JP2021117621A - 情報提示システム、電力計測システム、情報提示方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】課題は、計測装置の施工が正しく行われる可能性を向上できる、情報提示システム、電力計測システム、情報提示方法、及びプログラムを提供することである。【解決手段】情報提示システム10は、計測装置の施工の手順を含む説明コンテンツの提示をする第1提示部F11と、計測装置150の施工状態に関する状態情報を含む状態コンテンツの提示をする第2提示部F12とを備える。【選択図】 図3
Description
本開示は、一般に、情報提示システム、電力計測システム、情報提示方法、及びプログラムに関する。本開示は、特に、計測装置に関する、情報提示システム、電力計測システム、情報提示方法、及びプログラムに関する。
特許文献1は、電力計測ユニット(計測装置)を開示する。特許文献1の電力計測ユニットは、分電盤内の所定箇所に設置されてセンサユニット(センサ)が設置された各回路の電力を計測する機能を有する。電力計測ユニットは、センサユニットと信号線、電線を用いて接続され、また、通信線を介してパソコンなどの外部の監視装置に電力計測値を出力する。
電力計測ユニット(計測装置)を利用するにあたっては、分電盤内の所定箇所に設置し、配線を正しく行う必要がある。このような計測装置の施工は、煩雑であるため、計測装置の施工が正しく行われない場合がある。
課題は、計測装置の施工が正しく行われる可能性を向上できる、情報提示システム、電力計測システム、情報提示方法、及びプログラムを提供することである。
本開示の一態様の情報提示システムは、計測装置の施工の手順を含む説明コンテンツの提示をする第1提示部と、前記計測装置の施工状態に関する状態情報を含む状態コンテンツの提示をする第2提示部とを備える。
本開示の一態様の電力計測システムは、前記情報提示システムと、前記計測装置とを備える。
本開示の一態様の情報提示方法は、計測装置を施工するための手順を示す説明コンテンツの提示をする第1提示ステップと、前記計測装置の施工状態に関する情報を示す状態コンテンツの提示をする第2提示ステップとを含む。
本開示の一態様のプログラムは、1以上のプロセッサに、前記情報提示方法を実行させるための、プログラムである。
本開示の態様によれば、計測装置の施工が正しく行われる可能性を向上できる、という効果を奏し得る。
(1)実施形態
(1−1)概要
本実施形態は、電気機器の一種である計測装置の施工に関する。特に、本実施形態は、図1に示すように、分電盤100への計測装置150の施工に関する。ここで、分電盤100は、外部電源である交流電源200からの電力を分配するために利用される。つまり、分電盤100は、交流電源200に電気的に接続される。交流電源は、一例として、商用電源である。図1では、分電盤100は、主幹開閉器(主幹ブレーカ)110と、複数の分岐開閉器(分岐ブレーカ)120とを備える。なお、分電盤100は、複数の分岐開閉器120を備えることは必須ではなく、1以上の分岐開閉器120を有していればよい。また、分電盤100は、主幹開閉器110及び複数の分岐開閉器120を収容するキャビネット130を備える。キャビネット130は、造営材(例えば建物の壁)に取り付けられる。造営材は、建物(戸建て住宅、集合住宅の住戸又はテナントビル等)内の部屋の壁に限らず、例えば、建物内の部屋の天井又は床であってもよい。
(1−1)概要
本実施形態は、電気機器の一種である計測装置の施工に関する。特に、本実施形態は、図1に示すように、分電盤100への計測装置150の施工に関する。ここで、分電盤100は、外部電源である交流電源200からの電力を分配するために利用される。つまり、分電盤100は、交流電源200に電気的に接続される。交流電源は、一例として、商用電源である。図1では、分電盤100は、主幹開閉器(主幹ブレーカ)110と、複数の分岐開閉器(分岐ブレーカ)120とを備える。なお、分電盤100は、複数の分岐開閉器120を備えることは必須ではなく、1以上の分岐開閉器120を有していればよい。また、分電盤100は、主幹開閉器110及び複数の分岐開閉器120を収容するキャビネット130を備える。キャビネット130は、造営材(例えば建物の壁)に取り付けられる。造営材は、建物(戸建て住宅、集合住宅の住戸又はテナントビル等)内の部屋の壁に限らず、例えば、建物内の部屋の天井又は床であってもよい。
主幹開閉器110は、一次側端端子と、二次側端子と、一次側端子と二次側端子との間の電路に接続された接点とを備える。主幹開閉器110は、例えば接点に漏電電流又は過負荷電流等の過電流が流れる異常状態を検知すると、接点を開いて電路を遮断する。主幹開閉器110は従来周知の構成であってよいから詳細な説明は省略する。
分岐開閉器120は、配線用遮断器である。分岐開閉器120は、電源端子部(一次側接続部)と、負荷接続部(二次側接続部)とを備える。また、分岐開閉器120は、遮断回路を備える。遮断回路は、電源端子部と負荷接続部との間の電路に挿入される接点装置と、接点装置を操作するためのハンドルとを備える。電源端子部は、電源との接続に利用される。電源端子部は、主幹開閉器110との電気的接続に利用される。負荷接続部は、負荷との接続に利用される。負荷としては、電気機器との接続のための配線器具が挙げられる。配線器具としては、コンセント、引掛シーリング等がある。なお、分岐開閉器120は、熱動式引外し装置を有していてもよい。熱動式引外し装置は、例えば、バイメタル又はトリメタル等の熱動素子を含み、熱動素子が作動することにより、遮断回路の接点装置を開くように構成される。また、分岐開閉器120は、電磁式引外し装置を有していてもよい。電磁式引外し装置は、例えば、電磁石装置を含み、電磁石装置が作動することにより、遮断回路の接点装置を瞬時に開くように構成される。なお、分岐開閉器120は、配線用遮断器(ブレーカ)としての機能を有していなくてもよい。分岐開閉器120は、例えば、スイッチ、リレー又は解列器として用いられてもよい。
キャビネット130は、複数の取付部材140を備える。取付部材140は、分岐開閉器120をキャビネット130に固定するために利用される。本実施形態では、取付部材140は、DINレールである。
