JP2021120588A - マルチ制御弁ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】スプールを追加することなく外部への作動油の供給のオンオフを切り換えることができるマルチ制御弁ユニットを提供する。【解決手段】マルチ制御弁ユニット1は、互いに平行な複数のスプール5と、ハウジング2を含む。ハウジング2には、スプール5をそれぞれ保持する複数の保持穴50と、ポンプポート2aから複数の保持穴50に至るポンプ流路51と、ポンプ流路51から分岐して外部ポート2dに至る外部流路6が形成されている。ハウジング2には、外部流路6を開閉するポペット弁体71が組み込まれているとともに、ポペット弁体71との間に背圧室74を形成するように切換弁8が取り付けられている。切換弁8は、背圧室74の圧力を制御することによりポペット弁体71を操作する。【選択図】図3
Description
本発明は、複数の制御弁が一体となったマルチ制御弁ユニットに関する。
従来から、建設機械や産業機械などでは、複数の油圧アクチュエータへ複数の制御弁を介して油圧ポンプから作動油が供給される。一般的に、それらの制御弁は互いに一体となってマルチ制御弁ユニットを構成する。
具体的に、マルチ制御弁ユニットは、互いに平行な複数のスプールと、これらのスプールをそれぞれ保持する複数の保持穴が形成されたハウジングを含む。各スプールと、ハウジングにおけるそのスプールの周辺部などが1つの制御弁を構成する。
例えば、特許文献1には、油圧ショベルに搭載されるマルチ制御弁ユニットを含む油圧回路が開示されている。マルチ制御弁ユニットは、特許文献1の図2中に、3つの制御弁を囲む一点鎖線で示されている。また、特許文献1に開示された油圧回路では、マルチ制御弁ユニットの外側にメイン圧回路が形成されており、このメイン圧回路から油圧破砕機へ作動油が供給される。
より詳しくは、特許文献1に開示された油圧回路では、メイン圧回路が第1配管によりロジック弁と接続されており、そのロジック弁が第2配管により油圧破砕機と接続されている。ロジック弁はパイロット開閉弁により制御される。ロジック弁およびパイロット開閉弁は、油圧ショベルのブームに取り付けられる。
しかしながら、特許文献1に開示された油圧回路では、マルチ制御弁ユニットの外側の構成が複雑である。これに対し、特許文献1に開示された油圧回路のロジック弁およびパイロット開閉弁の代わりに、マルチ制御弁ユニットにスプールを1つ追加し、このスプールを利用して油圧破砕機用の制御弁を構成することも考えられる。しかし、この場合にはマルチ制御弁ユニットが大型化する。
そこで、本発明は、スプールを追加することなく外部への作動油の供給のオンオフを切り換えることができるマルチ制御弁ユニットを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のマルチ制御弁ユニットは、所定方向に沿って一列に並ぶ、互いに平行な複数のスプールと、前記複数のスプールをそれぞれ保持する複数の保持穴、ポンプポートから前記複数の保持穴に至るポンプ流路、および前記ポンプ流路から分岐して外部ポートに至る外部流路が形成されたハウジングと、前記ハウジングに組み込まれ、前記外部流路を開閉するポペット弁体と、前記ポペット弁体との間に背圧室を形成するように前記ハウジングに取り付けられ、前記背圧室の圧力を制御することにより前記ポペット弁体を操作する切換弁と、を備える、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、ハウジングに形成された外部流路を開閉するポペット弁体がハウジングに組み込まれ、そのポペット弁体がハウジングに取り付けられた切換弁により操作されるので、スプールを追加することなく外部への作動油の供給のオンオフを切り換えることができる。しかも、そのようなポペット弁体および切換弁を含むマルチ制御弁ユニットは、スプールを1つ追加したマルチ制御弁ユニットよりも小型である。
本発明によれば、スプールを追加することなく外部への作動油の供給のオンオフを切り換えることができるマルチ制御弁ユニットが提供される。
図1および図2に、本発明の一実施形態に係るマルチ制御弁ユニット1を示し、図3に、そのマルチ制御弁ユニット1を含む油圧回路を示す。
