ、熱交換器などの各種の機器が配置される。制御基板17は、貯湯式給湯機10の動作を制御する制御装置に相当する。
本実施の形態の貯湯式給湯機10は、貯湯タンク2内に貯留された水を加熱する加熱手段としてのHPユニット(図示省略)を備える。HPユニットは、例えば、冷媒回路によりヒートポンプサイクルの運転を行うことで水を加熱する。貯湯タンク2の下部から取り出された水がHPユニットへ搬送され、加熱される。HPユニットにより加熱された高温の湯は、貯湯タンク2の上部から流入して貯湯タンク2内に貯留される。貯湯タンク2内では、温度の違いによる水の比重の差によって、上側が高温で下側が低温になる温度成層が形成される。なお、本開示における加熱手段は、HPユニットに限定されるものではなく、燃焼式のものでもよいし、例えば電気ヒータ等を貯湯タンク2内に配置したものであってもよい。
外装ケース1は、前面板1aと、右側面板1bと、左側面板1cと、背面板1dと、上面板1eと、底面板1fとを備える。底面板1fは、貯湯タンク2及び断熱材3よりも下方に配置される。底面板1fは、貯湯式給湯機10の構成部品からの排水、及び、貯湯式給湯機10の組立工程のときのリーク検査において使用される例えば石鹸水などの検査液を一時的に受け止めるドレンパンとしても機能する。底面板1fには、外装ケース1の外部に通じる排水口1gと、底面板1f上で集められた液体を排出するドレン排水口1hとが設けられている。
図3に示すように、貯湯タンク2の下部には、上水道のような水源からの水を供給する給水配管11と、貯湯タンク2内の低温水をHPユニットに送るためのHP往き配管13aとが接続されている。貯湯タンク2の上部には、HPユニットにより加熱された湯を貯湯タンク2内へ戻すためのHP戻り配管13bと、風呂往き配管12とが接続されている。風呂往き配管12は、浴槽に給湯するための配管である。
図4は、貯湯タンク2から断熱材3を取り外した状態を示す分解斜視図である。図4に示すように、本実施の形態における断熱材3は、貯湯タンク2の上部を覆う上部断熱材4と、貯湯タンク2の胴部のうち前面側の約半周を覆う前面断熱材5と、貯湯タンク2の胴部のうち背面側の約半周を覆う背面断熱材6と、貯湯タンク2の下部を覆う下部断熱材7とを含む。これらの各断熱材は、例えば発泡ポリスチレンあるいは発泡ポリウレタンのような発泡プラスチックで作られており、所定形状に成形されている。このように、本実施の形態における断熱材3は、上部断熱材4、前面断熱材5、背面断熱材6、及び下部断熱材7に分割されているが、断熱材3が分割される数及びその分割位置は、図示の例に限定されるものではない。また、断熱材3は、発泡プラスチックからなる成形断熱材以外の断熱材、例えば真空断熱材あるいはグラスウールのような他の断熱材を含んでいてもよい。
図5は、前面板1a、右側面板1b、及び上面板1eを取り外した状態の貯湯式給湯機10の斜視図である。図6は、図5中のA部を拡大した斜視図である。図7は、図5中のB部を拡大した斜視図である。図8は、実施の形態1における下部断熱材7の斜視図である。図9は、実施の形態1における下部断熱材7の上面図である。図10は、図9中のX−X線で切断した断面図である。
本実施の形態において、風呂往き配管12と貯湯タンク2の上部との接続部と、HP戻り配管13bと貯湯タンク2の上部との接続部と、風呂往き配管12の長手方向の途中にある管体同士の接続部と、HP戻り配管13bの長手方向の途中にある管体同士の接続部とのうちの少なくとも一つを「配管接続部」と称する。貯湯式給湯機10の組立工程のリーク検査においては、貯湯タンク2内に空気圧を加えた状態で、配管接続部に検査液を塗布し、配管接続部から貯湯タンク2内の空気が漏れていないかどうかを検査する。
給水配管11上には、配管内にある水の凍結を防止するための凍結防止ヒータ15が取り付けられている。本実施の形態における凍結防止ヒータ15は、断熱材3の外に配置された電気部品の例である。凍結防止ヒータ15は、鉛直方向に関して配管接続部よりも低い位置において給水配管11に取り付けられている
図5及び図6に示すように、風呂往き配管12と貯湯タンク2との配管接続部の周囲、あるいは、HP戻り配管13bと貯湯タンク2との配管接続部の周囲には、上部断熱材4によって、凹部14が形成されている。リーク検査にてそれらの配管接続部に塗布された検査液は、凹部14に溜まる。その検査液は、凹部14から、風呂往き配管12の表面、HP戻り配管13bの表面、給水配管11の表面、上部断熱材4の外壁面、前面断熱材5の外壁面などを伝って、重力によって自然に流下する。そのようにして流下した検査液が凍結防止ヒータ15に付着することを抑制するための突出部7aが下部断熱材7に形成されている。
