JP2021111369A - 銃砲の所持許可申請情報管理システム - Google Patents

銃砲の所持許可申請情報管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】銃砲の使用等に関する記録を確実に管理し、使用許可者がその記録を簡便に確認することができる技術を提供する。【解決手段】銃砲所持許可者の識別情報と、該銃砲所持許可者が所持する銃砲の識別情報と、該銃砲所持許可者が銃砲を使用した日付、場所、及び用途を含む使用記録情報とが対応付けられたものである、所持許可申請情報が保存される記憶部112と、銃砲所持許可者の識別情報と、銃砲の識別情報及び/又は使用記録情報との入力を受け付ける情報入力受付部123と、前記情報入力受付部により受け付けられた銃砲所持許可者の識別情報に対応する所持許可申請情報を、該情報入力受付部により受け付けられた銃砲の識別情報及び/又は使用記録情報により更新して前記記憶部に保存する所持許可申請情報更新部124と、所定の入力操作に基づいて前記所持許可申請情報を出力する情報出力部125とを備えた銃砲の所持許可申請情報管理システムを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、銃砲の所持に係る許可申請に関する情報を管理するシステムに関する。
銃砲を所持するためには所持許可を受ける必要があり、そのためには、銃砲刀剣類所持等取締法で定められた所定の要件を満たすことが求められる(例えば特許文献1)。銃砲を所持しようとする者は、まず、同法の定めに従い、所定の要件を満たすことを証明する書面とともに申請書を窓口に提出する。申請が認められると、個人(所持許可者)に対する許可証番号が記載された許可証が交付される。また、所持しようとする銃砲についても個別に申請を行い、許可番号を取得する必要がある。このように、銃砲刀剣類所持等取締法に基づいて公安委員会より銃砲の所持の許可を得て、許可番号並びに許可証の交付を受けた者を、以下、「銃砲所持許可者」と呼ぶ。
上記のように銃砲所持許可者に付与される許可証番号と銃砲に対して付与される許可番号の両方を取得することにより、はじめて銃砲の使用が可能になる。継続して銃砲を使用しようとする場合、銃砲所持許可者は3年に一度、所持許可を更新する必要がある。また、所持許可の更新時とは別に、警察や公安委員会から求めがあった場合に銃砲の使用実績を記載した書面を提示する必要があり、3年間、銃砲を使用した実績がない場合には所持許可が取り消される。銃砲の使用実績には、例えば射撃場における射撃、狩猟、競技射撃が含まれる。そこで、銃砲所持許可者は、銃砲の使用時にその実績を記録しておき、所持許可の更新時にそれらをまとめて使用実績として提出する。
特開2016−142517号公報
上記のような使用実績の記録は、例えば射撃場から発行される、射撃が行われた日時や射撃時間等が記載された書類、競技主催者から発行される、競技の開催日時や出場を証明する書類など様々なものがある。また、狩猟の実績は、狩猟を行った銃砲所持許可者が自らその記録を書面に記載する。従来、こうした銃砲の使用実績の記録を銃砲所持許可者が自らで管理し、所定の要件(使用回数や使用時間)を満たしているかどうかを確認する必要がある。また、上記の通り、銃砲の所持許可の更新は、銃砲刀剣類所持等取締法で定められた所定の要件を満たす場合にのみ許可されるものであり、使用実績の記録を紛失すると更新が不可能となる場合がある。そこで、銃砲の使用等に関する記録をより確実に管理し、使用許可者がその記録を簡便に確認することができる技術が求められている。
本発明が解決しようとする課題は、銃砲の使用等に関する記録を確実に管理し、使用許可者がその記録を簡便に確認することができる技術を提供することである。
上記課題を解決するために成された本発明に係る銃砲の所持許可申請情報管理システムは、
銃砲所持許可者の識別情報と、該銃砲所持許可者が所持する銃砲の識別情報と、該銃砲所持許可者が銃砲を使用した日付、場所、及び用途を含む使用記録情報とが対応付けられたものである、所持許可申請情報が保存される記憶部と、
銃砲所持許可者の識別情報と、銃砲の識別情報及び/又は使用記録情報との入力を受け付ける情報入力受付部と、
前記情報入力受付部により受け付けられた銃砲所持許可者の識別情報に対応する所持許可申請情報を、該情報入力受付部により受け付けられた銃砲の識別情報及び/又は使用記録情報により更新して前記記憶部に保存する所持許可申請情報更新部と、
所定の入力操作に基づいて所持許可申請情報を出力する情報出力部と
を備えることを特徴とする。
上記の所持許可申請情報管理システムにおいて、所持許可申請情報とは、所持許可申請の準備に必要な情報であり、申請先に提出する申請書に記載される情報そのもの、或いは申請先に登録される情報そのものを指すわけではない。
