JP2021127519A - 3次元積層造形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベースプレートからステージに熱が伝わることを抑制することができる3次元積層造形装置を提供する。【解決手段】3次元積層造形装置1は、移動機構5と、ステージ4と、複数の支柱11と、ベースプレート10と、遮蔽部材12と、を備えている。ベースプレート10は、複数の支柱11に支持され、造形物を形成するための粉末材料M1が積層される。遮蔽部材12は、ステージ4とベースプレート10との間において複数の支柱11の周囲を囲む。【選択図】図1

Description

本発明は、ステージ上に粉末材料を薄く敷いた層を一層ずつ重ねて造形する3次元積層造形装置に関する。
近年、粉末材料を薄く敷いた層を一層ずつ重ねて造形する3次元積層造形技術が脚光を浴びており、粉末材料の材料や造形手法の違いにより多くの種類の3次元積層造形技術が開発されている。
従来の3次元積層造形装置の造形方法としては、例えばステージの上面に設置されたベースプレート上に粉末材料を一層毎に敷き詰める。次に、ベースプレート上に敷き詰められた粉末材料に対し、造形物の一断面に相当する二次元構造部だけを電子ビームやレーザからなる加熱機構で溶融する。そして、そのような粉末材料の層を一層ずつ高さ方向(Z方向)に積み重ねることにより造形物を形成している(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献1には、上下方向に移動する構築プラットフォーム上に、粉末材料を介してベースプレートを示すスタートプレートを設置する技術が開示されている。
特表2016−529389号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、ベースプレートが粉末材料を介してステージ上に設置されていた。そのため、特許文献1に記載された技術では、ベースプレートの熱が粉末材料を介してステージに伝わり、ステージやステージを移動させる移動機構が熱により変形するおそれがあった。
本発明の目的は、上記の問題点を考慮し、ベースプレートからステージに熱が伝わることを抑制することができる3次元積層造形装置を提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の3次元積層造形装置は、移動機構と、ステージと、複数の支柱と、ベースプレートと、遮蔽部材と、を備えている。ステージは、移動機構により移動可能に支持される。複数の支柱は、ステージに配置される。ベースプレートは、複数の支柱に支持され、造形物を形成するための粉末材料が積層される。遮蔽部材は、ステージとベースプレートとの間において複数の支柱の周囲を囲む。
また、本発明の他の3次元積層造形装置は、移動機構と、ステージと、複数の支柱と、ベースプレートと、を備えている。ステージは、移動機構により移動可能に支持される。複数の支柱は、ステージに配置される。ベースプレートは、複数の支柱に支持され、造形物を形成するための粉末材料が積層される。
そして、ベースプレートにおける粉末材料が積層される一面とは反対側の底面には、支持溝が形成される。また、支柱には、支持溝と点接触又は線接触する支持体が配置される。
本発明の3次元積層造形装置によれば、ベースプレートからステージに熱が伝わることを抑制することができる。
本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置を模式的に示す概略断面図である。 本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置のベースプレート及びステージを示す概略断面図である。 本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置のベースプレートを上方から見た平面図である。 本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置のベースプレートを下方から見た平面図である。 本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置のベースプレートを図4に示すA−A線で切断した断面図である。 本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置のベースプレート及び支柱を図4に示すA−A線で切断した断面図である。 