JP2021133622A - 画像形成装置 - Google Patents

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岳士 石田
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達也 江口
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隆史 渡辺
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重孝 加藤
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Abstract

【課題】ハードウェアのオプション装置検出機構によらず、オプション装置との通信が途絶している状態でもオプション装置が装着されていることを認識可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】オプション装置を着脱可能な画像形成装置は、オプション装置を利用したことを示す情報を含むジョブ実行履歴を記憶する記憶部と、電源投入時又は休止モードからの復帰時に、オプション装置との通信可否を検知する検知部と、検知部により通信不可と検知された場合、ジョブ実行履歴に基づいてオプション装置が装着されているかを判定する判定部と、を備える。【選択図】図9

Description

本開示は、後処理装置や給紙装置等のオプション装置を着脱可能な画像形成装置に関する。
画像形成装置は、後処理装置や給紙装置などのオプション装置を装着することで、パンチやステープルなどのフィニッシャー機能や大容量給紙機能などの様々な機能を付加することができる。このようなオプション装置を装着可能な画像形成装置は、電源投入時などに、オプション装置と通信を行い、正常に通信を行うことができるか否かにより、オプション装置が装着されているか否かを判断している。
特開2006−186735号公報
ところで、オプション装置との通信によりオプション装置が装着されているか否かを判断すると、機械的にオプション装置が装着されている場合でも、ケーブルの接触不良や断線との影響により、画像形成装置においてオプション装置が装着されていないと判断される場合がある。そのような場合、装着されているオプション装置に応じて様々な課題が発生しうる。図15は、オプション装置として、後処理装置及び中継搬送ユニットが画像形成装置に装着されている場合において発生しうる課題を説明するための図である。
図15(a)は、画像形成装置1001の排紙口1101、1102からシートを排紙する構成の模式図である。画像形成装置1001内で表面に画像が形成されたシートは、定着部1090を通過後、排紙部1100に向けて搬送経路1106上を搬送される。排紙部1100は、ポジション1105aとポジション1105bとの間で切替自在な排紙経路切替部1105を備えており、排紙経路切替部1105がポジション1105aとなっているとき、シートは排紙口1101への経路1107へ搬送される。また、排紙経路切替部1105がポジション1105bとなっているとき、シートは排紙口1102への経路1108へと搬送される。排紙口1101の下流には、排紙トレイ1103が装着されており、排紙口1101を通過したシートは、排紙トレイ1103に排出される。同様に、排紙口1102の下流には、排紙トレイ1104が装着されており、排紙口1102を通過したシートは、排紙トレイ1104に排出される。排紙トレイ1103と排紙トレイ1104とでは容量に差があり、画像形成装置1001において、通常のプリントジョブやコピージョブは、容量の大きい排紙トレイ1104に排出するために排紙口1102から排紙するように設定されている。
図15(b)は、画像形成装置1001の排紙口1102からシートを出力することにより中継搬送ユニット1210へシートを給紙し、給紙されたシートを中継搬送ユニット1210内で搬送する構成の模式図である。画像形成装置1001に中継搬送ユニット1210を装着する場合、排紙トレイ1103、1104は取り外され、排紙口1101を通過したシートは、中継搬送ユニット1210の上面1211に排出される。また、排紙口1102を通過したシートは、中継搬送ユニット1210の中継ガイド1212によってガイドされて中継搬送経路1213上を搬送され、中継搬送ローラー1214及びそれ以降の搬送機構(不図示)によって後処理装置(不図示)に搬送される。この中継搬送ローラー1214及びそれ以降の搬送機構は、画像形成装置1001ではなく後処理装置により駆動される。
図15(c)は、画像形成装置1001から排紙されたシートが中継搬送ユニット1210内でジャムとなっている様子を示す図である。オプション装置(後処理装置、中継搬送ユニット1210)が装着されている状態で、ケーブルの接触不良や断線によりオプション装置との通信ができない場合、シートが排紙口1102から排出されたことを示す信号がオプション装置に送信されず、オプション装置は、中継搬送ローラー1214及びそれ以降の搬送機構が駆動することができない。また、画像形成装置1001は、オプション装置との通信ができないため、オプション装置が装着されていないものと判断し、通常のプリントジョブやコピージョブは排紙口1102から排紙する。このとき、排紙口1102からシートを排紙すると、シートは中継搬送ユニット1210の中継ガイド1212によってガイドされて中継搬送経路1213上を搬送されるが、中継搬送ローラー1214が駆動しないため、シートは中継搬送ローラー1214に突き当たった以降は行き場を失ってアコーディオン状に折りたたまれてジャム1215となってしまう。そのような場合でも、シートの後端は、排紙口1102から抜けてしまうため、画像形成装置1001からジャム1215を検出できず、複数枚のシートを排紙するジョブの場合は次々にシートを排紙してしまう。そして、ジャム(シートの滞留)が排紙口1102まで広がることで初めて画像形成装置1001がジャムの発生を検出して、シートの搬送を停止させる。このとき、排紙口1102から中継搬送ローラー1214周辺の経路に多数のシートが詰まってしまうため、ジャムの処理が困難になってしまう。
