JP2021122579A - ベッド - Google Patents

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丈人 小栗
Taketo Oguri
丈人 小栗
嘉輝 南
Yoshiteru Minami
嘉輝 南
洋之 佐伯
Hiroyuki Saeki
洋之 佐伯
正三 村石
Shozo Muraishi
正三 村石
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Abstract

【課題】汎用性の高い立ち上がり補助機構を備えるベッドを提供することにある。【解決手段】ベッドは第一アッパフレームと第二アッパフレームとに跨ってベッドの幅方向に沿って延在するベッドボトムと、前記ベッドボトムを駆動するボトム駆動部と、を備える。ベッドボトムはベッドの幅方向で分割された第一ボトムプレートおよび第二ボトムプレートで構成される。第一ボトムプレートおよび第二ボトムプレートは、一端に位置する回転軸を支点としてベッドの中心側の他端が上下方向に移動するよう揺動自在に設けられる。ボトム駆動部は、第一ボトムプレートおよび第二ボトムプレートを駆動するよう構成される。【選択図】図5

Description

本開示はベッドに関し、例えば立ち上がり補助機能を備えるベッドに適用可能である。
高齢者、身体障害者、或は病気や事故などで、一人ではベッドから立ち上がることが困難な人を介助するための介助用の立ち上がり介助機能付ベッドが提案されている(例えば、特開平11−276532号公報(特許文献1))。特許文献1では、ベッドを構成する架台及び又床の一部を切り欠ぎ、該切り欠ぎ部に単独で昇降動作する昇降装置を装着させ、そしてこの昇降装置は上昇して前部が低く傾斜し、臀部がベッドから離れ易く、立ち上がり介助機能が発揮し易いようにしている。
特開平11−276532号公報
しかし、特許文献1に示されるベッドでは、床(マットレス)が概ね一人席分切り欠かれているため、左右側部の切り欠かれた片側しか立ち上がり介助ができない、また、専用のマットレスやシーツが必要となる。
本開示の一つの課題は、汎用性の高い立ち上がり補助機能を備えるベッドを提供することにある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本開示のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、ベッドは第一アッパフレームと第二アッパフレームとに跨ってベッドの幅方向に沿って延在するベッドボトムと、前記ベッドボトムを駆動するボトム駆動部と、を備える。ベッドボトムはベッドの幅方向で分割された第一ボトムプレートおよび第二ボトムプレートで構成される。第一ボトムプレートおよび第二ボトムプレートは、一端に位置する回転軸を支点としてベッドの中心側の他端が上下方向に移動するよう揺動自在に設けられる。ボトム駆動部は、第一ボトムプレートおよび第二ボトムプレートを駆動するよう構成される。
本開示のベッドによれば、立ち上がり補助機能の汎用性を高かめることが可能である。
図1は第一実施例におけるベッド本体を模式的に示す側面図である。 図2は第一実施例におけるベッド本体を模式的に示す上面図である。 図3は第一実施例における立ち上がり時のベッドの外観図である。 図4は第一実施例における立ち上がり補助機構のベッド本体側の部品構成図である。 図5は図4のA−A線における縦断面図である。 図6は弾性体ベルトについて説明する図である。 図7は第二実施例におけるベッド本体の上面図である。 図8は第二実施例におけるベッドの外観斜視図である。 図9は第二実施例における立ち上がり機構のベッド本体側の分解斜視図である。 図10は第二実施例における立ち上がり機構のベッド本体側の組み立て斜視図である。 図11は図10のB−B線における縦断面図である。
以下、本開示の実施例について図面を用いて説明する。ただし、以下の説明において、同一構成要素には同一符号を付し繰り返しの説明を省略することがある。なお、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本開示は以下に説明する実施例に限定されるものではなくさまざまな変形例が含まれる。下記に説明する実施例は本開示を判り易く説明する為に詳細に説明するものであり必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある構成の一部を他の実施例に置き一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