本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置における造形物の取り出し動作を示す説明図である。 本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置における造形物の取り出し動作を示す説明図である。 本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置における造形物の取り出し動作を示す説明図である。 本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置における造形物の取り出し動作を示す説明図である。 本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置における造形物の取り出し動作の変形例を示す説明図である。 本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置における造形物の取り出し動作の変形例を示す説明図である。 本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置における造形物の取り出し動作の変形例を示す説明図である。 本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置における造形物の取り出し動作の変形例を示す説明図である。 本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置における造形物の取り出し動作の変形例を示す説明図である。 本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置のベースプレート及び支柱の変形例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置の遮蔽部材の変形例を示す斜視図である。 変形例にかかる遮蔽部材をステージに載置した状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態例にかかる3次元積層造形装置の遮蔽部材の他の変形例を示す斜視図である。
以下、本発明の3次元積層造形装置の実施の形態例について、図1〜図19を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
1.実施の形態例
1−1.3次元積層造形装置の構成
まず、本発明の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかる3次元積層造形装置の第1の実施の形態例について図1を参照して説明する。
図1は、本例の3次元積層造形装置を模式的に示す概略断面図である。
図1に示す3次元積層造形装置1は、例えば、チタン、アルミニウム、鉄等の金属粉末からなる粉末材料に電子ビームを照射して粉末材料を溶融させ、この粉末材料が凝固した層を積み重ねて立体物を造形する装置である。
図1に示すように、3次元積層造形装置1は、中空の処理室2と、造形ボックス3と、平板状のステージ4と、ステージ駆動機構5と、支持台6と、粉末供給機構7と、電子銃8と、粉末タンク9と、ベースプレート10と、を備えている。また、3次元積層造形装置1は、ベースプレート10を支持する支柱11と、遮蔽部材12と、備えている。
ここで、ステージ4の一面4aと平行をなす方向を第1の方向Xとし、第1の方向Xと直交し、かつステージ4の一面4aと平行をなす方向を第2の方向Yとする。また、ステージ4の一面4aと直交する方向を第3の方向Zとする。
処理室2には、図示しない真空ポンプが接続されている。処理室2内の空気が真空ポンプにより排気されることで、処理室2内は、真空に維持されている。この処理室2内には、造形ボックス3と、ステージ4と、ステージ駆動機構5、支持台6、粉末供給機構7及び粉末タンク9が配置されている。処理室2の第3の方向Zの一端部側、すなわち処理室2の上部には、電子銃8が装着されている。また、電子銃8と第3の方向Zで対向する位置には、支持台6に支持された造形ボックス3が配置されている。
造形ボックス3は、筒部3aと、フランジ部3bとを有している。筒部3aの軸方向は、第3の方向Zと平行をなし、筒部3aは、第3の方向Zの両端部が開口している。筒部3aの筒孔内には、粉末供給機構7によって供給された粉末材料M1及び粉末材料M1によって形成された造形物が収容される。
フランジ部3bは、筒部3aにおける第3の方向Zの一端部側である上端部の外縁部に設けられている。フランジ部3bは、筒部3aの外縁部から略垂直に屈曲している。そして、フランジ部3bは、第1の方向X及び第2の方向Yと平行に配置される。
