JP2021113953A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮像操作が妨げられず、着脱が容易な可搬性の高い撮像装置を提供する。【解決手段】デジタルカメラ1は、撮影レンズ2と、モード切り替えダイヤル7等の操作部材とを有するカメラ本体部と、カメラ本体部に矩形の枠形状を有して開口部30aを有るように有する取り付け部30を有する。取り付け部30の一部にデジタルカメラ1が自然に落下する際の落下方向と異なる方向に切り欠かれた切り欠き部30cを設ける。【選択図】図1
Description
本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置に関し、特に携帯性と可搬性を向上させた撮像装置に関する。
容易に身に付けることができるようにして可搬性を向上させたデジタルカメラとして、撮像装置本体にカラビナを備えたものが知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、カラビナ部は、デジタルカメラの筐体とは別の部材として、コードリールに巻き取り可能な可撓性を有するコード部材に接続されている。そのため、コードリールから引き出していない状態でデジタルカメラを把持した際には、カラビナ部を手で覆うような状態となるため把持し難くなり、撮像操作が妨げられる場合がある。
本発明は、撮像操作が妨げられず、また、着脱が容易な可搬性の高い撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、撮影レンズを有する本体部と、開口部を有する枠体部と、を備える撮像装置であって、前記枠体部の一部には、前記撮像装置が自然に落下する際の落下方向と異なる方向に切り欠かれた切り欠き部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、撮像操作が妨げられず、また、着脱が容易な可搬性の高い撮像装置を提供することが可能になる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1(a)は、第1実施形態に係る撮像装置の一例であるデジタルカメラ1を正面側(被写体側)から見た外観斜視図である。図1(b)は、デジタルカメラ1を被写体側の反対側(背面側)から見た外観斜視図である。
図1(a)は、第1実施形態に係る撮像装置の一例であるデジタルカメラ1を正面側(被写体側)から見た外観斜視図である。図1(b)は、デジタルカメラ1を被写体側の反対側(背面側)から見た外観斜視図である。
デジタルカメラ1は、前部カバー40、後部カバー50及び撮影レンズ2を有する。前部カバー40と後部カバー50は、ねじ13により締結、固定されており、締結された前部カバー40と後部カバー50がデジタルカメラ1の外装を構成する。デジタルカメラ1の外装の底面部には三脚穴12が設けられている。
デジタルカメラ1の長手方向の一端には、矩形で枠形状を有する枠体部が設けられている。この枠体部は、不図示のデジタルカメラ1を撮影者のズボンのベルト通し等の服飾部、リュックサック等のベルト部、所定位置に取り付けられた固定リング等の被取付部材に対して脱着する用途に用いることができる。そこで、以下の説明では、デジタルカメラ1の長手方向の一端に設けられた枠体部を「取り付け部」と称呼する。
取り付け部30は、前部カバー40及び後部カバー50に設けられた矩形枠状の部位の内周面に、開口部30aを有する枠部材30bが配置されることによって構成されている。但し、このような構成に限定されず、前部カバー40及び後部カバー50のみで取り付け部を形成してもよく、逆に、前部カバー40及び後部カバー50に矩形形状の枠部材を結合させることによって、枠部材のみで取り付け部を形成してもよい。取り付け部30の構成については後述する。
なお、デジタルカメラ1及び後述する各実施形態に係るデジタルカメラにおいて、取り付け部を除いた部分(撮影レンズ2、モード切り替えダイヤル7、背面グリップ部8等が設けられている部分)を、以下の説明では「カメラ本体部」と称呼する。
前部カバー40において、開口部30aの開口面と平行となる面には、撮影レンズ2が配置されている。前部カバー40には、着せ替えパネル4の着脱が可能となっている。着せ替えパネル4の詳細については後述する。前部カバー40には、主に動画撮影時に外部からの音声を取り込むために用いられるマイク穴5が形成されている。なお、着せ替えパネル4がマイク穴5を塞ぐことのないように、マイク穴5は着せ替えパネル4を貫通するように形成される。前部カバー40の上面部には、押圧式のレリーズボタン6が設けられている。撮影者がレリーズボタン6を押し込む操作を行うことにより、デジタルカメラ1の筐体内部に設けられた制御回路(不図示)に撮像指示を入力することができる。
後部カバー50において、開口部30aの開口面と平行となる面には、モード切り替えダイヤル7、背面グリップ部8、スピーカ穴9、LED窓10及びリセットボタン11が設けられている。モード切り替えダイヤル7は、撮影モードの切り替えやデジタルカメラ1の電源をオフにするための操作部材である。背面グリップ部8は、撮影時に右手指を置くことでグリップ性(ホールド性)を高めるための指置きとして用いられ、そのため、表面には凹凸が設けられている。LED窓10は、LED(不図示)の発光色と発光状態の組み合わせにより、充電状態や外部機器との接続状態等を撮影者(ユーザ)に知らせるために設けられている。スピーカ穴9からは、操作音等が発せられる。リセットボタン11は、デジタルカメラ1の各種設定を工場出荷時の設定に戻すための操作部材である。
次に、デジタルカメラ1を服飾に取り付けて持ち運んだり、吊るして保管したりすることができるように構成された取り付け部30の構成について説明する。図2は、デジタルカメラ1の正面図(撮影レンズ2側から見た図)である。取り付け部30は、開口部30aを有する枠部材30bを、前部カバー40及び後部カバー50に矩形で枠状の部位を設けて囲むことによって構成されている。取り付け部30には、枠部材30b、前部カバー40及び後部カバー50一部が切り欠かれた切り欠き部30cが形成されている。デジタルカメラ1は、切り欠き部30cを利用して被取付部材(不図示)に対して脱着することが可能となっている。
デジタルカメラ1を開口部30aを用いて被取付部材に吊るすと、撮影レンズ2やモード切り替えダイヤル7等が配置されている部分が重いために、通常は図2に示すようにレリーズボタン6が撮影レンズ2よりも下側(不図示の地面側)に位置する姿勢となる。このとき、切り欠き部30cは、図2に示すように、上側に位置する取り付け部30において撮影レンズ2と対向する位置にくる。
