JP2021132131A - Electronic device - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、電子装置に関する。 The present disclosure relates to electronic devices.
従来、特許文献1に開示された電子装置がある。電子装置は、電子部品を実装した回路基板と弾性部材が筐体内に収容されている。弾性部材は、下面が摺動可能な状態で配置された回路基板における上面において、立設し、かつ、圧縮した状態で配置されている。電子装置は、弾性部材により、回路基板の表面に直交する方向から、回路基板の上面に、回路基板を面方向に変形可能な状態で、付勢力を付与することによって回路基板が支持されている。
Conventionally, there is an electronic device disclosed in
上記のように、電子装置は、回路基板に対して、表面に直交する方向から弾性体の反発力を作用させることができる。しかしながら、電子装置は、回路基板の表面に沿う方向に対して、回路基板と筐体との摩擦力が作用する程度である。このため、電子装置は、耐震性が低いという問題がある。 As described above, the electronic device can apply the repulsive force of the elastic body to the circuit board from the direction orthogonal to the surface. However, in the electronic device, the frictional force between the circuit board and the housing acts only in the direction along the surface of the circuit board. Therefore, the electronic device has a problem of low seismic resistance.
本開示は、上記問題点に鑑みなされたものであり、耐震性を向上させることができる電子装置を提供することを目的とする。 The present disclosure has been made in view of the above problems, and an object of the present disclosure is to provide an electronic device capable of improving seismic resistance.
上記目的を達成するために本開示は、
回路基板(1,1a)と、
第1筐体(2,2a)と、
第1筐体に固定され、第1筐体とともに回路基板を収容する収容空間を形成する第2筐体(3,3a)と、
第1筐体と第2筐体が固定された状態で、回路基板と第1筐体との間、および回路基板と第2筐体との間に挟み込まれ、挟み込まれることで発生する反発力で回路基板を保持する弾性体(4,4a,5、5a、5c)と、を備えており、
弾性体は、反発力で回路基板の表面を押圧する部位と、反発力で回路基板の側壁を押圧する部位と、を含んでいる。
To achieve the above objectives, this disclosure is:
Circuit board (1,1a) and
First housing (2, 2a) and
The second housing (3, 3a), which is fixed to the first housing and forms a storage space for accommodating the circuit board together with the first housing,
With the first housing and the second housing fixed, they are sandwiched between the circuit board and the first housing, and between the circuit board and the second housing, and the repulsive force generated by the sandwiching. It is equipped with elastic bodies (4, 4a, 5, 5a, 5c) that hold the circuit board in the above.
The elastic body includes a portion that presses the surface of the circuit board with a repulsive force and a portion that presses the side wall of the circuit board with the repulsive force.
このように、本開示は、回路基板の表面と側壁を押圧した状態で、回路基板を保持するため、回路基板の表面のみを押圧する構成よりも、耐震性を向上できる。 As described above, in the present disclosure, since the circuit board is held in a state where the surface and the side wall of the circuit board are pressed, the seismic resistance can be improved as compared with the configuration in which only the surface of the circuit board is pressed.
なお、特許請求の範囲、および、この項に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。 It should be noted that the scope of claims and the reference numerals in parentheses described in this section indicate the correspondence with the specific means described in the embodiment described later as one embodiment, and the technical aspects of the present disclosure. It does not limit the range.
以下において、図面を参照しながら、本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において、先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において、構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を参照し適用することができる。 Hereinafter, a plurality of modes for carrying out the present disclosure will be described with reference to the drawings. In each form, the same reference numerals may be given to the parts corresponding to the matters described in the preceding forms, and duplicate explanations may be omitted. In each form, when only a part of the configuration is described, the other parts of the configuration can be applied with reference to the other forms described above.
なお、以下においては、互いに直交する3方向をX方向、Y方向、Z方向と示す。また、X方向とY方向とによって規定される平面をXY平面、X方向とZ方向とによって規定される平面をXZ平面、Y方向とZ方向とによって規定される平面をYZ平面と示す。 In the following, the three directions orthogonal to each other are referred to as the X direction, the Y direction, and the Z direction. Further, the plane defined by the X direction and the Y direction is referred to as an XY plane, the plane defined by the X direction and the Z direction is referred to as an XZ plane, and the plane defined by the Y direction and the Z direction is referred to as a YZ plane.
