JP2021129259A - 光受信回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高温動作時でのフォトダイオードの光電変換効率の低下による電流信号の減少を補償する。
【解決手段】 一つの実施形態によれば、光受信回路は、電流補償回路、フォトダイオード、トランスインピーダンス回路を含む。電流補償回路は温度係数がプラスである第1電流を生成する。フォトダイオードは光信号を入力して温度係数がマイナスである光電変換電流を含む第1電流信号を生成し、第1の電流と第1電流信号を合算した第2電流信号を出力する。トランスインピーダンス回路は負帰還抵抗を有し、第2電流信号を入力して電流電圧変換した出力電圧を生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、光受信回路に関する。
光伝送装置や光結合装置などには、光信号を入力して電気信号に変換する光受信回路が使用される。光受信回路は、光信号を光電変換して電流信号を生成するフォトダイオード、電流信号を電流電圧変換して出力電圧を生成するトランスインピ―ダンス回路を含む。
フォトダイオードは、温度係数がマイナスであり周囲温度が上昇すると光電変換効率が低下して電流信号が減少する。電流信号の減少により、トランスインピーダンス回路の出力電圧が減少する。このため、周囲温度の上昇による伝搬遅延時間や入力感度などの特性が低下するという問題点がある。
高温動作時で、フォトダイオードの電流信号が所定の閾値以下にならないように電流信号の減少を補償することが要望されている。
特開2010−26768号公報
本発明は、高温動作時でのフォトダイオードの光電変換効率の低下による電流信号の減少を補償する電流補償回路を有する光受信回路を提供することにある。
一つの実施形態によれば、光受信回路は、電流補償回路、フォトダイオード、トランスインピーダンス回路を含む。電流補償回路は温度係数がプラスである第1電流を生成する。フォトダイオードは光信号を入力して温度係数がマイナスである光電変換電流を含む第1電流信号を生成し、第1の電流と第1電流信号を合算した第2電流信号を出力する。トランスインピーダンス回路は負帰還抵抗を有し、第2電流信号を入力して電流電圧変換した出力電圧を生成する。
第1の実施形態に係る光受信回路を示す回路図である。 第1の実施形態に係るトランスインピーダンス回路を示す回路図である。 比較例の光受信回路を示す回路図である。 比較例のフォトダイオードの動作を説明する図である。 比較例の逆方向印加電圧時でのフォトダイオードの動作波形を示す図である。 比較例の逆方向印加電圧時でのフォトダイオードの動作波形を示す図である。 第1の実施形態のフォトダイオードと比較例のフォトダイオードの高温時での動作波形を示す比較図である。 第2の実施形態に係る光受信回路を示す回路図である。 第1の変形例の電流源回路を示す回路図である。 第2の変形例の電流源回路を示す回路図である。
以下本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係る光受信回路について、図面を参照して説明する。図1は光受信回路を示す回路図である。
第1の実施形態では、光受信回路に、高温動作時で発生するフォトダイオードの光電変換効率の低下による電流信号の減少を補償する電流補償回路を設けている。
図1に示すように、光受信回路100は、電流補償回路1、トランスインピーダンス回路2、フォトダイオードPD1を含む。光受信回路100は光通信に適用されているが、医療診断、情報処理、カメラ露光制御、FAX、レーザアライメント、バーコード等にも適用することができる。
電流補償回路1は、電圧源回路3と電流源回路4から構成されている。電流補償回路1は、高温動作時でのフォトダイオードの光電変換効率の低下による電流信号の減少を補償する。補償の詳細は後述する。
電圧源回路3は、ダイオードD1〜D3、MOSトランジスタPMT1〜PMT3、MOSトランジスタNMT1〜NMT2、抵抗R1〜R2を含む。電圧源回路3は、PTAT(Proportional To Absolute Temperature)電流である電流Iaを抵抗R2に流し、電圧Vkを電流源回路4に出力する。電圧源回路3は、絶対温度に比例するPTAT電源回路として機能する。電圧Vkは、温度係数がプラスの電圧である(詳細は後述する)。
