JP2021114930A - 動物共同見守りシステム - Google Patents

動物共同見守りシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2021114930A
JP2021114930A JP2020009987A JP2020009987A JP2021114930A JP 2021114930 A JP2021114930 A JP 2021114930A JP 2020009987 A JP2020009987 A JP 2020009987A JP 2020009987 A JP2020009987 A JP 2020009987A JP 2021114930 A JP2021114930 A JP 2021114930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
animal
information
unit
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020009987A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7410555B2 (ja
Inventor
愉芸子 伊豫
Yukiko IYO
愉芸子 伊豫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rabo Inc
Original Assignee
Rabo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rabo Inc filed Critical Rabo Inc
Priority to JP2020009987A priority Critical patent/JP7410555B2/ja
Publication of JP2021114930A publication Critical patent/JP2021114930A/ja
Priority to JP2023211705A priority patent/JP2024037907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7410555B2 publication Critical patent/JP7410555B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】動物見守りシステムを提供すること。【解決手段】本発明は動物の状態に関するデータを取得するデータ取得部と、取得した前記データに基づく情報を前記動物の飼い主である第一ユーザに提供する第一の情報提供部と、前記情報を前記第一ユーザとは異なる第二ユーザに提供する第二の情報提供部とを備える動物共同見守りシステムに関する。本発明によれば、飼い主以外の複数の第二ユーザとの間で動物の情報を共有することができる。【選択図】図1

Description

本発明は動物共同見守りシステムシステムに関する。
近年、ペットの異常を検知して飼い主に通報するシステムが考案されている。
特許文献1には、ペットに異常が発生した場合、監視領域外にいる利用者にペットの状態を通報する監視システムが開示されている。
特開2007−189930号公報
しかしながら上述した技術は、異常が発生した場合に警備員へ救助を要請できることが記載されているものの、他の複数の者に救助を依頼できることは記載されていない。
そこで、本発明は、飼い主以外の複数の者で共同してペットなどの動物を見守る仕組みを提供することを一つの目的とする。
本発明によれば、飼い主以外の複数の者で共同してペットなどの動物を見守るができ、通常時は当該動物の活動を共有することができ、また緊急時には当該共同飼い主に対して救助を要請することができる、動物共同見守りシステムが得られる。
本発明によれば、複数の共同飼い主の間で動物を見守ることができる。また、緊急時には、複数の共同飼い主の間で速やかに適当な者に救助を依頼することができる。
本発明の実施の形態によるシステムの全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態によるシステムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態による宅内における動物のセンシングを説明する概念図である。 本発明の実施の形態によるサーバのハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態によるサーバのソフトウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態による第二ユーザ情報の構成例である。 本発明の実施の形態による測定データ取得部及び測定データ記憶部の構成例である。 本発明の実施の形態による動物情報生成部及び動物情報記憶部の構成例である。 本発明の実施の形態による行動種別の分析の流れについての説明図である。 本発明の実施の形態による入力されたデータ分析について説明する図である。 本発明の実施の形態の説明図である。 本発明の実施の形態による摂食量の測定方法を説明する図である。 本発明の実施の形態による排泄量の測定方法を説明する図である。 本発明の実施の形態による体重の測定方法を説明する図である。 本発明の実施の形態による摂食量の測定方法を説明する図である。 本発明の実施の形態による個体識別方法を説明する図である。 本発明の実施の形態による画面表示例である。 本発明の実施の形態による緊急度基準情報の構成例である。 本発明の実施の形態による処理のフローを示した図である。 本発明の実施の形態による処理のフローを示した図である。 本発明の実施の形態による対応者決定方法を説明する図である。 本発明の実施の形態による処理のフローを示した図である。
本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明は、以下のような構成を備える。
[項目1]
動物の状態に関するデータを取得するデータ取得部と、
取得した前記データに基づく情報を前記動物の飼い主である第一ユーザに提供する第一の情報提供部と、
前記情報を前記第一ユーザとは異なる第二ユーザに提供する第二の情報提供部とを備えることを特徴とする、動物共同見守りシステム。
[項目2]
前記第二ユーザごとに、前記情報に含まれる項目の提供可否の設定を第一ユーザから受け付け、
前記第二の情報提供部は、前記情報のうち提供可能な項目のみをそれぞれ前記第二ユーザに提供することを特徴とする、項目1に記載の動物共同見守りシステム。
[項目3]
取得した前記データから異常事態を検出する異常検出部をさらに備え、
前記第二の情報提供部は、異常である旨の情報を前記第二ユーザに通報することを特徴とする、項目1〜3のいずれかに記載の動物共同見守りシステム。
[項目4]
前記異常検出部は、前記動物の少なくとも食事、排泄、睡眠の回数及び量のいずれかの行動指標ついて異常を検出することを特徴とする、項目3に記載の動物共同見守りシステム。
[項目5]
前記異常検出部は、検出対象の前記動物の通常時の前記行動指標に関するデータを機械学習することにより、異常を検出することを特徴とする、項目4に記載の動物共同見守りシステム。
[項目6]
前記異常検出部は、検出対象の前記動物と、少なくとも性別及び年齢のいずれかが共通する他の動物の通常時の前記行動指標に関するデータを機械学習することにより、異常を検出することを特徴とする、項目4に記載の動物共同見守りシステム。
[項目7]
前記第二の情報提供部は、登録されたすべての前記第二ユーザに対して一斉に前記通報をすることを特徴とする、項目3〜6のいずれかに記載の動物共同見守りシステム。
[項目8]
前記第二ユーザから前記通報に対する対応可否の入力を受け付ける応答受付部と、
複数の前記第二ユーザの中から対応を依頼する者を選択する対応者決定部と、
をさらに備えることを特徴とする、項目3〜7のいずれかに記載の動物共同見守りシステム。
[項目9]
前記応答受付部が複数の前記第二ユーザから対応可能である旨の入力を受付けた場合、
前記対応者決定部は、前記複数の前記第二ユーザのうち、あらかじめ前記第一ユーザが設定した優先度が最も高い者を対応者として決定することを特徴とする、項目8に記載の動物共同見守りシステム。
[項目10]
前記第二ユーザの位置情報を取得する位置情報取得部をさらに備え、
前記応答受付部が複数の前記第二ユーザから対応可能である旨の入力を受付けた場合、
前記対応者決定部は、前記複数の前記第二ユーザのうち、前記動物との距離が最も短い者を対応者として決定することを特徴とする、項目8に記載の動物共同見守りシステム。