フランジ部3bは、処理室2内に配置された支持台6に支持されている。そのため、造形ボックス3は、筒部3aの軸方向の一端部、すなわち上端部側が固定端となり、筒部3aの軸方向の他端部、すなわち下端部側が自由端となる。
また、フランジ部3bの第1の方向Xの両端部には、粉末材料M1を貯留する粉末タンク9が配置されている。粉末タンク9は、フランジ部3bにおける第3の方向Zの一端部側、すなわち上方に配置されている。粉末タンク9におけるフランジ部3bと対向する側には、所定量の粉末材料M1を排出する定量供給部9aが配置されている。この定量供給部9aからフランジ部3bに向けて所定量の粉末材料M1が供給される。
また、粉末タンク9とフランジ部3bとの間には、粉末供給機構7が配置されている。粉末供給機構7は、アーム部41と、均し板42と、ガイド部44とを有している。
アーム部41は、所定の長さを有する長尺状の部材により形成されている。アーム部41の長手方向の一端部は、ガイド部44に移動可能に支持されている。ガイド部44は、第1の方向Xに沿って配置されている。
アーム部41は、ガイド部44に支持されて、その長手方向が第2の方向Yと平行に延在している。アーム部41の長手方向の長さは、少なくともステージ4の第2の方向Yの一端部から他端部までの長さよりも長く設定されている。そのため、アーム部41は、ステージ4における第2の方向Yの一端部から他端部に亘って延在する。アーム部41の第3の方向Zの他端部、すなわちステージ4やベースプレート10と対向する側の端部には、均し板42が設けられている。
均し板42は、略平板状に形成されている。均し板42は、アーム部41と同様に、その長手方向が第2の方向Yと平行に延在している。そして、アーム部41及び均し板42がガイド部44によって第1の方向Xに沿って移動することで、ベースプレート10の一面10aに粉末材料M1を供給し、粉末材料M1を第3の方向Zに所定の高さで平坦に均す。これにより、ベースプレート10の一面10aには、粉末材料M1からなる粉末層が形成される。
造形ボックス3の筒部3aの筒孔内には、ステージ4が第3の方向Zに沿って摺動可能に配置されている。ステージ4は、略平板状に形成されている。ステージ4における第3の方向Zの一端部側の一面4aには、ベースプレート10を支持する複数の支柱11が配置される。このベースプレート10には、粉末材料M1が積層される。ベースプレート10及び支柱11詳細な構成については、後述する。
また、ステージ4の側端部には、耐熱性及び柔軟性を有する摺動部材14が設けられている。摺動部材14は、筒部3aの内壁面3cに摺動可能に接触している。
また、ステージ4の一面4aとは反対側の他面には、軸部4bが設けられている。軸部4bは、ステージ4の他面から第3の方向Zの他方に向けて突出している。軸部4bは、造形ボックス3の第3の方向Zの他端部側に配置されたステージ駆動機構5に接続されている。
移動機構を示すステージ駆動機構5は、軸部4bを介してステージ4を第3の方向Zに沿って移動可能に支持する。ステージ駆動機構5としては、例えば、ラックとピニオンやボールねじからなる軸部4bを駆動する駆動部等が適用される。
ステージ4に載置されたベースプレート10の一面10aは、処理室2に装着された電子銃8と対向する。加熱機構の一例を示す電子銃8は、予め準備された設計上の造形物(3次元CAD(Computer−Aided Design)データにより表された造形物)を所定の間隔でスライスした2次元形状に従い、粉末材料M1に対して電子ビームL1を出射する。電子銃8から出射された電子ビームL1により、その2次元形状に対応する領域の粉末材料M1が溶融する。
1−2.ベースプレート及び支柱周りの構成
次に、ベースプレート10及び支柱11周りの詳細な構成について図1から図6を参照して説明する。
図2は、ベースプレート10及びステージ4を示す概略構成図、図3は、ベースプレートを上方から見た平面図である。図4は、ベースプレートを下方から見た平面図である。
図2に示すように、支柱11は、ステージ4の一面4aから第3の方向Zに沿って立設している。また、支柱11は、第3の方向Zに沿って伸縮可能に形成されている。図3に示すように、本例の3次元積層造形装置1では、支柱11は、3つ配置される。支柱11の第3の方向Zの一端部、すなわち上下方向の上端部には、ベースプレート10が配置される。
