JP2021126817A - ブロー成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリフォームの外表面に所望の温度分布を付与して所望の形状の中空容器を確実に形成可能なブロー成形装置を提供すること。【解決手段】搬送路に沿って搬送されるプリフォームを加熱する加熱部と、加熱部に隣接して設置されプリフォームを局所冷却する局所冷却部とを備えたブロー成形装置において、局所冷却部には、搬送路の他側に配置され局所冷却エアをプリフォームに吹き付ける局所冷却装置と、搬送路の一側に局所冷却装置と対向して配置され局所冷却エアを遮蔽する遮蔽部材から構成された局所冷却ユニットが設置され、遮蔽部材は、上方が開口するよう搬送路に対して背面側に突出する複数のルーバー状の切起し部を有する風向制御板と、風向制御板の背面側に配置された遮蔽板を備えた構成とされる。【選択図】図3

Description

本発明は、飲料等の液体が充填される中空容器をブロー成形により形成するブロー成形装置に関する。
合成樹脂製のプリフォームを2軸延伸ブロー成形することによってペットボトル等の中空容器を形成するブロー成形装置は、プリフォームを成形可能な温度まで加熱する加熱装置を備えている。
加熱装置は、プリフォーム搬送路に沿って配置され、例えば、プリフォーム搬送路に沿って延びると共に高さ方向に一定間隔を有して配置された複数の赤外線ヒーターを備えた構成とされている。
一般に、2軸延伸ブロー成形法により中空容器を形成する場合にあっては、プリフォームの外表面に適当な温度分布を付与することにより中空容器の肉厚が部分的に調整可能であることが知られている。
したがって、上記の加熱装置においては、中空容器の肉厚を部分的に調整する場合には、複数の赤外線ヒーターの各々の動作状態が独立して制御されるが、このような温度制御方法では、プリフォームの外表面に所望の温度分布を付与することが困難であった。
一方、ブロー成形装置のある種のものは、中空容器の肉厚を部分的に調整するために、加熱されたプリフォームを局所的に冷却してプリフォームの外表面に適当な温度分布を付与する冷却装置を備えた構成とされている。
例えば、特許文献1には、搬送ラインにおける加熱部の下流側に配置されプリフォームをブロー成形部に間欠的に搬送する間欠搬送部と、プリフォームを搬送ラインから間欠搬送部に受け渡す受渡部とを備え、該受渡部がプリフォームの外面に冷却エア等の冷却流体を噴射してプリフォームを局所的に冷却する非接触式の局所冷却装置を備えたブロー成形装置が記載されている。
特許第6556857号公報
而して、プリフォームの局所冷却処理は、ブロー成形の前の段階で行われる必要がある。
しかしながら、特許文献1に記載の局所冷却装置では、ノズル部材から噴射された冷却流体はプリフォームを通過した後、遮蔽板に流れを遮られ、プリフォーム搬送ラインに滞留し局所冷却効果が低下する虞がある。
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、プリフォームの外表面に所望の温度分布を付与することができ所望の形状の中空容器を確実に形成することのできるブロー成形装置を提供することを目的とする。
本発明のブロー成形装置は、搬送路に沿って搬送されるプリフォームを加熱する加熱部と、前記加熱部に隣接して設置されてプリフォームを局所冷却する局所冷却部を備えたブロー成形装置であって、前記局所冷却部には、前記搬送路の他側に配置され局所冷却エアをプリフォームに吹き付ける局所冷却装置と、前記搬送路の一側に前記局所冷却装置と対向して配置され局所冷却エアを遮蔽する遮蔽部材から構成された局所冷却ユニットが設置され、前記遮蔽部材は、上方が開口するよう前記搬送路に対して背面側に突出する複数のルーバー状の切起し部を有する風向制御板と、前記風向制御板の背面側に配置された遮蔽板を備えた構成とされることにより、上記課題を解決するものである。
本請求項1に係る発明によれば、プリフォームに吹き付けられた局所冷却エアを局所冷却部から円滑に排出することができるので、局所冷却部において局所冷却エアの巻き込みが生ずることを抑制することができる。このため、局所冷却ユニットによる冷却性能が向上し、プリフォームの外表面に対し適正な温度分布を確実に付与することができる。
本請求項2に係る発明によれば、プリフォームの搬送路の最下流、すなわち、ブロー成形部の直前で、プリフォームの局所冷却が行われるため、局所冷却による温度分布をできるだけ維持した状態でブロー成形を行うことができる。
本請求項3に係る発明によれば、局所冷却部へのプリフォーム外面冷却エアの流入を防止することによって、プリフォームの局所冷却が阻害されることを回避することができる。
