JP2021112219A - 医療用システム、医療用光源装置及び医療用光源装置における方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】演色性の高い光を生成するとともに、ムラの発生を抑制する。【解決手段】観察対象を撮像する撮像部を備える医療用機器と、前記観察対象に照射する光を生成する光源装置と、を備え、前記光源装置は、波長幅が狭帯域である狭帯域光を出射する狭帯域光源と、前記狭帯域光よりも前記波長幅が広帯域である広帯域光を出射する広帯域光源と、前記狭帯域光と前記広帯域光を合波する合波部と、前記狭帯域光と前記広帯域光の放射角を制限する放射角制限部と、を有する、医療用システムが提供される。【選択図】図1

Description

本開示は、医療用システム、医療用光源装置及び医療用光源装置における方法に関する。
従来、例えば下記の特許文献1には、少なくとも1つのレーザ光源を備え、レーザ光源からの光をライトガイドに入射させることが記載されている。
特開2015−223462号公報
上記特許文献に記載されているような医療用の光源では、ランプ光源(キセノンランプやハロゲンランプ)や白色LEDなどが主に用いられている。しかし、これらの光源は、発光点のサイズが大きく、放射角が広いため、細径のライトガイドに効率よく集光させるのは困難である。
このため、発光点サイズが小さく放射角も狭い半導体レーザを用い、赤色光、緑色光、青色光を合波することで白色光を生成し、医療用の光源として用いることが考えられる。しかし、半導体レーザは波長幅が狭いため、例えば、赤色光、緑色光、青色光を合波して発生させた白色光は演色性が低下する。半導体レーザで生成した白色光の演色性を高めるため、半導体レーザで生成した白色光と他の光源から得られる白色光を合波すると、双方の白色光の放射角の相違により、白光の色合いがずれてしまい、ムラが生じる問題がある。これは、半導体レーザで生成した白色光の放射角分布がガウシアン形状をなすのに対して、他の光源(LEDなど)の白色光の放射角分布がランバーシアン形状をなすことに起因する。
特に、医療用の用途を想定した場合、演色性の低下、ムラなどが生じると、例えば患部の病巣、腫瘍などを色で判断する場合などにおいて、術者(医師)の診断に誤認が生じる可能性がある。また、中心部のみ演色性、ムラが確保されている画像の場合、術者が適正な判断を行うためには、内視鏡や顕微鏡などの機器を操作して患部を画像の中心に移動させる必要が生じ、非常に煩雑な操作が要求されることになる。
そこで、演色性の高い光を生成するとともに、ムラの発生を抑制することが求められていた。
本開示によれば、観察対象を撮像する撮像部を備える医療用機器と、前記観察対象に照射する光を生成する光源装置と、を備え、前記光源装置は、波長幅が狭帯域である狭帯域光を出射する狭帯域光源と、前記狭帯域光よりも前記波長幅が広帯域である広帯域光を出射する広帯域光源と、前記狭帯域光と前記広帯域光を合波する合波部と、前記狭帯域光と前記広帯域光の放射角を制限する放射角制限部と、を有する、医療用システムが提供される。
また、本開示によれば、波長幅が狭帯域である狭帯域光を出射する狭帯域光源と、前記狭帯域光よりも前記波長幅が広帯域である広帯域光を出射する広帯域光源と、前記狭帯域光と前記広帯域光を合波する合波部と、前記狭帯域光と前記広帯域光の放射角を制限する放射角制限部と、を備える、医療用光源装置が提供される。
また、本開示によれば、波長幅が狭帯域である狭帯域光と前記狭帯域光よりも前記波長幅が広帯域である広帯域光を合波することと、前記狭帯域光と前記広帯域光の放射角を制限することと、を備える、医療用光源装置における方法が提供される。