なお、以下の説明では、ベッドが水平面上に置かれた場合を基準として、鉛直方向を上下方向と定義し、UPは上方向であり、DWは下方向である。また、HDはベッドの頭側方向であり、FTはベッドの足側方向である。また、ベッドについて、ベッドの足側から見て右側(RH)、左側(LH)と呼んで説明する。
第一実施例におけるベッドの概要について図1〜図3を用いて説明する。図1は第一実施例におけるベッド本体を模式的に示す側面図である。図2は第一実施例におけるベッド本体を模式的に示す上面図である。図3は第一実施例における立ち上がり時のベッドの外観図である。
図1および図2に示すように、ベッド本体100は、水平に延在するアッパフレーム101と、アッパフレーム101の上に設けられるベッドボトム10と、アッパフレーム101から立設するヘッドボード103およびフットボード104と、脚部105と、脚部105の下端に設けられたキャスタ106と、脚部105を支えるロウアフレーム107と、備える。アッパフレーム101はベッド本体100の長手方向に延在して左右一組で構成されている。ベッドボトム10は、ベッド本体100の左右方向(幅方向)に沿って延在する複数のボトムプレート10a,10bとボトムプレート10cとボトムプレート10dとで構成される。
ベッド本体100の幅方向において長手方向に沿って2分割されているボトムプレート10a,10bはアッパフレーム101にそれぞれ回転自在に固定されて、水平状態と傾斜状態の間で起立・倒伏する。ボトムプレート10a,10bは立ち上がり補助機構81の一部を構成する。ボトムプレート10cは長手方向において幅方向に沿って複数に分割され、背上げ機構82により水平状態と傾斜状態の間で起立・倒伏する。ボトムプレート10dはベッド本体100の長手方向おいて幅方向に沿って複数に分割され、脚上げ機構83により水平状態と傾斜状態の間で起立・倒伏する。
また、ベッド本体100は、上記の立ち上がり補助機構81、背上げ機構82および脚上げ機構83の他に、トレンデレンバーグポジション、リバーストレンデレンバーグポジションが取れるようにアッパフレーム101の頭側および足側を独立に上下する機構を備えている。
図3に示すように、ベッド1は、ベッド本体100のボトムプレート10a,10b,10c,10dの上にマットレス200が置かれて構成される。利用者は、ベッド1より他の機器に移乗する際等、立ち上がる際は、先ずボトムプレート10aまたはボトムプレート10bの上のマットレス200の上に着座する。
利用者がボトムプレート10aの上にマットレス200を介して着座した状態でハンドスイッチ(不図示)を操作すると、例えば、図3に示すように、ボトムプレート10aが立ち上がり方向に相対して上方向に回転駆動することにより、ボトムプレート10aの上に設置されたマットレス200が利用者から見て後部が高くなるよう傾斜して臀部がベッドから離れ易くなり、利用者の立ち上がりを捕助する。なお、利用者はボトムプレート10bが位置するマットレス200の上に着座しても立ち上がり補助を受けることが可能である。
立ち上がり補助機構81について図4および図5を用いて説明する。図4は第一実施例における立ち上がり補助機構のベッド本体側の部品構成図である。図5は図4のA−A線にける縦断面図であり、図5(a)は通常状態を示す図であり、図5(b)は立ち上がり状態を示す図である。なお、以下では、アッパフレーム101を、第一アッパフレームとしての左側のアッパフレーム101aと第二アッパフレームとしての右側のアッパフレーム101bとに分けて説明する。