計測装置150は、分電盤100に設置される。計測装置150は、取付部材140に取り付けられることで、キャビネット130に固定される。また、計測装置150は、分電盤100の分岐開閉器120に電気的に接続されて、交流電源200からの電力を受け取る。また、計測装置150は、センサ300に電気的に接続されて、センサ300からセンシング情報を取得する。
本実施形態では、図2に示すように、計測装置150は、情報提示システム10とともに、電力計測システム1を構成する。この電力計測システム1では、情報提示システム10は、施工者P10が計測装置150を分電盤100に施工する際に利用され得る。図3に示すように、情報提示システム10は、計測装置150の施工の手順を含む説明コンテンツの提示をする第1提示部F11と、前記計測装置150の施工状態に関する状態情報を含む状態コンテンツの提示をする第2提示部F12とを備える。
このように、情報提示システム10は、計測装置150の施工の手順を含む説明コンテンツと、計測装置150の施工状態に関する状態情報を含む状態コンテンツとの提示をする。そのため、施工者P10は、説明コンテンツに従って、計測装置150の施工を行うことができる。また、施工者P10は、状態コンテンツに従って、計測装置150の施工状態の判断が可能となる。例えば、施工者P10は、計測装置150の施工が正しく行われたかどうかの判断が可能となる。計測装置150の施工が正しく行われていれば、計測装置150の施工を完了してよい。一方で、計測装置150の施工が正しく行われていなければ、説明コンテンツに従って計測装置150の施工をやり直せばよい。したがって、本実施形態の情報提示システム10によれば、計測装置150の施工が正しく行われる可能性を向上できる。
(1−2)詳細
以下、本実施形態の電力計測システム1を構成する計測装置150及び情報提示システム10について、図面を参照して更に詳細に説明する。
以下、本実施形態の電力計測システム1を構成する計測装置150及び情報提示システム10について、図面を参照して更に詳細に説明する。
(1−2−1)計測装置
計測装置150は、上述したように、分電盤100に設置される。計測装置150は、取付部材140に取り付けられることで、キャビネット130に固定される。本実施形態では、取付部材140はDINレールであり、計測装置150は、DINレールに取り付け可能に構成されている。DINレールに取り付け可能な構造は、従来周知の構造であってよいから、詳細な説明は省略する。
計測装置150は、上述したように、分電盤100に設置される。計測装置150は、取付部材140に取り付けられることで、キャビネット130に固定される。本実施形態では、取付部材140はDINレールであり、計測装置150は、DINレールに取り付け可能に構成されている。DINレールに取り付け可能な構造は、従来周知の構造であってよいから、詳細な説明は省略する。
計測装置150は、例えば、センサ300からのセンシング情報(例えば、測定値)に基づいて所定の物理量に関する計測情報を生成する。本実施形態では、センサ300は、電流センサである。電流センサは、交流電源200からの供給電力、太陽電池、蓄電装置、及び燃料電池等の発電設備からの供給電力、及び負荷等での消費電力等の計測に利用される。この場合、所定の物理量としては、電力(単位W)が挙げられる。本実施形態の場合、計測装置150は、センサ300からのセンシング情報(電流値)に基づいて所定の物理量(電力)に関する計測情報(電力計測情報)を生成する。本実施形態では、計測装置150は、図2に示すように、センサ300(電流センサ)が電気的に接続されるセンサ接続部151を有する。センサ接続部151は、通信線L2のプラグを接続可能なジャックを含み得る。通信線L2は、本実施形態では、LANケーブルである。
計測装置150は、計測情報を送信する。本実施形態では、計測装置150は、無線通信によって計測情報を送信する。一例として、計測装置150は、ゲートウェイ等の通信装置400(図2参照)と無線通信が可能であって、計測情報を通信装置400に送信する。通信装置400に送信された計測情報は、通信装置400から、予め設定された情報提示システム10に無線通信又は有線通信によって送信される。そして、情報提示システム10は、通信装置400から受け取った計測情報を提示することができ、これによって、ユーザは情報提示システム10にて計測情報を確認することが可能となる。
本実施形態では、計測装置150は、図2に示すように、操作部152を備える。操作部152は、計測装置150による通信の設定に用いられる。つまり、操作部152は、計測装置150を通信装置400に無線通信により通信可能に接続するために利用される。本実施形態では、操作部152が操作されることで、計測装置150は、無線通信の相手先の登録が可能となる。本実施形態では、操作部152は、プッシュスイッチである。
計測装置150は、交流電源200からの交流電力から動作電力を生成する。動作電力は、計測装置150での計測及び通信に利用され得る。例えば、計測装置150は、交流電源200からの入力電力(交流電力)に基づいて、動作電力(直流電力)を生成する。本実施形態では、計測装置150は、電源端子部153を備える(図6参照)。電源端子部153は、外部電源(交流電源200)からの電源線L1が電気的に接続される。本実施形態では、電源端子部153は、電源線L1によって、分電盤100の分岐開閉器120に電気的に接続される。これによって、電源端子部153が交流電源200に電気的に接続される。
(1−2−2)情報提示システム
情報提示システム10は、図3に示すように、入出力部11と、通信部12と、記憶部13と、処理部14とを備える。入出力部11、通信部12、記憶部13、及び処理部14は、同一の筐体に収容され得る。情報提示システム10は、情報端末であり、例えば、スマートフォンである。なお、情報提示システム10は、タブレット端末、ウェアラブル端末等の携帯端末、又はパーソナルコンピュータにより実現され得る。