図1〜図7を用いて、本実施形態の電子装置100に関して説明する。電子装置100は、回路基板1と、第1弾性体4と、第2弾性体5と、それらを収容するケースとを備えている。電子装置100は、車両などの移動体に搭載可能なものである。電子装置100は、移動体に搭載された場合、移動体の移動に伴う振動が印加される。
The
図1〜図4を用いて、回路基板1に関して説明する。図2、図3に示すように、回路基板1は、Z方向に厚みを有した平板形状をなしている。回路基板1は、例えば、XY平面において矩形形状をなしている。回路基板1は、樹脂やセラミックスなどの絶縁性の基板に、導電性の配線や、配線に電気的に接続された回路素子などが設けられている。
The
図2、図4に示すように、回路基板1は、表面S1と、表面S1の反対面である裏面S2とを有している。回路基板1は、表面S1と裏面S2とに連なる四つの側壁として、第1側壁S3、第2側壁S4、第3側壁S5、第4側壁S6を有している。
As shown in FIGS. 2 and 4, the
表面S1と裏面S2は、XY平面に沿う面であり、互いに平行に設けられている。第1側壁S3と第3側壁S5は、YZ平面に沿う面であり、互いに平行に設けられている。第2側壁S4と第4側壁S6は、XZ平面に沿う面であり、互いに平行に設けられている。しかしながら、回路基板1は、これに限定されず、他の形状であっても採用できる。
The front surface S1 and the back surface S2 are surfaces along the XY plane and are provided parallel to each other. The first side wall S3 and the third side wall S5 are surfaces along the YZ plane and are provided parallel to each other. The second side wall S4 and the fourth side wall S6 are surfaces along the XZ plane and are provided parallel to each other. However, the
なお、本開示では、表面S1から裏面S2に直線的に向かう方向を面直方向と称する。また、本開示では、XY平面に沿う方向を面方向と称する。よって、面直方向は、Z軸に沿う方向である。そして、面直方向は、面方向と直交する方向である。 In the present disclosure, the direction linearly extending from the front surface S1 to the back surface S2 is referred to as a plane perpendicular direction. Further, in the present disclosure, the direction along the XY plane is referred to as a plane direction. Therefore, the plane perpendicular direction is a direction along the Z axis. The plane perpendicular direction is a direction orthogonal to the plane direction.
図1〜図4を用いて、ケースに関して説明する。図1、図2に示すように、ケースは、第1筐体2と第2筐体3とを備えている。第1筐体2と第2筐体3は、例えば、アルミニウムなどの金属を主成分として構成されている。しかしながら、本開示は、これに限定されず樹脂などで構成されていてもよい。
The case will be described with reference to FIGS. 1 to 4. As shown in FIGS. 1 and 2, the case includes a
第1筐体2は、一部が開口した箱状をなしており、回路基板1が配置される。第1筐体2は、底部21と、底部21に突出した環状の側壁部22とを有している。これによって、第1筐体2は、底部21に対向し側壁部22で囲まれた凹部24が形成されている。なお、側壁部22は、筐体壁部に相当する。
The
図3、図4に示すように、側壁部22は、例えば、四つの壁部が連なって矩形状をなしている。側壁部22は、第1筐体2に回路基板1が配置された状態で、各側壁S3〜S6と対向する位置に設けられている。第1筐体2は、回路基板1の側壁S3〜S6と対向する側壁部22を有しているといえる。よって、側壁部22は、回路基板1を囲うように設けられている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
また、側壁部22は、角を有している。側壁部22の角は、隣り合う壁部が連なる部位である。側壁部22の角は、各側壁S3〜S6が連なる角に対応している。よって、側壁部22の角は、回路基板1の角に対応した位置に設けられているといえる。
Further, the
なお、本実施形態では、一例として、固定用のねじ6に対応するねじ穴が四隅に設けられた側壁部22を採用している。また、本開示は、第2筐体3に、各側壁S3〜S6と対向する筐体壁部が設けられていてもよい。
In this embodiment, as an example, the
図2に示すように、第1筐体2は、回路基板1を支持する支持部23を有している。支持部23は、回路基板1を支持するための支持面S11を有している。支持面S11は、XY平面に沿う平坦面である。
As shown in FIG. 2, the
支持部23は、少なくとも回路基板1の四隅に対向するように四か所に設けられていればよい。しかしながら、支持部23は、側壁部22と同様、環状に設けられていてもよい。本実施形態では、一例として、側壁部22とともに底部21から突出し、側壁部22と連続的に設けられた環状の支持部23を採用している。
The
