JP2021127137A - 飲料供給装置 - Google Patents

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太一 毛利
Taichi Mori
太一 毛利
啓介 加藤
Keisuke Kato
啓介 加藤
幸秀 持田
Yukihide Mochida
幸秀 持田
賢也 永吉
Kenya Nagayoshi
賢也 永吉
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Abstract

【課題】カップの撮像画像をもとにカップのサイズ判定の精度を高めることができる飲料供給装置を提供すること。【解決手段】カップCが傾斜姿勢と起立姿勢とに変化する載置部と、カップCが載置部に載置された場合に傾斜姿勢か起立姿勢かを検出する姿勢検出部32と、載置部に載置されたカップCの上縁部を含むカップCの画像を撮像する上部撮像部60と、姿勢検出部32の検出結果が傾斜姿勢である場合、カップCはホット飲料専用のカップであると分類し、姿勢検出部32の検出結果が起立姿勢である場合、カップCはコールド飲料専用のカップであると分類する分類判定を行い、さらに、上部撮像部60が撮像した上縁部の位置をもとに、カップCのサイズを判定するサイズ判定を行い、分類判定及びサイズ判定の結果をもとにカップCに対する飲料供給の制御を行う制御部40と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、カップの撮像画像をもとにしたカップ識別精度を高めることができる飲料供給装置に関する。
従来、例えばコンビニエンスストア等の店舗には、コーヒーマシン等の飲料供給装置が設置されている。飲料供給装置は、利用者により飲料が選択された場合に、例えばコーヒー豆挽き及びドリッピングの抽出処理等を行って飲料を生成し、飲料供給部に配置されたカップに対して、該飲料供給部を構成するノズルより飲料を吐出して供給するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−274767号公報
ところで、従来、飲料供給部の載置部に載置されたカップに飲料を供給する場合、載置部に載置されたカップのサイズを取得し、供給する飲料量を決定しなければならない。カップのサイズ判定では、従来、高さの異な複数の光センサを用いてカップの高さを検出していた。しかし、コールド飲料専用のカップは、内部に氷が入った透明、例えば無色透明の樹脂製のものが多く、光センサを用いた場合、光の散乱等により、高さの誤検知が生じる場合があり、サイズ判定の精度向上が望まれていた。
さらに、コールド飲料専用のカップには氷が入っていることもあり、例えば、同じレギュラーサイズでも、コールド飲料専用のカップサイズとホット飲料専用のカップサイズとは異なるため、コールド飲料専用のカップとホット飲料専用のカップとが混在すると、カップのサイズ判定すべきサイズ数が多くなる。この結果、サイズ判定に用いる高さの差が縮まり、サイズ判定の精度が低下するという課題もある。
一方、載置部に載置されたカップの全体画像を撮像し、撮像した全体画像をもとに、カップの高さや外径を取得することによってカップのサイズ判定を行うことができる。しかし、カップの全体画像を取得すると、映し出されたカップの大きさが小さくなってしまうとともに、カップ画像が歪む場合もあり、カップのサイズ判定の精度向上には限界があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、カップの撮像画像をもとにカップのサイズ判定の精度を高めることができる飲料供給装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は飲料供給部に配置された有底円筒状のカップの飲料種別に対応する飲料を飲料生成部で生成し、前記飲料供給部を構成するノズルから、生成された飲料を吐出して供給する飲料供給装置であって、前記カップが載置された状態で、前記カップの自重によって前記カップの中心軸が前記ノズルの吐出方向に対して傾斜した傾斜姿勢と前記カップの中心軸が前記ノズルの吐出方向に対して平行となる起立姿勢とに変化する載置部と、前記カップが載置部に載置された場合に前記載置部が前記傾斜姿勢か前記起立姿勢かを検出する姿勢検出部と、前記載置部に載置された前記カップの上縁部を含む前記カップの画像を撮像する上部撮像部と、前記姿勢検出部の検出結果が前記傾斜姿勢である場合、前記カップはホット飲料専用のカップであると分類し、前記姿勢検出部の検出結果が前記起立姿勢である場合、前記カップはコールド飲料専用のカップであると分類する分類判定を行い、さらに、前記上部撮像部が撮像した前記上縁部の位置をもとに、前記カップのサイズを判定するサイズ判定を行い、前記分類判定及び前記サイズ判定の結果をもとに前記カップに対する飲料供給の制御を行う制御部と、を備える。
