JP7047174B1 - 予測システム、予測装置、予測方法および予測プログラム - Google Patents

予測システム、予測装置、予測方法および予測プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】将来の状況に応じてどのような体温変化が生じるかを利用者に適切に把握させること。【解決手段】本願に係る予測システムは、取得手段と、予測手段とを備える。取得手段は、第1の利用者の体温を示す体温情報と、第1の利用者が体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報とを取得する。予測手段は、体温と第1のコンテキストとの関係性を学習した学習済のモデルと、第2の利用者の将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報とに基づいて、将来における第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する。【選択図】図3

Description

本発明は、予測システム、予測装置、予測方法および予測プログラムに関する。
従来、利用者の身体状態の変化を予測し予測結果を利用者に提供する仕組みが提案されている。例えば、特許文献1には、人物の活動状態や環境状態をモニタリングし、熱中症に関するリスクを予測し、熱中症の予防に必要な情報提供を行う技術が提案されている。
特開2018-116584号公報
しかしながら、上記の従来技術では、将来の状況に応じてどのような体温変化が生じるかを利用者に適切に把握させることができるとは限らない。
例えば、上記の従来技術では、身体状態の測定データおよび環境状態の測定データを入力データとして入力すると、熱中症の発生リスクを出力するよう学習させた学習モデルを用いることで、熱中症に関するリスクが利用者ごとに予測されている。
また、上記の従来技術では、過去の一定期間の測定データの傾向に基づいて将来の測定データの予測値を算出することで、算出した予測値に基づいて熱中症リスクが算出されてもよい。
このように上記の従来技術は、利用者の活動状態および環境状態をモニタリングした結果から当該利用者の熱中症リスクを予測するものであり、利用者の将来の状況ではどのような体温変化が起こるかを予測しようとする概念は存在しない。
したがって、上記の従来技術では、将来の状況に応じてどのような体温変化が生じるかを利用者に適切に把握させるという点では改善の余地がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、将来の状況に応じてどのような体温変化が生じるかを利用者に適切に把握させることができる予測システム、予測装置、予測方法および予測プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る予測システムは、第1の利用者の体温を示す体温情報と、前記第1の利用者が前記体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報とを取得する取得手段と、前記体温と前記第1のコンテキストとの関係性を学習した学習済のモデルと、第2の利用者の将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報とに基づいて、前記将来における前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する予測手段とを備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、将来の状況に応じてどのような体温変化が生じるかを利用者に適切に把握させることができる。
図1は、実施形態に係る予測システムの一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る予測装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る元データ記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る学習データ記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る学習結果記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る予測結果記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る閾値制御処理の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る予測処理手順を示すフローチャートである。 図10は、予測装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る予測システム、予測装置、予測方法および予測プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る予測システム、予測装置、予測方法および予測プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
〔1.はじめに〕
昨今、発熱検知により感染症対策を実施しようとする風潮が高まってきている。また、これに伴い、各個人も日頃から自身の体温変化に気を配るようになってきている。このため、例えば、将来の行動予定に応じてどのような体温変化が生じるか予め知ることができれば、感染症予防をはじめとして熱中症対策など、各種の健康管理を個人個人が行えるようになり便利であるが、そのような技術には未だ検討の余地がある。
本発明は、上記事情に着目してなされたものであって、その目的とするところは、将来の状況に応じてどのような体温変化が生じるかを利用者に適切に把握させることができる技術を提供することにある。このような目的のため、本発明では、利用者の体温と、利用者のコンテキストとの関係性を機械学習により学習し、学習結果に基づいて、利用者の将来の行動予定に応じてどのような体温変化が生じるかを予測する。そして、本発明では、予測結果に関する情報を利用者に提供する。
〔2.システムについて〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る予測システムの構成を説明する。図1は、実施形態に係る予測システムの一例を示す図である。図1には、実施形態に係る予測システムの一例として、予測システム1が示される。
図1に示すように、予測システム1は、端末装置10と、予測装置100とを備える。端末装置10と、予測装置100とは、ネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図1に示す予測システム1には、任意の数の端末装置10と、任意の数の予測装置100とが含まれてもよい。
端末装置10は、撮像機能および体温検知機能を有する情報処理端末であってよい。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。
また、端末装置10は、上記のように、利用者によって日常的に利用される(利用者が所持する)情報処理端末に限定されず、例えば、街頭などに設置される防犯対策用の監視カメラであってもよい。また、他の例として、端末装置10は、社員や訪問客に対する認証を目的として施設の入館ゲートなどに設置される顔認識用の情報処理端末であってもよい。
また、端末装置10には、予測装置100との間での情報の送受信を実現するためのアプリケーションが導入されていてよい。また、係るアプリケーションは、予測装置100にアクセスするための専用のアプリケーションとして実装されてもよいし、ブラウザなどの汎用的なアプリケーションであってもよい。
また、以下の実施形態において、端末装置10は、利用者に応じて区別表記される場合がある。図2に示すが、例えば、学習データの元となる元データを取得される利用者である第1の利用者Unに対応する端末装置10は、端末装置10-n(n=11,12,13,…)と区別表記される。具体的な例を挙げると、第1の利用者Unの一例である第1の利用者U11に対応する端末装置10-nは、端末装置10-11と区別表記される場合がある。
また、体温変化に関する情報が予測される処理対象の利用者である第2の利用者Uxに対応する端末装置10は、端末装置10-x(x=21,22,23,…)と区別表記される。具体的な例を挙げると、第2の利用者Uxの一例である第2の利用者U21に対応する端末装置10-xは、端末装置10-21と区別表記される場合がある。
なお、上記のような区別表記が不要な場合には、単に、端末装置10と表記する。
予測装置100は、実施形態に係る情報処理として、体温とコンテキストとの関係性を学習させることでモデルを生成する学習処理と、関係性を学習済のモデルを用いて体温変化に関する情報を予測する予測処理とを行う情報処理装置(サーバ装置)である。例えば、予測装置100は、実施形態に係る予測プログラムに従って、このような一連の情報処理を行うことができる。