[項目11]
前記応答受付部は、対応可能時間の入力をさらに受け付け、
前記応答受付部が複数の前記第二ユーザから対応可能である旨の入力を受付けた場合、
前記対応者決定部は、前記複数の前記第二ユーザのうち、前記対応可能時間が最も早い者を対応者として決定することを特徴とする、項目8に記載の動物共同見守りシステム。
[項目12]
前記応答受付部が複数の前記第二ユーザから対応可能である旨の入力を受付けた場合、
前記対応者決定部は、検出した前記異常事態の緊急度が高い場合に、前記複数の前記第二ユーザのうち、前記対応可能時間が最も早い者を対応者として決定し、前記緊急度が低い場合に、前記複数の前記第二ユーザのうち、あらかじめ設定された優先度が最も高い者を対応者として決定することを特徴とする項目8に記載の動物共同見守りシステム。
[項目13]
前記第二の情報提供部は、あらかじめ設定された優先度が最も高い第二ユーザに対して前記通報を行い、
前記第二ユーザから対応不可である旨の入力を受け付けるか、若しくは所定時間内に前記第二ユーザから応答が得られない場合に、次に優先度が高い前記第二ユーザに前記通報を行うことを特徴とする、項目3〜6のいずれかに記載の動物共同見守りシステム。
[項目14]
前記第二ユーザの位置情報を取得する位置情報取得部をさらに備え、
前記第二の情報提供部は、前記動物との距離が最も短い前記第二ユーザに対して前記通報を行い、
前記第二ユーザから対応不可である旨の入力を受け付けるか、若しくは所定時間内に前記第二ユーザから応答が得られない場合に、次に距離が短い前記第二ユーザに前記通報を行うことを特徴とする、項目3〜6のいずれかに記載の動物共同見守りシステム。
[項目15]
検出した前記異常の緊急度を判定する緊急度判定部をさらに備え、
前記緊急度が低い場合に、前記第一の情報提供部は、前記第二の情報提供部が通報する前に、前記第一ユーザに異常である旨の情報を通報し、
前記第二の情報提供部は、前記第一ユーザによる操作に基づいて、前記第二ユーザに対して通報を行うことを特徴とする、項目1〜14のいずれかに記載の動物見守りシステム。
[項目16]
前記動物が飼育されている部屋に前記第二ユーザを入室可能な状態にする入室支援部をさらに備えることを特徴とする、項目1〜15のいずれかに記載の動物見守りシステム。
[項目17]
前記入室支援部は、前記第二ユーザが前記部屋のロックを解除できるようにするための処理を行うことを特徴とする、項目16に記載の動物見守りシステム。
<実施の形態の詳細>
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<概要>
本発明の実施の形態によるシステムは、飼い主である第一ユーザと、第一ユーザの家族や友人、獣医、警備会社などの第二ユーザとの間で、共同してペットや家畜などの動物を見守ることを可能とするものである。図1は、本発明の実施の形態におけるシステムの全体像を示すものである。動物の身体や部屋にセンサやカメラなどを備えており、飼い主である第一ユーザは、仕事などで外出している場合であっても、取得した情報を自身の携帯端末などで受信することで動物の様子を把握できるようにしている。本発明においては、当該動物の情報は、飼い主以外の家族や友人など、親しい人にも共有することによって、飼い主以外の第二ユーザでも、動物を見守ることができるようにする。また、地震などの災害時や、動物の急な体調不良等、緊急時においては、さらに獣医師や警備会社などにも、当該情報を通報し、一刻も早く動物のもとに駆け付け、救助を行うことができるものである。本発明は、ペットとして飼育されている動物に限らず、家畜等、他の動物についても利用することができる。
<構成>
図2に示すように、サービス提供システムは、サービスを提供するサーバ1と、サーバ1に、インターネット等のネットワークを介して接続される、測定データ取得手段、通信端末2、第一ユーザ端末3、第二ユーザ端末4を含む。また、サーバ1は、ネットワークを介して分析サーバ5と接続している。図2には、説明の便宜のために、各々1つの測定データ取得手段、通信端末2、第一ユーザ端末3、第二ユーザ端末4、及び分析サーバ5が図示されているが、各々複数の端末が、本システムのネットワークに接続可能である。
サーバ1は、サービスを、アプリケーションを介して第一ユーザ端末3、第二ユーザ端末4に対して提供することができる。第一ユーザ端末3及び第二ユーザ端末4は、アプリケーションをサーバ1または別のサーバからダウンロードし、このアプリケーションを実行し、ブラウザ等のウェブページの閲覧ソフトウェアを介してサーバ1にアクセスすることで、サーバ1と情報を送受信することでき、また、サービスを受けることが可能となる。
通信端末2は、測定データ取得手段(動物、例えばネコに装着された加速度センサや重量測定手段などのデバイス)と近距離無線通信を行うことで、重量データ及び行動測定データを取得することができる。より具体的には、まず、図3に示すように、動物に対し、首輪状(またはペンダント状)のウェアラブルデバイスが取り付けられる。ウェアラブルデバイスには、加速度センサ6及び/または温度センサが内蔵される。重量測定手段8及びセンサ6等の測定データ取得手段は、データをBLUETOOTH(登録商標) LAW ENERGY(BLE)等の近距離無線通信を通じて、同じ宅内に設置される受信装置7に送信し、受信装置7は、ルータ等の通信端末2にデータを転送し、通信端末2は、データをネットワークを介してサーバ1に送信する。なお、測定データ取得手段は、データをBLUETOOTH(登録商標) LAW ENERGY(BLE)等の近距離無線通信を通じて、ユーザ端末3、4に直接送信することとしてもよい。ここで、受信装置7は、一例として、Linuxベースのオペレーションシステムを搭載し、また、気温を測定する温度センサ等各種センサを搭載することができる。しかしながら、組み込みのチップセット等、OSを搭載しないものであってももちろんよい。
図2に戻り、第一ユーザ端末3及び第二ユーザ端末4として、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはスマートフォン、タブレット、携帯端末、その他情報端末等であってもよい。
図4は、本発明の第1の実施の形態によるサーバ1の機能ブロック図である。なお、図示された構成は一例であり、これ以外の構成を有していてもよい。
図示されるように、サーバ1は、データベース(図示せず)と接続されシステムの一部を構成する。サーバ1は、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはクラウド・コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。
サーバ1は、少なくとも、制御部10、メモリ11、ストレージ12、送受信部13、入出力部14等を備え、これらはバス15を通じて相互に電気的に接続される。
制御部10は、サーバ1全体の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御、及びアプリケーションの実行及び認証処理に必要な情報処理等を行う演算装置である。例えば制御部10はCPU(Central Processing Unit)であり、ストレージ12に格納されメモリ11に展開されたプログラム等を実行して各情報処理を実施する。
メモリ11は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリやHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ11は、プロセッサ10のワークエリア等として使用され、また、サーバ1の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、及び各種設定情報等を格納する。
ストレージ12は、アプリケーション・プログラム等の各種プログラムを格納する。各処理に用いられるデータを格納したデータベース(図示せず)がストレージ12に構築されていてもよい。
送受信部13は、サーバ1をネットワークに接続する。なお、送受信部13は、Bluetooth(登録商標)及びBLE(Bluetooth Low Energy)の近距離通信インターフェースを備えていてもよい。
入出力部14は、キーボード・マウス類等の情報入力機器、及びディスプレイ等の出力機器である。
バス15は、上記各要素に共通に接続され、例えば、アドレス信号、データ信号及び各種制御信号を伝達する。
