JP2021129664A - ドレープユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】清潔領域と不潔領域とを十分に分離できるとともに、手術の作業性を向上させることができるドレープユニットを提供すること。【解決手段】本発明の一態様は、術具を保持する医療用ロボットと術具との間に配置されて術具と医療用ロボットとを分離するとともに、術具に設けられた可動部に医療用ロボットが備える動力伝達部からの進退方向の動力を伝達するドレープユニットであって、動力伝達部から動力を受ける可動介在部と、可動介在部の一部を挿通させる貫通孔を有し医療用ロボットに対して脱着可能に装着される固定介在部と、を備え、固定介在部は、可動介在部が進退方向の端部に移動したとき、貫通孔の貫通方向にみて可動介在部の一部を覆う収容部を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、医療用ロボットと術具とを分離するドレープユニットに関する。
医療用ロボットを用いた手術は、術者の負担軽減のみならず、高精度かつ安定した処置による患者への負担軽減や遠隔医療の可能性を高める技術として注目されている。医療用ロボットを用いる場合、術具は滅菌されているため清潔領域となるが、医療用ロボット側は術具側ほど滅菌されていないため不潔領域となる。このため、医療用ロボットを用いた手術では、清潔領域と不潔領域とを分けるため医療用ロボット側をドレープで覆うようにしている。
特許文献1には、外科用器具に駆動を提供するための駆動装置を備える外科用ロボットアームを覆うための外科用ロボットドレープが開示される。このドレープは、ロボットアームを覆ってその上に無菌境界を画定するためのカバーと、カバーに取り付けられたインターフェースエレメントと、を備える。
また、特許文献2には、外科用ロボットの一部を覆うための外科用ロボットドレープが開示される。このドレープは、外科用ロボットの駆動装置を覆ってその上に無菌境界を画定するカバーと、複数のインターフェースエレメントと、を含んで構成される。
また、特許文献3には、駆動部にマニピュレータを接続する場合に、駆動部の動作によっても清潔領域と不潔領域とを分離した状態に維持することができるドレープユニットが開示される。
特表2018−515212号公報 特表2018−515213号公報 特許第6138396号公報
医療用ロボットにおいて術具を取り付ける部分には、術具に駆動力を伝える可動部材や、可動部材の動きをガイドする開口が設けられる。清潔領域と不潔領域との間にこのような開口があると清潔領域と不潔領域との分離が不十分となる。特許文献3では、このような開口を被覆するアダプタを設けるようにしている。
しかしながら、可動部材を進退動作(直動)させるための開口は進退方向に延びる長孔になるため、開口の全体を被覆するアダプタも進退方向に長く設ける必要がある。このようなアダプタが露出していると可動部材の動作の邪魔になるとともに、アダプタに何らかの外力が加わると可動部材を介して術具に不要な力が加わってしまい、処置の精度や安全性を損なうことになる。
本発明は、清潔領域と不潔領域とを十分に分離できるとともに、手術の作業性・安全性を向上させることができるドレープユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、術具を保持する医療用ロボットと術具との間に配置されて術具と医療用ロボットとを分離するとともに、術具に設けられた可動部に医療用ロボットが備える動力伝達部からの進退方向の動力を伝達するドレープユニットであって、動力伝達部から動力を受ける可動介在部と、可動介在部の一部を挿通させる貫通孔を有し医療用ロボットに対して脱着可能に装着される固定介在部と、を備え、固定介在部は、可動介在部が進退方向の端部に移動したとき、貫通孔の貫通方向にみて可動介在部の一部を覆う収容部を有することを特徴とする。
このような構成によれば、貫通孔を塞いで不潔領域の露出を防ぐ可動介在部が動力伝達部から動力を受けて進退方向の端部に移動したとき、可動介在部の一部が固定介在部の収容部に覆われるため、進退方向に移動する可動介在部の露出を抑制することができる。