上記のような問題は、オプション装置が後処理装置と中継搬送ユニットではない場合にも発生しうる。このように、オプション装置が機械的に画像形成装置に装着されている場合に画像形成装置においてオプション装置が装着されていないと判断され、オプション装置が装着されていないものとして画像形成装置が動作すると、問題が発生する可能性がある。
この問題について、特許文献1には、フィニッシャー30が装置筐体側面のフィニッシャー着脱部193に装着された際に、フィニッシャー30の突出部に押されることでスイッチがオフからオンとなる検知スイッチSWを有して成る画像形成装置が開示されている。このような検知スイッチSWを備えることで、画像形成装置は、オプション装置との通信が途絶している状態でもオプション装置が機械的に装着されていることを認識することが可能である。しかしながら、このようなハードウェアのオプション装置検出機構を搭載するとコストがかかる。また、互換性の問題があり、設計の柔軟性を低下させる要因になる。例えば、複数のモデルの画像形成装置で、同一のオプション装置を接続可能とする際に、ハードウェアのオプション装置検出機構を搭載すると、当該オプション装置と接続可能な画像形成装置には、同じオプション装置検出機構を搭載する必要がある。これによって、オプション装置との接続部位の位置や形状等に制約が生まれてしまう。
本開示は、上記課題に鑑みてなされたもので、ハードウェアのオプション装置検出機構によらず、オプション装置との通信が途絶している状態でもオプション装置が装着されていることを認識可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係るオプション装置を着脱可能な画像形成装置は、前記オプション装置を利用したことを示す情報を含むジョブ実行履歴を記憶する記憶部と、電源投入時又は休止モードからの復帰時に、前記オプション装置との通信可否を検知する検知部と、前記検知部により通信不可と検知された場合、前記ジョブ実行履歴に基づいて前記オプション装置が装着されているかを判定する判定部と、を備えることを特徴とする。
また、前記判定部は、前記電源投入時又は前記休止モードからの復帰時から遡って所定時間以内に前記オプション装置を利用するジョブが実行されている場合に、前記オプション装置が機械的に装着されていると判定してもよい。
また、複数の排紙口を備え、前記オプション装置を利用するジョブが実行される場合、前記複数の排紙口の中の所定の排紙口を介して前記オプション装置に用紙を搬送し、前記検知部により前記オプション装置と通信不可と検知され、かつ、前記判定部により前記オプション装置が装着されていると判定される場合、前記所定の排紙口への排紙を禁止する制御を行ってもよい。
また、用紙の排紙口を指定しないジョブの実行において排紙に用いられる排紙口を標準排紙口としたとき、前記検知部により前記オプション装置と通信不可と検知され、かつ、前記判定部により前記オプション装置が装着されていると判定される場合、前記所定の排紙口以外の排紙口を前記標準排紙口に設定する制御を行ってもよい。
また、表示部を備え、前記検知部により前記オプション装置と通信不可と検知され、かつ、前記判定部により前記オプション装置が装着されていると判定される場合、前記オプション装置の装着状態の確認をユーザーに促すメッセージを前記表示部に表示させる制御を行ってもよい。
また、ネットワークを介して所定のプリンタードライバーがインストールされた情報端末に接続可能な通信部を備え、前記検知部により前記オプション装置と通信不可と検知され、かつ、前記判定部により前記オプション装置が装着されていると判定される場合において、前記情報端末と接続したときには、前記プリンタードライバーを介して前記情報端末のユーザーに前記オプション装置の装着状態の確認を促す通知を行ってもよい。
また、前記ユーザーによる前記オプション装置の装着状態の確認結果を取得する取得部を備え、前記確認結果が、前記オプション装置が装着されていないことを示す場合、前記判定部による判定結果を取り消してもよい。
また、ネットワークを介して所定のプリンタードライバーがインストールされた情報端末に接続可能な通信部を備え、電源投入時又は休止モードからの復帰後、前記オプション装置の装着状態について、電源投入前又は休止モードからの復帰前からの変更を検知した場合、前記プリンタードライバーを介して前記情報端末のユーザーに、前記プリンタードライバーが保持する前記オプション装置の装着状態に係る情報の更新を促す通知を行ってもよい。
また、前記記憶部は、不揮発性メモリであってもよい。
また、ネットワークを介して前記画像形成装置の管理システムに接続可能な通信部を備え、前記検知部による検知結果及び前記判定部による判定結果を前記管理システムに送信してもよい。
本開示によると、ハードウェアのオプション装置検出機構によらず、オプション装置との通信が途絶している状態でもオプション装置が装着されていることを認識することができる。