図2に示すように、第1筐体2は、側壁部22と支持部23との間の少なくとも一部に、第2弾性体5の一部が配置される第1配置部25が設けられている。第1配置部25は、第1配置部25と隣り合う側壁部22や支持部23に対して窪んだ部位である。また、第1配置部25は、側壁部22と支持部23とで挟まれた空間や、側壁部22と支持部23との間の溝ともいえる。よって、第1配置部25の底面は、Z方向において、支持面S11よりも底部21側に位置している。
As shown in FIG. 2, the
なお、第1配置部25の底面は、第1筐体2の底面の一部とみなすことができる。第1配置部25の底面は、側壁部22と支持部23との間における凹みの底面である。
The bottom surface of the
本実施形態では、一例として、第2弾性体5を一つのみ備えている。よって、第1配置部25は、第1筐体2の四隅のうちの一か所のみに設けられている。また、第2弾性体5に関しては、後ほど説明する。
In this embodiment, as an example, only one second
図4に示すように、第1筐体2は、側壁部22の一部に、基板当接部26が設けられている。基板当接部26は、少なくとも一つの壁部に基板当接部26が設けられている。本実施形態では、一例として、一つの壁部に二つの基板当接部26が設けられた基板当接部26を採用している。
As shown in FIG. 4, the
基板当接部26は、側壁部22から第1筐体2に配置された回路基板1側に突出している。本実施形態では、側壁部22からX方向に突出し、第1側壁S3と接している基板当接部26を採用している。
The
図1、図2に示すように、第2筐体3は、第1筐体2の開口を塞ぐカバーである。第2筐体3は、第1筐体2に固定され、第1筐体2とともに回路基板1などを収容する収容空間を形成する。つまり、第1筐体2と第2筐体3は、互いに組付けられることで収容空間を形成する。また、第2筐体3は、第1筐体2のねじ穴に対向する位置に、Y方向に貫通している貫通穴が設けられている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
第2筐体3は、側壁部22の上面に配置されて、第1筐体2の開口を塞ぐ。そして、第2筐体3は、ねじ6によって第1筐体2に固定される。しかしながら、本開示は、これに限定されず、ねじ6以外の固定部材で第1筐体2と第2筐体3とが固定されていてもよい。固定部材は、クリップなどの弾性部材や接着剤などである。なお、電子装置100は、収容空間に水などが入り込むことを抑制する場合、第1筐体2と第2筐体3との間に防水構造が設けられていてもよい。
The
第2筐体3は、第1筐体2と対向する面に四つの第2配置部31が設けられている。第2配置部31は、後ほど説明する第1弾性体4と第2弾性体5が配置される部位である。また、第2配置部31は、第2配置部31の周辺よりも凹んだ部位である。
The
ここで、図2〜図7を用いて、回路基板1を支持(保持)する弾性体4、5に関して説明する。弾性体4、5は、第1筐体2と第2筐体3が固定された状態で、回路基板1と第1筐体2との間、および回路基板1と第2筐体3との間に挟み込まれる。弾性体4、5は、挟み込まれることで発生する反発力で回路基板1を保持する。つまり、弾性体4、5は、第1筐体2と第2筐体3とが固定された際に、挟み込まれることで印加される応力に対する反発力で回路基板1を押圧して保持する。
Here, the
電子装置100は、二種類の弾性体4、5を用いている。電子装置100は、三つの第1弾性体4と、一つの第2弾性体5で回路基板1を保持している。また、本実施形態では、弾性体4、5としてゴムを採用している。弾性体4、5は、形状や大きさによって、発生する反発力を調整することができる。
The
図2、図3、図5に示すように、第1弾性体4は、立方体形状をなしている。第1弾性体4は、回路基板1と第2筐体3との間に挟み込まれる。第1弾性体4は、挟み込まれることで発生する反発力で表面S1を押圧する。つまり、第1弾性体4は、図2の白抜き矢印で示すように、主に、Z方向に反発力を発生する部材である。よって、第1弾性体4は、Z方向において、回路基板1を第1筐体2側に押圧する。言い換えると、第1弾性体4は、回路基板1を面直方向に押圧する。このため、第1弾性体4は、主に面直方向に反発力を発生する部材である。第1弾性体4は、面直方向に反発力を発生する部位のみを有しているともいえる。
As shown in FIGS. 2, 3 and 5, the first
また、第1弾性体4は、回路基板1と第2筐体3との間に配置された状態で、三つの第2配置部31に配置される。よって、第1弾性体4は、回路基板1の四隅のうちの三つの角上に配置される。このため、回路基板1は、四隅のうちの三か所が、第1弾性体4によって押圧されることになる。なお、角上とは、回路基板1の表面S1上である。
Further, the first
第1弾性体4は、第2配置部31に配置されることで、XY平面方向への位置ずれが抑制された状態で、回路基板1を押圧することができる。このため、第1弾性体4は、安定して回路基板1を押圧することができる。
By arranging the first
なお、本実施形態では、第1弾性体4のかわりに、後ほど説明する第2実施形態における第1弾性体4aを採用することもできる。
In this embodiment, instead of the first
図2、図4〜7に示すように、第2弾性体5は、回路基板1と第1筐体2との間、および回路基板1と第2筐体3との間に挟み込まれる。第2弾性体5は、反発力によって表面S1を押圧する部位である表面押圧部51と、反発力によって側壁S5、S6を押圧する部位である側壁押圧部52とが一体物として構成されている。
As shown in FIGS. 2 and 4 to 7, the second
図5、図6、図7に示すように、表面押圧部51は、第1弾性体4と同様の形状をなしている。側壁押圧部52は、表面押圧部51の一端に連続的に設けられている。また、側壁押圧部52は、表面押圧部51の一端から突出して設けられているともいえる。
As shown in FIGS. 5, 6 and 7, the