本請求項4に係る発明によれば、形成すべき中空容器の形状に応じた温度分布をプリフォームに対して確実に付与することができる。
本発明のブロー成形装置の一例における構成を概略的に示す図である。 加熱ユニットの構成を概略的に示す図である。 加熱部の構成の一部を示す概略的に示す図である。 図3におけるA−A線断面図である。 局所冷却装置における局所冷却エア吐出ヘッドの構成を概略的に示す斜視図である。 上方側局所冷却エア吐出ヘッドにおけるヘッド本体の構成を示す図であって、(a)(b)におけるC−C線断面図、(b)底面図である。 下方側局所冷却エア吐出ヘッドにおけるヘッド本体の構成を示す図であって、(a)(b)におけるD−D線断面図底面図、(b)底面図である。 図3におけるB−B線断面図である。 局所冷却部における局所冷却エアの流れを説明するための図である。 局所冷却部に隣接する加熱ユニット設置部におけるプリフォーム外面冷却エアの流れを説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明のブロー成形装置の一例における構成を概略的に示す図である。
このブロー成形装置100は、外郭を構成するハウジング101と、ハウジング101内に配置されプリフォームを成形可能な温度に加熱する加熱部110と、プリフォームを局所冷却する局所冷却部109と、ハウジング101内に配置されプリフォームをブロー成形して中空容器を形成するブロー成形部130とを備える。プリフォームは、ハウジング101の外部に延出するプリフォーム導入路102からハウジング101内に導入される。
加熱部110には、ハウジング101内に導入されたプリフォームを搬送する搬送ユニット115が配置されている。
搬送ユニット115は、鉛直方向に延びる軸を中心に回転可能(自転)に設けられプリフォームPFを保持するプリフォーム保持具116(図2参照。)を備える。プリフォームPFは、移送ターレット134によってプリフォーム導入路102からプリフォーム保持具116に移送され、プリフォーム保持具116によって中心軸Cが鉛直方向に延び開口部が下方に位置される姿勢で保持される。
加熱部110は、加熱ユニット120を設置可能に構成された複数の加熱ユニット設置部111(図3参照。)を備える。本実施形態においては、加熱ユニット設置部111は、プリフォームPFの搬送路Rに沿って並ぶよう配置されている。加熱ユニット設置部111の数は特に限定されない。
加熱ユニット120は、図2に示すように、例えば赤外線ヒーター122を備えたヒーターボックス121と、赤外線ヒーター122から放射される赤外線を反射する反射部材125とにより構成される。各々の加熱ユニット設置部111においては、図3にも示すように、ヒーターボックス121がプリフォームPFの搬送路Rの一側(プリフォームPFの搬送方向下流側から見て右側)に配置され反射部材125が搬送路Rの他側(プリフォームPFの搬送方向下流側から見て左側)にヒーターボックス121と対向して配置される。
ヒーターボックス121は、プリフォームPFの搬送路Rに沿って水平に延びる複数本の棒状の赤外線ヒーター122が鉛直方向に一定間隔を有して配置されてなり、各々の赤外線ヒーター122は互いに独立して動作状態が制御可能とされる。
プリフォームPFは搬送ユニット115によって搬送路Rに沿って搬送される過程において、回転されながら加熱処理に付されるが、各々の赤外線ヒーター122は、プリフォームPFの外面を均一に加熱するよう互いに同一の条件で動作するよう制御されても、プリフォームPFの外面に温度分布を付与するよう互いに異なる条件で動作するよう制御されても、いずれであってもよい。
加熱ユニット設置部111には、図3に示すように、プリフォームPFの搬送路Rの一側、具体的にはヒーターボックス121の背面側からヒーター冷却エアHc(図3において白抜きの矢印で示す。)が図示しないエア供給手段によって供給されるとともに、プリフォームPFの搬送路Rの他側、具体的には反射部材125の背面側からプリフォーム外面冷却エアEc(図3においては便宜上斜線を付した矢印で示す。)が図示しないエア供給手段によって供給される。
ブロー成形部130は、回転駆動されプリフォームPFを円弧状の搬送路に沿って搬送する過程においてプリフォームPFをブロー成形するブロー成形ターレット131と、加熱されたプリフォームPFをブロー成形ターレット131に移送するプリフォーム搬入ターレット132と、中空容器を容器搬出路103に移送する容器搬出ターレット133とを備える。中空容器は、容器搬出ターレット133から移送ターレット135によって容器搬出路103に移送され、容器搬出路103からハウジング101外部に搬出される。
