JP2021108078A - 決済装置、決済方法及び決済プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】各種のコードの読み取り精度を向上させる。【解決手段】本願に係る決済装置は、画像(例えば、利用者が利用する端末装置により撮影された画像)から、支払内容を示すコードと、当該支払内容を示す文字列とを取得する取得部と、画像から取得されたコードが示す支払内容と、文字列が示す支払内容とが一致するか否かを判定する判定部と、各支払内容が一致すると判定された場合は、当該支払内容に従った決済処理を実行する決済処理部とを有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、決済装置、決済方法及び決済プログラムに関する。
従来、紙等の媒体に印刷されたバーコードが示す情報を読み取り、読み取った情報に応じた処理を実現する技術が提供されている。このような技術の一例として、取引対象のパッケージや値札に印刷されたバーコードを読み取ることで、取引対象の価格を取得する技術が提供されている。また、このようなバーコードの読み取り精度を向上させるため、バーコードを読み取る際に、所定の規格に適合したバーコードであるかを判定し、判定結果に応じて、バーコードが示す情報の読み取りを実現する技術が提案されている。
特開平10−187866号公報
しかしながら、上述した技術では、バーコードやQRコード(登録商標)といった各種のコードの読み取り精度を向上させる余地がある。
例えば、一般的なバーコードは、処理に用いる情報と、情報が正しいか否かを判定するためのチェックデジットとを示している。バーコードの読取を行う読取装置は、バーコードを読み取った際、処理に用いる情報が正しく読み込まれたか否かを、チェックデジットを用いて判定することとなる。しかしながら、バーコードが示す情報やチェックデジットを正しく読み取ることができなかったとしても、読取結果となる情報とチェックデジットとが偶然対応してしまった場合は、処理に用いる情報を正しく読み取ったと誤判定してしまう恐れがある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、各種のコードの読み取り精度を向上させることを目的とする。
本願に係る決済装置は、画像から、支払内容を示すコードと、当該支払内容を示す文字列とを取得する取得部と、前記画像から取得されたコードが示す支払内容と、前記文字列が示す支払内容とが一致するか否かを判定する判定部と、各支払内容が一致すると判定された場合は、当該支払内容に従った決済処理を実行する決済処理部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、各種のコードの読み取り精度を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る決済処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る第2アプリケーションの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る決済サーバの構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る口座データベースの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る決済処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、端末装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に本願に係る決済装置、決済方法及び決済プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る決済装置、決済方法及び決済プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略さ
れる。
〔1.実施形態〕
図1を用いて、本実施形態の決済装置等により実現される決済処理を説明する。図1は、実施形態に係る決済処理の一例を示す図である。なお、図1では、本実施形態に係る決済装置の一例である決済サーバ10及び端末装置100によって、実施形態に係る決済処理などが実現されるものとする。
図1に示すように、実施形態に係る決済システム1は、決済サーバ10と、端末装置100とを含む。決済サーバ10及び端末装置100は、ネットワークN(例えば、図2参照)を介して有線または無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、図1に示した決済システム1には、複数台の決済サーバ10及び複数台の端末装置100が含まれていてもよい。
図1に示す決済サーバ10は、端末装置100を用いる電子決済に関する電子決済サービスを提供し、各種の決済を行う情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステムにより実現される。例えば、決済サーバ10は、取引対象の提供者や取引対象が提供される利用者の口座を管理しており、利用者からの決済要求に従って、口座間における電子マネーの送金等を行うことで、各種決済を実現する。なお、電子マネーとは、例えば、各種企業が独自に用いるポイントや通貨等であってもよく、日本円やドル等の国家により提供される貨幣を電子的に取引可能としたものであってもよい。
図1に示す端末装置100は、利用者によって利用される情報処理装置である。端末装置100は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。また、端末装置100は、決済サーバ10によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。なお、図1に示す例では、端末装置100が撮影装置(カメラ)を備えたスマートフォンである場合を示す。
