JP2021110084A - 遮水シート、遮水シートの敷設方法 - Google Patents

遮水シート、遮水シートの敷設方法 Download PDF

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Abstract

【課題】遮水シートを、テンションを入れた状態で張り渡せるように改良する。【解決手段】遮水シート100はシート本体110を備える。シート本体110には、いずれも遮水性を有する、矩形の第1シート111と、第1シート111よりも一回り小さい矩形の環状の第2シート112とが含まれる。第1シート111には、縦方向に複数本の第1帯状体120が固定されており、横方向に複数本の第2帯状体130が固定されている。第1帯状体120と第2帯状体130の両端は、ロープである第1線状体と接続するためのループ122、132が設けられている。【選択図】図1

Description

本願発明は、遮水シート及びその敷設方法に関する。
例えば、建築工事等を行う際に、もちろん遮水目的以外の目的で使用される場合もあるが、多くの場合は遮水の目的で遮水シートが用いられる。
また、近年、日本では台風その他の災害が増えており、その際に破損が生じた家屋の屋根を覆ったり、一時的に崩落しそうな土地の法面を覆うなどの目的でも遮水シートが用いられる。
上述の目的で用いられる遮水シートは、一般的にブルーシートと称されるものである。
ところで、上述の如き遮水シートにも改良すべき点がある。
まず、一般的な遮水シートは単なる一枚物のシートであって、それ以外の特段の構成を持たない。したがって、シートの全体にテンションを入れた状態で張り渡すのが難しい。例えば、張り渡された遮水シートにテンションが入っていないと、つまりピンと張った状態になっていないと、遮水シートに生じた凹部に雨水が溜まったりして、水漏れの可能性が大きくなる。また、隣接させて複数のシートを張り渡したいときにおいても、遮水シートを用いる本来の目的である遮水性をある程度接続部で維持しつつ遮水シート同士を接続するのが難しい。
遮水シートの一例となるブルーシートの中には、遮水シートの例えば四隅にハトメを用いて穿たれた4つの孔が設けられたものや、遮水シートの4辺に沿ってハトメを用いて穿たれた多数の孔が設けられたものもある。それら遮水シートでは、その孔を利用すれば、全体にテンションを入れた状態で遮水シートを張り渡したり、隣接する遮水シート同士を接続したりすることは一応可能である。
しかし、上述の孔は、遮水シートの全体にテンションを入れるために、比較的太い線状体(ロープ等)を遮水シートに結びつけるには不向きである。また、隣接する遮水シートの互いに接する辺に沿ってそれぞれ並ぶ孔同士を線状体(比較的細いロープや紐)で結んだとしても、遮水シートの間に隙間が生じて遮水性が保たれない結果になる可能性がある。
本願発明は、上述の問題の1つ、つまり、遮水シートを、テンションを入れた状態で張り渡すことができない、という不具合を解消することを目的とする。そして、場合によっては、隣接した遮水シートをその隣接部分における遮水性を少なくともある程度は保ちつつ接続できるように遮水シートを改良することを、更なる目的とする。
上述の課題を解決するため、本願発明者は以下の発明を提案する。
本願発明は、遮水性を持つ矩形のシートであるシート本体と、前記シート本体の4辺のうちの1辺である第1辺に平行であるとともに、前記第1辺と略同じ長さであり、略その全長が前記シート本体に固定されている帯状体である、複数の第1帯状体と、前記シート本体の4辺のうちの前記第1辺に隣接する辺である第2辺に平行であるとともに、前記第2辺と略同じ長さであり、略その全長が前記シート本体に固定されている帯状体である、複数の第2帯状体と、を備えている、遮水シートである。
本願発明は、遮水性を持つ矩形のシートであるシート本体を基本として構成される。
上述したように、従来の遮水シートは、テンションを入れて張り渡すには向いていない。それは、遮水シートにテンションを入れるために必要な強度を持つある程度太い線状体を結びつけるに適当な構成(例えば孔)を従来の遮水シートが持たないからである。もちろん、従来の遮水シートに存在する孔をそのようなある程度太い線状体を通せる径にすれば、ある程度太い線状態を従来の遮水シートに結びつけることは可能である。しかしながら、そのような工夫は従来からなされていない。その理由は、遮水シートそれ自体の引っ張りに対する強度が低いから、そもそも遮水シートにテンションを入れることに無理があるからである。
