JP2021121562A - 供給システムの制御装置、これを備える供給システム、及びその制御方法並びに制御プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
このように貯留物の運搬時の重量が変化すると、コンベア等を動作させる電動機の負荷電流も変化して電動機への過負荷状態が発生することが危惧される。すなわち、電動機の負荷電流が増加し過負荷状態となると、サーマルトリップ(過電流による電動機の過熱損傷を防止するための緊急停止措置)が発生して、コンベア等が停止する可能性がある。サーマルトリップの発生を防止するため、例えば特許文献1には、電動機の負荷電流を監視し、その負荷電流が上限値もしくは下限値を超えた場合に警報を発する方法が開示されている。
また、特許文献2には、切出し装置(払出装置)における篩装置(振動フィーダ)および切出し装置下流の破砕装置において、破砕装置用駆動装置の負荷電流を監視し、破砕装置用駆動装置の負荷電流が上限設定値以上の時には振動フィーダの作動を弱め、下限設定値以下の時は振動フィーダの作動を強めることが開示されている。
また、貯留物の含有水分量が変動することによる嵩比重の変動による駆動装置の過負荷状態の発生を抑止するため、払出装置やコンベア等で貯留物からの運搬物の重量を監視することが考えられるが、払出重量や運搬重量を計測する場合、高価な計測器等の設置が必要であり、また、その計測器等の校正も必要となることから、設備コストや保守作業のコストがかかるという問題がある。
図1には、本開示の幾つかの実施形態に係る供給システムの概略構成図が示されている。
本実施形態に係る払出装置10は、例えば、火力発電プラントにおいて、固体燃料等を燃焼する燃焼部に対して、貯留した固体燃料を供給する供給システム1に適用される。払出装置10は、供給システム1において、ホッパ20に貯留されている石炭やバイオマス等の固体燃料(貯留物)7の払出や運搬を行う。なお、本実施形態では、払出装置10がホッパ20から払い出す貯留物として、固体燃料7を適用する例について説明するが、払出装置10が払い出す対象は固体燃料7に限定されない。
なお、以下の説明で、上方や上方向などの上および同様に下は、鉛直方向での上や下を示すものであり、鉛直方向は厳密ではなく誤差を含むものとする。
ホッパ20はフランジ部23により上方から段差部5に係合することで、ホッパ20が吊り下げられるように支持されているので、下方に向かっての位置変位を拘束しないようになっている。
制御装置60は、図2に示すように、在荷判定部61、電流取得部62、異常判定部63、及び異常状態制御部64を備える。制御装置60は、少なくとも在荷判定部61及び電流取得部62を備えていればよく、その場合は制御装置60が供給システム1の運転状態を判定する。
電流取得部62は、電動機51の電流値を取得する。
異常判定部63は、在荷判定部61が判定した運搬用コンベア50上の固体燃料7の有無と、電流取得部62が取得した電動機51の電流値とに基づき、供給システム1が異常状態であるか否かを判定する。
異常状態制御部64は、異常判定部63が供給システム1は異常状態であると判定した場合に、供給システム1の制御を行う。異常状態制御部64は、例えば旋回翼駆動装置37を制御して固体燃料7の払い出し量の制御を行う、報知装置70に警報を報知するよう制御を行う、電動機51を制御して運搬用コンベア50の停止処理を行う、などの制御を行ってもよい。
このように制御装置60は、在荷判定部61が判定した運搬用コンベア50上の固体燃料7の有無と、電流取得部62が取得した電動機51の電流値とに基づき、供給システム1の運転状態を判定する。
まず、固体燃料7は、搬送車両6によって搬送される。搬送されてきた固体燃料7は、搬送車両6から地面2より下部に設けられたホッパ20内へ投入される。ホッパ20は、投入された固体燃料7を内部空間に貯留する。このとき、ホッパ20下部に設けられた回転払出機30の旋回翼31が回転する。旋回翼31が回転することで、固体燃料7が底面部22の中央領域に集められ、略一定容積の所定量ずつ払出開口25から下方に落下することでホッパ20から払い出される(払出ステップ)。下方に落下した固体燃料7は、運搬用コンベア50の第1水平部54に位置するベルト53に受け止められる。運搬用コンベア50は、ベルト53を移動させることで、固体燃料7を運搬先の装置まで運搬する。運搬先の装置とは、例えば、地上に設けられた固体燃料バンカ(図示省略)等である。固体燃料バンカで貯蔵された固体燃料7は、その後、ボイラ(図示省略)の燃焼装置(図示省略)に供給され燃焼される。そして、燃焼装置で生成された高温の燃焼ガスがボイラ内部の熱交換器(図示省略)を流通する給水や蒸気へ伝熱されて高温高圧の蒸気が生成され、この蒸気が蒸気タービン(図示省略)に導入され、タービンロータ(図示省略)を断熱膨張して得られる回転駆動力を発電機(図示省略)の回転駆動に用いることによって発電部(図示省略)を利用して発電等が行われる。