被取付部材が取り付け部30の開口部30aに挿入された状態では、デジタルカメラ1の自重により、枠部材30bの被取付部材当接面30eが被取付部材に対する当接面となる。そして、デジタルカメラ1では、被取付部材当接面30eの一部に切り欠き部30cが設けられている。つまり、被取付部材が、被取付部材当接面30eでデジタルカメラ1を引っ掛けて保持している。
切り欠き部30cは、被取付部材当接面30eの一部を切り欠くように形成されており、且つ、被取付部材当接面30eと直交する方向とは異なる方向に切り欠かれて形成されている。つまり、図2に示すように、切り欠き部30cは、被取付部材当接面30eに対して所定の角度の傾斜Xを有するように形成されている。
そのため、開口部30aに対して被取付部材を脱着する際には、被取付部材が切り欠き部30c通過するが、切り欠き部30cは被取付部材当接面30eに対して傾斜Xをもって設けられている。そのため、切り欠き部30cの出入口30fと被取付部材が当接してデジタルカメラ1が自重で落下方向(図2の下方向)に抜ける力が加わっても、デジタルカメラ1が落下することはない。
換言すれば、デジタルカメラ1は、全体が板状で直方体状(矩形状)の形状を有しており、長手方向の一端に取り付け部30が設けられているため、デジタルカメラ1の長手方向において取り付け部30側が軽くなっている。デジタルカメラ1が自然に落下する際には、概ね、長手方向が重力方向と略平行となり、取り付け部30側が上側となる姿勢となる。切り欠き部30cは、デジタルカメラ1の落下方向(重力方向)とは異なる方向(平行にならない方向)に所定の角度で取り付け部30に形成されているため、被取付部材が出入口30fに当接しても容易にデジタルカメラ1が落下することはない。
なお、デジタルカメラ1を被取付部材から外す際には、被取付部材を切り欠き部30cの出入口30fに位置させた後、切り欠き部30cの傾斜方向に移動させる必要がある。開口部30aの大きさは、被取付部材への取り付けが可能となる大きさが望ましい。切り欠き部30cの幅は、被取付部材を通すことに支障のない幅で、且つ、容易に抜けない幅であることが好ましい。切り欠き部30cの傾斜Xの角度(被取付部材当接面30eとなす角)は、被取付部材の形状(例えば、円柱状であるか短冊状であるか等)や太さにも依存するが、例えば、20度〜60度の範囲とすることで汎用性を持たせることができる。
ところで、デジタルカメラ1では、枠体形状を有する取り付け部30の開口部30aは、撮影方向に貫通した素通しのファインダとしても機能する。図3(a)は、デジタルカメラ1による撮影態様の一例を示す図である。図3(b)は、撮影者が図3(a)の撮影態様でデジタルカメラ1を把持している状態を示す図である。
デジタルカメラ1で撮像を行う際には、撮影者は被写体に向かってデジタルカメラ1を構え、ファインダ枠として機能する開口部30aを通じて被写体を視認して(覗いて)撮影範囲を確認することができる。開口部30aは、ファインダ枠として被写体を確認した際に構図の水平・垂直を出し易くするために矩形形状(長方形の角を丸めた形状を含む)となっている。撮影レンズ2は、できる限り開口部30aに近接するように配置することが望ましく、これにより、撮影者が視認する被写界と実際の撮像範囲とのずれを小さくすることができる。
なお、開口部30aの形状は、撮影画像と近似している。開口部30aの縦横比は、撮像時の画角となっており、例えば、縦横比は、1:1、4:3、3:4等の比率となっている。そのため、取り付け部30の取り付け機能を優先して、形状を変更し或いはサイズを大きくすることは好ましくない。
取り付け部30と他の部材との関係は撮像時の操作性に大きく影響する。そこで次に、取り付け部30と他の部材との関係について説明する。撮影レンズ2とファインダ枠として機能する開口部30aとは、可能な限り近付けて配置することが望ましい。これにより、近距離撮影での撮影レンズ2とファインダ枠(開口部30a)との視差を低減させることができる。
一方、撮影レンズ2とレリーズボタン6は、可能な限り離間させて配置することが望ましい。これにより、撮影者がデジタルカメラ1を把持した際に、指が撮影レンズ2に被ってしまうことを効果的に抑制することができる。また、取り付け部30とレリーズボタン6は、レリーズボタン6の操作方向(押し下げ方向)において互いに重ならない位置に配置されている。これは、デジタルカメラ1は図3(b)に示すように撮影者が右手のみを用いて撮影を行うことを想定しているためである。つまり、仮にレリーズボタン6の操作方向において取り付け部30の切り欠き部30cとレリーズボタン6とが重なる位置にある場合には、レリーズボタン6の操作時にデジタルカメラ1を把持した右手の指が切り欠き部30cに触れてしまう。すると、デジタルカメラ1を右手の指で把持した際に、デジタルカメラ1の固定が容易でなくなり、撮像時の操作性が低下してしまう。これに対して、デジタルカメラ1では、レリーズボタン6の操作方向において切り欠き部30cとレリーズボタン6とは重ならないように配置されているため、画像にぶれが生じたり構図が傾いたりする失敗画像の発生を低減することが可能となっている。
デジタルカメラ1は、図3の撮影態様で使用される頻度が高いことを想定して設計されている。そのため、デジタルカメラ1では撮像時の操作性を更に高めるために、図1に示したように、撮影者から見て左側から取り付け部30、撮影レンズ2、背面グリップ部8の順に配置され、レリーズボタン6は背面グリップ部8の上側に配置されている。こうして取り付け部30とレリーズボタン6の間に一定の距離を確保することで、図3(b)に示すようにデジタルカメラ1を右手で把持して撮像操作をする際に、撮影者の右手指が切り欠き部30cに触れ難くなる。
また、背面グリップ部8とレリーズボタン6は近接して配置されている。これにより、レリーズボタン6の操作時には、背面グリップ部8を掌で覆うようにして把持することができるため、デジタルカメラ1の姿勢を安定させてレリーズボタン6を操作する(押し込む)ことが可能となる。更に、撮影者が背面グリップ部8を右手で把持した際に取り付け部30が撮影者の左側にくるように設けることで、右手の掌でデジタルカメラ1を保持しても、取り付け部30のファインダとしての機能が損なわれることがない。なお、撮像時の操作性の観点から、撮影者が右手の掌でデジタルカメラ1を保持した際に、取り付け部30は撮影者から見てデジタルカメラ1の左半分の領域内に全体が収まるよう配置されることが望ましい。また、同状態で、背面グリップ部8はデジタルカメラ1の背面の右半分の領域に全体が収まるよう配置されることが望ましい。
図1(b)に示すように、デジタルカメラ1では、モード切り替えダイヤル7が取り付け部30と背面グリップ部8との間に配置されている。モード切り替えダイヤル7は、回転ダイヤルとなっており、指掛け部7aに指を掛けて回転させることで、撮影モードを動画撮影や静止画撮影等に切り替えることができ、また、デジタルカメラ1の電源をオフにすることができる。指掛け部7aは、取り付け部30よりも背面グリップ部8に近い位置に設けられており、撮影者が右手でデジタルカメラ1を把持した状態で指掛け部7aに指を掛けることが容易となっている。また、背面グリップ部8とレリーズボタン6が近接して配置されているため、デジタルカメラ1を右手で把持して撮像操作を行う際に、レリーズボタン6に人差し指を掛けた状態でも、親指を指掛け部7aに掛けることができる。これにより撮影者は、ワンハンドオペレーションで素早く撮像操作やモード切替操作を行うことができる。