図5は、本発明のシステムのサーバのソフトウェア構成例を示す図である。サーバは、第二ユーザ設定部21、測定データ取得部22、動物情報生成部23、表示制御部24、第一情報提供部25、第二情報提供部26、異常検出部27、緊急度判定部28、応答受付部29、対応者決定部30、入室支援部31、第一ユーザ情報記憶部41、第二ユーザ情報記憶部42、測定データ記憶部43、動物情報記憶部44、緊急度基準記憶部45を備えることができる。
なお、第二ユーザ設定部21、測定データ取得部22、動物情報生成部23、表示制御部24、第一情報提供部25、第二情報提供部26、異常検出部27、緊急度判定部28、応答受付部29、対応者決定部30、入室支援部31は、サーバが備える制御部10がストレージ12に記憶されているプログラムをメモリ11に読み出して実行することにより実現され、第一ユーザ情報記憶部41、第二ユーザ情報記憶部42、測定データ記憶部43、動物情報記憶部44、緊急度基準記憶部45は、メモリ11およびストレージ12の少なくともいずれかにより提供される記憶領域の一部として実現される。
第一ユーザ情報記憶部41は、第一ユーザ(飼い主)の基本情報と、第一ユーザが飼育する動物の基本情報を管理する。第一ユーザの基本情報とは、性別、年齢、職業、住所等の情報が挙げられる。第一ユーザが飼育する動物の基本情報は、名前、種類、年齢、性別、居住地、健康情報等を含む。健康情報としては、通院歴、病歴等が挙げられる。ひとりの第一ユーザについて複数の動物の情報を登録することができる。また、これらの第一ユーザの基本情報及び動物の基本情報は、例えば第一ユーザに付与されたユーザIDに紐づけて管理される。また、動物についてIDを付与することもできる。
第二ユーザ情報記憶部42は、第一ユーザの情報(IDなど)に紐づけて、第二ユーザの基本情報と、設定情報とを記憶する。第二ユーザは、第一ユーザが飼育する動物の各種情報を共有する相手であり、家族、友人、獣医、大家、警備会社、ペット保険会社などが考えられる。ひとりの第一ユーザに対して複数の第二ユーザが登録可能である。第二ユーザの基本情報とは、性別、年齢、職業、住所、第一ユーザとの関係(家族、友人、獣医など)等の情報が挙げられる。また、設定情報としては、通常時に受け取る情報の閲覧範囲や、異常事態発生時の通報に関する設定を含むことができる。
第二ユーザが通常時に受け取る情報の閲覧範囲は、例えば図6に示すように各情報項目ごとに、第一ユーザが設定することができる。例えば、リアルタイム行動データ(ペットの現在の行動に関する情報)は「第二ユーザ1家族」には開示するが、「第二ユーザ2獣医」、「第二ユーザ3警備会社」には非開示とする、等の設定をすることができる。第二ユーザ3警備会社のように、通常時に受け取る情報がすべての項目において非開示に設定されることもあり得る。これは、当該第二ユーザが異常事態発生時のみ対応することを役割としている場合である。
異常事態発生時の通報設定は、例えば図6に示すように、第二ユーザごとに、異常事態発生時に通報をするかどうか、通報する場合の優先度の高低や他の第二ユーザ間での順位、さらに、第一ユーザの部屋に入るための手段(鍵など)を所持しているか否か、などの情報が含まれ得る。通報しない設定とされた第二ユーザには、異常事態が起こっても通報が行かないようにすることができる。通報時の優先度は、通報する順番や、実際の対応者として選択される順番に寄与する。詳細については後述する。また、鍵の所持は、第一ユーザが動物を飼育している部屋に入る手段としての鍵を持っているか否かの情報である。家族で合鍵を持っている場合や、警備会社に緊急時のために鍵を預けている場合は、鍵を所有している旨の情報を登録する。
第二ユーザ設定部21は、第一ユーザが飼育するペットの情報を共有することができる第二ユーザの基本情報及び設定情報の入力を受け付ける。当該情報は、第一ユーザが入力することができる。第二ユーザの基本情報及び設定情報は、上述したとおりであり、第二ユーザ情報記憶部42に格納される。
測定データ取得部22は、各種測定データ取得手段から動物の状態に関するデータを取得する。測定データ取得部22は、図7に示すように、行動測定データ取得部221、重量データ取得部222、環境データ取得部223を含んでよい。動物の状態に関するデータとは、動物の行動、活動、体調、周囲環境のデータを含む。ここでいう測定データ取得手段とは、加速度センサや重量センサ、カメラ等、データを取得するデバイスを含む。また、測定データ取得部22で取得した各種のデータは、測定データ記憶部43に格納される。測定データ記憶部43は、図7に示すように、行動測定データ記憶部431、重量データ記憶部432、環境データ記憶部433を含んでよく、それぞれ対応する測定データ取得部22から取得したデータが格納される。測定データ取得部22及び測定データ記憶部43は、これらのデータ以外に、動物の体温データや画像データ等、他のデータを取得する取得部及び記憶部を備えてもよい。
行動測定データ取得部221は、センサ6によって検出され、通信端末2を介して送信された行動測定データを、サーバ1の送受信部13を介して受信する。受信された行動測定データは、行動測定データ記憶部431に格納される。または、図1において示す、分析サーバ5に内蔵されるストレージに格納することもできる。その他、画像データであってもよい。
センサ6は、例えば加速度センサである。加速度センサ6は、図3に示すように、互いに直交する3軸方向(x軸、y軸、z軸方向)の加速度を検出するセンサであり、ネコなどの動物の首部に装着する首輪に内蔵される。図3に示すように、動物の前後方向をX方向、左右方向をY方向、上下方向をZ方向と定義し、動物の動きに応じて各方向の加速度信号が検出できるよう首輪を動物に取り付ける。センサの種類はこれに限らず、ジャイロセンサやモーションセンサ等、動物の動きに関する情報を取得できるあらゆるセンシング装置を採用可能である。
重量データ取得部222は、重量測定手段から重量データを取得する。重量測定手段は、重量センサを備え、食事量や排泄量、体重を測定できるデバイスであれば特に制限はない。用途に応じて、トイレ、食器、水入れ等のペット用アイテムをのせることができる形状(例えばボード型)を備えていることが好ましい。重量測定手段とサーバとは通信ネットワークにより接続される。重量データは、時系列に取得されることが好ましい。取得された重量データは、時間情報とともに重量データ記憶部432に格納される。重量データ記憶部432は、重量データ取得部222が取得した重量データを各重量測定手段ごとに記憶する。重量データは、時間データとともに記憶される時系列データであることが好ましい。
環境データ取得部223は、動物が飼育されている環境データを取得する。例えば、室内外に設置した温度計や湿度計から気温データ、室温データ、湿度データ等を取得する。また、インターネット上から動物がいるエリアの気候に関するデータを入手してもよい。さらに、環境データ取得部223は、災害に関する情報を取得する。災害に関する情報とは、地震、火災、洪水、津波、落雷、竜巻などの発生情報である。災害に関する情報は、室内外に設置した各種センサから取得してもよいし、インターネット上で提供されている災害情報を取得してもよく、その方法は特に問わない。取得された環境データは、環境データ記憶部433に格納される。
動物情報生成部23は、各種測定データを分析することによって、測定対象の動物の活動に関する動物情報を生成する。動物情報生成部23は、行動情報生成部231、重量情報生成部232等を備えることができる。また、動物情報生成部23が生成した動物に関するデータは、動物情報記憶部44に格納される。動物情報は、図8に示すように、行動情報記憶部441、重量情報記憶部442を含んでよい。
行動情報生成部231は、受信した行動測定データを基に、分析サーバと連携しながら(または、本行動情報生成部231における単独の処理によって)、動物の行動データを生成する。
ここで、行動情報とは、行動情報記憶部441に格納される、運動データ、睡眠データ、食事データ、トイレデータ、位置データ等を含む。より具体的には、運動データとして、運動の有無、時間とともに1日においてどれくらいの活動をしているのかといった集計データ、睡眠データとして、睡眠の有無と時間とともに1日においてどれくらいの睡眠をしているのかといった集計データ、食事データとして、食事行動の有無と時間とともに食事を何回食べたか、いつ食べたかといった集計データ、摂水行動の有無と時間とともに水を何回飲んだか、いつ飲んだかといった集計データ、トイレデータとして、排便行動の有無と時間とともに排便を何回したか、いつしたかといった集計データ、また、排尿行動の有無と時間とともに排尿を何回したか、いつしたかといった集計データ、が挙げられる。また、位置データとして、どの方向に移動したか、どの位置にいたか、その他のデータとして、水を何回飲んだか、いつ飲んだか等が挙げられる。また、図示しないが、計測時の動物の体温を計測してもよい。