また、端末装置10を利用者の近くでエッジ処理を行うエッジコンピュータとするなら、予測装置100は、例えば、クラウド側で処理を行うクラウドコンピュータであってよい。
また、予測装置100は、学習処理を行う情報処理装置と、予測処理を行う情報処理装置といったように複数台の装置に分けられてもよいが、本実施形態では、予測装置100は、学習処理を行う機能と、予測処理を行う機能とを有する1台の情報処理装置であるものとして説明する。
なお、図1の例では、端末装置10と、予測装置100とは、それぞれ個別の異なる装置である例が示されるが、端末装置10と、予測装置100とは、一体化されてもよい。このような一体化の例として、例えば、以下の実施形態において、予測装置100が行うものとして説明する機能が、端末装置10側に実装されてもよい。具体的な一例として、実施形態に係る予測プログラムを端末装置10に導入することで、端末装置10を予測装置100として動作させる構成が採用されてもよい。
〔3.情報処理の具体例ついて〕
続いて、図2を用いて、実施形態に係る情報処理の具体的な一例を示す。図2は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。図2には、予測装置100が、第1の利用者Unの体温と、第1の利用者Unが体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストをモデルに学習させる学習処理を行う場面(ステップS11~S14)が示される。また、図2には、予測装置100が、関係性を学習した学習済のモデルと、第2の利用者Uxの将来のコンテキストである第2のコンテキストとに基づいて、将来における第2の利用者Uxの体温変化に関する情報を予測する予測処理を行う場面(ステップS21~S23)が示される。
以下では、図2に示すように、第1の利用者Unの一例として第1の利用者U11、U12およびU13、そして、第2の利用者Uxの一例として第2の利用者U21を例に挙げて、実施形態に係る情報処理を説明する。
(学習処理)
はじめに学習処理について説明する。まず、端末装置10-nは、第1の利用者Unの体温を検知する(ステップS11)。図2の例によれば、スマートフォンである端末装置10-11が、第1の利用者U11の体温を検知した例が示される。また、図2の例によれば、防犯カメラである端末装置10-12が、第1の利用者U12の体温を検知した例が示される。さらに、図2の例によれば、顔認識用の情報処理端末である端末装置10-13が、第1の利用者U13の体温を検知した例が示される。
なお、端末装置10-nは、サーモグラフィカメラにより計測された第1の利用者Unの顔の表面温度に基づいて、第1の利用者Unの体温を検知してよい。もちろん、端末装置10-nは、その他の任意の手法により第1の利用者Unの体温を計測してもよい。
続いて、端末装置10-nは、第1の利用者Unの体温を検知すると、体温を検知した際における第1の利用者Unのコンテキストである第1のコンテキストを認識する処理を行う(ステップS12)。図2の例によれば、端末装置10-11が、第1の利用者U11のコンテキストとして、第1コンテキストC11を認識した例が示される。また、図2の例によれば、端末装置10-12が、第1の利用者U12のコンテキストとして、第1コンテキストC12を認識した例が示される。さらに、図2の例によれば、端末装置10-13が、第1の利用者U13のコンテキストとして、第1コンテキストC13を認識した例が示される。
なお、図2では、第1のコンテキストが概念表記されているが、第1のコンテキストは、例えば、体温を検知された際の第1の利用者Unの位置、体温を検知された際の第1の利用者Unの行動状態(例えば、第1の利用者Unが行っている行動、行動のため第1の利用者Unが着用している衣類、行動の結果として第1の利用者Unが巻き込まれることとなった混雑状況など)、体温を検知された際の第1の利用者Unの周辺環境(例えば、天気、気温、湿度など)、体温を検知された際の日時、第1の利用者Unの属性(年齢、性別など)などであってよい。
このような状態において、端末装置10-nは、第1の利用者Unの体温を示す体温情報と、第1の利用者Unが体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報とを予測装置100に送信する。この結果、図2に示すように、予測装置100は、第1の利用者Unごとに、体温を示す体温情報と、体温検知された際における第1の利用者Unのコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報との組を収集(取得)する(ステップS12)。
図2の例によれば、予測装置100が、第1の利用者U11に対応する体温情報として体温情報BDA11を取得するとともに、第1の利用者U11に対応する第1のコンテキスト情報として第1のコンテキスト情報CDA11を取得した例が示される。また、図2の例によれば、予測装置100が、第1の利用者U12に対応する体温情報として体温情報BDA12を取得するとともに、第1の利用者U12に対応する第1のコンテキスト情報として第1のコンテキスト情報CDA12を取得した例が示される。さらに、図2の例によれば、予測装置100が、第1の利用者U13に対応する体温情報として体温情報BDA13を取得するとともに、第1の利用者U13に対応する第1のコンテキスト情報として第1のコンテキスト情報CDA13を取得した例が示される。
ここで、予測装置100が、ステップS12で収集した情報、すなわち第1の利用者Unの体温を示す体温情報、および、第1の利用者Unが体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報は、モデルの学習に用いられる学習データの元となる元データである。そこで、予測装置100は、次に、ステップS12で収集した情報に対するクレンジング処理を行うことで、モデルの学習に用いる学習データを生成する(ステップS13)。図2の例によれば、予測装置100は、第1のコンテキストに応じて第1の利用者Unにどのような体温変化が生じる傾向にあるか体温変化とコンテキストとの関係性をモデルMnに学習させるための学習データLDnを生成する。
例えば、予測装置100は、元データに基づいて、学習データLDnの一例として、体温変化を示す情報と、第1のコンテキスト情報との組で構成される学習データLD1を生成してよい。また、予測装置100は、元データに基づいて、学習データLDnの他の一例として、第1のコンテキストに応じて特定の体温変化が生じる確率を示す確率情報と、第1のコンテキスト情報との組で構成される学習データLD2を生成してもよい。
次に、予測装置100は、学習データLDnを用いた機械学習により、体温変化とコンテキストとの関係性をモデルMnに学習させることで予測モデルMnを生成する(ステップS14)。
例えば、予測装置100は、学習データLD1を教師データとして用いることで、モデルMnとして、コンテキスト情報を入力とし、体温変化を示す情報を出力とする第1の予測モデルM1を機械学習により生成する。また、予測装置100は、学習データLD2を教師データとして用いることで、モデルMnとして、コンテキスト情報を入力とし、どのような体温変化がどのような確率で生じるかを示す情報を出力とする第2の予測モデルM2を生成してもよい。
(予測処理)
続いて、予測処理について説明する。まず、端末装置10-xは、第2の利用者Uxによる操作に応じて、第2の利用者Uxの将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報を予測装置100に送信する(ステップS21)。図2の例によれば、スマートフォンである端末装置10-21が、第2の利用者U21による入力操作に応じて、第2の利用者U21に対応する第2のコンテキスト情報を予測装置100に送信した例が示される。
ここで、例えば、第2の利用者U21は、数時間後の10時ではB地区およびB地区周辺のエリアにおいて自身にどのような体温変化が生じるかを知りたいとする。係る場合、第2の利用者U21は、「10時にB地区に向かう予定」(将来の行動予定)という第2のコンテキストC21を示す第2のコンテキスト情報を入力することができる。また、係る場合、端末装置10-21は、「10時にB地区に向かう予定」という第2のコンテキストC21を示す第2のコンテキスト情報を予測装置100に送信する。
予測装置100は、第2のコンテキスト情報の入力を受け付けると、受け付けた第2のコンテキスト情報と、モデルMnとに基づいて、第2の利用者U21の体温変化に関する情報を予測する(ステップS22)。例えば、予測装置100は、予測モデルM1に対して第2のコンテキスト情報を入力することで予測モデルM1から出力された情報、すなわち体温変化を示す情報を予測結果として取得する。
例えば、予測モデルM1は、第2のコンテキスト情報の入力に応じて、「10時においてB地区に所在する場合に起こり得る体温変化:+0.2℃」を出力したとする。係る場合、予測装置100は、この出力情報を予測結果として取得する。
