JP2021110219A - 蒸気式冬路面防氷車 - Google Patents

Abstract

【課題】冬の路面は、前夜の気温が低いと、翌朝に凍りやすい。路面凍結後は通常路面で除氷作業を行うが、作業の難易度が高い一方、翌日通勤する歩行者や車両に影響しかねない。この問題を解決するための蒸気式冬路面防氷車を提供する。【解決手段】作業箱１０と前記作業箱の中に設けられた作業空間１１を含み、前記作業空間の中には動力を供給できる蒸気装置６６が設けられ、前記作業箱の右部の上面にはタンク２８が固定的に設けられ、前記タンクの中には上方に開口した空間２９が設けられ、前記空間の中には道路の凍結を防止できる工業用塩がいっぱい入っており、前記作業空間の右壁には前記タンクの下側に位置する推動箱３３が固定的に設けられ、前記推動箱の中には推動空間３５が設けられ、前記推動空間と前記空間がテーパ穴３０によって連通され、前記推動空間の中には押し板３２がスライドできるように設けられている。【選択図】図１

Description

本願発明は蒸気機関分野を取り上げて、具体的には蒸気式冬路面防氷車である。

冬の路面は、前夜の気温が低いと、翌朝に凍りやすい。路面凍結後は通常路面で除氷作業を行うが、作業の難易度が高い一方、翌日通勤する歩行者や車両に影響しかねない。したがって、上記の問題を解決するために、本願発明を設計した。

中国特許出願公開第１０６３９４６０７号明細書

本願発明の目的は蒸気式冬路面防氷車を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。

上記の課題を解決するため、本願発明は以下の技術プランを採用する：本願発明である蒸気式冬路面防氷車は、作業箱と前記作業箱の中に設けられた作業空間を含み、前記作業空間の中には動力を供給できる蒸気装置が設けられ、前記作業箱の右部の上面にはタンクが固定的に設けられ、前記タンクの中には上方に開口した空間が設けられ、前記空間の中には道路の凍結を防止できる工業用塩がいっぱい入っており、前記作業空間の右壁には前記タンクの下側に位置する推動箱が固定的に設けられ、前記推動箱の中には推動空間が設けられ、前記推動空間と前記空間がテーパ穴によって連通され、前記推動空間の中には押し板がスライドできるように設けられ、前記推動箱の右壁には排出口が設けられ、前記排出口が前記推動箱の右壁を貫通し且つ前記作業箱の右側まで右方へ延びており、前記押し板は前記推動空間の中の工業用塩を前記排出口の中に押し込むことで工業用塩を路面に落とすことができ、前記作業箱の中には蒸気加熱後の余熱を重複利用できる余熱回収装置が固定的に設けられ、前記余熱回収装置は余熱のある蒸気を入れることのできる排ガス管を含み、前記排ガス管が位置的に前後対称に設けられ、前記排ガス管の下面には蒸気を噴出できる噴霧器が固定的に設けられ、前記作業空間の中には運動装置が設けられ、前記運動装置が前記蒸気装置から動力を供給され、前記運動装置は前記作業空間の前後内壁に回転できるように連結された第一回転軸を含み、前記第一回転軸には第一傘歯車が固定的に設けられ、前記作業空間の前後壁には前記第一回転軸の左側に位置する第二回転軸が回転できるように設けられ、前記第二回転軸と前記第一回転軸が第一プーリーによって伝動できるように連結され、前記第二回転軸と前記第一回転軸には回転可能な回転輪が二組固定されている。

更の技術プラン、前記蒸気装置は、前記作業空間の左内壁に固定的に連結された蒸気ブロックを含み、前記蒸気ブロックの中には蒸気空間が設けられ、前記蒸気ブロックの上端には前記蒸気空間の上側に位置する給気口が設けられ、前記給気口が前記蒸気ブロックの上端を貫通しており、蒸気が前記給気口から前記蒸気空間の中に入り、前記蒸気空間の底壁にはスライドブロックがスライドできるように設けられ、前記スライドブロックの中にはスライド空間が設けられ、前記蒸気ブロックの中には前記スライド空間の下側に位置する蒸気回収空間が設けられ、前記スライド空間が前記蒸気回収空間と連通しており、前記蒸気ブロックの中には前記蒸気回収空間の下側に位置するピストン空間が固定的に設けられ、前記ピストン空間と前記蒸気空間が前記給気穴と排気穴によって連通され、前記ピストン空間の中にはピストンがスライドできるように設けられ、前記排ガス管が前記蒸気回収空間の前後内壁に固定的に連結され、蒸気が前記給気穴から前記ピストン空間の中に入って前記ピストンを左右にスライドさせた後に前記排気穴から前記スライド空間の中に入り、前記蒸気回収空間の中に入った蒸気が前記排ガス管の中まで流れる。