本願発明における遮水シートは、シート本体に加えて、シート本体の4辺のうちの1辺である第1辺に平行であるとともに、第1辺と略同じ長さであり、略その全長がシート本体に固定されている帯状体である複数の第1帯状体と、シート本体の4辺のうちの第1辺に隣接する辺である第2辺に平行であるとともに、略その全長がシート本体に固定されている帯状体である複数の第2帯状体とを備えている。
第1帯状体と第2帯状体はともに帯状体であり、シート本体に対して取付けられている。第1帯状体と第2帯状体は、矩形のシート本体のいずれかの辺と平行であり、且つ互いに直行している。第1帯状体と第2帯状体はともに、複数本ずつシート本体に対して取付けられている。
つまり、簡単にいうと本願発明による遮水シートのシート本体には、複数本ずつの第1帯状体及び第2帯状体が、矩形の目を持つ格子状の関係を形成するようにして互いに直交した状態で取付けられている。
第1帯状体と第2帯状体の両端はいずれも、それらのうちの適宜のものに、一端を所定の対象物に固定した線状体である第1線状体の他端を接続するために利用することができる。そのために例えば、第1帯状体と第2帯状体の両端部分のみを、シート本体に固定せず、シート本体から浮かせた状態にするなど適当に設計しておけば、それら部分に接続される第1線状体は比較的太いもの、少なくとも後述する第2線状体よりも太いものを利用することが可能であるから、シート本体或いは遮水シートにテンションを入れた状態で遮水シートを張り渡すことが可能となる。
しかも、シート本体に格子状に固定された上述した第1帯状体と第2帯状体とは、シート本体或いは遮水シートの引っ張りに対する強度を高めることにも寄与する。したがって、シート本体そのものの引っ張りに対する強度が高いに越したことはないが、シート本体の強度を必要以上に高めなくとも、テンションを入れた状態で遮水シートを張り渡したとしても、遮水シート或いはシート本体に破損が生じるおそれが小さくなる。
上述したように、第1帯状体と第2帯状体の両端は、第1線状体の他端と接続を行うために利用される。例えば、両者の接続は、第1帯状体と第2帯状体のシート本体から浮いた部分に、第1線状体の他端を結びつけることにより行うことができるが、カラビナ等の金具といった適宜の器具を利用してそれを行うことも可能である。
前記第1帯状体と、前記第2帯状体の両端には、一端を所定の対象物に固定した線状体である第1線状体の他端と接続するための孔である第1孔が設けられていてもよい。第1孔が存在すれば、第1孔を利用することにより、第1帯状体と第2帯状体の両端と、第1線状体の他端とを接続するのが容易になる。
前記第1孔は、前記第1帯状体又は前記第2帯状体の折り返した先端を、前記第1帯状体又は前記第2帯状体の長さ方向のやや中心よりに固定することにより形成されていてもよい。もちろん、前記第1帯状体と、前記第2帯状体の両端にリング状の金具を取付けることによっても第1孔を設けることが可能ではあるが、上述のようにして第1孔を形成することとすれば、リング状の金具等が不要となるので、第1孔を得るためのコストを下げることが容易になる。
第1帯状体と第2帯状体とは、上述したように、それらが格子状をなすような状態でシート本体に対して固定される。それらをシート本体に固定するための方法はどのようなものでも構わないが、例えば、その固定の方法は縫製とすることができる。シート本体の少なくとも表面は樹脂製であることが一般的であるため、シート本体と第1帯状体及び第2帯状体とを例えば熱溶着或いは熱融着により固定することも考えられる。しかしながら、シート本体の強度を第1帯状体及び第2帯状体により補おうとするのであれば、第1帯状体及び第2帯状体が熱溶着或いは熱融着が難しい素材で構成される可能性が高い。そのような場合においても縫合であれば、第1帯状体及び第2帯状体をシート本体に固定するにあたって支障がないし、また熱溶着又は熱融着を用いる場合よりもシート本体における強度低下が生じにくいから、遮水シートをテンションを入れた状態で張り渡すにも好適である。
なお、第1帯状体及び第2帯状体はシート本体のいずれの面に取付けられても良く、また、シート本体の両面に取付けられても構わない。そうすることの利益はあまりないが、第1帯状体のうちの少なくとも1本が他の帯状体とはシート本体の逆側の面に固定されていても良い。第2帯状体についても同様である。
第1帯状体及び第2帯状体がシート本体に縫合で固定される場合、遮水シートは、前記縫合によって形成された針穴を水密に塞ぐ遮蔽構造を備えていてもよい。例えば、シート本体において針穴が存在する場所を覆うようにしてシート本体に貼り付けられた針穴を水密に防ぐ機能を有するテープが、遮蔽構造の一例となる。また、シート本体において針穴が存在する場所に塗布され乾燥することによりシート本体表面に層状に存在することとなった針穴を水密に防ぐ機能を有する遮水層が、遮蔽構造の他の例となる。