画像形成装置の構成を示す模式的な図である。 画像形成装置とオプション装置の構成を示す模式的な図である。 画像形成装置とオプション装置の機能構成を示すブロック図である。 イベントログ情報の一例を示す図である。 ジョブ実行履歴情報の一例を示す図である。 オプション装置の装着状態情報の一例を示す図である。 トレイ使用可否情報の一例を示す図である。 コントローラー部301の動作を示すフローチャートである。 オプション装着状態確認処理の詳細を示すフローチャートである。 操作前確認処理の詳細を示すフローチャートである。 ユーザーにオプション装置の装着状態の確認を促す通知画面の一例である。 情報端末のプリンタードライバーにおいてオプション装置の構成情報を更新する様子を示す図である。 画像形成装置とオプション装置の構成を示す模式的な図である。 画像形成装置とオプション装置の構成を示す模式的な図である。 画像形成装置に機械的にオプション装置が装着されている場合でも、ケーブルの接触不良や断線との影響により、画像形成装置においてオプション装置が装着されていないと判断される場合に想定される課題を説明する図である。
以下、本開示に係る画像形成装置の実施形態をタンデム型のカラー画像形成装置を例に説明する。
(実施の形態1)
1.構成
図1は、画像形成装置1の構成を示す模式的な正面図である。同図には、画像形成装置1の内部の要素が、あたかも装置本体の前面を透かして見えているように描かれている。
画像形成装置1は、スキャナー、プリンター及びコピー機等の機能を有するカラー複合機(MFP:Multi−Function Peripheral)である。
同図に示すように画像形成装置1の本体上部には、原稿トレイに載置された原稿を搬送して画像読取部40へ送り出す自動原稿給紙部30(ADF:Auto Document Feeder)と、ADF30からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサーの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取って入力画像データを生成する画像読取部40とが設けられている。また、本体下部には、シートを収容するシート搬送部50と、シートを搬送する搬送部60と、電子写真方式により中間転写ベルト上にトナー像を形成する画像形成部70と、中間転写ベルト上に形成されたトナー像をシートに転写する転写部80と、トナー像をシートに定着する定着部90と、シートを画像形成装置1の外部に排出する排紙部100とが設けられている。ここでは、排紙部100に、第1の排紙口101と第2の排紙口102との2つの排紙口が設けられている例を示しているが、マシン構成によって更に複数の排紙口を持つ構成も可能である。また、搬送部60には、オプションの大容量給紙ユニット(不図示)と接続される給紙口61が設けられていてもよい。さらに、画像形成装置1には、操作用の画面を表示し、ユーザーから入力操作を受け付ける操作表示部20が設けられている。
図2は、図1に示す画像形成装置1にオプション装置として、後処理装置200と中間搬送ユニット210とが装着された状態を模式的に示す図である。同図には、画像形成装置1、後処理装置200、中間搬送ユニット210の内部の要素が、あたかも前面を透かして見えているように描かれている。
図2では、排紙部100の排紙口102から排紙されたシートを後処理装置200へ搬送するための中継搬送ユニット210のシート受け入れ口が排紙口102に接続されている。本開示では、この接続を、オプション装置(後処理装置200、中継搬送ユニット210)の機械的な装着と呼ぶ。
後処理装置200は、画像形成装置1と外部ケーブル(不図示)を介して接続され、中継搬送ユニットから給紙されたシートに対して、画像形成装置1からの指示に応じたシート処理を行い、画像形成装置1からの指示に応じた排紙口201、202、203へシートを搬送して排出する。
中継搬送ユニット210は、後処理装置200の制御装置によって制御され、画像形成装置1の排紙口102から受け取ったシートを後処理装置200に搬送する。
なお、画像形成装置1の排紙口101は、中継搬送ユニット210の装着の影響を受けないため、図1の状態と同様に用紙を排紙することが可能である。
図3は、画像形成装置1と、後処理装置200及び中継搬送ユニット210からなるオプション装置320との機能構成を模式的に示すブロック図である。
画像形成装置1に対してオプション装置320は、オプション設定であり、必要に応じてユーザーが選択して導入するものであり、ケーブル310によって接続し、ケーブル310を通じて電源供給と相互の通信が行われる。
画像形成装置1は、画像形成装置1の各ブロックやオプション装置320に電源を供給する電源ユニット300と、画像形成装置1の各ブロックを統合的に制御するコントローラー部301と、LAN(Local Area Network)などのネットワークを介して所定のプリンタードライバーがインストールされた情報端末と接続する通信部302と、画像形成装置1において電源オンや電源オフなどのイベントが発生した際に発生したイベントの種別と時刻を示すイベントログ情報、画像形成装置1で実行されたジョブの種別と時刻を示すジョブ実行履歴情報などを記憶するHDDやSSD等の不揮発性の記憶部303と、コントローラー部301からの指示に従ってモーターなどの駆動部品305を駆動させるための駆動信号を生成する機器制御部304と、機器制御部304から入力される駆動信号に従って駆動する駆動部品305とを備える。オプション装置320は、コントローラー部301からの指示に従ってモーターなどの駆動部品322を駆動させるための駆動信号を生成するオプション装置制御部321と、オプション装置制御部321から入力される駆動信号に従って駆動する駆動部品322とを備える。
オプション装置320は、画像形成装置1の電源ユニット300からの電源供給を受け、画像形成装置1の電源がオフにされた場合や省エネ対応でスリープモードに移行した場合には、画像形成装置1の制御によって、電源ユニット300からの電力供給を受けない状態、つまり、電源オフにされる。