また、予測装置100は、第2の利用者U21による「10時にB地区に向かう予定」という入力に応じて、第2の利用者U21が他のエリアに行くことも想定した第2のコンテキスト情報を動的に定めることで、この他のエリアに対応する出力情報も予測結果としてさらに取得してもよい。例えば、予測装置100は、B地区の近辺エリアや、第2の利用者U21が現在地からB地区まで向かう際に通過すると予想される予想エリアを含むような第2のコンテキスト情報を動的に定めてもよい。
このような他のエリアとして、A地区、C地区、D地区、E地区、F地区を例に挙げると、予測モデルM1は、これら他の地区をそれぞれ含むような各第2のコンテキスト情報が予測装置100によって入力されることで、予測結果を出力する。
ここで、予測モデルM1は、「10時においてA地区に所在する場合に起こり得る体温変化:+0.2℃」、「10時においてC地区に所在する場合に起こり得る体温変化:+0.1℃」、「10時においてD地区に所在する場合に起こり得る体温変化:+0.1℃」、「10時においてE地区に所在する場合に起こり得る体温変化:+0.3℃」、「10時においてF地区に所在する場合に起こり得る体温変化:+0.3℃」を出力したとする。係る場合、予測装置100は、B地区に対応する予測結果に加えて、これら5つの出力情報を予測結果としてさらに取得することができる。
なお、予測装置100は、予測モデルM1ではなく、予測モデルM2に対して第2のコンテキスト情報を入力することで、上記のような各地域での体温変化がどれだけの確率で生じるかを示す確率情報も予測結果として取得してもよい。
次に、予測装置100は、ステップS22での予測処理で取得した予測結果、すなわち第2の利用者U21の体温変化に関する情報を第2の利用者U21に提供する(ステップS23)。例えば、予測装置100は、予測モデルM1が出力した5つの出力情報が予測結果として地図上にマッピングされた予測結果画面RGを生成し、生成した予測結果画面RGを画面表示するよう端末装置10-21に送信してよい。
図2には、端末装置10-21によって表示された予測結果画面RGの一例が示される。係る例によれば、予測結果画面RGには、A地区からF地区を含む地図が表示されるとともに、この地図に対して、10時において各地区に所在する場合に起こり得る体温変化を示す情報がマッピングされている。
さて、これまで図1および図2で説明してきたように、予測システム1に含まれる予測装置100によれば、第1の利用者Unの体温と、この体温を検知された際の第1の利用者Unのコンテキストである第1のコンテキストとの関係性を学習したモデルMnが生成される。また、予測装置100によれば、モデルMnと、第2の利用者Uxの将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報とに基づいて、将来における第2の利用者Uxの体温変化に関する情報が予測され、そして、予測結果が第2の利用者Uxに提供される。この結果、第2の利用者Uxは、将来の状況(行動予定)に応じてどのような体温変化が自身に生じ得るかを適切に把握することができるようになる。
〔4.予測装置の構成〕
ここからは、図3を用いて、実施形態に係る予測装置100について説明する。図3は、実施形態に係る予測装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、予測装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、例えば、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、元データ記憶部121と、学習データ記憶部122と、学習結果記憶部123と、予測結果記憶部124とを有する。
(元データ記憶部121について)
元データ記憶部121は、学習データの元となる元データに関する情報を記憶する。ここで、図4に、実施形態に係る元データ記憶部121の一例を示す。図4の例では、元データ記憶部121は、「利用者ID」、「体温情報」、「第1のコンテキスト情報」といった項目を有する。
「利用者ID」は、元データが取得される任意の利用者である第1の利用者Unを識別する識別情報を示す。
「体温情報」は、「利用者ID」で識別される第1の利用者Unの体温を示す体温情報である。図2で説明したように、「体温情報」は、第1の利用者Unに対応する端末装置10-nによって検知されてよい。例えば、図4には、利用者ID「U11」と、体温情報「体温情報BDA11」とが対応付けられた例が示される。係る例は、利用者ID「U11」で識別される第1の利用者Un(第1の利用者U11)が、端末装置10-11によって「体温情報BDA11」という体温を計測された例を示す。なお、図4では、「体温情報BDA11」といったように概念表記が用いられているが、実際には、「36.5℃」などといった体温を示す数値情報が登録される。
「第1のコンテキスト情報」は、「利用者ID」で識別される第1の利用者Unが、「体温情報」が示す体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す情報である。例えば、図4には、利用者ID「U11」と、体温情報「体温情報BDA11」と、第1のコンテキスト情報「第1のコンテキスト情報CDA11」が対応付けられた例が示される。係る例は、「体温情報BDA11」が示す体温を検知された際の第1の利用者U11のコンテキストが、「第1のコンテキスト情報CDA11」のような第1のコンテキストであった例を示す。
(学習データ記憶部122について)
学習データ記憶部122は、元データ記憶部121に記憶される元データ(「体温情報」、「第1のコンテキスト情報」)から生成された学習データを記憶する。学習でータは、第1の利用者Unの体温と、体温が検知された際の第1の利用者Unの第1のコンテキストとの関係性をモデルMnに学習させるために用いられる。
ここで、図5に、実施形態に係る学習データ記憶部122の一例を示す。図5の例によれば、学習データ記憶部122は、学習データ記憶部122aと、学習データ記憶部122bとを含んでよい。
例えば、学習データ記憶部122aは、「第1のコンテキスト情報」と、この「第1のコンテキスト情報」が示す第1のコンテキストに応じて実際に起こった体温変化を示す情報である「体温変化情報」との組で構成される学習データLD1を記憶する。図2で説明したように、学習データLD1は、予測モデルM1を生成するための教師データとして用いられる。
例えば、図5には、第1のコンテキスト情報「第1のコンテキスト情報CDA11」と、体温変化情報「体温変化情報ChDA11」とが対応付けられた例が示される。係る例は、第1の利用者Unが、「第1のコンテキスト情報CDA11」によって示されるコンテキストである場合には、「体温変化情報ChDA11」が示すような体温変化が生じたという実績が得られている例を示す。
また、学習データ記憶部122bは、「第1のコンテキスト情報」と、この「第1のコンテキスト情報」が示す第1のコンテキストに応じて実際に起こった体温変化を示す情報である「体温変化情報」と、この第1のコンテキストに応じてこの体温変化が生じる確率を示す「確率情報」との組で構成される学習データLD2を記憶する。図2で説明したように、学習データLD2は、予測モデルM2を生成するための教師データとして用いられる。
例えば、図5には、第1のコンテキスト情報「第1のコンテキスト情報CDA11」と、体温変化情報「体温変化情報ChDA11」と、確率情報「確率情報PDA11」とが対応付けられた例が示される。係る例は、第1の利用者Unが、「第1のコンテキスト情報CDA11」によって示されるコンテキストである場合には、「体温変化情報ChDA11」が示すような体温変化が生じたという実績が得られている例を示す。また、係る例は、「第1のコンテキスト情報CDA11」によって示されるコンテキストに応じて、「体温変化情報ChDA11」が示すような体温変化が生じる確率は「確率情報PDA11」である例を示す。
(学習結果記憶部123について)
学習結果記憶部123は、モデルMnによって学習された関係性に関する情報を記憶する。ここで、図6に、実施形態に係る学習結果記憶部123の一例を示す。図6の例では、学習結果記憶部123は、「関係性情報」、「コンテキスト情報」といった項目を有する。
「関係性情報」は、モデルMnによって学習された関係性、具体的には、第1の利用者の体温に関する情報と、第1の利用者が体温を検知された際の第1のコンテキストとの関係性を学習結果として示す情報である。より具体的には、「関係性情報」は、第1のコンテキストに応じて第1の利用者Unにどのような体温変化がどれだけの確率で生じる傾向にあるか体温変化とコンテキストとの関係性を示す情報である。
「コンテキスト情報」は、「関係性情報」が示す関係性から推定された将来のコンテキスト情報を示す。
ここで、「関係性情報」が示す関係性の一例として、例えば、「20代男性が、午前10時においてP地点で混雑レベルLV3の混雑に巻き込まれており、また、このときの天候が晴/外気温32℃」という第1のコンテキストでは、「体温が0.4℃上昇する」傾向にある、といったものが挙げられる。また、このような関係性からは、将来のコンテキストとして、「現時点から所定期間だけ先の将来におけるP地点での季節、天候、気温、混雑レベル」などを推定することができ、この推定結果が「コンテキスト情報」として「関係性情報」に対応付けられてよい。