ここで、決済サーバ10及び端末装置100が実行する決済処理に先立ち、端末装置100を用いた決済(電子決済)の一例について説明する。なお、以下の説明では、店舗に配置された2次元コードであって、店舗を識別する店舗識別情報を用いて、利用者Uが端末装置100を用いた決済を行う例について説明するが、実施形態は、これに限定されるものではない。以下に説明する決済の一例は、任意の利用者Uが任意の端末装置100を用いて、任意の店舗にて決済を行う場合においても適用可能である。また、店舗識別情報は、QRコード(登録商標)のみならず、バーコードや所定のマーク、番号等であってもよい。
例えば、利用者Uが店舗にて各種の商品やサービスといった決済対象の利用や購入に伴う決済を行う場合、利用者Uは、端末装置100に予めインストールされた決済用のアプリケーションを起動する。そして、利用者Uは、アプリケーションを介して、店舗に設置された店舗識別情報を撮影する。このような場合、端末装置100は、決済対象の価格を入力するための画面を表示し、利用者U或いは店舗の店員から決済額の入力を受付ける。そして、端末装置100は、利用者Uを識別する利用者情報と、店舗識別情報(若しくは、店舗識別情報が示す情報、すなわち、店舗を示す情報)と、決済額とを示す決済情報を決済サーバ10へと送信する。
このような場合、決済サーバ10は、利用者情報が示す利用者Uの口座から、店舗識別情報が示す店舗の口座へと、決済額が示す額の電子マネーを移行させる。そして、決済サーバ10は、決済が完了した旨の通知を端末装置100へと送信する。このような場合、端末装置100は、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力することで、電子マネーによる決済が行われた旨を通知する。
なお、端末装置100を用いた決済は、上述した処理に限定されるものではない。例えば、端末装置100を用いた決済は、店舗に設置された店舗端末を用いたものであってもよい。例えば、端末装置100は、利用者Uを識別するための利用者識別情報を画面上に表示させる。このような場合、店舗に設置された店舗端末は、端末装置100に表示された利用者識別情報を読み取り、利用者識別情報と、決済額と、店舗を識別する情報とを示す決済情報を決済サーバ10へと送信する。このような場合、決済サーバ10は、利用者識別情報が示す利用者Uの口座から、店舗の口座へと、決済額が示す額の電子マネーを移行させ、店舗の店舗端末あるいは端末装置100に対し、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力させることで、決済が行われた旨を通知してもよい。
また、端末装置100を用いた決済は、利用者Uが予め電子マネーをチャージした口座から店舗の口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、利用者Uが予め登録したクレジットカードを用いた決済であってもよい。このような場合、例えば、決済サーバ10は、店舗の口座に対して決済額の電子マネーを送金するとともに、利用者Uのクレジットカードの運用会社に対し、決済額を請求してもよい。
また、端末装置100を用いた決済は、利用者Uの口座から店舗の口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、利用者Uの口座から所定の取引対象の提供者の口座へと電子マネーを移行させる決済であってもよい。このような場合、利用者Uは、提供者が利用者Uに対して送付した支払帳票(例えば、コンビニ収納代行サービスにおいて用いられる振込票)に含まれるバーコードを、端末装置100が備えたカメラで読み取る。そして、端末装置100は、読み取ったバーコードが示す支払先や支払額を画面に表示し、利用者Uから当該支払先に対する送金を承認する旨の操作を受け付けた場合、利用者識別情報と、支払額と、支払先を識別する情報とを示す決済情報を決済サーバ10へと送信する。このような場合、決済サーバ10は、利用者Uの口座から、支払先の口座へと、支払額が示す額の電子マネーを移行させる。
ここで、従来、バーコードの読み取りを行う際、バーコードが示すチェックデジットを用いてバーコードの読み取りが正しく行われた否かを判定する技術が知られている。しかしながら、チェックデジットを用いる手法では、読取結果となる情報とチェックデジットとが偶然対応してしまった場合は、バーコードを正しく読み取ったと誤判定してしまう恐れがある。
そこで、決済サーバ10は、実施形態に係る決済処理を実行する。以下、図1を用いて、決済サーバ10が実行する決済処理について説明する。なお、以下の説明では、端末装置100が利用者Uにより利用される例を示す。また、以下の説明では、端末装置100を利用者Uと同一視する場合がある。すなわち、以下では、利用者Uを端末装置100と読み替えることもできる。
まず、端末装置100は、所定の取引対象を提供する提供者が利用者Uに対して作成した支払帳票を撮影する(ステップS1)。なお、図1の例では、所定の水道事業者が利用者Uに対して支払帳票R1を作成し、利用者Uに送付したものとする。図1に示すように、支払帳票R1は、支払額(請求額)や、支払先(支払帳票R1を発行した水道事業者)、支払期日などを含む支払内容を示す文字列T1、当該支払内容を示すバーコードBC、並びに、当該支払内容を示す番号(例えば、支払額や、支払帳票R1を発行した水道事業者の識別子、支払期日など)であって、バーコードBCが示す番号BCN(目視可能文字)を含む。図1の例において、利用者Uは、端末装置100に予めインストールされた電子決済用のアプリケーション(決済サーバ10が提供するアプリケーション)を起動し、当該アプリケーションを介して、支払帳票R1の画像を撮影する。
続いて、端末装置100は、撮影した画像に含まれるバーコードが示す番号を特定する(ステップS2)。例えば、端末装置100は、ステップS1において撮影した画像を解析し、当該画像に含まれるバーコードが示す番号を特定する。