ここまで、デジタルカメラ1を撮影者が右手のみを用いて撮影を行うことを想定した構成で説明してきたが、左手のみを用いて撮影することを想定した構成としてもよい。その場合には、図2に示す構成を上下鏡像反転させた構成とすればよい。
続いて、図4を参照して、着せ替えパネル4について説明する。図4(a)は、前部カバー40から着せ替えパネル4を取り外したデジタルカメラ1の状態を示す斜視図である。図4(b)は、図4(a)に示す矢視B−Bでの部分的な断面図である。なお、図4には、図4(a),(b)の対応を示すための座標軸を併記している。
着せ替えパネル4は、両面テープ4cを挟んで、ポリカーボネート等の樹脂からなるシート状部材に印刷や表面加工等を施した外観部4aと、前部カバー40に設けられた磁石14に吸着する鉄板4bとが、接着され積層された構造を有する。デジタルカメラ1を使用する際の状況(シーン、シチュエーション)に応じて、デジタルカメラ1の外観を変更したいという要望がある。そこで、様々な外観部4aを有する複数種の着せ替えパネル4が提供されることを想定して、着せ替えパネル4はユーザが容易に交換できるようにしておくことが望ましい。
着せ替えパネル4は、撮影レンズ2の外周を構成する凸形状部40aaと、着せ替えパネル4の外形部を嵌め込むことができるように前部カバー40に形成された立ち壁部40abにより位置決めされ、前部カバー40に固定された3つの磁石14で保持される。なお、磁石14を用いて着せ替えパネル4を固定可能な構成に限定されず、例えば、水中や水辺での撮影を考慮しなければ、磁石14と鉄板4bを用いない構成とすることができる。その場合、着せ替えパネル4は、両面テープ4cとして、外観部4a側が強粘着性で、前部カバー40側が弱粘着性のものを用いた構成とすることができる。この場合は、着せ替えパネル4を取り外した状態で、着せ替えパネル4の裏面側が弱粘着性面となる。逆に、前部カバー40側の表面を弱粘着性としてもよい。この場合、着せ替えパネル4は、外観部4aのみから構成されることになる。
着せ替えパネルの取り外しは、図4(b)に示すように、デジタルカメラ1の正面側において前部カバー40及び枠部材30bにおいて切り欠き部30cと対向する立ち壁部に設けられた凹形状部40acにユーザが指(又は爪)を掛けることで行うことができる。レリーズボタン6側でなく取り付け部30側に凹形状部40acを設けることで、撮影者は、開口部30aに指を入れて凹形状部40acに指先を掛けて着せ替えパネル4の突出部4dを指で持ち上げることにより、容易に着せ替えパネル4を取り外すことができる。
デジタルカメラ1の更なる特徴について以下に説明する。前部カバー40と後部カバー50は、ゴム等の弾性を有するエラストマ部材からなり、不図示の筐体を覆っている。つまり、外観に現れる撮影レンズ2等の部材以外は、緩衝部材として機能するエラストマ部材で覆われている。そのため、デジタルカメラ1を誤って落下させてしまった場合でも、筐体への衝撃が和らげられることで、筐体内の撮像素子や電子部品が損傷してしまうことを抑制することができる。また、エラストマ部材を外装に用いることで、エラストマ部材が有する弾性と高いグリップ性によって、デジタルカメラ1を片手で把持した際に意図せずして手から滑らせて落下させてしまうことを効果的に抑制することができる。
<第2実施形態>
取り付け部30において切り欠き部30cを設ける位置は、第1実施形態で説明したように撮影レンズ2に対向する位置に限定されるものではない。第2実施形態では、切り欠き部の位置を変更した構成について説明する。なお、以降の説明において、第1実施形態に係るデジタルカメラ1の構成要素と同じ構成要素については、同じ名称と符号を用い、共通する説明を省略する。
取り付け部30において切り欠き部30cを設ける位置は、第1実施形態で説明したように撮影レンズ2に対向する位置に限定されるものではない。第2実施形態では、切り欠き部の位置を変更した構成について説明する。なお、以降の説明において、第1実施形態に係るデジタルカメラ1の構成要素と同じ構成要素については、同じ名称と符号を用い、共通する説明を省略する。
図5(a)は、第2実施形態の第1の例であるデジタルカメラ1Aの概略構成を示す正面図である。デジタルカメラ1Aは、切り欠き部30cが、取り付け部30において被取付部材当接面30eと直交する部位において、レリーズボタン6の操作方向と略同一方向に切り欠かれた構造を有する。このように、取り付け部30を被取付部材(不図示)に装着した際に被取付部材がデジタルカメラ1Aを支える被取付部材当接面30eとは異なる位置に切り欠き部30cを配置すると、被取付部材が切り欠き部30cに接触し難い。そのため、デジタルカメラ1Aを撮影者のズボンのベルト通しやリュックサック等のベルト部等に吊り下げても、デジタルカメラ1Aは簡単には(不用意には)外れ難い。なお、デジタルカメラ1Aでは、切り欠き部30cを前部カバー40においてレリーズボタン6が配置されている面とは異なる面に配置しているが、レリーズボタン6が配置されている面と同じ面に配置しても構わない。
図5(b)は、第2実施形態の第2の例であるデジタルカメラ1Bの概略構成を示す正面図である。デジタルカメラ1Bでは、切り欠き部30cは、取り付け部30において、被取付部材当接面30eと対向する立ち壁の近傍に、被取付部材当接面30eと対向する部位の一部を含むように、設けられている。
デジタルカメラ1Bでも、取り付け部30を被取付部材(不図示)に装着した際に被取付部材がデジタルカメラ1を支える被取付部材当接面30eとは異なる位置に切り欠き部30cが配置されている。そのため、デジタルカメラ1を被取付部材に吊り下げた際に被取付部材が切り欠き部30cに接触し難く、よって、取り付け部30を簡単には(不用意には)被取付部材から外れ難い。また、デジタルカメラ1Bでは、デジタルカメラ1Bの長辺に対して90度よりも小さい角度を傾斜するように切り欠き部30cを設けることで、取り付け部30が被取付部材から更に脱落し難い構成となっている。一方、被取付部材からデジタルカメラ1の取り付け部30を取り外す際には、撮影者がデジタルカメラ1を把持して切り欠き部30cの切り欠き方向に引っ張る操作を行えば、容易にデジタルカメラ1を被取付部材から取り外すことができる。
なお、被取付部材にデジタルカメラ1を装着する際に接触する切り欠き部30cの外側部にC面等の呼び込み形状を設けて、より容易に装着が可能な構造としてもよい。更に、切り欠き部30cの形成箇所のみを弾性体(例えば、アルミダイカスト等の金属材)とすることで、取り付け部30の剛性を確保して撮像時の操作性を保ちながら、被取付部材に対する着脱操作性を向上させることができる。