第一ボトムプレートとしての左側のボトムプレート10aは第一サイドブラケットとしての左側のサイドブラケット304aとボトム支持軸314aとにより連結されていて回転自在に取り付けられている。第二ボトムプレートとしての右側のボトムプレート10bは第二サイドブラケットとしての右側のサイドブラケット304bとボトム支持軸314bとにより連結されていて回転自在に取り付けられている。ここで、ボトムプレート10aとボトムプレート10bは左右対称に配置され、所定の間隔を開けて対向している。ボトムプレート10aはボトム支持軸314aに連結される側の幅が広く、ボトムプレート10bと対向する側の幅は狭くなっている。ボトムプレート10aが左側のアッパフレーム101aの上に位置する箇所の厚さはベッドの中心側の厚さよりも厚くなっている。ボトムプレート10bの形状はボトムプレート10aと同様である。ボトムプレート10a,10bのアッパフレーム101a,101b側の端部はアッパフレーム101a,101bよりも外側に位置する。支点としてのボトム支持軸314a,314bはアッパフレーム101a,101bよりも外側に位置する。
次に、ボトムプレート10a,10bを駆動する駆動部について以下説明する。駆動部には第一昇降アームとしての左側の昇降アーム20a、第二昇降アームとしての右側の昇降アーム20bおよび電動アクチュエータ400が含まれる。昇降アーム20aの一端は、アッパフレーム101aの内側の側面に近接した位置であって、ベッド1の幅方向(左右方向)に延在しているクロスメンバ301とクロスメンバ302との間に挿入され、アーム支持軸311により連結されていて回転自在に取り付けられている。昇降アーム20aの他端は凹部を有し、その凹部には昇降アーム20bの一端が挿入されてリンク軸312により連結されて回転自在に取り付けられている。昇降アーム20bの他端は凹部を有し、その凹部にはローラ20cが取り付けられている。ローラ20cはアッパフレーム101b側のクロスメンバ301とクロスメンバ302との下面に予め溶接固定されたローラプレート308の上面を転がるように回転自在な状態で当接している。
昇降アーム20aはその中間部に孔を有し、その孔には電動アクチュエータ400の上部の伸縮ロッド(スピンドル)400aの先端が挿入され、連結ピン316により回転自在に連結されている。電動アクチュエータ400の下部はクロスメンバ301に予め溶接固定されたアクチュエータブラケット306と、クロスメンバ302に溶接固定されたアクチュエータブラケット307との間に挿入され、支持ピン317により回転自在に連結されて取り付けられている。ここで、電動アクチュエータ400は、例えば電動モータを駆動源とする送りねじ式のアクチュエータである。
サイドブラケット304aはクロスメンバ301の一端とクロスメンバ302の一端とに溶接固定して取り付けられ、サイドブラケット304bはクロスメンバ301の他端とクロスメンバ302の他端とに溶接固定して取り付けられている。左側のサイドブラケット304aと右側のサイドブラケット304bとは、それぞれ左右のアッパフレーム101a,101bの内側の側面にボルト318a,318bおよびナット319a,319bで締結して取り付けられている。
次に、立ち上がり補助機構81の作動について図5を用いて説明する。
図5(a)に示すように、通常、電動アクチュエータ400は短縮していて、この状態では昇降アーム20aと昇降アーム20bは水平状態となり、ボトムプレート10a,10bおよびマットレス200も水平状態となって配置されている。ここで、リンク軸312はベッドの左右方向の中心に位置する。
ハンドスイッチ(不図示)で上昇側の電源がONになると電動アクチュエータ400に通電されてスピンドル400aが伸長する。図5(b)に示すように、スピンドル400aが伸長すると昇降アーム20aは回転中心であるアーム支持軸311を支点にして回転上昇する。昇降アーム20aの上昇に連動して昇降アーム20bも引っ張られて、回転上昇して、ローラ20cもスベリ回転しながら左側へ移動する。
ハンドスイッチ(不図示)で電源がOFFになると電動アクチュエータ400の通電が遮断されてスピンドル400aが停止してこの伸長位置を保持するので、連動している昇降アーム20aおよび昇降アーム20bも位置が保持される。
ハンドスイッチ(不図示)で下降側の電源がONになると電動アクチュエータ400に通電されてスピンドル400aが短縮する。図5(a)に示すように、スピンドル400aが短縮すると昇降アーム20aは回転中心であるアーム支持軸311を支点にして回転下降する。昇降アーム20aの下降に連動して昇降アーム20bも引っ張られて、回転下降して、ローラ20cもスベリ回転しながら右側へ移動する。ここで、リンク軸312はベッドの左右方向の中心よりも左側に位置する。