而して、本実施形態のブロー成形装置100においては、図3に示すように、搬送ユニット115による搬送路Rにおけるプリフォーム搬送方向最下流位置に、局所冷却部109が設置され、この局所冷却部109には、プリフォームPFを局所的に冷却する局所冷却ユニット140が配置される。
局所冷却ユニット140は、局所冷却エアLc(図3においては便宜上塗りつぶした矢印で示す。)をプリフォームPFに吹き付けることでプリフォームPFを局所的に冷却する局所冷却装置150と、局所冷却エアLcを遮蔽する遮蔽部材141とを備える。
局所冷却エアLcは、ブロー成形装置100が設置される外部環境雰囲気の空気であってもよいが、適正温度に制御された冷却エアであることが好ましい。また、局所冷却エアLcの吐出量についても適正に制御されることが好ましく、すなわち、局所冷却装置150は、局所冷却エアの供給制御が行われるよう構成されていることが好ましい。
局所冷却装置150は、局所冷却エアLcをプリフォームPFに吹き付ける局所冷却エア吐出ヘッドと、局所冷却エア吐出ヘッドの高さ位置調整機構とを備える。
本実施形態の局所冷却装置150は、図4および図5に示すように、上方側局所冷却エア吐出ヘッド151および下方側局所冷却エア吐出ヘッド161を備え、上方側局所冷却エア吐出ヘッド151および下方側局所冷却エア吐出ヘッド161は、プリフォームPFの互いに異なる位置に局所冷却エアLcを吹き付けることができるよう、互いに独立して高さ位置が調整可能に構成される。なお、局所冷却エア吐出ヘッドの数は、一であってもよく、3以上であってもよい。
上方側局所冷却エア吐出ヘッド151および下方側局所冷却エア吐出ヘッド161は、プリフォームPFの搬送路Rに沿って水平に延びるよう開口するスリット状の局所冷却エア吐出口157,167を有する。局所冷却エア吐出口157,167は、プリフォーム搬送方向において均一な大きさの開口幅(鉛直方向寸法)を有する。局所冷却エア吐出口157,167の開口幅は、目的に応じて適宜設定することができるが、例えば0.1mm〜0.5mmであることが好ましい。
上方側エア吐出ヘッド151は、側面視で略L字状の形態を呈するプリフォーム搬送方向に延びるブロック状のヘッド本体152を備える。
図6にも示すように、ヘッド本体152における水平部153aには、下方側局所冷却エア吐出ヘッド161に接続された局所冷却エア供給管166が挿通される貫通孔155aが鉛直方向に延びるように形成されている。本実施形態では、2つの貫通孔155aがプリフォーム搬送方向に離間した位置に形成されている。
ヘッド本体152における水平部153aには、局所冷却エア供給管156が接続され鉛直方向に延び上方に向かって開口する局所冷却エア供給管接続用孔155bが形成されているとともに、局所冷却エア供給管接続用孔155bと連通し下方に開口する局所冷却エア導入用空間部154がプリフォーム搬送方向に延びるよう形成されている。
鉛直部153bの底面における搬送路側に位置される開口縁部には、切欠き部157aが形成されており、平板状のカバー部材158によって局所冷却エア導入空間部154が閉塞されることで、プリフォーム搬送方向に延びるスリット状の局所冷却エア吐出口157が形成されている。
上方側局所冷却エア吐出ヘッド151は、下方側局所冷却エア吐出ヘッド161に局所冷却エアを供給する局所冷却エア供給管166に対して鉛直方向に移動可能に設けられ、局所冷却エア供給管166に装着されたロック部材159によって鉛直方向における高さ位置が固定される。
下方側局所冷却エア吐出ヘッド161は、プリフォーム搬送方向に延びるブロック状のヘッド本体162を備える。ヘッド本体162は、上方側局所冷却エア吐出ヘッド151のヘッド本体152と互いに雌雄の関係をなす側面視で略L字状の形態を呈する。
図7にも示すように、ヘッド本体162には、下方に開口する局所冷却エア導入用空間部164がプリフォーム搬送方向に延びるよう形成されている。局所冷却エア導入用空間部164は、第1空間部と、第1空間部と連続する第2空間部とを有し、第1空間部は、鉛直方向に延び上方に向かって開口する局所冷却エア供給管接続用孔165と連通する。
ヘッド本体162の底面における搬送路側に位置される開口縁部には、切欠き部167aが形成されており、平板状のカバー部材168によって局所冷却エア導入空間部164が閉塞されることで、プリフォーム搬送方向に延びるスリット状の局所冷却エア吐出口167が形成されている。
下方側局所冷却エア吐出ヘッド161は、例えば台形ネジ機構からなる位置調整機構170によって高さ位置が調整可能に構成されている。
