JP2021115939A - トレーラーハウスのシャシー構造 - Google Patents

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【課題】メインフレームの四隅に折り畳み自在に付設した4本の回動支持脚によって、コンテナを安定支持可能なシャシー構造を提供すること。【解決手段】本発明のシャシー構造1は、桁材11aと梁材11bを組んでなるフレーム本体11とフレーム本体11の前後からフレーム本体11の幅方向両外側に延出する4本の支持腕12とを有するメインフレーム10と、フレーム本体11の前部に付設した牽引フレーム20と、4本の支持腕12に付設した4つのジョイント部30と、4本の支持腕12に付設した伸縮自在の4本の回動支持脚40と、フレーム本体11の下部に付設した複数の車輪50と、を備え、回動支持脚40で設置面を支圧することで、コンテナ2の荷重を分散支持可能に構成したことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、トレーラーハウスのシャシー構造に関し、特に、メインフレームの四隅に折り畳み自在に付設した4本の回動支持脚によって、コンテナを安定支持可能な、シャシー構造に関する。
トレーラーハウスとは、車両によって牽引可能なシャシー上に、コンテナを設置した仮設設備である。
トレーラーハウスは、車検を取得した法律上の自動車である、工具を使用せずにライフライン設備を着脱できる、随時かつ任意に移動できる状態で設置し続ける、等の一定の条件を満たす場合には、法律上、建築物ではなく車両として取り扱われるため、建築基準法上の建築確認申請が不要となり、また都市計画法上の市街化調整区域への設置が可能となる。このため、トレーラーハウスは、運送会社事務所、住宅展示場事務所、自動車販売店事務所、イベント設備、喫煙スペース、トイレ設備等、住宅・事務所・店舗等の様々な用途に広く利用されている。
特許文献1〜3には、枠状のメインフレームと、メインフレームの前方に突出したセミトレーラ接続用の牽引フレームと、メインフレームの下部に付設した車輪と、を有するトレーラーハウスのシャシーが開示されている。
トレーラーハウスは、例えば以下の手順で設置する。
連結装置を介してセミトレーラにシャシーを連結し、セミトレーラでシャシーを牽引して設置場所まで搬送する。設置場所でシャシーとセミトレーラの連結を解除してシャシーを定位置に据え付ける。
シャシーのメインフレーム上にコンテナを吊り下ろし、コンテナの底面四隅に位置するツイストロックホール内に、メインフレーム四隅のツイストロックが嵌合するように位置合わせしつつ、コンテナをシャシー上に搭載する。ツイストロックホール内でツイストロックを回動させて両者を固定する。
設置後、シャシーと設置面との間にジャッキベースを挿入してジャッキアップし、シャシーを介してジャッキベースでコンテナを支持することで、コンテナの揺れを低減させるとともに、地震や台風による転倒の予防を図る(図6)。
特許第5800271号公報 特開2015−20738号公報 実用新案登録第3200123号公報
「トレーラーハウス設置検査基準マニュアル」(一般社団法人日本トレーラーハウス協会)
従来技術は、ジャッキベースを、ジャッキで設置面を支圧する反力のみによってシャシーに固定する構成である。一方、シャシーはサスペンションを介して車輪に載っているため揺動しやすく、台風や地震等の外力によってコンテナが揺動し、シャシーが僅かでも浮き上がると、ジャッキの固定が解除されてジャッキベースが倒れたり、位置がずれることがある。特定のジャッキベースが倒れたり位置がずれると、コンテナの重心バランスが崩れて、他のジャッキベースに偏荷重がかかることで、他のジャッキベースが座屈変形したり転倒する。
以上の連鎖的な作用によって全てのジャッキベースが倒れ、場合によってはコンテナごと転倒することがある。
これに対し、設置面に基礎を設けてシャシーを基礎に固定すれば、コンテナの安定性は高まる。しかし、シャシーを基礎に固定すると、トレーラーハウスが法令上、車両ではなく建築物とみなされるため、利用上のメリットが大幅に損なわれる。
本発明の目的は、以上の課題を解決可能なトレーラーハウスのシャシー構造を提供することにある。