前記銃砲所持許可者の識別情報は銃砲所持許可者に付与される許可証番号であってもよく、別のもの(例えば銃砲所持許可者の氏名やID番号)であってもよい。前記銃砲の識別情報は、銃砲本体に関するもののみであってもよく、あるいは銃砲で使用する銃弾等の火薬類に関するものを含んでいてもよい。前記所定の入力操作は、例えば、銃砲所持許可者の識別番号の入力と、該銃砲所持許可者に関する所持許可申請情報の出力を指示するボタンを押す操作を組み合わせたものとすることができる。また、情報出力部による所持許可申請情報の出力は、画面出力であってもよく、あるいは紙への印刷であってもよい。
本発明に係る銃砲の所持許可申請情報管理システムでは、記憶部に、銃砲所持許可者の識別情報と、該銃砲所持許可者が所持する銃砲の識別情報と、該銃砲所持許可者による銃砲の使用記録情報が対応付けられてなる、所持許可申請情報が保存される。この銃砲の所持許可申請情報管理システムの利用者(銃砲の所持の許可を受けた者、あるいはその代理者)が、銃砲所持許可者の識別情報と、銃砲の識別情報及び/又は使用記録情報とを入力すると、その情報に基づいて所持許可申請情報が更新されて記憶部に保存される。本発明に係る銃砲の所持許可申請情報管理システムでは、銃砲所持許可者が有する銃砲の識別情報と、その使用記録情報とが所持許可申請情報として一元的に保存されるため、これらの情報をより確実に管理することができる。そして、所定の入力操作を行うことにより所持許可申請情報を出力し、例えば、自らの銃砲の使用実績が充足しているかを簡便に確認することができる。また、例えば、使用実績を証明するに際して、射撃場を利用したことを証明するレシートや、競技会における記録などは銃砲の所持許可申請等の際に提示すればよく、提出が求められる書類ではないが、本発明に係る銃砲の所持許可申請情報管理システムでは、こうしたレシート等も併せて所持許可申請情報として保存しておくことが好ましい。
本発明に係る銃砲の所持許可申請情報管理システムは、
前記銃砲所持許可者の識別情報に対応づけられた該銃砲所持許可者の認証情報が前記記憶部に保存され、
さらに、
前記銃砲所持許可者の識別情報と認証情報の入力に基づいて銃砲所持許可者によるアクセスを認証する認証部
を備え、
前記情報入力部は、前記認証部による認証後に、該認証部が認証した銃砲所持許可者に関する情報の入力を受け付ける
ことが好ましい。
上記態様の銃砲の所持許可申請情報管理システムでは、前記認証部による認証後に銃砲所持許可者の識別情報の入力を受け付けるため、その銃砲所持許可者以外の所持許可申請情報が更新される心配がない。従って、複数の銃砲所持許可者の所持許可申請情報を確実に管理することができる。
また、本発明に係る銃砲の所持許可申請情報管理システムは、
さらに、管理者の識別情報、認証情報、及び該管理者の管理対象である銃砲所持許可者の識別情報が対応付けられた管理者情報が前記記憶部に保存されており、
前記認証部が、管理者の識別情報及び認証情報の入力に基づいて管理者によるアクセスを認証し、
前記情報入力部は、前記認証部による認証後に、該管理者に対応付けられた銃砲所持許可者に関する情報の入力を受け付ける
ことが好ましい。
上記管理者は、例えば本発明に係る銃砲の所持許可申請情報管理システムの運用管理者であり、その場合には該管理者に対して全ての銃砲所持許可者が管理対象となる。また、上記管理者は、上記運用管理者の許諾を受けて利用者の窓口となる代理店とすることもでき、その場合には、該代理店が窓口となっている銃砲所持許可者が管理対象となる。さらに、上記管理者は、例えば射撃場や銃砲販売店とすることもでき、その場合には、該射撃場や銃砲販売店の利用者が管理対象となる。
本発明に係る銃砲の所持許可申請管理システムでは、銃砲所持許可者に関連する銃砲の識別情報及び使用記録情報が一元的に保存されるため、銃砲の所持等に関する記録をより確実に管理することができる。
本発明に係る銃砲の所持許可申請情報管理システムの一実施例の概略構成を説明する図。 本実施例の銃砲の所持許可申請情報管理システムにおける利用者の個人ページの基礎情報の表示例。 本実施例の銃砲の所持許可申請情報管理システムにおける利用者の個人ページの銃砲情報の表示例。 本実施例の銃砲の所持許可申請情報管理システムにおける利用者の個人ページの使用実績の表示例。 本実施例の銃砲の所持許可申請情報管理システムにおける利用者の個人ページの使用実績の記録の詳細な表示の例。 本実施例の銃砲の所持許可申請情報管理システムにおける利用者の個人ページの使用実績の記録の詳細な表示の別の例。 本実施例の銃砲の所持許可申請情報管理システムにおいて出力するフォーマットを選択する画面の表示例。
本発明に係る銃砲の所持許可申請情報管理システムの一実施例について、以下、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施例の銃砲の所持許可姿勢情報管理システム1(以下、単に「管理システム」とも呼ぶ。)には、インターネットを通じて利用者端末2、代理店端末3、銃砲販売店端末4、及び射撃場端末5が接続される。図1には、利用者端末2、代理店端末3、銃砲販売店端末4、及び射撃場端末5を各1台ずつ示しているが、複数台であってもよい。管理システム1の実体はサーバコンピュータやパーソナルコンピュータであり、キーボードやマウスなどの入力部13と、液晶ディスプレイなどの表示部14が接続されている。また、利用者端末2、代理店端末3、銃砲販売店端末4、及び射撃場端末5の実体はパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末などである。