また、本発明は、上記の発明において、前記載置部に載置された前記カップの下部を含む前記カップの画像を後壁側から撮像する下部撮像部を備え、前記制御部は、前記下部撮像部が撮像した撮像画像の色情報及び/又は模様情報をもとに、前記カップに供給する飲料内容種類を判定し、該飲料内容種類をもとに前記カップに対する飲料供給の制御を行うようにしてもよい。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記上部撮像部が撮像した前記上縁部のエッジ画像の位置をもとに前記上縁部の位置を求めるようにしてもよい。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記上部撮像部が撮像した撮像画像上に、前記分類判定による前記傾斜姿勢及び前記起立姿勢にそれぞれ応じた前記カップのサイズ判定用の複数の判定枠を設け、前記カップの上縁部の画像が位置する判定枠をもとに前記カップのサイズ判定を行うようにしてもよい。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記カップに対する飲料供給が開始された場合、前記上部撮像部が撮像する撮像画像を飲料供給中の画像として表示部に表示出力するようにしてもよい。
本発明によれば、カップの撮像画像をもとにカップのサイズ判定の精度を高めることができる。
図1は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の外観構成を示す斜視図である。 図2は、図1に示した飲料供給装置の制御系の構成を模式的に示すブロック図である。 図3は、図1に示した飲料供給装置の要部を拡大して示す分解斜視図である。 図4は、図3に示した載置部を示す斜視図である。 図5は、図3に示した載置部にカップが載置されて傾斜姿勢となった状態の載置部の断面側面図である。 図6は、図3に示した載置部にカップが載置されて起立姿勢となった状態の載置部の断面側面図である。 図7は、姿勢検出部の検出状態がオンの場合を示す拡大斜視図である。 図8は、姿勢検出部の検出状態がオフの場合を示す拡大斜視図である。 図9は、カップが起立姿勢である場合のサイズ判定のための画像処理を説明する説明図である。 図10は、カップが傾斜姿勢である場合のサイズ判定のための画像処理を説明する説明図である。 図11は、カップが傾斜姿勢である場合の飲料内容種類判定のための画像処理を説明する説明図である。 図12は、飲料供給時に上部撮像部が撮像する撮像画像を表示部に表示する一例を示す図である。 図13は、制御部による飲料供給制御処理手順を示すフローチャートである。 図14は、図13に示した供給飲料判定処理手順を示す詳細フローチャートである。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
<全体構成>
図1は、本発明の実施の形態である飲料供給装置1の外観構成を示す斜視図である。また、図2は、飲料供給装置1の制御系の構成を模式的に示すブロック図である。
ここで例示する飲料供給装置1は、例えばコンビニエンスストア等の店舗に設置されるコーヒーマシンであり、例えばコーヒー豆挽き及びドリッピングの抽出処理を行って、容器である有底円筒状のカップCに、例えばカフェラテ等の乳飲料を含んだコーヒー飲料を供給するものである。
ここでカップCとしては、コールド飲料専用のものと、ホット飲料専用のものとがある。コールド飲料専用のカップCは、透明、例えば無色透明の樹脂製のものであり、飲料が供給される以前の状態で予め内部に氷(図示せず)が入ったものである。このコールド飲料専用のカップCは、内部の氷が融解しないように冷凍庫の内部で冷凍保管されている。ホット飲料専用のカップCは、例えば白色、茶色、紺色、オレンジ色などで不透明な紙製のものであり、コールド飲料専用のカップCと略同じ形状で、例えば、同じレギュラーサイズでも、氷が入っていない分、コールド飲料専用のカップCに比してやや小さめのサイズで形成されている。このホット飲料専用のカップCは、内部が空の状態で常温保管されている。