本願発明におけるシート本体は、矩形であり遮水性能を有するシートであればその詳細は問わない。
他方、前記シート本体は、遮水性を持つ矩形のシートである第1シートと、前記第1シートの4辺の近辺にその中心よりの基端位置が固定された、遮水性を持つ矩形のシートである第2シートであり、その4辺が前記第1シートの前記4辺から一定の距離だけ前記第1シートの外又は内にあるものと、を含んでいてもよい。この場合、第2シートは第1シートよりも一回り大きいか、小さい。シート本体が第1シートと第2シートを含む場合、前記第1シートの外周の前記4辺と、前記第2シートの外周の前記4辺のやや内側には、前記第1シート又は前記第2シートの前記4辺に沿う多数の孔である第2孔が穿たれていてもよい。つまり、第1シートと第2シートのうちの縁の近辺には、4辺に沿う多数の孔である第2孔が穿たれていてもよい。
この第2孔は、隣接した遮水シート同士を接続するときにおいて、2つの遮水シートの隣接する辺同士を、線状体である第2線状体で結んで固定するために用いることができる。隣接したシート本体が同じ構成の遮水シート同士を接続する場合、シート本体における同じ長さの辺が隣接するように、且つ隣接した遮水シートの第1シートと第2シートの表裏の関係が逆になるように配置する。そうすると、隣接した遮水シートの互いに接続されたシート本体の辺では、一方の遮水シートにおける第1シートの先端(縁)と他方の遮水シートにおける第2シートの先端(縁)とが突き合わせられた状態となるとともに、一方の遮水シートにおける第2シートの先端(縁)と他方の遮水シートにおける第1シートの先端(縁)とが突き合わせられた状態となる。そして、隣接する第1シートと、第2シートのそれぞれに存在する第2孔同士を線状体である第2線状体で結んで固定するのである。このようにして、2つの遮水シートを接続すると、遮水シートが接続された部分では、第1シートの先端と第2シートの先端とが突き合わせられることによって現れる直線状の間隙が、遮水シートの両面に1本ずつ合計2本生じることになるが、その直線状の間隙は、遮水シートを垂直方向から見た場合に、平行ではあるがずれた位置関係となる。それにより、遮水シートの互いに接続された辺での水漏れが生じにくくなる。
第2シートは全体として矩形である。他方、前記第2シートは、前記第2シートの形状に略相似する形状の矩形の孔を持つ環状のシートであってもよい。第2シートの中央寄りの部分(例えば、矩形の孔に相当する範囲)は、特段の機能を持たないので、その部分を省略しても第2シート、或いはシート本体の性能に問題は生じない。他方、その部分を省略することにより、第2シートの面積を小さくすることができるので、遮水シートの製造コストを抑制することが可能となる。第2シートが矩形の環状のシートである場合においても第2シートは、一枚ものである必要はない。例えば、環状の第2シートは、矩形の環状を構成する4つの各辺に相当する4枚の細長い矩形のシートを組合せることにより構成されていても構わない。
本願発明者は、本願発明における遮水シートの敷設方法をも本願発明の一態様として提案する。その方法の効果は、上述した遮水シートの効果に等しい。
一例となる遮水シートの敷設方法は、遮水性を持つ矩形の第1シートと、前記第1シートの4辺の近辺にその中心よりの基端位置が固定された、矩形であり且つ矩形の孔を有する遮水性を持つ環状の第2シートであり、その4辺が前記第1シートの前記4辺から一定の距離だけ前記第1シートの外又は内にあるものと、を含む矩形のシート本体と、前記シート本体の4辺のうちの1辺である第1辺に平行であるとともに、前記第1辺と略同じ長さであり、略その全長が前記シート本体に固定されている帯状体である、複数の第1帯状体と、前記シート本体の4辺のうちの前記第1辺に隣接する辺である第2辺に平行であるとともに、前記第2辺と略同じ長さであり、略その全長が前記シート本体に固定されている帯状体である、複数の第2帯状体と、を備えており、前記第1シートの外周の前記4辺と、前記第2シートの外周の前記4辺のやや内側には、前記第1シート又は前記第2シートの前記4辺に沿う多数の孔である第2孔が穿たれている、遮水シートの敷設方法である。
この敷設方法では、前記遮水シートにおける第1帯状体及び第2帯状体の適宜の複数の端部を、一端を所定の対象物に固定した線状体である第1線状体の他端と接続することにより、前記遮水シートの全体にテンションをかけた状態で張り渡す。この場合張り渡される遮水シートは1枚でも複数枚でも良い。
