JP2021128912A - 点灯装置、光源モジュールおよび照明器具 - Google Patents

点灯装置、光源モジュールおよび照明器具 Download PDF

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健治 濱▲崎▼
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工 飯島
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Abstract

【課題】容易に静電容量を付加できる点灯装置、光源モジュールおよび照明器具を得ることを目的とする。【解決手段】本開示に係る点灯装置は、入力端子と、出力端子と、該入力端子と該出力端子を繋ぐ一対の電源供給線路と、該一対の電源供給線路上に設けられ、該入力端子を介して外部から電力を供給され、該出力端子を介して光源モジュールに電力を供給して該光源モジュールを点灯させる点灯回路と、該一対の電源供給線路の一方と第1配線を介して接続された第1ノイズ端子と、該一対の電源供給線路の他方と第2配線を介して接続された第2ノイズ端子と、接地用端子と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、点灯装置、光源モジュールおよび照明器具に関する。
特許文献1には、一対の交流入力端子と一対の直流出力端子を備える電源ユニットと、LEDユニットとから構成される点灯装置が開示されている。LEDユニットは、電源ユニットの直流出力端子に接続された一対の電源線を介して直流電流を供給されるLEDの回路と、LEDと誘電体を介して静電結合された導電部を備える。電源ユニットはDC−DCコンバータ回路を含む。DC−DCコンバータ回路の2次側グランドまたは1次側グランドは、第1のコンデンサを介してLEDユニットの導電部と接続される。第1のコンデンサは、DC−DCコンバータ回路の2次側グランドまたは1次側グランドを電源ユニットの金属ケースに接続するコンデンサである。
特許第4687826号公報
特許文献1の点灯装置では、ノイズ電圧バイパス用のコンデンサを挿入する。ノイズ電圧バイパス用のコンデンサの一端は、アースと導通させる必要がある。特許文献1では、コンデンサとアースとを導通させる手段についての記載はされていない。また、コンデンサをアースに接続するための速結端子またはコネクタを、金属ケース等に設けることが困難である可能性がある。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、容易に静電容量を付加できる点灯装置、光源モジュールおよび照明器具を得ることを目的とする。
本開示に係る点灯装置は、入力端子と、出力端子と、該入力端子と該出力端子を繋ぐ一対の電源供給線路と、該一対の電源供給線路上に設けられ、該入力端子を介して外部から電力を供給され、該出力端子を介して光源モジュールに電力を供給して該光源モジュールを点灯させる点灯回路と、該一対の電源供給線路の一方と第1配線を介して接続された第1ノイズ端子と、該一対の電源供給線路の他方と第2配線を介して接続された第2ノイズ端子と、接地用端子と、を備える。
本開示に係る光源モジュールは、正極と負極とを有する入力端子と、該正極と該負極との間に電気的に接続され、該入力端子を介して外部から電力の供給を受けて点灯する光源と、該正極と第1配線を介して接続された第1ノイズ端子と、該負極と第2配線を介して接続された第2ノイズ端子と、を備える。
本開示に係る点灯装置および光源モジュールでは、第1ノイズ端子および第2ノイズ端子を用いて容易に静電容量を付加できる。
実施の形態1に係る照明器具の構成を説明する図である。 実施の形態1に係る照明器具の断面図である。 比較例に係る照明器具の構成を説明する図である。 実施の形態2に係る照明器具の構成を説明する図である。 実施の形態3に係る照明器具の構成を説明する図である。 実施の形態4に係る照明器具の構成を説明する図である。 実施の形態5に係る照明器具の構成を説明する図である。