図3には、本開示の幾つかの実施形態に係る供給システムのタイムチャートが示されている。
図3の各横軸は、時間を示す。図3(a)の縦軸は、ホッパ20から払い出される固体燃料7の払出重量を示し、払出重量の推移は実線で示される。図3(a)のように時間経過に従いホッパ20から一定の払い出しが行われた場合に対して、図3(b)〜図3(d)は、それぞれ電動機51の運転状態が異なる状態ときの電流値(運転電流)の変化を示している。図3(b)の縦軸は、電動機51の電流値(運転電流)を示し、運転電流は実線で示される。なお、図3(b)において電動機51の電流値(運転電流)は、微小な変動を平滑化して模式的に示されている。図3(c)の縦軸は、電動機51の電流値(運転電流)を示し、電流値は実線で、後述する平均電流値Iave1及びIave2は一点鎖線でそれぞれ示される。図3(d)の縦軸は、電動機51の電流値(運転電流)を示し、電流値は実線で、後述する電動機51の平均電流値Iave及びIave´は一点鎖線でそれぞれ示される。
図3(a)には、固体燃料7の払い出し量がタイムチャートに示されている。また図3(b)には、図3(a)のように払い出しが行われた場合の異常状態ではない正常な状態の電動機51の電流値がタイムチャートに示されている。
ホッパ20から運搬用コンベア50への固体燃料7の払い出し期間(例えば時間t1から時間t2まで/ホッパ20から運搬用コンベア50へ固体燃料7が払い出される期間)の間に、運搬用コンベア50のベルト53は複数周期回転する。例えば、ホッパ20からの払い出し期間(時間t1から時間t2まで)を約10分として、例えば運搬用コンベア50のベルト53の1回転の周期を約1分乃至2分とすると、この場合にベルト53は払い出し期間中に5周期乃至10周期を回転する。運搬用コンベア50のベルト53が複数周期回転することで、電動機51の運転電流の状況は複数周期分が継続される。
図3(c)には、本実施形態の一例としての図3(a)のように払い出しが行われた場合の、異常状態がある場合の電動機51の電流値がタイムチャートに示されている。
図4には、本開示の幾つかの実施形態に係る供給システムの制御装置の制御がフローチャートに示されている。
よって、図4のステップS404において、異常判定部63の判定結果から運搬用コンベア50のベルト53の走行抵抗が増加している異常状態(1)であることが考えられる。異常状態制御部64は、報知装置70への警報の報知の制御を行う。また、電動機51及び旋回翼駆動装置37の停止処理の制御を行ってもよい。これにより、供給システム1のユーザに対し、ベルト53の走行抵抗の増加を報知することができる。またその原因が運搬用コンベア50を運転させるローラ類の軸受に固着や損傷等の発生であることが考えられるため、ユーザにローラ52、59及びその他ローラとベルト53間やローラ軸受類の点検・清掃、または部品交換等の実施を促すことができる。
この状態は、前述図3(d)の時間t6から時間t7の間(払い出し停止期間)の平均である平均電流値Iave1は電流値初期値INLを超えている状況に類似する。
このような状態で固体燃料7が積載されると、運転電流値が定格電流値IRを超える。
この状態は、前述図3(d)の時間t5から時間t6の間(払い出し期間)の平均である平均電流値Iave1が増加し、電動機51の電流値の最大値が定格電流値IRを超えている状況に類似する。この状態が継続するとサーマルトリップが発生する可能性があるので、回転払出機30の旋回翼31の回転速度を低下させてホッパ20からの固体燃料7の払い出し量を低減することで電動機51の負荷を低下するか、または、ベルト53の一部へ付着した付着物の除去を目的に運搬用コンベア50の点検・清掃の実施が必要である。
運転電流値が定格電流値IRを超えないように、回転払出機30の旋回翼31の回転速度を低下させてホッパ20からの固体燃料7の払い出し量を低減する制御を行うと、運搬用コンベア50への固体燃料7の積載量が少なくなる。そのため、異常状態ではない通常運転における運搬用コンベア50が運搬可能な量よりも運搬量が減少してしまい、効率的な運用が不可となる。
