JP2021110236A - Egr付エンジン用排気マニホルド - Google Patents

Egr付エンジン用排気マニホルド Download PDF

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Abstract

【課題】比較的強度に余裕のある排気マニホルドに着目しての構造工夫により、EGR通路を強度十分でかつ、省スペースに配置できるようにして、小型エンジンにも信頼性を持って適用可能となるように改善されたEGR付エンジン用排気マニホルドを提供する。【解決手段】複数の排気ポートに対応した4箇所の排気入口部10Aと、1つの排気出口部10Cと、排気入口部10Aからの排気ガスを集約して排気出口部10Cに送るための排気合流部10Bとを備えるとともに、吸気通路に向けてEGRガスを送るためのEGR通路部10Eが形成されているEGR付エンジン用排気マニホルド。【選択図】図4

Description

本発明は、農用トラクタやバックホウに搭載されるEGRを備えたディーゼルエンジンなどに適用される排気マニホルドであって、EGR付エンジン用排気マニホルドに関するものである。
排ガス規制の厳格化に伴い、EGR(Exhaust Gas Recirculation:排気再循環)システムを採用するエンジンが増えている。即ち、排気ガスの一部を排気マニホルドから抜き取り、専用のEGR通路を通して吸気通路に戻す装置であり、特許文献1などにおいて開示されている技術である。
通常、EGR通路は、特許文献1において開示されるように、排気マニホルドやエンジン本体(シリンダヘッド)とは別の通路部品に構成される、いわゆる「外部EGR」と呼ばれる構造のものが一般的である。
外部EGRにおける問題点や要改善点には次の(1),(2)が挙げられる。
(1)EGR通路(経路)が別部品で構成されているので、EGR通路とその近傍の構造物(排気マニホルドなど)とが振動によって互いに干渉し、傷ついたり破損したりするおそれがある。そのため、前記両者の間には相応の隙間を設ける必要があり、それによってエンジンが嵩高く(大型化)し易い傾向がある。
(2)EGR通路は、長尺のパイプ材を用いて構成されることが多いので、強度や剛性が不足がちになり、振動によって亀裂が生じるなどの破損のリスクを抱えやすい不利がある。
特開2005−291002号公報
本発明の目的は、比較的強度に余裕のある排気マニホルドに着目しての構造工夫により、EGR通路を強度十分でかつ、省スペースに配置できるようにして、小型エンジンにも信頼性を持って適用可能となるように改善されたEGR付エンジン用排気マニホルドを提供する点にある。
本発明は、EGR付エンジン用排気マニホルドにおいて、
複数の排気ポートに対応した排気入口部と、1つの排気出口部と、前記排気入口部からの排気ガスを集約して前記排気出口部に送るための排気合流部とを備えるとともに、
吸気通路に向けてEGRガスを送るためのEGR通路部が形成されていることを特徴とする。
本発明に関して、上述した構成(手段)以外の特徴構成や手段ついては、請求項2〜7を参照のこと。
本発明によれば、EGR通路(EGR通路部)が排気マニホルドに一体に形成されているので、EGR通路としての強度や剛性が向上し、EGR通路とその近傍の構造物(排気マニホルドなど)とが振動によって互いに干渉し、傷ついたり破損したりするおそれがある、という従来の問題が起きない又は殆ど生じないようになる。
排気マニホルドは強度・合成に優れているから、EGR通路が排気マニホルド以外の付近の構造物に触れる現象も生じないようになる。また、EGR通路部と排気マニホルドとは一体であるから、相応の隙間を設ける必要があってエンジンが嵩高く(大型化)し易い傾向がある、という従来の問題も解消されるようになる。
その結果、比較的強度に余裕のある排気マニホルドに着目しての構造工夫により、EGR通路を強度十分でかつ、省スペースに配置できるようにして、小型エンジンにも信頼性を持って適用可能となるように改善されたEGR付エンジン用排気マニホルドを提供することができる。