各実施の形態に係る点灯装置、光源モジュールおよび照明器具について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る照明器具100の構成を説明する図である。照明器具100は、点灯装置1と光源モジュール10を備える。図1では、照明器具100の全体が破線で示されている。また、点灯装置1と光源モジュール10は器具本体101に取り付けられる。器具本体101と光源モジュール10の間に発生する浮遊容量Caを説明するために、図1では器具本体101の一部が図示されている。
器具本体101の少なくとも一部は金属で形成されている。器具本体101は図示しない端子台を有しても良い。器具本体101の金属部は、端子台等を介してアースと導通している。
点灯装置1は、入力端子3と、出力端子4と、点灯回路5と、ケース2とを備える。ケース2は点灯回路5を収納し、少なくとも一部に金属部分を有する。ケース2は点灯装置1の外郭を構成する。点灯回路5は、入力端子3と出力端子4を繋ぐ一対の電源供給線路上に設けられる。電源供給線路には、後述する配線8a、8b、9a、9bおよび商用電源AC側から光源モジュール10側に向かう点灯回路5内の配線が含まれる。
入力端子3は商用電源ACの正極と接続される端子3aと、商用電源ACの負極と接続される端子3bとを有する。入力端子3には商用電源ACから電力が入力される。端子3a、3bはそれぞれ配線8a、8bによって点灯回路5と接続される。
出力端子4は、正極4aと負極4bとを有する。出力端子4は、点灯回路5で生成された電力を負荷である光源モジュール10に供給するための端子である。正極4aは点灯回路5の高電位側の出力と配線9aで接続される。負極4bは点灯回路5の低電位側の出力と配線9bで接続される。
点灯回路5は、入力端子3から入力された電力から例えば定電流制御された出力電流を生成する。点灯回路5は定電圧制御により出力電圧を生成しても良い。点灯回路5は例えばフライバック方式の1つのコンバータから構成される。また、点灯回路5はPFC(Power Factor Correction)方式とバックコンバータ方式の2つのコンバータから構成されても良い。点灯回路5として、入力端子3を介して外部から電力を供給され、出力端子4を介して光源モジュール10に電力を供給して光源モジュール10を点灯させるあらゆる回路を採用できる。点灯回路5により、商用電源ACの電力を安定して光源モジュールに供給できる。
また、点灯装置1は第1ノイズ端子7aと第2ノイズ端子7bを備える。第1ノイズ端子7aは、出力端子4の正極4aと第1配線9cを介して電気的に接続される。第2ノイズ端子7bは、出力端子4の負極4bと第2配線9dを介して電気的に接続される。第1配線9cは点灯回路5と正極4aとを接続する配線9aから分岐している。同様に、第2配線9dは点灯回路5と負極4bとを接続する配線9bから分岐している。正極4aと第1ノイズ端子7aは隣接する。負極4bと第2ノイズ端子7bは隣接する。
第1ノイズ端子7aと第2ノイズ端子7bは、それぞれ正極4a、負極4bと同電位となる。点灯装置1の内部において、第1ノイズ端子7aと第2ノイズ端子7bは、それぞれ正極4a、負極4bと配線パターンなどで導通している。つまり、点灯装置1の出力には、同電位の極が2つずつ設けられる。第1ノイズ端子7aと第2ノイズ端子7bが設けられることで、同電位の出力端子4が2つ設けられたのと同様の構成が得られる。
点灯装置1は接地用端子6を備える。接地用端子6は入力端子3と隣接する。接地用端子6は端子6a、6bを有する。接地用端子6は、ケース2の金属部分と電気的に接続される。接地用端子6はケース2と同電位になる。点灯装置1が照明器具100に搭載される際、ケース2の金属部分は器具本体101の金属部と電気的に接続される。ケース2の金属部分と器具本体101の金属部とは、ねじなどで締結され導通する。上述したように、器具本体101がアースと導通することで、ケース2もアースと導通する。
接地用端子6は配線パターン等によりケース2と導通する。接地用端子6が実装される回路基板1aには、例えばラグ端子が設けられる。接地用端子6は例えばラグ端子を用いてねじ止めによりケース2と導通する。接地用端子6とケース2とを電気的に接続する方法は、これに限らない。接地用端子6とケース2とは、点灯装置1の内部で導通する。以上から、接地用端子6は、配線パターン、ラグ端子、ケース2、器具本体101、アースの経路で、アースと導通する。