図3に示すように、図略の双方向駆動式の複数の油圧アクチュエータ(油圧シリンダおよび/または油圧モータ)へは、マルチ制御弁ユニット1を介してポンプ11から作動油が供給される。また、複数の油圧アクチュエータからは、マルチ制御弁ユニット1を介してタンクへ作動油が排出される。
本実施形態では、マルチ制御弁ユニット1が油圧ショベルに搭載されるものである。その油圧ショベルは油圧破砕機15を含み、この油圧破砕機15へも、ポンプ11からマルチ制御弁ユニット1を介して作動油が供給される。すなわち、マルチ制御弁ユニット1は、油圧破砕機15の制御機能も具備する。
マルチ制御弁ユニット1は、所定方向に沿って一列に並ぶ、互いに平行な複数のスプール5と、これらのスプール5をそれぞれ保持する複数の保持穴50が形成されたハウジング2を含む。また、マルチ制御弁ユニット1は、スプール5の軸方向においてハウジング2の両側に配置されたカバー31および複数のキャップ41を含む。ただし、マルチ制御弁ユニット1の構成はこれに限られるものではなく、適宜変更可能である。また、2つのマルチ制御弁ユニット1がスプール5が二列で並ぶように結合されてもよい。
各スプール5は、対応する保持穴50に摺動可能に保持される。各スプール5と、ハウジング2におけるそのスプール5の周辺部と、カバー31におけるそのスプール5と対応する部分と、そのスプール5と対応するキャップ41が1つの制御弁を構成する。本実施形態では、スプール5の数が4つであるが、スプール5の数は複数である限り特に限定されるものではない。
ハウジング2は、前記所定方向であるスプール5の並び方向を向く2つの端面25,26(図1では上面および下面)と、スプール5の軸方向を向く2つの側面(本発明の第1側面に相当)21,23と、スプール5の軸方向およびスプール5の並び方向と直交する方向を向く2つの側面(本発明の第2側面に相当)22,24を有する略直方体状である。換言すれば、側面22,24は、端面25,26および側面21,23と直交する。以下、説明の便宜上、スプール5の並び方向の一方を上方、他方を下方ともいう。
カバー31は、全ての保持穴50をスプール5の軸方向の一方から覆うようにハウジング2の側面23に固定されている。カバー31は複数の第1パイロット室32を形成しており、各第1パイロット室32に、対応するスプール5の一方の端部が露出している。
各キャップ41は、対応する保持穴50をスプール5の軸方向の他方から覆うようにハウジング2の側面21に固定されている。各キャップ41は第2パイロット室42を形成しており、各第2パイロット室42に、対応するスプール5の他方の端部が露出している。
本実施形態では、各第2パイロット室42内に、対応するスプール5を中立位置に維持するためのスプリング43が配置されている。このスプリング43は、スプール5が軸方向の一方に移動したときも他方に移動したときも、スプール5を中立位置に戻すように付勢する。なお、この構造は公知であるため、詳細な説明は省略する。
ただし、スプリング43に代えて、第1パイロット室32および第2パイロット室42内にスプール5を両側から付勢する一対のスプリングを配置してもよい。この場合、複数のキャップ41の代わりに、カバー31と同様に構成された、複数の第2パイロット室42を形成するカバーがハウジング2の側面21に固定されてもよい。あるいは、カバー31の代わりに、キャップ41と同様に構成された、それぞれが第1パイロット室32を形成する複数のキャップが側面23に固定されてもよい。
さらに、本実施形態では、カバー31に、複数の第1パイロット室32へそれぞれ二次圧を出力する複数の第1電磁比例弁33と、複数の第2パイロット室42へそれぞれ二次圧を出力する複数の第2電磁比例弁34が取り付けられている。図示は省略するが、第1電磁比例弁33および第2電磁比例弁34は、図2の紙面と直交する方向に並ぶように互いに平行に配置されている。ただし、本発明は、電磁比例弁を具備しないマルチ制御弁ユニットにも適用可能である。
ハウジング2の上側の端面25にはポンプポート2aが形成されており、このポンプポート2aは、ポンプライン12によりポンプ11と接続される。また、ハウジング2の下側の端面26にはタンクポート2bが形成されており、このタンクポート2bは、タンクライン13によりタンクと接続される。
さらに、ハウジング2の側面24には、スプール5ごとに一対の給排ポート2cが形成されている。給排ポート2cは、一対の給排ラインにより対応する図略の油圧アクチュエータと接続される。なお、給排ポート2cは、側面24と反対側の側面22に形成されてもよい。