上記ドレープユニットにおいて、可動介在部は、動力伝達部から動力を受ける第1可動部分と、可動部へと動力を伝達する第2可動部分と、第2可動部分から進退方向に延在する第3可動部分と、を有し、第3可動部分は、収容部に収容されるカバー領域を有していてもよい。これにより、進退方向に延在する第3可動部分のカバー領域が収容部に収容され、第3可動部分によって貫通孔のカバーとともに、可動介在部の露出の抑制が行われる。
上記ドレープユニットにおいて、固定介在部は、第1可動部分を挿通させる第1開口が設けられた第1固定部分と、第2可動部分を挿通させる第2開口が設けられた第2固定部分とを備える組み立て体であり、可動介在部は、第1固定部分と第2固定部分とに挟まれて固定介在部に脱落不能に収容されることが好ましい。これにより、可動介在部が第1固定部分と第2固定部分との間に挟まれ、可動介在部の露出の抑制とともに、可動介在部の固定介在部からの脱落が確実に防止される。
上記ドレープユニットにおいて、第2開口の進退方向の長さは第1開口の進退方向の長さよりも短いことが好ましい。これにより、貫通方向にみて第2開口と第1開口とが重ならない領域で第1開口をカバーすることができ、第3可動部分が進退方向に移動しても貫通孔が生じにくく、不潔領域の露出が抑制される。
上記ドレープユニットにおいて、固定介在部は、可動介在部の一部を受容して可動介在部が進退方向に移動することを案内する案内溝を有し、医療用ロボットに対してドレープユニットおよび術具が装着された状態において、貫通方向にみて、第3可動部分と第1固定部分との間、および第3可動部分と第2固定部分との間には、それぞれ所定の隙間が設けられていてもよい。上記の隙間があることにより、医療用ロボットに装着した術具の可動部を動かしているときに、固定介在部と可動介在部とが衝突して可動部がロックする不具合が生じる可能性を低減させることができる。
上記ドレープユニットにおいて、第2開口は、第3可動部分により塞がれていてもよい。これにより、第3可動部分によって第2開口がカバーされ、不潔領域の露出が抑制される。
上記ドレープユニットにおいて、第3可動部分の進退方向の長さは、第2開口の進退方向の長さよりも長いことが好ましい。これにより、第3可動部分が進退方向に移動しても第2開口がカバーされ、不潔領域の露出が抑制される。
上記ドレープユニットにおいて、医療用ロボットに対して術具が装着される前の状態において、医療用ロボットに装着された固定介在部が有する第1開口の全体を塞ぐように、可動介在部は配置されることが好ましい。これにより、医療用ロボットに術具が装着されていない状態でも、可動介在部によって第1開口の全体が塞がれ、不潔領域の露出が抑制される。
上記ドレープユニットにおいて、可動介在部が進退方向の端部に位置する状態において、可動介在部は固定介在部の貫通孔を構成する内壁面と当接しないよう構成されていてもよい。これにより、可動介在部が可動端部で止まる際に可動介在部から術具に与えられる力を緩和することができる。
上記ドレープユニットにおいて、複数の可動介在部が進退方向および貫通方向と直交する方向に並置されていてもよい。これにより、複数の可動介在部が設けられている場合でも、複数の可動介在部どうしの干渉や複数の可動介在部の露出が抑制される。
本発明によれば、清潔領域と不潔領域とを十分に分離できるとともに、手術の作業性・安全性を向上させるドレープユニットを提供することが可能となる。
本実施形態に係るドレープユニットを例示する斜視図である。 術具の装着状態を例示する斜視図である。 ドレープユニットへの術具の取り付けを例示する斜視図である。 医療用ロボットの駆動部分を例示する平面図である。 本実施形態に係るドレープユニットの分解斜視図である。 本実施形態に係るドレープユニットの構成を例示する断面図である。 (a)および(b)は、可動介在部および固定介在部を例示する模式図である。 (a)から(d)は、可動介在部の動作を例示する模式図である。 ドレープユニットの平面図である。 固定介在部の案内溝を例示する斜視図である。 (a)および(b)は、他の可動介在部の構成を例示する模式図である。 (a)から(c)は、ストッパの例を示す模式断面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付し、一度説明した部材については適宜その説明を省略する。
(医療用ロボットおよびドレープユニットの構成)
図1は、本実施形態に係るドレープユニットを例示する斜視図である。
図2は、術具の装着状態を例示する斜視図である。