続いて、端末装置100は、撮影した画像に含まれる各文字列が示す支払内容と、特定したバーコードの番号が示す支払内容とが一致するか否か判定する(ステップS3)。例えば、端末装置100は、撮影した画像に含まれる文字列であって、文字列T1や番号BCNに対応する文字列が示す支払内容をOCR(Optical Character Recognition)を用いて特定し、特定した支払内容と、ステップS2において特定したバーコードの番号が示す支払内容とが一致するか否かを判定する。
続いて、端末装置100は、撮影した画像に含まれる各文字列が示す支払内容と、特定したバーコードの番号が示す支払内容とが一致する場合は、撮影した画像と、特定した番号とを含む送金要求を決済サーバ10に送信する(ステップS4)。例えば、端末装置100は、撮影した画像と、特定したバーコードの番号とを含む送金要求であって、当該番号が示す支払内容に対応する送金要求とを、決済サーバ10に送信する。
一方、撮影した画像に含まれる各文字列が示す支払内容と、特定したバーコードの番号が示す支払内容とが一致しない場合、端末装置100は、利用者Uに対し、支払帳票R1が示す支払内容を正しく読み取れなかった旨のエラーを通知する。
続いて、決済サーバ10は、端末装置100から送信された画像に含まれる各文字列が示す支払内容と、当該画像に含まれるバーコードの番号が示す支払内容とが一致するか否か判定する(ステップS5)。例えば、決済サーバ10は、送信された画像を解析し、当該画像に含まれる文字列であって、文字列T1や番号BCNに対応する文字列を特定し、当該画像に含まれるバーコードが示す番号を特定する。そして、決済サーバ10は、特定した文字列が示す支払内容と、特定した番号が示す支払内容とが一致するか否かを判定する。
続いて、決済サーバ10は、特定した各文字列が示す支払内容と、特定したバーコードの番号が示す支払内容とが一致する場合は、特定した支払内容に従って、利用者Uの口座から、支払先の口座へと、電子マネーの送金を行う(ステップS6)。例えば、決済サーバ10は、特定した各文字列が示す支払内容と、特定したバーコードの番号が示す支払内容とが一致する場合は、これらの支払内容に基づいて、利用者Uの口座から、支払先である水道事業者(「A市水道」)の口座へと、電子マネーの送金を行う。
一方、特定した各文字列が示す支払内容と、特定したバーコードの番号が示す支払内容とが一致しない場合、決済サーバ10は、利用者Uに対し、送信された画像が示す支払内容を正しく読み取れなかった旨のエラーを通知する。
なお、決済サーバ10は、特定した各文字列が示す支払内容と、特定したバーコードの番号が示す支払内容と、端末装置100から送信された送金要求が示す支払内容とが一致する場合に、これらの支払内容に基づいて、利用者Uの口座から、支払先の口座へと、電子マネーの送金を行ってもよい。
以上のように、実施形態に係る決済サーバ10は、支払帳票に含まれるバーコードと、当該バーコードの周囲に記載されて文字列であって、バーコードが示す情報に対応する文字列とを特定し、特定したバーコードが示す情報と、特定した文字列が示す情報とが一致する場合に、決済(送金)処理を実行する。ここで、例えば、コンビニ収納代行サービスにおいて用いられる払込票(支払帳票)には、支払額や、支払先、支払期日などの情報を示すバーコードの周囲に、バーコードに対応する目視可能文字が表示(印字)される。また、通常、払込票には、目視可能文字以外にも、バーコードが示す情報に対応する文字列が含まれる。そこで、実施形態に係る決済サーバ10は、バーコードの解析結果と、支払帳票に含まれる文字列であって、バーコードが示す情報に対応する文字列の解析結果との整合性に基づいて、決済処理に用いられる情報が正しく読み取られたか否かを判定し、決済処理を実行する。これにより、実施形態に係る決済サーバ10は、バーコードを正しく読み取ったと誤判定された場合であっても、誤って読み取られたバーコードが示す情報と、正しいバーコードに対応する他の情報の解析結果との整合性に基づいて、誤判定を検知することができる。すなわち、実施形態に係る決済サーバ10は、各種のコードの読み取り精度を向上させることができる。
〔2.端末装置の構成〕
次に、上述した決済処理を実現するための端末装置100について図2を用いて説明する。図2は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。図2に示すように、端末装置100は、通信部110と、記憶部120と、カメラ130と、タッチパネル140と、制御部150とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、電子決済用のアプリケーションを配信する決済サーバ10等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部120は、カメラ130により撮影された画像を記憶する。
(カメラ130について)
カメラ130は、画像(動画或いは静止画)を撮像するための撮像装置である。カメラ130は、例えば、CCD(Charged-coupled devices)センサやCMOS(Complementary metal-oxide-semiconductor)センサ等の撮像素子により構成される。
(タッチパネル140について)
タッチパネル140は、液晶ディスプレイ等により実現され、各種情報を表示し、利用者の指や専用ペンで利用者から各種操作を受け付ける入力装置である。
(制御部150について)
制御部150は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、端末装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部150は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