以上説明したように本開示によれば、演色性の高い光を生成するとともに、ムラの発生を抑制することが可能となる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態に係る光源装置とその周辺の概略構成を示す模式図である。 狭帯域光の放射角分布と、アパーチャによってNAを制限された狭帯域光の放射角分布を示す特性図である。 広帯域光の放射角分布と、アパーチャによってNAを制限された広帯域光の放射角分布を示す特性図である。 アパーチャによるNA制限の効果を示す特性図である。 合波前の狭帯域光にアパーチャを配置し、合波前の広帯域光にアパーチを配置した例を示す模式図である。 NA制限をする最適な角度(=θNA)の定義を説明するための特性図である。 アパーチャを使用せずに、ライトガイドを構成している光ファイバーのNA(=sinθLG)により放射角に制限をかける例を示す模式図である。 狭帯域光を複数の波長から合波する狭帯域光源の一例を示す模式図である。 図8に示した狭帯域光源に対し、黄色光源、ダイクロイックミラー、アパーチャを追加した構成例を示す模式図である。 本開示に係る光源装置が適用され得る内視鏡手術システムの概略的な構成の一例を示す図である。 本開示に係る光源装置が適用され得る顕微鏡手術システムの概略的な構成の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.背景
2.光源装置の構成
3.アパーチャによるNA制限
4.アパーチャによるNA制限の効果
5.ライトガイドによる放射角の制限
6.狭帯域光源の構成例
7.狭帯域光源が黄色光源を備える構成例
8.医療用システムの構成例
8.1.内視鏡システムの構成例
8.2.顕微鏡システムの構成例
1.背景
対象の内部構造を観察する装置として、内視鏡が広く普及している。特に医療の分野においては、内視鏡は、術式技術の発展に伴い急速に普及し、今では多くの診療分野で不可欠なものとなっている。近年、内視鏡装置は、軟性鏡・硬性鏡問わず、患者への低侵襲性が求められ、特に患者と直に触れるスコープ部分は細径化、小型化に向けて改良が重ねられている。これに伴い、患部を照らす照明装置としての光源装置は、より細いライトガイドに効率よく導光させることが課題となっている。従来の内視鏡装置の照明用光源は、ランプ光源(キセノンランプやハロゲンランプ)や白色LEDが主に用いられるが、どちらも発光点のサイズが大きく、放射角が広い(エタンデユーが大きい)ため、細径のライトガイドに効率よく集光させるのは困難であった。
そこで、本実施形態では、発光点サイズが小さく放射角も狭い(エタンデユーが小さい)半導体レーザ(LD)を用いた光源装置を提案する。一方で、半導体レーザは波長幅が狭いため、例えば、赤色光、緑色光、青色光を合波して発生させた白色光は演色性が悪いことが一般的に知られている。演色性が悪化すると、例えば悪性腫瘍を判断する場合などにおいて、内視鏡観察による医師の診断に誤認が生じる可能性がある。そこで、本実施形態では、波長幅が広い光源を補助光源としてレーザ光に混色させ、演色性を向上させている。特に、赤色光、緑色光、青色光を合波して発生させた白色光は、これらの色の中間の波長の光がないため、波長幅が広い光源と混色することで、白色の色合いを最適にすることができ、演色性を向上できる。
光源から光を導光するために光ファイバーをバンドルしたライトガイド(LG)は、一般的に入射した光の放射角度分布が保存された照明光を出射する。そのため、半導体レーザからの光をライトガイドに導光すると、レーザ光は一般的にガウシアン形状の放射角分布をもつため、光軸中心は明るく周辺部にいくほど暗くなる照明光となってしまう。
一方、補助光源として用いる広帯域光(例えば、白色LED)は、一般的にランバーシアン形状の放射角分布を有するため、周辺部でも光量が落ちにくい照明光となる。この放射角分布の異なる二つの光を合波させると、中心部と周辺部で、レーザ光と広帯域光の割合がずれていくため、照明光にムラ(特に色ムラ)が生じてしまう。このため、レーザ光に白色LEDなどの補助光源を混色した際に、白色の色合いにずれが生じる。従って、レーザ光に白色LEDなどの補助光源を混色して演色性の高い光源を実現するためには、この照明光のムラを抑制する必要がある。例えば、中心よりも周辺でのムラが大きいと、医師が周辺を観察した際に誤認が生じやすくなる可能性がある。そこで、本実施形態では、照明光のムラを抑えるための光源装置を提案する。以下、詳細に説明する。
2.光源装置の構成
まず、図1を参照して、本開示の一実施形態に係る光源装置1000とその周辺の概略構成について説明する。本実施形態に係る光源装置1000は、NA(Numerical Aperture)の制限によりムラを改善し、高演色性を実現する。なお、NAとは、最大受光角の大きさ(開口数)を正弦(sin)で表す数値である。図1に示すように、光源装置1000は、狭帯域光源100、広帯域光源200、レンズ300、ダイクロイックミラー(合波部)310、レンズ320、レンズ330、NA制限用のアパーチャ(放射角制限部)400を有して構成されている。光源装置1000から出射された光は、ライトガイド500を通り、観察光学系600に導光される。
