JP2021131317A - 作物収容体の重量測定装置 - Google Patents

作物収容体の重量測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】穀物を収容するタンク等の重量を計測する重量計測装置において、安価な構成の重量センサとすることを課題とする。【解決手段】作物収容体Tの土台部Dに点接触又は線接触状態にセンサプレート41を設け、センサプレート41に掛かる荷重を複数の重量センサ43a,43bで分担する。さらに複数の重量センサ43a,43bのうち少なくとも一を残し、他をダミーブロック片44で代替する構成とした。【選択図】 図17

Description

本発明は、穀物乾燥機や穀物貯留用タンク等作物収容体の重量を測定する装置に関する。
重量センサ支持体に重量センサを収容し、重量センサの上面が乾燥機の本体を受けて乾燥機の重量を測定する構成がある(特許文献1)。
特開2018−173235号公報
特許文献1の構成によると、支持体を作物収容体の下に据えやすい等の効果がある。ところが、例えば、穀物を収容した乾燥機の重量は最大で10tにもなるため、その分、高価な重量センサを用いる必要がある。
本発明は、安価な構成の重量センサとすることを課題とする。
上記に鑑みて、請求項1記載の発明は、作物収容体Tの土台部Dに点接触又は線接触状態にセンサプレート41を設け、センサプレート41に掛かる荷重を複数の重量センサ43a,43bで分担することを特徴とする作物収容体の重量測定装置とした。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、複数の重量センサ43a,43bのうち少なくとも一を残し、他をダミーブロック片44で代替する構成とした。
請求項1に記載の発明は、センサプレート41に掛かる荷重を複数の重量センサ43a,43bで受けるものであるから、検出可能な設定重量が小さな重量センサを用いることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の効果に加え、容量の小さい重量センサを用いて作物収容体Tの重量を測定できるようになる。
本発明の実施の形態にかかる穀物乾燥機の外観正面図 同穀物乾燥機の外観斜視図 正面から見た同穀物乾燥機の内部を示す図 同穀物乾燥機の上部パネルを説明する図 同穀物乾燥機の中部パネルを示す図 同穀物乾燥機の外観側面図 同穀物乾燥機の土台部Dの一部を示す斜視図 同穀物乾燥機の土台部Dの一部を示す斜視図 同穀物乾燥機の土台部Dの正面図 同穀物乾燥機の穀物重量計測用センサユニットの分解斜視図 同穀物乾燥機の穀物重量計測用センサユニットの正断面図 同穀物乾燥機における、(A)穀物重量計測用センサユニット配置概要説明図、(B)第1補正係数一例を示す図、(C)第2補正係数一例を示す図、(D)平均補正係数一例を示す図 同穀物乾燥機における、第3補正係数一例を示す図 同穀物乾燥機における、第4補正係数一例を示す図 同穀物乾燥機における、第5補正係数一例を示す図 同穀物乾燥機における零調整設定の一例を示す図 (A)同穀物乾燥機の穀物重量計測用センサユニットの別例の分解正面図、(B)同例の平面図 同穀物乾燥機の穀物重量計測用センサユニットのさらに他の例の分解正面図 同穀物乾燥機の穀物重量計測用センサユニットのさらに他の例の分解正面図 (A)同穀物乾燥機の穀物重量計測用センサユニットのさらに他の例の分解正面図、(B)その作用説明図 同穀物乾燥機の穀物重量計測用センサユニットのさらに他の例の分解正面図
本発明の実施の形態の穀物乾燥機について説明する。
図1、図2、図3に示すように、作物の一例としての穀物を収容する箱体状の作物収容体(以下、穀物収容体)Tの内部には、貯留部1と、穀物を乾燥する乾燥部2と、乾燥部2を通過した穀物が集まる集穀部3を設ける。そして、穀物収容体Tは貯留部1を形成する上部パネルJと、乾燥部2を形成する中部パネルCと、集穀部3を形成する土台部Dから構成している。
乾燥部2にはバーナケース4内の燃焼バーナ(図示せず)で生成される熱風が通過する熱風室5と、穀物が流下する穀物流下室6と、熱風室5から穀物流下室6を通過した熱風を排風ファン7の吸引により排風として通過する排風室8を設ける。