情報提示システム10は、図3に示すように、入出力部11と、通信部12と、記憶部13と、処理部14とを備える。入出力部11、通信部12、記憶部13、及び処理部14は、同一の筐体に収容され得る。情報提示システム10は、情報端末であり、例えば、スマートフォンである。なお、情報提示システム10は、タブレット端末、ウェアラブル端末等の携帯端末、又はパーソナルコンピュータにより実現され得る。
入出力部11は、情報提示システム10を操作するための入力装置を備える。入力装置は、例えば、タッチパッド11aを含む。また、入力装置は、1以上のボタンを有し得る。入出力部11は、視覚情報を表示するための画像表示装置11bを備える。画像表示装置11bは、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの薄型のディスプレイ装置である。なお、入出力部11のタッチパッド11aと画像表示装置11bとでタッチパネルが構成されてもよい。
通信部12は、通信インタフェースである。通信部12は、情報提示システム10を通信装置400に通信可能に接続する機能を有する。通信部12は、所定の通信プロトコルに準拠している。所定の通信プロトコルは、周知の様々な有線及び無線通信規格(例えば、電灯線通信プロトコル、無線通信プロトコル、赤外線通信プロトコル、拡張HBSプロトコル、Lon Talk(登録商標) プロトコル)から選択され得る。また、無線通信プロトコルの例としては、特定小電力無線の規格及び無線LAN(Local Area Network)の規格が挙げられる。特定小電力無線の規格としては、Wi−SUN(登録商標)の規格及びWi−SUNHAN(登録商標)が挙げられる。無線LANの規格としては、Wi−Fi(登録商標)が挙げられる。
記憶部13は、処理部14での処理に必要な情報を記憶するために用いられる。記憶部13は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等である。
処理部14は、情報提示システム10の全体的な制御、すなわち、入出力部11、通信部12、及び記憶部13を制御するように構成される。処理部14は、1以上のプロセッサ(マイクロプロセッサ)と1以上のメモリとを含むコンピュータシステムにより実現され得る。つまり、1以上のプロセッサが1以上のメモリに記憶された1以上のプログラム(アプリケーション)を実行することで、処理部14として機能する。プログラムは、ここでは処理部14のメモリに予め記録されているが、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
処理部14は、第1提示部F11と、第2提示部F12とを備える。第1提示部F11と、第2提示部F12とは、実体のある構成を示しているわけではなく、処理部14によって実現される機能を示している。
第1提示部F11は、計測装置150の施工の手順を含む説明コンテンツの提示をする。本実施形態では、計測装置150の施工の手順は、第1ステップと、第2ステップと、第3ステップと、第4ステップと、第5ステップとを含む。第1ステップは、計測装置150を分電盤100のキャビネット130内に配置するステップ(計測装置配置ステップ)である。第2ステップは、計測装置150を取付部材140に固定するステップ(計測装置固定ステップ)である。第3ステップは、計測装置150を交流電源200に電気的に接続するステップ(電源接続ステップ)である。第4ステップは、計測装置150をセンサ300に電気的に接続するステップ(センサ接続ステップ)である。第5ステップは、計測装置150を通信装置400に通信可能に接続するステップ(無線接続ステップ)である。
本実施形態では、説明コンテンツの提示は、説明コンテンツの少なくとも一部の表示を含む。より詳細には、第1提示部F11は、説明コンテンツとして、説明表示画面を画像表示装置11bに表示する。以下に、第1提示部F11が画像表示装置11bに表示する説明表示画面について説明する。
説明表示画面は、例えば、説明表示画面G10〜G15(図4〜図9)を含む。説明表示画面G10〜G15は、第1ステップ(計測装置配置ステップ)、第2ステップ(計測装置固定ステップ)、第3ステップ(電源接続ステップ)、第4ステップ(センサ接続ステップ)、第5ステップ(第1無線接続ステップ)、及び第6ステップ(第2無線接続ステップ)にそれぞれ対応する。なお、図4〜図9において、符号及び当該符号の付随物(指示線や矢印等)は、説明表示画面G10〜G15の説明のために記載されており、説明表示画面G10〜G15自体に含まれているわけではない。
説明コンテンツの提示にあたっては、第1提示部F11は、最初に、説明表示画面G10を表示する。
説明表示画面G10は、第1ステップ(計測装置配置ステップ)に対応する。説明表示画面G10は、第1表示領域R101、第2表示領域R102、及びボタンB10を含む。第1表示領域R101及び第2表示領域R102は、計測装置150を分電盤100のキャビネット130内に配置する方法を説明する内容を表示する。例えば、第1表示領域R101及び第2表示領域R102は、計測装置150をキャビネット130内に配置する際に必要な絶縁距離等を表示する。ここで、第1表示領域R101は、計測装置150を分電盤100のキャビネット130内に配置する方法を説明するイラストを表示する。第2表示領域R102は、計測装置150を分電盤100のキャビネット130内に配置する方法を説明するテキストを表示する。したがって、施工者P10は、第1表示領域R101及び第2表示領域R102を参照して、計測装置150を分電盤100のキャビネット130内に配置することができる。ボタンB10は、計測装置150の施工の手順を第2ステップに進めるためのボタンである。したがって、ボタンB10がタッチパッド11aで選択されると、第1提示部F11は、説明表示画面G10の表示を終了して、説明表示画面G11の表示を開始する。