EGR付ディーゼルエンジンの正面図 図1のエンジンの左側面図 図1のエンジンの背面図 排気マニホルドの左側面図 排気マニホルドを合流管部で水平に切り上から見た断面平面図 排気マニホルドを排気出口部で縦に切り後方から見た断面背面図 排気マニホルドの右側面図 排気マニホルド後部を縦に切って横から見た一部切欠きの斜視図 排気マニホルドとEGRクーラとを示す要部の拡大側面図
以下に、本発明によるEGR付エンジン用排気マニホルドの実施の形態を、農用トラクタなどに好適な産業用ディーゼルエンジンの排気マニホルドについて、図面を参照しながら説明する。
図1〜図3に直列4気筒のEGR付ディーゼルエンジン(以下、単にエンジンと略称する)Eが示されている。このエンジンEは、シリンダブロック1の上にシリンダヘッド2が組付けられ、シリンダヘッド2の上にヘッドカバー3が組付けられている。シリンダブロック1の下にはオイルパン4が組付けられ、ヘッドカバー3の上方には排気処理装置5が搭載されている。
エンジンEの前側には、伝動ケース9、クランクプーリ(駆動プーリ)6、ウォータポンプ7などが配備され、後側にはフライホイール8が配備されている。エンジンEの左側には、排気マニホルド(EGR付エンジン用排気マニホルド)10、EGRクーラ11、過給機12、オイルフィルタ13などが配備され、右側には吸気マニホルド14、オイルレベルゲージ15などが配備されている。
図2に示されるように、シリンダヘッド2の左側面に、排気マニホルド10がボルト止めにより取り付けられており、排気マニホルド10の排気出口部10Cに、過給機12の排気導入部12Cがボルト止めにより連結されている。また、排気マニホルド10の直下位置には、EGRクーラ11が排気マニホルド10で両端支持される状態の前後向き姿勢で配置されている。過給機12は、排気導入部12Cを備えるタービン12Bと、コンプレッサ12Aとを有するターボチャージャーである。
図4〜図6に示されるように、排気マニホルド10は、シリンダヘッド2の各排気ポートp1,p2、p3、p4に連結される4つ(複数の一例)の排気枝管10Aと、各排気枝管10Aの端部どうしを互いに連通する合流管部10Bと、排気出口部10Cと、ガス導出部10Dと、EGR通路部10Eとを有して構成されている。排気マニホルド10は鋳鉄製であって、複数のボルト用孔10hが主に各排気枝管10Aに形成されている。
シリンダヘッド2から4つの排気枝管10Aに出された排気ガスは、合流管部10Bで合流されるとともに、その一部が合流管部10Bの前端部に形成されているガス導出部10DからEGRクーラ11に流れ、残りの排気ガスは排気出口部10Cから過給機12に流れていく。なお、ガス導出部10DとEGR通路部10Eとには、EGRクーラ11をボルト止め連結するための前及び後フランジ部22,23が形成されている。
各排気枝管10Aには、一対のボルト用孔10h,10hを有してシリンダヘッド2に取り付けるための取付フランジ10fが形成されている。最後尾の第4排気枝管10Aについては、EGR通路部10Eを終端側EGR通路部2A(後述)にボルト連結する機能も発揮するため、3つのボルト用孔10hを有する大取付フランジ(終端取付部の一例)24に形成されている。図5においては、隣り合う取付フランジ10f,10f(又は24)の間を前後に繋いで強度・合成の向上に寄与可能な連結肉部10mが形成されているが、連結肉部10mを省いて各取付フランジ10f、24が互いに独立する構成でもよい。
ガス導出部10Dの排気ガスは、EGRガスとしてEGRクーラ11及びEGR通路部10Eを通り、シリンダヘッド2の後端部に形成された終端側EGR通路部2A(図3を参照)に流れていく。終端側EGR通路部2Aを経たEGRガスは、吸気マニホルド14などの吸気通路に戻される。過給機12を経た排気ガスは、排気ダクト16を通って排気処理装置5に送られる。
