JP2021123230A - 制御装置および車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】操舵角制御の制御精度を担保することが可能な制御装置および車両を提供する。【解決手段】制御装置は、ステアリングホイール側に取り付けられた第1トーションバーと、操舵輪側に取り付けられた第2トーションバーとの間に介在し、入力された指令値に基づいてステアリングホイールにモータトルクを付与するモータを備えるパワーステアリング装置用の制御装置であって、ステアリングホイールの操舵角と目標操舵角との偏差に基づいて基準指令値を算出する基準指令値算出部と、基準指令値から規範操舵トルクを算出する規範操舵トルク算出部と、第1トーションバーに生じる第1トルク及び第2トーションバーに生じる第2トルクに基づいて推定操舵トルクを算出する推定操舵トルク算出部と、算出された規範操舵トルクと推定操舵トルクとの差分に基づいて、補正値を算出する補正値算出部と、算出された基準指令値を補正値で補正する補正部と、を備える。【選択図】図6

Description

本開示は、制御装置および車両に関する。
例えば、商用車においては、重量の重い車体の操舵角を制御するため、パワーステアリング装置のモータトルクを減速機で増幅する必要がある。商用車用のパワーステアリング装置は、モータトルクを減速機で増幅し、ステアリングホイールの操舵角と転舵輪の角度とを変化させる。
例えば、特許文献1には、車両を目標車線に維持するため、車載カメラ(画像)や距離センサなどの信号に基づいて目標操舵角を生成し、目標操舵角をパワーステアリング装置に提示する自動運転システムが開示されている。
また、例えば、特許文献2には、目標操舵角と操舵角検出部が検出した実際の操舵角との偏差からPID制御(Proportional-Integral-Differential Controller)にてモータトルクの指令値を算出し、実際の操舵角を目標操舵角に収束させることが可能な自動運転システムが開示されている。
国際公開第2014/136515号 特開2015−223875号公報
ところで、パワーステアリング装置の減速機は、モデル化困難な摩擦特性や、バックラッシ等の非線形特性を有している。図1は、モータトルクと減速機の出力トルクの関係の一例を示す図である。図1の横軸にモータトルク(Nm)、縦軸に減速機の出力トルク(Nm)を示す。また、図1に、モータトルクと減速機の出力トルクとの両者が対応していない状態S1を示す。状態S1の発生原因は、減速機の有する非線形特性の影響による。
図2はPID制御のみでの操作角制御の一例を示す図である。図2の横軸に時間(sec)、縦軸に角度(deg)を示す。図2に示すように、両者が対応していない状態S1が発生することによって実際の操舵角(実操舵角)と目標操舵角との間に偏差が発生する。特許文献2に記載のPID制御のみによる自動運転システムでは、減速機の有する非線形特性を補償できない可能性がある。
以上のように、非線形特性の影響により、PID制御のみでの操作角制御では、操舵角制御の制御精度を担保することができない場合がある。これにより、実際の操舵角と目標操舵角との偏差が増大し、実際の操舵角を目標操舵角に収束させることができない場合がある。
実際の操舵角と目標操舵角との偏差があると、車両が目標車線に維持されない場合がある。また、車両が目標車線に近づいたり、離れたりするフラツキが発生する場合がある。これにより、自動運転時の乗り心地が悪化するおそれがある。また、特に、商用車では、重量が重いため、偏差による乗り心地の悪化が顕著になる傾向がある。
本開示の目的は、操舵角制御の制御精度を担保することが可能な制御装置および車両を提供することである。
上記の目的を達成するため、本開示における制御装置は、
ステアリングホイール側に取り付けられた第1トーションバーと、操舵輪側に取り付けられた第2トーションバーと、前記第1トーションバーと前記第2トーションバーとの間に介在し、入力された指令値に基づいて前記ステアリングホイールにモータトルクを付与するモータと、を備えるパワーステアリング装置用の制御装置であって、
前記ステアリングホイールの操舵角と目標操舵角との偏差に基づいて基準指令値を算出する基準指令値算出部と、
前記基準指令値から規範操舵トルクを算出する規範操舵トルク算出部と、
前記第1トーションバーに生じる第1トルクを取得するとともに、前記第2トーションバーに生じる第2トルクを取得する取得部と、
取得された前記第1トルク及び前記第2トルクに基づいて推定操舵トルクを算出する推定操舵トルク算出部と、
算出された前記規範操舵トルクと前記推定操舵トルクとの差分に基づいて、補正値を算出する補正値算出部と、
算出された前記基準指令値を前記補正値で補正する補正部と、
を備える。
本開示における車両は、
上記制御装置と、
上記制御装置により補正された指令値が入力されるモータを有するパワーステアリング装置と、
を備える。
本開示によれば、操舵角制御の制御精度を担保することができる。