狭帯域光源100は、半導体レーザから構成され、狭帯域光を出射する。広帯域光源200は白色LEDから構成され、白色の広帯域光を出射する。なお、広帯域光源200として白色LEDを例示するが、キセノンランプ、ハロゲンランプなどの光源であっても良い。また、広帯域光源200は、蛍光を発光する蛍光体であっても良い。
狭帯域光は、レンズ300でコリメートされ、合波用のダイクロイックミラー310を透過し、アパーチャ400でNAを制限されて、レンズ320によってライトガイド500に集光される。
一方、広帯域光は、レンズ330でコリメートされ、ダイクロイックミラー310で反射されて狭帯域光と合波し、アパーチャ400でNAを制限されてレンズ320によってライトガイド500に集光される。
ダイクロイックミラー310は、狭帯域光の波長成分は透過し、それ以外の波長帯は反射するという特性を有する。
ライトガイド500は、医療装置によく使われる数十μmのマルチモードファイバーをバンドルしたものを用いることができる。集光された照明光は、ライトガイド500を通して、観察光学系600に導光される。観察光学系600は、内視鏡用途であればスコープ内光学系、手術顕微鏡用途であれば顕微鏡光学系に当たり、光源装置1000から出射された光は、これらを通して実際の観察対象に照明光として照射される。
3.アパーチャによるNA制限
図2は、狭帯域光の放射角分布(左図)と、アパーチャ400によってNAを制限された狭帯域光の放射角分布(右図)を示す特性図である。図2において、横軸は放射角を、縦軸は光の強度を示している。狭帯域光は、放射角0度近傍の光の強度が高く、放射角に対する強度の分布がガウシアン分布となっている。図2に示すように、狭帯域光は、NA(=sinθNA)に制限がかかった分、両側がカットされた形状の特性となる。
図3は、広帯域光の放射角分布(左図)と、アパーチャ400によってNAを制限された広帯域光の放射角分布(右図)を示す特性図である。図3においても、横軸は放射角を、縦軸は光の強度を示している。広帯域光は、狭帯域光と比べて、放射角0度を中心とした光の強度の変化が少なく、放射角に対する光の強度の分布がランバーシアン分布となっている。図3に示すように、広帯域光についても、NA(=sinθNA)に制限がかかった分、両側がカットされた形状の特性となる。
4.アパーチャによるNA制限の効果
図4は、アパーチャ400によるNA制限の効果を示す特性図である。図4の左図は、狭帯域光(ガウシアン形状)と広帯域光(ランバーシアン形状)をそのまま合波した状態を示している。狭帯域光と広帯域光をそのまま合波すると、中心部付近(放射角0°)では広帯域光と狭帯域光の強度が同一であるが、周辺部に向かうほど、広帯域光に対して狭帯域光の強度の減少量が大きくなる。これは、中心部と周辺部で狭帯域光と広帯域光の強度比が異なっていることを示しており、上述したムラの要因となる。
一方、図4の右図に示すように、アパーチャ400によりNA制限をかけて合波して得られる合波光は、狭帯域光と広帯域光において、放射角に対する光の強度の分布の形状がより近似していることがわかる。このように、合波後に狭帯域光と広帯域光に対してNA制限をかけることで、狭帯域光と広帯域光の放射角分布形状を近づけることができる。これにより、中心部と周辺部で狭帯域光と広帯域光の強度比を一様にすることができ、ムラの発生を抑制できる。従って、ライトガイド500から出力される照明光のムラを改善することができる。
図1に示す例では、ダイクロイックミラー310による合波後の光路にアパーチャ400を配置したが、図5に示すように、合波前の狭帯域光、広帯域光の光路にそれぞれ異なるアパーチャを配置してもよい。図5は、合波前の狭帯域光にアパーチャ410を配置し、合波前の広帯域光にアパーチ420を配置した例を示す模式図である。図5に示す構成においても、狭帯域光は、アパーチャ410によりNA(=sinθNA)に制限がかけられる。両側がカットされた形状の特性となる。また、広帯域光は、アパーチ420によりNA(=sinθNA)に制限がかけられる。このように、合波前に狭帯域光と広帯域光に対してNA制限をかけることで、狭帯域光と広帯域光の放射角分布形状を近づけることができる。これにより、中心部と周辺部で狭帯域光と広帯域光の強度比を一様にすることができ、ムラの発生を抑制できる。従って、ライトガイド500から出力される照明光のムラを改善することができる。