図3は、ドレープユニットへの術具の取り付けを例示する斜視図である。
図4は、医療用ロボットの駆動部分を例示する平面図である。
図1および図2に示すように、医療用ロボット500は、遠隔操作可能なマニピュレータである多自由度アーム510を有する。多自由度アーム510の先端部分には本実施形態に係るドレープユニット1を取り付ける装着部520が設けられる。術具100は、ドレープユニット1を介して多自由度アーム510に取り付けられる。
本実施形態に係るドレープユニット1は、多自由度アーム510の装着部520に着脱可能に取り付けられ、術具100はドレープユニット1に着脱自在に取り付けられる。これにより、ドレープユニット1は、術具100を保持する医療用ロボット500と術具100との間に配置されて術具100と医療用ロボット500とを分離する役目を果たす。また、ドレープユニット1は、術具100に設けられた可動部150に、医療用ロボット500が備える動力伝達部550からの進退方向の動力を伝達する役目も果たす。
ここで、本実施形態において、動力伝達部550からドレープユニット1に与えられる動力の方向(進退方向)をZ方向、Z方向と直交する方向の一つをX方向、Z方向およびX方向と直交する方向をY方向ということにする。
本実施形態では、Z方向は、多自由度アーム510の先端部分が延出する方向でもある。また、多自由度アーム510の先端部分(装着部520)はZ方向の軸回りに回転するようになっている。さらに、多自由度アーム510のアーム部も軸回転可能となっている。したがって、医療用ロボット500に取り付けられた術具100は、多自由度アーム510によって様々な角度から患者にアプローチすることができる。
図2に示すように、術具100は、本体110と、本体110から延在するシャフト120と、シャフト120の先端(本体110とは反対側の端部)に設けられる処置部130とを備える。処置部130は例えば鉗子である。なお、図2では、術具100およびドレープユニット1と医療用ロボット500の装着部520との関係が理解しやすいように、術具100にドレープユニット1が装着された状態で医療用ロボット500の装着部520に装着する様子が描かれている。実際の施術時には、図3に示されるように、医療用ロボット500の装着部520にまずドレープユニット1を装着し、装着状態のドレープユニット1に術具100が取り付けられる。
図3および図4に示すように、医療用ロボット500には、アクチュエータ部511と、制御部512と、が設けられている。アクチュエータ部511は、術具100を動作させる駆動力を発生させるものである。アクチュエータ部511には、ドレープユニット1に対して進退方向(Z方向)の駆動力を伝達する動力伝達部550(図5参照)が接続されている。
本実施形態では、アクチュエータ部511が空気などの気体や、流体を用いて駆動力を発生させるものである例に適用して説明する。なお、アクチュエータ部511としては、電動モータを用いたものであってもよく、その動力を発生させる形式を限定するものではない。また、アクチュエータ部511としては、ピストンおよびシリンダを用いた構成を有するものであってもよいし、その他の公知の流体から駆動力を発生させる構成を有するものであってもよく、その具体的な構成を限定するものではない。
制御部512は、アクチュエータ部511における駆動力の発生を制御するものである。また、動力伝達部550におけるZ方向の移動や、動力伝達部550の配置位置を制御するものである。本実施形態では、アクチュエータ部511に対する空気などの気体の供給を制御部512が制御する例に適用して説明する。
術具100を多自由度アーム510に取り付けるには、多自由度アーム510の装着部520に取り付けられたドレープユニット1に、術具100の本体110を例えばX方向にスライドさせるようにして嵌め込む。
本体110のドレープユニット1への嵌め込みによって、動力伝達部550からの動力がドレープユニット1を介して本体110に伝達可能となる。本体110内には、動力を処置部130に伝えるリンク手段(例えば、ワイヤ)が設けられ、動力伝達部550の動作がドレープユニット1から術具100のリンク手段に伝わり、処置部130を動作させることができる。
医療用ロボット500に取り付けられる術具100は滅菌処理されており清潔領域に配置される。一方、医療用ロボット500は術具100ほど清潔ではない不潔領域に配置される。ドレープユニット1は清潔領域と不潔領域とを区画するもので、膜状のドレープ(図示せず)を含む。ドレープユニット1も滅菌処理されている。