穀物流下室6の下端部には穀物を集穀部3へ繰り出すロータリバルブ15を設け、集穀部3には穀物を搬送する下部ラセン9と、下部ラセン9へ穀物を案内する傾斜板10を設ける。
図2に示すように、穀物収容体Tの前方には、下部ラセン9で搬送された穀物を揚穀する昇降機11とバーナケース4と制御部(図示せず)を内蔵する操作盤16を設ける。昇降機11の上部から穀物収容体Tの天井部には、穀物を貯留室1へ搬送する上部ラセン12を設ける。図2の符号13は燃料タンクで、土台部Dの斜め前方に設けている。
図6から図9に示すように、土台部Dは下部枠体20と傾斜板10と上部枠体21を備える。上部枠体21及び下部枠体20は平面視で前後左右を枠形状に形成している。下部枠体20の前部及び上部枠体21の前部を前支柱22で連結し、下部枠体20及び上部枠体21の側部を中支柱23で連結し、下部枠体20と上部枠体21の後部を後支柱24で連結する。傾斜板10の上部は上部枠体21の側部に連結し、傾斜板10の下部は下部枠体20の前部及び後部に連結する。傾斜板10の下部の外面と中支柱23の内側下部を左右方向に延びる補強体25で連結する。傾斜板10の外側から中支柱23にかけて空間部
26を形成している。
下部枠体20の外周に沿ってフランジ部27を形成する。フランジ部27の前部には後述する調節具用孔28を形成している。また、下部枠体20の四隅の下面にはそれぞれキャスタ29を取り付けている。キャスタ29は穀物乾燥機の組み立て時に土台部Dを設置位置まで移動させるためのものである。
次に、穀物乾燥機の組み立て作業について図4及び図5に基づいて説明する。
穀物乾燥機の組み立て時には、まず土台部Dを設置位置までキャスタ29により移動し、次いで、土台部Dの上に中部パネルCを載置する(図5参照)。さらに、中部パネルC上に上部パネルJを穀物収容量に応じた枚数組み付ける。
穀物乾燥機の組み立てが完成すると、穀物乾燥機の設置位置を固定するためのセンサ支持体30を土台部Dの下部枠体20の四隅に取り付ける。図1、図6にはそれぞれセンサ支持体30を穀物乾燥機に取り付けた状態を示す。すなわち、本実施の形態では前記センサ支持体30にそれぞれ重量センサ31を組み込んだものを穀物重量計測用センサユニットYAとし、土台部Dの下部枠体20の四隅にそれぞれ設けてなる。
なお、本実施の形態の重量センサ31は筒形状で、その重量受面31aに計測対象の物品に接触して荷重を感知し電気信号に変換することにより重量を計測できる所謂ロードセル形態としている。
図10、図11に示すように、穀物重量計測用センサユニットYAは、重量センサ31を載置状態に支持するホルダフレーム32、土台部Dの四隅の下部枠体20に接して分担荷重を支持する上部フレーム33、地面に接するベースフレーム34を備える。そして、ホルダフレーム32と上部フレーム33との間はスペーサパイプ35とこれに貫通する締結ボルト36により重量センサ31を囲うセンサ支持体30を形成できる構成とし、複数のスペーサパイプ35と締結ボルト36をもって、上部フレーム33とホルダフレーム32の上下間隔を所定に維持される構成としている。さらに、ホルダフレーム32とベースフ
レーム34との間は、複数の調整ボルト37及びこれら調整ボルト37に螺合するナット38を備え、調整ボルト37端部はホルダフレーム32に貫通させると共に、ホルダフレーム32下面にナット38を当接するもので、ナット38の正逆転によってセンサ支持体30を上下に高さ調整できる構成としている。なお、ベースフレーム34には調整ボルト37の頭部を位置させる凹部34aを備えており、この凹部34aを平面視6角に形成して調整ボルト37の周り止めと位置決めを行う。なお、調整ボルト37とナット38によって調整具を構成するが、この調整具は、ナット38をホルダフレーム32に固定しておき調整ボルト37を正逆回転させることによって高さ調整できる構成としてもよい。さらにナット38固定に代替してホルダフレーム32に直に螺合溝を形成してもよい。穀物重量計測用センサユニットYAの3方を覆う重量計カバー39を着脱自在に設ける。