ハウジング2には、ポンプポート2aから複数の保持穴50に至るポンプ流路51と、複数の保持穴50からタンクポート2bに至るタンク流路52が形成されている。また、ハウジング2には、保持穴50ごとに、当該保持穴50から対応する給排ポート2cに至る一対の給排流路54が形成されている。
さらに、本実施形態では、ハウジング2に、ポンプポート2aから全ての保持穴50を経由してタンクポート2bに至るセンターバイパス流路53が形成されている。このセンターバイパス流路53の上流側部分は、ポンプ流路51の上流側部分と合流して共通の流路となっており、センターバイパス流路53の下流側部分は、タンク流路52の下流側部分と合流して共通の流路となっている。ただし、センターバイパス流路53は形成されなくてもよい。
また、ハウジング2の側面22には外部ポート2dが形成されている。そして、ハウジング2には、ポンプ流路51から分岐して外部ポート2dに至る外部流路6が形成されている。外部ポート2dは、破砕機ライン14により油圧破砕機15と接続される。油圧破砕機15は、タンクライン17によりタンクと接続される。
さらに、ハウジング2には、外部流路6を開閉するポペット弁体71が組み込まれている。本実施形態では、ポペット弁体71が、スプール5の軸方向およびスプール5の並び方向と直交する方向に摺動可能となるように、ハウジング2の側面22から窪む有底穴内に配置されている。
ハウジング2の側面22には、ポペット弁体71との間に背圧室74を形成するように切換弁8が取り付けられている。つまり、背圧室74は、上記の有底穴の開口側部分である。切換弁8は、背圧室74の圧力を制御することによりポペット弁体71を操作する。
外部流路6は、より詳しくは、中間室62と、ポンプ流路51と中間室62とを接続する第1流路61と、中間室62と外部ポート2dとを接続する第2流路63を含む。中間室62は、上述した有底穴の底部であり、ポペット弁体71は、中間室62と背圧室74とを仕切っている。
第1流路61は中間室62の底面に開口しており、第2流路63は中間室62の周面に開口している。中間室62の底面には、第1流路61の開口の周囲に、ポペット弁体71用の弁座が形成されている。
背圧室74内には、ポペット弁体71を中間室62に向かって付勢するスプリング75が配置されている。ポペット弁体71には、中間室62と背圧室74とを連通する連通路72が形成されている。この連通路72には、絞り73が設けられている。
上述した切換弁8は、本実施形態では、タンクライン16によりタンクと接続されている。切換弁8は、背圧室74をタンクと連通させるかタンクから遮断するかを切り換える。
本実施形態では、切換弁8がパイロットポートを有し、このパイロットポートに導入されるパイロット圧に応じて作動する。ただし、切換弁8は、電気信号に応じて作動してもよい。
油圧ショベルの操縦者が図略の入力装置により油圧破砕機15の稼働を選択しなければ、切換弁8は背圧室74をタンクから遮断する。このとき、背圧室74の圧力は第1流路61の圧力と等しくなるため、ポペット弁体71はスプリング75の付勢力により外部流路6を閉じる(弁座に当接する)。
一方、操縦者が図略の入力装置により油圧破砕機15の稼働を選択すると、切換弁8のパイロットポートに高いパイロット圧が導入され、切換弁8が背圧室74をタンクと連通させる。これにより、ポペット弁体71に形成された連通路72に作動油が流れ、絞り73の作用により背圧室74の圧力が第1流路61の圧力よりも小さくなる。この圧力差によって、ポペット弁体71がスプリング75の付勢力に抗して作動し、外部流路6を開く(弁座から離間する)。
以上説明したように、本実施形態のマルチ制御弁ユニット1では、ハウジング2に形成された外部流路6を開閉するポペット弁体71がハウジング2に組み込まれ、そのポペット弁体71がハウジング2に取り付けられた切換弁8により操作されるので、スプール5を追加することなく外部への作動油の供給のオンオフを切り換えることができる。しかも、そのようなポペット弁体71および切換弁8を含むマルチ制御弁ユニット1は、スプール5を1つ追加したマルチ制御弁ユニットよりも小型である。さらには、ポペット弁体71を用いた流路構成は、スプール5を用いた流路構成に比べてシンプルで設計自由度が高い。