また、このような対応付けによれば、予測装置100は、モデルMnを用いずとも第2の利用者の体温変化に関する情報を予測することができるようになる。例えば、予測装置100は、学習結果記憶部123の「コンテキスト情報」のうち、第2の利用者から受け付けた「第2のコンテキスト情報」に一致(または類似)する「コンテキスト情報」に対応付けられる「関係性情報」に基づいて、「第2のコンテキスト情報」が示す第2のコンテキストでは、第2の利用者にどのような体温変化が生じるかを予測する。
(予測結果記憶部124について)
予測結果記憶部124は、第2の利用者について予測された体温変化に関する情報を予測結果として記憶する。ここで、図7に、実施形態に係る予測結果記憶部124の一例を示す。図7の例では、予測結果記憶部124は、「利用者ID」、「第2のコンテキスト情報」、「予測結果」といった項目を有する。
「利用者ID」は、体温変化に関する情報が予測される処理対象の利用者である第2の利用者Uxを識別する識別情報を示す。
「第2のコンテキスト情報」は、第2の利用者Uxの将来のコンテキストを示す情報である。「第2のコンテキスト情報」は、例えば、「利用者ID」で識別される第2の利用者Uxにより予測装置100に対して入力されてよい。例えば、図7には、利用者ID「U21」と、第2のコンテキスト情報「第2のコンテキスト情報CDA21」が対応付けられた例が示される。係る例は、利用者ID「U21」で識別される第2の利用者Ux(第2の利用者U21)が、「第2のコンテキスト情報CDA21」が示すようなコンテキストの状態へとこの先変化した場合にどのような体温変化が生じるかを知る目的で「第2のコンテキスト情報CDA21」を入力した例を示す。
「予測結果」は、第1の利用者Unの体温に関する情報と、第1の利用者に対応する第1のコンテキストとの関係性を学習したモデルMnに対して、第2のコンテキスト情報を入力するとこで予測された予測結果(第2の利用者の体温変化に関する情報)を示す。例えば、図7には、利用者ID「U21」と、第2のコンテキスト情報「第2のコンテキスト情報CDA21」と、予測結果「予測結果RE21」とが対応付けられた例が示される。係る例は、「第2のコンテキスト情報CDA21」が示すような将来のコンテキストでは、「予測結果RE21」が示す体温変化が第2の利用者U21に生じると予測された例を示す。
図3に戻り、制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、予測装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、取得部131と、学習部132と、管理部133と、受付部134と、予測部135と、提供部136と、予測情報取得部137と、システム制御部138とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131について)
取得部131は、第1の利用者Unの体温を示す体温情報と、第1の利用者Unが体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報とを取得する。例えば、取得部131は、第1のコンテキスト情報として、体温を検知された際の第1の利用者Unの位置、体温を検知された際の第1の利用者Unの行動状態、体温を検知された際の第1の利用者Unの周辺環境、第1の利用者Unが体温を検知された際の日時、または、第1の利用者Unの属性を示す第1のコンテキスト情報を取得する。また、取得部131は、取得した体温情報と、第1のコンテキスト情報とを対応付けた状態で元データ記憶部121に登録する。
図2の例では、取得部131は、第1の利用者U11に対応する体温情報として体温情報BDA11を取得するとともに、第1の利用者U11に対応する第1のコンテキスト情報として第1のコンテキスト情報CDA11を取得している。また、図4に示すように、取得部131は、第1の利用者U11を識別する利用者ID「U11」に対して「体温情報BDA11」および「第1のコンテキスト情報CDA11」を対応付けるように元データ記憶部121に登録している。
(学習部132について)
学習部132は、第1の利用者Unの体温に関する情報と、第1の利用者Unが体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストとの関係性をモデルMnに学習させる。例えば、学習部132は、第1のコンテキストに応じて第1の利用者Unにどのような体温変化が生じる傾向にあるか体温変化とコンテキストとの関係性をモデルMnに学習させる。
一例として、学習部132は、体温変化を示す情報と、第1のコンテキスト情報との組である学習データLD1として用い、モデルMnとして、コンテキスト情報を入力とし、体温変化を示す情報を出力とする第1の予測モデルM1を生成してよい。また、学習部132は、元データに基づいて、学習データLD1を生成する処理も行ってよい。
他の例として、学習部132は、第1のコンテキストに応じて特定の体温変化が生じる確率を示す確率情報と、第1のコンテキスト情報との組を学習データLD2として用い、モデルMnとして、コンテキスト情報を入力とし、どのような体温変化がどのような確率で生じるかを示す情報を出力とする第2の予測モデルM2を生成してもよい。また、学習部132は、元データに基づいて、学習データLD2を生成する処理も行ってよい。
(管理部133について)
管理部133は、モデルMnが学習した関係性を示す情報と、当該関係性から推定された将来のコンテキストを示すコンテキスト情報とを紐付けて管理する。例えば、管理部133は、モデルMnにより関係性が学習された場合に、学習された関係性に基づいて、この関係性に応じた将来のコンテキストを推定する。
例えば、モデルMnが学習した関係性を示す情報が、「20代男性が、午前10時においてP地点で混雑レベルLV3の混雑に巻き込まれており、また、このときの天候が晴/外気温32℃」の場合には、「体温が0.4℃上昇する」傾向にある、といった第1のコンテキストと体温変化の関係性を示すとする。係る場合、管理部133は、この関係性に基づいて、例えば、将来のコンテキストとして、「現時点から所定期間だけ先の将来におけるP地点での季節、天候、気温、混雑レベル」などを推定することができる。また、管理部133は、推定したコンテキストを示すコンテキスト情報と、関係性を示す情報とを紐付けて、学習結果記憶部123で管理する。
また、管理部133による上記のような紐付けが予め行われていることで、予測部135は、モデルMnを用いずとも第2の利用者Uxの体温変化に関する情報を予測することができるようになる。例えば、予測部135は、管理部133により管理されるコンテキスト情報のうち、第2のコンテキスト情報に対応するコンテキスト情報に紐付けられる関係性情報に基づいて、第2の利用者Uxの体温変化に関する情報を予測する。
例えば、予測部135は、学習結果記憶部123の「コンテキスト情報」のうち、第2の利用者から受け付けた「第2のコンテキスト情報」に一致(または類似)する「コンテキスト情報」に対応付けられる「関係性情報」に基づいて、「第2のコンテキスト情報」が示す第2のコンテキストでは、第2の利用者Uxにどのような体温変化が生じるかを予測することができる。
(受付部134について)
受付部134は、各種情報を受け付ける。具体的には、受付部134は、端末装置10を介して予測装置100に入力された入力情報を受け付ける。例えば、受付部134は、第2の利用者Uxの将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報の入力を受け付ける。
(予測部135について)
予測部135は、第1の利用者Unの体温と、第1の利用者Unが体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストとの関係性を学習したモデルMnと、第2の利用者Uxの将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報とに基づいて、将来における第2の利用者Uxの体温変化に関する情報を予測する。例えば、予測部135は、第2のコンテキスト情報として、第2の利用者Uxの行動予定を示す第2のコンテキスト情報に基づいて、行動予定とされている行動が将来的に実際に行われた際にはどのような体温変化が第2の利用者Uxに生じるかを予測する。
また、予測部135は、第1の予測モデルM1と、第2のコンテキスト情報とを用いて、第2のコンテキストに応じて第2の利用者Uxに生じる体温変化を予測する。
また、予測部135は、第2の予測モデルM2と、第2のコンテキスト情報とを用いて、第2のコンテキストに応じて第2の利用者に生じる体温変化と当該体温変化が起こる確率とを予測してもよい。
また、予測部135は、管理部133により管理されるコンテキスト情報のうち、第2のコンテキスト情報に対応するコンテキスト情報に紐付けられる関係性に基づいて、第2の利用者Uxの体温変化に関する情報を予測してもよい。