上述した遮水シートの敷設方法では、前記遮水シートであり、シート本体が同じ構成のものを複数用い、隣接する遮水シート同士を、前記シート本体における同じ長さの辺が隣接するように、且つ前記第1シートと前記第2シートの表裏の関係が逆になるように配し、そして、隣接する前記遮水シートの一方における前記第1シートに設けられた前記第2孔と、隣接する前記遮水シートの他方における前記第2シートに設けられた前記第2孔とを線状体である第2線状体で結んで固定するとともに、隣接する前記遮水シートの一方における前記第2シートに設けられた前記第2孔と、隣接する前記遮水シートの他方における前記第1シートに設けられた前記第2孔とを線状体である第2線状体で結んで固定するようにしてもよい。これにより、遮水シートの接続される辺からの水漏れを抑制しつつ、隣接する遮水シート同士を簡単に接続することが可能となる。
遮水シートを敷設する場合には、前記遮水シートに傾斜を与えることができる。そうすると、遮水シートの接続される辺からの水漏れを更に抑制できるようになる。
一実施形態における遮水シートの平面図。 図1に示した遮水シートに含まれるシート本体の縁近辺の、第1帯状体又は第2帯状体が存在する部位を拡大して示した断面図。 傾斜面に遮水シートを張り渡した状態を示す側面図。 傾斜面に遮水シートを張り渡した状態を示す正面図。 遮水シート同士を接続する場合における接続部分の断面図。 遮水シートの排水機能の原理を概念的に説明する正面図。 遮水シートが1枚のみで使用される場合の使用状態を示す図。 遮水シートを家屋の屋根に適用した場合を示す側面図。
以下、本発明の好ましい一実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施形態では、遮水シートとその敷設方法について説明する。
図1に遮水シート100の平面図を示す。
遮水シート100は、遮水性を有するシートであるシート本体110を備えている。シート本体110は矩形である。もちろんシート本体110は正方形でも良い。
これには限られないが、この実施形態におけるシート本体110は、第1シート111と、第2シート112とから構成されている。第1シート111と、第2シート112とはともに、遮水性を有するシートであり、樹脂製である。第1シート111と第2シート112の素材は、例えば、塩化ビニル樹脂である。
第1シート111は矩形であり、この実施形態では、後述するように第1シート111が第2シート112よりも一回り大きいこともあって、第1シート111によりシート本体110の大きさ、形状が決定されている。
第2シート112は全体としては矩形であり、この実施形態では、第1シート111と略相似形状で、第1シート111よりも一回り小さい矩形とされている。これには限られないが、第2シート112は、第2シート112の形状に略相似する形状であり、第2シート112よりも一回り小さい大きさの矩形の孔である矩形孔112Aを備えており、全体として矩形の環状の形状となっている。第2シート112は一枚もののシートである必要はなく、図1における長辺と短辺とを別部材として、4つのシート片を組み合わせて構成されていても構わない。これには限られないがこの実施形態における第2シート112は、図1における奥側、つまり遮水シート100の裏側に位置している。図1中で網掛けされた範囲が第2シート112が存在する範囲であるが、その輪郭線が二点鎖線になっているのは、本来図1では、第2シート112は第1シート111によって隠れているからである。
第2シート112は、矩形孔112Aの縁から所定幅の範囲である固定範囲112Bにおいて、第1シート111に固定されている。固定範囲112Bは、シート本体110の縁近辺の、後述する第1帯状体又は第2帯状体が存在する部位を拡大して示した断面図である図2(A)に図示されている。固定範囲112Bにおける第1シート111と第2シート112との固定の方法は適宜選択することができるが、この実施形態では熱融着によりそれを行っている。
なお、第2シート112の矩形孔112Aは存在しなくても構わない。その場合第2シート112は単なる矩形となり、環状とはならない。
また、第1シート111の4辺の縁からやや内側の部分には、孔である第2孔111Hが、各辺に沿って複数ずつ設けられている。隣接する第2孔111H間の間隔は、一定でも良いしそうでなくても良い。第2孔111Hは、後述する第2線状体が通せる径である必要がある。第2孔111Hは例えば、ハトメにより補強されている。