行動情報の生成フローについて説明する。まず、行動情報生成部231は、行動測定データ取得部221において検出された測定データを確認する。続いて、行動情報生成部231は、測定データを基に行動種別を判定する。行動種別の判定方法は、いくつかの既知の行動分析方法によって実現し得るが、例えば、加速度センサ6から得られたxyz軸方向の加速度データ(Gx、Gy、Gz)を、ウェーブレット変換を用いて、振動をもった信号を時刻毎に周期と振幅に分解し、各々の時刻における信号の周期性を行動スペクトルとして認識し、スペクトルの類似性に従って、事前に登録した行動要素と比較することで行動を分類することができる。
事前に登録した行動要素の情報が無い場合は、新しい行動要素として認識し、後述の異常行動を示すデータとして、例えば、獣医師に提供することができる。または、例えば、加速度センサ6から得られた加速度データをフーリエ変換し、時間軸に沿って算出される周波数成分の平均値やピーク値を、同じまたは別の動物の行動種別(運動、睡眠、食事、トイレ等)に対応する既知の周波数と比較することで行動を特定したり、加速度成分を高速フーリエ変換(FFT)することにより算出された周波数成分を基に、特徴的な波形やスペクトル値を抽出し、同じまたは別の動物の行動種別(運動、睡眠、食事、トイレ等)に対応する既知の特徴的波形またはスペクトル値と比較することで、行動を特定することができる。また、加速度センサで算出される、各軸方向の姿勢(θx、θy、θz)から動物の姿勢を把握することで、行動種別を推測することもできる。
行動種別が判定されると、行動情報生成部231は、行動種別を示すデータを行動情報として、測定データを測定した日時(または受信した日時、行動情報を生成した日時)とともに生成する。
ここで、行動種別の分析の流れについて、図9を参照して更に説明を行う。加速度センサから取得した加速度データ101に対して、上述したウェーブレット変換により得られたスペクトルデータ又はフーリエ変換等により得られた成分データにすべくデータの前処理102を行う。このように前処理されたデータは、続いて、二値モデル群によるスコアリング103がされる。本実施の形態による二値モデルは、WALKモデル、RUNモデル、EATモデル、STAYモデルなどと言った具体的に表現(解釈)可能な活動のモデルと比較分析し、前処理データ102のうち特定の部分がどの行動と推測できるかをスコアリングする。例えば、図10に示されるように、入力されたデータを各モデルで分析することにより確からしさをスコアリングする。図示されている例においては、「歩く」が91、「走る」が62、「食べる」が21、「止まる」が8であり、最も高いスコアは「歩く」の91であるため、二値モデル群によるスコアリング結果としては「歩く」という行動に分類される。
続いて、図9に戻り、多値モデル群によるスコアリング104が行われる。本実施の形態による多値モデル群によるスコアリングは、二値モデルにより得られた結果が拮抗していた場合などに、どちらの二値モデル群による結果を優先させるべきかを機械学習に基づいて判定する。例えば、図10よる例では、「歩く」が91、「走る」が62という結果化がでており、「走る」という評価のスコアも比較的高い。この場合、過去の二値モデル群への入力データと判定結果の組み合わせから今回のケースで優先すべきはいずれの二値モデルなのかどうかを判定する。このように、本実施の形態においては、各行動の判定に特化した二値モデル群の結果を多値モデル群によって更に評価を行うことにより、データの正確性を向上させている。
図9に戻り、判定された行動をルールベースに基づきさらに補正をおこなう。例えば、猫の行動上一定時間継続することが多いような「食べる」や「寝る」などの判定区間中に、突発的に「走る」などの通常起こりにくい行動を二値モデルが判定した場合、もしくは判定不能な場合に、この区間の二値モデルの予測結果を棄却し、ルールによって他の行動と推定する補正を行う。補正が完了すると、当該行動に予め登録されていた行動ラベルの付与106がなされる。
本実施の形態においては、特に、各動物の個体差や環境による個別的要因に対応するため、ユーザからのフィードバック107を受けることとしている。具体的には、図11に示されるように、自己の管理している動物を観察等しながら、現在の行動を(手動により)記録する。当該記録と加速度センサのデータを関連付けることにより、目視等による教師データを収集することができる。このようにして得られたフィードバックデータ108は、蓄積され、二値モデル群のモデルの精度を上げるために利用される。
以上のように生成された行動情報は、行動情報記憶部441に格納される。行動情報は、時間データとともに記憶される時系列データであることが好ましい。
重量情報生成部232は、重量データ取得部222が取得した重量データを分析して、各種測定対象(体重、食事量、摂水量、排便量、排尿量等)を算出する。重量情報生成部232は、重量算出部を備える。重量算出部は、重量データ取得部222が取得した重量データを分析して、測定モードに沿って目的の重量情報を出力する。測定モードとは、下記のように少なくとも測定対象を定めるものであり、ユーザが設定することもできるし、重量測定手段に載せられたアイテムを認識して自動で設定されてもよい。
以下に、各測定モードごとの重量の算出方法の一例を示す。
<食事量・摂水量・体重測定モード>
図12は、食事量・摂水量・体重を測定する場合の例を示す。動物が食事又は水を飲むために重量測定手段の上にのった場合、時系列の重量データは例えば図12のような挙動を示す。動物が重量測定手段の上にのる前の時点での重量と、動物がのった時の重量との差ΔW1は、動物の体重とみることができる。また、動物が重量測定手段の上にのる前の時点での重量と、動物が食事・摂水を終わって降りた時点での重量との差ΔW2は、餌又は水の減少量、すなわち摂食量・摂水量であるとみることができる。動物が重量測定手段の上にのっている最中に、動物が動くことによって重量データにブレが生じる場合は、平均値や、一定時間以上動きがなくなった時の重量データを採用する等、適宜最適な値を採用することとして良い。
<排泄量・体重測定モード>
図13は、排泄量・体重を測定する場合の例を示す。動物が排便又は排尿するために重量測定手段の上のトイレに入った場合、時系列の重量データは例えば図13のような挙動を示す。動物がトイレに入った時の重量と、動物がトイレから出たときの重量との差ΔW3は、動物の体重とみることができる。体重は、動物がトイレに入る前の時点での重量と、トイレに入った直後の重量との差を採用してもよい。また、動物がトイレに入る前の時点での重量と、動物がトイレから出た後の時点での重量との差ΔW4は、排泄量とみることができる。動物がトイレの中に入っている最中に、動物が動くことによって重量データにブレが生じる場合は、平均値や、一定時間以上動きがなくなった時の重量データを採用する等、適宜最適な値を採用することとして良い。
<体重測定モード>
図14は、体重を測定する場合の例を示す。動物がベッドで睡眠をとったりくつろいだりするために重量測定手段の上のベッド等にのった場合、時系列の重量データは例えば図14のような挙動を示す。動物がベッドに入った時の重量と、動物がベッドから出たときの重量との差ΔW5は、動物の体重とみることができる。
以上のように、重量算出部は、時系列の重量データの変化から、各種測定対象の重量を推定することができる。測定対象の種類とその算出方法は上述したものに限られず、任意に設定することができる。
重量情報生成部232は、さらに重量情報評価部を備えてもよい。重量情報評価部は、重量算出部が算出した重量情報と行動データを突き合わせて、重量情報の確からしさを評価する。重量情報評価部は、測定対象の重量情報が取得された時間(t1〜t2)における行動データを行動データ記憶部から参照し、その時のペットの行動が重量情報の測定対象と合致しているかを確認する。例えば、食事量測定モードで測定している場合に、重量データが変動したときは、前述したように重量データの変化量を「食事量」として判断するが、図15のようにその時間帯(t1〜t2)における行動データが「食事」を示していれば、当該重量情報は食事量であることが確からしいと判断できる。一方で、その時間帯における行動データが「食事」ではない場合(例えば「遊んでいる」など)は、当該重量情報は食事量を示すものではない可能性があると判断する。このように、重量情報評価部は、重量情報と同時間帯における行動データが重量情報と合致している場合に、当該重量情報が確からしいと判断し、合致していない場合に当該重量情報を不確かなデータとしてタグ付けしたり、削除したりすることができる。