(提供部136について)
提供部136は、予測部135により予測された予測結果が所定の条件を満たすか否かに基づいて、第2の利用者Uxに対して所定の情報を提供する。例えば、提供部136は、予測手段により予測された予測結果が所定の条件を満たすことに応じて、身体的なリスクが予想される場合には、予想されたリスクへの対策手段が提案される提案情報を第2の利用者Uxに提供する。また、提供部136は、予測部135により予測された予測結果が所定の条件を満たすことに応じて、身体的なリスクが予想される場合には、リスク発生を警告するアラートが第2の利用者Uxに対して出力されるよう出力制御してもよい。
また、ここでいう所定の条件とは、熱中症、感染症などの各種の体調不良や疾病を示唆する異常体温(例えば、37.5℃以上)であってよい。また、この例に限らず、提供部136は、予測部135により予測された予測結果から第2の利用者Uxが密な状態にあると予測された場合には、密な状態を避けるよう忠告するアラートが第2の利用者Uxに対して出力されるよう出力制御してもよい。
また、予測部135は、第2の利用者Uxから受け付けられた第2のコンテキスト情報に基づいて、第2のコンテキストに応じた複数のエリアを特定し、特定したエリアごとに第2のコンテキストに応じた体温変化に関する情報を予測してもよい。このような場合には、提供部136は、図2で説明したように、複数のエリアを含む地図に対して、エリアごとに予測された体温変化に関する情報がマッピングされた予測結果画面RGを生成してよい。また、提供部136は、生成した予測結果画面RGを画面表示するよう第2の利用者Uxの端末装置10-xに送信してよい。このような情報提供によれば、第2の利用者Uxは、各地の天気予報の体温版のようなコンテンツを参照することができ、この結果、例えばこの先の自身の行動予定を見直したり、行動予定に応じた適切な持ち物を事前準備するといった対策を行ったり、あるいは、目的地を変更したりなどすることができるようになる。
(予測情報取得部137について)
予測情報取得部137は、体温が所定の閾値を超えるか否かに応じて利用者の健康管理を実施する健康管理システムによって第2の利用者Uxの体温が計測される場合に、第2の利用者Uxについて予測された体温変化に関する情報を取得する。
(システム制御部138について)
システム制御部138は、予測情報取得部137により取得された情報に基づき所定の閾値を調整するとともに、調整後の閾値を用いて第2の利用者Uxの健康状態を判断するよう健康管理システムを制御する。例えば、システム制御部138は、予測情報取得部137により取得された情報が示す体温変化が所定の条件を満たすか否かに基づいて、所定の閾値を調整する。
例えば、システム制御部138は、体温変化が所定の条件を満たす場合には、体温変化が予測されるに至ったコンテキスト情報に基づいて、所定の条件を満たす原因が正当な原因であるか否かを判定し、正当な原因であると判定した場合には、所定の閾値を調整する。一例として、システム制御部138は、所定の条件を満たす原因が正当な原因であると判定した場合には、所定の条件に応じた値だけこの閾値を高めるように調整する。
(閾値制御処理の一例)
ここで、システム制御部138によって行われる閾値制御処理について図8の例を用いて説明する。図8は、実施形態に係る閾値制御処理の一例を示す図である。
図8には、健康管理システムHSによって第2の利用者U21の体温が計測される場合において、健康管理システムHSに対して予め定められる体温閾値が調整される場面が示される。また、図8に示すように、健康管理システムHSは、実施形態に係る予測システム1に含まれてよい。健康管理ステムHSには、少なくとも利用者に対する認証を目的として施設の入館ゲートなどに設置される顔認識用の情報処理端末が含まれてよい。係る情報処理端末は、サーモグラフィカメラにより計測された利用者の表面温度に基づいて、利用者の体温を検知することができる。
このような状態において、図8の例によれば、健康管理ステムHSは、情報処理端末により第2の利用者U21の顔が検知されたことに応じて(ステップS81)、第2の利用者U21の体温を計測するタイミングであることを認識する(ステップS82)。
また、健康管理システムHSは、体温を計測するタイミングであることを認識すると、予測装置100に対して体温閾値を調整するよう要求する(ステップS83)。係る要求には、例えば、現在設定されている体温閾値を示す通知情報が含まれてよい。
予測装置100は、健康管理ステムHSから閾値調整の要求を受け付けると、閾値調整処理を実行する(ステップS84)。ここで、予測部135は、過去の任意のタイミングにおいて、この閾値調整処理が行われる時点での第2の利用者U21の体温変化(例えば、平均的な基準体温に対する上昇温度)を予測済みであるとする。例えば、予測部135は、閾値調整処理が行われる時点において第2の利用者U21の体温は「1.0℃上昇している」(体温変化1.0℃)と予測しているものとする。より具体的な一例を挙げると、予測部135は、「8時台の満員電車で通勤の直後、会社に到着し体温を計測する予定」という第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報と、予測モデルM1とに基づいて、閾値調整処理が行われる時点において第2の利用者U21の体温は「1.0℃上昇している」と予測しているものとする。
係る例では、予測情報取得部137は、第2の利用者U21について予測された体温変化に関する情報として、「体温変化1.0℃」を示す予測結果を取得する。例えば、予測情報取得部137は、「体温変化1.0℃」を示す予測結果を予測結果記憶部124から取得してよい。
そして、システム制御部138は、予測情報取得部137により取得された予測結果に基づいて、体温閾値を制御する。例えば、システム制御部138は、予測結果が示す「体温変化1.0℃」が所定の条件を満たすか否かに基づいて、体温閾値を調整する。ここで、感染症などの各種の体調不良や疾病を示唆する異常体温が「37.5℃以上の体温」であるとすると、人物の平均的な基準体温36.5℃と、異常体温37.5との差分である「1.0℃」に基づいて、所定の条件として「体温変化1.0℃以上」が設定されてよい。
上記例によれば、システム制御部138は、予測情報取得部137により取得された予測結果「体温変化1.0℃」と、所定の条件「体温変化1.0℃以上」とを比較することで、予測結果としての体温変化が所定の条件を満たすと判定する。このように体温変化が所定の条件を満たすと判定した場合、システム制御部138は、閾値調整処理が行われる時点において第2の利用者U21の体温は「1.0℃上昇している」と予測されるに至ったコンテキスト情報に基づいて、所定の条件「体温変化1.0℃以上」を満たす原因が正当な原因であるか否かを判定する。
上記例によれば、システム制御部138は、「8時台の満員電車で通勤の直後、会社に到着し体温を計測する予定」という第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報に基づいて、所定の条件「体温変化1.0℃以上」を満たす原因が正当な原因であるか否かを判定することができる。
例えば、発熱を伴うような何らかの病気に罹患しておらずとも、人混みの中で行動したり、急激な運動をしたり、あるいは、炎天下の下で行動したりなどした場合には、一時的に体温が上場する場合がある。よって、システム制御部138は、第2のコンテキスト情報が示す第2のコンテキストが病気以外に一時的に体温を上昇させるような状況に対応するものであれば、所定の条件「体温変化1.0℃以上」を満たす原因が正当な原因であると判定してよい。
ここでいう第2のコンテキストによれば、第2の利用者U21は、満員電車という人混みにもまれた直後に体温を計測していることになるので、何らかの病気に罹患していなくとも体温が「1.0℃以上」上昇していても致し方ないと判断されることができる。このため、システム制御部138は、図8の例では、第2のコンテキスト情報に基づいて、所定の条件「体温変化1.0℃以上」を満たす原因が正当な原因であると判定する。
また、システム制御部138は、所定の条件「体温変化1.0℃以上」を満たす原因が正当な原因であると判定した今回の例では、所定の条件「体温変化1.0℃以上」に応じた値だけ体温閾値を高めるように調整する。例えば、異常体温に応じて体温閾値「37.5℃」が予め設定されているとすると、システム制御部138は、体温閾値「37.5℃」に対して「1.0℃」を加算した「38.5℃」を、第2の利用者U21の体温を今回計測する際に用いられる体温閾値として一時的に調整する。
そして、システム制御部138は、調整後の体温閾値「38.5℃」に基づき第2の利用者U21の健康状態を判断するよう健康管理システムHSを制御する(ステップS85)。このような制御処理によれば、健康監視システムHSは、システム制御部138による制御に応じて、第2の利用者U21の体温を計測し、計測結果と体温閾値「38.5℃」とに基づいて、第2の利用者U21の健康状態を判断する。