更の技術プラン、前記蒸気ブロックの右面には運動箱が固定的に設けられ、前記運動箱の中には運動空間が設けられ、前記運動空間が前記運動箱を左右に貫通しており、前記運動空間の上下内壁にはスライドブロックがスライドできるように設けられ、前記ピストンの右面には前記蒸気ブロックの右側まで右方へ延びたスライドロッドが固定的に設けられ、前記スライドロッドの右端が前記スライドブロックの左面に固定的に連結され、前記作業空間の前後内壁には前記運動箱の右側に位置する第三回転軸が回転できるように設けられ、前記第三回転軸にはカムが固定的に設けられ、前記第三回転軸には前記カムの後側に位置する第二傘歯車が固定的に設けられ、前記スライドブロックには第一回転棒がヒンジによって連結され、前記第一回転棒の他端が前記カムの突出部分とヒンジによって連結され、前記第一回転棒の上面には第二回転棒が固定的に設けられ、前記第二回転棒が上方へ前記運動箱を貫通し且つ前記運動箱の上壁とヒンジによって連結され、前記運動箱の上面には固定ブロックが固定的に設けられ、前記固定ブロックの中には滑り棒がスライドできるように設けられ、前記滑り棒が前記蒸気空間の中まで左方へ延びており、前記滑り棒が前記スライドブロックの右面に固定的に連結され、前記滑り棒の右端には第三回転棒がヒンジによって連結され、前記第三回転棒の他端が第四回転棒とヒンジによって連結され、前記第四回転棒の他端が前記第二回転棒の上端にヒンジによって連結され、前記ピストンが前記ピストン空間の右内壁と当接するまで右方へスライドしたとき、前記スライドブロックが前記給気穴と前記排気穴の上部開口を閉鎖できるまで左方へスライドする。

更の技術プラン、前記運動箱の上面には第四回転軸が回転できるように設けられ、前記第四回転軸の頂端には回転板が固定的に設けられ、前記回転板の上面には固定棒が固定的に設けられ、前記押し板の左面には押し棒が固定的に設けられ、前記押し棒が前記推動箱の左側まで左方へ延びており、前記押し棒が前記固定棒とヒンジによって連結され、前記回転板は回転するときに前記押し棒を絶えずに左右にスライドさせる。

更の技術プラン、前記作業空間の上壁には前記推動箱の後側に位置する第五回転軸が回転できるように設けられ、前記第五回転軸と前記第四回転軸が第二プーリーによって伝動できるように連結され、前記第五回転軸の底部末端には前記第二傘歯車と噛み合った第三傘歯車が固定的に設けられている。

更の技術プラン、前記運動箱の下面には前記第一回転軸の上側に位置する第六回転軸が回転できるように設けられ、前記第六回転軸の底部末端には前記第一傘歯車と噛み合った第四傘歯車が固定的に設けられ、前記作業空間の底壁には第七回転軸が回転できるように設けられ、前記第七回転軸と前記第六回転軸が前記第七回転軸が回転できるように設けられ、前記第七回転軸と前記第六回転軸が第三プーリーによって伝動できるように連結され、前記第七回転軸の頂端には前記第二傘歯車と噛み合った第五傘歯車が固定的に設けられている。

本願発明は、気温が低いときに凍結前の道路で使用され、本発明は蒸気式だから、余熱のある蒸気を再利用して路面にかけ、路面を加温・加湿し、また、タンク内の工業用塩を加湿・加湿された路面に均一に撒くことで、路面の凍結を防止できる。

下記に図１〜３をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する：図１は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図１の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。

図１は本願発明の全体構成略図 図２は図１のＡ―Ａの構成略図 図３は図１のＢ―Ｂの構成略図

図１〜３を参照し、本願発明である蒸気式冬路面防氷車は、作業箱１０と前記作業箱１０の中に設けられた作業空間１１を含み、前記作業空間１１の中には動力を供給できる蒸気装置６６が設けられ、前記作業箱１０の右部の上面にはタンク２８が固定的に設けられ、前記タンク２８の中には上方に開口した空間２９が設けられ、前記空間２９の中には道路の凍結を防止できる工業用塩がいっぱい入っており、前記作業空間１１の右壁には前記タンク２８の下側に位置する推動箱３３が固定的に設けられ、前記推動箱３３の中には推動空間３５が設けられ、前記推動空間３５と前記空間２９がテーパ穴３０によって連通され、前記推動空間３５の中には押し板３２がスライドできるように設けられ、前記推動箱３３の右壁には排出口３１が設けられ、前記排出口３１が前記推動箱３３の右壁を貫通し且つ前記作業箱１０の右側まで右方へ延びており、前記押し板３２は前記推動空間３５の中の工業用塩を前記排出口３１の中に押し込むことで工業用塩を路面に落とすことができ、前記作業箱１０の中には蒸気加熱後の余熱を重複利用できる余熱回収装置６７が固定的に設けられ、前記余熱回収装置６７は余熱のある蒸気を入れることのできる排ガス管５７を含み、前記排ガス管５７が位置的に前後対称に設けられ、前記排ガス管５７の下面には蒸気を噴出できる噴霧器６０が固定的に設けられ、前記作業空間１１の中には運動装置６８が設けられ、前記運動装置６８が前記蒸気装置６６から動力を供給され、前記運動装置６８は前記作業空間１１の前後内壁に回転できるように連結された第一回転軸５２を含み、前記第一回転軸５２には第一傘歯車５１が固定的に設けられ、前記作業空間１１の前後壁には前記第一回転軸５２の左側に位置する第二回転軸５８が回転できるように設けられ、前記第二回転軸５８と前記第一回転軸５２が第一プーリー５６によって伝動できるように連結され、前記第二回転軸５８と前記第一回転軸５２には回転可能な回転輪５９が二組固定されている。