MOSトランジスタPMT1は、Pch MOSトランジスタである。MOSトランジスタは、MOS FET(Field Effect Transistor)とも呼称される。MOSトランジスタPMT1は、ソースが電源(高電位側電源)VCCに接続され、ドレインがノード1に接続される。電源(高電位側電源)VCCは、周囲温度の影響が少ない一定した電源電圧(図示しない)を生成する。
MOSトランジスタNMT1は、Nch MOSトランジスタである。MOSトランジスタNMT1は、ドレインがノード1及びゲートに接続され、ソースがノードN2に接続される。
MOSトランジスタPMT2は、Pch MOSトランジスタである。MOSトランジスタPMT2は、ソースが電源(高電位側電源)VCCに接続され、ゲートがMOSトランジスタPMT1のゲートに接続され、ドレインがゲート及びノード3に接続される。
MOSトランジスタNMT2は、Nch MOSトランジスタである。MOSトランジスタNMT2は、ドレインがノードN3に接続され、ゲートがMOSトランジスタNMT1のゲートに接続され、ソースがノードN4に接続される。
MOSトランジスタPMT1〜PMT2、MOSトランジスタNMT1〜NMT2は、ウィルソン(Wilson)型カレントミラー回路を構成する(改良型ウィルソン(Wilson)型カレントミラー回路とも呼称する)。ウィルソン(Wilson)型カレントミラー回路は、2つのMOSトランジスタから構成される単純なカレントミラー回路よりも電源電圧変動やトランジスタ寸法バラツキ等の影響を受けずに安定した電流を生成することができる。
ダイオードD1は、アノードがノードN2に接続され、カソードが接地電位(低電位側電源)Vssに接続される。
抵抗R1は、一端がノードN4に接続され、他端がノードN5に接続される。N個のダイオードD2は、ノードN5と接地電位(低電位側電源)Vssの間に並列配置され、アノードがノードN5に接続され、カソードが接地電位(低電位側電源)Vssに接続される。
MOSトランジスタPMT3は、Pch MOSトランジスタである。MOSトランジスタPMT3は、ソースが電源(高電位側電源)VCCに接続され、ゲートがノードN3に接続され、ドレインがノードN6に接続される。抵抗R2は、一端がノードN6に接続され、他端がノードN7に接続される。ダイオードD3は、アノードがノードN7に接続され、カソードが接地電位(低電位側電源)Vssに接続される。
ここで、MOSトランジスタPMT1に対するMOSトランジスタPMT2及びMOSトランジスタPMT3のミラー比は1に設定され、MOSトランジスタNMT1に対するMOSトランジスタNMT2のミラー比は1に設定されている。ミラー比1では、MOSトランジスタのゲート長(Lg)が同一で、ゲート幅(Wg)/ゲート長(Lg)が同一に設定されている。ダイオードD1、ダイオードD2、ダイオードD3は、同一サイズに設定されている。
このため、MOSトランジスタPMT1からMOSトランジスタNMT1及びダイオードD1を介して接地電位(低電位側電源)Vssに流れる電流を電流Iaとすると、MOSトランジスタPMT2からMOSトランジスタNMT2、抵抗R1及びダイオードD2を介して接地電位(低電位側電源)Vssに流れる電流が電流Iaとなり、MOSトランジスタPMT3から抵抗R2及びダイオードD3を介して接地電位(低電位側電源)Vssに流れる電流が電流Iaとなる。
抵抗R1の抵抗値r1、抵抗R2の抵抗値r2、kbをボルツマン定数、電荷量をq、絶対温度をT、定数をkとすると、電圧Vkは、
Vk=(r2/r1)×{(kb・T)/q×ln(k)}・・・・・・・・・・・式(1)
と表され、温度係数がプラスの電圧となる。
電流源回路4は、電圧源回路3とフォトダイオードPD1の間に設けられる。電流源回路4は、電圧Vkに基づいて温度係数がプラスの補償電流である電流Iadd(第1電流)を生成する。電流源回路4は、電流Iadd(第1電流)をフォトダイオードPD1に供給する。
電流源回路4は、MOSトランジスタPMT4、MOSトランジスタPMT5、MOSトランジスタNMT3、MOSトランジスタNMT4を含む。