なお、本例では、ベースプレート10を3本の支柱11の支持する例を説明したが、これに限定されるものではなく、4本の支柱11でベースプレート10を支持してもよい。しかしながら、支柱11の数を4本とした場合、4本の支柱11のうち3本の支柱11のみがベースプレート10を接触し、残りの1本の支柱11がベースプレート10から離反して配置されるおそれがある。その結果、調整後や、造形処理中にベースプレート10ががたつくおそれがあった。
そのため、ベースプレート10を支持する支柱11の数は、ベースプレート10を支持するために最低必要本数である3本とすることが好ましい。これにより、全ての支柱11がベースプレート10を支持するため、ベースプレート10の傾きを調整した後に、ベースプレート10にがたつきが発生することを防止することができる。
さらに、ステージ4とベースプレート10の間には、遮蔽部材12が配置される。遮蔽部材12は、筒状に形成されている。遮蔽部材12は、複数の支柱11における第1の方向X及び第2の方向Yの周囲を囲む。遮蔽部材12によって支柱11の周囲を囲むことで、粉末材料M1や粉末材料M1が若干溶融した仮焼結体M2(図7参照)が支柱11の周囲に入り込むことを防ぐことができる。
ベースプレート10とステージ4との間には、遮蔽部材12によって粉末材料M1や仮焼結体M2が存在しない空間部30が形成される。空間部30が形成されることで、ベースプレート10の熱がステージ4に伝わることを抑制することができる。さらに、遮蔽部材12の容積、すなわち空間部30の容積分だけ粉末材料M1を節約することができる。
ここで、遮蔽部材12を設けない場合、粉末材料M1が支柱11の周囲に入り込むことを防ぐために、支柱11の第3の方向Zの長さを、粉末材料M1の安息角を考慮して短くする必要がある。その結果、ベースプレート10がステージ4に接近し、ベースプレート10の熱がステージ4に伝わりやすくなる。
これに対して、本例の3次元積層造形装置1では、粉末材料M1が遮蔽部材12により遮られるため、粉末材料M1の安息角を考慮して支柱11の長さを設定する必要がなくなる。これにより、支柱11における第3の方向Zの長さを、長くすることができ、ベースプレート10とステージ4との間隔を広げることができる。その結果、ベースプレート10の熱がステージ4に伝わり難くすることができる。
支柱11の第3の方向Zの長さは、仮焼結体M2がステージ4上に形成されることなく、仮焼結体M2とステージ4との間に粉末材料M1が溶融することなく存在する程度の長さ以上に設定することが好ましい。
また、遮蔽部材12を介して熱がステージ4に伝わることを抑制するために、遮蔽部材12としては、高融点で熱伝導率が低い材料が好ましく、例えば、SUSが適用される。また、遮蔽部材12の厚さを、薄く形成することで、遮蔽部材12による熱の伝わりを抑制することができる。そのため、遮蔽部材12を、箔状の部材で形成することが好ましい。
また、複数の支柱11には、ヒートシールド板13が取り付けられている。ヒートシールド板13は、ベースプレート10とステージ4との間に配置される。そして、ヒートシールド板13は、ステージ4の一面4aと、ベースプレート10の一面10aとは反対側の底面10bと対向する。ヒートシールド板13は、ベースプレート10からのステージ4に向かう熱輻射をベースプレート10に向けて反射する。これにより、ステージ4がベースプレート10の熱輻射により加熱されることを防止することができる。
ベースプレート10は、略矩形をなす平板状に形成されている。ベースプレート10の一面10aには、粉末材料M1が積層される。また、ベースプレート10の底面10bには、熱電対16が接続され、空間部30に配置される。これにより、熱電対16に粉末材料M1や仮焼結体M2が付着することを防ぐことができ、熱電対16の破損を防止することができる。
図4に示すように、ベースプレート10の底面10bには、3つの支持溝21が形成されている。3つの支持溝21は、仮想円R1の周方向に等間隔に配置されている。仮想円R1の中心Q1は、ベースプレート10の重心上に位置している。また、支持溝21は、中心Q1から放射状に延在する溝部である。
図5は、ベースプレート10を図4に示すA−A線で切断した断面図、図6は、ベースプレート10及び支柱11を図4に示すA−A線で切断した断面図である。
図5に示すように、支持溝21は、ベースプレート10の底面10bから一面10aに向けて略台形状に凹ませた凹部である。支持溝21における一面10a側の頂部は、中心Q1から放射状に延在している。また、支持溝21における一面10a側には、2つの傾斜面部21a、21aが形成されている。