(ドレープユニットの詳細構造)
図5は、本実施形態に係るドレープユニットの分解斜視図である。
図6は、本実施形態に係るドレープユニットの構成を例示する断面図である。
図6には、ドレープユニット1のZY断面が示される。説明の都合上、図6には、ドレープユニット1の断面図のほか、医療用ロボット500の動力伝達部550および術具100の可動部150についてドレープユニット1と分離した状態の断面図も示される。
図5および図6に示すように、ドレープユニット1は、医療用ロボット500の動力伝達部550から動力を受ける可動介在部10と、可動介在部10の一部を挿通させる貫通孔20hを有し医療用ロボット500に対して脱着可能に装着される固定介在部20と、を備える。
固定介在部20は、第1固定部分21と、第2固定部分22とを備える組み立て体になっている。この第1固定部分21と第2固定部分22との間に可動介在部10が挟まれるように配置され、固定介在部20から脱落不能に収容される。
固定介在部20は、可動介在部10が進退方向の端部(可動端)に移動したとき、貫通孔20hの貫通方向(Y方向)にみて可動介在部10の一部を覆う収容部25を有する。すなわち、可動介在部10がZ方向の可動端に移動したとき、可動介在部10の一部が固定介在部20の収容部25に収容される構成のため、可動介在部10の外部への露出が抑制される。特に、手術中に術具100を取り替える場合には、医療用ロボット500に装着されていた術具100を外して別の術具100を取り付けるまでの間、ドレープユニット1が露出した状態となる。このとき、ドレープユニット1に、施術者や介助者(助手)が不用意に触ってしまったり、何らかのもの(例えば隣に配置されたロボットアーム)が衝突したりする危険性がある。本実施形態に係る医療用ロボット500では、上記のようにドレープユニット1の可動介在部10のZ方向の可動端が固定介在部20の収容部25に収容されるため、可動介在部10が接触・衝突によって想定外に動いたり脱落・破損したりする不具合が生じにくい。
また、例えば特許文献3に示されるように、固定配置されたベースの上にマニピュレータが設けられた構成の場合には、ドレープ本体の上にアダプタを載置すれば、そのアダプタによって開口部全体を被覆することができる。これに対し、本実施形態のような医療用ロボット500に設けられるドレープユニット1の場合には、動力伝達部550が設けられたユニットが自由に回転・移動するため、これに伴いドレープユニット1の貫通孔20hも様々な方向を向く。それゆえ、特許文献3のアダプタのように単に載置された構成では、医療用ロボット500を操作している途中で可動介在部10が脱落するおそれがある。これに対し、本実施形態に係るドレープユニット1では可動介在部10が固定介在部20に脱落不能に収容されているため、ドレープユニット1の貫通孔20hがいかなる方向を向く場合であっても、可動介在部10によって不潔領域の露出を適切に防ぐことができる。
(可動介在部の詳細構造)
可動介在部10は、動力伝達部550から動力を受ける第1可動部分11と、術具100の可動部150へと動力を伝達する第2可動部分12と、第2可動部分12から進退方向(Z方向)に延在する第3可動部分13とを有する。
第1可動部分11には動力伝達部550の突起部550aが嵌合する凹部11aが設けられる。ドレープユニット1を多自由度アーム510の装着部520に取り付けると、動力伝達部550の突起部550aが可動介在部10の第1可動部分11の凹部11aに嵌め込まれる。これにより、動力伝達部550が進退動作した際の動力が第1可動部分11に伝達され、可動介在部10の進退動作が可能となる。
また、第2可動部分12には、術具100の可動部150の突起部150aが嵌合する凹部12aが設けられる。術具100の本体110をドレープユニット1に取り付けると、本体110の裏面から突出する突起部150aが第2可動部分12の凹部12aに嵌め込まれる。これにより、可動介在部10と術具100の可動部150とが係合状態となり、動力伝達部550の進退動作が可動介在部10から術具100の可動部150に伝達可能となる。すなわち、動力伝達部550を進退動作させると、その動力が可動介在部10から可動部150に伝えられ、可動部150の進退動作がワイヤ160に伝わり、ワイヤWを介して処置部130を動作させることができる。