第2シート112の4辺の縁からやや内側の部分には、第1シート111の場合と同様に、第2孔が各辺に沿って複数ずつ設けられているが、図の簡単のために図1では記載を省略している。
なお、第2シート112は、第1シート111よりも一回り大きくすることも可能である。ただし、第1シート111と第2シート112の外形が一致することは許されない。つまり、シート本体110の各辺において、第1シート111の縁と第2シート112の縁に距離があることが必須である。第2シート112の方が一回り大きい場合、図2(A)と同じ位置の遮水シート100の断面は、図2(B)に示したようなものとなる。
シート本体110は、第1帯状体120と、第2帯状体130とを備えている。それらはいずれも所定幅で長尺の帯状体である。また、それらはいずれもシート本体110よりも引張強度の強い丈夫な素材でできている。例えば、織布、例えば麻の糸を織った織布により、第1帯状体120と、第2帯状体130とを構成することができる。
第1帯状体120は、シート本体110の長辺(シート本体110の矩形の4辺のいずれを本願発明における「第1辺」とすることも可能であるが、例えばこれを本願発明における「第1辺」とする。)に平行であり、その長さ方向の中央がシート本体110の2本の短辺間の中央に一致するようにされる。第1帯状体120は、また、シート本体110の長辺と略同じ長さである。この実施形態では、図1に示したように第1帯状体120はシート本体110の長辺よりも若干長さが長く、第1帯状体120の両端はシート本体110の両短辺からそれぞれ僅かずつ食み出るようになっているが、第1帯状体120の長さはシート本体110の長辺の長さと同じであっても、それより幾らか短くても構わない。第1帯状体120は複数である。それらの間隔は一定であってもそうでなくてもよいが、この実施形態では一定となっている。
第1帯状体120は、シート本体110に対して固定されている。これには限られないが、この実施形態では、その固定は縫製によって行われている。より詳細には、第1帯状体120は、シート本体110を構成する2枚のシートのうち、第1シート111のみに対して縫製で固定されている。第1帯状体120は、略その全長が第1シート111に固定されている。この実施形態においては、図1における一番左の第1帯状体120の幅方向の両縁付近に点線が記載されているが、この点線は、縫製によって第1シート111に対して縫合されている第1帯状体120における針穴120Aを示している。なお、他の第1帯状体120にも同様の針穴120Aが存在するが、それらは図示を省略している。なお、この実施形態では、シート本体110の短辺付近においては第1帯状体120はシート本体110乃至第1シート111に対して固定されていないが、第1帯状体120の例えばシート本体110乃至第1シート111と重複している全範囲において第1帯状体120がシート本体110乃至第1シート111に固定されていても構わない。なお、必ずしも必須ではなく、また、図示を省略するが、この実施形態では、縫製によって生じた上記針穴120Aを通して遮水シート100に水漏れが生じることを防止するための遮蔽構造が設けられている。遮蔽構造は、シート本体110において針穴120Aが存在する場所を覆うようにしてシート本体110(例えば、第1シート111の図1における裏側)に貼り付けられた針穴120Aを水密に防ぐ機能を有するテープとすることができる。また、シート本体110(例えば、第1シート111の図1における裏側)において針穴120Aが存在する場所に塗布され乾燥することによりシート本体110表面に層状に存在することとなった針穴120Aを水密に防ぐ機能を有する遮水層が、遮蔽構造の他の例となる。
第1帯状体120の両端には、第1孔120Hが設けられている。具体的には、第1帯状体120の両端はいずれも、図2(A)、(B)に示されたように折り返されており、その先端の固定範囲121が第1帯状体120のやや中央よりに固定されることによって、第1帯状体120の両端にはループ122が設けられている。このループ122の内側の孔が第1孔120Hである。第1孔120Hは、この実施形態ではロープである後述する第1線状体との固定をなすためのものであり、少なくとも第1線状体を通過させることができる径とされる。固定範囲121における第1帯状体120同士の固定はどのような方法で行ってもよいが、この実施形態では縫製によってこれをなしている。なお、第1孔120Hは、上述の如き第1帯状体120の折返しによらず、金属製のリングその他の他の部材を第1帯状体120の先端に固定することによって形成されても構わない。