本発明のシャシー構造は、桁材と梁材を組んでなるフレーム本体と、フレーム本体の前後からフレーム本体の幅方向両外側に延出する4本の支持腕と、を有するメインフレームと、フレーム本体の前部に付設した、牽引フレームと、フレーム本体の下部に付設した、4本の支持腕に付設した、4つのジョイント部と、4本の支持腕に付設した、伸縮自在の4本の回動支持脚と、複数の車輪と、を備え、4つのジョイント部はそれぞれ、コンテナのツイストロックホールと係合可能なツイストロックを有し、4本の回動支持脚はそれぞれ、支持腕に対し垂直方向に回動して折り畳み/展開自在であって、回動支持脚で設置面を支圧することで、コンテナの荷重を分散支持可能に構成したことを特徴とする。
本発明のシャシー構造は、4本の回動支持脚を、フレーム本体の長手方向外側に付設し、フレーム本体の幅方向内側に向けて折り畳み自在としてもよい。
本発明のシャシー構造は、メインフレームを設置面に係留する係留部を備え、係留部が、設置面に固定するアンカー材と、メインフレームとアンカー材とを連結する引張材とを備えていてもよい。
本発明のシャシー構造は、アンカー材とメインフレームの間に介在し、アンカー材からメインフレームを支圧することで、引張材に張力を付与可能な支圧材を備えてもよい。
本発明のシャシー構造は、アンカー材とメインフレームの間に介在し、アンカー材とメインフレームの間を支圧することで、引張材に引張力を付与可能な支圧材を備えてもよい。
本発明のシャシー構造は、回動支持脚が、本体部と、本体部を支持腕に連結する回動連結部と、支圧部と、支圧部を本体部に対して伸縮可能な伸縮部と、伸縮部を操作する操作部と、を有していてもよい。
本発明のシャシー構造は、支持腕が、円筒状の固定筒を有し、回動連結部が、固定筒に内挿又は外挿可能な連結筒と、連結ピンと、を有し、連結ピンによって固定筒及び連結筒を連通することで、回動支持脚の回動を規制可能に構成してもよい。
本発明のシャシー構造は、支持腕が、フレーム本体の前後の梁材を幅方向に延出してなる第1部分と、フレーム本体の桁材の側方から第1部分に沿って延出する第2部分と、の組み合わせからなってもよい。
本発明のシャシー構造は、回動支持脚を展開することで、メインフレームと4本の回動支持脚からなる一体の支持構造を構成することができる。
4本の回動支持脚はメインフレームに連結しているため、コンテナが外力によって揺動してもジャッキが転倒しない。また、ジャッキの位置ずれによる偏荷重が発生しないため、ジャッキの座屈変形が生じにくい。このため、ジャッキの倒壊によるコンテナの転倒が発生しにくい。
また、回動支持脚がメインフレームの四隅と連結しているため、ジャッキを位置決めしやすく、ジャッキアップやレベル調整が容易である。
さらに、シャシーを基礎に固定する構造ではないため、車両としての法令要件をクリアできる。このため、利用上の様々なメリットを享受することができる。
本発明のシャシー構造の説明図。 ジョイント部と回動支持脚の説明図。 回動支持脚の折り畳み状況の説明図。 実施例2の説明図。 実施例2の説明図。 従来技術の説明図。
以下、図面を参照しながら本発明のシャシー構造について詳細に説明する。
本明細書等において、「前」「後」「上」「下」「左」「右」等の各方位は、シャシー構造を設置面上に配置した状態において、牽引フレーム側を前方とした場合の各方位を意味する。また、図面上の各部の寸法(例えばシャシーの長さ)や寸法比率等は、表示上の便宜のため実際とは異なる。
[シャシー構造]
<1>全体の構成(図1)。
本発明のシャシー構造1は、搬送時にはセミトレーラ等の車両によって牽引可能であり、上部にコンテナ2を搭載することでトレーラーハウスAを構成可能なシャシーの構造である。
シャシー構造1は、メインフレーム10と、メインフレーム10の前部に付設した牽引フレーム20と、メインフレーム10の四隅に付設した4つのジョイント部30と、メインフレーム10に付設した4本の回動支持脚40と、メインフレーム10の下部に付設した車輪50と、を少なくとも備える。
本発明のシャシー構造1は、コンテナ2支持用の回動支持脚40を、メインフレーム10に対して垂直方向に回動して折り畳み/展開可能な構造に一つの特徴を有する。
本例では、4本の回動支持脚40を、メインフレーム10のフレーム本体11の長手方向外側に付設し、フレーム本体11の幅方向内側に向けて折り畳み自在な構成とする。ただしこれに限らず、例えばフレーム本体11の長手方向外側、すなわち前後方向に折り畳み自在な構成等としてもよい。
車輪50は、シャシー構造1移動用の構成要素である。本例では、2対4輪の車輪50を、サスペンションを介して、フレーム本体11の下部中央寄りに回転自在に付設する。
<1.1>コンテナ。
コンテナ2は、内部に空間を有する直方形の構造体である。