前記重量センサ31について、上部フレーム33の中央部に形成する孔部33bに重量受面31aを貫通状にのぞませるが、この重量受面31aは、上部フレーム33の重量受面33aと同一平面となるように設けられ、穀物収容体Tの重量を分担して受け得る構成である。重量センサ31(又は後述の代替支持ブロック)は四隅に設けられて分担するものであるが、穀物収容体T全体の重量Wの一部荷重Wnは、センサの重量受面31aの面積Asと上部フレームの重量受面33aの面積Auとの比率に応じて分担する。したがって、重量センサ31による検出重量Wsは、Ws=Wn×(As/(As+Au))で算
出できる。したがって、重量センサ31の計測可能重量の低減化が図れ、重量センサ31を小型化し、低廉に構成できる。なお、四隅に穀物重量計測用センサユニットYAを設けるものであるから、n=1,2,3及び4で、W1,W2,W3及びW4である。そしてセンサユニットYAはYAnで、YA1,YA2,YA3及びYA4である。符号はそれぞれ対応している。
前記構成の穀物重量計測用センサユニットYAを構成する前記センサ支持体30は、これを支持するベースフレーム34を交換可能に着脱できる構成であるから、錆が発生しても交換によって対応でき、耐久性を回復する。
上記実施例における穀物重量計測用センサユニットYAnの設定手順等について説明する。例えば、図12(A)の穀物収容体Tの概略平面図において、正面側左隅下方に符号「1」を、同右隅下方に符号「2」、背面側左隅下方に符号「3」、同右隅下方に符号「4」を割り当てるものとし、穀物重量計測用センサユニットYAもこれに倣い、それぞれ1〜4の夫々の位置に配置されるユニットをYA1,YA2,YA3及びYA4とする。
ところで、穀物収容体Tの構造物重量及び収容穀物が均等であって四隅に作用する場合、穀物重量計測用センサユニットYA1,YA2,YA3及びYA4の各センサ31は略同重量を計測するものであるが、穀物収容体Tの構成部材により、また穀物の張込状況により均等でない。そこで、均等分担比率、つまり四隅に設ける場合には1/4の0.25からの差異を鑑みて補正係数として把握することにより、より精度高く計測しようとする。
例えば、前記昇降機11は、穀物収容体Tの前側又は背面側に選択的に取り付けられる。また、排風ファン7は背面側において左側又は右側に偏位して設けられる。そして、穀物収容体T内部構造も相まって、四隅で作用する穀物空の重量計測値w01,w02,w03,w04から予め記憶する補正係数、すなわち分担重量比率、F1,F2,F3,F4により全体重量を演算できる。上記補正係数F1,F2,F3,F4は、昇降機11配置に基づく第1補正係数e01,e02,e03,e04、吸引ファン7配置に基づく第2補正係数f01,f02,f03,f04との平均によって算出されるもので、平均補
正係数としている。例えば、F1=(e01+f01)/2である。なおF1+F2+F3+F4=1としている。平均補正係数を均等分担比率としている所以である。
そして穀物重量計測用センサユニットYA1の重量センサ31の前記測定値w01であるから、穀物収容体Tの穀物空状態の全体重量W0は、W0≒w01/F1で算出演算できる。同様に、平均補正係数F2,F3,F4、重量計測値w02,w03,w04によっても算出でき、W0≒w02/F2≒w03/F3≒w04/F4である。
したがって、平均補正係数F1,F2,F3又はF4を予め知っておくことにより、対応する穀物重量計測用センサユニットYA1,YA2,YA3又はYA4の重量センサ31の測定値に基づいて全体の重量を演算できる。このため、穀物重量計測用センサユニットYAを少なくとも1基設けてその重量センサ31の測定出力によって全体重量を計測できる。なお2基以上設ける場合は、適宜平均演算して全体重量を知ることができる。また、穀物重量計測用センサユニットYAを設けない隅部には高さを揃えた支持ブロックを設けるものとする。
第1補正係数、第2補正係数、及び平均処理した平均補正係数の一例を図12(B),(C)及び(D)に示す。この場合は、穀物が空の状態での値であるが、穀物が張り込まれると四隅に掛かる重量比率が変動すると考えられ、したがって所定張込量毎に、前記第1補正係数e01m,e02m,e03m,e04m、第2補正係数f01m,f02m,f03m,f04m、平均補正係数F1m,F2m,F3m,F4mの値を予め実測して記憶するものとする。なお、m=1,2…で、所定張込量毎に対応するものである。