回路基板1aには、入力端子3と、出力端子4と、点灯回路5と、第1ノイズ端子7aと、第2ノイズ端子7bと、接地用端子6とが設けられる。回路基板1aは例えばプリント基板である。接地用端子6と入力端子3は、回路基板1aの第1辺1bに沿って設けられる。また、出力端子4と第1ノイズ端子7aと第2ノイズ端子7bは、回路基板1aの第2辺1cに沿って設けられる。第1辺1bと第2辺1cは平行である。回路基板1a上には、配線パターンが印刷される。配線パターンは例えば銅箔から形成される。回路基板1a上の各部品は、配線パターンにより他の部品と電気的に接続される。配線8a、8b、9a、9b、第1配線9c、第2配線9dは例えば配線パターンによって形成される。
光源モジュール10は出力端子4に接続される。光源モジュール10は入力端子12を備える。入力端子12は、正極12aと負極12bとを有する。正極12aは配線20aを介して出力端子4の正極4aと接続される。負極12bは、配線20bを介して出力端子4の負極4bと接続される。配線20a、20bは例えば電線である。点灯装置1と光源モジュール10が接続されることで、正極4aと正極12aは同電位となり、負極4bと負極12bは同電位となる。
正極12aと負極12bとの間には、光源11が電気的に接続される。光源11は、配線13aによって正極12aと接続される。また、光源11は、配線13bによって負極12bと接続される。光源11は、入力端子12を介して外部から電力の供給を受けて点灯する。つまり、入力端子12に接続された点灯装置1が、光源11を点灯させる。
光源モジュール10は、直列に接続された複数の光源11を備える。光源11は、LED等の半導体発光素子から構成される。光源11は例えばLEDパッケージである。複数の光源11は極性を揃えて並べられている。入力端子12は光源11が形成する直列回路の両極に接続される。LEDはフィラメントを有する電球または蛍光灯と比較して、寿命が長く消費電力の少ない。
図1では、2つの光源11が直列接続されている。光源モジュール10が備える光源11の数は1つ以上であれば良い。また、複数の光源11は、並列または直列と並列を組み合わせて接続されても良い。
光源モジュール10は光源基板10aを備える。光源基板10aは例えばプリント基板である。光源基板10aには、光源11と入力端子12が実装される。光源基板10aには、必要に応じてコンデンサ、ダイオードなどの部品が実装されても良い。光源基板10a上には、専用の配線パターンが印刷される。配線パターンは例えば銅箔から形成される。光源基板10a上の各部品は、配線パターンにより他の部品と電気的に接続される。配線13a、13bは例えば配線パターンにより形成される。
照明器具100は、第1ノイズ端子7aと接地用端子6の端子6aとを電気的に接続する第1外部配線21aを備える。また、照明器具100は、第2ノイズ端子7bと接地用端子6の端子6bとを電気的に接続する第2外部配線21bを備える。第1外部配線21aには第1容量性素子50aが設けられる。第2外部配線21bには第2容量性素子50bが設けられる。つまり、第1ノイズ端子7aと接地用端子6との間には、第1容量性素子50aが電気的に接続される。また、第2ノイズ端子7bと接地用端子6との間には第2容量性素子50bが電気的に接続される。
第1容量性素子50aと第2容量性素子50bは、外付けのコンデンサである。第1容量性素子50aおよび第2容量性素子50bとして、ディスクリートのコンデンサを使用できる。第1容量性素子50aと第2容量性素子50bには、あらかじめ両端に電線などを設ける処理がされていても良い。これにより、第1容量性素子50aと第2容量性素子50bを点灯装置1に容易に接続できる。
これにより、第1ノイズ端子7aとアース間に第1容量性素子50aが接続され、第2ノイズ端子7bとアース間に第2容量性素子50bが接続される。図1では、第1容量性素子50aと第2容量性素子50bは、それぞれ直列に2つ設けられる。第1容量性素子50aと第2容量性素子50bの各々は、1つでも良く、3つ以上でも良い。第1容量性素子50aと第2容量性素子50bの各々は、並列に接続されていても良い。