コントローラー部301は、CPUを中心に、データを一時的に格納するRAM、画像形成装置1の各ブロックを統合的に制御するための制御プログラムを格納したROMなどから構成され、CPUがROMに格納された制御プログラムをRAMに読み込んで実行することにより、画像形成装置1の各機能を動作させる。画像形成装置1の電源オンやスリープモードからの復帰時には、コントローラー部301の制御により後処理装置320の電源をオンにし、コントローラー部301とオプション装置制御部321との間で通信を行うことでオプション装置の装着状態、オプション装置の搭載機能の種別などを検出する。このように、コントローラー部301は、電源オンやスリープモードからの復帰時に、オプション装置320との通信可否を検知する検知部としての機能を有する。
2.データ
以下、画像形成装置1の記憶部303に記憶される情報について説明する。記憶部303には、イベントログ情報やジョブ実行履歴情報に加えて、オプション装置の装着状態情報及びトレイ使用可否情報などが記憶される。
図4は、記憶部303に記憶されるイベントログ情報の一例を示す図である。図の例では、画像形成装置1が、2019年10月10日17時00分に電源オフになり、2019年10月11日8時14分に電源オンになったことを示している。また、画像形成装置1が、2019年10月11日8時25分にスリープモードに移行し、2019年10月11日9時19分にスリープモードから復帰したことを示している。このようにイベントログ情報には、画像形成装置1の電源オンや電源オフの時刻や、スリープモードへの移行やスリープモードからの復帰の時刻を特定できる情報が記録される。また、画像形成装置1においてジャム等のトラブルが発生した場合には、発生したトラブルの内容とその時刻を特定できる情報が記録されてもよい。
図5は、記憶部303に記憶されるジョブ実行履歴情報の一例を示す図である。図に示すように、画像形成装置1が過去に実行したジョブについて、日時、ジョブ種別、ジョブ条件(用紙サイズ、用紙種類、片面印刷か両面印刷か、)、使用オプションの情報(パンチ機能、折り機能、ステープル機能、ブックレット機能)、出力トレイなどの情報が記憶される。ここで、使用オプションの情報のいずれかの項目が「No」以外となっているジョブ実行履歴は、オプション装置320が提供するオプション機能を使用したジョブが実行されたことを示している。また、出力トレイについて、出力トレイ「A」、「B」は、それぞれ図1における図1における排紙口101、排紙口102を示し、出力トレイ「C」、「D」、「E」は、それぞれ図2における後処理装置200の排紙口201、202、203を示す。従って、出力トレイが「C」、「D」、「E」となっているジョブ実行履歴は、後処理装置200(オプション装置320)が装着されている状態で実行されたジョブであることを示している。
図6(a)、(b)、(c)、(d)は、それぞれ記憶部303に記憶されるオプション装置の装着状態情報の一例を示す図である。図6(a)は、オプション装置320の状態が「非装着状態」である場合におけるオプション装置の装着状態情報を示し、図6(b)は、オプション装置320の状態が「装着状態」である場合におけるオプション装置の装着状態情報を示し、図6(c)は、オプション装置320の状態が「通信途絶状態」である場合におけるオプション装置の装着状態情報を示し、図6(d)は、オプション装置320の状態が「通信不可状態」である場合におけるオプション装置の装着状態情報を示す。ここで、オプション装置320の状態が「非装着状態」であるとは、画像形成装置1にオプション装置320が装着されていない図1に示す状態であることを示している。オプション装置320の状態が「装着状態」であるとは、画像形成装置1にオプション装置320が装着されている図2に示す状態であり、オプション装置320との通信が可能であることを示している。オプション装置320の状態が「通信途絶状態」であるとは、画像形成装置1にオプション装置320が機械的に装着されている図2に示す状態であるが、オプション装置320との通信が途絶している状態であることを示している。オプション装置320の状態が「通信不可状態」であるとは、「通信途絶状態」と同様に、画像形成装置1にオプション装置320が機械的に装着されている図2に示す状態であってオプション装置320との通信が途絶している状態であることが、画像形成装置1のユーザーによって確認されたことを示している。
図7(a)、(b)、(c)は、それぞれ記憶部303に記憶されるトレイ使用可否情報の一例を示す図である。図7(a)は、オプション装置320が「非装着状態」の場合におけるトレイ使用可否情報の一例を示し、図7(b)は、オプション装置320が「装着状態」の場合におけるトレイ使用可否情報の一例を示し、図7(c)は、オプション装置320が「通信途絶状態」又は「通信不可状態」の場合におけるトレイ使用可否情報の一例を示す。
図7(a)では、排紙トレイ「A」、「B」、「C」、「D」、「E」はそれぞれ「使用可」、「使用可(標準)」、「使用不可」、「使用不可」、「使用不可」となっている。これは、画像形成装置1が、排紙トレイ「A」、「B」の使用を許可して、排紙トレイ「C」、「D」、「E」の使用を禁止する制御を行うことを示す。例えば、プリントジョブや、コピージョブの受付時にシートの排出先として排紙トレイ「A」又は「B」のみを選択可能とし、排紙トレイ「C」、「D」又は「E」を選択できないようにする制御を行う。
図7(b)では、排紙トレイ「A」、「B」、「C」、「D」、「E」はそれぞれ「使用可」、「中継使用」、「使用可(標準)」、「使用可」、「使用可」となっている。これは、画像形成装置1が、排紙トレイ「A」、「C」、「D」、「E」の使用を許可して、排紙トレイ「B」は、オプション装置320への中継搬送に使用する制御を行うことを示す。例えば、プリントジョブや、コピージョブの受付時にシートの排出先として排紙トレイ「A」、「C」、「D」、「E」を選択可能とし、排紙トレイ「B」は選択できないようにする制御を行う。