次いで、穀物の張込状態に応じて補正係数を設定する場合について説明する。穀物種類や産地、収穫時期等に起因して貯留部1に張り込まれる穀物の堆積状況が偏る場合がある。具体的には、前高になったり後高になるものである。図13に第3補正係数の一例を示す。堆積量が大きい部分ほど補正係数値を大としている。なお、貯留部1内の前後に穀物堆積量検知センサ(図示せず)を配置し、それぞれのセンサが検知する時刻のズレ時間をもって前後の堆積量の大小を演算できる。なお、穀物種類の相違と機器ばらつきによって、例えば、張込に際して籾は均等に堆積できるが、大豆では偏って堆積する特性を知り、補正係数に反映させると測定精度が向上する。
次いで、運転使用時間に基づいて補正係数を変更する場合について説明する。新規使用時に比較して数回使用後の補正係数を変更するものである。図14に示すように、第4補正係数は、使用時間が大となるほど、均等分担比率に近づくように設定される。新規使用時では、機器ばらつきが大であるため、第4補正係数は均等分担比率との差異が大とし、運転時間が大なるほどばらつき小となるため、第4補正係数は均等分担比率に近づく。
前記したように、張込量に応じて補正係数を変更設定するが、その一例を図15に示す。張込量が少ないほど第5補正係数は、均等分担比率に対する差異が大きく設定され、張込量が大なるほど四隅分担重量の影響が小さくなって、第5補正係数は均等分担比率つまり四隅に設ける場合には1/4の0.25に近づく。ここで張込量に代替して予め重量が既知の重錘を準備してこの重錘の有無で変動状況を把握し、補正係数に反映させるように構成してもよい。
次いで、図16に基づき、重量センサ31の零調整を含む補正の手順について説明する。穀物収容体Tを組立てた後の穀物空の状態で重量センサ31の測定出力値につき零調整を行う。そして、予め重量が既知の、例えば排風ファン7を後付けする。この際の重量センサ31が受ける重量は四隅のいずれの位置であるかによって、予め記憶されているその位置での補正係数を選択して重量を演算する。この排風ファン7設置による分担重量の測定値を、補正係数で演算した重量と比較し、その差異を勘案して調整する。また、穀物満量状態での分担重量の測定値を、補正係数で演算した重量と比較し、その差異を勘案して
調整する。さらに、複数所定回数の乾燥を行った後で、各部が馴染んだ状態での穀物重量の測定値をもって補正係数の当否を判定し、場合によっては変更調整できる。
なお、前記零調整のタイミングについて、各別の零調整スイッチ(図示せず)の操作に基づく場合、及び穀物排出モードで重量センサ31が穀物空を検出する時としている。このように構成すると、自動、手動を問わず毎回零調整を実行することができる。
次いで、更に検出可能な設定重量を小さく設定し得る構成とした重量センサを備えた穀物重量計測用センサユニットの別例について説明する。
図17に示すように、穀物重量計測用センサユニットYBは、土台部Dの四隅の下部枠体20側に固定した上部プレート40に点接触するセンサプレート41を備え、該センサプレート41と地面Gに接する接地プレート42との間に、ロードセル形態とした複数の重量センサ43a,43b(図例では2個)を配置する構成としている。なお、上部プレート40は下部枠体20の下面側に適宜に固着されていて、椀型の凹部40aが一体的に形成し、一方、センサプレート41側には上向きの先鋭凸条41sを形成し、これら凹部40aと凸条41sを対向させることによって所謂点接触の構成としている。
そして、穀物収容体Tの四隅の一の荷重を点接触で受けることで集中する荷重をセンサプレート41にて受け、さらに複数の重量センサ43a,43bに分担する構成である。
上記点接触の構成であるから地面の傾きによらず複数の重量センサ42a,42bはそれぞれ安定良く分担できかつ計量できる。また、複数の重量センサ43a,43bで支持するものであるから、単一の重量センサを配置する構成に比較して、設定重量が小さな重量センサ43a,43bを用いることができ、図例では2個の重量センサの配置によって2等分できるものであるから、設定重量が約1/2の重量センサ43a,43bを用いれば足りる。