有益に、前記蒸気装置６６は、前記作業空間１１の左内壁に固定的に連結された蒸気ブロック１７を含み、前記蒸気ブロック１７の中には蒸気空間１６が設けられ、前記蒸気ブロック１７の上端には前記蒸気空間１６の上側に位置する給気口１８が設けられ、前記給気口１８が前記蒸気ブロック１７の上端を貫通しており、蒸気が前記給気口１８から前記蒸気空間１６の中に入り、前記蒸気空間１６の底壁にはスライドブロック２０がスライドできるように設けられ、前記スライドブロック２０の中にはスライド空間１９が設けられ、前記蒸気ブロック１７の中には前記スライド空間１９の下側に位置する蒸気回収空間４９が設けられ、前記スライド空間１９が前記蒸気回収空間４９と連通しており、前記蒸気ブロック１７の中には前記蒸気回収空間４９の下側に位置するピストン空間１３が固定的に設けられ、前記ピストン空間１３と前記蒸気空間１６が前記給気穴１５と排気穴４８によって連通され、前記ピストン空間１３の中にはピストン１４がスライドできるように設けられ、前記排ガス管５７が前記蒸気回収空間４９の前後内壁に固定的に連結され、蒸気が前記給気穴１５から前記ピストン空間１３の中に入って前記ピストン１４を左右にスライドさせた後に前記排気穴４８から前記スライド空間１９の中に入り、前記蒸気回収空間４９の中に入った蒸気が前記排ガス管５７の中まで流れる。

有益に、前記蒸気ブロック１７の右面には運動箱４６が固定的に設けられ、前記運動箱４６の中には運動空間４５が設けられ、前記運動空間４５が前記運動箱４６を左右に貫通しており、前記運動空間４５の上下内壁にはスライドブロック４７がスライドできるように設けられ、前記ピストン１４の右面には前記蒸気ブロック１７の右側まで右方へ延びたスライドロッド５０が固定的に設けられ、前記スライドロッド５０の右端が前記スライドブロック４７の左面に固定的に連結され、前記作業空間１１の前後内壁には前記運動箱４６の右側に位置する第三回転軸３９が回転できるように設けられ、前記第三回転軸３９にはカム４３が固定的に設けられ、前記第三回転軸３９には前記カム４３の後側に位置する第二傘歯車３８が固定的に設けられ、前記スライドブロック４７には第一回転棒５５がヒンジによって連結され、前記第一回転棒５５の他端が前記カム４３の突出部分とヒンジによって連結され、前記第一回転棒５５の上面には第二回転棒２５が固定的に設けられ、前記第二回転棒２５が上方へ前記運動箱４６を貫通し且つ前記運動箱４６の上壁とヒンジによって連結され、前記運動箱４６の上面には固定ブロック２２が固定的に設けられ、前記固定ブロック２２の中には滑り棒２１がスライドできるように設けられ、前記滑り棒２１が前記蒸気空間１６の中まで左方へ延びており、前記滑り棒２１が前記スライドブロック２０の右面に固定的に連結され、前記滑り棒２１の右端には第三回転棒２３がヒンジによって連結され、前記第三回転棒２３の他端が第四回転棒２４とヒンジによって連結され、前記第四回転棒２４の他端が前記第二回転棒２５の上端にヒンジによって連結され、前記ピストン１４が前記ピストン空間１３の右内壁と当接するまで右方へスライドしたとき、前記スライドブロック２０が前記給気穴１５と前記排気穴４８の上部開口を閉鎖できるまで左方へスライドする。

有益に、前記運動箱４６の上面には第四回転軸２７が回転できるように設けられ、前記第四回転軸２７の頂端には回転板２６が固定的に設けられ、前記回転板２６の上面には固定棒６１が固定的に設けられ、前記押し板３２の左面には押し棒３４が固定的に設けられ、前記押し棒３４が前記推動箱３３の左側まで左方へ延びており、前記押し棒３４が前記固定棒６１とヒンジによって連結され、前記回転板２６は回転するときに前記押し棒３４を絶えずに左右にスライドさせる。

有益に、前記作業空間１１の上壁には前記推動箱３３の後側に位置する第五回転軸３６が回転できるように設けられ、前記第五回転軸３６と前記第四回転軸２７が第二プーリー４４によって伝動できるように連結され、前記第五回転軸３６の底部末端には前記第二傘歯車３８と噛み合った第三傘歯車３７が固定的に設けられている。

有益に、前記運動箱４６の下面には前記第一回転軸５２の上側に位置する第六回転軸５３が回転できるように設けられ、前記第六回転軸５３の底部末端には前記第一傘歯車５１と噛み合った第四傘歯車５４が固定的に設けられ、前記作業空間１１の底壁には第七回転軸４０が回転できるように設けられ、前記第七回転軸４０と前記第六回転軸５３が前記第七回転軸４０が回転できるように設けられ、前記第七回転軸４０と前記第六回転軸５３が第三プーリー４２によって伝動できるように連結され、前記第七回転軸４０の頂端には前記第二傘歯車３８と噛み合った第五傘歯車４１が固定的に設けられている。