図6は、第2実施形態の第3の例であるデジタルカメラ1Cの概略構成を示す正面図である。デジタルカメラ1Cは、取り付け部30に2カ所の切り欠き部(前面側切り欠き部30j,背面側切り欠き部30k)が設けられている点で、上記のデジタルカメラ1,1A,1Bと相違する。以下、この相違点を中心に説明する。
デジタルカメラ1Cの取り付け部30は、撮影レンズ2側の前面側枠体部30jaと、背面グリップ部8側の背面側枠体部30kaを有する。開口部30aの開口面と直交する方向において、前面側枠体部30jaと背面側枠体部30kaの間には、一定幅の間隙が装着部30gとして設けられている。装着部30gは、被取付部材(不図示)を取り付け部30の開口部30aに通した状態とする際に、被取付部材を通過させるための空間である。
前面側枠体部30jaの一部には前面側切り欠き部30jが設けられており、背面側枠体部30kaの一部には背面側切り欠き部30kが備えられている。前面側切り欠き部30jと背面側切り欠き部30kは、取り付け部30において対角位置に設けられており、且つ、デジタルカメラ1Cの幅方向、長手方向及び厚み方向の各方向から見て重ならない位置に設けられている。
被取付部材をデジタルカメラ1の開口部30aに通した状態とするために、前面側切り欠き部30j、背面側切り欠き部30k及び装着部30gは、所望の被取付部材の幅に適した寸法に設定することが望ましい。被取付部材を装着部30gに通した後、デジタルカメラ1Cを長手方向と平行な軸回りに回転させて前面側切り欠き部30jと背面側切り欠き部30kに通すことで、被取付部材を開口部30aに取り付けることができる。このような構成とすることで、撮影者は、デジタルカメラ1を片手でも被取付部材に容易に取り付けることができ、しかも、取り付け後には脱落し難くすることができる。
このようにデジタルカメラ1Cでは、取り付け部30を大きくすることなく、開口部30aに被取付部材を通す操作を容易に行うことができ、しかも、被取付部材に装着された状態では脱落し難い、可搬性に優れた構成が実現されている。また、開口部30aを大きくする必要がないため、撮像時に画角を決めるファインダ枠としての機能を保つことができる。
<第3実施形態>
上述した第1及び第2実施形態では、取り付け部30を前部カバー40と後部カバー50と一体的に形成することで、取り付け部30を不動の(可動部を有さない)構成とした。これに対して、第3及び第4実施形態では、カメラ本体部に対して全体又は一部がスライド可能に構成された枠体部を設けることによって取り付け部を構成したデジタルカメラについて説明する。
上述した第1及び第2実施形態では、取り付け部30を前部カバー40と後部カバー50と一体的に形成することで、取り付け部30を不動の(可動部を有さない)構成とした。これに対して、第3及び第4実施形態では、カメラ本体部に対して全体又は一部がスライド可能に構成された枠体部を設けることによって取り付け部を構成したデジタルカメラについて説明する。
図7(a)は、第3実施形態の第1の例であるデジタルカメラ1Dを背面側から見た外観斜視図である。図7(b)は、デジタルカメラ1Dが有する取り付け部300の動作に関連する主要部品を示す斜視図である。なお、図7は、取り付け部300が、後述する第1の位置にある状態を示している。また、デジタルカメラ1Dの構成要素のうち、第1実施形態に係るデジタルカメラ1の構成要素と同じものについては、同じ名称と符号を用い、共通する説明を省略する。
図8(a)は、取り付け部300が第1の位置にある状態のデジタルカメラ1Dを正面側から見た外観斜視図である。なお、図8(a)に示すように、デジタルカメラ1Dの長手方向をX方向、幅方向をY方向、厚み方向をZ方向と定義する。図8(b)は、図8(a)の状態に対応するXY断面図である。図8(c)は、取り付け部300が第2の位置にある状態のデジタルカメラ1Dを正面側から見た外観斜視図である。図8(d)は、図8(c)の状態に対応するXY断面図である。
取り付け部300は、略J字形状を有し、カメラ本体部とで開口部300aを形成する部材であり、例えば、ガラス繊維強化樹脂等の剛体で形成されている。取り付け部300の内周面300bとカメラ本体部(前部カバー40及び後部カバー50の側面)とにより、矩形状の開口部300aが形成される。
弾性部材である引っ張りばね60は、一端が後部カバー50の突起部50eに係止され、他端が取り付け部300の軸部302に係止されて、取り付け部300をカメラ本体部側へ引き込むように図8(b)に示す矢線V方向に付勢している。一方、取り付け部300には、指で開放動作を行うための操作部300cが設けられている。
取り付け部300が第1の位置にあるとき、図8(b)に示すように、操作部300cは引っ張りばね60の付勢力によって後部カバー50の開口端部50cに当接した状態で保持されている。また、取り付け部300が第1の位置にあるとき、取り付け部300の先端部300eは、前部カバー40の凹部40aと後部カバー50の凹部50aに埋没して係合部が形成されている。つまり、取り付け部300が第1の位置にある場合に、開口部300aは閉じた状態となる。
開口部300aは、第1及び第2実施形態での開口部30aと同様に、開口部300aをファインダ枠として覗いた際に構図の水平・垂直を出しやすくするために、矩形形状(長方形の角を丸めた形状を含む)となっている。
図8(c),(d)に示すように、撮影者が指で矢線V方向の逆方向である矢線W方向に操作部300cを押し出す。すると、操作部300cは後部カバー50の開口端部50dに当接するまでスライドすることができる。こうして、操作部300cが開口端部50dに当接した状態が、取り付け部300が第2の位置にある状態である。取り付け部300が矢線W方向にスライドする際には、取り付け部300の伸延部300dが後部カバー50に設けられた溝部50bに沿って移動する。すると、取り付け部300の先端部300eと前部カバー40及び後部カバー50の外周との間に、開口部300aと連通する隙間300fが生じる。
こうして生じた隙間300fが、第1実施形態に係るデジタルカメラ1の取り付け部30に形成された切り欠き部30cと同じ役割を果たす。つまり、撮影者は、取り付け部300が第2の位置にあるときに生じる隙間300fに紐状部材やベルト等の被取付部材(不図示)に通したり外したりすることで、デジタルカメラ1を被取付部材に対して吊るしたり外したりすることができる。