図8から図10に示すように、突出部7aは、下部断熱材7の外周面から、貯湯タンク2の径方向の外側へ向かって突出している。突出部7aは、凍結防止ヒータ15の上方に位置する。図示の例の突出部7aは、下部断熱材7の縁部から外側へ向かって庇状に突出している。突出部7aは、配管接続部から凍結防止ヒータ15へ向かって流下してきた検査液をせき止める。これにより、検査液が凍結防止ヒータ15に付着することを確実に抑制できるので、凍結防止ヒータ15が故障したり絶縁不良が発生したりすることを確実に防止できる。この効果を、部品点数を増やすことなく奏することができるので、コストを抑制できる。
配管接続部は、鉛直方向に関して突出部7aよりも高い位置にある。また、突出部7aの上面は、鉛直方向に関して凍結防止ヒータ15よりも高い位置にある。突出部7aを設けないと、図7中の矢印で示すようにして流下した検査液が凍結防止ヒータ15に付着する可能性がある。これに対し、本実施の形態であれば、突出部7aにより検査液がせき止められることで、検査液が凍結防止ヒータ15に付着することを確実に抑制できる。
本実施の形態では、突出部7aが下部断熱材7に形成された例について説明するが、配管接続部から電気部品へ向かって流下する液体をせき止めるための突出部を、下部断熱材7以外の断熱材、例えば前面断熱材5に形成してもよい。鉛直方向に関して当該突出部が当該電気部品よりも高い位置にあればよい。
図10に示すように、本実施の形態では、下部断熱材7の内壁と、貯湯タンク2の表面との間に、流路16が形成される。突出部7aにせき止められた検査液は、図10中の矢印が示すようにして、流路16へ流下する。これにより、検査液が凍結防止ヒータ15に付着することをより確実に抑制できる。本実施の形態において、突出部7aの上面の少なくとも一部は、貯湯タンク2の径方向の内側に向かって下るように、水平面に対して傾斜している。これにより、突出部7aにせき止められた検査液が、下部断熱材7の外壁側へ溢れることをより確実に防止できる。それゆえ、検査液が凍結防止ヒータ15に付着することをより確実に抑制できる。
図8及び図9に示すように、突出部7aにせき止められた検査液を流路16へ流すための凹部7bが下部断熱材7の上端面に形成されている。凹部7bの底面は、突出部7aの上面とつながっている。凹部7bは、貯湯タンク2の径方向の内側へ向かって延びて、下部断熱材7の内壁に達する溝状をなしている。本実施の形態であれば、突出部7aにせき止められた検査液は、凹部7bを通って、より円滑に流路16へ流れる。図8及び図9に示す例では、下部断熱材7の周方向について突出部7aの右端に凹部7bが形成されているが、突出部7aの左端に凹部7bを形成してもよいし、突出部7aの中央に凹部7bを形成してもよい。突出部7aの上面は、凹部7bに向かって下るように、水平面に対して傾斜していてもよい。そのようにすることで、突出部7aにせき止められた検査液を、より円滑に、凹部7bへ流すことができる。
本実施の形態における突出部7aは、給水配管11に接している。このため、給水配管11の表面を伝って流下する検査液を突出部7aがせき止めることができるので、検査液が凍結防止ヒータ15に付着することをより確実に抑制できる。
なお、突出部7a及び凹部7bを配置する数は、1箇所に限定されるものではなく、凍結防止ヒータ15などの電気部品の数に応じて、複数個所に突出部7a及び凹部7bを設けてもよい。図9に示す突出部7aの長さ寸法Lは、水平方向に沿った突出部7aの長さに相当する。突出部7aの長さ寸法Lは、凍結防止ヒータ15などの電気部品の大きさに合わせて、自由に調整できる。例えば、突出部7aの長さ寸法Lを、水平方向に沿った当該電気部品の長さよりも長くしてもよい。
流路16へ流れた検査液を下部断熱材7の外へ排出する貫通穴7cが下部断熱材7に形成されている。貫通穴7cは、下部断熱材7の底部を貫通している。図10中の矢印が示すように、流路16へ流れた検査液は、貫通穴7cを通って、下部断熱材7の下へ流れ落ちる。その検査液は、底面板1fによって受け止められ、ドレン排水口1hを通り、貯湯式給湯機10の外へ排出される。本実施の形態であれば、貫通穴7cを設けたことで、貯湯タンク2と下部断熱材7との間に検査液が残ることを確実に防止できる。
実施の形態2.