本実施例の管理システム1の利用に先立ち、管理システム1の管理者と、該管理システム1を利用した銃砲の所持許可申請情報の管理を希望する利用者の間で、銃砲の所持許可申請書類の管理に関する契約を予め結んでおく。管理者は、銃砲所持許可者から規定の料金の支払いを受けて管理システムの使用を許可する。
また、管理者は、管理システム1の利用者の募集を行おうとする代理店との間でも該管理システム1の利用に関する契約が結ばれている。管理者は、代理店から規定の料金の支払いを受けて利用者の募集や管理システム1の使用を許可する。
さらに、管理者は、銃砲代理店や射撃場などとの間でも該管理システムの利用に関する適宜の契約が結ばれる。
管理システム1は、記憶部11を有している。記憶部11には、認証情報記憶部111、利用者情報記憶部112、代理店情報記憶部113、販売店情報記憶部114、射撃場等情報記憶部115、銃砲情報記憶部116、実績情報記憶部117、及びフォーマット記憶部118が設けられている。
認証情報記憶部111には認証情報が保存される。認証情報とは、本実施例の管理システムに登録された者に対して順に付されるID番号と、登録者のユーザ名、パスワード、及び登録者の属性情報とを対応づけたものである。属性情報には、例えば、管理者、利用者、代理店、販売店、射撃場、及び競技会が含まれる。
利用者情報記憶部112には、属性情報が利用者である登録者、即ち、本実施例の管理システム1を用いた銃砲の所持許可申請情報の管理を希望する者についての情報が保存される。この情報は、利用者のID番号及びユーザ名と、銃砲所持許可証の番号(許可証番号)、許可証の原交付日、直近の許可証の交付日(更新日)、本籍地の住所、現在の住所、氏名、生年月日、電子メール等の連絡先を含む基礎情報と、銃砲の所持内容を記載したファイルのファイル名と、銃砲の使用実績を記載したファイルのファイル名とを対応付けたものである。
代理店情報記憶部113には、属性情報が代理店である登録者についての情報が保存される。この情報には、代理店のID番号及びユーザ名と、代理店の名称、住所、電話番号や電子メールなどの連絡先を含む基礎情報と、該代理店により受け付けられた利用者のユーザ名とが対応付けられている。
販売店情報記憶部114には、属性情報が販売店である登録者についての情報が保存される。この情報には、銃砲販売店のID番号及びユーザ名と、銃砲販売店の名称、住所、電話番号や電子メールなどの連絡先を含む基礎情報と、該銃砲販売店で銃砲や火薬類(銃弾等)を販売した利用者のユーザ名とが対応付けられている。
射撃場等情報記憶部115には、属性情報が射撃場あるいは競技会である登録者についての情報が保存される。この情報には、射撃場あるいは競技会のID番号及びユーザ名と、それらの名称、住所、電話番号や電子メールなどの連絡先を含む基礎情報と、該射撃場を利用した利用者あるいは競技会に参加した利用者のユーザ名とが対応付けられている。
銃砲情報記憶部116には、各利用者が所持する銃砲に関する情報が保存される。実績情報記憶部117には、各利用者による銃砲の使用実績に関する記録が保存される。フォーマット記憶部118には、各種の申請(許可証の更新、使用実績の報告等)に必要な書類のフォーマットが保存されている。
管理システム1は、記憶部11の他に、機能ブロックとして、新規登録受付部121、認証部122、情報入力受付部123、所持許可申請情報更新部124、情報出力部125、更新確認部126、及び通知部127を備えている。これらの機能ブロックは、管理システム1を構成するコンピュータに予めインストールされた所持許可申請情報管理用プログラム12をプロセッサで実行することにより具現化される。これらの機能ブロックの動作の詳細については、管理システム1による処理の流れと併せて説明する。
管理者は、新たな利用者と管理システム1の利用に関する契約を結ぶと、該利用者の氏名と電子メールアドレスを管理システム1に登録する。管理者が管理システム1において所定の入力操作により新規の利用者を登録すると、新規登録受付部121は、当該利用者に付与するID番号を決定する。新規にID番号が付与されると、通知部127は、当該利用者に新規登録を促す通知を送信する。本実施例の管理システム1では、予め用意された新規登録用のWebページのアドレスを記載した電子メールを当該利用者に送信する。