MOSトランジスタPMT4は、Pch MOSトランジスタである。MOSトランジスタPMT4は、ソースが電源(高電位側電源)VCCに接続され、ドレインがノード8に接続される。
MOSトランジスタPMT5は、Pch MOSトランジスタである。MOSトランジスタPMT5は、ソースが電源(高電位側電源)VCCに接続され、ゲートがMOSトランジスタPMT4のゲートに接続され、ドレインがゲート及びノード10に接続される。
MOSトランジスタNMT3は、Nch MOSトランジスタである。MOSトランジスタNMT3は、ドレインがノードN8に接続され、ゲートがドレインに接続され、ソースがノードN9に接続されるダイオードである。
MOSトランジスタNMT4は、Nch MOSトランジスタである。MOSトランジスタNMT4は、ドレインがノードN9に接続され、ゲートに電圧Vkが印加され、ソースが接地電位(低電位側電源)Vssに接続される。MOSトランジスタNMT4は、ゲートに電圧Vkが印加されるとオンし、接地電位(低電位側電源)Vss側にドレイン電流である電流Iaddを流す。
MOSトランジスタNMT4は、温度係数がプラスである電圧Vkに基づいて動作する。電流源回路4は、温度係数がプラスである電流Iaddを生成し、PTAT電流源として動作する。
電流源回路4は、カレントミラー回路(MOSトランジスタPMT4とMOSトランジスタPMT5)で折り返した電流IaddをMOSトランジスタPMT5のドレイン側からノードN10に出力する。
フォトダイオードPD1は、カソードがノードN10、電流源回路4及びトランスインピーダンス回路2の入力側に接続され、アノードが接地電位(低電位側電源)Vssに接続される。フォトダイオードPD1は、光信号を入力して光電変換した電流信号を生成する。光信号は、例えば送信側のLED(Light Emitting Diode)から発生される信号である。フォトダイオードPD1は、シリコンPIN(Positive-Intrinsic-Negative)ダイオードを用いているが、シリコンAPD(Avalanche Photo-Diode)、シリコンPNダイオード、InGaAs系ダイオード、GaAs系ダイオードなどを用いてもよい。
フォトダイオードは、温度係数がマイナスである光電変換特性を有し、温度係数はフォトダイオードを構成する材料や構造などに依存し印加電圧や供給電流に依存しない。
本実施形態では、フォトダイオードPD1は逆方向に電圧印加され、電流Iadd、暗電流(詳細は後述)及び光電変換電流が合算された電流信号Ipを発生する。
トランスインピーダンス回路2は、入力側にフォトダイオードPD1のカソード、ノードN10及び電流源回路4が接続される。トランスインピーダンス回路2は、増幅回路AMP1、負帰還抵抗である抵抗RFから構成される。トランスインピーダンス回路2は、電流信号Ipを入力して電流電圧変換した出力電圧Voutを生成してノードN12から出力する。
トランスインピーダンス回路2は、図2に示すように、抵抗RC、抵抗RE、抵抗RF、バイポーラトランジスタQ1、バイポーラトランジスタQ2から構成される。
抵抗RCは、一端が電源(高電位側電源)VCCに接続され、他端がノードN11に接続される。バイポーラトランジスタQ1は、NPNトランジスタである。バイポーラトランジスタQ1は、コレクタがノードN11に接続され、ベースに電流信号Ipが入力され、エミッタが接地電位(低電位側電源)Vssに接続される。バイポーラトランジスタQ1は、電流信号Ip×抵抗RFの抵抗値にベース・エミッタ電圧Vbeが加算された出力電圧Voutを生成する。
バイポーラトランジスタQ2は、エミッタフォロワのNPNトランジスタである。バイポーラトランジスタQ2は、コレクタが電源(高電位側電源)VCCに接続され、ベースがノードN11に接続され、エミッタがノードN12に接続される。抵抗REは一端がノードN12に接続され、他端が接地電位(低電位側電源)Vssに接続される。
負帰還抵抗である抵抗RFは、一端がノードN10及びバイポーラトランジスタQ1のベースに接続され、他端がノードN12に接続される。