ここで、制御部150は、複数のアプリケーションを実行することにより、端末装置100に関する各種機能を実現することとなる。例えば、図2に示す例において、制御部150は、第1アプリケーション151や第2アプリケーション152を実行している。なお、制御部150は、図2に示すアプリケーション以外にも、任意の機能を発揮するための任意の数のアプリケーションを実行して良い。
第1アプリケーション151は、端末装置100のOS(Operating System)となるアプリケーションである。第2アプリケーション152は、上述した決済処理を端末装置100に実行させる。以下、図3を用いて、第2アプリケーション152が有する機能構成の一例ついて説明する。図3は、実施形態に係る第2アプリケーションの構成例を示す図である。図3に示すように、実施形態に係る第2アプリケーション152は、撮影部1521と、特定部1522と、取得部1523と、判定部1524と、決済処理部1525と、表示制御部1526とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(撮影部1521について)
撮影部1521は、画像を撮影する。例えば、図1の例において、撮影部1521は、カメラ130を制御してバーコードを含む支払帳票R1の画像を撮影し、撮影した画像を記憶部120に格納する。
なお、撮影部1521は、端末装置100を用いた電子決済においてカメラ130を制御し、店舗を識別する店舗識別情報の画像を撮影してもよい。
(特定部1522について)
特定部1522は、光学的文字認識の技術を用いて、画像に撮影された文字列が示す支払内容を特定する。例えば、図1の例において、特定部1522は、支払帳票R1の画像に撮影された文字列であって、文字列T1や番号BCNに対応する文字列が示す支払内容を、OCRを用いて特定する。また、図1の例において、特定部1522は、支払帳票R1の画像を解析し、当該画像に含まれるバーコードが示す番号を特定する。
(取得部1523について)
取得部1523は、画像から、支払内容を示すコードと、当該支払内容を示す文字列とを取得する。例えば、取得部1523は、支払帳票の画像から、支払額や、支払先、支払期日などを含む支払内容を示すコードと、当該支払内容を示す文字列(例えば、特定部1522により特定された文字列)とを取得する。
また、取得部1523は、撮影部1521により撮影された画像から、コードと文字列とを取得してもよい。例えば、図1の例において、取得部1523は、撮影部1521により撮影された支払帳票R1の画像から、支払内容を示すコードと、当該支払内容を示す文字列とを取得する。
また、取得部1523は、支払内容を示すコードとして、画像に撮影されたバーコードを取得してもよい。例えば、図1の例において、取得部1523は、支払帳票R1の画像に撮影されたバーコードであって、支払内容を示すバーコードBCを取得する。
ここで、支払内容を示すコードが印字された支払帳票には、バーコードに対応する目視可能文字(番号)や、バーコードが示す情報に対応する文字列が含まれることが想定される。したがって、取得部1523は、支払内容を示す文字列として、画像に撮影されたバーコードの周囲に配置された文字列を取得してもよい。例えば、図1の例において、取得部1523は、バーコードBCの周囲に配置された文字列であって、支払内容を示す文字列T1を、支払帳票R1の画像から取得する。
また、取得部1523は、支払内容を示す文字列として、コードが示す数値を画像から取得してもよい。例えば、図1の例において、取得部1523は、バーコードBCに対応する目視可能文字である番号BCNを支払帳票R1の画像から取得する。
また、取得部1523は、支払内容を示す文字列として、複数の価格を示す文字列を取得してもよい。例えば、取得部1523は、利用者がショッピングサービスにおいて購入した複数の商品の支払いに対応する一の支払帳票の画像から、各商品の価格を示す複数の文字列を取得する。また、取得部1523は、取引対象の提供に伴い発生する料金と、当該料金に関連する所定の金額(例えば、消費税)とを示す文字列を、一の支払帳票の画像から取得する。
(判定部1524について)
判定部1524は、画像から取得されたコードが示す支払内容と、文字列が示す支払内容とが一致するか否かを判定する。例えば、図1の例において、判定部1524は、支払帳票R1の画像に含まれる文字列であって、文字列T1や番号BCNに対応する文字列が示す支払内容と、当該画像に含まれるバーコードの番号が示す支払内容とが一致するか否かを判定する。
また、判定部1524は、画像から取得されたコードが示す支払内容と、特定部1522により特定された支払内容とが一致するか否かを判定してもよい。例えば、図1の例において、判定部1524は、支払帳票R1の画像に含まれるバーコードが示す支払内容と、当該画像に含まれる文字列から特定部1522が特定した支払内容とが一致するか否かを判定する。
また、判定部1524は、コードが示す数値と、文字列として取得された数値とが一致するか否かを判定してもよい。例えば、図1の例において、判定部1524は、支払帳票R1の画像に含まれるバーコードが示す番号(数値)と、当該画像から特定した文字列であって、番号BCNに対応する文字列(目視可能文字)が示す番号とが一致するか否かを判定する。
ここで、支払帳票には、目視可能文字以外にも、バーコードが示す支払内容に対応する文字列が含まれる。例えば、コンビニ収納代行サービスにおいて用いられる支払帳票には、支払額や、支払先の識別子、支払期日などに対応する数字を示すバーコードが表示されると共に、目視可能文字以外の文字列であって、当該情報に対応する文字列が表示される。このため、支払帳票の画像に含まれるバーコードが示す番号と、当該画像から特定した目視可能文字とが一致するか否かを判定するだけでなく、バーコードが示す番号から特定可能な支払内容と、当該画像に含まれる目視可能文字以外の文字列が示す支払内容とが一致するか否かを判定することにより、正しいバーコードが読み取られたか判定したいといった要望が考えられる。したがって、判定部1524は、支払帳票の画像に含まれるバーコードが示す番号から特定可能な支払内容と、当該画像に含まれる目視可能文字以外の文字列が示す支払内容とが一致するか否かを判定してもよい。