また、本実施形態では、狭帯域光を照明光として使用する際に、アパーチャ400を用いない場合に光源装置1000から出射される設計上のNA(=A)を予め大きめにしておき、アパーチャ400で意図的にNA制限をかける。具体的には、アパーチャ400を用いない場合のレーザ光を意図的にライトガイド500のNAよりも大きく入射させ、アパーチャ400でNA制限をかけることで、周辺部の明るさを確保し、出射される照明光のNA(=B)を小さくする(A>B)。これにより、輝度中心から離れた周辺部での光量の落ち込みを抑制することができる。
図6は、NA制限をする最適な角度(=θNA)の定義を説明するための特性図である。図6に示すように、狭帯域光の放射角分布をY=f(θ)とし、広帯域光の放射角分布をY=F(θ)とし、共に横軸の放射角θの関数として表現する。なお、Yは縦軸の輝度を表す。Y=f(θ)とY=F(θ)の交点の放射角をθ1とし、θ≦θ1で|F(θ)−f(θ)|が最大となる放射角をθ2とする。また、θ>θ1で|F(θ2)−f(θ2)|=|F(θ)−f(θ)|を満たす放射角をθ3とする。
図6において、照明光へのムラの影響を考慮すると、NA制限をかける放射角θNA=θ3とすることが好適である。これにより、狭帯域光と広帯域光の強度比を、θ≦θ1における強度比以下に抑えることができるため、照明光のムラを最小限に抑えることができる。
また、アパーチャ400によりNA制限を行うことで、アパーチャ400の部分で遮られた光による発熱が生じる。一般的には、光源装置1000から照射した光をライトガイド500によってNA制限することが行われるが、この場合、ライトガイド500に発熱が生じる。ライトガイド500が発熱すると、例えば、術者が光源装置1000からライトガイド500を外した場合に、ライトガイド500の光源装置1000側の先端が人や物に触れると、高温のライトガイド500により予期せぬ事態が生じる可能性がある。
本実施形態によれば、光源装置1000内に配置されたアパーチャ400で光を遮ることにより、光源装置1000の内部でNA制限による熱を生じさせることができる。従って、光源装置1000のアパーチャ400に放熱の機能を持たせることにより、発熱により高温となった部分が人や物に触れることがなく、安全面に配慮した構成とすることができる。
以上のように、NA制限がかかった光は、主として熱に変わって発熱するため、排熱しやすい場所でNA制限をかけるなどの発熱を考慮した構成とする。また、アパーチャを複数設けて段階的にNA制限を行い、熱を分散するようにしても良い。
なお、アパーチャ400による放熱効果は、狭帯域光源100と広帯域光源200を組み合わせた場合のみならず、例えば白色LED、キセノンランプ、ハロゲンランプ等の光源を単独で用いた場合にも得ることができる。これらの光源を用いた場合に、光源装置内に設けたアパーチャでNA制限を行うことで、アパーチャで熱を放熱できるため、ライトガイドなどの他の部材が発熱により高温になることを抑制できる。
5.ライトガイドによる放射角の制限
また、図7は、アパーチャ400を使用せずに、ライトガイド500を構成している光ファイバーのNA(=sinθLG)により放射角に制限をかける例を示す模式図である。図7の下図に示すように、狭帯域光源100の放射角は、光ファイバーのNA(=sinθLG)により制限される。
一方、図7の上図は、ライトガイド500を構成している光ファイバーのNA(NA=sinθNA)より小さく入射されるように光源装置1000を構成した場合を示している。この場合、上述のようにレーザ光源の放射角がガウシアン分布をとることにより、中心部から遠ざかるに従い、輝度が低下し、周辺部の光量が暗くなってしまう。本実施形態では、ライトガイド500への入射角が意図的に大きくなるように図7の下図に示すθinとθNAの関係をθin>θNAとし、周辺部における光量の低下を抑制する。なお、この場合、ライトガイド500でのカップリングロスが多くなり、ライトガイド500の入射面においての発熱が生じるため、これを考慮すると、アパーチャ400を用いたNA制限の方が発熱位置をコントロールできるためより好適である。換言すれば、図7の下図において、ライトガイド500に入射できない光の成分を、ライトガイド500に入射する前にアパーチャ400でNA制限することで、ライトガイド500の入射面における発熱を抑制できる。