コンテナ2は、底面の四隅にそれぞれメインフレーム10との結合用のツイストロックホール2aを有する。
本例ではコンテナ2として、ISO規格における20フィートコンテナを使用する。ただしこれに限らず、40フィートコンテナ等であってもよい。
コンテナ2の種類や詳細な構造については公知なのでここでは詳述しない。
<2>メインフレーム。
メインフレーム10は、シャシー構造1の主構造をなす構成要素である。
メインフレーム10は、コンテナ2を搭載するフレーム本体11と、フレーム本体11の長手方向前後からフレーム本体11の幅方向両外側に延出する4本の支持腕12と、を有する。
本例ではフレーム本体11として、形鋼からなる桁材11aと梁材11bを組んでなる平面視略矩形の枠状体を採用する。
<2.1>支持腕。
支持腕12は、ジョイント部30を支持する構成要素である。
支持腕12は、フレーム本体11の前後からフレーム本体11の幅方向両外側に延出する。
本例では支持腕12として、フレーム本体11の前後の梁材11bを桁材11aより外方に延出した部分(第1部分)と、桁材11aの側方から第1部分に沿って延出する部分(第2部分)との、組み合わせを採用する。
支持腕12を桁材11aより外側に延出させることで、ジョイント部30を車輪50の幅方向外側に張り出して配置することができる。これによって、コンテナ2の設置時、車輪50がコンテナ2の幅方向外側に張り出すのを防ぐことができる。
また、支持腕12を第1部分と第2部分の並列構造とすることで、支持腕12の強度を高めることができる。
本例では支持腕12から前後方向に向けて、回動支持脚40と連結するための、円筒状の固定筒12aを突設する。
<3>牽引フレーム。
牽引フレーム20は、車両と連結する構成要素である。
牽引フレーム20は、車両との連結装置を頂点とする平面視略三角形状を呈する。
本例では牽引フレーム20として、形鋼の組み合わせからなる枠体を採用する。
<4>ジョイント部(図2)。
ジョイント部30は、コンテナ2と連結する構成要素である。
ジョイント部30は、4本の支持腕12の先端部であって、コンテナ2の底面四隅に対応する位置に付設する。
ジョイント部30は、面状の支持座31と、支持座31の中央から上部に突出するツイストロック32と、を備える。
本例ではツイストロック32として、支持座31の中央から上部に突起する平面視縦長形状を呈する突起部と、突起部を水平方向に回動可能な軸部の組み合わせを採用する。ツイストロック32の構成は公知なのでここでは詳述しない。
<5>回動支持脚(図2)。
回動支持脚40は、コンテナ2の転倒防止機能とレベル調整機能を兼備する構成要素である。
回動支持脚40は、4本の支持腕12の前後、すなわちフレーム本体11の長手方向外側に付設する。
回動支持脚40は、長尺状を呈し、操作によって全長を伸縮可能なジャッキ機構を備える。
本例では、回動支持脚40として、本体部41と、本体部41を支持腕12に連結する回動連結部42と、設置面に接面する支圧部43と、支圧部43を本体部41に対して伸縮可能な伸縮部44と、伸縮部44を操作する操作部45と、を備えるジャッキを採用する。
回動支持脚40は、支持腕12に対し垂直方向に回動して折り畳み/展開自在な構造を備える。
詳細には、回動支持脚40の先端すなわち支圧部43側を、回動連結部42を中心に上方に回動させることで、回動支持脚40を水平に折り畳むことができ、回動支持脚40の先端を下方に回動させることで、回動支持脚40を垂直に展開することができる。
<5.1>回動連結部(図2)。
回動連結部42は、回動支持脚40を支持腕12に回動自在に連結する構成要素である。
本例では回動連結部42として、回動支持脚40の本体部41の側面から突出した円筒状の連結筒42aと、連結ピン42bの組み合わせを採用する。
本例では、連結筒42aの内径を、支持腕12の固定筒12aの外径と対応させ、連結筒42aを固定筒12aに外挿可能な構成とする。ただしこれに限らず、例えば連結筒42aを固定筒12aに内挿可能な構成としてもよい。
本例では、連結筒42aと固定筒12aの対応する複数個所に径方向に連通する孔を設ける。連結筒42aと固定筒12aの孔内に連結ピン42bを連通することで、回動支持脚40の回動を規制して、回動支持脚40を展開位置又は収納位置に位置決め可能な構造とする。
ただし回動支持脚40の位置決め構造は、連結ピン42bに限らず、ボルト連結その他の公知の手段を採用してもよい。
[使用方法]
引き続き、本発明のシャシー構造1の使用方法について説明する。