図1は、モータトルクと減速機の出力トルクの関係の一例を示す図である。 図2は、PID制御のみでの操作角制御の一例を示す図である。 図3は、本開示の一実施の形態に係る制御装置を備えた車両の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、制御装置等の構成を示す機能ブロック図である。 図5は、パワーステアリング装置の構成を概略的に示す図である。 図6は、パワーステアリング装置側のECUの構成を示す機能ブロック図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図3は、本開示の一実施の形態に係る制御装置40を備えた車両1の構成を示す機能ブロック図である。図4は、制御装置40等の構成を示す機能ブロック図である。
図3および図4に示すように、車両1は、ステアリングホイール12、リンク機構15と、操舵輪16と、パワーステアリング装置20と、車載センサ30と、制御装置40と、を備える。
ステアリングホイール12は、ステアリングコラム13、ステアリングシャフト14、パワーステアリング装置20およびリンク機構15を介して操舵輪16に接続されている。
パワーステアリング装置20は、図4および図5に示すように、電動モータ22と、減速機24と、油圧ユニット26とを有する。電動モータ22は、上述する自動運転システムに適用するために設けられた操舵アクチュエータであって、制御装置40からの制御信号(指令値)に基づいて制御される。
油圧ユニット26は、油圧ポンプ(不図示)で加圧された作動油が供給されるシリンダー(不図示)と、作動油の圧力により直線運動するピストン(不図示)と、ピストンの直線運動を回転運動に変換し、回転運動をステアリングシャフト14に伝達するセクタシャフト(不図示)とを有する。
図5は、パワーステアリング装置20の構成を概略的に示す図である。図5に示すように、減速機24は、ウォーム24aとウォームホイール24bとを有する。ウォーム24aは、電動モータ22の出力軸に固定される。ウォームホイール24bは、ウォーム24aと噛み合う。ウォームホイール24bは、ステアリングコラム13と同軸に配置される。減速機24は、減速比に応じてモータトルクを増幅させる。
ウォームホイール24bの回転軸とステアリングコラム13とは第1トーションバー17により連結される。ウォームホイール24bの回転軸とステアリングシャフト14とは第2トーションバー18により連結される。
車載センサ30は、例えば、トルクセンサ32,32aおよび舵角センサ34を有する。トルクセンサ32は、第1トーションバー17に生じるトルクT1を検出する。また、トルクセンサ32aは、第2トーションバー18に生じるトルクT2を検出する。
舵角センサ34は、ステアリングホイール12の実際の操舵角θr(図6を参照)を検出する。舵角センサ34は、例えば、ステアリングホイール12に配置される。
図4に示すように、制御装置40は、車両1側のECU40A(Electronic control Unit)およびパワーステアリング装置20側のECU40Bを備える。
車両1側のECU40Aは、目標操舵角演算部41を有する。目標操舵角演算部41は、車両1を目標車線に維持するため、車載カメラ19(図3を参照)や距離センサなどの信号に基づいて目標操舵角θp(図6を参照)を生成し、目標操舵角θpをパワーステアリング装置20側のECU40Bに出力する。
図4に示すように、パワーステアリング装置20側のECU40Bは、モータ指令値演算部42、dq軸電流指令値演算部43および電力変換器指令値演算部44を有する。モータ指令値演算部42は、目標操舵角θpに基づいてモータ指令値を演算する。
dq軸電流指令値演算部43は、モータ指令値に従って、電動モータ22の電流値を直交したd軸電流と、q軸電流に分離する。電力変換器指令値演算部44は、電力変換器に必要な電圧を要求する指令値を演算する。電力変換器は、電動モータ22に電力を供給する。
図6は、パワーステアリング装置20側のECU40Bの構成を示す機能ブロック図である。図6に示すように、ECU40Bは、PID演算部45、規範操舵トルク算出部46、推定操舵トルク算出部47、補正値算出部48、補正部49、振動制御フィルター51、および、取得部52(図4を参照)を有する。
PID演算部45(本開示の「基準指令値算出部」に対応する)は、目標操舵角θpと実際の操舵角θrとの偏差に対して、PID演算(比例演算、積分演算および微分演算)を行う。図6にPID演算の結果である基準指令値Tpを示す。
振動制御フィルター51は、特定帯域(共振周波数帯域)の周波数成分を減衰させるフィルターである。以下に、振動制御フィルター51が減衰させるべき周波数成分について図5を参照して説明する。
ステアリングホイール12において、慣性力J、粘性抵抗力C、復元力Kは、外力とつり合うことから、ステアリングホイール12の運動方程式は、次式(1)となる。
Figure 2021123230