図2は、実施の形態1に係る照明器具100の断面図である。光源モジュール10は、器具本体101の取り付け部103に取り付けられる。光源モジュール10は、光源11を覆うカバー15を有しても良い。取り付け部103のうち光源モジュール10と反対側には、点灯装置1が設けられる。器具本体101は例えば筐体であり、点灯装置1を収納する。取り付け部103は例えば金属から形成される。
光源基板10aのうち光源11が設けられる面には、配線13a、13bを含む配線パターンが設けられる。配線パターンと取り付け部103との間には光源基板10aが設けられる。浮遊容量Caは、例えばこのような配線パターンと器具本体101との間に発生する。浮遊容量Caは、金属面が対向することで発生する。
図3は、比較例に係る照明器具800の構成を説明する図である。照明器具800は点灯装置801を備える。点灯装置801は、第1ノイズ端子7a、第2ノイズ端子7bおよび接地用端子6が設けられていない点が点灯装置1と異なる。
器具本体101と光源モジュール10との間には、浮遊容量Caが発生する。図1、3では便宜上、浮遊容量Caを図示している。照明器具800では、器具本体101の金属部と、光源モジュール10の配線パターンとが対向することで、浮遊容量Caが発生している。
一般に照明器具では、雑音端子電圧の技術基準に適合することが要求される。雑音端子電圧は、伝わり方によって、ディファレンシャルモードノイズとコモンモードノイズに分類される。ディファレンシャルモードノイズは、電源線路間で発生する。ディファレンシャルモードノイズは電源からの電流または信号と同じ方向に伝搬するノイズ成分である。ディファレンシャルモードノイズは、行きと帰りで流れる向きが異なる。一方、コモンモードノイズは、回路グランドへ向かって電源線路を同じ方向に伝搬する。コモンモードノイズは、浮遊容量などを介して金属フレームまたは金属ケースを通り、ノイズ源に戻る。ノイズ源は信号源とも呼ばれる。
このため、浮遊容量Caが小さいと、コモンモードノイズがノイズ源に帰還する経路を流れる電流が小さくなる可能性がある。このとき、伝導ノイズの試験である雑音端子電圧の測定において、雑音端子電圧が高くなる可能性がある。
浮遊容量Caは、計算式Ca=ε・ε×(S/D)[pF]によって算出することができる。ここで、εは物質により異なる比誘電率である。また、εは真空中の誘電率であり、8.85418781762×10−12である。S[mm2]は、平行な金属板の面積である。D[mm]は平行な金属板の距離である。
浮遊容量Caの計算式に示されるように、浮遊容量Caは面積Sと距離Dと、比誘電率εに依存する。平行する金属板の面積Sを大きくすることで、浮遊容量Caを大きくすることができる。これは、例えば光源モジュール10の配線パターンの面積を大きくすることで実現できる。また、平行する金属板の距離Dを小さくすることで、浮遊容量Caを大きくすることができる。これは、例えば光源基板10aの厚さを薄くすることで実現できる。また、比誘電率は光源基板10aの基材等で決まり、大きく変更することは難しい。一般に使用される基板の場合、比誘電率はおよそ4.7である。
このように浮遊容量Caによって、雑音端子電圧のノイズレベルは変化する。一般に、光源モジュールは照明器具ごとに個別に作られる。光源モジュール10の設計時において、一般に絶縁距離は注意して設計される。一方で、浮遊容量Caを考慮して光源モジュール10が設計されることは少ない。
雑音端子電圧は、一般に照明器具を組み立てた状態で実測定される。このため、雑音端子電圧を測定できる段階では、既に光源モジュール10の設計は完了し、光源モジュール10の光源基板10aの外形および配線パターンの面積は決まっていることが多い。従って、雑音端子電圧が大きく、基準に適合しない場合にも、光源モジュール10の設計を変更して浮遊容量Caを増やすことは困難であることが考えられる。また、光源モジュール10の形状およびパターン配置には一般に制約がある。
これに対し、本実施の形態では、第1容量性素子50aを第1ノイズ端子7aと接地用端子6との間に接続する。また、第2容量性素子50bを第2ノイズ端子7bと接地用端子6との間に接続する。商用電源ACの高電位側からのコモンモードノイズは、第1容量性素子50aを通ってノイズ源に戻る。商用電源ACの低電位側からのコモンモードノイズは、第2容量性素子50bを通ってノイズ源に戻る。