位置調整機構170は、図8に示すように、鉛直方向に延びる台形ネジ軸171と、台形ネジ軸171に螺合され台形ネジ軸171の回転により上下動する台形ネジナット172と、台形ネジナット172の上方位置において台形ネジ軸171に螺合された固定用ブッシュ174と、ガイド機構175とを備える。
固定用ブッシュ174は、ブラケット146の天板部147に固定されている。台形ネジナット172には、下方側局所冷却エア吐出ヘッド161を支持するための支持部材173が設けられ、この支持部材173に下方側局所冷却エア吐出ヘッド161が固定されている。
遮蔽部材141は、上方が開口するよう搬送路Rに対して背面側に突出する複数のルーバー状の切起し部143を有する風向制御板142と、風向制御板142の背面側に配置された遮蔽板144とにより構成される。
局所冷却エアLcは、図9に示すように、風向制御板142の開口部を介して風向制御板142の背面側空間に流入し切起し部143による整流作用によって上方に向かって流れる。従って、局所冷却エアLcが局所冷却部109より円滑に排出されることとなり、局所冷却エアLcが遮蔽部材141に吹き付けられることにより巻き込みが生ずることが抑制されるため、冷却効率を向上させることが可能となる。また、局所冷却ユニット140が設置された加熱ユニット設置部111に導入されるプリフォーム外面冷却エアEcは、遮蔽部材141によって遮蔽される(図3においては、便宜上、斜線を付した破線の矢印で示してある。)。このため、プリフォーム外面冷却エアEcによってプリフォームPFの局所冷却が阻害されることが回避され、この点においても冷却性能の向上を図ることができる。
また、局所冷却装置150がブラケット146を備えていることにより、搬送路Rの一側から局所冷却エアLc以外の空気が局所冷却部109に導入されてプリフォームPFの局所冷却が阻害されることが回避されるため、この点においても冷却性能の向上を図ることができる。
また、本実施形態のブロー成形装置100においては、図10に示すように、局所冷却ユニット140の上流側に隣接して設置される加熱ユニット120を構成する反射部材125が、プリフォーム外面冷却エアEcを局所冷却ユニット140の反対側に向かって吹き付けるよう構成された開口部を有する。具体的には、局所冷却ユニット140の上流側に隣接する加熱ユニット120における反射部材125がプリフォーム外面冷却エアEcをプリフォーム搬送方向上流側に向かって吹き付けるよう構成された開口部128を有する構成とされている。
本実施形態における反射部材125は、プリフォームPFの搬送方向下流側が開口するよう搬送路Rに対して背面側に突出する複数のルーバー状の切起し部126a,127aを有する2つの整流板126,127によって構成されている。搬送路R側に位置される一方の整流板126はヒーターボックス121から放射される赤外線を反射する機能を有する。
各々の整流板126,127は、例えば切起し部126a,127aの向き(搬送路Rに対する傾斜角の大きさ)が互いに異なるものであって、搬送路R側に位置される一方の整流板126の切起し部126aは、背面側に位置される他方の整流板127の切起し部127aより小さな傾斜角を有する。なお、2つの整流板126,127は互いに同一の構成を有するものであってもよい。
而して、上記のブロー成形装置100においては、プリフォーム外面冷却エアEc(図10においては白抜きの矢印で示す。)は、各々の整流板126,127の作用によって、プリフォームPFの搬送方向上流側(後方側)に向かって吹き付けられる。このため、加熱ユニット設置部111に導入されるプリフォーム外面冷却エアEcが、該加熱ユニット設置部111に対しプリフォームPFの搬送方向下流側に隣接する局所冷却部109に流入することが防止され、プリフォーム外面冷却エアEcによりプリフォームPFの局所冷却が阻害されることを回避することが可能となる。
すべての加熱ユニット120における反射部材125がこのような構成とされている必要はなく、局所冷却部109から十分に離れた加熱ユニット設置部111に設置される加熱ユニット120においては、反射部材がプリフォーム外面冷却エアEcをプリフォーム搬送方向下流側に向かって吹き付けるよう構成された開口部を有する構成とされていてもよく、また、反射部材がプリフォーム外面冷却エア導入用の開口部が単に形成されたものにより構成されていてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、局所冷却部は、搬送ユニットによる搬送路におけるプリフォーム搬送方向最下流位置に設置されている必要はない。また、複数の局所冷却部が設定されていてもよく、一の局所冷却部に複数の局所冷却ユニットが設置されていてもよい。