一方、システム制御部138は、所定の条件「体温変化1.0℃以上」を満たす原因が正当な原因でないと判定した場合(例えば、第2の利用者U21は感染症などの病気のため発熱していると判定した場合)には、体温閾値を調整せず現状の体温閾値のままとする。したがって、係る例では、システム制御部138は、現在の体温閾値「37.5℃」に基づき第2の利用者U21の健康状態を判断するよう健康管理システムHSを制御する。
さて、図8を用いて実施形態に係る閾値調整処理を説明したが、このような閾値制御処理によれば、例えば、発熱を伴うような感染症に罹患していると誤って判断されることで不当に入場を拒絶されてしまうといった状況を効果的に抑制するとともに、発熱を伴うような感染症に罹患している確かな利用者を精度よく区別することができるようになる。つまり、このような閾値制御処理によれば、効果的な感染症対策を可能とする健康管理システムHSを実現することができるようになる。
〔5.処理手順〕
次に、図9を用いて、実施形態に係る予測処理の手順について説明する。図9は、実施形態に係る予測処理手順を示すフローチャートである。なお、図9の例では、予測装置100は、機械学習によりモデルMnを生成済みであるものとして説明する。
まず、受付部134は、第2の利用者Uxから第2のコンテキスト情報を受け付けたか否かを判定する(ステップS101)。受付部134は、第2のコンテキスト情報を受けていないと判定している間は(ステップS101;No)、第2のコンテキスト情報を受け付けたと判定できるまで待機する。
予測部135は、第2のコンテキスト情報を受け付けたと判定された場合には(ステップS101;Yes)、予測モデルM1またはM2のうち、予測処理に用いるモデルMnを選択する(ステップS102)。
続いて、予測部135は、第2のコンテキスト情報と、選択したモデルMnとを用いて、第2のコンテキスト情報で示される将来のコンテキストに応じてどのような体温変化が生じるか、第2の利用者Uxの体温変化に関する情報を予測する(ステップS103)。
次に、提供部136は、ステップS103で予測された予測結果が所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS104)。例えば、提供部136は、予測された体温変化から推定される第2の利用者U21の体温が、熱中症、感染症などの各種の体調不良や疾病を示唆する異常体温(例えば、37.5℃以上)を示すか否かを判定する。
そして、提供部136は、予測結果が所定の条件を満たすと判定した場合には(ステップS104;Yes)、予測結果が所定の条件を満たすことに応じて予想される身体的リスクに関する通知画面を生成する(ステップS105a)。例えば、提供部136は、身体的リスクへの対策手段が提案される提案画面を生成してよい。また、例えば、提供部136は、身体的リスクの発生を警告するアラート画面を生成してもよい。
一方、提供部136は、予測結果が所定の条件を満たさないと判定した場合には(ステップS104;No)、身体的リスクに関する通知を含まず、単に、予測結果のみが示される結果画面を生成してよい。例えば、提供部136は、体温変化を示す情報、あるいは、体温変化から推定される体温を示す情報が示される結果画面を生成してよい。
また、提供部136は、ステップS105aまたは105bで生成した画面を第2の利用者Uxに提供する(ステップS106)。例えば、提供部136は、生成した画面を第2の利用者Uxの端末装置10-xに送信する。
〔6.その他の実施形態〕
上記実施形態では、予測装置100が、第1の利用者の体温に関する情報と、第1の利用者が体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストとの関係性をモデルMnに学習させることで、学習済みのモデルMnを用いて、将来における第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する例を示した。また、予測装置100が、予測結果をこの第2の利用者に提供する例を示した。
しかしながら、予測装置100は、係る例のように、第2の利用者からの要求に応じて、モデルMnと第2のコンテキスト情報とに基づき予測した予測結果(将来における第2の利用者の体温変化に関する情報)を、この第2の利用者に返すという第2の利用者個人を対象とする情報提供ではなく、特定の集団に対して情報提供してもよい。具体的には、予測装置100は、予測結果から算出した各種の統計情報を特定の集団に提供してもよい。このような情報提供の一例として、以下のようなユースケースが考えられる。
例えば、特定の集団を、ある自治体Mに対応するエリアの住人であるとすると、予測装置100は、各住人(第1の利用者)の顔画像をユニークIDとして、この顔画像の住人のコンテキスト(例えば、行動ログ)を第1のコンテキスト情報として紐付けておく。このような場合、予測装置100は、係る第1のコンテキスト情報に基づいて、自治体Mに対応するエリア単位においてどのような体温変化の傾向があるかといった地域統計分布を算出し、算出した地域統計分布からエリア単位での体温変化を予測することができるようになる。また、この結果、自治体Mは、所定のウェブサイトやSNS等を通じて、予測結果を各住人に提供することができるようになる。また、自治体Mは、予測結果の提供だけでなく、例えば、予測結果に基づく生活様式の改善方法、予測結果に基づく周囲喚起などを各住人に対する市民サービスとしてさらに提供してよい。
また、自治体Mは、予測結果を医療体制の準備、医療従事者の勤務シフトの調整、医療従事者の補充などに活用することもできるようになる。
また、特定の集団は、ある自治体Mに対応するエリアの住人以外にも、例えば、民間企業Nの従業員であってもよい。係る場合、企業Nは、予測結果を従業員の在宅勤務やスケジュール調整などに活用することができる。また、民間企業Nは、予測結果を予防関連商品の需要予測、販売促進、在庫調整、生産調整、適切な店舗配送などに活用することもできる。
〔7.ハードウェア構成〕
また、上述してきた予測装置100は、例えば、図10に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図10は、予測装置100の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定の通信網を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定の通信網を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が予測装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラム(実施形態に係る出力制御プログラム)を実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔8.その他〕
また、上記各実施形態において説明した処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 端末装置
100 予測装置
120 記憶部
121 元データ記憶部
122 学習データ記憶部
123 学習結果記憶部
124 予測結果記憶部
130 制御部
131 取得部
132 学習部
133 管理部
134 受付部
135 予測部
136 提供部
137 予測情報取得部
138 システム制御部

Claims (24)

  1. 第1の利用者の体温を示す体温情報と、前記第1の利用者が前記体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報とを取得する取得手段と、
    前記体温と前記第1のコンテキストとの関係性として、前記第1のコンテキストに応じて前記第1の利用者にどのような体温変化が生じる傾向にあるか体温変化とコンテキストとの関係性をモデルに学習させる学習手段と、
    記関係性を学習した学習済のモデルと、第2の利用者の将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報とに基づいて、前記将来における前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する予測手段と
    を備え
    前記学習手段は、前記第1のコンテキストに応じて前記体温変化が生じる確率を示す確率情報と、前記第1のコンテキスト情報との組を学習データとして用い、前記モデルとして、コンテキスト情報を入力とし、どのような体温変化がどのような確率で生じるかを示す情報を出力とする第2の予測モデルを生成し、
    前記予測手段は、前記第2の予測モデルと、前記第2のコンテキスト情報とを用いて、前記第2のコンテキストに応じて前記第2の利用者に生じる体温変化と当該体温変化が起こる確率とを予測する
    ことを特徴とする予測システム。
  2. 第1の利用者の体温を示す体温情報と、前記第1の利用者が前記体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報とを取得する取得手段と、
    前記体温と前記第1のコンテキストとの関係性として、前記第1のコンテキストに応じて前記第1の利用者にどのような体温変化が生じる傾向にあるか体温変化とコンテキストとの関係性をモデルに学習させる学習手段と、