なお、放射角に制限をかける構成として、アパーチャ、ライトガイドの他に、光束の径を変化させることができる絞りを用いても良い。また、例えば図1のレンズ320を保持する鏡筒の枠にアパーチャの機能を持たせても良い。
6.狭帯域光源の構成例
狭帯域光は一つの波長だけでなく、複数の波長が合波された光であっても良い。図8は、狭帯域光を複数の波長から合波する狭帯域光源100の一例を示す模式図である。図8に示すように、狭帯域光源100は、赤色光源110、緑色光源120、青色光源130、ミラー140、ダイクロイックミラー(DM1)142、ダイクロイックミラー(DM2)144、集光レンズ146を有して構成されている。
赤色光源100、緑色光源200、青色光源300のそれぞれは、半導体レーザから構成され、独立して駆動される。例えば、赤色光源100としてはGaInP量子井戸構造レーザダイオード(RLD)、緑色光源200としてはGaInN量子井戸構造レーザダイオード(GLD)、青色光源300としては、GaInN量子井戸構造レーザダイオード(BLD)が用いられる。
赤色光源110から出射された赤色光はミラー140にて45°の角度で反射し、ダイクロイックミラー142、ダイクロイックミラー144を透過して集光レンズ146で集光される。緑色光源120から出射された緑色光は、ダイクロイックミラー142に向けて出射され、青色光源130から出射された青色光は、ダイクロイックミラー144に向けて出射される。
ダイクロイックミラー142は、赤色波長を透過し緑色波長を反射する光学特性を有している。ダイクロイックミラー144は、赤色波長、緑色波長を透過し、青色波長を反射する光学特性を有している。赤色光源110からの赤色波長は、ダイクロイックミラー142にて緑色光源120からの緑色波長と合波し、ダイクロイックミラー144にて青色光源130からの青色波長と合波する。合波された光は、集光レンズ146にて集光される。以上のようにして、赤色波長、緑色波長、青色波長が合波することで、狭帯域光源100から白色光のレーザを出射することができる。
7.狭帯域光源が黄色光源を備える構成例
図9は、図8に示した狭帯域光源100に対し、黄色光源135、ダイクロイックミラー145、アパーチャ430を追加した構成例を示す模式図である。黄色光源135は、半導体レーザから構成される。赤色光源110からの赤色波長は、ダイクロイックミラー142にて緑色光源120からの緑色波長と合波し、ダイクロイックミラー144にて青色光源130からの青色波長と合波し、ダイクロイックミラー145にて黄色光源135からの黄色波長と合波する。従って、図9に示す構成例によれば、赤色波長、緑色波長、青色波長、黄色波長を合波することで、図8に示した狭帯域光源100よりも色合いが最適に調整された白色光を得ることができる。このため、図1に示したような広帯域光源200を特に設けることなく、狭帯域光源100のみで光源装置1000を構成することができる。
また、図9に示す構成例によれば、赤色光源110、緑色光源120、青色光源130、黄色光源135から出射される赤色、緑色、青色、黄色のレーザ光の放射角は、全てガウシアン分布を有する。従って、図9に示す構成例によれば、狭帯域光と広帯域光を合波した場合と異なり、各色の放射角の分布が揃うため、合波後の白色光にムラは生じない。
一方、図9に示す構成例では、赤色、緑色、青色、黄色のレーザ光の放射角がガウシアン分布であるため、中心に対して周辺の光量が低下する。このため、図9に示すようなアパーチャ430を設け、周辺の光をカットすることで、照射範囲においてより均一な強度の白色光を生成することができる。従って、図9の構成によれば、ムラが抑制され、且つ均一な強度の白色光を出射することが可能となる。
また、図9に示す構成例においても、アパーチャ430でNA制限を行うことにより、アパーチャ430の部分で発熱を生じさせることができる。従って、光源装置1000の外部のライトガイド500等が発熱することを抑制することが可能である。