利用者が上記Webページにアクセスして基礎情報(銃砲所持許可証の番号(許可証番号)、許可証の原交付日、更新日(直近の許可証の交付日)、本籍地の住所、現在の住所、氏名、生年月日、メールアドレス等の連絡先)を入力すると、新規登録受付部121はそれらを記載した利用者データファイルを作成し、利用者情報記憶部112に保存する。これと同時に、利用者データファイルに対応する利用者個人のWebページ(個人ページ)が作成される。
利用者の個人ページが作成された後に、利用者が管理システムにアクセスすると、認証部122は、ユーザ名とパスワードの入力を求める。認証部122は利用者により入力されたユーザ名とパスワードの組を認証情報記憶部111の情報と照合し、一致するものが存在する場合には、それらに対応付けられた属性情報を確認する。そして、属性情報が利用者であることを確認すると、当該利用者の個人ページを表示する。
図2は個人ページの一例である。個人ページには、「基礎情報」タブ、「銃砲情報」タブ、及び「使用実績」タブが設けられている。図2は「基礎情報」タブを選択した場合の表示例であり、このページには上記の基礎情報が表示されている。また、それらのうち、現住所、更新日、電話番号、及びメールアドレスには変更ボタンが用意されており、このボタンを押すことにより基礎情報の内容を変更することができる。また、図2には示していないが、当該利用者が代理店を通じて管理システム1の利用についての契約を結んでいる場合には、基礎情報と併せて当該代理店の名称が表示される。代理店と利用者の契約関係の有無は、代理店情報記憶部113に保存された情報に基づいている。
図3は、個人ページの「銃砲情報」タブを選択した場合の表示例である。このページには、更に「銃砲1」、「銃砲2」、及び「銃砲3」というタブが設けられている。このタブは当該利用者が所持する銃砲毎に設けられる。図3は「銃砲1」タブを選択した場合の表示例であるが、他のタブを選択した場合にも同様の項目が表示される。このページには、銃砲の所持許可証に記載される項目に対応する情報が表示される。具体的には、原許可日、原許可番号、許可年月日(直近の許可更新日)、許可番号(直近の許可更新時に付与された許可番号)、確認日(所持許可を受けた銃砲に関して所持者が銃砲販売店等で対象物を譲り受けた後、その実物を警察署等に持参し、所持者が申請を行って許可を受けた銃砲と相違ないことが確認された日)、有効期間、更新申請期間といった許可証に関する情報と、種類(銃砲の種類)、銃番号(銃砲に個別に付与された識別番号)、型式(銃砲の型式)、銃の全長、商品名等、銃身長、口径、弾倉型式及び充填可能弾数、適合実包、特徴、替え銃身、用途といった銃砲自体に関する情報とが含まれる。図3には示していないが、販売店情報記憶部114に保存されて情報に基づいて、各銃砲のページに当該銃砲を購入した銃砲販売店の情報も表示するようにしてもよい。
「銃砲情報」タブで表示されるページ内には、「変更」、「追加」、及び「削除」ボタンが設けられており、操作の対象である銃砲のタブを選択して「変更」を押すことにより当該銃砲に関する情報を変更することができる。また、新たに銃砲を購入した場合には「追加」ボタンを押すことにより、その銃砲に関するページを追加することができる。新たな銃砲に関するページを追加する場合には、上記の各情報に加えて当該銃砲を購入した販売店に関する情報も入力する。ここで入力された販売店の情報によって、販売店情報記憶部114に保存されている当該販売店の情報が更新される(当該販売店に当該利用者が対応付けられる)。さらに、「削除」ボタンを押すことにより表示中の銃砲に関するページを削除することができる。
ここでは銃砲そのものに関する事項のみを表示する例を説明したが、銃砲そのものに関する情報に加えて、火薬類(銃弾等)に関する情報を併せて記録するようにしてもよい。
また、ここでは、利用者が自ら銃砲等に関する情報を変更可能な例を説明したが、利用者の個人ページのうち、銃砲情報については銃砲販売店による変更等のみを受け付けるように構成してもよい。そのように構成すると、利用者が所持する銃砲等の情報が第三者である銃砲販売店によって入力されることになり、情報の透明性を高めることができる。銃砲販売店による銃砲情報の入力については後述する。
図4は、個人ページの「使用実績」タブを選択した場合の表示例である。このページには、当該利用者による銃砲の使用実績が表示される。このページには、更に「記録1」及び「記録2」というタブが設けられている。このタブは当該利用者による銃砲の使用回毎に設けられている。図4は「記録1」タブを選択した場合の表示例であるが、他のタブを選択した場合にも同様の項目が表示される。このページには、都道府県の公安委員会宛に提出する使用実績報告書に記載すべき項目に対応する情報が表示される。具体的には、許可番号、銃の種類、許可年月日、及び許可に係る用途といった、銃砲の所持許可に関する情報と共通する情報と、使用年月日、使用場所、用途、使用状況、及び備考といった、銃砲の使用実績に関する情報とが含まれる。
また、「記録1」等のページには「詳細」ボタンが表示される。このボタンは、当該記録について、使用実績報告書に記載すべき項目以外の情報が併せて保存されている場合に表示される。このボタンを押すと、それらの情報を表示したポップアップウィンドウが表示される。