側壁押圧部52は、第3側壁S5と第4側壁S6とが連なる角と、その角に連なる第3側壁S5の一部と、その角に連なる第4側壁S6の一部とに対応した形状をなしている。よって、側壁押圧部52は、L字形状をなしているともいえる。また、側壁押圧部52は、回路基板1の角に沿って、立方体の一部が欠けた形状や凹んだ形状ともいえる。
The side
図5、図6に示すように、第2弾性体5は、回路基板1(表面S1)上に配置された状態で、側壁押圧部52が裏面S2側に突出するように設けられている。側壁押圧部52のZ方向の厚みは、回路基板1のZ方向の厚みより厚く構成されている。なお、第1弾性体4は、回路基板1の表面S1上に配置されており、裏面S2側へは突出していない。
As shown in FIGS. 5 and 6, the second
図7に示すように、第2弾性体5は、表面押圧部51の一端における、側壁押圧部52が設けられていない箇所に、表面S1を押圧する第1押圧面S21が形成されている。つまり、第1押圧面S21は、第1筐体2と第2筐体3が固定された状態で表面S1と接して、表面S1を押圧する面である。この第1押圧面S21は、表面押圧部51の一端における、側壁押圧部52の周辺の面ともいえる。
As shown in FIG. 7, in the second
また、第2弾性体5は、側壁S5、S6を押圧する第2押圧面S22が形成されている。つまり、第2押圧面S22は、第1筐体2と第2筐体3が固定された状態で側壁S5、S6と接して、側壁S5、S6を押圧する面である。この第2押圧面S22は、側壁押圧部52における、表面押圧部51の一端の対向領域に面する壁面である。第2押圧面S22は、第1押圧面S21に連なる面である。
Further, the second
このように、第2弾性体5は、表面押圧部51の一端に側壁押圧部52が設けられることで、側壁押圧部52の周辺に基板配置部53が形成されている。基板配置部53は、回路基板1の一部が配置される箇所であり、表面押圧部51の側壁押圧部52が設けられた一端の対向領域であり、且つ、側壁押圧部52の対向領域である。よって、第2弾性体5は、回路基板1と対向する側の端部の一部が凹んで基板配置部53が形成されているといえる。
As described above, in the second
表面押圧部51は、回路基板1と第2筐体3との間に挟み込まれる。表面押圧部51は、挟み込まれることで発生する反発力で表面S1を押圧する。つまり、表面押圧部51は、図2の白抜き矢印で示すように、主に、Z方向に反発力を発生する部位である。よって表面押圧部51は、Z方向において、回路基板1を第1筐体2側に押圧する。言い換えると、表面押圧部51は、回路基板1を面直方向に押圧する。このため、表面押圧部51は、主に面直方向に反発力を発生する部位である。
The
側壁押圧部52は、回路基板1と第1筐体2との間に挟み込まれる。側壁押圧部52は、挟み込まれることで発生する反発力で側壁S5、S6を押圧する。つまり、側壁押圧部52は、図4の白抜き矢印で示すように、主に、XY平面に沿う方向に反発力を発生する部位である。よって、側壁押圧部52は、XYにおいて、回路基板1を側壁部22側に押圧する。言い換えると、側壁押圧部52は、回路基板1を面方向に押圧する。このため、側壁押圧部52は、主に面方向に反発力を発生する部位である。
The side
このように、第2弾性体5は、一つの部材で、面方向と面直方向に反発力を発生させることができる。このため、電子装置100は、弾性体としての部品点数を削減することができる。
As described above, the second
図2に示すように、第2弾性体5の一部は、第1筐体2の底面との間に間隔をあけて配置されている。詳述すると、第2弾性体5は、側壁押圧部52の先端を含む一部が第1配置部25に配置されている。側壁押圧部52の先端は、表面押圧部51とは反対側の先端である。そして、第2弾性体5は、側壁押圧部52の先端と、第1配置部25の底面との間に隙間が生じるように配置されている。つまり、第1筐体2は、側壁押圧部52の先端が第1配置部25の底面に接しないように形成されている。
As shown in FIG. 2, a part of the second
これによって、電子装置100は、第2弾性体5を第1筐体2に配置する際に、第1筐体2の製造公差や第2弾性体5の製造公差の影響を受けにくくなる。このため、電子装置100は、第2弾性体5が回路基板1の表面S1を押圧する力を安定させることができる。さらに、電子装置100は、側壁押圧部52の先端と第1配置部25の底面との面方向の摩擦がないため、第2弾性体5が回路基板1を面方向に押圧する力を損なうことがない。
As a result, when the second
図4に示すように、第2弾性体5は、反発力で側壁S5、S6を押圧する。つまり、第2弾性体5は、面方向において、回路基板1を二方向から押圧する。これによって、第2弾性体5は、回路基板1の側壁S3、S4を、側壁部22における角を挟む二か所以上に押し付けることができる。また、回路基板1は、第1側壁S3が側壁部22における一つの壁部に当接し、第2側壁S4が側壁部22における他の壁部に当接する。したがって、電子装置100は、回路基板1の一つの側壁のみが側壁部22に当接する場合よりも、回路基板1を安定的に保持することができる。
As shown in FIG. 4, the second
上記のように、第2弾性体5は、回路基板1と第2筐体3との間に配置された表面押圧部51で表面S1を押圧し、回路基板1と第1筐体2の側壁部22との間に配置された側壁押圧部52で側壁S5、S6を押圧する。このため、第2弾性体5は、面方向への反発力と、面直方向への反発力を個別に調整することができる。つまり、第2弾性体5は、表面押圧部51や側壁押圧部52の形状や大きさによって、面直方向への反発力を個別に調整することができる。よって、第2弾性体5は、表面押圧部51と側壁押圧部52の反発力を個別に調整した場合であっても、他方への影響を抑制できる。
As described above, the second
例えば、電子装置100は、回路基板1を押圧して固定する際に、面方向に必要となる力と、面直方向に必要となる力とが異なることもある。つまり、電子装置100は、面方向と面直方向とで必要反発力が異なる場合がある。このような場合に、第2弾性体5は、面直方向への反発力を個別に調整することができるため好ましい。