飲料供給装置1は、本体キャビネット10及び前面扉20を備えている。本体キャビネット10は、前面が開口した略直方状の形態を成すものである。この本体キャビネット10の内部には、飲料(例えばカフェラテ等のコーヒー飲料)を生成する飲料生成部11が設けてある。
前面扉20は、本体キャビネット10の前面の開口を閉塞するのに十分な大きさを有する扉体である。この前面扉20は、本体キャビネット10の前方側の一側縁部において、上下方向に沿って延在する図示せぬ軸部の中心軸回りに揺動可能に設けてあり、本体キャビネット10の前面の開口を開閉することが可能である。
前面扉20は、前面が接客面を構成しており、表示部21及び開閉扉22が設けてある。表示部21は、例えば液晶タッチパネルで構成されており、各種情報を表示するとともに、タッチ操作等の入力操作が可能な入力部21aを有している。
開閉扉22は、例えば透明な樹脂等の透光性材料により構成されるものであり、図3に示すように、飲料供給部23の入口24を覆うのに十分な大きさを有している。この開閉扉22は、左側端部が前面扉20に軸支されており、前後方向に沿って揺動可能なものである。つまり、開閉扉22は、飲料供給部23に近接離反する態様で前後方向に沿って揺動可能であり、飲料供給部23に近接する態様で後方に揺動する場合に飲料供給部23の入口24を閉成させることが可能であり、飲料供給部23から離隔する態様で前方に揺動する場合に入口24を開成させることが可能である。なお、開閉扉22は、遮光性材料によって形成されていてもよい。
飲料供給部23は、表示部21の下方側に凹部を設けることにより構成してある。この飲料供給部23は、ノズル25、ステージ26、後壁27、側壁28及び載置部29を有している。
ノズル25は、飲料生成部11で生成された飲料を鉛直方向の下向きに吐出するものである。ステージ26は、ノズル25の下方域に設けてある。このステージ26には、ノズル25から吐出されてカップCに供給されなかった飲料を通過させる通過孔26aが形成してあり、その下方には飲料を貯留するためのトレイ(図示せず)が設けてある。後壁27は、ステージ26の後面を覆うものである。側壁28は、ステージ26の両側面を覆うものである。なお、側壁28には、載置部29に載置されたカップCの上縁部を含むカップ画像を側壁28側から撮像する上部撮像部60が設けられている。図3では、上部撮像部60が左側の側壁28に設けられている。
載置部29は、図4に示すように、例えば樹脂材により成形したもので、左右一対となる態様で上方に向けて突出する取付片29aに形成された取付孔を貫通する揺動軸部材29bが、側壁28に架設されることで、揺動軸部材29bの中心軸回りに揺動軸部材29bとともに揺動可能に設けてある。
この載置部29は、底部29c及び後壁部29d,29eを有している。底部29cは、カップCを載置させるためのものである。後壁部29d,29eは、底部29cに対して左右一対となる態様で互いに離隔した態様で設けてある。これら後壁部29d,29eは、前方に向けて相互間隔が漸次増大するように設けてある。後壁部29d,29eの間であって載置されるカップCの後方には、開口部30が形成されている。また、開口部30の上部には、後壁部29d,29eを連結する連結部29fが設けられている。
載置部29は、常態においては、図示せぬ付勢手段により付勢、あるいは自重により、図5に示すように底部29cが前方に向かうに連れて漸次上方に傾斜する傾斜姿勢となるものである。載置部29は、図5に示すように、底部29cにホット飲料専用のカップCが載置された場合にも傾斜姿勢を維持する。すなわち、載置部29は、載置されたカップCの内部が空の場合には傾斜姿勢となるものである。
ところで、図5に示したように、ホット飲料専用のカップCが載置される場合、底部29cはカップCの底面に接している。また、後壁部29d、29eは、互いに前方に向けて相互間隔が漸次増大するように設けてあるので、それぞれがカップCの外周壁部の一部に接している。これにより、載置部29は、カップCを傾斜した姿勢で転動することを規制した状態で、つまり位置決めした状態で保持することができる。