また、判定部1524は、コードが示す支払額と、文字列が示す支払額とが一致するか否かを判定してもよい。例えば、図1の例において、判定部1524は、支払帳票R1の画像に含まれるバーコードに対応する番号が示す支払額と、当該画像に含まれる文字列であって、文字列T1に対応する文字列が示す支払額とが一致するか否かを判定する。
また、判定部1524は、コードが示す支払先と、文字列が示す支払先とが一致するか否かを判定してもよい。例えば、図1の例において、判定部1524は、支払帳票R1の画像に含まれるバーコードに対応する番号(識別子)に対応する支払先と、当該画像に含まれる文字列であって、文字列T1に対応する文字列が示す支払先とが一致するか否かを判定する。
また、判定部1524は、コードが示す支払期日と、文字列が示す支払期日とが一致するか否かを判定してもよい。例えば、図1の例において、判定部1524は、支払帳票R1の画像に含まれるバーコードに対応する番号が示す支払期日と、当該画像に含まれる文字列であって、文字列T1に対応する文字列が示す支払期日とが一致するか否かを判定する。
また、判定部1524は、コードが示す事業者であって、支払内容に関する事業者と、文字列が示す事業者とが一致するか否かを判定してもよい。例えば、図1の例において、判定部1524は、支払帳票R1の画像に含まれるバーコードに対応する番号(識別子)に対応する事業者(支払帳票R1を作成した事業者)と、当該画像に含まれる文字列であって、文字列T1に対応する文字列が示す事業者とが一致するか否かを判定する。
また、判定部1524は、画像から取得されたコードが示す支払内容と、当該画像から取得された文字列が示す支払内容とがそれぞれ示す支払額、支払先、支払期日及び事業者のうち、少なくともいずれか1つが一致するか否かを判定してもよい。
また、判定部1524は、コードが示す価格と、文字列が示す価格の合計とが一致するか否かを判定してもよい。例えば、判定部1524は、支払帳票の画像に含まれるバーコードに対応する番号が示す支払額と、当該画像に含まれる目視可能文字以外の文字列が示す複数の価格の合計値とが一致するか否かを判定する。
なお、判定部1524は、上記の処理を複数組み合わせ、画像から取得されたコードが示す支払内容と、当該画像から取得された文字列が示す支払内容とが一致するか否かを判定してもよい。例えば、判定部1524は、画像から取得されたコードが示す支払額、支払先、支払期日及び事業者が、それぞれ、当該画像から取得された文字列が示す支払額、支払先、支払期日及び事業者と一致するか否かを判定してもよい。
(決済処理部1525について)
決済処理部1525は、各支払内容が一致すると判定された場合は、当該支払内容に従った決済処理を実行する。例えば、図1の例において、決済処理部1525は、撮影した画像に含まれる各文字列が示す支払内容と、特定したバーコードの番号が示す支払内容とが一致する場合は、当該支払内容に従った決済処理を実行する。
また、決済処理部1525は、決済処理として、口座間の送金を実現する外部のサーバ装置に対し、支払内容を通知してもよい。例えば、図1の例において、決済処理部1525は、撮影した画像と、特定したバーコードの番号とを含む送金要求であって、当該番号が示す支払内容に対応する送金要求とを、決済サーバ10に送信する。
なお、決済処理部1525は、端末装置100を用いた電子決済に関する決済処理を実行してもよい。例えば、決済処理部1525は、利用者Uを識別する利用者情報と、撮影部1521が撮影した店舗識別情報を示す情報と、利用者U或いは店舗の店員から端末装置100に入力された決済額とを示す決済情報を決済サーバ10へと送信する。
(表示制御部1526について)
表示制御部1526は、利用者の操作や、判定部1524による判定結果、決済処理部1525が実行した決済処理などに応じて端末装置100の画面(タッチパネル140)の表示を制御する。例えば、表示制御部1526は、バーコードを撮影するための画面や、バーコードが正しく読み取られた否かを示す画面、支払内容に従った決済処理が実行されたことを示す画面などを表示させる。
なお、表示制御部1526は、端末装置100を用いた電子決済に関する画面の表示を制御してもよい。例えば、表示制御部1526は、店舗を識別する店舗識別情報の画像を撮影するための画面や、利用者U或いは店舗の店員から決済額の入力を受け付けるための画面、決済情報が決済サーバ10へ送信されたことを示す画面などを表示させる。
〔3.決済サーバの構成〕
次に、図4を用いて、決済サーバ10の構成について説明する。図4は、実施形態に係る決済サーバの構成例を示す図である。図4に示すように、決済サーバ10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。
(通信部20について)
通信部20は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部30について)
記憶部30は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図2に示すように、記憶部30は、口座データベース31を有する。
(口座データベース31について)
口座データベース31は、利用者や、利用者に取引対象を提供する提供者(事業者)の口座に関する各種の情報を記憶する。ここで、図5を用いて、口座データベース31が記憶する情報の一例を説明する。図5は、実施形態に係る口座データベースの一例を示す図である。図5の例において、口座データベース31は、「口座ID」、「所有者情報」、「口座残高」といった項目を有する。