For example, in the
なお、本実施形態では、第2弾性体5のかわりに、後ほど説明する第2実施形態における第2弾性体5aや、変形例3における第2弾性体5cを採用することもできる。
In this embodiment, instead of the second
以上のように、電子装置100は、回路基板1の表面S1と側壁S5、S6を押圧した状態で、回路基板1を保持する。このため、電子装置100は、回路基板1の表面S1のみを押圧する構成よりも、耐震性を向上できる。つまり、電子装置100は、電子装置100が振動した場合であっても、筐体2、3に対して回路基板1が位置ずれすることを抑制できる。また、電子装置100は、このように回路基板1を押圧して保持するため、回路基板1を位置決めすることもできる。
As described above, the
また、電子装置は、回路基板に設けた穴に、筐体に設けたピンを挿入することで、位置決めすることも考えられる。しかしながら、この電子装置では、電子装置が振動した際に、回路基板とピンとが衝突する可能性がある。衝突が発生した場合、電子装置は、回路基板における基板と回路素子との接合部や、回路素子自体に応力が印加される。これに対して、電子装置100は、筐体2、3に対して回路基板1が位置ずれすることを抑制できる。このため、電子装置100は、基板と回路素子との接合部や、回路素子自体に応力が印加されることを抑制可能である。
Further, the electronic device may be positioned by inserting a pin provided in the housing into a hole provided in the circuit board. However, in this electronic device, there is a possibility that the circuit board and the pin collide with each other when the electronic device vibrates. When a collision occurs, the electronic device applies stress to the junction between the substrate and the circuit element on the circuit board and the circuit element itself. On the other hand, the
以上、本開示の好ましい実施形態について説明した。しかしながら、本開示は、上記実施形態に何ら制限されることはなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。以下に、本開示のその他の形態として、第2実施形態、変形例1〜3に関して説明する。上記実施形態および第2実施形態、変形例1〜3は、それぞれ単独で実施することも可能であるが、適宜組み合わせて実施することも可能である。本開示は、実施形態において示された組み合わせに限定されることなく、種々の組み合わせによって実施可能である。
The preferred embodiments of the present disclosure have been described above. However, the present disclosure is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present disclosure. The second embodiment,
(第2実施形態)
図8〜図12を用いて、第2実施形態の電子装置100aに関して説明する。電子装置100aは、主に、弾性体4a、5aの構成が電子装置100と異なる。また、電子装置100aは、第1筐体2の構成が電子装置100と異なる。しかしながら、第1筐体2に関しては、若干異なる程度であるため、異なる箇所のみ符号を変更している。なお、本実施形態では、第1筐体2と第2筐体3とを固定するねじ6を省略している。
(Second Embodiment)
The
図9、図10に示すように、第1筐体2は、弾性体4a、5aの一部が配置される第1配置部25aが設けられている点、および、ずれ防止部27が設けられている。
As shown in FIGS. 9 and 10, the
第1配置部25aは、各弾性体4a、5aが配置される箇所に設けられている。第1弾性体4aが配置される箇所に設けられた第1配置部25aは、第1弾性体4aの第1端部41aが配置される。第2弾性体5aが配置される箇所に設けられた第1配置部25aは、第2弾性体5aの第3中間部51a、第3端部58a1、第4端部58a2、第7曲部59a1、第8曲部59a2が配置される。
The
図8に示すように、ずれ防止部27は、第2弾性体5aの位置ずれを抑制するための部位である。ずれ防止部27は、側壁部22からXY平面に沿って突出した部位である。ずれ防止部27は、第2弾性体5aを挟み込む位置に設けられている。つまり、ずれ防止部27は、第3端部58a1の先端に隣り合う位置と、第4端部58a2の先端に隣り合う位置に設けられている。これによって、電子装置100aは、第2弾性体5aがY方向やX方向に沿ってずれることを抑制できる。
As shown in FIG. 8, the
ここで、弾性体4a、5aに関して説明する。弾性体4a、5aは、金属を主成分として構成されている。また、弾性体4a、5aは、金属を曲げ加工して構成された板ばねである。しかしながら、弾性体4a、5aは、線状のばねであってもよい。
Here, the
図8、図9、図11に示すように、第1弾性体4aは、第1弾性体4と同様の反発力を発生する。第1弾性体4aは、第1端部41a、第1曲部42a、第1中間部43a、第2曲部44a、第2中間部45a、第3曲部46a、第2端部47aを有している。第1弾性体4aは、これらの各部位41a〜47aが一体物として構成されている。
As shown in FIGS. 8, 9, and 11, the first