載置部29は、傾斜姿勢にある場合、水平面Gに対して傾斜角αで底部29cが傾斜している。すなわち、ノズル25が鉛直方向の下向きに飲料を吐出するので、載置部29は、ホット飲料専用のカップCの中心軸C1がノズル25の吐出方向(鉛直方向)Hに対して後方に傾斜角α(20°〜45°)で傾斜している。そして、傾斜角αで傾斜姿勢にある場合、ノズル25から吐出される飲料がカップCの内周壁部の任意個所に当接することを許容している。
載置部29は、図6に示すように、底部29cにコールド飲料専用のカップC、すなわち重量が予め決められた大きさ(例えば100g程度;以下、所定値ともいう)以上となるカップCが載置された場合、カップCの中心軸C1がノズル25の吐出方向H(鉛直方向)に平行となる起立姿勢となるものである。また、載置部29は、ホット飲料専用のカップCの内部にノズル25より飲料が投入される結果、投入量の増大に応じてカップCの重量が所定値以上となる場合、カップCの中心軸C1がノズル25の吐出方向Hに平行となる起立姿勢となるものである。
つまり、載置部29は、傾斜姿勢と起立姿勢との間で揺動可能に設けてあり、カップCの内部が空の場合には傾斜姿勢となる一方、カップCの重量が所定値以上となる場合には起立姿勢となるものである。なお、図4等に示すように揺動軸部材29bの左端部分にはダンパ部材29gが連係しており、傾斜姿勢から起立姿勢への揺動においてはその揺動速度が減速されるようにしてある。
なお、図5及び図6に示すように、後壁27には、開口部30を介して後壁27側からカップCの下部を含むカップ画像を撮像する下部撮像部61が設けられている。
ところで、図2に示すように、飲料供給装置1は、カップ検出部31と、姿勢検出部32と、扉開閉検知部33と、扉開閉ロック機構34と、上部撮像部60と、下部撮像部61と、表示部21と、記憶部41と、制御部40とを備える。
カップ検出部31は、例えば光センサ等により構成されるもので、飲料供給部23におけるカップCの配置の有無、すなわち載置部29にカップCが載置されたか否かを検出するものである。カップ検出部31は、カップCの有無の検出結果を制御部40に与える。
姿勢検出部32は、載置部29が傾斜姿勢にあるか、起立姿勢にあるかを検出するものである。具体的には、姿勢検出部32は、例えば光センサ等により構成されるもので、図7及び図8に示すように、載置部29の後方域、具体的には後壁27に設けてある。姿勢検出部32は、載置部29が傾斜姿勢にある場合、図7に示すように発光部32aと受光部32bとの間に、載置部29の被検出部32cが介在せずにオン状態となり、制御部40に姿勢検出信号を与えるものである。一方、姿勢検出部32は、載置部29が起立姿勢にある場合、図8に示すように、発光部32aと受光部32bとの間に、被検出部32cが介在することでオフ状態となり、制御部40に対する姿勢検出信号の出力を停止するものである。
扉開閉検知部33は、飲料供給部23の入口24の近傍に設けてあり、例えば光センサ等で構成してある。扉開閉検知部33は、開閉扉22による入口24の開閉を検知するものであり、より詳細には、入口24が閉成、すなわち開閉扉22が閉となるか否かを検知するものである。扉開閉検知部33は、開閉扉22が閉となるか否かの検知結果を制御部40に与える。
扉開閉ロック機構34は、飲料供給部23の入口24の近傍に設けてある。この扉開閉ロック機構34は、入口24を閉成する開閉扉22が閉となる状態を保持させて、開閉扉22が前方に向けて揺動することを規制するロック状態と、開閉扉22が前方に向けて揺動することを許容する解除状態との間で択一的に切替可能なものである。扉開閉ロック機構34の切り替えは、制御部40から与えられる指令に応じて行われる。
制御部40は、上述した飲料生成部11、表示部21、カップ検出部31、姿勢検出部32、扉開閉検知部33、扉開閉ロック機構34、上部撮像部60、下部撮像部61に電気的に接続してあり、同じく電気的に接続された記憶部41に記憶されたプログラムやデータに従って、これら各部の動作を統括的に制御する。
なお、制御部40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