重量情報生成部232は、さらに重量種別特定部を備えてもよい。重量種別特定部は、行動データによって、ごはんを食べているときと水を飲んでいるとき、または、排便をしているときと排尿をしているときを区別することができる場合は、重量算出部が算出した重量情報をさらに具体的に特定することができる。例えば、食事量・摂水量・体重測定モードで、重量測定手段の上に食器と水入れの両方を置いた場合、ΔW2は食事量と摂水量のいずれかもしくは両方の合計を示している。ここで、t1〜t2における行動データが「食事」を示していれば、ΔW2は食事量であると判断することができる。同様に、排泄量・体重測定モードにおいて、ΔW4は排便量、排尿量のいずれかもしくは両方の合計を示しているが、当該重量データが取得された時間帯における行動データが「排便」であった場合、ΔW4は排便量であると判断することができる。このように、重量種別特定部は、同時間帯における行動データから、重量情報の測定対象をより具体的に特定することができる。
重量情報生成部232は、さらに個体識別部を備えてもよい。個体識別部は、多頭飼いの場合に、重量算出部が算出した重量情報が、どの個体によるものであるかを判断することができる。多頭飼いの場合、一つの重量測定手段の上にのった個体がどの個体であるかを識別することは通常困難である。個体識別部は、測定対象の重量データが取得された時間帯(t1〜t2)における、各個体の行動データを参照し、重量情報が紐づけられるべき個体を特定する。図16に示す例においては、t1〜t2における個体A、個体Bの行動データから、重量測定手段が取得した重量データは、食事をしていた個体Aのものであることを判断する。このように、個体識別部は、重量情報ごとに合致する行動データを示す個体を選択し、重量情報に個体情報を付与することができる。
また、各個体のセンサから得られる加速度データ等の波形から個体を識別してもよい。同じ行動であっても、個体ごとに波形に固有の特徴が出ることが知られている。測定対象の重量データが取得された時間帯における行動波形データについて、あらかじめ登録した各個体の行動ごとの波形と照らし合わせて特徴を比較することによって、個体を識別することができる。
個体の識別は、上記載方法の他に、各種の方法を採用してもよい。例えば、重量測定手段を撮影することのできる画像取得手段によって得られた画像を分析することによって行ってもよい。ビデオカメラなどの画像取得手段によって経時的に動画像を撮影し、重量測定手段8の上にのっている個体を画像認識によって識別する。個体識別部は、測定対象の重量データが取得された時刻における画像データから、重量情報が紐づけられるべき個体を特定することができる。
個体識別部は、ペットの首輪等から個体情報を含むデータをBLUETOOTH(登録商標) LAW ENERGY(BLE)等の電波強度の強弱によって、重量測定手段の近くにいる個体を識別してもよい。重量測定手段若しくはその近傍に、BELの受信手段を備えておき、より近くにいる個体を認識することができる。
個体識別部は、体重によって個体を識別することとしてもよい。あらかじめ個体の体重を登録しておき、各測定モードで体重を算出した際に、当該登録体重を参照することによって、個体を識別することができる。
以上のように個体識別部は複数の方法によって個体を識別することができるが、このうち一つ以上を採用することができ、複数の方法を組み合わせて個体識別を行ってもよい。
重量情報生成部232が生成した重量情報は、重量情報記憶部442に格納される。例えば、測定日時ごとに測定対象と、測定対象の重量(例:食事量)が格納されてよい。この他に、多頭飼いの場合は個体名や個体IDの情報を含んでもよい。
表示制御部24は、第一ユーザ端末3及び第二ユーザ端末4のディスプレイに表示される画面を構成するデータを生成する。表示制御部24は、生成した行動情報や重量情報、環境データを時間情報とともに表示することが好ましい。図17は、画面表示の一例である。また、所定期間(1週間や1か月等)における行動情報や重量情報を集計したレポートを作成することもできる。例えば、食事回数や食事量、運動量、睡眠時間、排泄回数、排泄量の1日当たりの平均値や、各行動の1日のうちの時間帯の分布などを集計して表示させることができる。
表示制御部24は、第二ユーザごとに、出力するデータを調整する。表示制御部24は、第二ユーザ情報記憶部42から、各第二ユーザの通常時に受け取る情報の閲覧範囲を読み出し、各情報項目のうち開示可能な項目のみを含む画面を構成し、出力する。
第一情報提供部25は、表示制御部24が生成した表示データを、第一ユーザ端末3に送信する。通常時は、例えば所定の時間間隔ごと、情報が更新されるごと、または第一ユーザからの要求があったときに情報を送信してもよい。また、下記で述べるように異常が検出された際に、異常情報を第一ユーザ端末3に通報する。
第二情報提供部26は、表示制御部24が生成した表示データを、第二ユーザ端末4に送信する。通常時は、第二ユーザ情報記憶部42に設定された閲覧範囲に基づいて、例えば所定の時間間隔ごと、情報が更新されるごと、第二ユーザからの要求があったとき、または第一ユーザから指示があったときに情報を送信してもよい。また、下記で述べるように異常が検出された際に、異常情報を第二ユーザ端末4に通報する。異常情報の送信の仕方は下記で述べるように複数パターンあってもよく、ユーザごとに選択できるようにしてもよいし、緊急度に基づいて自動的に選択してもよい。
異常検出部27は、生成した行動情報、重量情報、環境情報等の各情報から異常を検出する。たとえば、行動情報からは、嘔吐や痙攣等のなんらかの体調不良を示すシグナルが検出されたときや、食事回数や排泄回数などの行動回数、及び活動量が異常に少ない(若しくは多い)ときを「異常」と判断することができる。また、重量情報からは、測定対象(食事量、摂水量、排便量、排尿量、体重)の重量が異常に少ない(若しくは多い)ときを「異常」と判断することができる。行動回数や測定対象の重量が異常に少ない(若しくは多い)ことを判断する手法としては、それぞれについて一般的な適正範囲をあらかじめ設定しておき、当該範囲を下回る、若しくは上回る場合に「異常」と判断してもよい。また、当該動物個体の所定期間における平均範囲を設定し、当該範囲から逸脱した場合を「異常」としてもよい。さらに、当該動物と属性(動物種、種別(犬種、猫種など)、年齢、体重、性別、持病等)が共通する他の動物個体における平均範囲を設定し、当該範囲から逸脱した場合を「異常」と判断してもよい。
また、上記の異常検出において機械学習を用いることもできる。まず、当該動物個体の通常の態様に対する異常を検出する場合は、当該動物個体の通常時の行動情報や重量情報等に基づいて、正常時のモデルを学習する。必要に応じて、行動情報や重量情報はスペクトラム変換などの前処理を行ってもよい。機械学習における学習モデルの生成には、既知の手法を用いることができる。そして、新たに取得された行動情報や重量情報を入力として、異常かどうかを判定する。
また、当該動物と属性が共通する他の動物個体の通常の態様に対する異常を検出する場合は、属性が共通する他の動物の通常時の行動情報や重量情報に基づいて、正常時のモデルを学習し、同様に異常を判定することができる。正常時のモデルを作成する際の他の動物の選択は、動物種、種別(犬種、猫種など)、年齢、体重、性別、持病といった属性のうち1つ以上が共通する動物を選択することができる。また、年齢や体重といった属性は、例えば年齢1〜3歳、体重10kg〜15kg、等ある程度の幅を有する範囲を設定してもよい。例えば動物種、年齢、性別が同じ(3歳のオスの猫、など)動物の行動情報や重量情報を、動物情報記憶部44から選択し、学習させることができる。
異常検出部27は、環境情報からは、部屋の温度や湿度の適正範囲をあらかじめ設定しておき、当該範囲を下回る、若しくは上回る場合に「異常」と判断することができる。また、地震や火災などの災害を感知した場合も、「異常」と判断する。
緊急度判定部28は、異常検出部27が検出した異常情報の緊急度を判定する。各異常事象に対してあらかじめ緊急度を設定しておくことによって緊急度を判定してもよい。緊急度の設定は、例えば緊急度基準記憶部45に異常の内容と緊急度との対応をテーブルとして格納しておくことができる。図18は、緊急度基準記憶部45に格納される情報の一例である。緊急度は、例えば「高」・「中」・「低」等の複数段階で分類されてもよいが、特に制限されない。一例として、環境情報として地震発生の情報を得た場合、震度5以上であれば緊急度「高」、震度4であれば緊急度「中」、震度3以下であれば緊急度「低」、等とする。緊急度の設定は、第一ユーザによって設定されてもよい。