図6の横軸は時間を示し、図6の縦軸は電動機51の電流値(運転電流)を示す。運転電流は実線で示され、平均電流値Iaveは一点鎖線で、電流値の最大値IPは太破線でそれぞれ示される。
図4のステップS402で在荷判定部61が運搬用コンベア50上に固体燃料7が積載されていると判定する場合、またはステップS403で異常判定部63が平均電流値Iaveは電流値初期値INLと所定値Bとの積以下の値であると判定した場合は、異常判定部63は電動機51の運転電流値の最大値IPと平均電流値Iaveとの偏差である運転電流偏差IDが第1閾値σを超えるか否かの判定を行う(S405)。例えば、平均電流値Iaveが払い出し期間1回の電動機51の電流値の平均であるとするならば、電流値の最大値IPは、平均電流値Iaveを取得したのと同じ払い出し期間1回における電流値の最大の値であるとする。平均電流値Iave及び電流値の最大値IPの取得は、無負荷運転時であってもよい。
図7には、本開示の幾つかの実施形態に係る供給システムの制御装置で行われる制御がフローチャートに示されている。
図8に示されるように、払い出し期間の電流値の最大値IPが定格電流値IRを超えている場合は、電動機51のサーマルトリップの発生を防ぐため、回転払出機30の旋回翼31の回転速度を低下させてホッパ20から運搬用コンベア50への固体燃料7の払い出し量を低減し、電流値の最大値IPが定格電流値IRを超えないように制御を行う。
図9に示されるように、電流値の最大値IPが定格電流値IRと所定値Aとの積を下回る場合は、運搬用コンベア50の固体燃料7の運搬能力を高く維持して効率的な運用を行うため、回転払出機30の旋回翼31の回転速度を増加させてホッパ20からの固体燃料7の払い出し量を増加させるように制御を行うことで、運搬用コンベア50による運搬量を増加させて効率的な運用を行う。
また、異常状態検知した場合に警報を報知することで、ユーザに供給システム1に異常が発生している可能性があることを知らせ、ユーザによる対策を促すことができる。
また、運搬用コンベア50及び供給システム1の停止処理を行うことで、安全に停止を行い、ユーザにより運搬用コンベア50及び供給システム1の保守を実施することができる。
また、電動機51の運転電流値を定格電流に近い電流値となるように払い出し量を制御することにより、運搬用コンベア50の運搬能力を高く維持して効率的な運用を行うことができる。
本開示に係る供給システム(1)の制御装置(60)は、ホッパ(20)内に貯留した貯留物(7)を払い出す払出部(30)と、前記ホッパ(20)から払い出された前記貯留物(7)を運搬するコンベア(50)と、前記コンベア(50)を駆動する電動機(51)と、を備える供給システム(1)の制御を行う供給システム(1)の制御装置(60)であって、前記コンベア(50)上の前記貯留物(7)の有無を判定する在荷判定部(61)と、前記電動機(51)の電流値を取得する電流取得部(62)と、を備え、前記貯留物(7)の有無と前記電動機(51)の前記電流値とに基づき前記供給システム(1)の運転状態を判定する。
本開示に係る供給システム(1)の制御装置(60)によれば、貯留物(7)の有無と電動機(51)の電流値とから供給システム(1)、特にコンベア(50)に異常が発生している可能性があることを検知し、異常が拡大する前に対策を講じることができる。これにより、コンベア(50)の電動機(51)のサーマルトリップ発生などの安全保護装置の作動による緊急停止を防ぎ、安定した運転を行うことができる。
本開示に係る供給システム(1)の制御装置(60)によれば、電動機(51)の平均電流値、また最大電流値と平均電流値との偏差である運転電流偏差の値に応じ、より詳細に供給システム(1)の運転状態を判定することができる。
本開示に係る供給システム(1)の制御装置(60)によれば、貯留物(7)の有無と、電動機(51)の平均電流値、及び運転電流偏差とに基づき、供給システム(1)の運転状態のうち、特に異常状態について、より詳細に判定を行うことができる。
本開示に係る供給システム(1)の制御装置(60)によれば、異常判定部(63)は、平均電流値の増大からコンベア(50)のローラ類軸受の固着や損傷等によるコンベア(50)の運搬系統の走行抵抗の増加を検知し、異常状態の可能性があることを検知することができる。