図7(c)では、排紙トレイ「A」、「B」、「C」、「D」、「E」はそれぞれ「使用可(標準)」、「使用不可」、「使用不可」、「使用不可」、「使用不可」となっている。これは、画像形成装置1が、排紙トレイ「A」の使用を許可して、排紙トレイ「B」、「C」、「D」、「E」の使用を禁止する制御を行うことを示す。例えば、プリントジョブや、コピージョブの受付時にシートの排出先として排紙トレイ「A」のみを選択可能とし、排紙トレイ「B」、「C」、「D」又は「E」を選択できないようにする制御を行う。
なお、トレイ使用可否情報の値の「使用可(標準)」とは、シートの排紙先として排紙トレイが指定されていないジョブを受け付けたときに使用される排紙トレイであることを示す。
3.動作
図8は、電源オン又はスリープモードの復帰時から、電源オフ又はスリープモードへの移行時までの画像形成装置1のコントローラー部301の動作を示すフローチャートである。
コントローラー部301は、電源オンとなった場合、電源オンとなった時刻を取得し、取得した時刻に電源オンとなった旨をイベントログ情報に記録する。又、コントローラー部301は、スリープモードからの復帰となった場合、スリープモードからの復帰となった時刻を取得し、取得した時刻にスリープモードからの復帰となった旨を記憶部303のイベントログ情報に記録する(ステップS101)。
コントローラー部301は、後述するオプション装着状態確認処理を行い、記憶部303に記憶されているオプション装置装着状態情報及びトレイ使用可否情報の更新を行う(ステップS102)。
コントローラー部301は、ユーザー操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS103)。
コントローラー部301は、ユーザー操作を受け付けた場合(ステップS103:Yes)、後述する操作前確認処理を行う(ステップS104)。
操作前確認処理の終了後、画像形成装置1は、ステップS103で検出したユーザー操作の種別を判定する(ステップS105)。
ステップS103で検出したユーザー操作が画像形成装置1の電源オフ操作以外であった場合(ステップS105:その他)、検出した操作に応じた処理を実行し、ステップS103に戻る(ステップS106)。ここで、ステップS103で受け付けたユーザー操作がプリントジョブやコピージョブの実行を指示するものであった場合は、受け付けたユーザー操作に従ってプリントジョブやコピージョブを実行し、実行したジョブの実行履歴を作成して記憶部303に記録する。
コントローラー部301は、ユーザー操作を受け付けていない場合(ステップS103:No)、ユーザー操作が受け付けられないまま、スリープ時間(例えば、5分)が経過したか否かを判定する(ステップS107)。
コントローラー部301は、ユーザー操作を受け付けていない時間がスリープ時間を超えていない場合(ステップS107:No)、ステップS103に戻り、ユーザー操作が受け付けられるか、スリープ時間が経過するまで待機する。
受け付けたユーザー操作が画像形成装置1の電源オフである場合(ステップS105)、コントローラー部301は、電源オフのための終端処理を行うとともに、電源オフの直前の時刻を取得し、取得した時刻に電源オフとなった旨をイベントログ情報に記録する。また、ユーザー操作を受け付けないままスリープ時間が経過した場合(ステップS107:Yes)、コントローラー部301は、スリープモード移行のための終端処理を行うとともに、スリープモード移行直前の時刻を取得し、取得した時刻にスリープモードに移行した旨をイベントログ情報に記録する(ステップS108)。
以上が、電源オン又はスリープモードの復帰時から、電源オフ又はスリープモードへの移行時までの画像形成装置1のコントローラー部301の動作である。
図9は、ステップS102のオプション装着状態確認処理の詳細を示すフローチャートである。
オプション装着状態確認処理を開始すると、コントローラー部301は、オプション装置320との初期通信を試み、オプション装置320と通信可能か否かを判定する(ステップS201)。コントローラー部301は、オプション装置320と予め決められた信号を相互にやり取りできた場合のみ、オプション装置320との通信可と判定する。
オプション装置320と通信可能であった場合(ステップS201:Yes)、コントローラー部301は、オプション装置320の状態を「装着状態」と判定する(ステップS202)。オプション装置320の状態を「装着状態」と判定した場合、コントローラー部301は、記憶部303に記憶されているオプション装置の装着状態情報を図6(b)に示すものに更新し、記憶部303に記憶されているトレイ使用可否情報を図7(b)に示すものに更新する。
オプション装置320と通信不可であった場合(ステップS201:No)、コントローラー部301は、記憶部303に記憶されているオプション装置320の装着状態情報を参照し、電源投入前(又はスリープモードからの復帰前)のオプション装置320の状態が「装着状態」であったか否かを判定する(ステップS203)。
電源投入前(又はスリープモードからの復帰前)のオプション装置320の状態が「装着状態」であった場合(ステップS203:Yes)、コントローラー部301は、記憶部303に記憶されているジョブ実行履歴情報を参照し、電源オン時(又は前記休止モードからの復帰時)から遡って所定時間以内にオプション装置320を利用するジョブが実行されているか否かを判定する(ステップS204)。コントローラー部301は、この判定結果に応じてオプション装置320が画像形成装置1に機械的に装着されているか否かを判定する。ここで、オプション装置320を利用するジョブとは、具体的には、図5に示すジョブ実行履歴情報のうち、使用オプションの情報(パンチ機能、折り機能、ステープル機能、ブックレット機能)のいずれかの項目が「No」以外となっているジョブ、又は、出力トレイが「C」、「D」、「E」のいずれかのジョブである。所定時間は、オプション装置320の着脱に要する時間に応じて適宜設定されるものであり、オプション装置の着脱が20分程度で完了するものであれば、例えば所定時間を1時間と設定してもよく、また、オプション装置の着脱に1時間を超える作業時間を要するものであれば、例えば、所定時間を24時間と設定してもよい。