本願発明全体の機械作動順序：
初期状態に、給気穴１５の上部開口は開いており、排気穴４８の上部開口は開いており、ピストン１４はピストン空間１３の中の左側に位置する。
１、本願発明で路面に対して防氷作業を行うとき、まず路面凍結を防止できる工業用塩を空間２９の中に入れ、蒸気を給気口１８に入れる。
２、吸気口１８の中の蒸気が蒸気空間１６の中に入った後に給気穴１５からピストン空間１３の中に入ってピストン１４を右方へスライドさせ、ピストン１４が蒸気に押し動かされて右方へスライドすることによってピストン１４の右側の蒸気を排気穴４８からスライド空間１９の中に押し込み、蒸気が蒸気回収空間４９の中に入った後に排ガス管５７から噴霧器６０の中に入り、噴霧器６０が余熱のある蒸気を路面に噴出することによって、路面が一定の温度と湿度になる。
３、ピストン１４が右方へスライドしスライドロッド５０を右方へスライドさせ、スライドロッド５０が右方へスライドしスライドブロック４７を右方へスライドさせ、スライドブロック４７が右方へスライドし第一回転棒５５を回転させ、第一回転棒５５が回転し第二回転棒２５を回転させ、第二回転棒２５が回転し第四回転棒２４を回転させ、第四回転棒２４が回転し第三回転棒２３を回転させ、第三回転棒２３が回転することによって滑り棒２１が押し動かされて左方へスライドし、滑り棒２１が左方へスライドしスライドブロック２０を左方へスライドさせ、ピストン１４がピストン空間１３の右内壁と当接するまで右方へスライドしたとき、スライドブロック２０が給気穴１５と排気穴４８の上部開口を閉鎖できるまで左方へスライドする。
４、第一回転棒５５が回転しカム４３を回転させ、カム４３が回転し第三回転軸３９を回転させ、第三回転軸３９が回転し第二傘歯車３８を回転させ、第二傘歯車３８が第五傘歯車４１と噛み合っているため、第二傘歯車３８が回転し第五傘歯車４１を回転させ、第五傘歯車４１が回転し第七回転軸４０を回転させ、第七回転軸４０と第六回転軸５３が第三プーリー４２によって伝動できるように連結されたため、第七回転軸４０が回転し第六回転軸５３を回転させ、第六回転軸５３が回転し第四傘歯車５４を回転させ、第四傘歯車５４が第一傘歯車５１と噛み合っているため、第四傘歯車５４が回転し第一傘歯車５１を回転させ、第一傘歯車５１が回転し第一回転軸５２を回転させ、第一回転軸５２と第二回転軸５８が第一プーリー５６によって伝動できるように連結されたため、第一回転軸５２が回転し第二回転軸５８を回転させ、第一回転軸５２と第二回転軸５８が回転し回転輪５９を回転させることで本願発明を路面で移動させる。
５、第二傘歯車３８が第三傘歯車３７と噛み合っているため、第二傘歯車３８が回転し第三傘歯車３７を回転させ、第三傘歯車３７が回転し第五回転軸３６を回転させ、第五回転軸３６と第四回転軸２７が第二プーリー４４によって伝動できるように連結されたため、第五回転軸３６が回転し第四回転軸２７を回転させ、第四回転軸２７が回転し回転板２６を回転させ、回転板２６が回転し固定棒６１を回転させ、固定棒６１が押し棒３４とヒンジによって連結されたため、固定棒６１が回転することによって押し棒３４を絶えずに左右にスライドさせ、押し棒３４が左右にスライドし押し板３２を絶えずに左右にスライドさせ、空間２９からテーパ穴３０を経由して推動空間３５の中に入った工業用塩は押し板３２が絶えずに左右にスライドすることによって排出口３１の中に押し込まれて地面に落ち、工業用塩が地面と十分に接触した後、地面が寒い冬に凍結することは防止される。

以上に述べたのはただ本願発明の具体的な実施方式で、本願発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本願発明の保護範囲にカバーされる。だから本願発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。

本願発明は蒸気機関分野を取り上げて、具体的には蒸気式冬路面防氷車である。

冬の路面は、前夜の気温が低いと、翌朝に凍りやすい。路面凍結後は通常路面で除氷作業を行うが、作業の難易度が高い一方、翌日通勤する歩行者や車両に影響しかねない。したがって、上記の問題を解決するために、本願発明を設計した。

中国特許出願公開第１０６３９４６０７号明細書

本願発明の目的は蒸気式冬路面防氷車を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。

上記の課題を解決するため、本願発明は以下の技術プランを採用する：本願発明である蒸気式冬路面防氷車は、作業箱と前記作業箱の中に設けられた作業空間を含み、前記作業空間の中には動力を供給できる蒸気装置が設けられ、前記作業箱の右部の上面にはタンクが固定的に設けられ、前記タンクの中には上方に開口した空間が設けられ、前記空間の中には道路の凍結を防止できる工業用塩がいっぱい入っており、前記作業空間の右壁には前記タンクの下側に位置する推動箱が固定的に設けられ、前記推動箱の中には推動空間が設けられ、前記推動空間と前記空間がテーパ穴によって連通され、前記推動空間の中には押し板がスライドできるように設けられ、前記推動箱の右壁には排出口が設けられ、前記排出口が前記推動箱の右壁を貫通し且つ前記作業箱の右側まで右方へ延びており、前記押し板は前記推動空間の中の工業用塩を前記排出口の中に押し込むことで工業用塩を路面に落とすことができ、前記作業箱の中には蒸気加熱後の余熱を重複利用できる余熱回収装置が固定的に設けられ、前記余熱回収装置は余熱のある蒸気を入れることのできる排ガス管を含み、前記排ガス管が位置的に前後対称に設けられ、前記排ガス管の下面には蒸気を噴出できる噴霧器が固定的に設けられ、前記作業空間の中には運動装置が設けられ、前記運動装置が前記蒸気装置から動力を供給され、前記運動装置は前記作業空間の前後内壁に回転できるように連結された第一回転軸を含み、前記第一回転軸には第一傘歯車が固定的に設けられ、前記作業空間の前後壁には前記第一回転軸の左側に位置する第二回転軸が回転できるように設けられ、前記第二回転軸と前記第一回転軸が第一プーリーによって伝動できるように連結され、前記第二回転軸と前記第一回転軸には回転可能な回転輪が二組固定されている。

