JP2021107661A - 防災住宅 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に開示される発明は、杭基礎を用いて組設された基台座と、この基台座によって支持される4本の支柱と、その支柱と平行に設置される間柱と、支柱や間柱を繋ぐ横梁と、昇降自在に4本の支柱の内側に設置される浮遊体ルームと、この浮遊体ルームを昇降させる大輪ハンドル及び複合錘昇降手動装置を備えた構造となっている。
このような構造によれば、浮遊体ルームが水に浮くため、遠方に避難することが困難な者であっても浮遊体ルームの中に居ることで、津波や洪水などの水害を避けることができる。
特許文献2に開示される発明は、地面に立設された複数本の柱の間に架け渡された第一床部及び第二床部と、第二床部に設置されるウィンチと、このウィンチによってロープを介して吊り上げ可能に設置される住居と、この住居と柱の間に設置されるバネと、第一床部と住居の間に設置されるダンパと、第二床部の上方に設置されるソーラーパネル及び風力発電装置と、地震感知器を備えた構造となっている。
このような構造によれば、津波が発生した場合には、ウィンチで住居を吊り上げ、住居の下部空間に津波を通すことで、住居が水没するという事態を避けることができる。また、住居がロープに吊り下げられるとともに、柱と住居がバネを介して連結されているため、地震によって柱が揺れた場合でも、柱から住居に伝わる揺れを低減することができる。
特許文献3に開示された考案は、矩形状の第1の枠体内に十字型の第2の枠体が設けられた基盤体と、断面釣型の軌条が設けられるとともに基盤体の四隅に樹立される支柱を備えており、基盤体上に建設された木造の家屋の四隅が支柱の軌条に昇降自在に係合された構造となっている。
また、浮遊体ルームを昇降させる機構が露出しているため、破損したり、故障したりする可能性が高いという課題があった。
なお、本発明において、「ウィンチが支柱の上部に設置された」場合には、支柱の上端近傍を連結する梁にウィンチが設置された場合も含まれる。また、矩形には、長方形だけでなく、正方形も含まれる。
さらに、支柱、ウィンチ、電動モーター及びワイヤロープ等の居住スペースを昇降させるための機構が居住スペースの内部に配置されており、風雨に晒されることがないため、故障し難いことに加え、当該機構の保守や点検が容易であるという作用を有する。加えて、支柱が外部に露出しておらず、外観が通常の住宅と変わらないため、第1の発明に係る防災住宅は、他の住宅と比べた場合でも違和感がなく、周囲の景観に溶け込み易いという作用を有する。
第2の発明においては、第1の発明の作用に加えて、鉛直方向と平行をなし、支柱に近接配置されたガイド支柱にガイド部材が設置されていることから、可動土台がガイド部材により支柱の長手方向に沿って鉛直方向へ正確に案内されるという作用を有する。
このような構造の防災住宅においては、第2の発明の作用に加え、ワイヤロープを介して吊り下げられた状態の居住スペースが風の影響等を受けて揺動した場合でも、ガイドローラが支柱の側面に当接することで、支柱との干渉による固定金具の破損を防ぐという作用を有する。
また、居住スペースが上下方向へ振動した場合、支柱の側面に当接したガイドローラは支柱の側面に沿って転動することで、支柱から固定金具に加わる上下方向の力を弱めるという作用を有する。
第4の発明においては、第1の発明乃至第3の発明のいずれかの発明の作用に加えて、可動土台が接地しているときは、ウィンチ及び電動モーターが屋根裏の内部に配置されているため、ウィンチ及び電動モーターの点検や保守が容易であるという作用を有する。
第5の発明においては、第1の発明乃至第4の発明のいずれかの発明の作用に加えて、屋根材を外すことにより保守用開口部を通してウィンチ及び電動モーターの点検や保守等の作業が可能となるため、当該作業が容易であるという第4の発明の作用がより一層発揮される。
このような構造の防災住宅においては、第1の発明乃至第5の発明のいずれかの発明の作用に加え、例えば、動滑車の数をnとした場合、ウィンチがワイヤロープを巻き上げる力の2n倍に相当する重量の物体がウィンチによって吊り上げ可能になるという作用を有する。
このような構造の防災住宅においては、第1の発明乃至第6の発明のいずれかの発明の作用に加えて、津波などの災害の発生により発電所からの送電がストップした場合や居住スペースが吊り上げられていて送電線から電力の供給が受けられない状態にある場合に、居住スペース内で生活する上で必要な電力や電動モーターを駆動するための電力が蓄電池によって賄われるという作用を有する。
このような構造の防災住宅においては、第7の発明の作用に加えて、居住スペース内で生活する上で必要な電力や電動モーターを駆動するための電力が太陽光発電によって得られるという作用を有する。