所定時間内にオプション装置320を利用するジョブが実行されていることを示すジョブ実行履歴が存在する場合(ステップS204:Yes)、コントローラー部301は、オプション装置320が通信不可であるものの機械的に装着されていると判定し、オプション装置320の状態を「通信途絶状態」と判定する(ステップS205)。これは、所定時間以内にオプション装置320を利用しており、その間にオプション装置320の取り外し作業が行われることは想定されず、オプション装置320が機械的に装着されている蓋然性が高いと推定されるためである。例えば、ジョブ実行履歴が図5に示す場合において、2019年10月11日9時29分にスリープモードに移行し、同日の9時40分にスリープモードから復帰したと仮定する。このスリープモードから復帰したとき、オプション装置320との通信ができなかったとしても、同日の16分前の9時24分にはオプション装置320を利用したジョブが実行されているため、スリープモードの間にオプション装置320が取り外されたのではなく、接触不良などのために通信ができない状態であり、オプション装置320が機械的に装着されていると判定される。
コントローラー部301は、オプション装置320の状態を「通信途絶状態」と判定した場合、記憶部303に記憶されているオプション装置の装着状態情報を図6(c)に示すものに更新し、記憶部303に記憶されているトレイ使用可否情報について、オプション装置320との接続により付加される排紙トレイ「C」、「D」、「E」及び、オプション装置320との中継搬送ユニット210が接続される排紙トレイ「B」を使用不可にして、排紙トレイ「B」への排紙を禁止する(ステップS206)。
また、使用不可として設定された排紙トレイ「B」、「C」、「D」、「E」のいずれかが標準の排紙トレイ(排紙トレイの指定がないジョブにおいて排紙先として選択される排紙トレイ)として設定されている場合は、使用可の排紙トレイ「A」に標準の排紙トレイを変更する(ステップS207、208)。
所定時間内にオプション装置320を利用するジョブが実行されていることを示すジョブ実行履歴が存在しない場合(ステップS204:No)、コントローラー部301は、オプション装置320が機械的に装着されていないと判定し、オプション装置320の状態を「非装着状態」と判定する(ステップS209)。これは、所定時間内にオプション装置320を利用したジョブが実行されていない場合は、その間に装置構成の変更やメンテナンスが行われたと判断することができ、オプション装置320が機械的に装着されていない可能性が高いと推定されるためである。オプション装置320の状態を「非装着状態」と判定した場合、コントローラー部301は、記憶部303に記憶されているオプション装置の装着状態情報を図6(a)に示すものに更新し、記憶部303に記憶されているトレイ使用可否情報を図7(a)に示すものに更新する。
オプション装置320との通信ができず、電源投入前(又はスリープモードからの復帰前)のオプション装置320の状態が「装着状態」でなかった場合(ステップS203:No)、コントローラー部301は、電源投入前(又はスリープモードからの復帰前)のオプション装置320の状態を維持し、記憶部303のオプション装置の装着状態情報及びトレイ使用可否情報の変更は行わない(ステップS210)。
ステップS202、208、209、210の後、コントローラー部301は、記憶部303のオプション装置の装着状態情報及びトレイ使用可否情報について、電源投入前(又はスリープモードからの復帰前)からの変更があったか否かを判定し(ステップS211)、変更がなければ処理を終了する。
記憶部303のオプション装置の装着状態情報及びトレイ使用可否情報について、電源投入前(又はスリープモードからの復帰前)からの変更があった場合(ステップS211:Yes)、更新済み端末リスト(空リスト)を作成し、処理を終了する。
ここで、更新済み端末リストについて説明する。ユーザーがネットワーク経由で所定のプリンタードライバーがインストールされた情報端末を用いて画像形成装置1を操作する場合、プリンタードライバーで保持している画像形成装置1のオプション装置の構成情報が現在の画像形成装置1のオプション装置の構成を反映しているとは限らない。従って、画像形成装置1において、オプション装置の構成に変化があった場合(記憶部303のオプション装置の装着状態情報及びトレイ使用可否情報に変化があった場合)、ネットワーク経由で画像形成装置1にアクセスするユーザーには、プリンタードライバーで保持している画像形成装置1のオプション装置の構成情報の更新を促す通知を行うことが望ましい。更新済み端末リストは、上記通知を行った情報端末の識別番号を記録するリスト情報である。
図10は、ステップS104の操作前確認処理の詳細を示すフローチャートである。
コントローラー部301は、記憶部303のオプション装置の装着状態情報を参照し、オプション装置320の状態が「通信途絶状態」であるか否かを判定する(ステップS301)。
オプション装置320の状態が「通信途絶状態」である場合(ステップS301:Yes)、ユーザーに対して、オプション装置320の装着状態の確認を促す通知を行う(ステップS302)。具体的に、ステップS103で検出したユーザー操作が、操作パネル20に対する操作であった場合は、操作パネル20のディスプレイに、図11に一例を示す通知画面1100を表示する。また、ステップS103で検出したユーザー操作が、所定のプリンタードライバーがインストールされた情報端末からネットワークを介した操作であった場合は、プリンタードライバー経由で情報端末のディスプレイに図11に一例を示す通知画面1100を表示する。