8.医療用システムの構成例
8.1.内視鏡システムの構成例
図10は、本開示に係る光源装置1000が適用され得る内視鏡手術システム3000の概略的な構成の一例を示す図である。内視鏡手術システム3000は、内視鏡2000と、内視鏡2000を支持する支持アーム装置2100と、光源装置1000と、を有して構成される。
支持アーム装置2100は、ベース部2110から延伸するアーム部2020を備える。図示する例では、アーム部2020は、複数の関節部、及び複数のリンクから構成されており、アーム制御装置からの制御により駆動される。アーム部2020によって内視鏡2000が支持され、その位置及び姿勢が制御される。これにより、内視鏡2000の安定的な位置の固定が実現され得る。
内視鏡2000は、先端から所定の長さの領域が患者の体腔内に挿入される鏡筒2010と、鏡筒2010の基端に接続されるカメラヘッド2020と、から構成される。内視鏡2000は、硬性の鏡筒2010を有するいわゆる硬性鏡として構成されても良いし、軟性の鏡筒2010を有するいわゆる軟性鏡として構成されてもよい。
鏡筒2010の先端には、対物レンズ(観察光学系600)が嵌め込まれた開口部が設けられている。内視鏡2000には光源装置1000が接続されており、光源装置1000によって生成された光が、鏡筒2010の内部に延設されるライトガイド500によって鏡筒2010の先端まで導光され、対物レンズを介して患者の体腔内の観察対象に向かって照射される。
カメラヘッド2020の内部には光学系及び撮像素子が設けられており、観察対象からの反射光(観察光)は当該光学系によって当該撮像素子に集光される。当該撮像素子によって観察光が光電変換され、観察光に対応する電気信号、すなわち観察像に対応する画像信号が生成される。当該画像信号は、RAWデータとしてカメラコントロールユニット(CCU:Camera Control Unit)に送信される。なお、カメラヘッド2020には、その光学系を適宜駆動させることにより、倍率及び焦点距離を調整する機能が搭載される。
なお、例えば立体視(3D表示)等に対応するために、カメラヘッド2020には撮像素子が複数設けられてもよい。この場合、鏡筒2010の内部には、当該複数の撮像素子のそれぞれに観察光を導光するために、リレー光学系が複数系統設けられる。
8.2.顕微鏡システムの構成例
図11は、本開示に係る光源装置1000が適用され得る顕微鏡手術システム6000の概略的な構成の一例を示す図である。図11を参照すると、顕微鏡手術システム6000は、顕微鏡装置4000と、光源装置1000と、を有してから構成される。
顕微鏡装置4000は、観察対象(患者の術部)を拡大観察するための顕微鏡部4010と、顕微鏡部4010を先端で支持するアーム部4020と、アーム部4020の基端を支持するベース部4030と、を有する。
顕微鏡部4010は、撮像部によって電子的に撮像画像を撮像する、電子撮像式の顕微鏡部(いわゆるビデオ式の顕微鏡部)である。観察対象からの光(以下、観察光ともいう)は、顕微鏡部4010の内部の撮像部に入射する。
撮像部は、観察光を集光する光学系と、当該光学系が集光した観察光を受光する撮像素子と、から構成される。当該光学系は、ズームレンズ及びフォーカスレンズを含む複数のレンズが組み合わされて構成され、その光学特性は、観察光を撮像素子の受光面上に結像するように調整されている。当該撮像素子は、観察光を受光して光電変換することにより、観察光に対応した信号、すなわち観察像に対応した画像信号を生成する。当該撮像素子としては、例えばBayer配列を有するカラー撮影可能なものが用いられる。当該撮像素子は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ又はCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等、各種の公知の撮像素子であってよい。
アーム部4020は、複数のリンク(第1リンク4022a〜第6リンク4022f)が、複数の関節部(第1関節部4024a〜第6関節部4024f)によって互いに回動可能に連結されることによって構成される。各関節部は一点鎖線で示す回転軸を中心として回動可能とされている。