また、居住スペースが支柱に沿って昇降し、移動時に居住スペースの姿勢が変化し難いため、居住スペースを短時間で正確に安全な高さまで移動させることが可能である。そして、支柱によって居住スペースの大きさや形状が制約されないため、広い居住スペースを確保することができる。
さらに、第1の発明は、居住スペースが支柱よりも上方へ移動可能な構造であり、高い支柱を必要としないため、製造コストが安いという効果を有する。
そして、居住スペースを昇降させるための機構が故障し難く、当該機構の保守や点検も容易であることから、保守や点検に要する費用が削減されるというメリットがある。また、第1の発明に係る防災住宅においては、4本の支柱の強度を容易に高くすることが可能であり、安全性に優れている。さらに、基礎工事に要する費用の削減を図ることが可能である。加えて、第1の発明に係る防災住宅は、周囲の景観に溶け込み易いため、設置場所が制約されないという効果を有する。
なお、図1では、電動モーターや太陽光発電設備に接続される各種のケーブルの図示を省略している。また、図が煩雑になるのを避けるため、図2(b)では、アンカーボルト14aとスタッドジベル14bについて、その一部にのみ符号を付している。また、図3では、居住スペース2について側板6の図示を省略している。
居住スペース2は、可動土台4に固定された直方体状の居室部2aと、この居室部2aの上に設けられた屋根裏(機械室)2bからなる。居室部2aの周囲は、矩形状をなす4枚の側板6によって覆われている。
なお、屋根材7a,7bは、金属製や樹脂製の平板材だけでなく、陶器製や樹脂製の瓦を用いたものであっても良い。また、4枚の側板6のうち、少なくともいずれか1枚には、居住スペース2に出入りするための扉(図示せず)が開閉自在に設けられている。
支柱3は、居室部2aを鉛直方向に貫通し、かつ、上端が屋根裏2bの内部へ突出するように配置されており、蓄電池11は、支柱3の上端に設けられた架台9に対して貯水槽10とともに固定されている。
なお、居住スペース2には、水道管等の水道設備に対して切り離し可能な状態で接続される各種の配管が設置されており、貯水槽10は、それらの配管を介して水道管等に対して切り離し可能な状態で接続されている。
また、防災住宅1においては、蓄電池11から供給される電力によって電動モーターを駆動することができるため、災害の発生に伴って発電所からの送電が即座にストップした場合でも、津波などの影響を受け難いように居住スペース2を上方へ移動させることで、居住者の安全を速やかに確保することができる。
さらに、防災住宅1では、蓄電池11を充電するための太陽光発電設備を構成する太陽電池パネル8を備えていることから、送電線から電力の供給が受けられない状態が長く続いた場合でも支障なく居住スペース2の中で生活することができる。
無筋コンクリート層12bの上には、ブロック状のベース13がコンクリートによって形成されており、このベース13の上に根巻きコンクリート5が形成されている。そして、支柱3の下端には、アンカーボルト14aが取り付けられるとともに、外周面に複数本のスタッドジベル14bが水平に取り付けられている。
なお、図2(b)ではベース13について鉄筋の図示を省略している。また、支柱3が立設される場所については、地耐力を高めるために必要な地盤改良や杭事業を事前に行っておくことが望ましい。
なお、居室部2aと屋根裏2bの間は、図示しない天井板によって仕切られている。
図4(a)乃至図4(c)に示すように、4本の支柱3は、平面視した場合に正方形の各頂点を構成するように配置されており、その上端にはエンドキャップ3aが設置されている。そして、隣り合う2本の支柱3,3は、平面視した場合に正方形の4辺を構成するように配置された鋼材からなる4組の梁17a〜17dと軸ブレス17e,17eを介して側面同士が互いに連結されている。また、梁17a〜17dによって連結されていない2本の支柱3,3は、正方形の対角線を構成するように配置された水平ブレス17f,17fによって互いの側面同士が連結されている。
図5(a)及び図5(b)に示すように、可動土台4は、平面視略正方形をなし、上面に滑車固定具22が取り付けられるとともに複数の支持脚23が下面に取り付けられた基礎フレーム4aと、基礎フレーム4aの上面に設置されたガイドフレーム4bからなる。
大梁24a,25bの間、大梁25a,25bの間及び大梁24b,25bの間は、大梁25c又は小梁26aの延長線上に配置された鋼材からなる小梁26b,26cによって互いに連結されている。
また、小梁26b,26bの間であって、かつ、大梁24a,25bの間、大梁25a,25bの間及び大梁24b,25bの間には、正方形の対角線を構成するように水平ブレス17f,17fがそれぞれ配置されている。
4本のガイド支柱27は、平面視した場合に正方形の各頂点を構成するように配置されるとともに、大梁25a,25aに対して垂直に立設されており、そのうち、隣り合う2本のガイド支柱27,27は、平面視した場合に正方形の4辺を構成するように配置された4本の梁28を介して上端の側面同士が互いに連結されている。