<1>収納状態。
シャシー構造1を牽引する際には、全ての回動支持脚40を水平方向に折り畳んで収納しておく。
詳細には、まず回動支持脚40が設置面を支圧している状態であれば、操作部45のハンドルを回して伸縮部44を短縮し、支圧部43による支圧を解除する。
続いて回動支持脚40の連結筒42aから連結ピン42bを抜いて、回動連結部42の固定を解除する。回動支持脚40の先端、すなわち支圧部43側をフレーム本体11の幅方向内側に持ち上げるように回動させて、回動支持脚40を水平に寝かせる(図3)。
回動支持脚40を水平にした状態で、連結筒42aと固定筒12aとに連結ピン42bを連通して、回動支持脚40を収納位置に固定する。
以上の操作を繰り返して、4本の回動支持脚40を全て収納する。
<2>回動支持脚の展開。
回動支持脚40の連結ピン42bを抜いて、回動支持脚40の固定を解除する。
回動連結部42を中心に支圧部43側を下方に回動させ、回動支持脚40を垂直に展開する。
連結筒42a及び固定筒12aに連結ピン42bを連通して、回動支持脚40を起立した位置に固定する。
以上の操作を繰り返して、4本の回動支持脚40を全て展開する。
<3>回動支持脚の接地。
回動支持脚40の操作部45を回転させて、本体部41に対して伸縮部44を伸長し、伸縮部44先端の支圧部43を設置面に接面させる。この際、支圧部43で設置面を軽く支圧してもよい。
以上の操作を繰り返して、4つの支圧部43を全て接地させる。
<4>コンテナの吊り下ろし。
コンテナ2を吊り下ろし、メインフレーム10上に設置する。
この際、コンテナ2の底面四隅が、4つのジョイント部30に対応するように、位置決めする。詳細には、コンテナ2の底面四隅を支持座31の上面に乗せ、ツイストロック32の突起部をツイストロックホール2a内に収容する。
コンテナ2設置後、ツイストロック32を操作して、ツイストロック32の突起部を水平方向に回動させることで、ツイストロック32をツイストロックホール2aと係合させる。ツイストロック32の操作方法は公知なのでここでは詳述しない。
この状態では、コンテナ2の荷重が主に車輪50とサスペンションのみによって支持されているため、設置面の不陸や重心の偏り等によって、コンテナ2の床が傾斜していたり、揺動しやすい状態にある。
<5>回動支持脚による支圧。
4本の回動支持脚40を伸長して支圧部43で設置面を支圧し、コンテナ2のレベル調整(水平調整及び不陸調整)を行う。
詳細には、水準器等を利用しつつ、4本の回動支持脚40の伸縮部44を伸縮調整して、コンテナ2の床面を水平にする。本例では、回動支持脚40をフレーム本体11の前後方向に配置しているため、操作部45のハンドル操作時にハンドルがコンテナ2の底面と干渉せず、作業が容易である。
また、コンテナ2の四隅に対応する4本の回動支持脚40で設置面を支圧することによって、トレーラーハウスAの安定性を向上させ、強風や地震による転倒を予防することができる。
[係留部を設けた例]
本例では、シャシー構造が、トレーラーハウスを設置面に係留する係留部を更に備える。
<1>係留部の構成(図4)。
係留部60は、設置面に固定するアンカー材61と、メインフレーム10とアンカー材61とを連結する引張材62と、アンカー材61とメインフレーム10の間に介挿する支圧材63と、を備える。
本例では、メインフレーム10四隅の支持腕12から、外側の設置面に向けて、係留部60を4つ設ける。
ただし係留部60の設置位置や設置数はこれに限らず、例えばフレーム本体11左右の桁材11aの中央部から幅方向両側の設置面に向けて2つ設けるなどしてもよい。
本例ではアンカー材61として、設置面に貫入した鋼管パイプを採用する。アンカー材61はこの他、設置面内に埋設したコンクリート基礎や、設置面が路盤やコンクリート床板である場合にはこれにボルド留めした金具等であってもよい。
本例では引張材62として、支持腕12とアンカー材61とを連結したチェーンを採用する。引張材62はこの他、ワイヤロープ等であってもよい。
本例では支圧材63として、引張材62に沿って、支持腕12とアンカー材61の間に介挿したパイプジャッキを採用する。
<2>係留部の使用方法(図5)。
シャシー構造1の設置面に、所定の数のアンカー材61を設置する。
本例では、フレーム本体11の四隅の外側4か所に、アンカー材61の鋼管パイプを打設し、頭部を地上から突出させる。