説明表示画面G11は、第2ステップ(計測装置固定ステップ)に対応する。説明表示画面G11は、第1表示領域R111、第2表示領域R112、及びボタンB11を含む。第1表示領域R111及び第2表示領域R112は、計測装置150を取付部材140に固定する方法を説明する内容を表示する。本実施形態では、第1表示領域R111及び第2表示領域R112は、計測装置150を取付部材140から取り外す方法を説明する内容も表示する。ここで、第1表示領域R111は、計測装置150を取付部材140に固定する方法、及び、計測装置150を取付部材140から取り外す方法を説明するイラストを表示する。第2表示領域R112は、計測装置150を取付部材140に固定する方法、及び、計測装置150を取付部材140から取り外す方法を説明するテキストを表示する。したがって、施工者P10は、第1表示領域R111及び第2表示領域R112を参照して、計測装置150を取付部材140に固定でき、また、計測装置150を取付部材140から取り外すことができる。ボタンB11は、計測装置150の施工の手順を第3ステップに進めるためのボタンである。したがって、ボタンB11がタッチパッド11aで選択されると、第1提示部F11は、説明表示画面G11の表示を終了して、説明表示画面G12の表示を開始する。
説明表示画面G12は、第3ステップ(電源接続ステップ)にそれぞれ対応する。説明表示画面G12は、第1表示領域R121、第2表示領域R122、及びボタンB12を含む。第1表示領域R121及び第2表示領域R122は、計測装置150を交流電源200に電気的に接続する方法を説明する内容を表示する。例えば、この内容は、計測装置150の電源端子部153に電源線L1を接続する方法を含む。ここで、第1表示領域R121は、計測装置150を交流電源200に電気的に接続する方法を説明するイラストを表示する。第2表示領域R122は、計測装置150を交流電源200に電気的に接続する方法を説明するテキストを表示する。したがって、施工者P10は、第1表示領域R121及び第2表示領域R122を参照して、計測装置150の電源端子部153に電源線L1を接続して、計測装置150を交流電源200に電気的に接続することができる。ボタンB12は、計測装置150の施工の手順を第4ステップに進めるためのボタンである。したがって、ボタンB12がタッチパッド11aで選択されると、第1提示部F11は、説明表示画面G12の表示を終了して、説明表示画面G13の表示を開始する。
説明表示画面G13は、第4ステップ(センサ接続ステップ)に対応する。説明表示画面G13は、第1表示領域R131、第2表示領域R132、及びボタンB13を含む。第1表示領域R131及び第2表示領域R132は、計測装置150をセンサ300に電気的に接続する方法を説明する内容を表示する。例えば、この内容は、計測装置150のセンサ接続部151に通信線L2を接続する方法を含む。ここで、第1表示領域R131は、計測装置150をセンサ300に電気的に接続する方法を説明するイラストを表示する。第2表示領域R132は、計測装置150をセンサ300に電気的に接続する方法を説明するテキストを表示する。したがって、施工者P10は、第1表示領域R131及び第2表示領域R132を参照して、計測装置150のセンサ接続部151に通信線L2を接続して、計測装置150をセンサ300に電気的に接続することができる。ボタンB13は、計測装置150の施工の手順を第5ステップに進めるためのボタンである。したがって、ボタンB13がタッチパッド11aで選択されると、第1提示部F11は、説明表示画面G13の表示を終了して、説明表示画面G14の表示を開始する。
説明表示画面G14は、第5ステップ(第1無線接続ステップ)に対応する。説明表示画面G14は、第1表示領域R141、第2表示領域R142、及びボタンB14を含む。第1表示領域R141及び第2表示領域R142は、計測装置150を通信装置400に通信可能に接続するための手順を説明する内容を表示する。例えば、この内容は、通信装置400を無線通信の相手先の登録が可能なモード(登録モード)に設定する方法を含む。ここで、第1表示領域R141は、計測装置150の通信相手である通信装置400のイラストを表示する。第2表示領域R142は、計測装置150の通信相手である通信装置400を登録モードに設定する方法を説明するテキストを表示する。ここで、ボタンB14は、通信装置400を登録モードに設定して、計測装置150の施工の手順を第6ステップに進めるためのボタンである。したがって、施工者P10は、第1表示領域R141及び第2表示領域R142を参照して、計測装置150の通信相手が通信装置400であることを確認して、ボタンB14をタッチパッド11aで選択する。ボタンB14がタッチパッド11aで選択されると、第1提示部F11は、通信部12を介して通信装置400に、通信装置400を計測装置150との無線通信が可能な状態に設定する指示を送る。更に、第1提示部F11は、説明表示画面G13の表示を終了して、説明表示画面G14の表示を開始する。
説明表示画面G15は、第6ステップ(第2無線接続ステップ)に対応する。説明表示画面G15は、第1表示領域R151、第2表示領域R152、第3表示領域R153、及びボタンB15を含む。第1表示領域R151、第2表示領域R152、及び第3表示領域R153は、計測装置150を通信装置400に通信可能に接続するための手順を説明する内容を表示する。例えば、この内容は、計測装置150を無線通信の相手先の登録が可能なモード(登録モード)に設定する方法を含む。本実施形態では、当該内容は、計測装置150の操作部152を操作することの指示を含む。ここで、第1表示領域R151は、計測装置150を登録モードに設定する方法を説明するイラスト(計測装置150の操作部152を操作することを指示するイラスト)を表示する。第2表示領域R152は、計測装置150の通信相手である通信装置400のイラストを表示する。第3表示領域R153は、計測装置150を登録モードに設定する方法を説明するテキスト(計測装置150の操作部152を操作することを指示するテキスト)を表示する。ここで、ボタンB15は、説明コンテンツの提示を終了するためのボタンである。したがって、ボタンB15がタッチパッド11aで選択されると、第1提示部F11は、説明表示画面G15の表示を終了する。
第2提示部F12は、計測装置150の施工状態に関する状態情報を含む状態コンテンツの提示をする。本実施形態では、第2提示部F12は、状態コンテンツに利用する情報を通信部12を介して計測装置150から取得する。状態コンテンツに利用する情報は、計測装置150による計測の結果である。例えば、第2提示部F12は、計測装置150による計測の結果から、電圧値、電流値、及び力率を求めて、状態コンテンツに含める。このように、本実施形態では、状態情報は、計測装置150による計測の結果を含む。