次に、比較例の光受信回路について図3乃至6を参照して説明する。図3は比較例の光受信回路を示す回路図である。図4は比較例のフォトダイオードの動作を説明する図である。図5は比較例の逆方向印加電圧時でのフォトダイオードの動作波形を示す図である。図6は、比較例の逆方向印加電圧時でのフォトダイオードの動作波形を示す図である。
図3に示すように、比較例の光受信回路101は、トランスインピーダンス回路2、フォトダイオードPD1を含む。比較例の光受信回路101は、本実施形態の光受信回路100の電流補償回路1が設けられていない。比較例の光受信回路101は、暗電流及び光電変換電流が合算された電流信号Ipを発生する。
図4に示すように、比較例の光受信回路101のフォトダイオードPD1は、暗時(光信号なし)に逆方向電圧が印加されると暗電流Irを流し、光照射時に光電変換された光電変換電流Ipdを生成する。暗電流Irは、フォトダイオードPD1の逆方向飽和電流である。逆方向飽和電流の増加を抑制するために、逆方向印加電圧を小さな値になるように設定するのが好ましい。暗電流は、逆バイアスと温度上昇に比例して増加し、低照度の光信号におけるリニアリティが要求される場合、より小さな逆バイアスを印加するのが好ましい。なお、暗時(光信号なし)に順方向電圧が印加されると暗電流Ifを流す。
図5に示すように、比較例の光受信回路101のフォトダイオードPD1は、暗時にローレベルの電流信号Ip(L)(=Ir)を流し、光照射時にハイレベルの電流信号Ip(H)(=Ipd+Ir)を流す。
図6に示すように、比較例の光受信回路101のフォトダイオードPD1では、低温時の暗電流をIr(LT)、室温時の暗電流Ir(RT)、高温時の暗電流をIr(HT)、低温時の光電変換電流をIpd(LT)、室温時の光電変換電流をIpd(RT)、高温時の光電変換電流をIpd(HT)、ハイレベルの低温時の電流信号をIp(H、LT)、ハイレベルの室温時の電流信号をIp(H、RT)、ハイレベルの高温時の電流信号をIp(H、HT)とすると、
Ir(LT)<Ir(RT)<Ir(HT) ・・・・・・・・・・・・・・・式(2)
Ipd(LT)>Ipd(RT)>Ipd(HT)・・・・・・・・・・・・・・式(3)
Ipd(LT),Ipd(RT),Ipd(HT)> Ir(LT),Ir(RT),Ir(HT)・・・式(4)
と表されるので、
Ip(H,LT)>Ip(H,RT)>Ip(H,HT) ・・・・・・・・・・・・式(5)
となる。
このため、比較例の光受信回路101のフォトダイオードPD1では、室温時と比較し、高温時のローレベル(暗時)の電流信号(Ip(L、HT))が増加し、高温時のハイレベルの電流信号(Ip(H、HT)が低下し、高温時での電流信号Ipの信号振幅とハイレベルでの信号レベルとも減少する。
トランスインピーダンス回路2の入力信号である電流信号Ipに対する出力電圧Voutの伝達関数は、
Vout/Ip=Rf/{1+(1/(Aol(jw)×β))}・・・・・式(6)
と表される。なお、Aol(jw)はトランスインピーダンス回路の開ループゲインの周波数特性、βは帰還率、Rfは負帰還抵抗RFの抵抗値である。
ここで、Aol(jw)×β>>1の場合、
Vout=Ip×Rf・・・・・・・・・・・・・・・・・・・式(7)
となる。
したがって、高温時にフォトダイオードPD1の電流信号Ipのハイレベルでの信号レベルが減少すると伝達遅延時間や入力感度などの特性が低下する。また、高温時では、フォトダイオードPD1の電流信号Ipにおける光電変換電流Ipdが低下する。このため、出力電圧Vout中での光電変換成分以外の誤差電圧成分が増大し、室温時と比較して利得が低下する。
本実施形態では、電流補償回路1を用いて温度係数がプラスである電流IaddをフォトダイオードPD1に供給して、高温時に発生するフォトダイオードPD1の電流信号Ipのハイレベルでの信号レベルの低下を補償している。
本実施形態における光受信回路のフォトダイオードの動作波形について図7を参照して説明する。図7は本実施形態のフォトダイオードと比較例のフォトダイオードの高温時での動作波形を示す比較図である。低温時の電流IaddをIadd(LT)、室温時の電流IaddをIadd(RT)、高温時の電流IaddをIadd(HT)とする。