第2帯状体130は、シート本体110の短辺に平行である。その結果、第2帯状体130は第1帯状体120と直交している。第2帯状体130は、また、シート本体110の短辺と略同じ長さであり、その長さ方向の中央がシート本体110の2本の短辺間の中央に一致するようにされる。この実施形態では、図1に示したように第2帯状体130はシート本体110の短辺よりも若干長さが長く、第2帯状体130の両端はシート本体110の両長辺からそれぞれ僅かずつ食み出るようになっているが、第2帯状体130の長さはシート本体110の短辺の長さと同じであっても、それより幾らか短くても構わない。第2帯状体130は複数である。それらの間隔は一定であってもそうでなくてもよいが、この実施形態では一定となっている。
第2帯状体130の、シート本体110乃至第1シート111に対する固定の方法は、遮蔽構造を含めて第1帯状体120と同様である。図1の最も下の第2帯状体130にのみ記載されている130Aは、縫製により開いた針穴120Aと同様の針穴である。
第2帯状体130の両端には、第1孔130Hが設けられている。第2帯状体130における第1孔130の形成の方法は、第1帯状体120における第1孔120Hの形成の方法と同じでよく、これには限られないがこの実施形態ではそうされている。具体的には、第2帯状体130の両端はいずれも、図2(A)、(B)に示されたようにループ132が設けられている。このループ132の内側の孔が第1孔130Hである。
この実施形態における遮水シート100を製作するには、例えば、上述したループ122、132を含めて第1帯状体120と第2帯状体130とを必要な数作成する。次いで、第1帯状体120と第2帯状体130とを第1シート111に固定する。次いで、第1帯状体120及び第2帯状体130を固定した第1シート111に、第2シート112を固定するという製造工程を踏むのが合理的である。
もっとも製造工程は、第1シート111と第2シート112のどちらが大きいか、第1帯状体120と第2帯状体130が第1シート111と第2シート112のいずれに固定されるのかといった事情により、適宜変更することができる。
次いで、以上説明した遮水シート100の使用方法について説明する。
この実施形態における遮水シート100は、遮水が必要な用途であれば大抵の用途で使用することができる。例えば、ブルーシートが遮水を目的として利用されている場面の多くでは、ブルーシートの代わりに利用することが可能である。
この実施形態では、まず、例えば豪雨災害によって生じたがけ崩れによって崩落した傾斜面を覆う目的で遮水シート100を利用する場合について説明する。
図3に傾斜面Xに遮水シート100を張り渡した場合の側面図、図4に傾斜面Xに張り渡された遮水シート100の正面図を示す。なお、図3における遮水シート100は後述するようにその上方の一部が湾曲した状態となっているが、図4の遮水シート100はそのような湾曲がなく平面上に張り渡された状態を示している。
この実施形態では、傾斜面Xの形状、大きさに対応させて、3×3の配列で接続した合計9枚の遮水シート100を用いることとしている。接続して用いられる9枚の遮水シート100は同じものである。
遮水シート100は以下のような規則で配列する。まず、隣接する遮水シート100同士の隣接する辺は、同じ長さのもの同士となるようにする。また、辺が隣接する遮水シート100の表裏の関係が互いに逆になるようにする。そうすると、遮水シート100は例えば、図4に示されたような関係となる。図4に示された例では、上段の左右、中段の中央、及び下段の左右の合計5枚の遮水シート100が、図1の遮水シート100の手前側を「表」とした場合における表向きとなり、他の4枚の遮水シート100が裏向きとなる。
そうすると、隣接した遮水シート100で含まれる辺においては、図5に示したように、一方の遮水シート100に含まれる第1シート111の1辺と、他方の遮水シート100に含まれる第2シート112の1辺とが突き合わせられた状態となる。なお、図5では、第1帯状体120と第2帯状体130の図示は省略されている。
その状態で、一方の遮水シート100に含まれる第1シート111の他方の遮水シート100に含まれる第2シート112と突き合わせられた辺に沿って設けられた第2孔111Hと、他方の遮水シート100に含まれる第2シート112の一方の遮水シート100に含まれる第1シート111と突き合わせられた辺に沿って設けられた第2孔のうち隣り合うもの同士を、この実施形態では紐である第2線状体(図示せず)によって結びつける。つまり、簡単にいうと、図5の破線で囲まれたYの範囲にある第1シート111における第2孔111Hと、第2シート112における第2孔とを第2線状体により結びつける。第1シート111の第2孔111Hと第2シート112の第2孔とは、それらが沿って設けられている辺の長さ方向の複数箇所で互いに対応した位置に存在することになるが、特段の事情が無い限り、互いに対応する第1シート111の第2孔111Hと第2シート112の第2孔とのすべてを第2線状体によって結びつけるのが好ましい。