取り付け部300が第1の位置にあるときには隙間300fが生じないため、被取付部材が開口部300aに通してある場合には被取付部材が開口部300aから抜けることはなく、よって、デジタルカメラ1Dが脱落することはない。また、取り付け部300は常に引っ張りばね60によりデジタルカメラ1Dのカメラ本体部側(図8(b)の矢線V方向)に付勢されている。そのため、撮影者が操作部300cを図8(c)の矢線W方向へスライドさせる操作を止めて操作部300cから手(指)を離すと、取り付け部300は引っ張りばね60の付勢力によって自動的に第1の位置へ戻る。こうして、取り付け部300の被取付部材への着脱を容易に行うことが可能となっている。
また、取り付け部300が第1の位置にある状態では、取り付け部300の一方の先端部300eは凹部40a,50aに嵌合して保持されており、伸延部300dは溝部50bに係合している。そのため、取り付け部300が第1の位置にある状態で取り付け部300に矢線V方向と略直交する方向(デジタルカメラ1Dの幅方向)に外力が作用しても、取り付け部300は変形し難い。
更に、デジタルカメラ1Dでは、図8(c)に示すように、取り付け部300を第2の位置へ移動させる際に、形成される隙間300fの周辺には撮影者が操作する指が来ない。そのため、取り付け部300を第2の位置へ移動させようと操作する指や移動させた後の指がデジタルカメラ1Dの被取付部材に対する着脱操作を妨げることのない優れた操作性が得られる。
図9(a)は、第3実施形態の第2の例であるデジタルカメラ1Eを正面側から見た外観斜視図であり、取り付け部300が第1の位置にある状態を示している。図9(b)は、図9(a)の状態に対応するXY断面図である。図9(c)は、取り付け部300が第2の位置にある状態のデジタルカメラ1Eを正面側から見た外観斜視図である。図9(d)は、図9(c)の状態に対応するXY断面図である。
第1の例のデジタルカメラ1Dは取り付け部300全体がスライド可能な構成となってのに対して、第2の例のデジタルカメラ1Eでは取り付け部300が固定部40bとスライド可能な可動部301から構成されている。以下、この相違点を中心に説明を行う。なお、デジタルカメラ1Eの構成要素のうち、デジタルカメラ1Dの構成要素と同じものについては、同じ名称と符号を用い、共通する説明を省略する。
可動部301、固定部40b及びカメラ本体部により、矩形状の開口部300aが形成される。開口部300aは、第1実施形態に係るデジタルカメラ1の開口部30aと同様に、ファインダ枠として覗いた際に構図の水平・垂直を出し易くするために矩形形状(長方形の角を丸めた形状を含む)となっている。
可動部301は、I字形状を有し、ガラス繊維強化樹脂等の剛体で形成されている。可動部301の伸延部301dは、外形(表面)が後部カバー50に設けられた溝部50bに嵌合して、矢線W方向にスライド可能に保持されている。固定部40bは、前部カバー40に一体で形成されており、カメラ本体部に対して不動に構成された剛体である。
カメラ本体部に配置された弾性部材である圧縮ばね70は、片端が後部カバー50の支持面50fに当接し、他端が可動部301の端部301eに当接して、可動部301を矢線W方向に付勢している。可動部301には、指で可動部301の開放動作を行うための操作部301cが設けられており、圧縮ばね70の付勢力によって操作部301cは後部カバー50の開口端部50dに当接した状態に保持されている。可動部301の端部突起301fは、固定部40bの端部凹部40dに埋没して係合部が形成されている。この状態が、可動部301が第1の位置にある状態である。
図9(c)に示すように、撮影者が指で矢線V方向に操作部301cを引き込むと、可動部301の伸延部301dが後部カバー50の溝部50bに沿ってスライドし、操作部301cが後部カバー50の開口端部50cに当接する位置まで移動する。この状態が、可動部301が第2の位置にある状態である。
可動部301が第2の位置へ移動すると、前部カバー40及び後部カバー50の側面と固定部40bの端部凹部40dとの間に隙間300fが生じる。こうして生じた隙間300fが、第3実施形態に係るデジタルカメラ1Dについて説明した隙間300fと同じ役割を果たす。つまり、撮影者は、可動部301が第2の位置にあるときに生じる隙間300fに紐状部材やベルト等の被取付部材(不図示)に通したり外したりすることで、デジタルカメラ1を被取付部材に対して吊るしたり外したりすることができる。
可動部301が第1の位置にある状態では、隙間300fが生じないため、被取付部材が開口部300aに通されている場合に、隙間300fから被取付部材が抜けることはない。また、可動部301は常に圧縮ばね70により矢線W方向に付勢されているため、撮影者が操作部301cの矢線V方向への操作を止めて操作部301cから指を離すと、可動部301は圧縮ばね70の付勢力によって自動で第1の位置へ戻る。こうして、取り付け部300の被取付部材への着脱を容易に行うことが可能となっている。
また、可動部301が第1の位置にある状態では、可動部301の端部突起301fが固定部40bの端部凹部40dに係合した状態に保持されており、伸延部301dは溝部50bと係合している。そのため、可動部301が第1の位置にある状態で可動部301に矢線Wに対して略直交する方向から外力が作用しても、可動部301は変形し難い。
更に、デジタルカメラ1Eでは、図9(c)に示すように、可動部301を第2の位置へ移動させる際に、隙間300fの周辺には撮影者の操作する指が来ない。そのため、可動部301を第2の位置へ移動させようと操作する指や移動させた後の指がデジタルカメラ1Eの被取付部材に対する着脱操作を妨げることのない優れた操作性が得られる。
図10(a)は、デジタルカメラ1Eの外観斜視図である。デジタルカメラ1Eでは、後部カバー50の上面で、固定部40b及び可動部301から離れた位置にレリーズボタン6が配置されている。また、レリーズボタン6の押し込み方向と可動部301のスライド方向(矢線V方向)とが直交しているため、レリーズ操作の際に誤って可動部301が第2の位置の方向(矢線V方向)へ動くことはない。よって開口部300aに被取付部材(不図示)が挿入されている状態でレリーズ操作を行っても、可動部301が動いて隙間300fが開いて被取付部材が開口部300aから抜けることが防止される。
図10(b)は、デジタルカメラ1Eの変形例であるデジタルカメラ1Fの外観斜視図である。デジタルカメラ1Fでは、前部カバー40に一体に設けられた固定部40bの上面にレリーズボタン6が設けられている。なお、可動部301と、前部カバー40及び後部カバー50において可動部301をスライド可能に保持する構成は、デジタルカメラ1Eと同じであるために説明を省略する。
デジタルカメラ1Fでは、レリーズボタン6が可動部301に近い位置に設けられている。しかし、レリーズボタン6の押し込み方向と可動部301のスライド方向(矢線V方向)とは直交しているため、レリーズ操作の際に誤って可動部301が第2の位置の方向(矢線V方向)へ動くことはない。