更の技術プラン、前記蒸気装置は、前記作業空間の左内壁に固定的に連結された蒸気ブロックを含み、前記蒸気ブロックの中には蒸気空間が設けられ、前記蒸気ブロックの上端には前記蒸気空間の上側に位置する給気口が設けられ、前記給気口が前記蒸気ブロックの上端を貫通しており、蒸気が前記給気口から前記蒸気空間の中に入り、前記蒸気空間の底壁にはスライドブロックがスライドできるように設けられ、前記スライドブロックの中にはスライド空間が設けられ、前記蒸気ブロックの中には前記スライド空間の下側に位置する蒸気回収空間が設けられ、前記スライド空間が前記蒸気回収空間と連通しており、前記蒸気ブロックの中には前記蒸気回収空間の下側に位置するピストン空間が固定的に設けられ、前記ピストン空間と前記蒸気空間が給気穴と排気穴によって連通され、前記ピストン空間の中にはピストンがスライドできるように設けられ、前記排ガス管が前記蒸気回収空間の前後内壁に固定的に連結され、蒸気が前記給気穴から前記ピストン空間の中に入って前記ピストンを左右にスライドさせた後に前記排気穴から前記スライド空間の中に入り、前記蒸気回収空間の中に入った蒸気が前記排ガス管の中まで流れる。

更の技術プラン、前記蒸気ブロックの右面には運動箱が固定的に設けられ、前記運動箱の中には運動空間が設けられ、前記運動空間が前記運動箱を左右に貫通しており、前記運動空間の上下内壁にはスライドブロックがスライドできるように設けられ、前記ピストンの右面には前記蒸気ブロックの右側まで右方へ延びたスライドロッドが固定的に設けられ、前記スライドロッドの右端が前記スライドブロックの左面に固定的に連結され、前記作業空間の前後内壁には前記運動箱の右側に位置する第三回転軸が回転できるように設けられ、前記第三回転軸にはカムが固定的に設けられ、前記第三回転軸には前記カムの後側に位置する第二傘歯車が固定的に設けられ、前記スライドブロックには第一回転棒がヒンジによって連結され、前記第一回転棒の他端が前記カムの突出部分とヒンジによって連結され、前記第一回転棒の上面には第二回転棒が固定的に設けられ、前記第二回転棒が上方へ前記運動箱を貫通し且つ前記運動箱の上壁とヒンジによって連結され、前記運動箱の上面には固定ブロックが固定的に設けられ、前記固定ブロックの中には滑り棒がスライドできるように設けられ、前記滑り棒が前記蒸気空間の中まで左方へ延びており、前記滑り棒が前記スライドブロックの右面に固定的に連結され、前記滑り棒の右端には第三回転棒がヒンジによって連結され、前記第三回転棒の他端が第四回転棒とヒンジによって連結され、前記第四回転棒の他端が前記第二回転棒の上端にヒンジによって連結され、前記ピストンが前記ピストン空間の右内壁と当接するまで右方へスライドしたとき、前記スライドブロックが前記給気穴と前記排気穴の上部開口を閉鎖できるまで左方へスライドする。

更の技術プラン、前記運動箱の上面には第四回転軸が回転できるように設けられ、前記第四回転軸の頂端には回転板が固定的に設けられ、前記回転板の上面には固定棒が固定的に設けられ、前記押し板の左面には押し棒が固定的に設けられ、前記押し棒が前記推動箱の左側まで左方へ延びており、前記押し棒が前記固定棒とヒンジによって連結され、前記回転板は回転するときに前記押し棒を絶えずに左右にスライドさせる。

更の技術プラン、前記作業空間の上壁には前記推動箱の後側に位置する第五回転軸が回転できるように設けられ、前記第五回転軸と前記第四回転軸が第二プーリーによって伝動できるように連結され、前記第五回転軸の底部末端には前記第二傘歯車と噛み合った第三傘歯車が固定的に設けられている。

更の技術プラン、前記運動箱の下面には前記第一回転軸の上側に位置する第六回転軸が回転できるように設けられ、前記第六回転軸の底部末端には前記第一傘歯車と噛み合った第四傘歯車が固定的に設けられ、前記作業空間の底壁には第七回転軸が回転できるように設けられ、前記第七回転軸と前記第六回転軸が前記第七回転軸が回転できるように設けられ、前記第七回転軸と前記第六回転軸が第三プーリーによって伝動できるように連結され、前記第七回転軸の頂端には前記第二傘歯車と噛み合った第五傘歯車が固定的に設けられている。

本願発明は、気温が低いときに凍結前の道路で使用され、本発明は蒸気式だから、余熱のある蒸気を再利用して路面にかけ、路面を加温・加湿し、また、タンク内の工業用塩を加湿・加湿された路面に均一に撒くことで、路面の凍結を防止できる。

下記に図１〜３をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する：図１は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図１の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。