第3可動部分13は、第2可動部分12からZ方向(進退方向)に延在する部分である。Y方向にみると第3可動部分13は第2可動部分12よりも大きく設けられているため、貫通孔20hをカバーする役目を果たす。
(固定介在部の詳細構造)
第1固定部分21には可動介在部10の第1可動部分11を挿通させる第1開口21hが設けられ、第2固定部分22には可動介在部10の第2可動部分12を挿通させる第2開口22hが設けられる。第1開口21hおよび第2開口22hはそれぞれZ方向に延在する長孔になっており、長孔の範囲内で可動介在部10のZ方向の進退動作を案内する。
すなわち、可動介在部10は、第1開口21hおよび第2開口22hの長孔の範囲内でZ方向に進退動作可能となっている。第1固定部分21と第2固定部分22との間における可動介在部10の可動領域のうち、Y方向にみて第1固定部分21と重なる部分が収容部25となる。
(可動介在部および固定介在部の位置関係)
図7(a)および(b)は、可動介在部および固定介在部を例示する模式図である。
図7(a)には可動介在部10および固定介在部20の模式断面図が示され、図7(b)には可動介在部10と貫通孔20hとの位置関係を示す模式平面図が示される。
図7(a)に示すように、X方向にみた場合、可動介在部10は、固定介在部20からY方向に突出しないことが好ましい。また、第2可動部分12と術具100の可動部150との係合は、可動部150に設けられた突起部150aと、第2可動部分12に設けられた凹部12aとの嵌合が好ましい。これにより、可動介在部10が固定介在部20に収容され、固定介在部20よりも外方に飛び出る部分が生じない。したがって、術具100を装着する前や、術具100の取り替えの際にドレープユニット1が露出する状態になっても、可動介在部10に不用意に触れてしまう事態が生じにくい。
特に、可動介在部10が進退移動(直動)する場合、移動ストロークが長くなることから、可動介在部10の露出領域も広くなりやすい。このため、可動介在部10に不用意に触れてしまう可能性が高くなる。上記のように、可動介在部10が固定介在部20に収容されていることで、可動介在部10が露出しても出っ張りがないため簡単に触れてしまうことがなくなる。これにより、安全かつ素早く術具100の取り付けおよび取り替え作業を行うことが可能となる。
図7(b)に示すように、可動介在部10の第3可動部分13は、第2可動部分12からZ方向(進退方向)に延在するように設けられるため、Y方向にみて第2開口22hを塞ぐようになる。第3可動部分13によって第2開口22hが塞がれることで、第3可動部分13がZ方向に進退移動しても貫通孔20hが生じにくくなる。これにより、清潔領域と不潔領域との間に設けられたドレープユニット1において、貫通孔20hが生じることによる不潔領域の露出が抑制される。
また、第2開口22hの幅(X方向の長さ)W2は、第1開口21hの幅W1と同等であるが、第2開口22hのZ方向の長さL2は、第1開口21hのZ方向の長さL1よりも短くなっていることが好ましい。第2開口22hの中心は、第1開口21hの中心とほぼ等しい。したがって、Y方向にみて、第2開口22hのZ方向の縁は、第1開口21hのZ方向の縁よりも内側に位置することになる。
これにより、Y方向にみて第2開口22hと第1開口21hとが重ならない領域で第1開口21hをカバーすることができる。それゆえ、第3可動部分13がZ方向に進退移動しても貫通孔20hの実質的な開口面積が広がりにくくなって、不潔領域の露出が抑制される。
なお、第3可動部分13のZ方向の長さL3を第2開口22hのZ方向の長さL2よりも長くするようにしてもよい。これにより、Y方向にみて第3可動部分13で第2開口22hの全体を覆うようにすることができる。
この際、第3可動部分13のZ方向の長さL3および収容部25のZ方向の長さを調整することで、可動介在部10が可動範囲のどの位置にあっても第3可動部分13によって第2開口22hの全体が覆われるようになっていてもよいし、可動介在部10が可動範囲の一部の範囲にある場合に第3可動部分13によって第2開口22hの全体が覆われるようになっていてもよい。これにより、可動介在部10によって第2開口22hを塞がれる領域が増加して、不潔領域の露出が効果的に抑制される。