ボトムプレート10a,10bは重力で昇降アーム20a,20bの上に設置されているので、回転中心であるボトム支持軸314,315を支点にして回転昇降作動する。ボトムプレート10a,10bの上にはマットレス200が敷設されているので、マットレス200の中央部がボトムプレート10a,10bに押し上げられてマットレス200が山型形状になり、その結果として左右に斜面が形成される。この斜面が立ち上がりを補助する機能を発揮する。更に少量の山型形状ならば体位寝姿勢を横に回転可能な姿勢変換機能となる。
立ち上がり補助機構81は、マットレス200の中央部をボトムプレート10a,10bにより上昇させてマットレス200を山型形状にするが、マットレスによっては端部も上昇して(跳ね上がって)しまうことがある。
次に、立ち上がり状態におけるマットレスの端部の跳ね上がりの防止について図6を用いて説明する。図6は弾性体ベルトについて説明するであり、図6(a)は通常状態における弾性体ベルトで押さえた状態を示す図であり、図6(b)は立ち上がり状態における弾性体ベルトで押さえた状態を示す図である。
図6(a)に示すように、弾性体ベルト210の一端を左側のボトムプレート10aまたは左側のアッパフレーム101に取り付け、マットレス200の上を通して、弾性体ベルト210の他端を右側のボトムプレート10bまたは右側のアッパフレーム101に取り付ける。図6(b)に示すように、立ち上がり状態において、弾性体ベルト210の反発力により、マットレス200の端部を抑えることができ、跳ね上がりを抑制することが可能である。
本実施例によれば、以下に示す一つまたは複数の効果が得られる。
(1)左右両方からの立ち上がり補助が可能である。
(2)一つの電動アクチュエータによって二つのボトムプレートを昇降することが可能である。
(3)従来のマットレスが使用可能である。
(4)体位寝姿勢変換を補助することが可能である。
本開示の第二実施例のベッドの概要について図7および図8を用いて説明する。図7は第二実施例におけるベッド本体の上面図である。図8は第二実施例におけるベッドの外観斜視図であり、図8(a)は着座時の状態を示す図であり、図8(b)は立ち上がり時の状態を示す図である。
第二実施例のベッド本体100は、立ち上がり補助機構を除いて第一実施例と同様である。例えば、第二実施例のアッパフレーム101の上に設けられるベッドボトム10については、ボトムプレート11a,11bを除いて第一実施例と同様である。図7に示すボトムプレート11bはアッパフレーム101に固定されている。
ベッド1は、ベッド本体100のボトムプレート11b,10c,10dの上にマットレス200が置かれて構成される。マットレス200はボトムプレート11aの上に概ね一人が着座可能な面積の切り欠けを有し、ボトムプレート11aの上にパレットクッション201が配置される。ボトムプレート11aのベッドの幅方向の長さはボトムプレート11bの長さよりも短く構成されている。ベッド1より他の機器に移乗する際は、図8(a)に示すように、利用者は先ずパレットクッション201の上に着座する。
利用者がパレットクッション201の上に着座した状態でハンドスイッチ60を操作すると、図8(b)に示すように、ボトムプレート11aの上に設置されたパレットクッション201とボトムプレート11aが立ち上がり方向に相対して上方向に回転駆動して利用者の立ち上がりを捕助する。すなわち、パレットクッション201をマットレス200の面より跳ね上げ傾斜させて、上部に着座可能にすることで、身体の重心が踵に対して前方に移動して自立して立ち上がりやすい姿勢を可能にする。
立ち上がり補助機構81について図9〜図11を用いて説明する。図9は第二実施例における立ち上がり補助機構のベッド本体側の分解斜視図である。図10は第二実施例における立ち上がり機構のベッド本体側の組み立て斜視図である。図11は図10のB−B線における縦断面図であり、図11(a)は通常状態を示す図であり、図11(b)は立ち上がり状態を示す図である。
まず、立ち上がり補助機構81の構成部品について図9を用いて説明する。アッパフレーム101a,101bとアッパフレームブラケット102a,102bは溶接固定されていて、アッパフレームブラケット102a,102bは予めボトムメンバブラケット21a,21bにスクリュウ70a,70bを取り付けるナット71a、71bが取り付けられている。