図5は、「記録1」が競技会に関するものである場合に「詳細」ボタンを押すことにより表示されるウィンドウの例である。ウィンドウ上部には、「記録1」タブに記載された用途、使用年月日、及び使用場所の項目から読み出された情報が、当該記録の名称、日付、及び場所として表示される。図5に示す競技会の例では、例えばその競技会で行った3回の競技のそれぞれの、競技種別、スコア、順位、及び当該競技結果の画像(図5では的の写真)が1競技ごとに1つのタブに表示される。図5は静止標的射撃の例であるが、クレー射撃等の他の競技にも同様に用いることができる。
図6は、「記録2」が射撃練習に関するものである場合に「詳細」ボタンを押すことにより表示されるウィンドウの例である。図5の例と同様に、ウィンドウ上部には、「記録2」タブに記載された用途、使用年月日、及び使用場所の項目から読み出された情報が、当該記録の名称、日付、及び場所として表示される。図6に示す射撃練習の表示例では、例えば指導員が撮影した写真が表示される。また、指導員のコメントやアドバイス、及び利用者のメモを適宜に入力することができるようになっている。図6に示すように、利用者の射撃姿勢を撮影した写真に指導員がコメントを付して編集した写真を保存することもできる。
図5及び図6に示す「変更」を押すと、選択中のタブに対応付けられた画像やテキスト情報を編集することができる。また、「追加」ボタンを押すとタブを追加することができる。さらに、「削除」ボタンを押すと選択中のタブを削除することができる。また、図5及び図6では1つのタブに1つの画像のみを表示させているが、複数の画像を表示させてもよい。1つのタブに多数の画像が対応付けられている場合には、表示領域の大きさと画像の数に応じて適宜の大きさのサムネイルで表示しておき、そのサムネイル表示を選択することにより元の画像を表示する等の構成を採ることができる。また、図5及び図6では画像を表示しているが、動画を再生するようにしてもよい。なお、図5及び図6の表示は一例に過ぎず、必要に応じて種々の項目を設定することができる。
図5や図6に示す記録は、銃砲の所持に係る許可申請に必須のものではないが、こうした情報を併せて保存しておくことにより利用者の利便性を向上することができる。例えば、使用記録の詳細を画像やメモなどとともに保存しておくと、例えば全国各地の射撃場において様々な指導員から指導を受ける際に、その指導員が利用者の射撃の技量や状態を把握して適切な指導を行うことができる。また、利用者も自らの射撃の上達の経緯を確認することができ、各時点での指導員のコメントやアドバイスを振り返ることができる。そのため、指導員が不在の場合でも適切な射撃練習を行うことができる。
図4に示すとおり、「使用実績」タブで表示されるページ内にも、「変更」、「追加」、及び「削除」ボタンが設けられている。「追加」ボタンを押すと、新たな記録タブが追加され、上記の各項目を入力することが可能になる。また、「変更」ボタンを押すと、表示中の使用記録の変更(修正)を行うことができ、「削除」ボタンを押すと表示中の使用記録が削除される。ここでは記録タブで表示される各項目を個別に入力する例としたが、「銃砲情報」タブで表示される銃砲のいずれかのタブをドラッグアンドドロップすることにより、当該銃砲に関する情報(許可番号、銃の種類等)を自動入力し、使用実績に関する情報のみを都度入力するように構成することもできる。
利用者が、図2〜図6を参照して説明した個人ページにおいていずれかの変更、追加、あるいは削除ボタンを押すと、情報入力受付部123は要求された処理に対応するポップアップ画面を表示する。例えば、銃砲1のタブが選択された状態で「変更」ボタンが押されると、情報入力受付部123は銃砲1のタブに入力されている各項目への入力が可能なポップアップ画面を表示し、情報の入力を受け付ける。利用者により情報が変更されると、所持許可申請情報更新部124は、当該利用者に関して利用者情報記憶部112に保存されている情報を更新する。例えば、「銃砲1」に関する情報が変更された場合には、銃砲の所持内容を記載したファイルの内容を更新する。あるいは、「使用実績」タブを選択した状態で「追加」ボタンを押すと、情報入力受付部123は、記録1等のタブを選択したときに表示される各項目について新規入力を受け付けるポップアップ画面を表示する。そして新たな情報が入力されると、所持許可申請情報更新部124は使用実績を記載したファイルの内容を更新する。