(可動介在部の動作)
図8(a)から(d)は、可動介在部の動作を例示する模式図である。
図8(a)には可動介在部10が一方端へ移動したときの模式断面図が示され、図8(b)には可動介在部10が一方端へ移動したときの可動介在部10と貫通孔20hとの位置関係を示す模式平面図が示される。
図8(c)には可動介在部10が他方端へ移動したときの模式断面図が示され、図8(d)には可動介在部10が他方端へ移動したときの可動介在部10と貫通孔20hとの位置関係を示す模式平面図が示される。
図8(a)および(b)に示すように、可動介在部10が一方端へ移動したときは、可動介在部10の一方端側に延在する第3可動部分131が一方端側の収容部251に収容される。
反対に、図8(c)および(d)に示すように、可動介在部10が他方端へ移動したときは、可動介在部10の他方端側に延在する第3可動部分132が他方端側の収容部252に収容される。
第3可動部分131、132の収容部251、252に収容される部分はカバー領域13aとなる。可動介在部10の進退動作において第3可動部分131、132のカバー領域13aが収容部251、252に収容されることで、可動介在部10の進退方向端部(第3可動部分131、132の端部)を外部に露出させることなく、可動介在部10(第3可動部分13)によって貫通孔20hをカバーすることができる。
また、図8(a)および(b)に示すように、可動介在部10がZ方向の一方端側および他方端側のそれぞれに位置する状態において、可動介在部10が固定介在部20の貫通孔20hを構成する内壁面と当接しないように構成されていてもよい。
例えば、制御部512によるアクチュエータ部511の駆動制御によって可動介在部10を移動させる際、可動介在部10の可動端を貫通孔20hの内壁面に当接する前に止めるようにする。これにより、可動介在部10が一方端側および他方端側のそれぞれの可動端で止まる際に内壁面と衝突する際に生じる急激な力(衝突による衝撃力)を可動介在部10から術具100に与えないようにすることができる。
なお、上記とは反対に、可動介在部10が可動端まで移動した際、可動介在部10を貫通孔20hの内壁面と当接させて可動範囲のストッパとしてもよい。これにより、可動介在部10が可動端に位置する状態で術具100側から力が加わった際、可動介在部10と貫通孔20hの内壁面との当接によってその力を受けることができ、動力伝達部550へ伝わる衝撃を緩和することができる。
(複数可動介在部の例)
図9は、ドレープユニットの平面図である。
図9に示すドレープユニット1では、複数の可動介在部10がX方向に並置されている。本実施形態では、3つの可動介在部10が平行に設けられる。固定介在部20には、複数の可動介在部10に対応して複数の貫通孔20hが設けられる。複数の可動介在部10は互いに独立して進退移動可能となっている。複数の可動介在部10が互いに干渉せず独立して駆動するため、術具100の操作性を高めることができる。
また、複数の可動介在部10のそれぞれの可動範囲は同じであってもよいし、それぞれ異なっていてもよい。本実施形態の構成によれば、複数の可動介在部10が設けられている場合でも、複数の可動介在部10どうしの干渉や複数の可動介在部10の露出が抑制される。
図10は、固定介在部の案内溝を例示する斜視図である。
図10には、固定介在部20の第2固定部分22を内側(可動介在部10側)からみた斜視図が示される。
固定介在部20の第2固定部分22には、可動介在部10の一部を受容して可動介在部10がZ方向に移動することを案内する案内溝225が設けられていてもよい。案内溝225は、第2開口22hの縁よりも外側に設けられた座繰り部分である。案内溝225には可動介在部10の第3可動部分13が進退動作可能に嵌まるようになっている。
案内溝225の幅(X方向の長さ)は第3可動部分13の幅(X方向の長さ)とほぼ等しいか、僅かに広く設けられ、案内溝225の長さ(Z方向の長さ)は第2開口22hの長さ(Z方向の長さ)よりも長く設けられる。
第2開口22hに挿通される第2可動部分12に対して第3可動部分13は長さ方向(Z方向)および幅方向(X方向)のそれぞれに張り出すフランジ状に設けられている。したがって、第2可動部分12が第2開口22hに挿通されても、第3可動部分13は第2開口22hから抜け出ることはない。