ボトムメンバ20の左右両側にボトムメンバブラケット21a,21bが溶接固定されていて、アッパフレームブラケット102a,102bに締結可能に取り付け孔22a,22bが設けられている。ボトムメンバブラケット21aの外側にはボトムプレート11aを回転軸支するヒンジブラケット30が溶接固定されている。
ボトムプレート11aの一端部には回転用の孔12aが設けられて、他端部には電動アクチュエータ50の上側と連結可能にする為の上側のアクチュエータブラケット51が取り付けられている。ボトムプレート11bにはボトムメンバ20にスクリュウ72とナット73で取り付けて固定する孔12bが設けられている。ここで、ボトムプレート11aとボトムプレート11bは、所定の間隔を開けて対向している。ボトムプレート11aはボトムヒンジシャフト40に連結される側の幅が広く、ボトムプレート11bと対向する側の幅は狭くなっている。ボトムプレート11aが左側のアッパフレーム101aの上に位置する箇所の厚さはベッドの中心側の厚さよりも厚くなっている。ボトムプレート11bの形状は、ベッドの幅方向の長さを除いてボトムプレート11aと同様である。ボトムプレート11a,11bのアッパフレーム101a,101b側の端部はアッパフレーム101a,101bよりも外側に位置する。支点としてのボトムヒンジシャフト40はアッパフレーム101aよりも外側に位置する。
下側のアクチュエータブラケット52には、アッパフレームブラケット102aにスクリュウ70aでボトムメンバブラケット21aと共締め可能にする孔52aと、電動アクチュエータ50の下側と連結可能な孔52bと、が設けられている。
電動アクチュエータ50には、上部側のスピンドル50aの先端に上側のアクチュエータブラケット51と連結するピン53aが差し込まれる孔50cと、下部側の支持部50bの先端に上側のアクチュエータブラケット51と連結するピン53bが差し込まれる孔50dと、が設けられている。
次に、立ち上がり補助機構81の組み立てについて図10を用いて説明する。ボトムプレート11aは一端部の孔12aおよびヒンジブラケット30の孔30aにボトムヒンジシャフト40を差し込んでスナップピン74で連結して回転自在に取り付けられている。
ボトムプレート11bは孔12bにスクリュウ72を差し込んでボトムメンバ20にナット73で締結固定されている。
ボトムメンバ20に固定されているボトムメンバブラケット21a,21bはアッパフレームブラケット102a,102bにスクリュウ70a,70bを差し込みナット71a,71bで締結されている。同時に下側のアクチュエータブラケット52もボトムメンバブラケット21aにスクリュウ70aで共締め締結固定されている。
電動アクチュエータ50の上部側のスピンドル50aの先端と下部側の支持部50bの先端をそれぞれ上側のアクチュエータブラケット51と下側のアクチュエータブラケット52にピン53a,53bを差し込んで連結して回転自在に取り付けられている。
第二実施例における立ち上がり補助機構81の作動について図11を用いて説明する。
図11(a)に示すように、通常、電動アクチュエータ50は短縮していて、この状態では、ボトムプレート11aおよびパレットクッション201は水平状態となって配置されている。
ハンドスイッチ60(図8参照)にて上昇側の電源がONになると、電動アクチュエータ400に通電されて、図11(b)に示すように、ボトムプレート11aはスピンドル50aの伸長作動に連動してボトムヒンジシャフト40の軸心を中心に回転上昇する。
ボトムプレート11aの上に概ね一人が着座可能なパレットクッション201が配置されているので、パレットクッション201上に着座している利用者はパレットクッション201の動きに連動して立ち上がり方向に電動アクチュエータ50の力が助成する機構になる。ここで、パレットクッション201は底板201aとクッション体201bとこれらの覆う表皮材201cとで構成されている。底板201aはスクリュウ74aとナット74bによりボトムプレート11aに締結されている。パレットクッション201は、マットレス200を切り欠いて配置される。
ハンドスイッチ60で電源がOFFになると電動アクチュエータ50の通電が遮断されてスピンドル50aが停止してこの伸長位置を保持するので、ボトムプレート11aも位置が保持される。