状態コンテンツの提示は、状態コンテンツの少なくとも一部の表示を含んでいてよい。本実施形態では、第2提示部F12は、状態コンテンツとして、状態表示画面を画像表示装置11bに表示する。以下に、第2提示部F12が画像表示装置11bに表示する状態表示画面について説明する。
状態表示画面は、例えば、状態表示画面G16(図10)を含む。なお、図10において、符号及び当該符号の付随物(指示線や矢印等)は、状態表示画面G16の説明のために記載されており、状態表示画面G16自体に含まれているわけではない。
第2提示部F12は、第1提示部F11による説明コンテンツの提示に続けて、状態コンテンツの提示をする。本実施形態では、第2提示部F15は、説明表示画面G15のボタンB15がタッチパッド11aで選択されると、状態表示画面G16の表示を開始する。
状態表示画面G16は、第1表示領域R161、第2表示領域R162、ボタンB161、及びボタンB162を含む。第1表示領域R161は、計測装置150の施工状態の確認を促すテキストを表示する。例えば、当該テキストは、計測装置150の施工が正しく行われているかどうかを判断して、計測装置150の施工が正しくなければ、再度施工を行うことを促すテキストを含み得る。第2表示領域R162は、計測装置150による計測の結果を含む計測情報を表示する。例えば、計測情報は、電線の各線の電圧値、電流値、及び力率を示す表を含み得る。施工者P10は、第2表示領域R162に表示される表によって、計測装置150による計測の結果を確認し、想定通りの結果となっているかどうかを判断することができる。そして、計測装置150による計測の結果が想定通りの結果となっていれば、計測装置150が正しく施工されていると判断することができる。一方で、計測装置150による計測の結果が想定とは異なる結果となっていれば、計測装置150が正しく施工されていないと判断することができる。ボタンB161は、計測装置150の施工が正しく行われていると判断した場合に操作されるボタンである。したがって、ボタンB161がタッチパッド11aで選択されると、第2提示部F12は、状態表示画面G16の表示を終了する。ボタンB162は、計測装置150の施工が正しく行われていないと判断した場合に操作されるボタンである。したがって、ボタンB162がタッチパッド11aで選択されると、第2提示部F12は、状態表示画面G16の表示を終了し、第1提示部F11が説明表示画面G10の表示を再度行う。
(1−3)説明コンテンツと状態コンテンツの提示動作
次に、情報提示システム10による説明コンテンツと状態コンテンツの提示に関する動作について図11を参照して簡単に説明する。
次に、情報提示システム10による説明コンテンツと状態コンテンツの提示に関する動作について図11を参照して簡単に説明する。
まず、情報提示システム10は、説明コンテンツの提示を開始する指示を入出力部11で受け付けると、第1提示部F11によって、説明コンテンツの提示を開始する(S11)。
説明コンテンツの提示にあたっては、第1提示部F11は、最初に、説明表示画面G10を表示する(図4参照)。施工者P10は、説明表示画面G10を参照して、計測装置150を分電盤100のキャビネット130内に配置する。そして、施工者P10は、計測装置150を分電盤100のキャビネット130内に配置し終えると、ボタンB10をタッチパッド11aで選択する。これによって、第1提示部F11は、説明表示画面G10の表示を終了して、説明表示画面G11の表示を開始する(図5参照)。
次に、施工者P10は、説明表示画面G11を参照して、計測装置150を取付部材140に固定する。そして、施工者P10は、計測装置150を取付部材140に固定し終えると、ボタンB11をタッチパッド11aで選択する。これによって、第1提示部F11は、説明表示画面G11の表示を終了して、説明表示画面G12の表示を開始する(図6参照)。
次に、施工者P10は、説明表示画面G12を参照して、計測装置150を交流電源200に電気的に接続する。そして、施工者P10は、計測装置150を交流電源200に電気的に接続し終えると、ボタンB12をタッチパッド11aで選択する。これによって、第1提示部F11は、説明表示画面G12の表示を終了して、説明表示画面G13の表示を開始する(図7参照)。
次に、施工者P10は、説明表示画面G13を参照して、計測装置150をセンサ300に電気的に接続する。そして、施工者P10は、計測装置150をセンサ300に電気的に接続し終えると、ボタンB13をタッチパッド11aで選択する。これによって、第1提示部F11は、説明表示画面G13の表示を終了して、説明表示画面G14の表示を開始する(図8参照)。
次に、施工者P10は、説明表示画面G14を参照して、計測装置150の通信相手が通信装置400であることを確認して、ボタンB14をタッチパッド11aで選択する。これによって、第1提示部F11は、通信部12を介して通信装置400に、通信装置400を計測装置150との無線通信が可能な状態に設定する指示を送る。更に、第1提示部F11は、説明表示画面G13の表示を終了して、説明表示画面G14の表示を開始する(図9参照)。
次に、施工者P10は、説明表示画面G15を参照して、計測装置150を登録モードに設定する。そして、施工者P10は、ボタンB15をタッチパッド11aで選択する。これによって、第1提示部F11は、説明表示画面G15の表示を終了し、第2提示部F12が、状態コンテンツの提示を開始する(S12)。
状態コンテンツの提示にあたっては、第2提示部F12は、計測装置150による計測の結果を通信部12を介して計測装置150から取得する(S121)。そして、第2提示部F12は、状態表示画面G16の表示を開始する(S122)。