図7に示すように、光受信回路100と周辺回路が高温時になると、高温時のローレベルの電流信号Ip(L,HT)がIr(HT)+Iadd(HT)となり、高温時のハイレベルの電流信号Ip(H,HT)がIpd(HT)+Ir(HT)+Iadd(HT)となる。
ここで、
Iadd(LT)<Iadd(RT)<Iadd(HT)・・・・・・・・・・・式(8)
と表される。
Iadd(HT)> Ir(HT) ・・・・・・・・・・・・・・・・・式(9)
と設定することにより、
Ipd(HT)+Ir(HT)+Iadd(HT)≧Ipd(RT)+Ir(RT)・・・・・・式(10)
とすることができる。したがって、高温時に発生するフォトダイオードPD1の電流信号Ipのハイレベルでの信号レベルの低下を補償することができる。
本実施形態では、電流源回路4にカレントミラー回路を用いているが必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、図9に示す第1の変形例の電流源回路4a、図10に示す第2の変形例の電流源回路4bを代わりに用いてもよい。
図9に示すように、第1の変形例の電流源回路4aは、MOSトランジスタNMT31〜MOSトランジスタNMT34、MOSトランジスタNMT4を含む。電流源回路4aは、MOSトランジスタNMT31〜MOSトランジスタNMT34から構成されるカスコード型カレントミラー回路を用いている。
MOSトランジスタNMT31は、Nch MOSトランジスタである。MOSトランジスタNMT31は、ドレインが電源(高電位側電源)VCC及びゲートに接続され、ソースがノードN31に接続される。MOSトランジスタNMT33は、Nch MOSトランジスタである。MOSトランジスタNMT33は、ドレインがノード31及びゲートに接続され、ソースがノードN32に接続される。MOSトランジスタNMT4は、ドレインがノード32に接続され、ゲートの電圧Vkが印加され、ソースが接地電位(低電位側電源)Vssに接続される。
MOSトランジスタNMT32は、Nch MOSトランジスタである。MOSトランジスタNMT32は、ドレインが電源(高電位側電源)VCCに接続され、ゲートがMOSトランジスタNMT31のゲートに接続され、ソースがノードN33に接続される。MOSトランジスタNMT34は、Nch MOSトランジスタである。MOSトランジスタNMT34は、ドレインがノード33に接続され、ゲートがMOSトランジスタNMT33のゲートに接続され、ソースがノードN10に接続される。
電流源回路4aは、MOSトランジスタNMT4に流れる温度係数がプラスである電流Iaddを折り返してノードN10側から電流Iaddを流す。
図10に示すように、第2の変形例の電流源回路4bは、MOSトランジスタNMT31〜MOSトランジスタNMT34、MOSトランジスタNMT4を含む。電流源回路4bは、MOSトランジスタNMT31〜MOSトランジスタNMT34から構成されるウィルソン形カレントミラー回路を用いている。
MOSトランジスタNMT31は、Nch MOSトランジスタである。MOSトランジスタNMT31は、ドレインが電源(高電位側電源)VCC及びゲートに接続され、ソースがノードN31に接続される。MOSトランジスタNMT33は、Nch MOSトランジスタである。MOSトランジスタNMT33は、ドレインがノード31に接続され、ソースがノードN32に接続される。MOSトランジスタNMT4は、ドレインがノード32に接続され、ゲートの電圧Vkが印加され、ソースが接地電位(低電位側電源)Vssに接続される。
MOSトランジスタNMT32は、Nch MOSトランジスタである。MOSトランジスタNMT32は、ドレインが電源(高電位側電源)VCCに接続され、ゲートがMOSトランジスタNMT31のゲートに接続され、ソースがノードN33に接続される。MOSトランジスタNMT34は、Nch MOSトランジスタである。MOSトランジスタNMT34は、ドレインがノード33及びゲートに接続され、ゲートがMOSトランジスタNMT33のゲートに接続され、ソースがノードN10に接続される。
MOSトランジスタNMT31に対してMOSトランジスタNMT32はミラー比1で構成され、MOSトランジスタNMT33に対してMOSトランジスタNMT34はミラー比1で構成される。電流源回路4bは、MOSトランジスタNMT4に流れる温度係数がプラスである電流Iaddを折り返してノードN10側から電流Iaddを流す。