図6(a)に示すように、一対の大梁25a,25a及び一対の大梁25c,25cの上面には、開口部4cが設けられている側へ突出するように4対の動滑車21が滑車固定具22を介してそれぞれ取り付けられている。
図6(b)に示すように、ガイド部材29は、耐候性を有するゴムによって形成され、支柱3の隣り合う2つの側面にそれぞれ近接するように配置された2つのガイドローラ30と、この2つのガイドローラ30を水平な回転軸を中心として回転可能にそれぞれ保持する4つの保持金具31と、ガイド支柱27に固設され、4つの保持金具31がL字の内側の面に取り付けられた平面視略L字をなす固定金具32からなる。
なお、ガイドローラ30の材質は、上述のゴムに限らず、耐候性と弾性を有するものであれば良い。例えば、エラストマーなどのような合成樹脂によってガイドローラ30を形成することもできる。
また、居住スペース2が上下方向へ振動した場合、支柱3の側面に当接したガイドローラ30は支柱3の側面に沿って転動するため、支柱3から固定金具32に加わる上下方向の力が弱まる。
さらに、防災住宅1においては、居住スペース2が風の影響等を受けて揺動してガイドローラ30が支柱3の側面に衝突した場合でも、ガイドローラ30が弾性変形することで支柱3からガイドローラ30に加わる衝撃力が緩和されるため、ガイドローラ30が破損し難い。
このように、防災住宅1は、ガイド部材29が破損し難いため、長期間にわたって安全に使用することが可能となっている。
なお、図7及び図8では、電動モーターや太陽光発電設備に接続される各種のケーブルの図示を省略するとともに、図が煩雑になるのを避けるため、軸ブレス17eを破線で示している。
図7及び図8に示すように、梁17aの下面には定滑車20aがウィンチ19のローラ19aと同一平面内で水平な回転軸を中心としてそれぞれ回転可能に取り付けられている。また、基礎フレーム4aの上面に設置された滑車固定具22によって、2つの動滑車21,21が定滑車20aと同一平面内において水平な回転軸を中心としてそれぞれ回転可能に保持されている。
すなわち、防災住宅1では、梁17aを介して支柱3に固定されたウィンチ19が可動土台4の基礎フレーム4aに、動滑車21,21と滑車固定具22を介して連結されており、ウィンチ19のローラ19aを回転させてワイヤロープ33の一端を巻き上げると、可動土台4が吊り上げられて支柱3に沿って上昇する構造となっている。なお、ウィンチ19のローラ19aを上述と逆の方向に回転させると、ワイヤロープ33の一端が巻き下げられるため、可動土台4は下降する。
ただし、防災住宅1は、ウィンチ19、定滑車20a、ワイヤ固定具20b及び動滑車21,21からなる上述の機構を4組備えている。したがって、4台のウィンチ19を稼働させて4本のワイヤロープ33をそれぞれ巻き上げると、可動土台4には、16Tの大きさの上向きの力が発生する。
可動土台4には、基礎フレーム4aの上面に居住スペース2が固定されていることから、可動土台4が4本のワイヤロープ33によって吊り上げられている場合、8個の動滑車21と4個の滑車固定具22と可動土台4と居住スペース2の総重量が上述の16Tの大きさの上向きの力に相当する。すなわち、防災住宅1においては、1台のウィンチ19が1本のワイヤロープ33を巻き上げるのに要する力の16倍に相当する重量の物を吊り上げることが可能となっている。
図9に示すように、防災住宅1は、可動土台4の支持脚23の接地状態を検出するセンサー34aと、ウィンチ19がワイヤロープ33を巻き上げた長さを検出するセンサー34bと、災害警報を受信した場合に災害発生信号P1を発する通信ユニット35と、居住スペース2の側板6に設置された前述の扉に取り付けられた電子錠36と、ウィンチ19を駆動する前述の電動モーター37及び電子錠36の動作を制御する制御ユニット38を備えている。
巻き上げ開始信号Q1を受信した電動モーター37はウィンチ19を駆動してワイヤロープ33を巻き上げる方向へローラ19aを回転させる。その結果、居住スペース2はウィンチ19によってワイヤロープ33を介して可動土台4ごと吊り上げられるようにして上方へ移動する。
センサー34bが発した巻き上げ終了信号P2を受信した制御ユニット38は電動モーター37に対して巻き上げ停止信号Q2を送り、その巻き上げ停止信号Q2を受信した電動モーター37はウィンチ19の駆動を停止する。これにより、ローラ19aの回転が停止して、ワイヤロープ33が巻き上げられなくなるため、居住スペース2は、図10に示すように地面GLから所定の高さまで移動した状態で支柱3に固定される。
制御ユニット38は、センサー34aが発した上昇開始信号P3を受信すると、電子錠36に対して施錠信号Q3を送る。そして、施錠信号Q3を受信した電子錠36は居住スペース2の扉を施錠する。