施工者P10は、状態表示画面G16によって、計測装置150が正しく施工されていると判断することができる。施工者P10は、計測装置150が正しく施工されていると判断した場合には、ボタンB161をタッチパッド11aで選択すればよい。これによって、第2提示部F12は、状態表示画面G16の表示を終了する。一方、施工者P10は、計測装置150が正しく施工されていないと判断した場合には、ボタンB162をタッチパッド11aで選択すればよい。これによって、第2提示部F12は、状態表示画面G16の表示を終了し、第1提示部F11が説明表示画面G10の表示を再度行う。これによって、施工者P10は、再度、計測装置150の施工状態を説明コンテンツに沿って確認することができる。
(1−4)まとめ
以上述べた本実施形態の情報提示システム10は、施工者P10が計測装置150を分電盤100に施工する際に利用され得る。図3に示すように、情報提示システム10は、計測装置150の施工の手順を含む説明コンテンツの提示をする第1提示部F11と、前記計測装置150の施工状態に関する状態情報を含む状態コンテンツの提示をする第2提示部F12とを備える。この情報提示システム10によれば、計測装置150の施工が正しく行われる可能性を向上できる。
以上述べた本実施形態の情報提示システム10は、施工者P10が計測装置150を分電盤100に施工する際に利用され得る。図3に示すように、情報提示システム10は、計測装置150の施工の手順を含む説明コンテンツの提示をする第1提示部F11と、前記計測装置150の施工状態に関する状態情報を含む状態コンテンツの提示をする第2提示部F12とを備える。この情報提示システム10によれば、計測装置150の施工が正しく行われる可能性を向上できる。
換言すれば、情報提示システム10は、下記の方法(情報提示方法)を実行しているといえる。情報提示方法は、計測装置150の施工の手順を含む説明コンテンツの提示をする第1提示ステップと、前記計測装置150の施工状態に関する状態情報を含む状態コンテンツの提示をする第2提示ステップとを含む。この情報提示方法によれば、情報提示システム10と同様に、計測装置150の施工が正しく行われる可能性を向上できる。
情報提示方法は、1以上のプロセッサがプログラム(コンピュータプログラム)を実行することにより実現される。このプログラムは、1以上のプロセッサに情報提示方法を実行させるためのプログラムである。このようなプログラムによれば、情報提示方法と同様に、計測装置150の施工が正しく行われる可能性を向上できる。
(2)変形例
本開示の実施形態は、上記実施形態に限定されない。上記実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に、上記実施形態の変形例を列挙する。
本開示の実施形態は、上記実施形態に限定されない。上記実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に、上記実施形態の変形例を列挙する。
一変形例では、状態情報は、計測装置150による計測の結果に基づく計測装置150の施工状態の判定の結果を含んでもよい。この場合、計測装置150が正しく施工されているかどうかを容易に把握できる。例えば、第2提示部F12は、計測装置150による計測の結果に基づいて計測装置150の施工状態の判定を行い、当該判定の結果を状態コンテンツに含めてよい。一例として、計測装置150の施工状態の判定の結果を、状態表示画面G16の第2表示領域162が示す表に含めてもよい。なお、計測装置150の施工状態の判定は、計測装置150による計測の結果から得られる電流値や力率によって評価することが可能である。このような計測装置150の施工状態の判定は、従来周知の方法によって実施できるから、詳細には、説明しない。
次に、上記変形例の情報提示システム10による説明コンテンツと状態コンテンツの提示に関する動作について図12を参照して簡単に説明する。
まず、情報提示システム10は、説明コンテンツの提示を開始する指示を入出力部11で受け付けると、第1提示部F11によって、説明コンテンツの提示を開始する(S11)。説明コンテンツに従って、施工者P10が計測装置150の施工を終えると、施工者P10は、説明表示画面G15のボタンB15をタッチパッド11aで選択する。これによって、第1提示部F11は、説明表示画面G15の表示を終了し、第2提示部F12が、状態コンテンツの提示を開始する(S13)。
状態コンテンツの提示にあたっては、第2提示部F12は、計測装置150による計測の結果を通信部12を介して計測装置150から取得する(S131)。そして、第2提示部F12は、計測装置150による計測の結果に基づいて計測装置150の施工状態の判定を行う(S132)。第2提示部F12は、計測装置150が正しく施工されていると判断した場合には(S132:Yes)、状態表示画面G16の表示を開始する。ここで、第2提示部F12は、計測装置150の施工が正常であることを示す内容を、第2表示領域162が示す表に含める(S133)。第2提示部F12は、計測装置150が正しく施工されていないと判断した場合には(S132:No)、状態表示画面G16の表示を開始する。ここで、第2提示部F12は、計測装置150の施工が異常であることを示す内容を、第2表示領域162が示す表に含める(S134)。
施工者P10は、状態表示画面G16によって、情報提示システム10による計測装置150の施工状態の判定の結果を考慮して、計測装置150が正しく施工されていると判断することができる。施工者P10は、計測装置150が正しく施工されていると判断した場合には、ボタンB161をタッチパッド11aで選択すればよい。また、施工者P10は、計測装置150が正しく施工されていないと判断した場合には、ボタンB162をタッチパッド11aで選択すればよい。
一変形例では、説明コンテンツ又は状態コンテンツは、計測装置150による計測のための条件(前提条件)の指示を含んでいてもよい。当該前提条件は、計測装置150による計測の結果から、計測装置150が正しく施工されているかどうかを判断しやすくするための条件であり得る。例えば、前提条件としては、分電盤100に接続する負荷の条件が挙げられる。一例として、分電盤100に、太陽電池、蓄電池、燃料電池等の発電負荷を接続せずに、電気機器等の消費負荷のみを接続することが挙げられる。このような前提条件を提示することによって、計測装置150の施工の合否の判断が容易になることが期待できる。よって、計測装置150の施工が正しく行われる可能性を向上できる。例えば、図9に示す説明表示画面G15の第3表示領域R153が、計測装置150による計測のための条件の指示を含んでいてもよい。また、図10に示す状態表示画面G16の第1表示領域R161が、計測装置150による計測のための条件の指示を含んでいてもよい。この場合には、状態表示画面G16は、計測装置150による計測を開始させるためのボタンを含むことが好ましい。