制御部40は、画像処理部40a、判定部40b及び表示処理部40cを有する。ここで、図9は、カップCが起立姿勢である場合のサイズ判定のための画像処理を説明する説明図である。また、図10は、カップCが傾斜姿勢である場合のサイズ判定のための画像処理を説明する説明図である。画像処理部40aは、図9(a)及び図10(a)に示すように、上部撮像部60が撮像したカップCの上縁部を含む撮像画像D10,D20に対してエッジ抽出処理を施し、図9(b)及び図10(b)に示すように、エッジ画像D11,D21を生成し、このエッジ画像D11,D21が示すエッジのうち、上縁部のエッジD12,D22の位置を取得する。ここで、エッジD12,D22上には、カップCの起立姿勢あるいは傾斜姿勢に対応した複数の判定枠W10,W11、W20,W21が配置される。判定枠W10は、ラージサイズのコールド飲料専用のカップCを判定する枠であり、判定枠W11は、レギュラーサイズのコールド飲料専用のカップCを判定する枠である。また、判定枠W20は、ラージサイズのホット飲料専用のカップCを判定する枠であり、判定枠W21は、レギュラーサイズのホット飲料専用のカップCを判定する枠である。
判定部40bは、図9(c)及び図10(c)に示すように、エッジ画像D11,D21上の上縁部のエッジD12,D22が、どの判定枠W10,W11、W20,W21内に位置するかによってカップCのサイズ、すなわち、ラージサイズかレギュラーサイズかを判定する。
また、画像処理部40aは、図11に示すように、下部撮像部61が撮像したカップCの下部を含む撮像画像D30上であって、カップCのカップ画像DCの領域に識別枠W30を設け、識別枠W30内の色情報や模様情報等を取得する。そして、判定部40bは、取得された色情報や模様情報等によってカップCに供給する飲料内容種類を判定する。この飲料内容種類は、例えば、コーヒー、カフェラテなどである。
さらに、判定部40bは、姿勢検出部32の検出結果が傾斜姿勢である場合、カップCはホット飲料専用のカップであると分類し、姿勢検出部32の検出結果が起立姿勢である場合、カップCはコールド飲料専用のカップであると分類する分類判定を行う。
表示処理部40cは、図12に示すように、載置部29に載置されたカップCに対する飲料供給が開始された場合、上部撮像部60が撮像する撮像画像D10を飲料供給中の状態画像として表示部21に実画像としてリアルタイムで表示出力(映像出力)する。したがって、開閉扉22は、遮光性材料によって形成されていてもよい。
なお、上部撮像部60は、側壁28に設けられているが、これに限らず、載置部29に載置されたカップCの上縁部を含むカップ画像を撮像することができればよい。例えば、載置部29の機構が異なり、後壁27側からカップCの上縁部を含むカップ画像が撮像できる場合には、上部撮像部60を後壁27の上部に設けてもよい。この場合、カップCの上縁部のエッジ画像D22は弧状になるが、判定枠W20,W21等をエッジ画像D22に合わせた形状とすることによりサイズ判定を行うことができる。
<飲料供給制御処理>
次に、図13及び図14に示したフローチャートを参照して制御部40による飲料供給制御処理手順について説明する。
図13に示すように、制御部40は、まず、カップ検出部31によりカップCが載置部29に載置されたと検出されたか否かを判定する(ステップS101)。カップCが有ると検出されない場合(ステップS101:No)には、本判定処理を繰り返す。
カップCが有ると検出された場合(ステップS101:Yes)、制御部40は、扉開閉検知部33の検知結果をもとに、開閉扉22が閉であるか否かを判定する(ステップS102)。開閉扉22が閉でない場合(ステップS102:No)には、ステップS102の判定処理を繰り返す。
制御部40は、開閉扉22が閉である場合(ステップS102:Yes)には、供給飲料判定処理を行う(ステップS103)。
その後、制御部40は、表示部21に対して、供給飲料判定処理で判定したカップCに対応する供給飲料(ラージサイズあるいはレギュラーサイズのホットカフェラテ飲料、又はラージサイズあるいはレギュラーサイズのアイスカフェラテ飲料等)の表示と、確認の文言が表示された入力部21aのタッチを案内する案内表示を行う(ステップS104)。