    前記関係性を学習した学習済のモデルと、第2の利用者の将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報とに基づいて、前記将来における前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する予測手段と、
    前記モデルが学習した関係性を示す情報と、当該関係性から推定された将来のコンテキストを示すコンテキスト情報とを紐付けて管理する管理手段と
    を備え、
    前記予測手段は、前記管理手段により管理されるコンテキスト情報のうち、前記第2のコンテキスト情報に対応するコンテキスト情報に紐付けられる関係性に基づいて、前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する
    ことを特徴とする予測システム。
  3. 第1の利用者の体温を示す体温情報と、前記第1の利用者が前記体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報とを取得する取得手段と、
    前記体温と前記第1のコンテキストとの関係性を学習した学習済のモデルと、第2の利用者の将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報とに基づいて、前記将来における前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する予測手段と、
    体温が所定の閾値を超えるか否かに応じて利用者の健康管理を実施する健康管理システムによって前記第2の利用者の体温が計測される場合に、前記第2の利用者について予測された体温変化に関する情報を取得する予測情報取得手段と、
    前記予測情報取得手段により取得された情報に基づき前記所定の閾値を調整するとともに、調整後の閾値を用いて前記第2の利用者の健康状態を判断するよう前記健康管理システムを制御するシステム制御手段と
    を備えることを特徴とする予測システム。
  4. 前記システム制御手段は、前記予測情報取得手段により取得された情報が示す体温変化が所定の条件を満たすか否かに基づいて、前記所定の閾値を調整する
    ことを特徴とする請求項に記載の予測システム。
  5. 前記システム制御手段は、前記体温変化が前記所定の条件を満たす場合には、前記体温変化が予測されるに至ったコンテキスト情報に基づいて、前記所定の条件を満たす原因が正当な原因であるか否かを判定し、正当な原因であると判定した場合には、前記所定の閾値を調整する
    ことを特徴とする請求項に記載の予測システム。
  6. 前記システム制御手段は、前記所定の条件を満たす原因が正当な原因であると判定した場合には、前記所定の条件に応じた値だけ前記閾値を高めるように調整する
    ことを特徴とする請求項に記載の予測システム。
  7. 前記取得手段は、前記第1のコンテキスト情報として、前記体温を検知された際の前記第1の利用者の位置、前記体温を検知された際の前記第1の利用者の行動状態、前記体温を検知された際の前記第1の利用者の周辺環境、前記体温を検知された際の日時、または、前記第1の利用者の属性を示す第1のコンテキスト情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1つに記載の予測システム。
  8. 前記予測手段は、前記第2のコンテキスト情報として、前記第2の利用者の行動予定を示す第2のコンテキスト情報に基づいて、予定された行動が将来行われた場合における前記体温変化に関する情報を予測する
    ことを特徴とする請求項1~7のいずれか1つに記載の予測システム。
  9. 前記体温と前記第1のコンテキストとの関係性をモデルに学習させる学習手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項のいずれか1つに記載の予測システム。
  10. 前記学習手段は、前記第1のコンテキストに応じて前記第1の利用者にどのような体温変化が生じる傾向にあるか体温変化とコンテキストとの関係性を前記モデルに学習させる
    ことを特徴とする請求項に記載の予測システム。
  11. 前記学習手段は、前記体温変化を示す情報と、前記第1のコンテキスト情報との組を学習データとして用い、前記モデルとして、コンテキスト情報を入力とし、体温変化を示す情報を出力とする第1の予測モデルを生成し、
    前記予測手段は、前記第1の予測モデルと、前記第2のコンテキスト情報とを用いて、前記第2のコンテキストに応じて前記第2の利用者に生じる体温変化を予測する
    ことを特徴とする請求項10に記載の予測システム。
  12. 前記予測手段は、前記第2のコンテキスト情報の入力が前記第2の利用者から受け付けられた場合には、受け付けられた第2のコンテキスト情報と、前記モデルとを用いて、前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する
    ことを特徴とする請求項1~11のいずれか1つに記載の予測システム。
  13. 前記予測手段により予測された予測結果が所定の条件を満たすか否かに基づいて、前記第2の利用者に対して所定の情報を提供する提供手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1~12のいずれか1つに記載の予測システム。
  14. 前記提供手段は、前記予測手段により予測された予測結果が所定の条件を満たすことに応じて、身体的なリスクが予想される場合には、予想されたリスクへの対策手段が提案される提案情報を前記第2の利用者に提供する
    ことを特徴とする請求項13に記載の予測システム。
  15. 前記提供手段は、前記予測手段により予測された予測結果が所定の条件を満たすことに応じて、身体的なリスクが予想される場合には、リスクの発生を警告するアラートを前記第2の利用者に対して出力する
    ことを特徴とする請求項13または14に記載の予測システム。
  16. 第1の利用者の体温を示す体温情報と、前記第1の利用者が前記体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報とを取得する取得部と、
    前記体温と前記第1のコンテキストとの関係性として、前記第1のコンテキストに応じて前記第1の利用者にどのような体温変化が生じる傾向にあるか体温変化とコンテキストとの関係性をモデルに学習させる学習部と、
    記関係性を学習した学習済のモデルと、第2の利用者の将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報とに基づいて、前記将来における前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する予測部と
    を有し、
    前記学習部は、前記第1のコンテキストに応じて前記体温変化が生じる確率を示す確率情報と、前記第1のコンテキスト情報との組を学習データとして用い、前記モデルとして、コンテキスト情報を入力とし、どのような体温変化がどのような確率で生じるかを示す情報を出力とする第2の予測モデルを生成し、
    前記予測部は、前記第2の予測モデルと、前記第2のコンテキスト情報とを用いて、前記第2のコンテキストに応じて前記第2の利用者に生じる体温変化と当該体温変化が起こる確率とを予測する
    ことを特徴とする予測装置。
  17. 第1の利用者の体温を示す体温情報と、前記第1の利用者が前記体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報とを取得する取得部と、
    前記体温と前記第1のコンテキストとの関係性として、前記第1のコンテキストに応じて前記第1の利用者にどのような体温変化が生じる傾向にあるか体温変化とコンテキストとの関係性をモデルに学習させる学習部と、
    前記関係性を学習した学習済のモデルと、第2の利用者の将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報とに基づいて、前記将来における前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する予測部と、
    前記モデルが学習した関係性を示す情報と、当該関係性から推定された将来のコンテキストを示すコンテキスト情報とを紐付けて管理する管理部と
    を有し、
    前記予測部は、前記管理部により管理されるコンテキスト情報のうち、前記第2のコンテキスト情報に対応するコンテキスト情報に紐付けられる関係性に基づいて、前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する
    ことを特徴とする予測装置。
  18. 第1の利用者の体温を示す体温情報と、前記第1の利用者が前記体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報とを取得する取得部と、