「口座ID」は、口座を識別するための識別情報を示す。「所有者情報」は、口座を所有する所有者(利用者や事業者)に関する情報を示し、例えば、所有者を識別するための識別情報(識別子)が格納される。「口座残高」は、利用者や事業者が所有する口座の残高を示す。
すなわち、図5では、口座ID「AID#1」によって識別される口座の所有者の情報が「利用者#1」であり、口座残高が「7800」である例を示す。
(制御部40について)
制御部40は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、決済サーバ10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部40は、図4に示すように、受付部41と、特定部42と、取得部43と、判定部44と、決済処理部45とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(受付部41について)
受付部41は、利用者が利用する端末装置が撮影した画像を受け付ける。例えば、図1の例において、受付部41は、支払帳票R1の画像と、当該画像に基づく支払内容に対応する送金要求とを端末装置100から受け付ける。
(特定部42について)
特定部42が実現する処理は、図3に示す特定部1522が実現する処理と同様であるため、詳細な説明を省略する。
(取得部43について)
取得部43は、受付部41が受け付けた画像から、コードと文字列とを取得する。例えば、図1の例において、取得部43は、端末装置100から送信された画像に含まれるバーコードと、当該画像に含まれる文字列であって、文字列T1や番号BCNに対応する文字列とを取得する。なお、取得部43が実現する処理は、端末装置100から送信された画像からコード及び文字列を取得する点を除き、図3に示す取得部1523が実現する処理と同様であるため、詳細な説明を省略する。
(判定部44について)
判定部44が実現する処理は、図3に示す判定部1524が実現する処理と同様であるため、詳細な説明を省略する。
(決済処理部45について)
決済処理部45は、各支払内容が一致すると判定された場合は、当該支払内容に従った決済処理を実行する。例えば、決済処理として、利用者の口座から、支払内容が示す支払先の口座に、支払内容が示す額の通貨を送金する処理を実行する。具体的な例を挙げると、図1の例において、決済処理部45は、特定した各文字列が示す支払内容と、特定したバーコードの番号が示す支払内容とが一致する場合は、これらの支払内容に基づいて、利用者Uの口座から、支払先の口座へと、当該支払内容が示す金額の電子マネーの送金を行う。
〔4.決済処理のフロー〕
図6を用いて、実施形態に係る端末装置100の決済処理の手順について説明する。図6は、実施形態に係る決済処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、端末装置100は、バーコードを含む画像が撮影されたか否かを判定する(ステップS101)。画像が撮影されていない場合(ステップS101;No)、端末装置100は、画像が撮影されるまで待機する。一方、画像が撮影された場合(ステップS101;Yes)、端末装置100は、画像に含まれるバーコードが示す番号を特定する(ステップS102)。続いて、端末装置100は、バーコードの周囲に印刷された文字列を特定する(ステップS103)。
続いて、端末装置100は、バーコード及び文字列が示す各番号や各番号が示す内容が一致するか否かを判定する(ステップS104)。一致すると判定した場合(ステップS104;Yes)、端末装置100は、番号が示す内容に基づく決済処理を実行し(ステップS105)、処理を終了する。
一方、一致しないと判定した場合(ステップS104;No)、端末装置100は、バーコードが正しく読み取れなかった旨のエラーを表示し(ステップS106)、処理を終了する。
〔5.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
〔5−1.コードについて〕
上述の実施形態において、コードがバーコードである例を示したが、コードはこのような例に限定されず、利用者が利用する端末装置が読み取り可能な情報であれば、どのような情報であってもよい。例えば、コードは、2次元コード(例えば、QRコード(登録商標))であってもよい。
〔5−2.コードが示す情報について〕
上述の実施形態において、判定部1524及び判定部44が、画像に含まれるコードが示す支払額や、支払先、支払期日などの支払内容と、当該画像に含まれる文字列が示す支払内容とが一致するか否かを判定する判定処理を実現する例を示したが、判定部1524及び判定部44の機能はこのような例に限定されず、コードが示す情報であれば任意の情報を判定処理に用いてもよい。例えば、判定部1524及び判定部44は、支払帳票(請求書)を作成した事業者が支払帳票に付与した番号(請求番号)や、顧客番号、支払帳票の再発行区分、印紙フラグ(支払額に対して収入印紙が必要であるか否か)などといった情報の一致性を、画像に含まれるコードと、当該画像に含まれる文字列との間で判定する。
〔5−3.処理態様について〕
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、逆に、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る端末装置100は、撮影部1521と、特定部1522と、取得部1523と、判定部1524と、決済処理部1525と、表示制御部1526とを有する。撮影部1521は、画像を撮影する。特定部1522は、光学的文字認識の技術を用いて、画像に撮影された文字列が示す支払内容を特定する。取得部1523は、画像から、支払内容を示すコードと、当該支払内容を示す文字列とを取得する。また、取得部1523は、撮影部1521により撮影された画像から、コードと文字列とを取得する。判定部1524は、画像から取得されたコードが示す支払内容と、文字列が示す支払内容とが一致するか否かを判定する。また、判定部1524は、画像から取得されたコードが示す支払内容と、特定部により特定された支払内容とが一致するか否かを判定する。決済処理部1525は、各支払内容が一致すると判定された場合は、当該支払内容に従った決済処理を実行する。また、決済処理部1525は、決済処理として、口座間の送金を実現する外部のサーバ装置に対し、支払内容を通知する。表示制御部1526は、利用者の操作や、判定部1524による判定結果、決済処理部1525が実行した決済処理などに応じて端末装置の画面の表示を制御する。