引張材62の一端をメインフレーム10四隅の支持腕12に連結し、引張材62の他端をアンカー材61の地上部に連結する。必要に応じて引張材62にターンバックル等を介在させて、引張材62に緊張を加えてもよい。
支持腕12とアンカー材61の地上部の間に支圧材63を配置し、支圧材63の両端を支持腕12とアンカー材61に当接させる。
支圧材63を操作して長手方向に伸長させ、アンカー材61から支持腕12を斜め上方へ支圧する。これによって、引張材62に張力が付与される。
引張材62の張力と支圧材63の支圧力とが相互に作用しあうことで、係留部60が一体の固定構造として機能し、メインフレーム10が係留部60を介して設置面に確実に固定される。
係留部60の以上の機能によって、トレーラーハウスAの安定性を向上させ、地震や台風による転倒を防止することができる。
なお、係留部60は、支圧材63を備えず、アンカー材61と引張材62のみからなってもよい。この場合には、引張材62の張力によってトレーラーハウスAの安定性を高める。
1 シャシー構造
10 メインフレーム
11 フレーム本体
11a 桁材
11b 梁材
12 支持腕
12a 固定筒
20 牽引フレーム
30 ジョイント部
31 支持座
32 ツイストロック
40 回動支持脚
41 本体部
42 回動連結部
42a 連結筒
42b 連結ピン
43 支圧部
44 伸縮部
45 操作部
50 車輪
60 係留部
61 アンカー材
62 引張材
63 支圧材
2 コンテナ
2a ツイストロックホール
A トレーラーハウス

Claims (7)

  1. 底面四隅にツイストロックホールを有するコンテナを搭載して使用する、トレーラーハウスのシャシー構造であって、
    桁材と梁材を組んでなるフレーム本体と、前記フレーム本体の前後から前記フレーム本体の幅方向両外側に延出する4本の支持腕と、を有するメインフレームと、
    前記フレーム本体の前部に付設した、牽引フレームと、
    前記4本の支持腕に付設した、4つのジョイント部と、
    前記4本の支持腕に付設した、伸縮自在の4本の回動支持脚と、
    前記フレーム本体の下部に付設した、複数の車輪と、を備え、
    前記4つのジョイント部はそれぞれ、前記コンテナのツイストロックホールと係合可能なツイストロックを有し、
    前記4本の回動支持脚はそれぞれ、前記支持腕に対し垂直方向に回動して折り畳み/展開自在であって、
    前記回動支持脚で設置面を支圧することで、コンテナの荷重を分散支持可能に構成したことを特徴とする、
    シャシー構造。
  2. 前記4本の回動支持脚を、前記フレーム本体の長手方向外側に付設し、前記フレーム本体の幅方向内側に向けて折り畳み自在としたことを特徴とする、請求項1に記載のシャシー構造。
  3. 前記メインフレームを設置面に係留する係留部を備え、前記係留部が、設置面に固定するアンカー材と、前記メインフレームと前記アンカー材とを連結する引張材とを備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載のシャシー構造。
  4. 前記アンカー材と前記メインフレームの間に介在し、前記アンカー材から前記メインフレームを支圧することで、前記引張材に張力を付与可能な、支圧材を備えることを特徴とする、請求項3に記載のシャシー構造。
  5. 前記回動支持脚は、本体部と、前記本体部を前記支持腕に連結する回動連結部と、支圧部と、前記支圧部を前記本体部に対して伸縮可能な伸縮部と、前記伸縮部を操作する操作部と、を有することを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシャシー構造。
  6. 前記支持腕が、円筒状の固定筒を有し、前記回動連結部が、前記固定筒に内挿又は外挿可能な連結筒と、連結ピンと、を有し、前記連結ピンによって前記固定筒及び前記連結筒を連通することで、前記回動支持脚の回動を規制可能に構成したことを特徴とする、請求項5に記載のシャシー構造。
  7. 前記支持腕が、前記フレーム本体の前後の梁材を幅方向に延出してなる第1部分と、前記フレーム本体の桁材の側方から前記第1部分に沿って延出する第2部分と、の組み合わせからなることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のシャシー構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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