一変形例では、計測装置150は、電流センサ以外のセンサに対応するように構成されていてよい。つまり、センサ300は、電流センサに限定されない。例えば、センサ300は、温度センサ、湿度センサ、気体や液体等の流体の流量センサ、電磁波センサ、人感センサ、イメージセンサ、超音波センサ等の種々のセンサから選択され得る。計測装置150は、センサ300に応じて処理内容が設定され得る。
例えば、説明表示画面G10〜G15及び状態表示画面G16等の表示画面のレイアウト(例えば、表示領域R101等の有無、ボタンB10等の大きさや位置)は、特に限定されない。また、計測装置150や通信装置400を表す画像も単なる一例であり、適宜変更可能である。
一変形例では、情報提示システム10は、複数のコンピュータにより構成されていてもよい。例えば、情報提示システム10の機能(特に、第1提示部F11、第2提示部F12)は、複数の装置に分散されていてもよい。更に、情報提示システム10の機能の少なくとも一部が、例えば、クラウド(クラウドコンピューティング)によって実現されていてもよい。
以上述べた情報提示システム10の実行主体は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを有する。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における情報提示システム10の実行主体としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されていてもよいが、電気通信回線を通じて提供されてもよい。また、プログラムは、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1乃至複数の電子回路で構成される。LSIの製造後にプログラムされる、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FGPA)、ASIC(application specific integrated circuit)、又はLSI内部の接合関係の再構成又はLSI内部の回路区画のセットアップができる再構成可能な論理デバイスも同じ目的で使うことができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。
(3)態様
上記実施形態及び変形例から明らかなように、本開示は、下記の態様を含む。以下では、実施形態との対応関係を明示するためだけに、符号を括弧付きで付している。
上記実施形態及び変形例から明らかなように、本開示は、下記の態様を含む。以下では、実施形態との対応関係を明示するためだけに、符号を括弧付きで付している。
第1の態様は、情報提示システム(10)であって、計測装置(150)の施工の手順を含む説明コンテンツの提示をする第1提示部(F11)と、前記計測装置(150)の施工状態に関する状態情報を含む状態コンテンツの提示をする第2提示部(F12)とを備える。この態様によれば、計測装置(150)の施工が正しく行われる可能性を向上できる。
第2の態様は、第1の態様に基づく情報提示システム(10)である。第2の態様では、前記第2提示部(F12)は、前記第1提示部(F11)による前記説明コンテンツの提示に続けて、前記状態コンテンツの提示をする。この態様によれば、計測装置(150)の施工が正しく行われる可能性を向上できる。
第3の態様は、第1又は第2の態様に基づく情報提示システム(10)である。第3の態様では、前記説明コンテンツの提示は、前記説明コンテンツの少なくとも一部の表示を含む。この態様によれば、施工者(P10)が説明コンテンツを容易に把握できるようになる。
第4の態様は、第1〜第3の態様のいずれか一つに基づく情報提示システム(10)である。第4の態様では、前記状態コンテンツの提示は、前記状態コンテンツの少なくとも一部の表示を含む。この態様によれば、施工者(P10)が状態コンテンツを容易に把握できるようになる。
第5の態様は、第1〜第4の態様のいずれか一つに基づく情報提示システム(10)である。第5の態様では、前記状態情報は、前記計測装置(150)による計測の結果を含む。この態様によれば、計測装置(150)による計測の結果から計測装置(150)が正しく施工されているかどうかの判断が可能となる。
第6の態様は、第1〜第5の態様のいずれか一つに基づく情報提示システム(10)である。第6の態様では、前記状態情報は、前記計測装置(150)による計測の結果に基づく前記計測装置(150)の施工状態の判定の結果を含む。この態様によれば、計測装置(150)が正しく施工されているかどうかを容易に把握できる。
第7の態様は、第1〜第6の態様のいずれか一つに基づく情報提示システム(10)である。第7の態様では、前記計測装置(150)は、電力計測装置である。前記説明コンテンツ又は前記状態コンテンツは、前記計測装置(150)による計測のための条件の指示を含む。この態様によれば、計測装置(150)の施工が正しく行われる可能性を向上できる。
第8の態様は、第1〜第7の態様のいずれか一つに基づく情報提示システム(10)である。第8の態様では、前記情報提示システム(10)は、前記計測装置(150)に無線通信により通信可能に接続される通信部(12)を更に備える。前記第2提示部(F12)は、前記状態コンテンツに利用する情報を前記通信部(12)を介して前記計測装置(150)から取得する。この態様によれば、計測装置(150)の施工が正しく行われる可能性を向上できる。