また、電動モータ22において、慣性力J、粘性抵抗力Cは、外力とつり合うことから、電動モータ22の運動方程式は、次式(2)となる。
Figure 2021123230

ここで、Tは、次式(3)に示す減速機24の運動方程式である。
Figure 2021123230
また、油圧ユニット26において、慣性力JIp、粘性抵抗力CIp、復元力KIpは、外力とつり合うことから、油圧ユニット26の運動方程式は、次式(4)となる。
Figure 2021123230

ここで、Tsは、路面から操舵輪16へ発生するトルク(セルフアライニングトルク)である。また、g(θIp,θ)は、油圧ユニットの応答を簡易化してLTIモデル(Linear time invariant model)としたものである。LTIモデルのパラメータは実験とフィッテイングや試行錯誤的に決定される。
上記それぞれの運動方程式からわかるように、ステアリングホイール12、電動モータ22、減速機24、および、油圧ユニット26は、弾性や粘性抵抗を示す要素を有する。これらの要素によりステアリングホイール12等は振動を発生する場合がある。振動を抑えるため、ステアリングホイール12等の共振周波数を含む周波数帯域を減衰させるための振動制御フィルター51が設けられる。
以下、ステアリングホイール12の共振周波数帯域の周波数成分を減衰させるための振動制御フィルター51を代表して説明する。ここでは、振動制御フィルター51の一例としてノッチフィルターを示す。
振動制御フィルター51(ノッチフィルター)の伝達関数は、次式(5)で表すことができる。
Figure 2021123230

ここで、γpは減衰幅、ωpは減衰させる中心周波数(rad/s)、gpはノッチ深さである。
振動制御フィルター51を通過した後の基準指令値Tpは、共振周波数帯域の周波数成分が減衰されたものとなる。
なお、振動制御フィルター51として、ステアリングホイール12の共振周波数帯域の周波数成分を減衰させるためのフィルターを説明したが、電動モータ22、減速機24、および、油圧ユニット26のそれぞれに係る振動制御フィルターも同様に構成することが可能である。この場合、これらの振動制御フィルターは、ステアリングホイール12、電動モータ22、減速機24、および、油圧ユニット26それぞれの共振周波数帯域の周波数成分を減衰させるためのフィルターとして配置される。
規範操舵トルク算出部46は、基準指令値Tpにギア比k1を乗算することにより規範操舵トルクT’hを算出する。ここで、ギア比k1とは、ウォームホイール24bを1回転させるために要するウォーム24aの回転数である。
取得部52(図4を参照)は、トルクセンサ32から第1トルクT1を取得するとともに、トルクセンサ32aから第2トルクT2を取得する。推定操舵トルク算出部47は、第1トルクT1および第2トルクT2を加算することにより推定操舵トルクThを算出する。
補正値算出部48は、規範操舵トルクT’hと推定操舵トルクThとの差分に比例ゲインk2を乗算することで、補正値Tcを算出する。
補正部49は、基準指令値Tpを補正値Tcで補正する。補正された指令値は、車両1(電動モータ22)に出力される。
次に、制御装置40の動作について説明する。ここでは、主に、減速機の有する非線形特性の影響について説明する。
モータトルクと減速機24の出力トルクとの両者が対応している状態では、規範操舵トルクT’h(図5を参照)と、第1トルクT1および第2トルクT1とを加算した推定操舵トルクTh(図5を参照)との間の差分は小さい。差分が小さいため、補正値Tcも小さい。これにより、補正値Tcで基準指令値Tpを補正する補正量も少ないが、両者が対応している状態であるため、実際の操舵角と目標操舵角との間に偏差が発生するおそれがない。
これに対して、両者が対応していない状態S1(図1を参照)では、規範操舵トルクT’hと推定操舵トルクThの差分が大きくなる。差分が大きいため、補正値Tcも大きくなる。換言すれば、補正値Tcは、両者が対応していない状態S1の程度に応じて増減する。つまり、両者が対応していない状態S1では、状態S1の程度に応じた補正値Tcによって、基準指令値Tpが補正されるため、実際の操舵角と目標操舵角との間に偏差が発生することや、偏差が増大することを抑えることが可能となる。以上により、減速機24の有する非線形特性を補償することが可能となる。
上記実施の形態にかかる制御装置40は、ステアリングホイール12側に取り付けられた第1トーションバー17と、操舵輪16側に取り付けられた第2トーションバー18と、第1トーションバー17と第2トーションバー18との間に介在し、入力された指令値に基づいてステアリングホイール12にモータトルクを付与する電動モータ22と、を備えるパワーステアリング装置20用の制御装置40であって、ステアリングホイール12の操舵角と目標操舵角との偏差に基づいて基準指令値Tpを算出するPID演算部45と、基準指令値から規範操舵トルクT’hを算出する規範操舵トルク算出部46と、第1トーションバー17に生じる第1トルクT1を取得するとともに、第2トーションバー18に生じる第2トルクT2を取得する取得部52と、取得された第1トルクT1及び第2トルクT2に基づいて推定操舵トルクThを算出する推定操舵トルク算出部47と、算出された規範操舵トルクT’hと推定操舵トルクThとの差分に基づいて、補正値Tcを算出する補正値算出部48と、算出された基準指令値Tpを補正値Tcで補正する補正部49と、を備える。
上記構成により、例えば、モータトルクをステアリングホイール12に伝える伝達機構が非線形特性を有する場合、規範操舵トルクT’hと推定操舵トルクThとの差分に基づいて算出された補正値Tcによって、基準指令値Tpが補正される。これにより、操舵制御の制御精度を担保することが可能となる。
また、上記の実施の形態に係る制御装置40においては、推定操舵トルク算出部48は、減速比に応じてモータトルクを増幅させる減速機24側とステアリングホイール12側との間に配置された第1トーションバー17に生じる第1トルクT1、および、減速機24側と操舵輪16側との間に配置された第2トーションバー18に生じる第2トルクT2に基づいて推定操舵トルクを算出する。これにより、モータトルクと減速機24の出力トルクとの両者が対応していない状態S1であっても、状態S1の程度に応じた補正値Tcによって、基準指令値Tpが補正されるため、実際の操舵角と目標操舵角との間に偏差が発生することや、偏差が増大することを抑えることが可能となる。これにより、減速機24の有する非線形特性を補償することが可能となる。
その他、上記実施の形態は、何れも本開示の実施をするにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本開示の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本開示はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
上記実施の形態では、アシスト力を発生する機構としての油圧ユニット26を示したが、アシスト機構としては、油圧ユニット26以外の機構であってもよい。
また、上記実施の形態において、本開示は、ステアリングホイール12が、ステアリングコラム13、ステアリングシャフト14、パワーステアリング装置20およびリンク機構15を介して操舵輪16に機械的に接続される車両1に適用したが、これに限らず、例えば、ステアリングホイール12と操舵輪16とが機械的に接続されない車両にも適用可能である。
本開示は、操舵角制御の制御精度を担保することが要求される制御装置を備えた車両に好適に利用される。
1 車両
12 ステアリングホイール
13 ステアリングコラム
14 ステアリングシャフト
15 リンク機構
16 操舵輪
17 第1トーションバー
18 第2トーションバー
19 車載カメラ
20 パワーステアリング装置
22 電動モータ
24 減速機
24a ウォーム
24b ウォームホイール
26 油圧ユニット
30 車載センサ
32,32a トルクセンサ
34 舵角センサ
40 制御装置
40A,40B ECU
41 目標操舵角演算部
42 モータ指令値演算部
43 dq軸電流指令値演算部
44 電力変換器指令値演算部
45 PID演算部
46 規範操舵トルク算出部
47 推定操舵トルク算出部
48 補正値算出部
49 補正部
51 振動制御フィルター
52 取得部