このように、本実施の形態では第1容量性素子50aおよび第2容量性素子50bによって、浮遊容量Caを設けたのと同じ効果を得ることができる。従って、本実施の形態では容易に静電容量を付加できる。また、第1容量性素子50aと第2容量性素子50bの容量は、点灯装置1または光源モジュール10の設計完了後にも容易に変更できる。従って、点灯装置1または光源モジュール10の設計を変更することなく、必要な静電容量の容量性素子によりノイズ対策をすることができる。
また、第1ノイズ端子7a、第2ノイズ端子7bと出力端子4とを隣接するように配置することで、第1配線9cおよび第2配線9dを短く形成できる。従って、点灯装置1の大型化を抑制できる。
第1配線9c、第2配線9dの形態は図1に示されるものに限らない。第1配線9cは、例えば正極4aと第1ノイズ端子7aとを繋ぐように設けられても良い。また、第2配線9dは負極4bと第2ノイズ端子7bとを繋ぐように設けられても良い。
また、本実施の形態では点灯装置1の出力に、同電位の極が2つずつ設けられた。この変形例として、点灯装置1の出力に、同電位の極が3つ以上設けられても良い。つまり、第1ノイズ端子7aと第2ノイズ端子7bはそれぞれ2つ以上設けられても良い。
また、第1ノイズ端子7a、第2ノイズ端子7bは出力端子4と隣接していなくても良い。例えば第1ノイズ端子7a、第2ノイズ端子7bは、回路基板1aのうち出力端子4とは別の辺に沿って設けられても良い。また、点灯装置1の出力に設けられた同電位の複数の極のうち、何れの極を光源モジュール10に接続しても良い。例えば、第1ノイズ端子7aと負極4bに光源モジュール10を接続し、第2ノイズ端子7bと正極4aに容量性素子を介して接地用端子6を接続しても良い。
また、本実施の形態では、第1ノイズ端子7aと第2ノイズ端子7bは出力端子4の正極4aおよび負極4bとそれぞれ同電位である。この変形例として、第1ノイズ端子7aは、入力端子3と出力端子4を繋ぐ一対の電源供給線路の一方と電気的に接続されていれば良い。また、第2ノイズ端子7bは、入力端子3と出力端子4を繋ぐ一対の電源供給線路の他方と電気的に接続されていれば良い。この場合も、商用電源ACからのコモンモードノイズを、第1ノイズ端子7a、第2ノイズ端子7bを介してノイズ源に戻すことができる。例えば、第1ノイズ端子7aと第2ノイズ端子7bは入力端子3の端子3a、3bとそれぞれ同電位であっても良い。また、第1ノイズ端子7aと第2ノイズ端子7bは点灯回路5内の配線から取り出されても良い。
また、接地用端子6は端子6a、6bを有するものとした。これに限らず、接地用端子6は1つの端子であっても良い。また、第1容量性素子50aおよび第2容量性素子50bはディスクリートのコンデンサに限らず、静電容量を付加できるものであれば良い。第1容量性素子50aおよび第2容量性素子50bとして、バリスタを用いても良い。バリスタは一般に数百pFから数千pFの静電容量を有する。また、バリスタはサージ吸収の機能を有するため、サージ保護の効果を付加することができる。
これらの変形は、以下の実施の形態に係る点灯装置、光源モジュールおよび照明器具について適宜応用することができる。なお、以下の実施の形態に係る点灯装置、光源モジュールおよび照明器具については実施の形態1との共通点が多いので、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係る照明器具200の構成を説明する図である。照明器具200は点灯装置201を備える。点灯装置201は、接地用端子6の配置が点灯装置1と異なる。その他の構成は実施の形態1と同様である。第1ノイズ端子7aと第2ノイズ端子7bと接地用端子6と出力端子4は、回路基板1aの第2辺1cに沿って設けられる。
接地用端子6を第1ノイズ端子7aおよび第2ノイズ端子7bと同じ辺に設けることで、接地用端子6を第1ノイズ端子7aおよび第2ノイズ端子7bと近接して配置できる。これにより、第1外部配線21aと第2外部配線21bを短縮できる。従って、第1容量性素子50aおよび第2容量性素子50bを照明器具200にコンパクトに配置できる。
接地用端子6と、第1ノイズ端子7aおよび第2ノイズ端子7bは、同じ辺に限らず近接して配置されても良い。例えば、接地用端子6と、第1ノイズ端子7aおよび第2ノイズ端子7bは、回路基板1aの角を挟むように配置されても良い。
実施の形態3.