なお、図示するアーム部4020を構成するリンクの数及び形状(長さ)、並びに関節部の数、配置位置及び回転軸の方向等は、所望の自由度が実現され得るように適宜設計されてよい。また、第1関節部4024a〜第6関節部4024fには、モータ等の駆動機構、及び各関節部における回転角度を検出するエンコーダ等が搭載されたアクチュエータが設けられていても良い。そして、第1関節部4024a〜第6関節部4024fに設けられる各アクチュエータの駆動が適宜制御されることにより、アーム部4020の姿勢、すなわち顕微鏡部4000の位置及び姿勢が制御され得る。
光源装置1000は、例えばベース部4030の内部に内蔵されている。光源装置1000に接続されたライトガイド500は、第1リンク4022a〜第6リンク4022fの内側、あるいは外側を通り、顕微鏡部4010に導かれる。顕微鏡部4010に導かれたライトガイド500の先端から観察対象に光を照射することで、顕微鏡部4010の内部の撮像部が患者の観察対象(患部)を撮像した際に、観察対象の輝度を高め、観察対象を鮮明に撮像することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、狭帯域光と広帯域光に対してNA制限をすることで、狭帯域光と広帯域光の放射角分布形状を近づけることができ、照射光のムラを低減することができる。また、狭帯域光に広帯域光を合波することで、演色性を向上することができる。これにより、狭帯域光を半導体レーザで生成した場合に、演色性が高くムラの発生が抑制された照明光を細径のライトガイドに効率よく集光させることができる。
また、狭帯域光に対してNA制限をかけることで、周辺部での光量の低下を抑制することが可能となる。また、NA制限によって生ずる光量の低下に起因する発熱を最適に制御することが可能となる。更には、NA制限をアパーチャにより簡便に行うことができるため、製造コストを抑制することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、医療用の光源装置を例に挙げて説明したが、本技術はかかる例に限定されない。本実施形態は、例えば工業用の光源装置など、広く汎用的な光源装置に適用することが可能である。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1) 観察対象を撮像する撮像部を備える医療用機器と、
前記観察対象に照射する光を生成する光源装置と、を備え、
前記光源装置は、
波長幅が狭帯域である狭帯域光を出射する狭帯域光源と、
前記狭帯域光よりも前記波長幅が広帯域である広帯域光を出射する広帯域光源と、
前記狭帯域光と前記広帯域光を合波する合波部と、
前記狭帯域光と前記広帯域光の放射角を制限する放射角制限部と、
を有する、医療用システム。
(2) 波長幅が狭帯域である狭帯域光を出射する狭帯域光源と、
前記狭帯域光よりも前記波長幅が広帯域である広帯域光を出射する広帯域光源と、
前記狭帯域光と前記広帯域光を合波する合波部と、
前記狭帯域光と前記広帯域光の放射角を制限する放射角制限部と、
を備える、医療用光源装置。
(3) 前記放射角制限部は、前記合波部により合波された前記狭帯域光及び前記広帯域光の前記放射角を制限する、前記(2)に記載の医療用光源装置。
(4) 前記放射角制限部は、前記合波部により合波された前記狭帯域光及び前記広帯域光が通過するアパーチャから構成される、前記(3)に記載の医療用光源装置。
(5) 前記放射角制限部は、前記合波部により合波される前の前記狭帯域光及び前記広帯域光の前記放射角を制限する、前記(2)に記載の医療用光源装置。
(6) 前記放射角制限部は、前記狭帯域光が通過する第1のアパーチャと、前記広帯域光が通過する第2のアパーチャとから構成される、前記(5)に記載の医療用光源装置。
(7) 前記放射角制限部は、光の放射角と強度の分布を示す特性において、前記狭帯域光と前記広帯域光の強度が一致する第1の放射角よりも狭い放射角における前記狭帯域光と前記広帯域光の強度の差分の最大値と一致する第2の放射角であって、前記第1の放射角よりも広い前記第2の放射角で前記狭帯域光の放射角を制限する、前記(2)〜(6)のいずれかに記載の医療用光源装置。
(8) 前記狭帯域光源は、レーザ光源から構成される、前記(2)〜(7)のいずれかに記載の医療用光源装置。
(9) 前記狭帯域光源は、
赤色光を生成する赤色レーザ光源と、