尚、本明細書では、フォトダイオードが生成し、出力する信号のことを主に電流信号と称し、他の回路、電流補償回路、電圧源回路、電流源回路などで生成し、出力する信号のことを主に電流と称している。ただし、定義が明確である場合、暗電流、光電変換電流などの一部では説明の簡略化のために省略する。また、これらの信号を定義するために他の用語(例えば第1電流、第2電流、第3電流等、と統一する)を用いて定義してもかまなわない。
上述したように、本実施形態の光受信回路では、電流補償回路1、トランスインピーダンス回路2、フォトダイオードPD1が設けられる。電流補償回路1は、電圧源回路3と電流源4を含む。フォトダイオードPD1は、カソードがノードN10、電流源回路4及びトランスインピーダンス回路2の入力側に接続され、アノードが接地電位(低電位側電源)Vssに接続される。フォトダイオードPD1は、温度係数がマイナスである光電変換電流Ipdを発生する。電流補償回路1は、温度係数がプラスである電流IaddをフォトダイオードPD1に供給する。高温時、フォトダイオードPD1はハイレベルの電流信号Ip(H,HT)としてIpd(HT)+Ir(HT)+Iadd(HT)を発生してトランスインピーダンス回路2に出力する。
このため、高温時に発生するフォトダイオードPD1の電流信号Ipのハイレベルでの信号レベルの低下を補償することができ、光受信回路100を低温領域から高温領域まで安定した光受信動作を行うことができる。
なお、第1の実施形態では、カレントミラー回路を構成するMOSトランジスタPMT4とMOSトランジスタPMT5の代わりにNch MOSトランジスタを用いてもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る光受信回路について、図面を参照して説明する。図8は、光受信回路を示す回路図である。
第2の実施形態では、光受信回路に、高温動作時で発生するフォトダイオードの光電変換効率の低下による電流信号の減少を補償する電流補償回路を設けている。
以下、第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図8に示すように、光受信回路200は、電流補償回路1a、トランスインピーダンス回路2、フォトダイオードPD1を含む。光受信回路200は光通信に適用されているが、医療診断、情報処理、カメラ露光制御、FAX、レーザアライメント、バーコード等にも適用することができる。
電流補償回路1aは、電流制限回路10、カレントミラー回路11、電流源12から構成される。電流補償回路1aは、フォトダイオードPD1の高温動作時での光電変換電流の低下による電流信号Ipの減少を補償する電流を生成し、フォトダイオードPD1に供給する。
電流制限回路10は、バイポーラトランジスタQ13、バイポーラトランジスタQ14、抵抗R11、抵抗R12を含む。
抵抗R11は、一端が電源(高電位側電源)VCCに接続され、他端がノードN21に接続される。バイポーラトランジスタQ14は、NPNトランジスタである。バイポーラトランジスタQ14は、コレクタ(第1端子)がノードN21に接続され、ベース(制御端子)がノードN23に接続され、エミッタ(第2端子)が接地電位(低電位側電源)Vssに接続される。バイポーラトランジスタQ13は、NPNトランジスタである。バイポーラトランジスタQ13は、コレクタ(第1端子)がノードN22(カレントミラー回路11)に接続され、ベース(制御端子)がノードN21に接続され、エミッタ(第2端子)がノードN23に接続される。抵抗R12は、一端がノードN23に接続され、他端が接地電位(低電位側電源)Vssに接続される。
電流制限回路10では、バイポーラトランジスタQ13のエミッタ側に流れる電流が抵抗R12で電圧降下が発生して、バイポーラトランジスタQ14のベースに加わる。バイポーラトランジスタQ14のベース・エミッタ間がオンすると、バイポーラトランジスタQ13のベース・エミッタ間もオンし、バイポーラトランジスタQ13のベースに本来流すべき電流をバイポーラトランジスタQ14が横取りする。このため、バイポーラトランジスタQ13に流れる電流Imは、0.6V/抵抗R12の抵抗値を超えることができない。