また、撮影者が固定部40bや可動部301を矢線V方向と略直交する方向で外部からデジタルカメラ1Fを握って構えても、カラビナのような回転部材ではないため不用意に可動部301がスライドすることもない。固定部40bや可動部301は、撮影者に把持されても開口部300aの矩形形状が維持されるため、ファインダ枠の機能が低下することはない。
<第4実施形態>
図11(a)は、第4実施形態に係るデジタルカメラ1Gの外観斜視図であり、デジタルカメラ1Gが備える取り付け部80が第1の位置にある状態を示している。図11(b)は、デジタルカメラ1Gが備える取り付け部80のスライド操作を説明する図であり、取り付け部80が第2の位置にある状態を示している。図11(c)は、デジタルカメラ1Gが備える取り付け部80の回転動作を説明する図であり、取り付け部80が第3の位置にある状態を示している。
図11(a)は、第4実施形態に係るデジタルカメラ1Gの外観斜視図であり、デジタルカメラ1Gが備える取り付け部80が第1の位置にある状態を示している。図11(b)は、デジタルカメラ1Gが備える取り付け部80のスライド操作を説明する図であり、取り付け部80が第2の位置にある状態を示している。図11(c)は、デジタルカメラ1Gが備える取り付け部80の回転動作を説明する図であり、取り付け部80が第3の位置にある状態を示している。
第3実施形態の第1の例では、取り付け部300全体がスライド可能に構成されたデジタルカメラ1Dについて説明した。これに対して、第4実施形態に係るデジタルカメラ1Gは、全体がスライド可能であることに加えて、回転可能に構成されると共に開口部300aを閉じた状態でカメラ本体部に対して係止部材90(図12参照)に係止される取り付け部80を有する点である。以下では、デジタルカメラ1Dとの相違点である取り付け部80の構成と動作について説明する。
取り付け部80は、J字形状を有し(図12参照)、金属等の剛体で形成された部材である。取り付け部80は、図11(a)の第1の位置にある状態では、係止部材90に係止されており、取り付け部80、前部カバー40及び後部カバー50により矩形状の開口部300aが形成されている。取り付け部80は、第1の位置にある状態では係止部材90で係止されているため、取り付け部80を把持して図11(a)に示す矢線W方向に引き出そうとして、取り付け部80はスライドしない。
図11(b)に示すように、係止部材90の操作部90aを矢線V方向に指で動かすことにより、係止部材90による取り付け部80の係止を解除することができる。取り付け部80の係止が解除されると、取り付け部80を矢線W方向にスライド移動させて引き出すことができる。こうして、取り付け部80がカメラ本体部から限度まで引き出された位置が、取り付け部80の第2の位置である。
取り付け部80が第1の位置にあるときには、取り付け部80の先端80aは、前部カバー40の凹部40aと後部カバー50の凹部50aと嵌合して係合部を形成している。取り付け部80が第2の位置に移動すると、取り付け部80の先端80aは凹部40a,50aから離間して、前部カバー40及び後部カバー50の側面との間に隙間300fが生じる。
矢線W方向に引き出された取り付け部80は、図11(c)に示すように、回転軸Pを中心に破線で示す矢線T方向に回転可能となっている。取り付け部80を第2の位置から回転軸Pを中心に所定の角度(例えば180度)回転させた位置が、取り付け部80の第3の位置である。なお、取り付け部80の回転方向は、矢線T方向の逆方向でも可能であり、回転角度に制限はない。つまり、取り付け部80は回転軸Pを中心に自由に回転可能となっている。
次に、取り付け部80を第1の位置と第3の位置の間で移動可能とする構造について説明する。図12(a)は、取り付け部80の保持と動作に関連する主要部品を正面から見た斜視図である。図12(b)は、後部カバー50において取り付け部80が装着される部分(取り付け部ユニット)を正面から見た斜視図である。図12(c)は、取り付け部ユニットの斜視図である。図12(d)は、取り付け部ユニットの構成を示す分解斜視図である。
図13(a)は、取り付け部80が第1の位置で係止部材90に係止されている状態を示す断面図である。図13(b)は、取り付け部80が第1の位置にあって、係止部材90の解除操作が行われた状態を示す断面図である。図13(c)は、係止部材90の解除操作が行われて、取り付け部80が第2の位置へ移動した状態を示す断面図である。図13(d)は、取り付け部80が第2の位置にあり、係止部材90が解除操作されていない状態を示す断面図である。
図12(a)に示すように、取り付け部80は、係止部材90と弾性部材である圧縮ばね82に挿入されている。また、取り付け部80の端部には取り付け部80の外径より太いストッパ81が接合されており、これにより取り付け部80が挿入されている各部品が取り付け部80から抜けないようになっている。
図12(b)に示すように、取り付け部80が装着される後部カバー50は、ストッパ81が取り付け部80の引き込み端である第1の位置で当接する支持面50gと、取り付け部80の引き出し端である第2の位置で当接する支持面50kを有する。また、後部カバー50は、取り付け部80の外径(外周表面)を支持する複数の支持面50hと、圧縮ばね82を収容する収容面50iと、係止部材90の弾性部材支持部90cを矢線V方向にスライド可能に保持する複数の支持面50jを有する。
図12(c)に示すように、係止部材90の篏合穴90dに取り付け部80が挿入(位相可能に嵌合)され、係止部材90の複数の係止部90bが取り付け部80に設けられた溝部80bを係止している。図12(d)に示すように、係止部材90の係止部90bは、篏合穴90dの近傍から片持ち梁状に伸びており、係止部90bに挿入される取り付け部80の径方向へ弾性変形することが可能となっている。圧縮ばね82の片端は、係止部材90に複数設けられた弾性部材支持部90c端面に当接している。係止部材90は、係止部材90による取り付け部80の係止を外部から解除する操作を行うための操作部90aを有する。
前部カバー40には、後部カバー50の支持面50g、支持面50k、支持面50h、収容面50i及び支持面50jと対向するようにこれらと同一機能を有する支持面40g、支持面40k、支持面40h、収容面40i及び支持面40jが設けられている。図13(a)に示すように、圧縮ばね82は、片端部を収容面40i,50iの端部に当接させ、他端部を弾性部材支持部90cの端面に当接させている。そのため、係止部材90は、矢線W方向に支持面40h,50hの端部に当接する位置まで圧縮ばね82によって片寄せ付勢される。複数の係止部90bが溝部80bを係止しているため、撮影者は取り付け部80を矢線W方向へスライドさせることはできない。取り付け部80と一体に設けられたストッパ81は、支持面40g,50gに当接しており、よって、第1の位置にある取り付け部80は、前部カバー40及び後部カバー50に対して閉じた状態で保持されている。