なお、本例では、支持溝21を略台形状の凹部として形成した例を説明したが、これに限定されるものではなく、支持溝21をV字状に凹ませた凹部として形成してもよい。
図4及び図6に示すように、支持溝21内には、支持体24が嵌り込む。支持体24は、球状に形成されている。支持体24は、支柱11の第3の方向Zの上端部に設けた載置部11aに配置されている。載置部11aは、略半球状の凹部である。そして、ベースプレート10は、支持体24及び支柱11により支持されている。なお、支柱11及び支持体24は、金属製の部材により形成されている。
図6に示すように、支持体24は、支持溝21の2つの傾斜面部21a、21aに点接触する。これにより、支柱11とベースプレート10を面接触する場合よりも、熱抵抗を高めるこができる。その結果、ベースプレート10の熱が支柱11を介してステージ4に伝わることを抑制することができる。
支持体24が2つの傾斜面部21a、21aと点接触することで、ベースプレート10と支柱11の間の隙間を無くすことができ、支持体24における2つの傾斜面部21a、21aが対向する方向への移動が拘束される。その結果、ベースプレート10を支持体24及び支柱11に載置した後に、ベースプレート10が第1の方向X及び第2の方向Yに向けてがたつくことを防ぐことができる。
さらに、ベースプレート10が加熱されると、ベースプレート10が熱膨張する。そのため、従来の3次元積層造形装置では、ベースプレート10が熱膨張した際に、ベースプレート10の中心Q1の位置が変化し、造形精度が低下していた。
これに対して、本例のベースプレート10では、ベースプレート10が第1の方向X及び第2の方向Yに向けて熱膨張した場合、3つの支持溝21が支持体24上を摺動する。また、3つの支持溝21は、ベースプレート10の周方向に等間隔に配置されており、その頂部が中心Q1に対して放射状に形成されているため、ベースプレート10は、中心(重心)Q1から第1の方向X及び第2の方向Yに向けて等しく膨張する。これにより、ベースプレート10の熱膨張によって、ベースプレート10の中心Q1の位置が変化することを防ぐことができ、造形精度を向上させることができる。
なお、本例の3次元積層造形装置1では、ベースプレート10を矩形状に形成した例を説明したが、これに限定されるものではなく、ベースプレート10は、多角形状や円形等その他各種の形状で形成してもよい。
2.3次元積層造形装置の動作
次に、上述した構成を有する3次元積層造形装置1の動作について説明する。
2−1.ベースプレートのセット作業及び造形動作
まず、ベースプレート10のセット作業及び造形物P1を造形する造形動作について説明する。
ベースプレート10のセット作業では、ベースプレート10の一面10aが第1の方向X及び第2の方向Y、すなわち水平方向と平行となるように、3つの支柱11を伸縮させて、支柱11の高さを調整する。次に、3つの支柱11の周囲に遮蔽部材12を配置し、高さ調整を行った支柱11の載置部11aに支持体24を載置する。そして、支持体24上にベースプレート10に載置する。また、ベースプレート10の底面10bには、熱電対16が接続される。
図1に示すように、遮蔽部材12と造形ボックス3の筒部3aの内壁面3cとの間を粉末材料M1で満たす。これにより、ベースプレート10のセット作業が完了する。
なお、支柱11及び支持体24は、金属製の部材により形成されているため、ベースプレート10を支持体24及び支柱11に載置するだけで、支柱11及び支持体24を介してベースプレート10の電気的な接地を行うことができる。その結果、アース線を用いてベースプレート10の接地を行う必要がなくなり、ベースプレート10の接地作業を容易に行うことができる。仮に耐熱性を考え支持体24をセラミクスのような絶縁体にした場合は、導電性のワイヤーでステージ4とベースプレート10を接続すれば良い。
次に、ステージ駆動機構5を駆動させて、造形ボックス3のフランジ部3bの上面より第3の方向Zに所定の間隔分下がった位置、又はベースプレート10の一面10aとフランジ部3bの上面が同じ高さとなる位置にステージ4を配置する。この所定の間隔が、その後に敷き詰められる粉末材料Mの第3の方向Zの層厚に相当する。
次に、粉末供給機構7が駆動し、アーム部41が第1の方向Xに沿って移動する。これにより、アーム部41に設けた均し板42は、ガイド部44に沿って移動し、粉末タンク9から排出された粉末材料M1をベースプレート10の一面10aまで搬送する。その結果、ベースプレートの一面10aには、均し板42により粉末材料M1の層が形成される。