図１は本願発明の全体構成略図 図２は図１のＡ―Ａの構成略図 図３は図１のＢ―Ｂの構成略図

図１〜３を参照し、本願発明である蒸気式冬路面防氷車は、作業箱１０と前記作業箱１０の中に設けられた作業空間１１を含み、前記作業空間１１の中には動力を供給できる蒸気装置６６が設けられ、前記作業箱１０の右部の上面にはタンク２８が固定的に設けられ、前記タンク２８の中には上方に開口した空間２９が設けられ、前記空間２９の中には道路の凍結を防止できる工業用塩がいっぱい入っており、前記作業空間１１の右壁には前記タンク２８の下側に位置する推動箱３３が固定的に設けられ、前記推動箱３３の中には推動空間３５が設けられ、前記推動空間３５と前記空間２９がテーパ穴３０によって連通され、前記推動空間３５の中には押し板３２がスライドできるように設けられ、前記推動箱３３の右壁には排出口３１が設けられ、前記排出口３１が前記推動箱３３の右壁を貫通し且つ前記作業箱１０の右側まで右方へ延びており、前記押し板３２は前記推動空間３５の中の工業用塩を前記排出口３１の中に押し込むことで工業用塩を路面に落とすことができ、前記作業箱１０の中には蒸気加熱後の余熱を重複利用できる余熱回収装置６７が固定的に設けられ、前記余熱回収装置６７は余熱のある蒸気を入れることのできる排ガス管５７を含み、前記排ガス管５７が位置的に前後対称に設けられ、前記排ガス管５７の下面には蒸気を噴出できる噴霧器６０が固定的に設けられ、前記作業空間１１の中には運動装置６８が設けられ、前記運動装置６８が前記蒸気装置６６から動力を供給され、前記運動装置６８は前記作業空間１１の前後内壁に回転できるように連結された第一回転軸５２を含み、前記第一回転軸５２には第一傘歯車５１が固定的に設けられ、前記作業空間１１の前後壁には前記第一回転軸５２の左側に位置する第二回転軸５８が回転できるように設けられ、前記第二回転軸５８と前記第一回転軸５２が第一プーリー５６によって伝動できるように連結され、前記第二回転軸５８と前記第一回転軸５２には回転可能な回転輪５９が二組固定されている。

有益に、前記蒸気装置６６は、前記作業空間１１の左内壁に固定的に連結された蒸気ブロック１７を含み、前記蒸気ブロック１７の中には蒸気空間１６が設けられ、前記蒸気ブロック１７の上端には前記蒸気空間１６の上側に位置する給気口１８が設けられ、前記給気口１８が前記蒸気ブロック１７の上端を貫通しており、蒸気が前記給気口１８から前記蒸気空間１６の中に入り、前記蒸気空間１６の底壁にはスライドブロック２０がスライドできるように設けられ、前記スライドブロック２０の中にはスライド空間１９が設けられ、前記蒸気ブロック１７の中には前記スライド空間１９の下側に位置する蒸気回収空間４９が設けられ、前記スライド空間１９が前記蒸気回収空間４９と連通しており、前記蒸気ブロック１７の中には前記蒸気回収空間４９の下側に位置するピストン空間１３が固定的に設けられ、前記ピストン空間１３と前記蒸気空間１６が給気穴１５と排気穴４８によって連通され、前記ピストン空間１３の中にはピストン１４がスライドできるように設けられ、前記排ガス管５７が前記蒸気回収空間４９の前後内壁に固定的に連結され、蒸気が前記給気穴１５から前記ピストン空間１３の中に入って前記ピストン１４を左右にスライドさせた後に前記排気穴４８から前記スライド空間１９の中に入り、前記蒸気回収空間４９の中に入った蒸気が前記排ガス管５７の中まで流れる。

有益に、前記蒸気ブロック１７の右面には運動箱４６が固定的に設けられ、前記運動箱４６の中には運動空間４５が設けられ、前記運動空間４５が前記運動箱４６を左右に貫通しており、前記運動空間４５の上下内壁にはスライドブロック４７がスライドできるように設けられ、前記ピストン１４の右面には前記蒸気ブロック１７の右側まで右方へ延びたスライドロッド５０が固定的に設けられ、前記スライドロッド５０の右端が前記スライドブロック４７の左面に固定的に連結され、前記作業空間１１の前後内壁には前記運動箱４６の右側に位置する第三回転軸３９が回転できるように設けられ、前記第三回転軸３９にはカム４３が固定的に設けられ、前記第三回転軸３９には前記カム４３の後側に位置する第二傘歯車３８が固定的に設けられ、前記スライドブロック４７には第一回転棒５５がヒンジによって連結され、前記第一回転棒５５の他端が前記カム４３の突出部分とヒンジによって連結され、前記第一回転棒５５の上面には第二回転棒２５が固定的に設けられ、前記第二回転棒２５が上方へ前記運動箱４６を貫通し且つ前記運動箱４６の上壁とヒンジによって連結され、前記運動箱４６の上面には固定ブロック２２が固定的に設けられ、前記固定ブロック２２の中には滑り棒２１がスライドできるように設けられ、前記滑り棒２１が前記蒸気空間１６の中まで左方へ延びており、前記滑り棒２１が前記スライドブロック２０の右面に固定的に連結され、前記滑り棒２１の右端には第三回転棒２３がヒンジによって連結され、前記第三回転棒２３の他端が第四回転棒２４とヒンジによって連結され、前記第四回転棒２４の他端が前記第二回転棒２５の上端にヒンジによって連結され、前記ピストン１４が前記ピストン空間１３の右内壁と当接するまで右方へスライドしたとき、前記スライドブロック２０が前記給気穴１５と前記排気穴４８の上部開口を閉鎖できるまで左方へスライドする。

有益に、前記運動箱４６の上面には第四回転軸２７が回転できるように設けられ、前記第四回転軸２７の頂端には回転板２６が固定的に設けられ、前記回転板２６の上面には固定棒６１が固定的に設けられ、前記押し板３２の左面には押し棒３４が固定的に設けられ、前記押し棒３４が前記推動箱３３の左側まで左方へ延びており、前記押し棒３４が前記固定棒６１とヒンジによって連結され、前記回転板２６は回転するときに前記押し棒３４を絶えずに左右にスライドさせる。

有益に、前記作業空間１１の上壁には前記推動箱３３の後側に位置する第五回転軸３６が回転できるように設けられ、前記第五回転軸３６と前記第四回転軸２７が第二プーリー４４によって伝動できるように連結され、前記第五回転軸３６の底部末端には前記第二傘歯車３８と噛み合った第三傘歯車３７が固定的に設けられている。