(変形例)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、ポペット弁体71が上下方向に摺動可能となるように、ハウジング2の端面25,26のどちらかから窪む有底穴内に配置され、その端面に切換弁8が取り付けられてもよい。ただし、前記実施形態のように切換弁8がハウジング2の側面22に取り付けられていれば、ハウジングの端面(25または26)に切換弁8を取り付けた場合に比べて、マルチ制御弁ユニット1の搭載スペースを小さくすることができる。あるいは、切換弁8は、スプール3の軸方向を向く側面(21または23)に取り付けられてもよい。
また、図4に示すように、切換弁8は、当該切換弁8の内部およびハウジング2の内部に形成された内部流路18により第2流路63と接続されてもよい。この場合、切換弁8は、背圧室74を第2流路63と連通させるか第2流路63から遮断するかを切り換える。図4に示す構成では、切換弁8に接続されるタンクラインを不要とすることができる。
(まとめ)
本発明のマルチ制御弁ユニットは、所定方向に沿って一列に並ぶ、互いに平行な複数のスプールと、前記複数のスプールをそれぞれ保持する複数の保持穴、ポンプポートから前記複数の保持穴に至るポンプ流路、および前記ポンプ流路から分岐して外部ポートに至る外部流路が形成されたハウジングと、前記ハウジングに組み込まれ、前記外部流路を開閉するポペット弁体と、前記ポペット弁体との間に背圧室を形成するように前記ハウジングに取り付けられ、前記背圧室の圧力を制御することにより前記ポペット弁体を操作する切換弁と、を備える、ことを特徴とする。
本発明のマルチ制御弁ユニットは、所定方向に沿って一列に並ぶ、互いに平行な複数のスプールと、前記複数のスプールをそれぞれ保持する複数の保持穴、ポンプポートから前記複数の保持穴に至るポンプ流路、および前記ポンプ流路から分岐して外部ポートに至る外部流路が形成されたハウジングと、前記ハウジングに組み込まれ、前記外部流路を開閉するポペット弁体と、前記ポペット弁体との間に背圧室を形成するように前記ハウジングに取り付けられ、前記背圧室の圧力を制御することにより前記ポペット弁体を操作する切換弁と、を備える、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、ハウジングに形成された外部流路を開閉するポペット弁体がハウジングに組み込まれ、そのポペット弁体がハウジングに取り付けられた切換弁により操作されるので、スプールを追加することなく外部への作動油の供給のオンオフを切り換えることができる。しかも、そのようなポペット弁体および切換弁を含むマルチ制御弁ユニットは、スプールを1つ追加したマルチ制御弁ユニットよりも小型である。
前記ハウジングは、前記所定方向を向く端面と、前記複数のスプールの軸方向を向く第1側面と、前記端面および前記第1側面と直交する第2側面を含み、前記切換弁は、前記第2側面に取り付けられてもよい。この構成によれば、ハウジングの端面に切換弁を取り付けた場合に比べて、マルチ制御弁ユニットの搭載スペースを小さくすることができる。
例えば、前記外部流路は、中間室と、前記ポンプ流路と前記中間室とを接続する第1流路と、前記中間室と前記外部ポートとを接続する第2流路を含んでもよい。
例えば、前記ポペット弁体は前記中間室と前記背圧室とを仕切り、前記背圧室内には、前記ポペット弁体を前記中間室に向かって付勢するスプリングが配置されており、前記ポペット弁体には、前記中間室と前記背圧室とを連通する連通路が形成されてもよい。
例えば、前記切換弁は、前記背圧室をタンクと連通させるか前記タンクから遮断するかを切り換えてもよい。
あるいは、前記切換弁は、前記背圧室を前記第2流路と連通させるか前記第2流路から遮断するかを切り換えてもよい。この構成によれば、切換弁に接続されるタンクラインを不要とすることができる。
前記マルチ制御弁ユニットは、油圧ショベルに搭載されるものであり、前記外部ポートは、油圧破砕機と接続されてもよい。この構成によれば、マルチ制御弁ユニットに油圧破砕機の制御機能を具備することができる。
1 マルチ制御弁ユニット
15 油圧破砕機
2 ハウジング
2a ポンプポート
2d 外部ポート
21,23 側面(第1側面)
22,24 側面(第2側面)
25,26 端面
5 スプール
50 保持穴
6 外部流路
61 第1流路
62 中間室
63 第2流路
71 ポペット弁体
72 連通路
73 絞り
74 背圧室
75 スプリング