次に、予め準備された設計上の造形物を所定の厚さ間隔でスライスした2次元形状に従い、電子銃8から粉末材料M1の層に対して電子ビームL1が照射される。電子銃8から照射された電子ビームL1により、その2次元形状に対応する粉末材料M1が溶融する。溶融した粉末材料M1は、凝固して造形物P1となる。
一層分の粉末材料M1が溶融及び凝固した後、ステージ駆動機構5によりステージ4を所定の高さ分下げる。次に、粉末材料M1を直前に敷き詰められた層(下層)の上に敷き詰める。そして、その層に相当する2次元形状に対応する領域の粉末材料M1に電子ビームL1を照射し、粉末材料M1を溶融及び凝固させる。この一連の処理を繰り返し、溶融及び凝固した粉末材料M1の層を積み重ねることにより、造形ボックス3の筒部3a内には、造形物P1が構築される。
上述したように、本例の3次元積層造形装置1では、ベースプレート10の熱がステージ4に伝わり難く構成されている。そのため、造形物P1を構築する際に、ステージ4がベースプレート10からの熱によって加熱し、熱変形することを防止することができる。
さらに、支持体24が支持溝21の2つの傾斜面部21a、21aと点接触することで、ベースプレート10と支柱11における第1の方向X及び第2の方向Yへのがたつきを防止することができる。また、さらに、上述したように、熱膨張によって、ベースプレート10の中心Q1の位置が、変化しないため、ベースプレート10と電子銃8との位置関係を所望の位置に保つことができる。これにより、構築される造形物P1の造形精度を向上することができる。
2−2.造形物の取り出し動作
次に、図7から図10を参照して造形物P1の取り出し動作について説明する。
図7から図10は、造形物P1の取り出し動作を示す説明図である。
まず、図7に示すように、ステージ駆動機構5(図1参照)を駆動させて、ステージ4の一面4aが造形ボックス3のフランジ部3bと同じ高さになる位置までステージ4を上昇させる。これにより、造形物P1が造形ボックス3から排出される。
このとき、造形物P1の周囲には、仮焼結体M2が配置され、ベースプレート10の下方には、粉末材料M1が配置される。次に、図8に示すように、仮焼結体M2の下方に存在する粉末材料M1を除去する。そして、図9に示すように、造形物P1、仮焼結体M2、ベースプレート10及び遮蔽部材12を、ステージ4から取り外す。
ここで、従来の3次元積層造形装置では、支柱11に仮焼結体M2が付着し、仮焼結体M2を除去する必要があった。さらに、支柱11から仮焼結体M2を除去する際に、支柱11の高さが変化するおそれがあり、ベースプレート10をセットする度に支柱11の高さを調整する必要があった。さらに、従来の3次元積層造形装置では、支柱11から仮焼結体M2を除去する際に、支柱11が破損するおそれがあった。
これに対して、本例の3次元積層造形装置1では、支柱11の周囲は、遮蔽部材12によって囲まれているため、支柱11に粉末材料M1や仮焼結体M2が付着することがない。これにより、仮焼結体M2や粉末材料M1を支柱11から除去する作業が不要となり、造形物P1の取り出し作業を容易に行うことができる。
さらに、高さ調整を行った後に、仮焼結体M2や粉末材料M1が支柱11に接触しないため、支柱11の高さが変化することがない。これにより、一度、支柱11の高さ調整を行った後は、支柱11の高さ調整作業が不要となり、次に実施するベースプレート10のセット作業を容易に行うことができる。
次に、図10に示すように、造形物P1、仮焼結体M2及びベースプレート10から遮蔽部材12を取り外す。そして、造形物P1及び仮焼結体M2に対してブラスト処理を行い、仮焼結体M2を除去する。これにより、造形物P1の取り出し作業が完了する。
なお、ベースプレート10の底面10bに接続された熱電対16は、ベースプレート10をステージ4から取り外した際に、ベースプレート10から取り外される。また、熱電対16には、支柱11と同様に、粉末材料M1や仮焼結体M2が付着しないため、ベースプレート10から容易に熱電対16を取り外すことができる。
2−3.取り出し動作の変形例
次に、図11から図15を参照して造形物P1の取り出し動作の変形例について説明する。
図11から図15は、造形物P1の取り出し動作を示す説明図である。なお、変形例にかかる取り出し動作では、チャック部材101を用いて造形物P1を取り出す例について説明する。
まず、ステージ4の一面4aが造形ボックス3のフランジ部3bと同じ高さになる位置までステージ4を上昇させる。これにより、造形物P1が造形ボックス3から排出される。そして、仮焼結体M2の下方に存在する粉末材料M1を除去する。次に、図11に示すように、仮焼結体M2の下方にチャック部材101を挿入する。