一方、制御ユニット38は、センサー34aが発した接地信号P4を受信すると、電子錠36に対して開錠信号Q4を送り、開錠信号Q4を受信した電子錠36は居住スペース2の扉を開錠する。
また、防災住宅1では、居住スペース2が吊り上げられている間は、その扉が常に施錠されており、吊り上げられた状態の居住スペース2の中で生活している居住者が居住スペース2から誤って落下するおそれがない。したがって、防災住宅1は安全性に優れている。
さらに、居住スペース2が4本の支柱3に沿って昇降するため、移動時に居住スペース2の姿勢が変化し難い。加えて、防災住宅1では、鉛直方向と平行をなし、4本の支柱3に対してそれぞれ近接配置された4本のガイド支柱27にガイド部材29が設置されており、可動土台4がガイド部材29により支柱3の長手方向に沿って鉛直方向へ正確に案内されることから、居住スペース2を短時間で正確に安全な高さまで移動させることが可能である。
すなわち、居住スペース2が支柱3よりも上方へ移動可能な構造であり、高い支柱3を必要としないため、防災住宅1は安価に製造することができる。
さらに、防災住宅1では、4本の支柱3の間に居住スペース2が配置されている場合とは異なり、支柱3によって居住スペース2の形状や大きさが制約されないため、広い居住スペース2を確保することができる。
加えて、支柱3が外部に露出しておらず、外観が通常の住宅と変わらないため、防災住宅1は、他の住宅と比べた場合でも違和感がなく、周囲の景観に溶け込み易い。したがって、防災住宅1は設置場所が制約されないという効果を有している。
Claims (8)
- 鉛直方向と平行をなすとともに、平面視した場合に矩形の各頂点を構成するように配置された4本の支柱と、
この支柱が内部に配置された居住スペースと、
この居住スペースを下方から支持する可動土台と、
この可動土台が鉛直方向へのみ移動するように前記支柱の長手方向に沿って前記可動土台を案内するガイド部材と、
4本の前記支柱のうち、隣り合う2本の前記支柱を互いに連結する複数本の梁と、
前記可動土台に一部が連結されたワイヤロープと、
このワイヤロープを介して前記可動土台を吊り上げ可能に前記支柱の上部に設置されたウィンチと、
このウィンチを駆動する電動モーターと、を備え、
前記居住スペースは、前記可動土台とともに前記支柱の長手方向に沿って移動可能に形成されていることを特徴とする防災住宅。 - 前記可動土台は、
平面視矩形状をなし、4本の前記支柱が内部に配置される開口部が中央に設けられた基礎フレームと、
4本の前記支柱を外側から囲むように前記基礎フレームの上面中央部に設けられたガイドフレームと、からなり、
前記ガイドフレームは、
鉛直方向と平行をなし、4本の前記支柱にそれぞれ近接するように前記基礎フレームに立設されるとともに前記ガイド部材が設置された4本のガイド支柱を備えていることを特徴とする請求項1に記載の防災住宅。 - 前記ガイド部材は、
前記支柱の側面に近接するように配置されたガイドローラと、
このガイドローラを水平な回転軸を中心として回転可能に保持する保持金具と、
この保持金具が取り付けられるとともに前記ガイド支柱に固設された固定金具と、からなることを特徴とする請求項2に記載の防災住宅。 - 前記居住スペースは、
前記支柱が内部を鉛直方向へ貫通するように形成された居室部と、
この居室部の上に設けられ前記支柱の上端を内部へ突出可能に形成された屋根裏と、からなり、
前記可動土台が接地している場合には、前記ウィンチ及び前記電動モーターが前記屋根裏の内部に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の防災住宅。 - 前記居住スペースの上部には、保守用開口部が設けられるとともに、この保守用開口部を覆う屋根材が着脱可能に設置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の防災住宅。
- 水平な第1の回転軸を中心として回転可能に前記支柱の上部に設置された少なくとも1つ以上の定滑車と、
前記可動土台の上面に前記定滑車と同一平面内において前記第1の回転軸に平行な第2の回転軸を中心として回転可能に設置された複数の動滑車と、を備え、
前記動滑車の数は前記定滑車の数よりも1つ多く、
前記ワイヤロープは、
その一端が前記支柱の上部に固定されるとともに、
前記動滑車と前記定滑車に交互に巻回された状態で、その他端が前記ウィンチによって巻き上げられることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の防災住宅。 - 蓄電池が前記支柱の上部に設置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の防災住宅。
- 前記蓄電池を充電する太陽光発電設備を備えていることを特徴とする請求項7に記載の防災住宅。
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