これにより、実施形態に係る端末装置100は、撮影した画像に含まれるコードが示す情報と、当該画像に含まれる文字列が示す情報との整合性に基づいて、決済処理に用いられる情報が正しく読み取られたか否かを判定することにより、コードを正しく読み取ったと誤判定された場合であっても、誤って読み取られたコードが示す情報と、正しいコードに対応する文字列が示す情報との整合性に基づいて、誤判定を検知することができるため、各種のコードの読み取り精度を向上させることができる。
また、実施形態に係る決済サーバ10は、受付部41と、特定部42と、取得部43と、判定部44と、決済処理部45とを有する。受付部41は、利用者が利用する端末装置が撮影した画像を受け付ける。特定部42は、光学的文字認識の技術を用いて、画像に撮影された文字列が示す支払内容を特定する。取得部43は、画像から、支払内容を示すコードと、当該支払内容を示す文字列とを取得する。また、取得部43は、受付部41が受け付けた画像から、コードと文字列とを取得する。判定部44は、画像から取得されたコードが示す支払内容と、文字列が示す支払内容とが一致するか否かを判定する。また、判定部44は、画像から取得されたコードが示す支払内容と、特定部により特定された支払内容とが一致するか否かを判定する。決済処理部45は、各支払内容が一致すると判定された場合は、当該支払内容に従った決済処理を実行する。また、決済処理部45は、決済処理として、利用者の口座から、支払内容が示す支払先の口座に、支払内容が示す額の通貨を送金する処理を実行する。
これにより、実施形態に係る決済サーバ10は、端末装置100から受け付けた画像に含まれるコードが示す情報と、当該画像に含まれる文字列が示す情報との整合性に基づいて、決済処理に用いられる情報が正しく読み取られたか否かを判定するため、実施形態に係る端末装置100と同様の効果を奏する。
また、実施形態に係る端末装置100において、例えば、取得部1523は、支払内容を示すコードとして、画像に撮影されたバーコードを取得する。また、取得部1523は、支払内容を示す文字列として、画像に撮影されたバーコードの周囲に配置された文字列を取得する。また、取得部1523は、支払内容を示す文字列として、コードが示す数値を画像から取得する。そして、判定部1524は、コードが示す数値と、文字列として取得された数値とが一致するか否かを判定する。
これにより、実施形態に係る端末装置100は、バーコードが示す数値と、バーコードの周囲に表示される文字列(例えば、目視可能文字)との整合性に基づいて、誤判定を検知することができるため、コードの読み取り精度を向上させることができる。また、実施形態に係る決済サーバ10において、取得部43及び判定部44は、取得部1523及び判定部1524と同様の処理を実行するため、コードの読み取り精度を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置100において、例えば、判定部1524は、コードが示す支払額と、文字列が示す支払額とが一致するか否かを判定する。また、判定部1524は、コードが示す支払先と、文字列が示す支払先とが一致するか否かを判定する。また、判定部1524は、コードが示す支払期日と、文字列が示す支払期日とが一致するか否かを判定する。また、判定部1524は、コードが示す事業者であって、支払内容に関する事業者と、文字列が示す事業者とが一致するか否かを判定する。また、取得部1523は、支払内容を示す文字列として、複数の価格を示す文字列を取得する。そして、判定部1524は、コードが示す価格と、文字列が示す価格の合計とが一致するか否かを判定する。
これにより、実施形態に係る端末装置100は、バーコードが示す情報と、バーコードの周囲に表示される文字列が示す情報との整合性に基づいて、誤判定を検知することができるため、コードの読み取り精度を向上させることができる。また、実施形態に係る決済サーバ10において、取得部43及び判定部44は、取得部1523及び判定部1524と同様の処理を実行するため、コードの読み取り精度を向上させることができる。
〔7.ハードウェア構成〕
また、上述してきた各実施形態に係る端末装置100及び決済サーバ10は、例えば、図7に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、端末装置100を例に挙げて説明する。図7は、端末装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、ROM1200、RAM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1200又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1200は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(実施形態のネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1300を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1300上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が端末装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1300上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部150の機能を実現する。また、HDD1400には、端末装置100の記憶装置内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔8.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した決済サーバ10は、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