    前記体温と前記第1のコンテキストとの関係性を学習した学習済のモデルと、第2の利用者の将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報とに基づいて、前記将来における前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する予測部と、
    体温が所定の閾値を超えるか否かに応じて利用者の健康管理を実施する健康管理システムによって前記第2の利用者の体温が計測される場合に、前記第2の利用者について予測された体温変化に関する情報を取得する予測情報取得部と、
    前記予測情報取得部により取得された情報に基づき前記所定の閾値を調整するとともに、調整後の閾値を用いて前記第2の利用者の健康状態を判断するよう前記健康管理システムを制御するシステム制御部と
    を有することを特徴とする予測装置。
  19. 予測装置が実行する予測方法であって、
    第1の利用者の体温を示す体温情報と、前記第1の利用者が前記体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報とを取得する取得工程と、
    前記体温と前記第1のコンテキストとの関係性として、前記第1のコンテキストに応じて前記第1の利用者にどのような体温変化が生じる傾向にあるか体温変化とコンテキストとの関係性をモデルに学習させる学習工程と、
    記関係性を学習した学習済のモデルと、第2の利用者の将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報とに基づいて、前記将来における前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する予測工程と
    を含み、
    前記学習工程は、前記第1のコンテキストに応じて前記体温変化が生じる確率を示す確率情報と、前記第1のコンテキスト情報との組を学習データとして用い、前記モデルとして、コンテキスト情報を入力とし、どのような体温変化がどのような確率で生じるかを示す情報を出力とする第2の予測モデルを生成し、
    前記予測工程は、前記第2の予測モデルと、前記第2のコンテキスト情報とを用いて、前記第2のコンテキストに応じて前記第2の利用者に生じる体温変化と当該体温変化が起こる確率とを予測する
    ことを特徴とする予測方法。
  20. 予測装置が実行する予測方法であって、
    第1の利用者の体温を示す体温情報と、前記第1の利用者が前記体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報とを取得する取得工程と、
    前記体温と前記第1のコンテキストとの関係性として、前記第1のコンテキストに応じて前記第1の利用者にどのような体温変化が生じる傾向にあるか体温変化とコンテキストとの関係性をモデルに学習させる学習工程と、
    前記関係性を学習した学習済のモデルと、第2の利用者の将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報とに基づいて、前記将来における前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する予測工程と、
    前記モデルが学習した関係性を示す情報と、当該関係性から推定された将来のコンテキストを示すコンテキスト情報とを紐付けて管理する管理工程と
    を含み、
    前記予測工程は、前記管理工程により管理されるコンテキスト情報のうち、前記第2のコンテキスト情報に対応するコンテキスト情報に紐付けられる関係性に基づいて、前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する
    ことを特徴とする予測方法。
  21. 予測装置が実行する予測方法であって、
    第1の利用者の体温を示す体温情報と、前記第1の利用者が前記体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報とを取得する取得工程と、
    前記体温と前記第1のコンテキストとの関係性を学習した学習済のモデルと、第2の利用者の将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報とに基づいて、前記将来における前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する予測工程と、
    体温が所定の閾値を超えるか否かに応じて利用者の健康管理を実施する健康管理システムによって前記第2の利用者の体温が計測される場合に、前記第2の利用者について予測された体温変化に関する情報を取得する予測情報取得工程と、
    前記予測情報取得工程により取得された情報に基づき前記所定の閾値を調整するとともに、調整後の閾値を用いて前記第2の利用者の健康状態を判断するよう前記健康管理システムを制御するシステム制御工程と
    を含むことを特徴とする予測方法。
  22. 第1の利用者の体温を示す体温情報と、前記第1の利用者が前記体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報とを取得する取得手順と、
    前記体温と前記第1のコンテキストとの関係性として、前記第1のコンテキストに応じて前記第1の利用者にどのような体温変化が生じる傾向にあるか体温変化とコンテキストとの関係性をモデルに学習させる学習手順と、
    記関係性を学習した学習済のモデルと、第2の利用者の将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報とに基づいて、前記将来における前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する予測手順と
    を予測装置に実行させ
    前記学習手順は、前記第1のコンテキストに応じて前記体温変化が生じる確率を示す確率情報と、前記第1のコンテキスト情報との組を学習データとして用い、前記モデルとして、コンテキスト情報を入力とし、どのような体温変化がどのような確率で生じるかを示す情報を出力とする第2の予測モデルを生成し、
    前記予測手順は、前記第2の予測モデルと、前記第2のコンテキスト情報とを用いて、前記第2のコンテキストに応じて前記第2の利用者に生じる体温変化と当該体温変化が起こる確率とを予測する
    ことを特徴とする予測プログラム。
  23. 第1の利用者の体温を示す体温情報と、前記第1の利用者が前記体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報とを取得する取得手順と、
    前記体温と前記第1のコンテキストとの関係性として、前記第1のコンテキストに応じて前記第1の利用者にどのような体温変化が生じる傾向にあるか体温変化とコンテキストとの関係性をモデルに学習させる学習手順と、
    前記関係性を学習した学習済のモデルと、第2の利用者の将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報とに基づいて、前記将来における前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する予測手順と、
    前記モデルが学習した関係性を示す情報と、当該関係性から推定された将来のコンテキストを示すコンテキスト情報とを紐付けて管理する管理手順と
    を予測装置に実行させ、
    前記予測手順は、前記管理手順により管理されるコンテキスト情報のうち、前記第2のコンテキスト情報に対応するコンテキスト情報に紐付けられる関係性に基づいて、前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する
    ことを特徴とする予測プログラム。
  24. 第1の利用者の体温を示す体温情報と、前記第1の利用者が前記体温を検知された際のコンテキストである第1のコンテキストを示す第1のコンテキスト情報とを取得する取得手順と、
    前記体温と前記第1のコンテキストとの関係性を学習した学習済のモデルと、第2の利用者の将来のコンテキストである第2のコンテキストを示す第2のコンテキスト情報とに基づいて、前記将来における前記第2の利用者の体温変化に関する情報を予測する予測手順と、
    体温が所定の閾値を超えるか否かに応じて利用者の健康管理を実施する健康管理システムによって前記第2の利用者の体温が計測される場合に、前記第2の利用者について予測された体温変化に関する情報を取得する予測情報取得手順と、
    前記予測情報取得手順により取得された情報に基づき前記所定の閾値を調整するとともに、調整後の閾値を用いて前記第2の利用者の健康状態を判断するよう前記健康管理システムを制御するシステム制御手順と
    を予測装置に実行させることを特徴とする予測プログラム。
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