図5は、実施の形態3に係る照明器具300の構成を説明する図である。照明器具300は、点灯装置301を備える。点灯装置301は、第1配線9cに第1容量性素子351aが設けられ、第2配線9dに第2容量性素子351bが設けられる点が点灯装置1と異なる。本実施の形態では、第1容量性素子351aと第2容量性素子351bは回路基板1aに設けられる。
第1ノイズ端子7aと接地用端子6は第1外部配線21aにより接続される。第2ノイズ端子7bと接地用端子6は第2外部配線21bにより接続される。第1外部配線21aと第2外部配線21bは例えば電線である。
第1容量性素子351aと第2容量性素子351bは点灯装置301の内部に取り込まれ、実装される。このため、外付けコンデンサにより任意の容量を選択できなくなる。しかし、第1ノイズ端子7aおよび第2ノイズ端子7bと、接地用端子6とを配線で結線するだけで、静電容量を付加できる。従って、容易に静電容量を付加できる。
第1容量性素子351aと第2容量性素子351bは、目標とする浮遊容量に対して不足している分の容量を有すると良い。一般に、光源モジュールと器具本体との間には、数百pFの浮遊容量が発生することが期待される。しかし、製品によっては浮遊容量が小さいことが考えられる。第1容量性素子351aと第2容量性素子351bの容量の和は、目標とする浮遊容量と光源モジュール10と器具本体101との間の浮遊容量Caとの差分に設定されても良い。例えば浮遊容量Caが50pFであり、浮遊容量の目標値が500pFである場合、第1容量性素子351aと第2容量性素子351bの容量の和は450pFに設定される。また、第1容量性素子351aと第2容量性素子351bではノイズ対策のための静電容量が不足している場合には、第1外部配線21aまたは第2外部配線21bにさらに容量性素子を設けても良い。
実施の形態4.
図6は、実施の形態4に係る照明器具400の構成を説明する図である。照明器具400は、点灯装置401と光源モジュール410を備える。点灯装置401は第1ノイズ端子7aおよび第2ノイズ端子7bを備えない点が点灯装置1と異なる。また、光源モジュール410は第1ノイズ端子414aと第2ノイズ端子414bを備える点が光源モジュール10と異なる。
点灯装置401と光源モジュール410が結線された状態において、正極4aと正極12aは同電位であり、負極4bと負極12bは同電位である。このため、第1ノイズ端子414aと第2ノイズ端子414bを光源モジュール410に設けても実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
第1ノイズ端子414aは、入力端子12の正極12aと第1配線13cを介して電気的に接続される。第2ノイズ端子414bは、入力端子12の負極12bと第2配線13dを介して電気的に接続される。第1配線13cは正極12aと光源11とを接続する配線13aから分岐する。第2配線13dは負極12bと光源11とを接続する配線13bから分岐する。正極12aと第1ノイズ端子414aは隣接する。また、負極12bと第2ノイズ端子414bは隣接する。
第1ノイズ端子414aと接地用端子6との間には第1容量性素子50aが電気的に接続される。第2ノイズ端子414bと接地用端子6との間には第2容量性素子50bが電気的に接続される。
本実施の形態では、第1容量性素子50aと第2容量性素子50bは、光源モジュール410の入力端子12の高電位側および低電位側と、器具本体101との間に接続されることになる。これにより、雑音端子電圧が基準を満足しない場合に、不足する浮遊容量を第1容量性素子50aと第2容量性素子50bにより容易に追加できる。
また、第1ノイズ端子414aおよび第2ノイズ端子414bと入力端子12とを隣接するように配置することで、第1配線13cおよび第2配線13dを短く形成できる。
また、第1配線13cは正極12aと第1ノイズ端子414aとを繋ぐように設けられても良い。また、第2配線13dは負極12bと第2ノイズ端子414bとを繋ぐように設けられても良い。