通知画面1100をみたユーザーが、画像形成装置1のオプション装置320の装着状態を目視確認して、オプション装置320が実際に画像形成装置1に装着されていることを確認すると、ユーザーは、通知画面1100のチェックボックス1101をチェックし、確認ボタン1103を操作する。また、通知画面1100をみたユーザーが、画像形成装置1のオプション装置320の装着状態を目視確認して、オプション装置320が画像形成装置1に装着されていないことを確認した場合は、通知画面1100のチェックボックス1102をチェックし、確認ボタン1103を操作する。
ユーザーによる確認ボタン1103の操作後、コントローラー部301は、ユーザーによる確認結果を取得する(ステップS303)。具体的に、コントローラー部301は、ユーザーが確認ボタン1103を操作した際に、チェックボックス1101と1102のいずれがチェックされていたかを取得する。
ユーザーによりオプション装置320が機械的に装着されていることが確認された場合、すなわち、チェックボックス1101がチェックされていた場合(ステップS304:Yes)、コントローラー部301は、オプション装置320の状態を「通信不可状態」に変更、すなわち、記憶部303のオプション装置の装着状態情報を図6(d)に示す内容に変更する(ステップS305)。
ユーザーによりオプション装置320が機械的に装着されていないことが確認された場合、すなわち、チェックボックス1102がチェックされていた場合(ステップS304:No)、コントローラー部301は、オプション装置320の状態を「非装着状態」に変更、すなわち、記憶部303のオプション装置の装着状態情報を図6(a)に示す内容に変更する(ステップS306)。
コントローラー部301は、オプション装置320の状態を「非装着状態」に変更するとともに、オプション装置320への中継搬送に使用される排紙トレイ「B」の使用を禁止する制御を解除し、標準の排紙トレイすなわちシートの排出先が指定されていないジョブの排出先として選ばれる排紙トレイを「非装着状態」でのデフォルトの排紙トレイである排紙トレイ「B」に設定する(ステップS307、308)。
ステップS301がNoの場合、ステップS305の後、又は、ステップ308の後、コントローラー部301は、ステップS103で検出したユーザー操作が、所定のプリンタードライバーがインストールされた情報端末からのネットワークを介した操作であるか否かを判定する(ステップS309)。
ステップS103で検出したユーザー操作がネットワークを介した操作であった場合(ステップS309:Yes)、アクセスしてきた情報端末の識別情報を用いてステップS212で作成した更新済み端末リストを参照し、更新済み端末リストにない情報端末からのアクセスか否かを判定する(ステップS310)。
更新済み端末リストにない情報端末からのアクセスであった場合(ステップS310:Yes)、コントローラー部301は、情報端末のプリンタードライバーが保持する画像形成装置1のオプション装置の構成情報を更新させる(ステップS311)。コントローラー部301は、例えば、情報端末のディスプレイに、プリンタードライバー経由で、図12(a)に例を示すように、画像形成装置1のオプション装置の構成情報の更新を促す通知を行う。通知をみた情報端末のユーザーが、通知に従って、画像形成装置1のオプション装置の構成情報の更新操作を行うことで、情報端末のプリンタードライバーが保持する画像形成装置1のオプション装置の構成情報が更新される。図12(b)は、更新される前の情報端末のプリンタードライバーが保持する画像形成装置1のオプション装置の構成情報の表示画面を示し、図12(c)は、更新された後の情報端末のプリンタードライバーが保持する画像形成装置1のオプション装置の構成情報の表示画面を示す。
コントローラー部301は、情報端末のプリンタードライバーが保持する画像形成装置1のオプション装置の構成情報を更新させた後、情報端末の識別情報を更新済み端末リストに追加する(ステップS312)。
(補足)
以上、本開示を実施の形態に基づいて説明してきたが、本開示は、上述の構成に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(1)上述の実施の形態では、オプション装置320は、図2に例を示すように、後処理装置200及び中継搬送ユニット210から構成されるとしたが、図13に例を示すように、画像形成装置の胴内に内蔵され、排紙口102に接続されるタイプの後処理装置220であってもよい。また、オプション装置320は、図14に例を示すように、画像形成装置1の給紙部50の給紙トレイよりも大容量の給紙トレイ232を有し、画像形成装置1の搬送部60に設けられている給紙口61に接続される大容量給紙ユニット230であってもよい。オプション装置320は、これらの例に限らず、画像形成装置1と外部ケーブルを介して接続され、画像形成装置1の電源オン時及びスリープモードからの復帰時に通信を行って装着確認を行うものであればよい。
(2)上述の実施の形態において、画像形成装置1の通信部302は、インターネット等のネットワーク上の所定の管理システムに接続し、オプション装置320の状態が「通信途絶状態」や「通信不可状態」になったと判定された場合に、その旨をネットワーク上の管理システムに通知する構成としてもよい。この構成により、画像形成装置1の保守を担当するサービスマン等が管理システムにアクセスすることで、画像形成装置1のオプション装置の状態を確認できるため、サービスマンが適切に保守作業を行うことができるようになる。