第1端部41a、第1中間部43a、第2中間部45a、第2端部47aは、平板状の部位である。第1曲部42aは、第1端部41aと第1中間部43aとの間に設けられた屈曲された部位である。第2曲部44aは、第1中間部43aと第2中間部45aとの間に設けられた屈曲された部位である。第3曲部46aは、第2中間部45aと第2端部47aとの間に設けられた屈曲された部位である。
The
第1弾性体4aは、第1中間部43aが回路基板1と対向配置される。第1中間部43aは、回路基板1と対向する面が回路基板1と接して、回路基板1を押圧する押圧面S31である。また、第1弾性体4aは、第2端部47aが第2配置部31に配置される。よって、第1弾性体4aは、第1中間部43a、第2曲部44a、第2中間部45a、第3曲部46a、第2端部47aが回路基板1と第2筐体3との間に挟み込まれる。第1弾性体4は、これらの各部位43a〜47aが挟み込まれることで発生する反発力で表面S1を押圧する。つまり、第1弾性体4は、図9の白抜き矢印で示すように、主に、Z方向に反発力を発生する部材である。
In the first
図8〜図10、図12に示すように、第2弾性体5aは、第2弾性体5と同様の反発力を発生する。第2弾性体5aは、第3中間部51a、第4曲部52a、第4中間部53a、第5曲部54a、第5中間部55a、第6曲部56a、先端部57aを有している。これらの部位は、第1弾性体4aと同様に構成されている。また、第2弾性体5aは、第3端部58a1、第4端部58a2、第7曲部59a1、第8曲部59a2を有している。第2弾性体5aは、これらの部位51a〜57a、58a1、58a2、59a1、59a2が一体物として構成されている。
As shown in FIGS. 8 to 10 and 12, the second
第2弾性体5aは、第4中間部53a、第5曲部54a、第5中間部55a、第6曲部56a、先端部57aが、表面押圧部51に相当する。以下では、各部位53a〜57aをまとめて表面押圧部と称する。
In the second
第2弾性体5aは、第4中間部53aが回路基板1と対向配置される。第4中間部53aは、回路基板1と対向する面が回路基板1と接して、回路基板1を押圧する第1押圧面S41である。また、第2弾性体5aは、先端部57aが第2配置部31に配置される。よって、第2弾性体5aは、表面押圧部が回路基板1と第2筐体3との間に挟み込まれる。表面押圧部は、挟み込まれることで発生する反発力で表面S1を押圧する。つまり、表面押圧部は、図9、図10の白抜き矢印で示すように、主に、Z方向に反発力を発生する部位である。
In the second
よって、表面押圧部は、Z方向において、回路基板1を第1筐体2側に押圧する。言い換えると、表面押圧部は、回路基板1を面直方向に押圧する。このため、表面押圧部は、主に面直方向に反発力を発生する部位である。
Therefore, the surface pressing portion presses the
第3中間部51aは、第4曲部52aが設けられた端部に連なる両端のそれぞれに、第7曲部59a1と第8曲部59a2が設けられている。第3中間部51aは、第7曲部59a1を介して第3端部58a1が設けられている。第3中間部51aは、第8曲部59a2を介して第4端部58a2が設けられている。第3端部58a1と第4端部58a2は、平板状の部位である。
The third
第2弾性体5aは、第3中間部51a、第3端部58a1、第4端部58a2、第7曲部59a1、第8曲部59a2が側壁押圧部52に相当する。以下では、これらの各部位をまとめて側壁押圧部と称する。
In the second
側壁押圧部は、回路基板1と第1筐体2との間に挟み込まれる。側壁押圧部は、挟み込まれることで発生する反発力で側壁S5、S6を押圧する。つまり、側壁押圧部は、図10の白抜き矢印で示すように、主に、XY平面に沿う方向に反発力を発生する部位である。よって、側壁押圧部は、XYにおいて、回路基板1を側壁部22側に押圧する。言い換えると、側壁押圧部は、回路基板1を面方向に押圧する。このため、側壁押圧部は、主に面方向に反発力を発生する部位である。
The side wall pressing portion is sandwiched between the
また、図10に示すように、第2弾性体5aは、側壁S5、S6を押圧する第2押圧面S42が形成されている。つまり、第2押圧面S42は、第1筐体2と第2筐体3が固定された状態で側壁S5、S6と接して、側壁S5、S6を押圧する面である。なお、第2弾性体5aは、第2弾性体5と同様、面方向への反発力と、面直方向への反発力を個別に調整することができる。
Further, as shown in FIG. 10, the second
電子装置100aは、電子装置100と同様の効果を奏することができる。また、電子装置100aは、金属を主成分とする弾性体4a、5aを採用しているため、熱によって弾性体4a、5aが劣化することを抑制できる。このため、電子装置100aは、回路基板1の保持力を長期間にわたって維持することができる。つまり、電子装置100aは、弾性体がゴムなどの熱によって劣化する可能性がある材料によって構成されている場合よりも回路基板1の保持力を維持することができる。
The
(変形例1)
図13を用いて、変形例1の電子装置100bに関して説明する。電子装置100bは、第2実施形態の変形例であり、回路基板1aの構成が電子装置100aと異なる。また、電子装置100bは、第1筐体2aと第2筐体3aとが導電性を有している。第1筐体2aと第2筐体3aは、樹脂を採用することなく、アルミニウムなどの金属を主成分として構成されている。
(Modification example 1)
The
回路基板1aは、表面にグランド配線11aが形成されている。つまり、回路基板1aは、グランド配線11aが表面に露出したものである。回路基板1aは、弾性体4a、5aが接する位置に、グランド配線11aの一部が形成されている。
A
弾性体4a、5aは、第2実施形態で説明したように、第1筐体2aと第2筐体3aが固定された状態で、第2筐体3aと回路基板1aに接する。また、弾性体4a、5aは、回路基板1aのグランド配線11aに接する。よって、電子装置100aは、弾性体4a、5aを介して、グランド配線11aと第1筐体2aと第2筐体3aとが電気的に接続される。これによって、電子装置100bは、回路基板1aの耐ノイズ性を向上できる。