図13(b)に示すように、操作部90aが圧縮ばね82による片寄せ方向の逆方向である矢線V方向に操作されると、弾性部材支持部90cが弾性部材82を圧縮させながら係止部90bが溝部80bを乗り越える。これにより、係止部90bによる溝部80b(取り付け部80)の係止が解除される。
図13(c)に示すように、係止部90bの溝部80bに対する係止が解除された状態で、圧縮ばね82を圧縮させながら、ストッパ81が支持面40k,50kに当接するまで取り付け部80を矢線W方向にスライドさせる。これにより、取り付け部80は前部カバー40と後部カバー50から離間した第2の位置へ移動する。取り付け部80は円柱状であるため、支持面40h,50hによって支持されている取り付け部80の断面は円形となっている。よって、取り付け部80の先端80aが凹部40a,50aから抜けてさえいれば、図11(b)に示したように、取り付け部80は回転軸Pを中心として回転することができる。
図13(c)の状態となった後に操作部90aの操作が終了すると(操作部90aから指を離すと)、圧縮ばね82が係止部材90の弾性部材支持部90c(図12(c)参照)を矢線W方向に押圧する。これにより、図13(d)に示すように、係止部材90が支持面40h,50hの端部に当接するまで片寄せされた状態となる。図13(d)の状態からストッパ81が支持面40g,50gに当接するまで取り付け部80が矢線V方向に押し込まれると、係止部材90の複数の係止部90bが溝部80bに嵌り、取り付け部80は再び第1の位置で係止された図13(a)の状態に戻る。
以上の説明の通り、デジタルカメラ1Gでは、取り付け部80を第2の位置へ移動させてしまえば、撮影者がデジタルカメラ1Gを操作する指は隙間300fの周辺には来ない。そのため、取り付け部80を第2の位置へ移動させるための操作を行う指や移動完了後の指が被取付部材に対するデジタルカメラ1Gの取り付け及び取り外しを妨げ難く、取り付け及び取り外しの操作を容易に行うことができる。
また、デジタルカメラ1Gでは、取り付け部80が回転軸Pを中心として回転することができるため、隙間300fを前述したデジタルカメラ1E等よりも大きくすることができる。これにより、直径や幅の大きい被取付部材を開口部300aに通してデジタルカメラ1Gを吊り下げて持ち運ぶことが可能になる。
<第5実施形態>
図14(a),(b)はそれぞれ、第5実施形態に係るデジタルカメラ1Hの外観斜視図である。デジタルカメラ1Hは、可動部83を有しており、図14(a)は可動部83が第1の位置にある状態を示しており、図14(b)は可動部83が第2の位置にある状態を示している。
図14(a),(b)はそれぞれ、第5実施形態に係るデジタルカメラ1Hの外観斜視図である。デジタルカメラ1Hは、可動部83を有しており、図14(a)は可動部83が第1の位置にある状態を示しており、図14(b)は可動部83が第2の位置にある状態を示している。
デジタルカメラ1Hは、カメラ本体部に固定された2カ所の固定部50m,50nと、固定部50mに取り付けられた可動部83を有し、これらによって取り付け部が形成される。可動部83は、第1の位置と第2の位置との間で移動可能であり、第1の位置にあるときに固定部50nと係合して開口部300aを閉じた状態とし、第2の位置にあるときに開口部300aと連通する隙間300fを生じさせる。
詳しくは、固定部50m,50nはそれぞれ、後部カバー50に一体で不動に設けられていおり、固定部50m,50nの間には隙間300fが設けられている。固定部50mの先端部50pには、可動部83が矢線V方向及び矢線W方向にスライド可能に取り付けられている。可動部83の内面には雌ネジ部(不図示)が設けられており、また、固定部50nの先端には雄ネジ部50qが設けられている。よって、可動部83を矢線V方向に寄せた状態で可動部83を回転させて雄ネジ部50qと雌ネジ部を螺合させることにより、隙間300fが閉じられて、可動部83により固定部50m,50nが連結される。
こうして、図14(a)に示すように、可動部83が固定部50nに係合し、隙間300fが閉じられた状態となる位置が、可動部83の第1の位置である。隙間300fが閉じられることにより、前部カバー40と後部カバー50の側面の一部と、固定部50m,50n及び可動部83により、矩形形状の開口部300aが閉じた状態で形成される。
図14(b)は、可動部83と固定部50nの螺合が解除され、可動部83が矢線W方向に自重でスライドすることにより、固定部50m(可動部83)と固定部50nとの間の隙間300fが開いた状態を示している。こうして隙間300fが開いた状態を生じさせる可動部83の位置が第2の位置である。隙間300fを用いて、上記の各実施形態と同様に、開口部300aに被取付部材(不図示)を挿入し或いは抜き取ることができる。
デジタルカメラ1Hでは、可動部83を第2の位置へ移動させてしまえば、撮影者がデジタルカメラ1Hを操作する指は隙間300fの周辺には来ない。そのため、可動部83を第2の位置へ移動させるための操作を行う指や移動完了後の指が被取付部材に対するデジタルカメラ1Hの取り付け及び取り外しを妨げ難く、取り付け及び取り外しの操作を容易に行うことができる。
なお、デジタルカメラ1Hでは、可動部83を固定部50nに対して螺合する構成としたが、このような構成に限定されない。つまり、可動部がスライド移動して、固定部50n(カメラ本体部)に接続される第1の位置と、固定部50nから離れて隙間300fを生じさせる第2の位置との間で移動可能な構成であればよく、例えば、次のような構成であってもよい。すなわち、可動部83が固定部50mの先端部50pに圧縮ばね等の弾性部材によって固定部50n側に片寄せされた状態で取り付けられており、こうして片寄せされた状態では隙間300fが閉じられた状態となる。そして、可動部83を片寄せ方向の逆方向にスライド移動させることで、可動部83が固定部50nから離間して隙間300fが生じる構成としてもよい。
上記の第3乃至第5実施形態の各デジタルカメラのように可動部を有する構成とした場合には、カメラ本体部との間に係合部又は螺合部が設けられており、可動部に対する操作を行わない限り、可動部は容易に移動しない。よって、取り付け部の矩形形状が保持されるため、取り付け部のファインダ枠としての機能が低下することはなく、また、取り付け部(開口部300a)に被取付部材に挿通された状態で隙間300fが開いてデジタルカメラが脱落することもない。
また、第3乃至第5実施形態の各デジタルカメラの開口部300aは、第1及び第2実形態でのデジタルカメラの開口部30aと同様のファインダ視野枠として使われる。このため開口部30a,300aの形状は、ファインダ枠として使用可能であり、且つ、大きさや形が撮影画角に適応した形状でなくてはならず、自由に決めることはできない。また、撮影画角とファインダで見る視野枠の視差が少なくなるように、開口部30a,300aは撮影レンズ2の近傍に配置することが望ましい。更に、撮影者がファインダ枠(開口部30a,300a)を覗いた際のファインダ枠内周面によるけられを防ぐために、想定する撮影者の目の位置に合わせて、ファインダ枠内周面に撮影者の目の位置に向けて傾斜させることも望ましい。これらの要求を考慮すると、開口部30a,300aの形状は、撮影レンズ2の撮影画角、撮影レンズ2に対する相対位置、撮影者がファインダ枠としての開口部30a,300aを覗く際のデジタルカメラに対する大凡の目の位置によって決まる。