抵抗R12の抵抗値r12、抵抗R12に流れる電流Im、熱電圧をVT、飽和電流をIs、エミッタ電流をIe、コレクタ電流をIc、ボルツマン定数をkb、絶対温度をT、ベース・エミッタ間電圧をVbe、電荷量をqとすると、
Vbe=VT×ln(Ie/Is)・・・・・・・・・・・・・・・・・式(11)
VT=(kb×T)/q・・・・・・・・・・・・・・・・・・・式(12)
Figure 2021129259
と表され、バイポーラトランジスタQ13のベース・エミッタ間電圧Vbeは温度係数がプラスであり、抵抗R12に流れる電流Imは温度係数がプラスとなる。
電流源12は、ノードN22(カレントミラー回路11)と接地電位(低電位側電源)Vssの間に設けられ、一定な電流Inを接地電位(低電位側電源)Vssに流す。このため、ノードN22では、電流Inと温度係数がプラスである電流Imの合算電流である電流Im+nが流れる。
カレントミラー回路11は、バイポーラトランジスタQ11とバイポーラトランジスタQ12から構成され、電流Im+nを折り返してノードN10を介してフォトダイオードPD1に出力する。
バイポーラトランジスタQ11は、PNPトランジスタである。バイポーラトランジスタQ11は、エミッタ(第1端子)が電源(高電位側電源)VCCに接続され、ベース(制御端子)がコレクタ(第2端子)及びノードN22に接続される。バイポーラトランジスタQ12は、PNPトランジスタである。バイポーラトランジスタQ12は、エミッタ(第1端子)が電源(高電位側電源)VCCに接続され、ベース(制御端子)がバイポーラトランジスタQ11のベースに接続され、コレクタがノードN10に接続され、コレクタ側から電流Im+nを出力する。
ここでは、カレントミラー回路11をバイポーラトランジスタで構成しているが必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、2つのMOSトランジスタ構成されるカレントミラー回路、ウィルソン型MOSトランジスタ構成のカレントミラー回路、カスコード型MOSトランジスタ構成のカレントミラー回路などを代わりに用いてもよい。
フォトダイオードPD1は、カソードが電流補償回路1aの出力側(ノードN10)及びトランスインピーダンス回路2の入力側に接続され、アノードが接地電位(低電位側電源)Vssに接続される。フォトダイオードPD1は、逆方向に電圧印加され、電流Inと温度係数がプラスである電流Imの合算電流である電流Im+n、暗電流、及び光電変換電流が合算された電流信号Ipを発生する。
本実施形態では、温度係数がプラスである電流Imを用いて、高温動作時に発生するフォトダイオードPD1の電流信号Ipのハイレベルでの信号レベルの低下を補償する。なお、第1の実施形態と同様なので、補償の詳細は説明を省略する。
上述したように、本実施形態の光受信回路では、電流補償回路1a、トランスインピーダンス回路2、フォトダイオードPD1を含む。電流補償回路1aは、電流制限回路10、カレントミラー回路11、電流源12を含む。電流制限回路10は、バイポーラトランジスタQ13、バイポーラトランジスタQ14、抵抗R11、抵抗R12を含み、電流Inと温度係数がプラスである電流Imの合算電流である電流Im+nをフォトダイオードPD1に供給する。フォトダイオードPD1は、逆方向に電圧印加され、電流Im+n、暗電流、及び光電変換電流が合算された電流信号Ipを発生して、トランスインピーダンス回路2に出力する。
このため、フォトダイオードPD1の高温時でのハイレベルでの信号レベルを補償することができ、光受信回路200を低温領域から高温領域まで安定した光受信動作を行うことができる。
第1の実施形態、第1乃至第2の変形例では、電流補償回路にMOSトランジスタを使用しているが必ずしもこれに限定されるものではない。電流補償回路をバイポーラトランジスタから構成してもよいし、BiCMOS回路から構成してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、Ia 電流補償回路
2 トランスインピーダンス回路
3 電圧源回路
4 電流源回路
10 電流制限回路
11 電流源