有益に、前記運動箱４６の下面には前記第一回転軸５２の上側に位置する第六回転軸５３が回転できるように設けられ、前記第六回転軸５３の底部末端には前記第一傘歯車５１と噛み合った第四傘歯車５４が固定的に設けられ、前記作業空間１１の底壁には第七回転軸４０が回転できるように設けられ、前記第七回転軸４０と前記第六回転軸５３が前記第七回転軸４０が回転できるように設けられ、前記第七回転軸４０と前記第六回転軸５３が第三プーリー４２によって伝動できるように連結され、前記第七回転軸４０の頂端には前記第二傘歯車３８と噛み合った第五傘歯車４１が固定的に設けられている。

本願発明全体の機械作動順序：
初期状態に、給気穴１５の上部開口は開いており、排気穴４８の上部開口は開いており、ピストン１４はピストン空間１３の中の左側に位置する。
１、本願発明で路面に対して防氷作業を行うとき、まず路面凍結を防止できる工業用塩を空間２９の中に入れ、蒸気を給気口１８に入れる。
２、吸気口１８の中の蒸気が蒸気空間１６の中に入った後に給気穴１５からピストン空間１３の中に入ってピストン１４を右方へスライドさせ、ピストン１４が蒸気に押し動かされて右方へスライドすることによってピストン１４の右側の蒸気を排気穴４８からスライド空間１９の中に押し込み、蒸気が蒸気回収空間４９の中に入った後に排ガス管５７から噴霧器６０の中に入り、噴霧器６０が余熱のある蒸気を路面に噴出することによって、路面が一定の温度と湿度になる。
３、ピストン１４が右方へスライドしスライドロッド５０を右方へスライドさせ、スライドロッド５０が右方へスライドしスライドブロック４７を右方へスライドさせ、スライドブロック４７が右方へスライドし第一回転棒５５を回転させ、第一回転棒５５が回転し第二回転棒２５を回転させ、第二回転棒２５が回転し第四回転棒２４を回転させ、第四回転棒２４が回転し第三回転棒２３を回転させ、第三回転棒２３が回転することによって滑り棒２１が押し動かされて左方へスライドし、滑り棒２１が左方へスライドしスライドブロック２０を左方へスライドさせ、ピストン１４がピストン空間１３の右内壁と当接するまで右方へスライドしたとき、スライドブロック２０が給気穴１５と排気穴４８の上部開口を閉鎖できるまで左方へスライドする。
４、第一回転棒５５が回転しカム４３を回転させ、カム４３が回転し第三回転軸３９を回転させ、第三回転軸３９が回転し第二傘歯車３８を回転させ、第二傘歯車３８が第五傘歯車４１と噛み合っているため、第二傘歯車３８が回転し第五傘歯車４１を回転させ、第五傘歯車４１が回転し第七回転軸４０を回転させ、第七回転軸４０と第六回転軸５３が第三プーリー４２によって伝動できるように連結されたため、第七回転軸４０が回転し第六回転軸５３を回転させ、第六回転軸５３が回転し第四傘歯車５４を回転させ、第四傘歯車５４が第一傘歯車５１と噛み合っているため、第四傘歯車５４が回転し第一傘歯車５１を回転させ、第一傘歯車５１が回転し第一回転軸５２を回転させ、第一回転軸５２と第二回転軸５８が第一プーリー５６によって伝動できるように連結されたため、第一回転軸５２が回転し第二回転軸５８を回転させ、第一回転軸５２と第二回転軸５８が回転し回転輪５９を回転させることで本願発明を路面で移動させる。
５、第二傘歯車３８が第三傘歯車３７と噛み合っているため、第二傘歯車３８が回転し第三傘歯車３７を回転させ、第三傘歯車３７が回転し第五回転軸３６を回転させ、第五回転軸３６と第四回転軸２７が第二プーリー４４によって伝動できるように連結されたため、第五回転軸３６が回転し第四回転軸２７を回転させ、第四回転軸２７が回転し回転板２６を回転させ、回転板２６が回転し固定棒６１を回転させ、固定棒６１が押し棒３４とヒンジによって連結されたため、固定棒６１が回転することによって押し棒３４を絶えずに左右にスライドさせ、押し棒３４が左右にスライドし押し板３２を絶えずに左右にスライドさせ、空間２９からテーパ穴３０を経由して推動空間３５の中に入った工業用塩は押し板３２が絶えずに左右にスライドすることによって排出口３１の中に押し込まれて地面に落ち、工業用塩が地面と十分に接触した後、地面が寒い冬に凍結することは防止される。

以上に述べたのはただ本願発明の具体的な実施方式で、本願発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本願発明の保護範囲にカバーされる。だから本願発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。

Claims (6)