図5に示したように、2つの遮水シート100が接する部分では、第1シート111と第2シート112の縁の辺の突き合わせられることによる直線状の間隙が遮水シート100の表裏で2箇所できることになり、また、上側の第1シート111及び第2シート112と下側の第1シート111及び第2シート112とに挟まれた空間Sが形成されることになる。その空間Sを介して、遮水シート100の接続部分において漏水が生じるおそれも幾らか存在するが、上述した直線上の間隙の上側のものと下側のものの位置が平面視した場合にずれていることにより、そのような漏水が生じるおそれは小さい。また、後述するように、遮水シート100が、例えば図3に示されたように傾斜していれば、そのような漏水が生じる可能性は更に低くなる。
上述のように接続された複数枚の遮水シート100のうち外周に位置するループ122、132のうちの適宜のものにおける第1孔120H、130Hに、その一端を所定の対象物に接続した第2線状体よりも太い線状体であり、例えば、ロープである第1線状体300の他端を接続することにより、遮水シート100の全体にテンションを入れた状態で張り渡す。
テンションを入れた状態で張り渡された遮水シート100は、遮水シート100が単数か接続された複数かによらず、基本的には全体として平面状になるが、場合によっては図3に示されたように湾曲(場合によっては滑らかな曲面状に湾曲するのではなく、後述する図8に示された場合のように曲折する場合もある。)する場合がある。
この実施形態の遮水シート100の第1帯状体120及び第2帯状体130は、ロープである線状体を通すのに十分な大きさの第1孔120H、130Hを持つので、丈夫なロープの他端と第1帯状体120又は第2帯状体130の第1孔120H、130Hを固定するに問題はない。例えば、第1線状体300の他端と第1孔120H、130Hを有するループ122、132との固定は、第1線状体300をループ122、132に結ぶことにより行うことができる。
遮水シート100を固定するために用いられる第1線状体300の一端が固定される対象物は、適宜に選択することができる。例えば、図3においては、側溝310の中に配置されたH鋼320や、傾斜面Xに適宜に建てられた杭330に第1線状体300の一端が固定されている。第1線状体300の一端とH鋼320や、杭330との固定は、第1線状体300をH鋼320や杭330に結びつけるなど、公知或いは周知の方法で適宜に行えば良い。
なお、第1線状体300はすべてのループ122、132に結びつけられてもよいがそれは必ずしも必須ではなく、遮水シート100の全体にテンションを入れるに必要とされるループ122、132に結びつけられれば足りる。
仮に、遮水シート100の接続部分における図6のZの部分で、遮水シート100間の間隙から上述の空間Sに雨水が侵入したとする。上述したように遮水シート100には、全体的に傾斜が与えられている。傾斜は上下方向においても与えられるが、余程の例外が生じない限り左右方向においても存在する。例えば、図6において、右上から左下にかけて遮水シート100に傾斜があるとする。そうすると、空間Sに入り込んだ雨水は、図6に示された矢印のルートを通って遮水シート100の側面から排出されることになる。したがって、遮水シート100をその厚さ方向に通過するいわゆる漏水は生じにくい。
なお、遮水シート100は、1枚だけで用いることもできる。その場合には、第2線状体は使用されない。1枚で用いられる遮水シート100は、図7に示されたように、第1線状体300を用いて全体的にテンションが入れられた状態となる。
遮水シート100は、また、家屋400の屋根410に適用することも可能である(図8)。図8は家屋400の切妻型の屋根410に遮水シート100を適用した状態を示したものである。
遮水シート100は一枚の場合もあるし、上述したように複数枚を組み合わせたものである場合もあり得る。遮水シート100は、屋根410の稜線部分で曲折された状態で、その下端に存在するループ122、132を、例えば地面に打ち込まれた杭420にその一端を固定された第1線状体300の他端に固定されることで、全体にテンションを入れた状態で屋根410に固定される。