また、本実施の形態では光源モジュール410の入力に、同電位の極が2つずつ設けられた。この変形例として、光源モジュール410の入力に、同電位の極が3つ以上設けられても良い。つまり、第1ノイズ端子414aと第2ノイズ端子414bはそれぞれ2つ以上設けられても良い。
また、第1ノイズ端子414a、第2ノイズ端子414bは入力端子12と隣接していなくても良い。また、光源モジュール410の入力に設けられた同電位の複数の極のうち、何れの極を点灯装置401に接続しても良い。例えば、第1ノイズ端子414aと負極12bに点灯装置401を接続し、第2ノイズ端子414bと正極12aに容量性素子を介して接地用端子6を接続しても良い。
実施の形態5.
図7は、実施の形態5に係る照明器具500の構成を説明する図である。照明器具500は、光源モジュール510を備える。光源モジュール510は、第1配線13cに第1容量性素子551aが設けられ、第2配線13dに第2容量性素子551bが設けられる点が光源モジュール410と異なる。また、第1ノイズ端子414aと接地用端子6は第1外部配線21aにより接続される。第2ノイズ端子414bと接地用端子6は第2外部配線21bにより接続される。
本実施の形態では、第1容量性素子551aと第2容量性素子551bが光源モジュール510の内部に取り込まれる。第1容量性素子551aと第2容量性素子551bは、それぞれ浮遊容量Caに相当する容量を有すると良い。
実施の形態3と同様に、本実施の形態では外付けコンデンサにより任意の容量を選択できなくなる。しかし、第1ノイズ端子414aおよび第2ノイズ端子414bと、接地用端子6とを配線で結線するだけで、静電容量を付加できる。従って、容易に静電容量を付加できる。
なお、各実施の形態で説明した技術的特徴は適宜に組み合わせて用いてもよい。
1 点灯装置、1a 回路基板、1b 第1辺、1c 第2辺、2 ケース、3 入力端子、3a、3b 端子、4 出力端子、4a 正極、4b 負極、5 点灯回路、6 接地用端子、6a、6b 端子、7a 第1ノイズ端子、7b 第2ノイズ端子、8a、8b、9a、9b 配線、9c 第1配線、9d 第2配線、10 光源モジュール、10a 光源基板、11 光源、12 入力端子、12a 正極、12b 負極、13a、13b 配線、13c 第1配線、13d 第2配線、15 カバー、20a、20b 配線、21a 第1外部配線、21b 第2外部配線、50 照明器具、50a 第1容量性素子、50b 第2容量性素子、100 照明器具、101 器具本体、103 取り付け部、200 照明器具、201 点灯装置、300 照明器具、301 点灯装置、351a 第1容量性素子、351b 第2容量性素子、400 照明器具、401 点灯装置、410 光源モジュール、414a 第1ノイズ端子、414b 第2ノイズ端子、500 照明器具、510 光源モジュール、551a 第1容量性素子、551b 第2容量性素子、800 照明器具、801 点灯装置、AC 商用電源、Ca 浮遊容量

Claims (14)

  1. 入力端子と、
    出力端子と、
    前記入力端子と前記出力端子を繋ぐ一対の電源供給線路と、
    前記一対の電源供給線路上に設けられ、前記入力端子を介して外部から電力を供給され、前記出力端子を介して光源モジュールに電力を供給して前記光源モジュールを点灯させる点灯回路と、
    前記一対の電源供給線路の一方と第1配線を介して接続された第1ノイズ端子と、
    前記一対の電源供給線路の他方と第2配線を介して接続された第2ノイズ端子と、
    接地用端子と、
    を備えることを特徴とする点灯装置。
  2. 前記点灯回路を収納し、少なくとも一部に金属部分を有するケースを備え、
    前記接地用端子は、前記金属部分と電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