ここで、4本の支柱11でベースプレート10を支持する場合、支柱11は、通常、ベースプレート10の四隅に配置される。そのため、チャック部材101を挿入する際に、チャック部材101が支柱11に干渉するおそれがあった。これに対して、本例の3次元積層造形装置1では、3本の支柱11でベースプレート10を支持している。そのため、ベースプレート10の四隅を外して支柱11を配置することができる。その結果、チャック部材101と支柱11が干渉することを防ぐことができる。
さらに、本例の3次元積層造形装置1では、支柱11の長さを長くすることができため、仮焼結体M2の下方にチャック部材101を挿入するためのスペースを確保することができる。これにより、チャック部材101を挿入した際に、チャック部材101が支柱11やベースプレート10に干渉することを防ぐことができる。
次に、図12に示すように、造形物P1、仮焼結体M2、ベースプレート10及び遮蔽部材12を、チャック部材101を用いてステージ4から取り外し、図13に示すように、造形物P1、仮焼結体M2及びベースプレート10から遮蔽部材12を取り外す。
そして、図14及び図15に示すように、チャック部材101がベースプレート10の底面10bと対向する位置までチャック部材101を挿入する。これにより、チャック部材101により造形物P1、仮焼結体M2及びベースプレート10を確実に保持することができる。次に、造形物P1及び仮焼結体M2に対してブラスト処理を行い、仮焼結体M2を除去する。これにより、チャック部材101を用いた造形物P1の取り出し作業が完了する。その結果、造形物P1、仮焼結体M2及びベースプレート10が人の手で持ち運べない程度の重量であっても、チャック部材101を用いて容易に取り出すことができる。
3.変形例
次に、3次元積層造形装置の変形例について図16から図19を参照して説明する。
3−1.支持構造の変形例
まず、ベースプレートの支持構造の変形例について図16を参照して説明する。
図16は、ベースプレート及び支柱の変形例を示す斜視図である。
上述した実施の形態例では、図6に示すように、支柱11に設けた支持体24を球状に形成し、支持体24と支持溝21が点接触する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、支持体と支持溝が線接触してもよい。図16に示すように、支柱71に所定の長さで延在する載置部71aが形成されている。載置部71aは、略半円状に凹んだ凹部である。この載置部71aには、支持体74が載置される。
支持体74は、略円柱状に形成されている。そして、支持体74は、ベースプレート10に形成した支持溝21内に嵌り込む。また、支持体74の外周面74bは、支持溝21の傾斜面部21a、21aに線接触する。図16に示すようなベースプレート10の支持構造でも、支柱11とベースプレート10を面接触する場合よりも、熱抵抗を高めるこができ、ベースプレート10の熱が支柱71を介してステージ4に伝わることを抑制することができる。
3−2.遮蔽部材の変形例
次に、遮蔽部材の変形例について図17から図19を参照して説明する。
図17は、遮蔽部材の変形例を示す斜視図である。図18は、変形例にかかる遮蔽部材をステージ4に載置した状態を示す断面図である。
図17に示すように、変形例にかかる遮蔽部材12Bは、中空の略円柱状の遮蔽部12aと、平板状の底面部12bとを有している。図18に示すように、遮蔽部12aは、ステージ4とベースプレート10の間に配置されて、複数の支柱11における第1の方向X及び第2の方向Yの周囲を囲む。
底面部12bは、遮蔽部12aにおける上下方向の下端部、すなわち第3の方向Zの他端部側に形成されている。また、底面部12bは、遮蔽部12aにおける側面部から半径方向の外側に向けて張り出している。そして、図18に示すように、底面部12bは、ステージ4の一面4aに載置される。
このように、変形例にかかる遮蔽部材12Bによれば、粉末材料M1や粉末材料M1が若干溶融した仮焼結体M2が遮蔽部12aの下端部から空間部30に入り込むことを、底面部12bによって防ぐことができる。その結果、変形例にかかる遮蔽部材12Bを用いることで、粉末材料M1の節約が可能となる。
図19は、遮蔽部材の他の変形例を示す斜視図である。
遮蔽部材の形状は、図17に示すように、円柱状に限定されるものではない。例えば、図19に示す遮蔽部材12Cのように、遮蔽部12aを中空の角柱状に形成してもよい。そして、図19に示す他の変形例にかかる遮蔽部材12Cにおいても、遮蔽部12aの下端部である第3の方向Zの他端部から外側に張り出す底面部12bを設けてもよい。