12 カレントミラー回路
100、101、200 光受信回路
AMP1 増幅回路
D1〜D3 ダイオード
Ia、Iadd、Im、In、Im+n 電流
If、Ir 暗電流
Ip 電流信号
Ipd 光電変換電流
N1〜N12、N21〜N23、N31〜33 ノード
NMT1〜4、NMT31〜34 MOSトランジスタ
PD1 フォトダイオード
R1、R2、R11、R12、RC、RE、RF 抵抗
Q1、Q2、Q11〜Q14 バイポーラトランジスタ
VCC 電源(高電位側電源)
Vk 電圧
Vout 出力電圧
Vss 接地電位(低電位側電源)

Claims (8)

  1. 温度係数がプラスである第1電流を生成する電流補償回路と、
    光信号を入力して温度係数がマイナスである光電変換電流を含む第1電流信号を生成し、前記第1の電流と前記第1電流信号を合算した第2電流信号を出力するフォトダイオードと、
    負帰還抵抗を有し、前記第2電流信号を入力して電流電圧変換した出力電圧を生成するトランスインピーダンス回路と、
    を具備することを特徴とする光受信回路。
  2. 前記電流補償回路は、
    温度係数がプラスである基準電圧を生成する電圧源回路と、
    前記基準電圧を制御端子に入力して前記基準電圧に基づいて前記第1電流を発生する第1トランジスタと、前記第1電流を折り返して前記フォトダイオードに出力するカレントミラー回路とを有する電流源回路と、
    から構成されることを特徴とする請求項1に記載の光受信回路。
  3. 前記電流補償回路は、
    電源に接続される第1カレントミラー回路と、
    前記第1カレントミラー回路に接続される第2カレントミラー回路と、
    一端が前記第2カレントミラー回路に接続され、他端が接地電位に接続されるダイオードと、
    前記第1及び第2カレントミラー回路に制御端子が接続され、一端が前記電源に接続され、他端が第3抵抗に接続される第3トランジスタと、
    前記第3トランジスタの他端に生成される電圧を基準電圧とし、温度係数がプラスである前記基準電圧を生成する電圧源回路を
    具備することを特徴とする請求項2に記載の光受信回路。
  4. 前記電流補償回路は、
    温度係数がプラスである第2電流を生成する電流制限回路と、
    第3電流を生成する電流源と、
    前記第2電流と前記第3電流を合算した前記第1電流を折り返して前記フォトダイオードに出力するカレントミラー回路と、
    から構成されることを特徴とする請求項1に記載の光受信回路。
  5. 前記電流制限回路は、
    一端が電源に接続される第1抵抗と、
    制御端子が前記第1抵抗の他端に接続され、第1端子が前記カレントミラー回路に接続される第1トランジスタと、
    第1端子が前記第1トランジスタの制御端子に接続され、制御端子が前記第1トランジスタの第2端子に接続され、第2端子が接地電位に接続される第2トランジスタと、
    一端が前記第1トランジスタの第2端子に接続され、他端が前記接地電位に接続され、前記第2電流を前記接地電位側に流す第2抵抗と、
    から構成されることを特徴とする請求項4に記載の光受信回路。
  6. 前記カレントミラー回路は、2つのトランジスタから構成されるカレントミラー回路、ウィルソン型カレントミラー回路、カスコード型カレントミラー回路のいずれかである
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の光受信回路。
  7. 前記カレントミラー回路は、MOSトランジスタ、バイポーラトランジスタ、或いはBiCMOS回路から構成される
    ことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の光受信回路。
  8. 前記フォトダイオードは、カソードが前記トランスインピーダンス回路の入力側に接続され、アノードが接地電位に接続され、カソード側に前記第1電流を入力する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光受信回路。
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