(3)上述の実施の形態では、ステップS204、205において、ジョブ実行履歴を参照してオプション装置320を利用するジョブが所定時間以内に実行されている場合にオプション装置320の状態が「通信途絶状態」であると判定しているが、イベントログ情報を考慮して「通信途絶状態」であると判定してもよい。例えば、イベントログ情報において、電源オフ前に、オプション装置320においてジャムが発生した等のトラブルが発生したことが記録されている場合には、修理やメンテナンスのためにオプション装置320を取り外したというケースも想定される。そのため、電源オフ前に、オプション装置320においてジャムが発生した等のトラブルが発生したことが記録されている場合には、所定時間以内にオプション装置320を利用するジョブが実行されていたとしても、オプション装置320の状態を「通信途絶状態」と判定せずに、「非装着状態」と判定してもよい。
また、所定時間以内にオプション装置320を利用するジョブが実行されているか否かではなく、電源オフからオン前の長さやスリープモード移行から復帰までの長さが所定時間以内である否かによって判断してもよい。
本開示は、オプション装置と接続可能な画像形成装置に広く適用することができる。
1 画像形成装置
20 操作パネル
200 後処理装置
210 中継搬送ユニット
301 コントローラー部
302 通信部
303 記憶部
310 接続ケーブル
320 オプション装置

Claims (10)

  1. オプション装置を着脱可能な画像形成装置であって、
    前記オプション装置を利用したことを示す情報を含むジョブ実行履歴を記憶する記憶部と、
    電源投入時又は休止モードからの復帰時に、前記オプション装置との通信可否を検知する検知部と、
    前記検知部により通信不可と検知された場合、前記ジョブ実行履歴に基づいて前記オプション装置が装着されているかを判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判定部は、前記電源投入時又は前記休止モードからの復帰時から遡って所定時間以内に前記オプション装置を利用するジョブが実行されている場合に、前記オプション装置が機械的に装着されていると判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 複数の排紙口を備え、
    前記オプション装置を利用するジョブが実行される場合、前記複数の排紙口の中の所定の排紙口を介して前記オプション装置に用紙を搬送し、
    前記検知部により前記オプション装置と通信不可と検知され、かつ、前記判定部により前記オプション装置が装着されていると判定される場合、前記所定の排紙口への排紙を禁止する制御を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 用紙の排紙口を指定しないジョブの実行において排紙に用いられる排紙口を標準排紙口としたとき、
    前記検知部により前記オプション装置と通信不可と検知され、かつ、前記判定部により前記オプション装置が装着されていると判定される場合、前記所定の排紙口以外の排紙口を前記標準排紙口に設定する制御を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 表示部を備え、
    前記検知部により前記オプション装置と通信不可と検知され、かつ、前記判定部により前記オプション装置が装着されていると判定される場合、前記オプション装置の装着状態の確認をユーザーに促すメッセージを前記表示部に表示させる制御を行う
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. ネットワークを介して所定のプリンタードライバーがインストールされた情報端末に接続可能な通信部を備え、
    前記検知部により前記オプション装置と通信不可と検知され、かつ、前記判定部により前記オプション装置が装着されていると判定される場合において、前記情報端末と接続したときには、前記プリンタードライバーを介して前記情報端末のユーザーに前記オプション装置の装着状態の確認を促す通知を行う
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記ユーザーによる前記オプション装置の装着状態の確認結果を取得する取得部を備え、
    前記確認結果が、前記オプション装置が装着されていないことを示す場合、前記判定部による判定結果を取り消す
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  8. ネットワークを介して所定のプリンタードライバーがインストールされた情報端末に接続可能な通信部を備え、
    電源投入時又は休止モードからの復帰後、前記オプション装置の装着状態について、電源投入前又は休止モードからの復帰前からの変更を検知した場合、前記プリンタードライバーを介して前記情報端末のユーザーに、前記プリンタードライバーが保持する前記オプション装置の装着状態に係る情報の更新を促す通知を行う
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記記憶部は、不揮発性メモリである
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. ネットワークを介して前記画像形成装置の管理システムに接続可能な通信部を備え、
    前記検知部による検知結果及び前記判定部による判定結果を前記管理システムに送信する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
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