なお、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、上述した実施の形態例では、粉末材料としてチタン、アルミニウム、鉄等の金属粉末を適用した例を説明したが、これに限定されるものではなく、粉末材料としては、樹脂等を用いてもよい。また、粉末材料を予熱や溶融させる加熱機構として電子ビームを照射する電子銃を適用した例を説明したが、これに限定されるものではない。加熱機構としては、例えば、レーザを照射するレーザ照射部を適用してもよい。
なお、本明細書において、「平行」及び「直交」等の単語を使用したが、これらは厳密な「平行」及び「直交」のみを意味するものではなく、「平行」及び「直交」を含み、さらにその機能を発揮し得る範囲にある、「略平行」や「略直交」の状態であってもよい。
1…3次元積層造形装置、 2…処理室、 3…造形ボックス、 3a…筒部、 3b…フランジ部、 3c…内壁面、 4…ステージ、 4a…一面、 4b…軸部、 5…ステージ駆動機構(移動機構)、 6…支持台、 7…粉末供給機構、 8…電子銃、 9…粉末タンク、 10…ベースプレート、 10a…一面、 10b…底面、 11、71…支柱、 11a、71a…載置部、 12、12B、12C…遮蔽部材、 12a…遮蔽部、 12b…底面部、 13…ヒートシールド板、 14…摺動部材、 16…熱電対、 21…支持溝、 21a…傾斜面部、 24、74…支持体、 30…空間部、 101…チャック部材、 P1…造形物、 M1…粉末材料、 M2…仮焼結体、 Q1…中心

Claims (12)

  1. 移動機構と、
    前記移動機構により移動可能に支持されるステージと、
    前記ステージに配置された複数の支柱と、
    前記複数の支柱に支持され、造形物を形成するための粉末材料が積層されるベースプレートと、
    前記ステージと前記ベースプレートとの間において前記複数の支柱の周囲を囲む遮蔽部材と、を備えた3次元積層造形装置。
  2. 前記遮蔽部材は、箔状の部材で形成される
    請求項1に記載の3次元積層造形装置。
  3. 前記ベースプレートにおける前記粉末材料が積層される一面とは反対側の底面には、支持溝が形成され、
    前記支柱には、前記支持溝と点接触又は線接触する支持体が配置される
    請求項1又は2に記載の3次元積層造形装置。
  4. 移動機構と、
    前記移動機構により移動可能に支持されるステージと、
    前記ステージに配置された複数の支柱と、
    前記複数の支柱に支持され、造形物を形成するための粉末材料が積層されるベースプレートと、を備え、
    前記ベースプレートにおける前記粉末材料が積層される一面とは反対側の底面には、支持溝が形成され、
    前記支柱には、前記支持溝と点接触又は線接触する支持体が配置される
    3次元積層造形装置。
  5. 前記ステージと前記ベースプレートとの間には、前記複数の支柱の周囲を囲む遮蔽部材が配置される
    請求項4に記載の3次元積層造形装置。
  6. 前記支持体は、球状に形成される
    請求項3から5のいずれか1項に記載の3次元積層造形装置。
  7. 前記支持溝は、前記ベースプレートの重心を中心として放射状に延在する
    請求項3から6のいずれか1項に記載の3次元積層造形装置。
  8. 前記支持溝は、前記支持体が点接触する2つの傾斜面部を有する
    請求項3から7のいずれか1項に記載の3次元積層造形装置。
  9. 前記支持体及び前記支柱は、金属製の部材で形成され、前記ベースプレートを接地する
    請求項3から8のいずれか1項に記載の3次元積層造形装置。
  10. 前記支柱は、3本配置される
    請求項1から9のいずれか1項に記載の3次元積層造形装置。
  11. 前記ベースプレートと前記ステージの間には、前記ベースプレートからの輻射熱を前記ベースプレートに向けて反射するヒートシールド板が配置される
    請求項1から10のいずれか1項に記載の3次元積層造形装置。
  12. 前記遮蔽部材は、
    前記複数の支柱の周囲を囲む遮蔽部と、
    前記遮蔽部における下端部から外側に張り出す底面部と、を有し、
    前記底面部は、前記ステージに載置される
    請求項1から11のいずれか1項に記載の3次元積層造形装置。
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