次に、図11から図13を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、共通する説明を簡略化または省略する。図11は、実施の形態2における下部断熱材7Aの斜視図である。図12は、実施の形態2における下部断熱材7Aの上面図である。図13は、図12中のY−Y線で切断した断面図である。これらの図に示すように、実施の形態2における下部断熱材7Aは、実施の形態1における下部断熱材7と比べて、凹部7bに代えて凹部7dが形成されている点において異なる。図11中の矢印が示すように、突出部7aにせき止められた検査液は、凹部7dを通って、下部断熱材7Aの外壁面へ排出される。凹部7dから排出された検査液が凍結防止ヒータ15に付着しないような位置に凹部7dが設けられている。このため、検査液が凍結防止ヒータ15に付着することを確実に抑制できる。図11及び図12に示す例では、下部断熱材7Aの周方向について突出部7aの右端に凹部7dが形成されているが、凹部7dの位置は、凍結防止ヒータ15の真上にならない位置となるように定めればよく、例えば突出部7aの左端に凹部7dを形成してもよい。凹部7dから排出されて下部断熱材7Aの外壁面に沿って流下した検査液は、底面板1fによって受け止められ、ドレン排水口1hを通り、貯湯式給湯機10の外へ排出される。
実施の形態3.
次に、図14から図16を参照して、実施の形態3について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、共通する説明を簡略化または省略する。図14は、実施の形態3における下部断熱材7Bの斜視図である。図15は、実施の形態3における下部断熱材7Bの上面図である。図16は、図15中のZ−Z線で切断した断面図である。これらの図に示すように、実施の形態3における下部断熱材7Bは、実施の形態1における下部断熱材7と比べて、凹部7bに代えて流路7eが形成されている点において異なる。流路7eは、下部断熱材7Bの内部に形成されている。図16に示すように、流路7eの上端は、突出部7aの上面、またはその近くの下部断熱材7Bの上端面に開口している。流路7eの下端は、下部断熱材7Bの外壁に開口している。突出部7aにせき止められた検査液は、流路7eを通って、下部断熱材7Bの外部へ排出される。流路7eから排出された検査液が凍結防止ヒータ15に付着しないような位置に流路7eが設けられている。このため、検査液が凍結防止ヒータ15に付着することを確実に抑制できる。流路7eから排出された検査液は、底面板1fによって受け止められ、ドレン排水口1hを通り、貯湯式給湯機10の外へ排出される。
本実施の形態であれば、検査液が、下部断熱材7の内部にある流路7eを経由することにより、検査液が外部に露出する機会が減る。また、検査液が貯湯タンク2に直接触れることが無いため、貯湯タンク2が腐食し難いという効果が期待できる。
実施の形態4.