第9の態様は、第8の態様に基づく情報提示システム(10)である。第9の態様では、前記通信部(12)は、通信装置(400)と無線通信により通信可能に接続される。前記通信部(12)は、ユーザの操作に応じて、前記通信装置(400)に、前記通信装置(400)を前記計測装置(150)との無線通信が可能な状態に設定する指示を送る。前記通信部(12)は、前記通信装置(400)が前記計測装置(150)に無線通信により通信可能に接続されることで、前記通信装置(400)を介して前記計測装置(150)に無線通信により通信可能に接続される。この態様によれば、計測装置(150)と通信装置(400)との無線通信の設定が容易に行えるようになる。
第10の態様は、第9の態様に基づく情報提示システム(10)である。第10の態様では、前記説明コンテンツは、前記通信装置(400)を前記計測装置(150)に無線通信により通信可能に接続するための手順を含む。この態様によれば、計測装置(150)と通信装置(400)との無線通信の設定が容易に行えるようになる。
第11の態様は、電力計測システム(1)であって、第1〜第10の態様のいずれか一つの情報提示システム(10)と、前記計測装置(150)とを備える。この態様によれば、計測装置(150)の施工が正しく行われる可能性を向上できる。
第12の態様は、情報提示方法であって、計測装置(150)を施工するための手順を示す説明コンテンツの提示をする第1提示ステップと、前記計測装置(150)の施工状態に関する情報を示す状態コンテンツの提示をする第2提示ステップとを含む。この態様によれば、計測装置(150)の施工が正しく行われる可能性を向上できる。
第13の態様は、プログラムであって、1以上のプロセッサに、第12の態様の情報提示方法を実行させるための、プログラムである。この態様によれば、計測装置(150)の施工が正しく行われる可能性を向上できる。
10 情報提示システム
12 通信部
F11 第1提示部
F12 第2提示部
150 計測装置
400 通信装置
12 通信部
F11 第1提示部
F12 第2提示部
150 計測装置
400 通信装置
Claims (13)
- 計測装置の施工の手順を含む説明コンテンツの提示をする第1提示部と、
前記計測装置の施工状態に関する状態情報を含む状態コンテンツの提示をする第2提示部と、
を備える、
情報提示システム。 - 前記第2提示部は、前記第1提示部による前記説明コンテンツの提示に続けて、前記状態コンテンツの提示をする、
請求項1の情報提示システム。 - 前記説明コンテンツの提示は、前記説明コンテンツの少なくとも一部の表示を含む、
請求項1又は2の情報提示システム。 - 前記状態コンテンツの提示は、前記状態コンテンツの少なくとも一部の表示を含む、
請求項1〜3のいずれか一つの情報提示システム。 - 前記状態情報は、前記計測装置による計測の結果を含む、
請求項1〜4のいずれか一つの情報提示システム。 - 前記状態情報は、前記計測装置による計測の結果に基づく前記計測装置の施工状態の判定の結果を含む、
請求項1〜5のいずれか一つの情報提示システム。 - 前記計測装置は、電力計測装置であって、
前記説明コンテンツ又は前記状態コンテンツは、前記計測装置による計測のための条件の指示を含む、
請求項1〜6のいずれか一つの情報提示システム。 - 前記計測装置に無線通信により通信可能に接続される通信部を更に備え、
前記第2提示部は、前記状態コンテンツに利用する情報を前記通信部を介して前記計測装置から取得する、
請求項1〜7のいずれか一つの情報提示システム。 - 前記通信部は、通信装置と無線通信により通信可能に接続され、
前記通信部は、ユーザの操作に応じて、前記通信装置に、前記通信装置を前記計測装置との無線通信が可能な状態に設定する指示を送り、
前記通信部は、前記通信装置が前記計測装置に無線通信により通信可能に接続されることで、前記通信装置を介して前記計測装置に無線通信により通信可能に接続される、
請求項8の情報提示システム。 - 前記説明コンテンツは、前記通信装置を前記計測装置に無線通信により通信可能に接続するための手順を含む、
請求項9の情報提示システム。 - 請求項1〜10のいずれか一つの情報提示システムと、
前記計測装置と、
を備える、
電力計測システム。 - 計測装置を施工するための手順を示す説明コンテンツの提示をする第1提示ステップと、
前記計測装置の施工状態に関する情報を示す状態コンテンツの提示をする第2提示ステップと、
を含む、
情報提示方法。 - 1以上のプロセッサに、請求項12の情報提示方法を実行させるための、
プログラム。
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ID=76991666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020009544A Pending JP2021117621A (ja) | 2020-01-23 | 2020-01-23 | 情報提示システム、電力計測システム、情報提示方法、プログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021117621A (ja) |
WO (1) | WO2021149398A1 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016157528A1 (ja) * | 2015-04-03 | 2016-10-06 | 三菱電機株式会社 | 作業支援装置 |
JP6478849B2 (ja) * | 2015-07-13 | 2019-03-06 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | メータ取付支援システム、メータ取付支援装置及びプログラム |
-
2020
- 2020-01-23 JP JP2020009544A patent/JP2021117621A/ja active Pending
- 2020-12-14 WO PCT/JP2020/046560 patent/WO2021149398A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2021149398A1 (ja) | 2021-07-29 |
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