第3可動部分13のX方向の位置は案内溝225の幅方向(X方向)に向かい合う壁225aで規制される。一方、第3可動部分13のZ方向の位置は案内溝225の長さ方向(Z方向)に移動可能である。したがって、可動介在部10は、案内溝225によってX方向に規制されながら、案内溝225に沿ってZ方向に移動可能となる。
なお、第2開口22hに挿通される第2可動部分12や、第1開口21hに挿通される第1可動部分11でも可動介在部10のX方向の位置を規制しつつZ方向の移動を可能にするガイドの役目を果たすが、第3可動部分13は第1可動部分11および第2可動部分12よりもZ方向に長く設けられているため、案内溝225の壁225aとZ方向に長く接触して安定したガイドを行うことができる。
また、複数の可動介在部10に対応して複数の第2開口22hが設けられ、それぞれの第2開口22hに対応して案内溝225が設けられている場合、隣り合う案内溝225の間に壁225aが設けられる。この壁225aによって隣り合う可動介在部10の間に仕切りが設けられることになり、隣り合う可動介在部10どうしの干渉を防止することができる。さらに、この壁225aがあることで第3可動部分13の横の空間が仕切られ、不潔領域の露出を抑制しやすくなる。
また、医療用ロボット500に対してドレープユニット1および術具100が装着された状態において、Y方向にみて、第3可動部分13と第1固定部分21との間、および第3可動部分13と第2固定部分22との間には、それぞれ所定の隙間が設けられていてもよい。
上記のような隙間があることにより、医療用ロボット500に装着した術具100の可動部150を動かしているときに、固定介在部20と可動介在部10とが衝突して可動部150がロックする不具合が生じる可能性を低減させることができる。
(他の実施形態)
図11(a)および(b)は、他の可動介在部の構成を例示する模式図である。図11(a)には可動介在部10および固定介在部20の模式断面図が示され、図11(b)には可動介在部10と貫通孔20hとの位置関係を示す模式平面図が示される。
図11(a)および(b)に示す可動介在部10の第3可動部分13は、第2開口22hの全体を覆うように設けられている。これにより、医療用ロボット500に術具100が装着されていない状態でも、可動介在部10によって第2開口22hの全体が塞がれ、不潔領域が露出しにくくなる。
図12(a)から(c)は、ストッパの例を示す模式断面図である。
この例では、可動介在部10が可動範囲の可動端に達した際、動力伝達部550が当接するストッパ560を備えている。ストッパ560は、多自由度アーム510の装着部520に設けられていてもよいし、固定介在部20に設けられていてもよい。
可動介在部10が図12(a)に示す中間位置から図12(b)に示す一方端側へ移動して可動端まで達すると、動力伝達部550がストッパ560に当接する。これにより、可動介在部10が可動範囲の一方端で止まることになる。
また、可動介在部10が図12(c)に示す他方端側へ移動した可動端まで達すると、動力伝達部550がストッパ560に当接する。これにより、可動介在部10が可動範囲の他方端で止まることになる。
ストッパ560として固定介在部20よりも緩衝作用の高い材料や構造を用いてもよい。これにより、可動介在部10が固定介在部20に当接するよりもストッパ560に当接するほうが衝突時の反力を緩和できるようになる。
このように、本実施形態によれば、清潔領域と不潔領域とを十分に分離できるとともに、手術の作業性を向上させることができるドレープユニット1を提供することが可能となる。特に、可動介在部10が進退移動(直動)する場合、貫通孔20hも進退方向に拡がることになるが、本実施形態のような可動介在部10によって貫通孔20hを確実にカバーすることで、清潔領域と不潔領域との分離を確実に行うことができる。また、可動介在部10が固定介在部20に収容されるため、可動介在部10の露出が抑制され、安全かつ素早く術具100の取り付けおよび取り替え作業を行うことが可能となる。
なお、上記に本実施形態を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。例えば、上記の実施形態では3つの可動介在部10が並置される例を示したが、可動介在部10の数は限定されない。また、術具100の処置部130として鉗子の例を示したが、鉗子以外の処置部130であってもよい。また、前述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、各実施形態の構成例の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。