As described in the second embodiment, the
(変形例2)
図14を用いて、変形例2の電子装置100に関して説明する。電子装置100は、第1実施形態の変形例であり、弾性体5による回路基板1の固定構造が第1実施形態と異なる。なお、変形例2では、便宜的に、第1実施形態と同じ符号を採用している。
(Modification 2)
The
電子装置100は、第1弾性体4を用いることなく、すべて第2弾性体5を用いて回路基板1を保持している。つまり、電子装置100は、四つの第2弾性体5を用いて、回路基板1を保持している。各第2弾性体5は、回路基板1の四隅に配置されている。しかしながら、電子装置100は、少なくとも三つの第2弾性体5で回路基板1が保持されていればよい。
The
これによって、電子装置100は、一種類の第2弾性体5によって、回路基板1を保持することができる。このため、電子装置100は、複数種類の弾性体4、5を用いる構成よりも、部品の種類を減らすことができる。
Thereby, the
(変形例3)
図15を用いて、変形例3に関して説明する。変形例3は、第2弾性体5cの構成が第1実施形態と異なる。
(Modification example 3)
A modified example 3 will be described with reference to FIG. In the modified example 3, the configuration of the second
第2弾性体5cは、第2弾性体5と同様の材料によって構成されている。表面押圧部51cは、表面押圧部51cと側壁押圧部52cとを有している。表面押圧部51cは、表面押圧部51cと側壁押圧部52cが一体物として構成されている。表面押圧部51cは、表面押圧部51と同様の形状を有しており、表面押圧部51と同様の反発力を発生する。なお、表面押圧部51cは、表面S1に接して、表面S1を押圧する第1押圧面S51を有する。
The second
側壁押圧部52cは、表面押圧部51cの一方の端部から突出して設けられている。側壁押圧部52cは、側壁押圧部52とは異なり、立方体形状をなしている。側壁押圧部52cは、面方向の反発力を発生する。側壁押圧部52cは、回路基板1の側壁S3〜S6のいずれかに接して、その側壁を押圧する第2押圧面S52を有する。
The side
第2弾性体5cは、第2弾性体5とは異なり、回路基板1の辺に対して配置されている。例えば、第2弾性体5cは、側壁押圧部52cが第1側壁S3と対向する位置に配置される。よって、第2弾性体5cは、主に、XY平面における一方向に反発力を発生させる。
Unlike the second
なお、本開示は、第2弾性体5、5aのかわりに、第2弾性体5cを用いることもできる。
In the present disclosure, the second
1,1a…回路基板、11a…グランド配線、2,2a…第1筐体、21…底部、22…側壁部、23…支持部、24…凹部、25,25a…第1配置部、26…基板当接部、27…ずれ防止部、3,3a…第2筐体、31…第2配置部、4,4a…第1弾性体、5,5a,5c…第2弾性体、6…ねじ、S1…表面、S2…裏面、S3…第1側壁、S4…第2側壁、S5…第3側壁、S6…第4側壁、S11…支持面、100,100a,100b…電子装置 1,1a ... Circuit board, 11a ... Ground wiring, 2,2a ... First housing, 21 ... Bottom, 22 ... Side wall, 23 ... Support, 24 ... Recess, 25, 25a ... First arrangement, 26 ... Substrate contact portion, 27 ... displacement prevention portion, 3,3a ... second housing, 31 ... second arrangement portion, 4,4a ... first elastic body, 5,5a, 5c ... second elastic body, 6 ... screw , S1 ... front surface, S2 ... back surface, S3 ... first side wall, S4 ... second side wall, S5 ... third side wall, S6 ... fourth side wall, S11 ... support surface, 100, 100a, 100b ... electronic device
Claims (8)
第1筐体(2、2a)と、
前記第1筐体に固定され、前記第1筐体とともに前記回路基板を収容する収容空間を形成する第2筐体(3、3a)と、
前記第1筐体と前記第2筐体が固定された状態で、前記回路基板と前記第1筐体との間、および前記回路基板と前記第2筐体との間に挟み込まれ、挟み込まれることで発生する反発力で前記回路基板を保持する弾性体(4、4a、5、5a、5c)と、を備えており、
前記弾性体は、前記反発力で前記回路基板の表面を押圧する部位と、前記反発力で前記回路基板の側壁を押圧する部位と、を含んでいる電子装置。 Circuit board (1, 1a) and
First housing (2, 2a) and
A second housing (3, 3a) fixed to the first housing and forming a storage space for accommodating the circuit board together with the first housing.
With the first housing and the second housing fixed, the circuit board is sandwiched between the first housing and the circuit board and the second housing. It is provided with an elastic body (4, 4a, 5, 5a, 5c) that holds the circuit board by the repulsive force generated by the above.