Claims (3)

  1. ステアリングホイール側に取り付けられた第1トーションバーと、操舵輪側に取り付けられた第2トーションバーと、前記第1トーションバーと前記第2トーションバーとの間に介在し、入力された指令値に基づいて前記ステアリングホイールにモータトルクを付与するモータと、を備えるパワーステアリング装置用の制御装置であって、
    前記ステアリングホイールの操舵角と目標操舵角との偏差に基づいて基準指令値を算出する基準指令値算出部と、
    前記基準指令値から規範操舵トルクを算出する規範操舵トルク算出部と、
    前記第1トーションバーに生じる第1トルクを取得するとともに、前記第2トーションバーに生じる第2トルクを取得する取得部と、
    取得された前記第1トルク及び前記第2トルクに基づいて推定操舵トルクを算出する推定操舵トルク算出部と、
    算出された前記規範操舵トルクと前記推定操舵トルクとの差分に基づいて、補正値を算出する補正値算出部と、
    算出された前記基準指令値を前記補正値で補正する補正部と、
    を備える、制御装置。
  2. 前記推定操舵トルク算出部は、減速比に応じて前記モータトルクを増幅させる減速機側とステアリングホイール側との間に配置された前記第1トーションバーに生じる前記第1トルク、および、前記減速機側と前記操舵輪側との間に配置された前記第2トーションバーに生じる前記第2トルクに基づいて前記推定操舵トルクを算出する、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の制御装置と、
    前記制御装置により補正された指令値が入力されるモータを有するパワーステアリング装置と、
    を備える、車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP4166373A1 (en) 2021-07-28 2023-04-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electrically powered vehicle, method of controlling electrically powered vehicle, and controller that controls electrically powered vehicle

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