100 遮水シート
110 シート本体
111 第1シート
111H 第2孔
112 第2シート
120 第1帯状体
122 ループ
130 第2帯状体
132 ループ
300 第1線状体

Claims (10)

  1. 遮水性を持つ矩形のシートであるシート本体と、
    前記シート本体の4辺のうちの1辺である第1辺に平行であるとともに、前記第1辺と略同じ長さであり、略その全長が前記シート本体に固定されている帯状体である、複数の第1帯状体と、
    前記シート本体の4辺のうちの前記第1辺に隣接する辺である第2辺に平行であるとともに、前記第2辺と略同じ長さであり、略その全長が前記シート本体に固定されている帯状体である、複数の第2帯状体と、
    を備えている、遮水シート。
  2. 前記第1帯状体と、前記第2帯状体の両端には、一端を所定の対象物に固定した線状体である第1線状体の他端と接続するための孔である第1孔が設けられている、
    請求項1に記載の遮水シート。
  3. 前記第1孔は、前記第1帯状体又は前記第2帯状体の折り返した先端を、前記第1帯状体又は前記第2帯状体の長さ方向のやや中心よりに固定することにより形成されている、
    請求項2記載の遮水シート。
  4. 前記シート本体は、遮水性を持つ矩形のシートである第1シートと、前記第1シートの4辺の近辺にその中心よりの基端位置が固定された、遮水性を持つ矩形のシートである第2シートであり、その4辺が前記第1シートの前記4辺から一定の距離だけ前記第1シートの外又は内にあるものと、を含んでおり、
    前記第1シートの外周の前記4辺と、前記第2シートの外周の前記4辺のやや内側には、前記第1シート又は前記第2シートの前記4辺に沿う多数の孔である第2孔が穿たれている、
    請求項1記載の遮水シート。
  5. 前記第2シートは、前記第2シートの形状に略相似する形状の矩形の孔を持つ環状のシートである、
    請求項4記載の遮水シート。
  6. 前記第1帯状体と前記第2帯状体とは、縫合されることにより前記シート本体に固定されている、
    請求項1〜5のいずれかに記載の遮水シート。
  7. 前記縫合によって形成された針穴を水密に塞ぐ遮蔽構造を備えている、
    請求項6記載の遮水シート。
  8. 遮水性を持つ矩形の第1シートと、前記第1シートの4辺の近辺にその中心よりの基端位置が固定された、矩形であり且つ矩形の孔を有する遮水性を持つ環状の第2シートであり、その4辺が前記第1シートの前記4辺から一定の距離だけ前記第1シートの外又は内にあるものと、を含む矩形のシート本体と、
    前記シート本体の4辺のうちの1辺である第1辺に平行であるとともに、前記第1辺と略同じ長さであり、略その全長が前記シート本体に固定されている帯状体である、複数の第1帯状体と、
    前記シート本体の4辺のうちの前記第1辺に隣接する辺である第2辺に平行であるとともに、前記第2辺と略同じ長さであり、略その全長が前記シート本体に固定されている帯状体である、複数の第2帯状体と、
    を備えており、
    前記第1シートの外周の前記4辺と、前記第2シートの外周の前記4辺のやや内側には、前記第1シート又は前記第2シートの前記4辺に沿う多数の孔である第2孔が穿たれている、
    遮水シートの敷設方法であって、
    前記遮水シートにおける第1帯状体及び第2帯状体の適宜の複数の端部を、一端を所定の対象物に固定した線状体である第1線状体の他端と接続することにより、前記遮水シートの全体にテンションをかけた状態で張り渡す、
    遮水シートの敷設方法。
  9. 前記遮水シートに傾斜を与える、
    請求項8記載の遮水シートの敷設方法。
  10. 前記遮水シートであり、シート本体が同じ構成のものを複数用い、
    隣接する遮水シート同士を、前記シート本体における同じ長さの辺が隣接するように、且つ前記第1シートと前記第2シートの表裏の関係が逆になるように配し、
    そして、隣接する前記遮水シートの一方における前記第1シートに設けられた前記第2孔と、隣接する前記遮水シートの他方における前記第2シートに設けられた前記第2孔とを線状体である第2線状体で結んで固定するとともに、隣接する前記遮水シートの一方における前記第2シートに設けられた前記第2孔と、隣接する前記遮水シートの他方における前記第1シートに設けられた前記第2孔とを線状体である第2線状体で結んで固定する、
    請求項8又は9記載の遮水シートの敷設方法。
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