この場合に仮に、取り付け部を開口部30a,300aの内側に押し込む揺動レバー方式とし、揺動操作が行いやすく、且つ、揺動操作中の指や揺動レバーが被取付部材に対する着脱の邪魔にならないようにしたい場合には、揺動レバーを大きくする必要がある。しかし、開口部30a,300aの大きさが制限されているため、揺動レバーを大きくしたくてもできない場合がある。また、揺動レバーが大きくなるほど押し込んだ状態で紐等を通すことは難しくなる。これに対して、第3乃至第5実施形態の各デジタルカメラのように可動部をスライド式とすることで、開口部30a,300aの大きさにかかわらず、スライド操作後の指や移動後の取り付け部が被取付部材の着脱を妨げ難い構造を実現することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。更に、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
1,1A〜1H デジタルカメラ
2 撮影レンズ
30,300 取り付け部
30a,300a 開口部
30b 枠部材
30c,30j,30k 切り欠き部
30e 被取付部材当接面
30ja 前面側枠体部
30ka 背面側枠体部
40 前部カバー
40b,50m,50n 固定部
83 可動部
90 係止部材
300f 隙間
301 可動部
2 撮影レンズ
30,300 取り付け部
30a,300a 開口部
30b 枠部材
30c,30j,30k 切り欠き部
30e 被取付部材当接面
30ja 前面側枠体部
30ka 背面側枠体部
40 前部カバー
40b,50m,50n 固定部
83 可動部
90 係止部材
300f 隙間
301 可動部
Claims (15)
- 撮影レンズを有する本体部と、
開口部を有する枠体部と、を備える撮像装置であって、
前記枠体部の一部には、前記撮像装置が自然に落下する際の落下方向と異なる方向に切り欠かれた切り欠き部が設けられていることを特徴とする撮像装置。 - 前記枠体部は、その一部に当接面を有し、
前記切り欠き部は、前記当接面と直交する方向とは異なる方向に、前記当接面の一部を開口させるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記枠体部は、その一部に当接面を有し、
前記切り欠き部は、前記枠体部において前記当接面と直交する部位に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記枠体部は、その一部に当接面を有し、
前記切り欠き部は、前記当接面と対向する部位の一部を含むように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記当接面は、前記開口部に被取付部材を通して前記撮像装置を前記被取付部材に吊り下げた際に前記被取付部材と接触する面であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記枠体部は、前記開口部の開口面と直交する方向に所定の間隙を持って形成された第1の枠体部と第2の枠体部とを有し、
前記第1の枠体部と前記第2の枠体部のそれぞれに前記切り欠き部が、少なくとも前記開口部の開口面と直交する方向から見た場合に重ならない位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 撮影レンズを有する本体部と、
前記本体部とで開口部を形成する枠体部と、を有する撮像装置であって、
前記枠体部の全体又は一部は、前記開口部を閉じた状態とする第1の位置と前記開口部に連通する隙間を生じさせる第2の位置との間でスライド可能であることを特徴とする撮像装置。 - 前記枠体部の全体を前記第2の位置から前記第1の位置へスライドさせる方向に付勢する弾性部材を更に備えることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
- 前記枠体部は、
前記本体部に固定された固定部と、
前記本体部に対して前記第1の位置と前記第2の位置との間でスライド可能な可動部と、を有し、
前記可動部を前記第2の位置から前記第1の位置へスライドさせる方向に付勢する弾性部材を更に備え、
前記隙間は、前記可動部が前記第2の位置にある場合に前記可動部と前記固定部との間に生じることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。 - 前記固定部に、前記可動部のスライド方向と直交する方向を操作方向とするレリーズボタンが設けられていることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
- 前記枠体部の全体を前記第1の位置に係止する係止部材を更に備え、
前記係止部材による係止が解除されると、前記枠体部を前記第1の位置から前記第2の位置へのスライドが可能になることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。 - 前記本体部は、前記枠体部が前記第2の位置にあるときに前記枠体部を回転可能に支持する支持部を更に備えることを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
- 前記枠体部は、
前記本体部に固定された2カ所の固定部と、
前記2カ所の固定部の一方に可動に取り付けられた可動部と、を有し、
前記2カ所の固定部の間に前記隙間が形成されており、
前記可動部が前記第1の位置にあるときに前記2カ所の固定部を連結して前記隙間が閉じた状態となり、前記可動部が前記第2の位置にあるときに前記隙間が開いた状態となることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。 - 前記撮像装置は、板状、且つ、直方体状の形状を有し、
前記枠体部は、前記開口部の開口面が前記撮像装置の長手方向及び幅方向と平行となるように、前記撮像装置の長手方向の一方の端部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記撮影レンズは、前記本体部において前記開口部の開口面と平行になる面に設けられ、且つ、前記開口部の近傍に設けられていることを特徴とする請求項14に記載の撮像装置。
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