本開示に係る供給システム(1)の制御装置(60)によれば、異常判定部(63)は、コンベア(50)の1周する周期での運転電流偏差の増大からコンベア(50)のベルト(53)の一部への貯留物(7)の部分的な付着を検知し、異常状態の可能性があることを検知することができる。
本開示に係る供給システム(1)の制御装置(60)によれば、異常判定部(63)は、最大電流値の増大により貯留物(7)の含有水分量の増加などによる嵩比重の増加、すなわちコンベア(50)による貯留物(7)の運搬重量の増加を検知して電動機(51)の過負荷状態により継続的な運転が出来ないことを検知し、また、最大電流値の減少により貯留物(7)の含有水分量の低下などによる嵩比重の減少、すなわちコンベア(50)による貯留物(7)の運搬重量の減少を検知して電動機(51)の低負荷状態を検知し、コンベア(50)の貯留物(7)の運搬能力を高く維持して効率的な運用を継続して行うことができない異常の可能性があることを検知することができる。
本開示に係る供給システム(1)の制御装置(60)によれば、異常状態制御部(64)は、異常状態であると判定されると、払出部(30)によりホッパ(20)からの貯留物(7)の払い出し量の制御を行うことで、コンベア(50)による貯留物(7)の運搬重量を制御し、コンベア(50)の電動機(51)の運転電流値を所定の範囲内に制御することができる。
また、異常状態を検知した場合に警報を報知することで、ユーザに供給システム(1)に異常が発生する可能性があることを知らせ、ユーザによる対策を促すことができる。
また、コンベア(50)及び供給システム(1)の停止処理を行うことで、安全に停止を行い、ユーザによるコンベア(50)及び供給システム(1)の保守を実施することができる。
また、電動機(51)の運転電流値を定格電流に近い電流値となるように払い出し量を制御することにより、コンベア(50)の運搬能力を高く維持して効率的な運用を行うことができる。
本開示に係る供給システム(1)の制御方法によれば、貯留物(7)の有無と電動機(51)の電流値とから供給システム(1)、特にコンベア(50)に異常が発生している可能性があることを検知し、異常が拡大する前に対策を講じることができる。これにより、コンベア(50)の電動機(51)のサーマルトリップ発生などの安全保護装置の作動による緊急停止を防ぎ、安定した運転を行うことができる。
本開示に係る供給システム(1)の制御プログラムによれば、貯留物(7)の有無と電動機(51)の電流値とから供給システム(1)、特にコンベア(50)に異常が発生している可能性があることを検知し、異常が拡大する前に対策を講じることができる。これにより、コンベア(50)の電動機(51)のサーマルトリップ発生などの安全保護装置の作動による緊急停止を防ぎ、安定した運転を行うことができる。
6 搬送車両
7 固体燃料(貯留物)
10 払出装置
20 ホッパ
30 回転払出機(払出部)
37 旋回翼駆動装置
40 在荷検知器
50 運搬用コンベア(コンベア)
51 電動機
53 ベルト
60 制御装置
61 在荷判定部
62 電流取得部
63 異常判定部
64 異常状態制御部
70 報知装置
Claims (10)
- ホッパ内に貯留した貯留物を払い出す払出部と、前記ホッパから払い出された前記貯留物を運搬するコンベアと、前記コンベアを駆動する電動機と、を備える供給システムの制御を行う供給システムの制御装置であって、
前記コンベア上の前記貯留物の有無を判定する在荷判定部と、
前記電動機の電流値を取得する電流取得部と、を備え、
前記貯留物の有無と前記電動機の前記電流値とに基づき前記供給システムの運転状態を判定する供給システムの制御装置。 - 前記電流取得部は、前記コンベアの少なくとも1周する周期以上における前記電動機の前記電流値の平均である平均電流値、及び、前記平均電流値を取得した周期と同じ周期における前記電動機の前記電流値の最大値である最大電流値と前記平均電流値との偏差である運転電流偏差を取得し、前記供給システムの運転状態を判定する請求項1に記載の供給システムの制御装置。
- 前記在荷判定部が判定した前記貯留物の有無と、前記電流取得部が取得した前記電流値の前記平均電流値および前記運転電流偏差とに基づき、前記供給システムの異常状態を判定する異常判定部を備える請求項2に記載の供給システムの制御装置。