1 ドレープユニット
10 可動介在部
11 第1可動部分
11a 凹部
12 第2可動部分
12a 凹部
13,131,132 第3可動部分
13a カバー領域
20 固定介在部
20h 貫通孔
21 第1固定部分
21h 第1開口
22 第2固定部分
22h 第2開口
25,251,252 収容部
100 術具
110 本体
120 シャフト
130 処置部
150 可動部
150a 突起部
160 ワイヤ
225 案内溝
225a 壁
500 医療用ロボット
510 多自由度アーム
511 アクチュエータ部
512 制御部
520 装着部
550 動力伝達部
550a 突起部
560 ストッパ
L1,L2,L3 長さ
W1,W2 幅

Claims (10)

  1. 術具を保持する医療用ロボットと前記術具との間に配置されて前記術具と前記医療用ロボットとを分離するとともに、前記術具に設けられた可動部に前記医療用ロボットが備える動力伝達部からの進退方向の動力を伝達するドレープユニットであって、
    前記動力伝達部から前記動力を受ける可動介在部と、
    前記可動介在部の一部を挿通させる貫通孔を有し前記医療用ロボットに対して脱着可能に装着される固定介在部と、を備え、
    前記固定介在部は、前記可動介在部が前記進退方向の端部に移動したとき、前記貫通孔の貫通方向にみて前記可動介在部の一部を覆う収容部を有する、ことを特徴とするドレープユニット。
  2. 前記可動介在部は、
    前記動力伝達部から前記動力を受ける第1可動部分と、
    前記可動部へと前記動力を伝達する第2可動部分と、
    前記第2可動部分から前記進退方向に延在する第3可動部分と、を有し、
    前記第3可動部分は、前記収容部に収容されるカバー領域を有する請求項1記載のドレープユニット。
  3. 前記固定介在部は、前記第1可動部分を挿通させる第1開口が設けられた第1固定部分と、前記第2可動部分を挿通させる第2開口が設けられた第2固定部分とを備える組み立て体であり、
    前記可動介在部は、前記第1固定部分と前記第2固定部分とに挟まれて前記固定介在部に脱落不能に収容される、請求項2に記載のドレープユニット。
  4. 前記第2開口の前記進退方向の長さは前記第1開口の前記進退方向の長さよりも短い、請求項3に記載のドレープユニット。
  5. 前記固定介在部は、前記可動介在部の一部を受容して前記可動介在部が前記進退方向に移動することを案内する案内溝を有し、
    前記医療用ロボットに対して前記ドレープユニットおよび前記術具が装着された状態において、
    前記貫通方向にみて、前記第3可動部分と前記第1固定部分との間、および前記第3可動部分と前記第2固定部分との間には、それぞれ所定の隙間が設けられる、請求項3または請求項4に記載のドレープユニット。
  6. 前記第2開口は、前記第3可動部分により塞がれている、請求項3から請求項5のいずれか一項に記載のドレープユニット。
  7. 前記第3可動部分の前記進退方向の長さは、前記第2開口の前記進退方向の長さよりも長い、請求項3から請求項6のいずれか一項に記載のドレープユニット。
  8. 前記医療用ロボットに対して前記術具が装着される前の状態において、
    前記医療用ロボットに装着された前記固定介在部が有する前記第1開口の全体を塞ぐように、前記可動介在部は配置される、請求項3から請求項7のいずれか一項に記載のドレープユニット。
  9. 前記可動介在部が前記進退方向の端部に位置する状態において、前記可動介在部は前記固定介在部の前記貫通孔を構成する内壁面と当接しないよう構成された、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のドレープユニット。
  10. 複数の前記可動介在部が前記進退方向および前記貫通方向と直交する方向に並置される、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のドレープユニット。
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