その後、制御部40は、入力部21aがタッチされたか否かを判定する(ステップS105)。入力部21aがタッチされない場合(ステップS105:No)、制御部40は、ステップS105の判定処理を繰り返す。一方、入力部21aがタッチされた場合(ステップS105:Yes)、制御部40は、扉開閉ロック機構34を用いて開閉扉22を閉状態にロックし(ステップS106)、飲料生成部11に対して、供給する飲料の生成及び供給の処理、並びに、表示処理部40cによって、上部撮像部60が撮像する抽出中の実画像を表示部21に表示する処理を行わせる(ステップS107)。
その後、制御部40は、飲料生成部11による飲料供給が終了したか否かを判定する(ステップS108)。飲料供給が終了していない場合(ステップS108:No)には、制御部40は、ステップS107に戻って飲料の生成及び供給の処理を続行する。
一方、飲料供給が終了した場合(ステップS108:Yes)には、制御部40は、扉開閉ロック機構34による開閉扉22の閉状態のロックを解除し(ステップS109)、本処理を終了する。なお、上記の処理は所定期間ごと繰り返し行われる。
図14は、図13に示したステップS103の供給飲料判定処理の処理手順を示すフローチャートである。図14に示すように、制御部40は、まず、姿勢検出部32から姿勢検出信号の入力が有るか否かを判定する(ステップS201)。
姿勢検出信号の入力が有る場合(ステップS201:Yes)、制御部40は、判定部40bを通じて載置されたカップCがホット飲料専用のものと判定する(ステップS202)。
その後、画像処理部40aは、サイズ判定の処理(ステップS203〜S205)と、飲料内容種類の判定の処理(ステップS206〜S208)との処理を並行して行う。そのため、画像処理部40aは、カップCの上縁部の撮像画像D10を取得する(ステップS203)。そして、撮像画像D10から上縁部のエッジD12の位置を取得する画像処理を行う(ステップS204)。その後、判定部40bは、エッジD12の位置が判定枠W10内か判定枠W11内かを求めることによってカップCのサイズを判定する(ステップS205)。
また、画像処理部40aは、飲料内容種類の判定の処理として、まず、カップCの下部を含む撮像画像D30を取得する(ステップS206)。その後、撮像画像D30内の識別枠W30内の色情報や模様情報等を取得する画像処理を行う(ステップS207)。その後、判定部40bは、色情報や模様情報等によってカップCに供給する飲料内容種類を判定する(ステップS208)。
その後、制御部40は、ステップS205及びステップS208の判定処理が、ともに終了した時点で、カップCへの供給飲料は、ホット飲料、判定したサイズ、判定した飲料内容種類である判定し(ステップS209)、ステップS103にリターンする。
一方、姿勢検出信号の入力がない場合(ステップS201:No)、制御部40は、判定部40bを通じて載置されたカップCがコールド飲料専用のものと判定する(ステップS210)。
その後、画像処理部40aは、サイズ判定の処理(ステップS211〜S213)と、飲料内容種類の判定の処理(ステップS214〜S216)との処理を並行して行う。そのため、画像処理部40aは、カップCの上縁部の撮像画像D20を取得する(ステップS211)。そして、撮像画像D20から上縁部のエッジD22の位置を取得する画像処理を行う(ステップS212)。その後、判定部40bは、エッジD22の位置が判定枠W20内か判定枠W21内かを求めることによってカップCのサイズを判定する(ステップS213)。
また、画像処理部40aは、飲料内容種類の判定の処理として、まず、カップCの下部を含む撮像画像D30を取得する(ステップS214)。その後、撮像画像D30内の識別枠W30内の色情報や模様情報等を取得する画像処理を行う(ステップS215)。その後、判定部40bは、色情報や模様情報等によってカップCに供給する飲料内容種類を判定する(ステップS216)。なお、ステップS214〜S216の処理は、図11に対応する撮像画像を用いるが、この撮像画像は起立姿勢の画像である。
その後、制御部40は、ステップS213及びステップS216の判定処理が、ともに終了した時点で、カップCへの供給飲料は、コールド飲料、判定したサイズ、判定した飲料内容種類である判定し(ステップS217)、ステップS103にリターンする。