なお重量センサ43の配置は図17(B)に示すように、平面視において先鋭凸条41sを中心とする円の等分配置とする。このように配置すると各重量センサ43の分担荷重を均一にすることができる。
さらに、前記複数の重量センサ43a,43bのうちいずれか一を正規の重量センサとし、他をダミー部材のブロック片44とすることにより重量センサ43数を節約できる。この際、ダミー部材の支持構成としては、その重量受面面積が、正規の重量センサ43の重量受面面積と同等のものに構成することによって重量センサ複数支持の条件を揃えることができる。すなわち重量センサ43aとし、重量センサ43bに代替してブロック片44とすることで、重量センサ43bを廃止できコスト低廉化できる。
前記センサプレート41と接地プレート42の改良構成について、図18に示すように、センサプレート41の下面には、重量センサ43aの荷重受面とブロック片44の荷重受面に対応する箇所に受座41a,41bを形成する。一方接地プレート42側には、重量センサ43aを固着できる締結部材装着孔部及びブロック片44相当を一体成型するように構成している。
前記接地プレート42を設けることによって、地面にかかる接地圧を分散し、地面性状に起因する沈み込みを防止でき、重量測定を正確に行うことができる。
図17による例では、センサプレート41を重量センサ43a,43bやブロック片44の荷重受面を対向させたが、図19に示すように、重量センサ43aやブロック片44を上下逆にしセンサプレート41に固着し、荷重受面を接地プレート42の受座42a,42bに対向する構成としてもよい。
また、図17による例では、凹部40aと凸条41sを対向させることによって所謂点接触の構成としたが、凸条41s側を蒲鉾状にし、凹部40a側をこの蒲鉾状に対向できるように構成して所謂線接触に構成することもできる。
次いで、図20について、穀物重量計測用センサユニットYCは、土台部Dの四隅の下部枠体20側に固定した一対の固定ブロック片45a,45bの間に形成される逆V空間46内に、一対の摺動ブロック片47a,47bを該逆V空間46内に嵌入し得る形状に設け(図20(B))、摺動ブロック片の一方47a側に重量センサ48を横向きに固定し、重量センサ48の荷重受面48aを側面側に設定して他方の摺動ブロック片47bに形成した受座に対応させている。このように構成すると、逆V空間46内にある摺動ブロック片47a,7bに穀物収容体Tの荷重が加わるが、垂直方向に加わる四隅の荷重の水平分力を重量センサ48が検出することができる。この水平分力から垂直分力や合力を演算することにより穀物収容体Tの四隅に加わる荷重を算出する構成である。したがって、検出荷重容量の小さい重量センサ48を用いて穀物収容体Tの重量を測定できる。また設置する地面の性状の影響を受けずに重量測定できる。
図21について、穀物重量計測用センサユニットYDは、上記穀物重量計測用センサユニットYCの変形例を示すものである。土台部Dの四隅の下部枠体20側に、一方が固定で他方が非固定とした一対でV型をなすブロック片49a,49bと、これら一対のブロック片49a,49の間に挟持状に配置する横向き重量センサ50と、V型空間51を形成した接地ブロック52を備えている。一対のブロック片のうち一方49aに固定された重量センサ50は、荷重受面が他方のブロック片49bに形成された受部に対向し、ブロック片49a、49bが接地ブロック52のV型空間51に受けられた時の水平分力を測定できる。したがって上記穀物重量計測用センサユニットYCと同様に穀物収容体Tの重量を測定できる。
43a 重量センサ
43b 重量センサ
44 ダミーブロック片
D 土台部
T 穀物収容体(作物収容体)

Claims (2)

  1. 作物収容体(T)の土台部(D)に点接触又は線接触状態にセンサプレート(41)を設け、前記センサプレート(41)に掛かる荷重を複数の重量センサ(43a,43b)で分担することを特徴とする作物収容体の重量測定装置。
  2. 前記複数の重量センサ(43a,43b)のうち少なくとも一を残し、他をダミーブロック片(44)で代替する構成とした請求項1に記載の作物収容体の重量測定装置。
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