15 油圧破砕機
2 ハウジング
2a ポンプポート
2d 外部ポート
21,23 側面(第1側面)
22,24 側面(第2側面)
25,26 端面
5 スプール
50 保持穴
6 外部流路
61 第1流路
62 中間室
63 第2流路
71 ポペット弁体
72 連通路
73 絞り
74 背圧室
75 スプリング
Claims (7)
- 所定方向に沿って一列に並ぶ、互いに平行な複数のスプールと、
前記複数のスプールをそれぞれ保持する複数の保持穴、ポンプポートから前記複数の保持穴に至るポンプ流路、および前記ポンプ流路から分岐して外部ポートに至る外部流路が形成されたハウジングと、
前記ハウジングに組み込まれ、前記外部流路を開閉するポペット弁体と、
前記ポペット弁体との間に背圧室を形成するように前記ハウジングに取り付けられ、前記背圧室の圧力を制御することにより前記ポペット弁体を操作する切換弁と、
を備える、マルチ制御弁ユニット。 - 前記ハウジングは、前記所定方向を向く端面と、前記複数のスプールの軸方向を向く第1側面と、前記端面および前記第1側面と直交する第2側面を含み、
前記切換弁は、前記第2側面に取り付けられている、請求項1に記載のマルチ制御弁ユニット。 - 前記外部流路は、中間室と、前記ポンプ流路と前記中間室とを接続する第1流路と、前記中間室と前記外部ポートとを接続する第2流路を含む、請求項1または2に記載のマルチ制御弁ユニット。
- 前記ポペット弁体は前記中間室と前記背圧室とを仕切り、前記背圧室内には、前記ポペット弁体を前記中間室に向かって付勢するスプリングが配置されており、
前記ポペット弁体には、前記中間室と前記背圧室とを連通する連通路が形成されている、請求項3に記載のマルチ制御弁ユニット。 - 前記切換弁は、前記背圧室をタンクと連通させるか前記タンクから遮断するかを切り換える、請求項1〜4の何れか一項に記載のマルチ制御弁ユニット。
- 前記切換弁は、前記背圧室を前記第2流路と連通させるか前記第2流路から遮断するかを切り換える、請求項3または4に記載のマルチ制御弁ユニット。
- 前記マルチ制御弁ユニットは、油圧ショベルに搭載されるものであり、
前記外部ポートは、油圧破砕機と接続される、請求項1〜6の何れか一項に記載のマルチ制御弁ユニット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020014343A JP2021120588A (ja) | 2020-01-31 | 2020-01-31 | マルチ制御弁ユニット |
CN202120149262.XU CN214661165U (zh) | 2020-01-31 | 2021-01-20 | 多路控制阀单元 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020014343A JP2021120588A (ja) | 2020-01-31 | 2020-01-31 | マルチ制御弁ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021120588A true JP2021120588A (ja) | 2021-08-19 |
Family
ID=77270234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020014343A Pending JP2021120588A (ja) | 2020-01-31 | 2020-01-31 | マルチ制御弁ユニット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021120588A (ja) |
CN (1) | CN214661165U (ja) |
-
2020
- 2020-01-31 JP JP2020014343A patent/JP2021120588A/ja active Pending
-
2021
- 2021-01-20 CN CN202120149262.XU patent/CN214661165U/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN214661165U (zh) | 2021-11-09 |
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