次に、図17から図20を参照して、実施の形態4について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、共通する説明を簡略化または省略する。図17は、実施の形態4における下部断熱材7Cの斜視図である。図18は、実施の形態4における下部断熱材7Cの上面図である。図19は、図18中のW−W線で切断した断面図である。図20は、実施の形態4における下部断熱材7C、給水配管11、及び凍結防止ヒータ15を示す部分的な側面図である。
これらの図に示すように、実施の形態4における下部断熱材7Cは、実施の形態1における下部断熱材7と比べて、給水配管11を保持する配管保持部7fをさらに備える点において異なる。配管保持部7fは、突出部7aと一体に形成されている。配管保持部7fは、給水配管11に接する。本実施の形態であれば、配管保持部7fを突出部7aと兼用にしたことで、簡単な構造で、給水配管11をより確実に保持することができる。図示の例では、配管保持部7fに形成された孔に給水配管11が挿入している。図20に示すように、給水配管11の表面から外周側へ突出するリブあるいはフランジのように配管保持部7fが配置される。給水配管11の表面を伝って流下した検査液は、配管保持部7fに当たって止まり、突出部7aの上面へ流れる。このため、検査液が凍結防止ヒータ15に付着することをより確実に抑制できる。
以上、実施の形態について説明したが、本開示による技術的思想は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本実施の形態では、組立工程のリーク検査に使用した検査液を突出部7aがせき止める場合について述べたが、検査液以外の液体、例えば、外装ケース1内に侵入した雨水、上面板1eの裏面あるいは断熱材3の表面に発生した結露水などの液体を突出部7aがせき止めることも可能である。
なお、上述した複数の実施の形態のうち、組み合わせることが可能な二つ以上を組み合わせて実施してもよい。
1 外装ケース、 1a 前面板、 1b 右側面板、 1c 左側面板、 1d 背面板、 1e 上面板、 1f 底面板、 1g 排水口、 1h ドレン排水口、 2 貯湯タンク、 3 断熱材、 4 上部断熱材、 5 前面断熱材、 6 背面断熱材、 7 下部断熱材、 7A 下部断熱材、 7B 下部断熱材、 7C 下部断熱材、 7a 突出部、 7b 凹部、 7c 貫通穴、 7d 凹部、 7e 流路、 7f 配管保持部、 9 機体脚、 10 貯湯式給湯機、 11 給水配管、 12 配管、 13a HP往き配管、 13b HP戻り配管、 14 凹部、 15 凍結防止ヒータ、 16 流路、 17 制御基板

Claims (10)

  1. 貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクを覆う断熱材と、
    貯湯タンクに接続された配管と、
    前記断熱材の外に配置された電気部品と、
    を備え、
    前記断熱材は、前記貯湯タンクの径方向の外側へ突出する突出部を有し、
    前記貯湯タンクと前記配管との接続部、または前記配管の長手方向の途中にある接続部から、前記断熱材の外壁面または前記配管の表面を伝って前記電気部品へ向かって流下する液体を前記突出部がせき止める貯湯式給湯機。
  2. 前記断熱材は、前記貯湯タンクの下部を覆う下部断熱材を含み、
    前記突出部は、前記下部断熱材に形成されており、
    前記接続部は、鉛直方向に関して前記突出部よりも高い位置にある請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記貯湯タンクと前記断熱材との間に流路が形成され、
    前記突出部にせき止められた前記液体が前記流路へ流下する請求項1または請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記流路へ流れた前記液体を前記断熱材の外へ排出する貫通穴が前記断熱材に形成されている請求項3に記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記突出部にせき止められた前記液体を前記流路へ流す凹部が前記断熱材に形成されている請求項3または請求項4に記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記突出部にせき止められた前記液体を前記断熱材の外壁面へ排出する凹部が前記断熱材に形成され、
    前記凹部から排出された前記液体が前記電気部品に付着しないような位置に前記凹部が設けられている請求項1または請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  7. 前記断熱材の内部に流路が形成され、
    前記突出部にせき止められた前記液体が前記流路へ流下する請求項1または請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  8. 前記突出部が前記配管に接している請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  9. 前記配管を保持する配管保持部が前記突出部と一体に形成されている請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  10. 前記電気部品は、鉛直方向に関して前記接続部よりも低い位置において前記配管に取り付けられている請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
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