緑色光を生成する緑色レーザ光源と、
青色光を生成する青色レーザ光源と、を備え、
前記赤色光、前記緑色光、及び前記青色光の合波により白色光を出射する、前記(8)に記載の医療用光源装置。
(10) 前記合波部により合波された前記狭帯域光及び前記広帯域光が照射されるライトガイドを備え、
前記放射角制限部は、前記ライトガイドから構成される、前記(2)に記載の医療用光源装置。
(11) 前記合波部により合波された前記狭帯域光及び前記広帯域光が患者の観察対象に照射される、前記(2)〜(10)のいずれかに記載の医療用光源装置。
(12) 波長幅が狭帯域である狭帯域光と前記狭帯域光よりも前記波長幅が広帯域である広帯域光を合波することと、
前記狭帯域光と前記広帯域光の放射角を制限することと、
を備える、医療用光源装置における方法。
100 狭帯域光源
110 赤色光源
120 緑色光源
130 青色光源
200 広帯域光源
310 ダイクロイックミラー
400,410,420,430 アパーチャ
500 ライトガイド
1000 光源装置
2000 内視鏡
3000 内視鏡手術システム
4000 顕微鏡装置
6000 顕微鏡手術システム

Claims (12)

  1. 観察対象を撮像する撮像部を備える医療用機器と、
    前記観察対象に照射する光を生成する光源装置と、を備え、
    前記光源装置は、
    波長幅が狭帯域である狭帯域光を出射する狭帯域光源と、
    前記狭帯域光よりも前記波長幅が広帯域である広帯域光を出射する広帯域光源と、
    前記狭帯域光と前記広帯域光を合波する合波部と、
    前記狭帯域光と前記広帯域光の放射角を制限する放射角制限部と、
    を有する、医療用システム。
  2. 波長幅が狭帯域である狭帯域光を出射する狭帯域光源と、
    前記狭帯域光よりも前記波長幅が広帯域である広帯域光を出射する広帯域光源と、
    前記狭帯域光と前記広帯域光を合波する合波部と、
    前記狭帯域光と前記広帯域光の放射角を制限する放射角制限部と、
    を備える、医療用光源装置。
  3. 前記放射角制限部は、前記合波部により合波された前記狭帯域光及び前記広帯域光の前記放射角を制限する、請求項2に記載の医療用光源装置。
  4. 前記放射角制限部は、前記合波部により合波された前記狭帯域光及び前記広帯域光が通過するアパーチャから構成される、請求項3に記載の医療用光源装置。
  5. 前記放射角制限部は、前記合波部により合波される前の前記狭帯域光及び前記広帯域光の前記放射角を制限する、請求項2に記載の医療用光源装置。
  6. 前記放射角制限部は、前記狭帯域光が通過する第1のアパーチャと、前記広帯域光が通過する第2のアパーチャとから構成される、請求項5に記載の医療用光源装置。
  7. 前記放射角制限部は、光の放射角と強度の分布を示す特性において、前記狭帯域光と前記広帯域光の強度が一致する第1の放射角よりも狭い放射角における前記狭帯域光と前記広帯域光の強度の差分の最大値と一致する第2の放射角であって、前記第1の放射角よりも広い前記第2の放射角で前記狭帯域光の放射角を制限する、請求項2に記載の医療用光源装置。
  8. 前記狭帯域光源は、レーザ光源から構成される、請求項2に記載の医療用光源装置。
  9. 前記狭帯域光源は、
    赤色光を生成する赤色レーザ光源と、
    緑色光を生成する緑色レーザ光源と、
    青色光を生成する青色レーザ光源と、を備え、
    前記赤色光、前記緑色光、及び前記青色光の合波により白色光を出射する、請求項8に記載の医療用光源装置。
  10. 前記合波部により合波された前記狭帯域光及び前記広帯域光が照射されるライトガイドを備え、
    前記放射角制限部は、前記ライトガイドから構成される、請求項2に記載の医療用光源装置。
  11. 前記合波部により合波された前記狭帯域光及び前記広帯域光が患者の観察対象に照射される、請求項2に記載の医療用光源装置。
  12. 波長幅が狭帯域である狭帯域光と前記狭帯域光よりも前記波長幅が広帯域である広帯域光を合波することと、
    前記狭帯域光と前記広帯域光の放射角を制限することと、
    を備える、医療用光源装置における方法。
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