また、利用者が個人ページを開いた状態で、所定の入力操作により情報出力を指示すると、情報出力部125は出力フォーマットを問い合わせる画面を表示する。図7はその一例である。この例では、「許可証の更新」、「銃砲の所持許可申請」、及び「使用実績報告」の項目が「編集」及び「出力」ボタンとともに表示される。「許可証の更新」、「銃砲の所持許可申請」、及び「使用実績報告」の項目には、それぞれ対応するフォーマットがフォーマット記憶部118に保存されている。利用者がいずれかの項目を選択したうえで「編集」ボタンを押すと、情報出力部125は、対応するフォーマットの各項目に対応する情報を利用者情報記憶部112から抽出し、テキスト形式で入力したポップアップ画面を表示する。利用者は表示された内容を確認し、必要に応じて適宜の修正を行うことができるようになっている。利用者が「出力」ボタンを押すと、情報出力部125は、対応するフォーマットの各項目に対応する情報を利用者情報記憶部112から抽出して対応する欄に記載した書面をプレビュー表示する。使用者は、こうしたフォーマットを印刷することにより、銃砲の所持許可申請に係る書面を簡単に作成することができる。
次に、代理店による管理システム1の利用について説明する。
代理店が管理システム1にアクセスした場合も、上記同様に認証部122はユーザ名とパスワードの入力を求める。認証部122は、入力されたユーザ名とパスワードの組を認証情報記憶部111に保存されたものと照合し、その属性情報が代理店であることを特定すると、代理店情報記憶部113から対応する代理店の情報を読み出す。具体的には、当該代理店が管理システム1の利用を受け付けた利用者のユーザ名を含む情報を読み出す。
代理店に関する上記の情報が読み出されると、情報入力受付部123は、当該代理店に対応付けられた利用者の一覧を表示する。代理店がそのいずれかの利用者を選択すると、当該利用者の個人ページが表示される。個人ページの表示後は、利用者が自らアクセスした場合と同様に、適宜の情報の入力等が行われ、所持許可申請情報更新部124により適宜、情報が更新される。ここでは、代理店が管理システム1の利用を受け付けた利用者全てについて情報の入力等を行う場合を例に説明したが、管理システム1の利用を受け付けた利用者のうち、代理店による情報の代理入力等を希望する利用者についてのみ、上記情報の入力等を可能にし、それ以外の利用者については閲覧のみを可能にする(あるいは個人ページを表示しない)ように構成してもよい。
次に、銃砲販売店による管理システム1の利用について説明する。
銃砲販売店が管理システム1にアクセスした場合も、上記同様に認証部122はユーザ名とパスワードの入力を求める。認証部122は、入力されたユーザ名とパスワードの組を認証情報記憶部111に保存されたものと照合し、その属性情報が販売店であることを特定すると、販売店情報記憶部114から対応する銃砲販売店の情報を読み出す。具体的には、当該銃砲販売店が銃砲あるいは火薬類を販売した利用者のユーザ名を含む情報を読み出す。
銃砲販売店に関する上記の情報が読み出されると、情報入力受付部123は、当該販売店に対応付けられた利用者の一覧を表示する。販売店がそのいずれかの利用者を選択すると、当該利用者の個人ページのうち「銃砲情報」タブを選択した場合に表示される部分のみが表示される。「銃砲情報」タブの画面の表示後は、利用者が自らアクセスした場合と同様に、適宜の情報の入力等が行われ、所持許可申請情報更新部124により適宜、情報が更新される。
銃砲販売店が新たな利用者に対して銃砲等を販売した場合、当該利用者に関する情報は販売店情報記憶部114に保存されていない。そこで、銃砲販売店が新たな利用者に対して銃砲等を販売した場合には、新規登録ボタンを押す等により利用者を追加登録する画面を表示させる。例えば、情報入力受付部123が、銃砲を購入した利用者が自らのユーザ名とパスワードを入力する画面を表示する。そして、入力されたユーザ名とパスワードの組を認証部122が認証して利用者を特定すると、所持許可申請情報更新部124により販売店情報記憶部114に保存されている当該販売店の情報に当該利用者が追加される。
次に、射撃場や競技会(以下、これらをまとめて「射撃場等」とも呼ぶ。)による管理システム1の利用について説明する。
射撃場等が管理システム1にアクセスした場合も、上記同様に認証部122はユーザ名とパスワードの入力を求める。認証部122は、入力されたユーザ名とパスワードの組を認証情報記憶部111に保存されたものと照合し、その属性情報が射撃場あるいは競技会であることを特定すると、射撃場等情報記憶部115から対応する射撃場等の情報を読み出す。射撃場の場合は、例えば当該射撃場において利用登録された利用者のユーザ名を含む情報が読み出される。また、競技会の場合は、例えば当該競技会に参加登録した利用者のユーザ名を含む情報が読み出される。
射撃場等に関する上記の情報が読み出されると、情報入力受付部123は、当該射撃場等に対応付けられた利用者の一覧を表示する。射撃場等がそのいずれかの利用者を選択すると、当該利用者の個人ページのうち「使用実績」タブを選択した場合に表示される部分のみが表示される。「使用実績」タブの画面の表示後は、利用者が自らアクセスした場合と同様に、適宜の情報の入力等が行われ、所持許可申請情報更新部124により適宜、情報が更新される。また、図5及び図6により説明した、使用記録に含まれる画像データや指導員のコメント等の情報についても、利用者が自らアクセスした場合と同様に、適宜の情報の入力等が行われ、所持許可申請情報更新部124により適宜、情報が更新される。