また、緊急度を判定する際に所定の条件を付与しておくこともできる。例えば、行動情報から「嘔吐」が検出された場合、「嘔吐」の所定時間前に食事をしていた旨の行動情報が検出されている場合は、単に勢いよく食事したせいで嘔吐したと判断して緊急度を「低」とし、それ以外の場合は緊急度「高」とする、等の設定をすることができる。また、複数の異常状態が検出されたときにその組み合わせによって緊急度を判定してもよい。例えば、食事量が異常に少ない、という異常情報と、活動量が異常に少ない、等の2つ以上の異常情報が所定時間内にそろって発生した場合には、緊急度「高」とする、等とすることができる。緊急度を「高」とする異常情報の組み合わせは適宜設定することができる。
応答受付部29は、第二ユーザから、異常通報に対して対応可能か否かの応答を受け付ける。応答受付部29は、例えば、対応可能か否かの情報や、対応可能な時間帯(今すぐ可能、今から1時間後、等)等の情報を受け付ける。また、GPS等の既知の手法により位置情報を受付けてもよい。
対応者決定部30は、対応可能な第二ユーザの中から、実際に異常事態への対応を依頼する者を決定する。対応者は、例えば第二ユーザの位置情報から一番近くにいる者を対応者として決定してもよいし、優先度が高い者を対応者として決定してもよい。具体例について後述する。
ロック解除支援部は、対応者として選択された第二ユーザが救助対象の動物が飼育されている部屋に入るために必要な処理を行う。例えば、救助対象の動物が飼育されている部屋のスマートロックキーを発行してもよいし、部屋に入るための生体認証に当該選択された第二ユーザの生体情報を設定し、当該第二ユーザが生体認証を解除できるようにする等の処理を行うことができる。また、必要に応じて、選択された第二ユーザと第一ユーザとの間での通話を可能にする通話手段や、メッセージのやり取りを可能にするメッセージ送受信手段をアプリ上で使用可能にしてもよい。
図19は、本発明の実施の形態における処理のフローチャートである。
まず、測定データ取得部22は、加速度センサや重量センサなどの各種データ測定手段から測定データを継続的に取得する(S201)。さらに、動物情報生成部23は、取得した測定データを分析して行動情報や重量情報を生成する(S202)。
異常検出部27は、生成した動物情報や、その他環境データから、異常状態があるか否かを判定する(S203)。異常状態がある場合、第二情報提供部は異常である旨の情報を第二ユーザに通報する(S204)。また、同時に第一情報提供部は第一ユーザに通報を行う。通報は、異常である旨のメッセージや、その根拠となった行動情報、重量情報、環境データ、画像等を送信することができる。
通報を受け取った第二ユーザは、対応の可否及び対応可能な時間帯等の情報を入力する(S205)。対応者決定部30は、第二ユーザからの入力を元に、対応を依頼する第二ユーザを決定する(S206)。対応者決定部30は、最も早く対応可能な者を選択してもよいし、あらかじめ設定された優先度が最も高い者を選択してもよく、または別の方法によって選択してもよい。選択された第二ユーザには、対応を依頼する旨の通知を送信する。
また、第二ユーザ情報記憶部42を参照して選択された第二ユーザが鍵などの入室手段を所有しているか否かを確認する(S207)。入室手段を所有していない場合は、ロック解除支援部がロック解除手段を提供する(S208)。
図20は、本発明の第二の実施形態におけるフロー図である。
第二の実施形態は、緊急度を判定するステップを備える点で第一の実施形態と相違するが、その他は同様である。以下、相違する点についてのみ説明する。
S303で異常が検出された場合に、緊急度判定部28は緊急度を判定する(S309)。緊急度が高いと判定された場合は、第二情報提供部は第一の実施例と同様に第二ユーザに通報する(S304)。一方、緊急度が高くない場合、及び不明な場合は、第一情報提供部がまず第一ユーザに通報する(S310)。第一ユーザは、通報を見て第二ユーザへの通報が必要か否かを判断し、必要である旨の入力をした場合は(S311=Yes)、第二情報提供部は第二ユーザへの通知を行う(S304)。第二ユーザへの通報が不要である旨の入力をした場合は(S311=No)、第二ユーザへの通報を行わない。
または、S310において第一ユーザへの通報を行ってから所定時間経過内に第一ユーザからの応答が得られなかった場合に、第二ユーザへの通報を行うこととしてもよい。
第二の実施形態によれば、検知されたすべての異常について一律に第二ユーザへの通知がなされることがなくなるので、第二ユーザの過度な負担を軽減することができる。
以下に、通報から対応を依頼する第二ユーザの決定までのプロセス例を説明する。
<一斉通報>
第二情報提供部は、異常事態発生時に通報をする旨の設定がなされている第二ユーザの全員に対して、一斉に通報することができる。第二情報提供部は、第二ユーザ情報記憶部42から、登録されている第二ユーザの異常事態発生時の通報設定を読み出し、通報する設定になっている第二ユーザに対して通報を行う。
第二情報提供部が通報を行った後、通報を受け取った第二ユーザは、対応可否や、自身の位置情報、対応可能時間(今すぐ対応可、1時間後に対応可、等)等の情報を入力し、応答受付部29が当該情報を受け付ける。対応者決定部30は、所定のルールに基づいて、対応をお願いする第二ユーザを決定する。
一斉通報を行った場合は、第二ユーザが入力した情報に基づいて、対応者を決定する。例えば、対応可能である旨の情報を最も早いタイミングで入力した第二ユーザを対応者として決定することができる。また、通報から所定時間が経過する間に対応可能である旨の情報を入力した第二ユーザの中から、あらかじめ設定した優先度が高い者を対応者として決定してもよい。
別の例としては、第二ユーザの位置情報及び対応可能時間から、救助対象動物のもとへ到達するために必要な時間(以下、到達必要時間)が最も短い者を対応者として決定してもよい。第二ユーザの位置情報を利用できる場合は、第二ユーザ端末から第二ユーザの位置情報を取得し、第二ユーザから当該動物がいる部屋までの移動時間を算出する。そして、対応可能時間と移動時間の合計時間を到達必要時間として算出する。図21は、到達必要時間が最も短い第二ユーザを対応者として決定する際の例である。図21のように4人の第二ユーザが登録されている例において、対応可能との入力をした第二ユーザ1、3、4について、到達必要時間を算出する。各第二ユーザが入力した対応可能時間(対応が可能になるまでにかかる時間)と、第二ユーザの位置情報から算出した移動時間とから、動物がいる部屋に到達するのにかかる合計時間(到達必要時間)を算出する。今すぐ対応可能である場合は、対応可能時間は0分としてもよい。図21の例においては、到達必要時間が最も短いのは第二ユーザ1であったので、対応者決定部30は第二ユーザ1を対応者として決定する。
<順次通報>
第二情報提供部は、通報する旨の設定がなされている第二ユーザのうち、所定の順番で順次通報を行うことができる。所定の順番は、例えば第一ユーザがあらかじめ定めた優先度に基づいてもよいし、通報時の第二ユーザの位置情報から、最も当該動物がいる部屋との距離が近い順でもよい。どういった順番で通報するかは、あらかじめ第一ユーザが設定しておくことができる。第二情報提供部は、第二ユーザ情報記憶部42から、通報する旨の設定がなされている第二ユーザの情報を読み出し、優先度に基づいて通報する場合は、さらに各第二ユーザの優先度を読み出す。また、第二ユーザの位置情報に基づいて通報する場合は、第二ユーザ端末4から第二ユーザの位置情報を取得し、第二ユーザの位置から当該動物がいる部屋までの移動時間を算出して、移動時間が小さい第二ユーザから通報する順番を決定する。優先度や移動時間が同列の者が2人以上いる場合は、1度に2人以上の第二ユーザに通報をすることとしてもよい。
図22は、順次通報する場合の動作フローである。第二情報提供部は、所定の順番に基づいて、通報する一人目の第二ユーザを選択し(S401)、当該一人目の第二ユーザに対して通報を行う(S402)。通報を受け取った当該第二ユーザは、対応の可否を入力する。一人目の第二ユーザから対応可否の入力が一定時間が経過する以内に得られなかった場合(S403=No)、対応不可と判断して次の第二ユーザへの通報を行ってもよい。一人目の第二ユーザが対応不可である旨の入力をした場合(S404=No)は、第二情報提供部は、次の第二ユーザに対して通報を行う。また、また、第二ユーザの対応可能時間や移動時間からして次の第二ユーザへの通報を行った方が良いと判断される場合(S405=No)にも、次の第二ユーザへの通報を行ってもよい。当該判断は、第一ユーザが都度行ってもよいし、あらかじめ定めた条件に基づいて行ってもよい。例えば、対応可能時間及び移動時間から、当該動物がいる部屋までの到達必要時間を算出し、当該時間が一定以上である場合は次の第二ユーザに通報を行うこと、等を定めておくことができる。