ハンドスイッチ60で下降側の電源がONになると電動アクチュエータ50に通電されてスピンドル50aが短縮する。図11(a)に示すようにスピンドル50aが短縮するとボトムプレート11aは回転中心であるボトムヒンジシャフト40を支点にして回転下降する。
本実施例によれば、電動アクチュエータの支持部をアッパフレームよりも下方に回転自在に固定しているので、ボトムプレートに作用する力をより大きくすることが可能である。
以上、本開示者らによってなされた開示を実施例に基づき具体的に説明したが、本開示は、上記実施例に限定されるものではなく、種々変更可能であることはいうまでもない。
1・・・・ベッド
100・・・ベッド本体
101・・・・アッパフレーム
101a・・・アッパフレーム(第一アッパフレーム)
101b・・・アッパフレーム(第二アッパフレーム)
10・・・・・ベッドボトム
10a・・・・・ボトムプレート(第一ボトムプレート)
10b・・・・・ボトムプレート(第二ボトムプレート)
10c・・・・・ボトムプレート
10d・・・・・ボトムプレート
20a・・・・・昇降アーム(第一昇降アーム)
20b・・・・・昇降アーム(第二昇降アーム)
20c・・・・・ローラ
301・・・・・クロスメンバ
302・・・・・クロスメンバ
304a・・・・サイドブラケット(第一サイドブラケット)
304b・・・・サイドブラケット(第二サイドブラケット)
308・・・・・ローラプレート
314a・・・・ボトム支持軸(第一支持軸)
314b・・・・ボトム支持軸(第二支持軸)
400・・・・・電動アクチュエータ
200・・・マットレス

Claims (4)

  1. ベッドの長手方向に沿って延在し、所定の間隔に配設された第一アッパフレームおよび第二アッパフレームと、
    前記第一アッパフレームと前記第二アッパフレームとに跨ってベッドの幅方向に沿って延在する第一ベッドボトム、第二ベッドボトムおよび第三ベッドボトムと、
    前記第一ベッドボトムを駆動するボトム駆動部と、
    を備え、
    前記第一ベッドボトムはベッドの幅方向で分割された第一ボトムプレートおよび第二ボトムプレートで構成され、
    前記第一ボトムプレートは、一端に位置する第一支持軸を支点としてベッドの中心側の他端が上下方向に移動するよう揺動自在に設けられ、
    前記第二ボトムプレートは、一端に位置する第二支持軸を支点としてベッドの中心側の他端が上下方向に移動するよう揺動自在に設けられ、
    前記第一ボトムプレートの前記一端は前記第一アッパフレームよりも外側の上方に位置し、
    前記第二ボトムプレートの前記一端は前記第二アッパフレームよりも外側の上方に位置し、
    前記ボトム駆動部は、第一ボトムプレートおよび第二ボトムプレートを駆動するよう構成されるベッド。
  2. 請求項1のベッドにおいて、
    前記ボトム駆動部は、
    前記第一ボトムプレートを昇降する第一昇降アームと、
    前記第一昇降アームに回転自在に連結され、前記第二ボトムプレートを昇降する第二昇降アームと、
    前記第二昇降アームに回転自在に設けられたローラと、
    前記ローラが回転自在に当接するローラプレートと、
    一端側で前記第一昇降アームを回転自在に固定すると共に、他端側で前記ローラプレートを固定するクロスメンバと、
    前記第一昇降アームを昇降する電動アクチュエータと、
    前記クロスメンバに固定され、前記電動アクチュエータを回転自在に固定するブラケットと、
    を備えるベッド。
  3. 請求項2のベッドにおいて、さらに、
    前記第一アッパフレームの内側側面に取り付けられる第一サイドブラケットと、
    前記第二アッパフレームの内側側面に取り付けられる第二サイドブラケットと、
    を備え、
    前記第一サイドブラケットには前記第一支持軸が取り付けられ、
    前記第二サイドブラケットには前記第二支持軸が取り付けられ、
    前記クロスメンバの一端は前記第一サイドブラケットに固定され、
    前記クロスメンバの他端は前記第二サイドブラケットに固定されているベッド。
  4. 請求項1のベッドにおいて、
    前記第二ベッドボトムは背上げ機構により昇降し、前記第三ベッドボトムは脚上げ機構により昇降するよう構成されているベッド。
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