図4〜図6に示されるように、過給機12への排気出口部10Cは、合流管部10Bの長手方向(前後方向)での中央部以外の位置に、詳しくは前から3番目の第3排気枝管10Aの位置に合致させて設けられている。排気出口部10Cは、合流管部10Bからその長手方向に交差する方向(左方向)に取り出され、かつ、前後方向視で湾曲した迂回形状を持つ状態に形成されている
各排気枝管10A及びその内部通路である枝管通路10aは左右向きに延びており、合流管部10B及びその内部通路である合流通路10bは前後方向に延びている。排気出口部10Cには、合流管部10Bからの取出し箇所の左右方向から、排気導入部12Cに連結される出口フランジ19の右上から左下に延びる斜め方向に向きを変えるように約湾曲した排気出口通路10cが内部形成されている。
排気出口部10Cにおける合流管部10Bからの取出し箇所である合流始端部20での排気出口通路10cの軸心20pと、出口フランジ19での排気出口通路10cの軸心19pとは、約120〜130度(例:124度)の交差角θでもって交わる状態に排気出口通路10cが湾曲形成されている。合流始端部での軸心20pは、第3枝管通路10aの軸心でもある。
出口フランジ19には、左前と左後と右中との3箇所に雌ねじ部18が形成され、右中の雌ねじ部18をその下方及び前方に避けるように排気出口通路10cが形成されている。つまり、排気出口部10Cに、過給機12の排気導入部12Cをボルト止めするための雌ねじ部18が形成され、排気出口部10Cに形成される排気出口通路10cが、雌ねじ部18を迂回する湾曲形状に形成されている。
そして、排気出口通路10cにおける雌ねじ部18を迂回する部分21は、迂回方向に交差する方向(前後方向)の幅が拡張されている。ここで、「迂回方向」とは、合流始端部での軸心20p及び出口フランジでの軸心19pを含んで左右上下に延びる仮想の縦面に沿う方向(上下方向や左右方向など)であり、その仮想の縦面に交差する方向の一例が、直交する方向としての前後方向である。
図5に示されるように、迂回する部分21の幅の拡張は、具体的には、合流管部10Bに形成される合流通路10bと排気出口通路10cとの境目に大きな角Rが施されることにより構成されている。迂回する部分21は、その上下方向長さが雌ねじ部18の存在により圧縮されているので、左右幅を他の部分よりも拡げることで断面積の縮小を解消(又は抑制)させる手段である。
合流通路10bと排気出口通路10cとを大きな角Rで繋ぐことにより、排気出口部10Cにおける迂回する部分21の前後幅が実質的に拡張されており、断面積の確保が可能になっている。なお、幅の拡張手段としては、迂回する部分21の前後幅の寸法自体をその他の部分よりも大きく設定する、という構成を採ってもよい。
図5に示されるように、基本前後に延びる合流管部10B及び合流通路10bのうち、前から3番目の第3排気枝管10Aと、最後部の第4排気枝管10Aとの間の部分は、後に行くほど右による斜め通路10nとされている。配置スペースの制約などから、第4排気枝管10Aを短くし、EGR通路部10Eと干渉無くコンパクトに構成することができている。
次に、排気マニホルド10とEGRクーラ11などについて説明する。図4〜図9に示されるように、EGR通路部10Eは、合流管部(排気合流部の一例)10Bにおける後端部(長手方向の一端部の一例)に形成されるとともに、合流管部10Bにおける前端部(長手方向の他端部の一例)には、EGRガスを取り出すためのガス導出部10Dが形成されている。排気枝管(排気入口部の一例)10A、合流管部10B、排気出口部10C、及びEGR通路部10Eが鋳鉄材により一体形成されている。即ち、排気マニホルド10は鋳鉄製である。
図4,5,7,9に示されるように、ガス導出部10Dは、合流通路10bの前端と第1枝管通路10aの終端(左端)との交わり部位に開口する1/4円弧状のEGR導出路10dが、左前方で下向きに向かう状態で形成されている。そして、EGR導出路10dが下向きで開口する部分は前フランジ部(取付部の一例)22に形成されている。