射撃場を新たな利用者が利用した場合や、競技会に参加する利用者の登録が完全でない(あるいは事前に登録されていない)場合、当該利用者に関する情報は射撃場等情報記憶部115に保存されていない。そこで、こうした場合には、射撃場等が新規登録ボタンを押す等により利用者を追加登録する画面を表示させる。例えば、情報入力受付部123が、新たな利用者に自らのユーザ名とパスワードを入力させる画面を表示する。そして、入力されたユーザ名とパスワードの組を認証部122が認証して利用者を特定すると、所持許可申請情報更新部124により射撃場等情報記憶部115に保存されている当該販売店の情報に当該利用者が追加される。
管理システム1に関する上記の利用例は、利用者、代理店、販売者、あるいは射撃場等からの入力操作を受けた動作に関するものである。以下、外部からのアクセスに関わらず動作する、更新確認部126等の機能について説明する。
更新確認部126は、利用者の基礎情報に含まれる更新日、銃砲情報の更新申請期間の開始日、及び使用実績情報のうちの直近の年月日の情報をモニタリングする。更新確認部126によって、利用者の基礎情報に含まれる更新日(直近の許可証の更新日)から3年が経過するよりも所定期間前(例えば3か月前)が到来したことが確認されると、通知部127が当該利用者のメールアドレスに「許可証の更新時期が近づいています」というメッセージを送信する。また、銃砲情報の「更新申請期間」の所定期間前(例えば1か月前)が到来したことが確認されると、通知部127が当該利用者のメールアドレスに「銃砲Xの所持許可申請の更新時期が近づいています」というメッセージを送信する。これらのメッセージを送信することで、利用者に許可証や銃砲の所持許可申請の更新をより確実に行わせることができる。
さらに、更新確認部126によって、使用実績のうち、最新の年月日から所定期間(例えば1年半)が経過したことが確認されると、通知部127は当該利用者のメールアドレスに「使用実績の追加が必要です」というメッセージを送信する。これにより、銃砲の使用実績の不足(連続する3年間に銃砲の使用実績なし)により銃砲の所持許可が取り消される可能性を低減することができる。
上記実施例は一例であって、本発明の趣旨に沿って適宜に変更することができる。上記実施例では、警察や公安委員会宛に提出することが求められる書面に記載する必要がある項目に対応する情報、即ち、銃砲の所持許可申請の準備に必要な情報を主として利用者情報記憶部112に保存するものとしたが、それ以外にも適宜の情報を追加で保存しておくことができる。また、上記実施例で説明した画面の表示例はいずれも一例であって、項目の配置や表示の形態等は適宜に変更することができる。例えば、スマートフォン等の小型端末用の表示形態を別に設けておくようにしても良い。利用者の個人ページにおいて基礎情報、銃砲情報、及び使用実績の全てを1つの画面に表示するようにしてもよい。さらに、銃砲情報や使用実績の記録とともに銃砲や火薬類の購買時に受領したレシートや競技会における競技記録等の紙書類をスキャンしたデータあるいは撮影した画像データを対応付けて保存することができるように構成してもよい。
上記実施例では、銃砲販売店や射撃場等とは別に管理者が存在するものとしたが、銃砲販売店や射撃場等を本発明に係る管理システムの管理者としてもよい。また、銃砲所持承認者(警察や公安委員会等)にも、管理システム1へのアクセスを許可するように構成することもできる。その場合には、例えば、属性を銃砲所持承認者とする情報を利用者情報記憶部112に登録するとともに、記憶部11にさらに銃砲所持承認者情報記憶部を追加しておく。この銃砲所持承認者情報記憶部には、例えば該銃砲所持承認者が、利用者に対して銃砲の所持許可を与えるために必要な情報(利用者が所持する銃砲の情報や該銃砲の使用回数等)を予め記憶しておく。また、それらの情報を抽出及び/又は集計する情報収集部を機能ブロックとしてさらに備え、銃砲所持承認者による所定の入力操作に応じて上記情報を抽出するように構成しておけばよい。
上記実施例では、記録毎に画像や指導員のコメント等のテキスト情報を表示する場合について説明したが、これらに加えて人工知能(AI)を用いて、競技会等で使用した的への着弾位置及び点数を自動算出したりする機能を追加することも考えられる。こうしたAIは、的の写真における着弾位置に基づいて正しい点数が予め計算された、的の写真と点数の組み合わせからなる教師データを多数用いた機械学習により構築されたアルゴリズムや、深層学習により構築されたニューラルネットワークなど、従来知られている種々の態様で構築することができる。また、同様の方法で構築したAIによって、射撃姿勢を自動評価する機能を追加することも考えられる。例えば、法定の射台(射撃位置)の前方の縁に垂直な前方の射撃方向に対して射台の中心を基点とし、基点に対する射撃姿勢の各部(頭、肩、ひじ、両足等)の相対的な位置を求めて射撃姿勢を評価したり、射撃姿勢を絵図としてデータ化したりすることが考えられる。射撃姿勢をAIが評価して評価点数を付与する構成を採ることにより、射撃姿勢の向上の推移を定量的に把握することができる。