10 決済サーバ
20 通信部
30 記憶部
31 口座データベース
40 制御部
41 受付部
42 特定部
43 取得部
44 判定部
45 決済処理部
100 端末装置
110 通信部
120 記憶部
130 カメラ
140 タッチパネル
150 制御部
151 第1アプリケーション
152 第2アプリケーション
1521 撮影部
1522 特定部
1523 取得部
1524 判定部
1525 決済処理部
1526 表示制御部

Claims (11)

  1. 画像から、支払内容を示すコードと、当該支払内容を示す文字列とを取得する取得部と、
    前記画像から取得されたコードが示す支払内容と、前記文字列が示す支払内容とが一致するか否かを判定する判定部と、
    各支払内容が一致すると判定された場合は、当該支払内容に従った決済処理を実行する決済処理部と
    を有することを特徴とする決済装置。
  2. 前記取得部は、
    前記支払内容を示すコードとして、前記画像に撮影されたバーコードを取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の決済装置。
  3. 前記取得部は、
    前記支払内容を示す文字列として、前記画像に撮影されたバーコードの周囲に配置された文字列を取得する
    ことを特徴とする請求項2に記載の決済装置。
  4. 光学的文字認識の技術を用いて、前記画像に撮影された文字列が示す支払内容を特定する特定部
    を有し、
    前記判定部は、
    前記画像から取得されたコードが示す支払内容と、前記特定部により特定された支払内容とが一致するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の決済装置。
  5. 前記取得部は、
    前記支払内容を示す文字列として、前記コードが示す数値を前記画像から取得し、
    前記判定部は、
    前記コードが示す数値と、前記文字列として取得された数値とが一致するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の決済装置。
  6. 前記判定部は、
    前記コードが示す支払額と、前記文字列が示す支払額とが一致するか否か、
    前記コードが示す支払先と、前記文字列が示す支払先とが一致するか否か、
    前記コードが示す支払期日と、前記文字列が示す支払期日とが一致するか否か、
    前記コードが示す事業者であって、前記支払内容に関する事業者と、前記文字列が示す事業者とが一致するか否かの少なくともいずれか1つを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1つに記載の決済装置。
  7. 前記取得部は、
    前記支払内容を示す文字列として、複数の価格を示す文字列を取得し、
    前記判定部は、
    前記コードが示す価格と、前記文字列が示す価格の合計とが一致するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の決済装置。
  8. 画像を撮影する撮影部
    を有し、
    前記取得部は、
    前記撮影部により撮影された画像から、前記コードと前記文字列とを取得し、
    前記決済処理部は、
    前記決済処理として、口座間の送金を実現する外部のサーバ装置に対し、前記支払内容を通知する
    ことを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1つに記載の決済装置。
  9. 利用者が利用する端末装置が撮影した画像を受け付ける受付部
    を有し、
    前記取得部は、
    前記受付部が受け付けた画像から、前記コードと前記文字列とを取得し、
    前記決済処理部は、
    前記決済処理として、前記利用者の口座から、前記支払内容が示す支払先の口座に、前記支払内容が示す額の通貨を送金する処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1つに記載の決済装置。
  10. 決済装置が実行する決済方法であって、
    画像から、支払内容を示すコードと、当該支払内容を示す文字列とを取得する取得工程と、
    前記画像から取得されたコードが示す支払内容と、前記文字列が示す支払内容とが一致するか否かを判定する判定工程と、
    各支払内容が一致すると判定された場合は、当該支払内容に従った決済処理を実行する決済処理工程と
    を含むことを特徴とする決済方法。
  11. 画像から、支払内容を示すコードと、当該支払内容を示す文字列とを取得する取得手順と、
    前記画像から取得されたコードが示す支払内容と、前記文字列が示す支払内容とが一致するか否かを判定する判定手順と、
    各支払内容が一致すると判定された場合は、当該支払内容に従った決済処理を実行する決済処理手順と
    をコンピュータに実行させるための決済プログラム。
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