本実施の形態では、上部撮像部60が撮像したカップCの上縁部を含む撮像画像をもとに、カップCの上縁部の位置を求めてカップサイズを判定していたので、光の散乱等の影響を受けず、精度の高いサイズ判定を行うことができる。また、本実施の形態では、予め、カップCが傾斜姿勢か起立姿勢かの姿勢情報を得ることによってサイズ判定時のサイズ数を減らしているので、精度の高いサイズ判定を行うことができる。
なお、上記の実施の形態で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置及び構成要素の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1 飲料供給装置
10 本体キャビネット
11 飲料生成部
20 前面扉
21 表示部
21a 入力部
22 開閉扉
23 飲料供給部
24 入口
25 ノズル
26 ステージ
26a 通過孔
27 後壁
28 側壁
29 載置部
29a 取付片
29b 揺動軸部材
29c 底部
29d,29e 後壁部
29f 連結部
29g ダンパ部材
30 開口部
31 カップ検出部
32 姿勢検出部
32a 発光部
32b 受光部
32c 被検出部
33 扉開閉検知部
34 扉開閉ロック機構
40 制御部
40a 画像処理部
40b 判定部
40c 表示処理部
41 記憶部
60 上部撮像部
61 下部撮像部
C カップ
C1 中心軸
D10,D20,D30 撮像画像
D11,D21 エッジ画像
D12,D22 エッジ
W10,W11,W20,W21 判定枠
W30 識別枠
DC カップ画像
G 水平面
H 吐出方向
α 傾斜角

Claims (5)

  1. 飲料供給部に配置された有底円筒状のカップの飲料種別に対応する飲料を飲料生成部で生成し、前記飲料供給部を構成するノズルから、生成された飲料を吐出して供給する飲料供給装置であって、
    前記カップが載置された状態で、前記カップの自重によって前記カップの中心軸が前記ノズルの吐出方向に対して傾斜した傾斜姿勢と前記カップの中心軸が前記ノズルの吐出方向に対して平行となる起立姿勢とに変化する載置部と、
    前記カップが載置部に載置された場合に前記載置部が前記傾斜姿勢か前記起立姿勢かを検出する姿勢検出部と、
    前記載置部に載置された前記カップの上縁部を含む前記カップの画像を撮像する上部撮像部と、
    前記姿勢検出部の検出結果が前記傾斜姿勢である場合、前記カップはホット飲料専用のカップであると分類し、前記姿勢検出部の検出結果が前記起立姿勢である場合、前記カップはコールド飲料専用のカップであると分類する分類判定を行い、さらに、前記上部撮像部が撮像した前記上縁部の位置をもとに、前記カップのサイズを判定するサイズ判定を行い、前記分類判定及び前記サイズ判定の結果をもとに前記カップに対する飲料供給の制御を行う制御部と、
    を備える飲料供給装置。
  2. 前記載置部に載置された前記カップの下部を含む前記カップの画像を後壁側から撮像する下部撮像部を備え、
    前記制御部は、前記下部撮像部が撮像した撮像画像の色情報及び/又は模様情報をもとに、前記カップに供給する飲料内容種類を判定し、該飲料内容種類をもとに前記カップに対する飲料供給の制御を行う
    請求項1に記載の飲料供給装置。
  3. 前記制御部は、前記上部撮像部が撮像した前記上縁部のエッジ画像の位置をもとに前記上縁部の位置を求める
    請求項1又は2に記載の飲料供給装置。
  4. 前記制御部は、前記上部撮像部が撮像した撮像画像上に、前記分類判定による前記傾斜姿勢及び前記起立姿勢にそれぞれ応じた前記カップのサイズ判定用の複数の判定枠を設け、前記カップの上縁部の画像が位置する判定枠をもとに前記カップのサイズ判定を行う
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の飲料供給装置。
  5. 前記制御部は、前記カップに対する飲料供給が開始された場合、前記上部撮像部が撮像する撮像画像を飲料供給中の画像として表示部に表示出力する
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の飲料供給装置。
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