  3. 前記出力端子は、正極と負極とを有し、
    前記第1ノイズ端子は、前記正極と前記第1配線を介して接続され、
    前記第2ノイズ端子は、前記負極と前記第2配線を介して接続されることを特徴とする請求項1または2に記載の点灯装置。
  4. 前記正極と前記第1ノイズ端子は隣接し、
    前記負極と前記第2ノイズ端子は隣接することを特徴とする請求項3に記載の点灯装置。
  5. 前記入力端子と、前記出力端子と、前記点灯回路と、前記第1ノイズ端子と、前記第2ノイズ端子と、前記接地用端子と、が設けられた回路基板を備え、
    前記第1ノイズ端子と前記第2ノイズ端子と前記接地用端子とは、前記回路基板の第2辺に沿って設けられることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の点灯装置。
  6. 前記第1配線に設けられた第1容量性素子と、
    前記第2配線に設けられた第2容量性素子と、
    を備えることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の点灯装置。
  7. 請求項1から6の何れか1項に記載の点灯装置と、
    前記出力端子に接続された前記光源モジュールと、
    前記第1ノイズ端子と前記接地用端子との間に電気的に接続された第3容量性素子と、
    前記第2ノイズ端子と前記接地用端子との間に電気的に接続された第4容量性素子と、
    を備えることを特徴とする照明器具。
  8. 請求項6に記載の点灯装置と、
    前記出力端子に接続された前記光源モジュールと、
    前記第1ノイズ端子と前記接地用端子とを電気的に接続する第1外部配線と、
    前記第2ノイズ端子と前記接地用端子とを電気的に接続する第2外部配線と、
    を備えることを特徴とする照明器具。
  9. 正極と負極とを有する入力端子と、
    前記正極と前記負極との間に電気的に接続され、前記入力端子を介して外部から電力の供給を受けて点灯する光源と、
    前記正極と第1配線を介して接続された第1ノイズ端子と、
    前記負極と第2配線を介して接続された第2ノイズ端子と、
    を備えることを特徴とする光源モジュール。
  10. 前記正極と前記第1ノイズ端子は隣接し、
    前記負極と前記第2ノイズ端子は隣接することを特徴とする請求項9に記載の光源モジュール。
  11. 前記第1配線に設けられた第1容量性素子と、
    前記第2配線に設けられた第2容量性素子と、
    を備え、
    前記第1配線は前記正極と前記光源とを接続する配線から分岐し、
    前記第2配線は前記負極と前記光源とを接続する配線から分岐することを特徴とする請求項9または10に記載の光源モジュール。
  12. 請求項9から11の何れか1項に記載の光源モジュールと、
    接地用端子を有し、前記入力端子に接続され、前記光源を点灯させる点灯装置と、
    前記第1ノイズ端子と前記接地用端子との間に電気的に接続された第3容量性素子と、
    前記第2ノイズ端子と前記接地用端子との間に電気的に接続された第4容量性素子と、
    を備えることを特徴とする照明器具。
  13. 請求項11に記載の光源モジュールと、
    接地用端子を有し、前記入力端子に接続され、前記光源を点灯させる点灯装置と、
    前記第1ノイズ端子と前記接地用端子とを電気的に接続する第1外部配線と、
    前記第2ノイズ端子と前記接地用端子とを電気的に接続する第2外部配線と、
    を備えることを特徴とする照明器具。
  14. 前記点灯装置は、少なくとも一部に金属部分を有するケースを備え、
    前記接地用端子は、前記金属部分と電気的に接続されることを特徴とする請求項12または13に記載の照明器具。
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