対応者決定部30は、最初に対応可能である旨の入力が得られた第二ユーザを対応者とする。または、さらに対応可能時間や移動時間が条件を満たした第二ユーザを対応者とする(S406)。対応者を決定できるまで、第二情報提供部は次の第二ユーザへの通報を行う。
本発明によれば、外出の多い飼い主であっても、複数の第二ユーザとの間で動物の情報を共有し、緊急時の対応を速やかに依頼することができるので、安心である。
上述した実施の形態は、本発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良することができると共に、本発明にはその均等物が含まれることは言うまでもない。
1 サーバ
2 通信端末
3 第一ユーザ端末
4 第一ユーザ端末
5 分析サーバ
6 センサ
7 受信装置
8 重量測定手段
21 第二ユーザ設定部
22 測定データ取得部
23 動物情報生成部
24 表示制御部
25 第一情報提供部
26 第二情報提供部
27 異常検出部
28 緊急度判定部
29 応答受付部
30 対応者決定部
31 入室支援部
41 第一ユーザ情報記憶部
42 第二ユーザ情報記憶部
43 測定データ記憶部
44 動物情報記憶部
45 緊急度基準記憶部

Claims (17)

  1. 動物の状態に関するデータを取得するデータ取得部と、
    取得した前記データに基づく情報を前記動物の飼い主である第一ユーザに提供する第一の情報提供部と、
    前記情報を前記第一ユーザとは異なる第二ユーザに提供する第二の情報提供部とを備えることを特徴とする、動物共同見守りシステム。
  2. 前記第二ユーザごとに、前記情報に含まれる項目の提供可否の設定を第一ユーザから受け付け、
    前記第二の情報提供部は、前記情報のうち提供可能な項目のみをそれぞれ前記第二ユーザに提供することを特徴とする、請求項1に記載の動物共同見守りシステム。
  3. 取得した前記データから異常事態を検出する異常検出部をさらに備え、
    前記第二の情報提供部は、異常である旨の情報を前記第二ユーザに通報することを特徴とする、請求項1又は2のいずれかに記載の動物共同見守りシステム。
  4. 前記異常検出部は、前記動物の少なくとも食事、排泄、睡眠の回数及び量のいずれかの行動指標ついて異常を検出することを特徴とする、請求項3に記載の動物共同見守りシステム。
  5. 前記異常検出部は、検出対象の前記動物の通常時の前記行動指標に関するデータを機械学習することにより、異常を検出することを特徴とする、請求項4に記載の動物共同見守りシステム。
  6. 前記異常検出部は、検出対象の前記動物と、少なくとも性別及び年齢のいずれかが共通する他の動物の通常時の前記行動指標に関するデータを機械学習することにより、異常を検出することを特徴とする、請求項4に記載の動物共同見守りシステム。
  7. 前記第二の情報提供部は、登録されたすべての前記第二ユーザに対して一斉に前記通報をすることを特徴とする、請求項3〜6のいずれかに記載の動物共同見守りシステム。
  8. 前記第二ユーザから前記通報に対する対応可否の入力を受け付ける応答受付部と、
    複数の前記第二ユーザの中から対応を依頼する者を選択する対応者決定部と、
    をさらに備えることを特徴とする、請求項3〜7のいずれかに記載の動物共同見守りシステム。
  9. 前記応答受付部が複数の前記第二ユーザから対応可能である旨の入力を受付けた場合、
    前記対応者決定部は、前記複数の前記第二ユーザのうち、あらかじめ前記第一ユーザが設定した優先度が最も高い者を対応者として決定することを特徴とする、請求項8に記載の動物共同見守りシステム。
  10. 前記第二ユーザの位置情報を取得する位置情報取得部をさらに備え、
    前記応答受付部が複数の前記第二ユーザから対応可能である旨の入力を受付けた場合、
    前記対応者決定部は、前記複数の前記第二ユーザのうち、前記動物との距離が最も短い者を対応者として決定することを特徴とする、請求項8に記載の動物共同見守りシステム。
  11. 前記応答受付部は、対応可能時間の入力をさらに受け付け、
    前記応答受付部が複数の前記第二ユーザから対応可能である旨の入力を受付けた場合、
    前記対応者決定部は、前記複数の前記第二ユーザのうち、前記対応可能時間が最も早い者を対応者として決定することを特徴とする、請求項8に記載の動物共同見守りシステム。
  12. 前記応答受付部が複数の前記第二ユーザから対応可能である旨の入力を受付けた場合、
    前記対応者決定部は、検出した前記異常事態の緊急度が高い場合に、前記複数の前記第二ユーザのうち、前記対応可能時間が最も早い者を対応者として決定し、前記緊急度が低い場合に、前記複数の前記第二ユーザのうち、あらかじめ設定された優先度が最も高い者を対応者として決定することを特徴とする請求項8に記載の動物共同見守りシステム。
  13. 前記第二の情報提供部は、あらかじめ設定された優先度が最も高い第二ユーザに対して前記通報を行い、
    前記第二ユーザから対応不可である旨の入力を受け付けるか、若しくは所定時間内に前記第二ユーザから応答が得られない場合に、次に優先度が高い前記第二ユーザに前記通報を行うことを特徴とする、請求項3〜6のいずれかに記載の動物共同見守りシステム。
  14. 前記第二ユーザの位置情報を取得する位置情報取得部をさらに備え、
    前記第二の情報提供部は、前記動物との距離が最も短い前記第二ユーザに対して前記通報を行い、
    前記第二ユーザから対応不可である旨の入力を受け付けるか、若しくは所定時間内に前記第二ユーザから応答が得られない場合に、次に距離が短い前記第二ユーザに前記通報を行うことを特徴とする、請求項3〜6のいずれかに記載の動物共同見守りシステム。
  15. 検出した前記異常の緊急度を判定する緊急度判定部をさらに備え、
    前記緊急度が低い場合に、前記第一の情報提供部は、前記第二の情報提供部が通報する前に、前記第一ユーザに異常である旨の情報を通報し、
    前記第二の情報提供部は、前記第一ユーザによる操作に基づいて、前記第二ユーザに対して通報を行うことを特徴とする、請求項1〜14のいずれかに記載の動物見守りシステム。
  16. 前記動物が飼育されている部屋に前記第二ユーザを入室可能な状態にする入室支援部をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜15のいずれかに記載の動物見守りシステム。
  17. 前記入室支援部は、前記第二ユーザが前記部屋のロックを解除できるようにするための処理を行うことを特徴とする、請求項16に記載の動物見守りシステム。


JP2020009987A 2020-01-24 2020-01-24 動物共同見守りシステム Active JP7410555B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020009987A JP7410555B2 (ja) 2020-01-24 2020-01-24 動物共同見守りシステム
JP2023211705A JP2024037907A (ja) 2020-01-24 2023-12-15 動物共同見守りシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020009987A JP7410555B2 (ja) 2020-01-24 2020-01-24 動物共同見守りシステム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023211705A Division JP2024037907A (ja) 2020-01-24 2023-12-15 動物共同見守りシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021114930A true JP2021114930A (ja) 2021-08-10
JP7410555B2 JP7410555B2 (ja) 2024-01-10

Family

ID=77173181

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020009987A Active JP7410555B2 (ja) 2020-01-24 2020-01-24 動物共同見守りシステム