遮蔽部材における風向制御板は、局所冷却エアの巻き込みが生ずることが回避されるよう構成されていれば、局所冷却エアを上方以外の方向に向かって逃がすよう構成されていてもよい。
100 ・・・ ブロー成形装置
101 ・・・ ハウジング
102 ・・・ プリフォーム導入路
103 ・・・ 容器搬出路
109 ・・・ 局所冷却部
110 ・・・ 加熱部
111 ・・・ 加熱ユニット設置部
115 ・・・ 搬送ユニット
116 ・・・ プリフォーム保持具
120 ・・・ 加熱ユニット
121 ・・・ ヒーターボックス
122 ・・・ 赤外線ヒーター
125 ・・・ 反射部材
126 ・・・ 整流板
126a ・・・ 切起し部
127 ・・・ 整流板
127a ・・・ 切起し部
128 ・・・ 開口部
130 ・・・ ブロー成形部
131 ・・・ ブロー成形ターレット
132 ・・・ プリフォーム搬入ターレット
133 ・・・ 容器搬出ターレット
134 ・・・ 移送ターレット
135 ・・・ 移送ターレット
140 ・・・ 局所冷却ユニット
141 ・・・ 遮蔽部材
142 ・・・ 風向制御板
143 ・・・ 切起し部
144 ・・・ 遮蔽板
146 ・・・ ブラケット
147 ・・・ 天板部
150 ・・・ 局所冷却装置
151 ・・・ 上方側局所冷却エア吐出ヘッド
152 ・・・ ヘッド本体
153a ・・・ 水平部
153b ・・・ 鉛直部
154 ・・・ 局所冷却エア導入用空間部
155a ・・・ 貫通孔
155b ・・・ 局所冷却エア供給管接続用孔
156 ・・・ 局所冷却エア供給管
157 ・・・ 局所冷却エア吐出口
157a ・・・ 切欠き部
158 ・・・ カバー部材
159 ・・・ ロック部材
161 ・・・ 下方側局所冷却エア吐出ヘッド
162 ・・・ ヘッド本体
164 ・・・ 局所冷却エア導入用空間部
165 ・・・ 冷却エア供給管接続用孔
166 ・・・ 局所冷却エア供給管
167 ・・・ 局所冷却エア吐出口
167a ・・・ 切欠き部
168 ・・・ カバー部材
170 ・・・ 位置調整機構
171 ・・・ 台形ネジ軸
172 ・・・ 台形ネジナット
173 ・・・ 支持部材
174 ・・・ 固定用ブッシュ
175 ・・・ ガイド機構
C ・・・ プリフォームの中心軸
Ec ・・・ プリフォーム外面冷却エア
Hc ・・・ ヒーター冷却エア
Lc ・・・ 局所冷却エア
PF ・・・ プリフォーム
R ・・・ 搬送路

Claims (4)

  1. 搬送路に沿って搬送されるプリフォームを加熱する加熱部と、前記加熱部に隣接して設置されてプリフォームを局所冷却する局所冷却部を備えたブロー成形装置であって、
    前記局所冷却部には、前記搬送路の他側に配置され局所冷却エアをプリフォームに吹き付ける局所冷却装置と、前記搬送路の一側に前記局所冷却装置と対向して配置され局所冷却エアを遮蔽する遮蔽部材とから構成された局所冷却ユニットが設置され、
    前記遮蔽部材は、上方が開口するよう前記搬送路に対して背面側に突出する複数のルーバー状の切起し部を有する風向制御板と、前記風向制御板の背面側に配置された遮蔽板とを備えることを特徴とするブロー成形装置。
  2. 前記局所冷却部は、プリフォーム搬送方向最下流に配置されることを特徴とする請求項1に記載のブロー成形装置。
  3. 前記加熱部は、前記搬送路に沿って並ぶよう配置され前記搬送路の一側からプリフォーム外面冷却エアが供給されるよう構成された複数の加熱ユニット設置部を備え、
    前記加熱ユニット設置部に設置される加熱ユニットは、前記搬送路の他側に配置されプリフォーム搬送方向に沿って延びる複数の赤外線ヒーターを備えたヒーターボックスと、前記搬送路を挟んで前記ヒーターボックスと対向して配置された反射部材とを備え、
    前記局所冷却部に隣接する加熱ユニット設置部に設置される加熱ユニットにおいては、前記反射部材は、プリフォーム外面冷却エアを前記局所冷却部の反対側に向かって吹き付けるよう構成された開口部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のブロー成形装置。
  4. 前記局所冷却ユニットは、互いに独立して高さ位置を調整可能に構成された複数の局所冷却エア吐出ヘッドを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のブロー成形装置。
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