前フランジ部22は、2箇所のボルト止め用の丸孔(図示省略)を有するとともに、下向きで水平面状の当接面22aを有している。ガス導出部10Dの左端の位置は、排気出口部10Cの左端の位置と同程度が若しくは僅かに右側(内側)に寄せた位置に設定されている(図5参照)。EGR導出路10dの径(断面積)は、枝管通路10aの径(断面積)よりも小さい。
図4〜図9に示されるように、EGR通路部10Eは、後フランジ部23の前向きの入口開口25と、大取付フランジ24の右向きの出口開口26との間の屈曲したEGR通路10eが形成されている。入口開口25は合流管部10Bに対して下方かつ左側によった位置にあり、出口開口26は第4枝管通路の直後で僅かに下となる位置に配置されている。従って、EGR通路部10E及びEGR通路10eは、その前端部と後端部との2箇所で向きを変える斜め通路に形成されている。
大取付フランジ24は、下が広い略台形で右向き縦面の接続面24aと、上1箇所かつ下2箇所で計3箇所のボルト用孔10hを有している。前下側のボルト用孔10hは、EGR通路部10Eの前側であるEGR始端部27と合流管部10Bとの上下中間でかつ、EGR通路10e及び合流通路10b(斜め通路10n)の何れにも干渉しない位置に設けることができている。また、前下側のボルト用孔10hの座穴28は、一般的なボルト回し工具(ソケットレンチ用ソケットなど)が問題無く使用できる大きさの径が得られている。
図5及び図9に示されるように、EGRクーラ(EGR通路部材の一例)11は、前端及び後端のそれぞれの支着フランジ29,30と、これら前支着フランジ29と後支着フランジ30との間の筒状のクーラ本体11Aとからなり、内部に大なるEGR通路(図示省略)が形成されている。前支着フランジ29にはエルボ管31が裸着されており、そのエルボ管31が前フランジ部22にボルト止めされるとともに、後支着フランジ30は後フランジ部23にその螺着用孔23a,23a(図8を参照)を用いてボルト止めされている。
エルボ管31は、前取付フランジ31Aと、後取付フランジ31Bと、パイプ材製のエルボ管体31Cと、を有してなる90度の曲がり管である。前取付フランジ31Aが前フランジ部22にボルト止めされ、後取付フランジ31Bは前支着フランジ29にボルト止めされている。つまり、排気マニホルド10のガス導出部10DからのEGRガス(排気ガス)は、エルボ管31を通ってEGRクーラ11に入り、EGRクーラ11である程度冷されたEGRガスはEGR通路部10Eを通ってから、シリンダヘッド2の終端側EGR通路部2Aのガス通路2a(図5を参照)へと流れる。
EGRクーラ11は前後に長い長尺形状であって、排気マニホルド10との上下間及びシリンダヘッド2との左右間には適度な隙間が確保されている。従って、エンジン前部に装備されている冷却ファン32(図2を参照)による後方向きの冷却風wはEGRクーラ11の表面付近をよく流れるので、良好な空冷作用が発揮される。
〔作用効果について〕
排気マニホルド10は、複数の排気ポートp1〜p4に対応した4箇所の排気枝管(排気入口部)10Aと、1つの排気出口部10Cと、排気枝管10Aからの排気ガスを集約して排気出口部10Cに送るための排気管部(排気合流部)10Bとを備え、吸気通路に向けてEGRガスを送るためのEGR通路部10Eが形成されている。つまり、排気マニホルド10にEGR通路(EGR通路部10E)が一体に形成されている。
故に、「EGR通路とその近傍の構造物(排気マニホルドなど)とが振動によって互いに干渉し、傷ついたり破損したりするおそれ」が起きない又は殆ど生じないようになる。排気マニホルド10は強度・合成に優れているので、EGR通路部10Eが排気マニホルド10以外の付近の構造物に触れる現象も生じないようになる。EGR通路部10Eと排気マニホルド10とは一体であるから、「相応の隙間を設ける必要があり、それによってエンジンが嵩高く(大型化)し易い傾向がある」という従来の問題も解消されるようになる。