The elastic body is an electronic device including a portion that presses the surface of the circuit board with the repulsive force and a portion that presses the side wall of the circuit board with the repulsive force.
前記筐体壁部は、前記側壁に対応した角を有しており、
前記弾性体は、前記反発力で前記側壁を押圧することで、前記回路基板の側壁を、前記筐体壁部における前記角を挟む二か所以上に押し付けている請求項1に記載の電子装置。 One of the first housing and the second housing has a housing wall portion facing the side wall.
The housing wall portion has a corner corresponding to the side wall, and has a corner corresponding to the side wall.
The electronic device according to claim 1, wherein the elastic body presses the side wall with the repulsive force to press the side wall of the circuit board to two or more places sandwiching the corner of the housing wall portion. ..
前記弾性体は、前記回路基板と前記第2筐体との間に配置された部位で前記表面を押圧し、前記回路基板と前記第1筐体の前記筐体壁部との間に配置された部位で前記側壁を押圧する請求項1または2に記載の電子装置。 The first housing has a housing wall portion facing the side wall, and has a housing wall portion.
The elastic body presses the surface at a portion arranged between the circuit board and the second housing, and is arranged between the circuit board and the housing wall portion of the first housing. The electronic device according to claim 1 or 2, wherein the side wall is pressed at the portion of the wall.
前記回路基板は、表面にグランド配線が形成されており、
前記弾性体は、前記グランド配線と前記第1筐体と前記第2筐体とに電気的に接続されている請求項5項に記載の電子装置。 The first housing and the second housing have conductivity and are conductive.
The circuit board has a ground wiring formed on the surface thereof.
The electronic device according to claim 5, wherein the elastic body is electrically connected to the ground wiring, the first housing, and the second housing.
前記反発力によって前記表面を押圧する部位のみを有した第1弾性体(4、4a)と、
前記反発力によって前記表面を押圧する部位と前記側壁を押圧する部位とが一体物として構成された第2弾性体(5、5a、5c)と、を含んでいる請求項1〜6にいずれか1項に記載の電子装置。 The elastic body is
A first elastic body (4, 4a) having only a portion that presses the surface by the repulsive force, and
Any of claims 1 to 6, which includes a second elastic body (5, 5a, 5c) in which a portion that presses the surface by the repulsive force and a portion that presses the side wall are integrally formed. The electronic device according to item 1.
前記回路基板は、少なくとも三つの前記弾性体に押圧されて保持されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子装置。 The elastic body is composed of a portion that presses the surface and a portion that presses the side wall by the repulsive force as an integral body.
The electronic device according to any one of claims 1 to 6, wherein the circuit board is pressed and held by at least three elastic bodies.
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