JP2023211705A Pending JP2024037907A (ja) 2020-01-24 2023-12-15 動物共同見守りシステム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023211705A Pending JP2024037907A (ja) 2020-01-24 2023-12-15 動物共同見守りシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP7410555B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023072523A (ja) * 2021-11-12 2023-05-24 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 ペット介護支援装置、ペット介護支援方法、および、ペット介護支援プログラム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003167967A (ja) * 2001-12-03 2003-06-13 Mitsubishi Electric Corp 情報管理装置および情報管理方法
JP2015158892A (ja) * 2014-01-24 2015-09-03 美和ロック株式会社 安否確認システム
WO2016140332A1 (ja) * 2015-03-05 2016-09-09 株式会社Nttドコモ 監視装置及び動作検出方法
JP2016173755A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 富士通株式会社 通報処理装置、通報処理システムおよび通報処理方法
JP2016217915A (ja) * 2015-05-21 2016-12-22 株式会社東芝 避難経路検索システム、避難経路検索サーバー、及び避難経路検索方法
EP3264299A1 (en) * 2016-06-29 2018-01-03 Lovit Labs SAS System and method for pet monitoring
JP2018019611A (ja) * 2016-08-01 2018-02-08 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America ペット向けリード型バイタル計測装置
JP2019000102A (ja) * 2017-06-19 2019-01-10 千波 浜谷 ペット用食事管理システム
JP2019195325A (ja) * 2019-04-08 2019-11-14 株式会社電通 ペット管理システム、ペット管理方法、ペット管理装置およびペット管理プログラム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003167967A (ja) * 2001-12-03 2003-06-13 Mitsubishi Electric Corp 情報管理装置および情報管理方法
JP2015158892A (ja) * 2014-01-24 2015-09-03 美和ロック株式会社 安否確認システム
WO2016140332A1 (ja) * 2015-03-05 2016-09-09 株式会社Nttドコモ 監視装置及び動作検出方法
JP2016173755A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 富士通株式会社 通報処理装置、通報処理システムおよび通報処理方法
JP2016217915A (ja) * 2015-05-21 2016-12-22 株式会社東芝 避難経路検索システム、避難経路検索サーバー、及び避難経路検索方法
EP3264299A1 (en) * 2016-06-29 2018-01-03 Lovit Labs SAS System and method for pet monitoring
JP2018019611A (ja) * 2016-08-01 2018-02-08 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America ペット向けリード型バイタル計測装置
JP2019000102A (ja) * 2017-06-19 2019-01-10 千波 浜谷 ペット用食事管理システム
JP2019195325A (ja) * 2019-04-08 2019-11-14 株式会社電通 ペット管理システム、ペット管理方法、ペット管理装置およびペット管理プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023072523A (ja) * 2021-11-12 2023-05-24 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 ペット介護支援装置、ペット介護支援方法、および、ペット介護支援プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7410555B2 (ja) 2024-01-10
JP2024037907A (ja) 2024-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6873526B1 (ja) 動物の行動情報を取得するサービスを提供するサーバ
Cornou et al. Classification of sows’ activity types from acceleration patterns using univariate and multivariate models
JP2024037907A (ja) 動物共同見守りシステム
JP7028734B2 (ja) 健康状態判定装置、健康状態判定システム及びプログラム
Majikes et al. Balancing noise sensitivity, response latency, and posture accuracy for a computer-assisted canine posture training system
WO2021230316A1 (ja) 情報処理システムおよび方法
JP2019000102A (ja) ペット用食事管理システム
JP2022059631A (ja) 動物用重量測定システム及び方法
CN117794361A (zh) 用于动物健康监测的方法
JP2011044787A (ja) 動物行動管理装置、動物行動管理方法及びそのプログラム
JP2021177344A (ja) ペット保険加入支援システム
KR20210114750A (ko) Iot 기반의 반려동물 스마트 건강 관리 시스템 및 그 관리 방법
JP7015073B1 (ja) サーバ
CA3215537A1 (en) System, method, and apparatus for pet condition detection
JP7290922B2 (ja) 動物撮影装置、動物状態判定システム及びプログラム
WO2022157949A1 (ja) 情報処理装置
WO2022074828A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、記録媒体
WO2023113007A1 (ja) 評価装置、システム、方法、及びプログラム
WO2023144877A1 (ja) 動物管理支援装置、動物管理支援方法、及び、記録媒体
JP7193011B2 (ja) 摂取栄養量推定システム、摂取栄養量推定方法、摂取栄養量推定装置及び摂取栄養量出力方法
JP7047174B1 (ja) 予測システム、予測装置、予測方法および予測プログラム
KR102416997B1 (ko) 어플리케이션을 통한 반려동물 산책정보 제공 시스템 및 방법
WO2023113008A1 (ja) 情報管理装置、システム、方法、及びプログラム
KR102590406B1 (ko) 가축 생육 기반의 바이오인증 장치
US20240185988A1 (en) System, method, and apparatus for pet condition detection

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20200219

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230727

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7410555

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150