その結果、比較的強度に余裕のある排気マニホルド10に着目しての構造工夫により、EGR通路(EGR通路部10E)を強度十分で、かつ、省スペースに配置できるようにして、小型エンジンにも信頼性を持って適用可能となるように改善されたEGR付エンジン用排気マニホルド10を提供することができている。
EGR通路部10Eは、合流管部10Bにおける長手方向の一端部である後端部に形成されるとともに、合流管部10Bにおける長手方向の他端部である前端部には、EGRガスを取り出すためのガス導出部10Dが形成されている。従って、ガス導出部10DとEGR通路部10Eの始端部との間に、EGRクーラ11などの外付けEGR通路(外部EGR)を設けることができ、設計の自由度の向上が可能になる。
この場合、ガス導出部10D及びEGR通路部10Eの始端部には、これら両者10D,10Eを繋ぐEGRクーラ11(EGR通路部材11)を取付けるための取付部22,23が設けられていると、EGRクーラ11の着脱が容易化されて好都合である。EGR通路部10Eの取付部23は、EGR通路部材11をボルト止めするためのフランジ部であり、フランジ部23は合流管部10Bに連続されていると、EGR通路部10Eの強度・剛性がより向上して好都合である。
EGR通路部10Eの終端部に、終端側EGR通路部2Aを連結するための終端取付部24が形成され、終端取付部24は、4つの排気枝管10Aのうちの最後部の第4排気枝管10Aをシリンダヘッド2に取付けるための取付部(取付フランジ10f)でもある。従って、EGR通路部10Eと排気枝管10Aとの機能の兼用化が図れて、より合理的なEGR通路一体形排気マニホルドが実現できている。
〔別実施形態〕
エルボ管31及びEGRクーラ11の双方が、鋳物材などによって排気マニホルド10に一体形成されている構造でも良い。
本発明は、実質的に排気枝管(排気入口部)10Aが極短い又は無い(箱型排気マニホルド)構造の排気マニホルドにも適用可能である。シリンダヘッドの複数の排気ポートを覆う1つの開口を持つ箱型排気マニホルドの場合は、排気入口部10Aは大開口部の1つである。また、箱型排気マニホルドでは、合流管部10Bは1つの大きな排気合流部である。
2A 終端側EGR通路部
10 排気マニホルド
10A 排気入口部(排気枝管)
10B 排気合流部(合流管部)
10C 排気出口部
10D ガス導出部
10E EGR通路部
11 EGR通路部材
22 取付部(前フランジ部)
23 取付部(後フランジ部)
24 終端取付部

Claims (6)

  1. 複数の排気ポートに対応した排気入口部と、1つの排気出口部と、前記排気入口部からの排気ガスを集約して前記排気出口部に送るための排気合流部とを備えるとともに、吸気通路に向けてEGRガスを送るためのEGR通路部が形成されているEGR付エンジン用排気マニホルド。
  2. 前記EGR通路部は、前記排気合流部における長手方向の一端部に形成されるとともに、前記排気合流部における長手方向の他端部には、EGRガスを取り出すためのガス導出部が形成されている請求項1に記載のEGR付エンジン用排気マニホルド。
  3. 前記ガス導出部及び前記EGR通路部の始端部には、これら両者を繋ぐEGR通路部材を取付けるための取付部が設けられている請求項2に記載のEGR付エンジン用排気マニホルド。
  4. 前記EGR通路部の取付部は、前記EGR通路部材をボルト止めするためのフランジ部であり、前記フランジ部は前記合流通路部に連続されている請求項3に記載のEGR付エンジン用排気マニホルド。
  5. 前記EGR通路部の終端部に、終端側EGR通路部を連結するための終端取付部が形成されるとともに、前記終端取付部は、複数の前記排気入口部のうちの一つをシリンダヘッドに取付けるための取付部でもある請求項1〜4の何れか一項に記載のEGR付エンジン用排気マニホルド。
  6. 前記排気入口部、前記排気合流部、前記排気出口部、及び前記EGR通路部が鋳鉄材により一体形成されている請求項1〜5の何れか一項に記載のEGR付エンジン用排気マニホルド。
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