1…所持許可姿勢情報管理システム
11…記憶部
111…認証情報記憶部
112…利用者情報記憶部
113…代理店情報記憶部
114…販売店情報記憶部
115…射撃場等情報記憶部
116…銃砲情報記憶部
117…実績情報記憶部
118…フォーマット記憶部
12…所持許可申請情報管理用プログラム
121…新規登録受付部
122…認証部
123…情報入力受付部
124…所持許可申請情報更新部
125…情報出力部
126…更新確認部
127…通知部
13…入力部
14…表示部

Claims (9)

  1. 銃砲所持許可者の識別情報と、該銃砲所持許可者が所持する銃砲の識別情報と、該銃砲所持許可者が銃砲を使用した日付、場所、及び用途を含む使用記録情報とが対応付けられたものである、所持許可申請情報が保存される記憶部と、
    銃砲所持許可者の識別情報と、銃砲の識別情報及び/又は使用記録情報との入力を受け付ける情報入力受付部と、
    前記情報入力受付部により受け付けられた銃砲所持許可者の識別情報に対応する所持許可申請情報を、該情報入力受付部により受け付けられた銃砲の識別情報及び/又は使用記録情報により更新して前記記憶部に保存する所持許可申請情報更新部と、
    所定の入力操作に基づいて前記所持許可申請情報を出力する情報出力部と
    を備えることを特徴とする銃砲の所持許可申請情報管理システム。
  2. 前記銃砲所持許可者の識別情報に対応づけられた該銃砲所持許可者の認証情報が前記記憶部に保存され、
    さらに、
    前記銃砲所持許可者の識別情報と認証情報の入力に基づいて銃砲所持許可者によるアクセスを認証する認証部
    を備え、
    前記情報入力部は、前記認証部による認証後に情報の入力を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の銃砲の所持許可申請情報管理システム。
  3. さらに、管理者の識別情報、認証情報、及び該管理者の管理対象である銃砲所持許可者の識別情報が対応付けられた管理者情報が前記記憶部に保存されており、
    前記認証部が、管理者の識別情報及び認証情報の入力に基づいて管理者によるアクセスを認証し、
    前記情報入力部は、前記認証部による認証後に、該管理者に対応付けられた銃砲所持許可者に関する情報の入力を受け付ける
    ことを特徴とする請求項2に記載の銃砲の所持許可申請情報管理システム。
  4. さらに、
    前記銃砲を使用した日からの経過期間をモニタリングする更新確認部と、
    前記経過期間が予め決められた期間に達すると、前記銃砲所持許可者に対して所定の通知を出力する通知部と
    を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の銃砲の所持許可申請情報管理システム。
  5. 前記銃砲所持許可者の識別情報と、該銃砲所持許可者による許可証の更新年月日の情報が対応付けられて前記記憶部に保存されており、
    前記更新確認部が、前記更新年月日から経過期間をモニタリングする
    ことを特徴とする請求項4に記載の銃砲の所持許可申請情報管理システム。
  6. 前記銃砲の識別情報と、当該銃砲に関する所持許可の更新申請期間の情報が対応付けられて前記記憶部に保存されており、
    前記更新確認部が、前記更新申請期間の開始日までの残り期間をモニタリングし、
    前記通知部が、前記残り期間が予め決められた期間に達すると、前記銃砲所持許可者に対して所定の通知を出力する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の銃砲の所持許可申請情報管理システム。
  7. 前記記憶部に所定のフォーマットが保存されており、
    前記情報出力部が、前記所持許可申請情報に基づいて前記所定のフォーマットの書面を出力する、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の銃砲の所持許可申請情報管理システム。
  8. 前記使用記録情報が、銃砲を使用した機会毎に、当該使用機会において取得された画像とともに保存されており、
    前記情報出力部が、所定の入力操作により使用の機会の1つが選択されると当該機会に取得された画像を出力する
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の銃砲の所持許可申請情報管理システム。
  9. 前記画像が、競技に使用された的の画像、又は当該銃砲所持許可者の射撃姿勢を撮影した画像である ことを特徴とする請求項8に記載の銃砲の所持許可申請情報管理システム。
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