1. 作業箱と前記作業箱の中に設けられた作業空間を含み、前記作業空間の中には動力を供給できる蒸気装置が設けられ、前記作業箱の右部の上面にはタンクが固定的に設けられ、前記タンクの中には上方に開口した空間が設けられ、前記空間の中には道路の凍結を防止できる工業用塩がいっぱい入っており、前記作業空間の右壁には前記タンクの下側に位置する推動箱が固定的に設けられ、前記推動箱の中には推動空間が設けられ、前記推動空間と前記空間がテーパ穴によって連通され、前記推動空間の中には押し板がスライドできるように設けられ、前記推動箱の右壁には排出口が設けられ、前記排出口が前記推動箱の右壁を貫通し且つ前記作業箱の右側まで右方へ延びており、前記押し板は前記推動空間の中の工業用塩を前記排出口の中に押し込むことで工業用塩を路面に落とすことができ、前記作業箱の中には蒸気加熱後の余熱を重複利用できる余熱回収装置が固定的に設けられ、前記余熱回収装置は余熱のある蒸気を入れることのできる排ガス管を含み、前記排ガス管が位置的に前後対称に設けられ、前記排ガス管の下面には蒸気を噴出できる噴霧器が固定的に設けられ、前記作業空間の中には運動装置が設けられ、前記運動装置が前記蒸気装置から動力を供給され、前記運動装置は前記作業空間の前後内壁に回転できるように連結された第一回転軸を含み、前記第一回転軸には第一傘歯車が固定的に設けられ、前記作業空間の前後壁には前記第一回転軸の左側に位置する第二回転軸が回転できるように設けられ、前記第二回転軸と前記第一回転軸が第一プーリーによって伝動できるように連結され、前記第二回転軸と前記第一回転軸には回転可能な回転輪が二組固定されていることを特徴とする蒸気式冬路面防氷車。
2. 前記蒸気装置は、前記作業空間の左内壁に固定的に連結された蒸気ブロックを含み、前記蒸気ブロックの中には蒸気空間が設けられ、前記蒸気ブロックの上端には前記蒸気空間の上側に位置する給気口が設けられ、前記給気口が前記蒸気ブロックの上端を貫通しており、蒸気が前記給気口から前記蒸気空間の中に入り、前記蒸気空間の底壁にはスライドブロックがスライドできるように設けられ、前記スライドブロックの中にはスライド空間が設けられ、前記蒸気ブロックの中には前記スライド空間の下側に位置する蒸気回収空間が設けられ、前記スライド空間が前記蒸気回収空間と連通しており、前記蒸気ブロックの中には前記蒸気回収空間の下側に位置するピストン空間が固定的に設けられ、前記ピストン空間と前記蒸気空間が前記給気穴と排気穴によって連通され、前記ピストン空間の中にはピストンがスライドできるように設けられ、前記排ガス管が前記蒸気回収空間の前後内壁に固定的に連結され、蒸気が前記給気穴から前記ピストン空間の中に入って前記ピストンを左右にスライドさせた後に前記排気穴から前記スライド空間の中に入り、前記蒸気回収空間の中に入った蒸気が前記排ガス管の中まで流れることを特徴とする請求項１に記載の蒸気式冬路面防氷車。
3. 前記蒸気ブロックの右面には運動箱が固定的に設けられ、前記運動箱の中には運動空間が設けられ、前記運動空間が前記運動箱を左右に貫通しており、前記運動空間の上下内壁にはスライドブロックがスライドできるように設けられ、前記ピストンの右面には前記蒸気ブロックの右側まで右方へ延びたスライドロッドが固定的に設けられ、前記スライドロッドの右端が前記スライドブロックの左面に固定的に連結され、前記作業空間の前後内壁には前記運動箱の右側に位置する第三回転軸が回転できるように設けられ、前記第三回転軸にはカムが固定的に設けられ、前記第三回転軸には前記カムの後側に位置する第二傘歯車が固定的に設けられ、前記スライドブロックには第一回転棒がヒンジによって連結され、前記第一回転棒の他端が前記カムの突出部分とヒンジによって連結され、前記第一回転棒の上面には第二回転棒が固定的に設けられ、前記第二回転棒が上方へ前記運動箱を貫通し且つ前記運動箱の上壁とヒンジによって連結され、前記運動箱の上面には固定ブロックが固定的に設けられ、前記固定ブロックの中には滑り棒がスライドできるように設けられ、前記滑り棒が前記蒸気空間の中まで左方へ延びており、前記滑り棒が前記スライドブロックの右面に固定的に連結され、前記滑り棒の右端には第三回転棒がヒンジによって連結され、前記第三回転棒の他端が第四回転棒とヒンジによって連結され、前記第四回転棒の他端が前記第二回転棒の上端にヒンジによって連結され、前記ピストンが前記ピストン空間の右内壁と当接するまで右方へスライドしたとき、前記スライドブロックが前記給気穴と前記排気穴の上部開口を閉鎖できるまで左方へスライドすることを特徴とする請求項１に記載の蒸気式冬路面防氷車。
4. 前記運動箱の上面には第四回転軸が回転できるように設けられ、前記第四回転軸の頂端には回転板が固定的に設けられ、前記回転板の上面には固定棒が固定的に設けられ、前記押し板の左面には押し棒が固定的に設けられ、前記押し棒が前記推動箱の左側まで左方へ延びており、前記押し棒が前記固定棒とヒンジによって連結され、前記回転板は回転するときに前記押し棒を絶えずに左右にスライドさせることを特徴とする請求項１に記載の蒸気式冬路面防氷車。
5. 前記作業空間の上壁には前記推動箱の後側に位置する第五回転軸が回転できるように設けられ、前記第五回転軸と前記第四回転軸が第二プーリーによって伝動できるように連結され、前記第五回転軸の底部末端には前記第二傘歯車と噛み合った第三傘歯車が固定的に設けられていることを特徴とする請求項４に記載の蒸気式冬路面防氷車。
6. 前記運動箱の下面には前記第一回転軸の上側に位置する第六回転軸が回転できるように設けられ、前記第六回転軸の底部末端には前記第一傘歯車と噛み合った第四傘歯車が固定的に設けられ、前記作業空間の底壁には第七回転軸が回転できるように設けられ、前記第七回転軸と前記第六回転軸が前記第七回転軸が回転できるように設けられ、前記第七回転軸と前記第六回転軸が第三プーリーによって伝動できるように連結され、前記第七回転軸の頂端には前記第二傘歯車と噛み合った第五傘歯車が固定的に設けられていることを特徴とする請求項１に記載の蒸気式冬路面防氷車。

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