- 前記コンベア上に前記貯留物が積載されていない場合、または、前記払出部が停止中である無負荷運転時の場合の前記電動機の前記電流値を電流値初期値とし、
前記在荷判定部が前記コンベア上に前記貯留物が無いと判定すると、
前記異常判定部は、前記平均電流値が前記電流値初期値に第1所定値を掛け合わせた値を超える場合に前記供給システムが異常状態であると判定する請求項3に記載の供給システムの制御装置。 - 前記在荷判定部が前記コンベア上に前記貯留物が有ると判定する、または、前記在荷判定部が前記コンベア上に前記貯留物が無いと判定しかつ前記異常判定部が前記平均電流値は電流値初期値に第1所定値を掛け合わせた値以下であると判定すると、
前記異常判定部は、前記運転電流偏差が第1閾値を超える場合に前記供給システムが異常状態であると判定する請求項3または請求項4に記載の供給システムの制御装置。 - 前記在荷判定部が前記コンベア上に前記貯留物が有ると判定すると、
前記異常判定部は、前記最大電流値が前記電動機の定格電流を超える場合、または、前記最大電流値が前記定格電流に第2所定値を掛け合わせた値を下回る場合に前記供給システムが異常状態であると判定し、
前記ホッパの前記貯留物の払い出し量の制御を行う請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の供給システムの制御装置。 - 前記異常判定部により前記供給システムが異常状態であると判定された場合に、前記払出部による前記貯留物の払い出し量の制御、警報の報知、及び前記コンベアの停止処理の少なくとも一の制御を行う異常状態制御部を備える請求項3から請求項6のいずれか一項に記載の供給システムの制御装置。
- ホッパ内に貯留した貯留物を払い出す払出部と、
前記ホッパから払い出された前記貯留物を運搬するコンベアと、
前記コンベアを駆動する電動機と、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の供給システムの制御装置と、を備える供給システム。 - ホッパ内に貯留した貯留物を払い出す払出部と、前記ホッパから払い出された前記貯留物を運搬するコンベアと、前記コンベアを駆動する電動機と、を備える供給システムの制御を行う供給システムの制御方法であって、
前記コンベア上の前記貯留物の有無を判定する在荷判定工程と、
前記電動機の電流値を取得する電流取得工程と、を備え、
前記貯留物の有無と前記電動機の前記電流値とに基づき前記供給システムの運転状態を判定する供給システムの制御方法。 - ホッパ内に貯留した貯留物を払い出す払出部と、前記ホッパから払い出された前記貯留物を運搬するコンベアと、前記コンベアを駆動する電動機と、を備える供給システムの制御を行う供給システムの制御プログラムであって、
前記コンベア上の前記貯留物の有無を判定する在荷判定ステップと、
前記電動機の電流値を取得する電流取得ステップと、を備え、
前記貯留物の有無と前記電動機の前記電流値とに基づき前記供給システムの運転状態を判定する供給システムの制御プログラム。
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020015047A Pending JP2021121562A (ja) | 2020-01-31 | 2020-01-31 | 供給システムの制御装置、これを備える供給システム、及びその制御方法並びに制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021121562A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023053405A1 (ja) * | 2021-09-30 | 2023-04-06 | 株式会社Fuji | 部品実装機の検査方法と部品実装基板の製造方法 |
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2020
- 2020-01-31 JP JP2020015047A patent/JP2021121562A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023053405A1 (ja) * | 2021-09-30 | 2023-04-06 | 株式会社Fuji | 部品実装機の検査方法と部品実装基板の製造方法 |
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