JP2021106106A - 電線差し込みコネクタプラグ - Google Patents

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正彦 関本
篠崎 達人
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【課題】電気的接続がワンタッチで行い得るものとし、コストアップやコネクタプラグの大型化を回避できる電線差し込みコネクタプラグを提供する。【解決手段】コネクタプラグP内に配したソケット8の電線接続部側の接触部8bに電線Kを挿入し、この電線Kに対する押圧力で前記接触部8bと電線Kとが接触させられるよう挿入方向に対し配置された弾性部材16と、コネクタプラグP内に形成された側面穴18から挿入し、弾性部材16の下に潜り込ませることでその付勢力に抗して前記接触部8bから当該弾性部材16を離間させ、電線Kを抜くための押圧解除部材17とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタプラグに内蔵のソケットにおける電線接続部側の接触部に電線を差し込み接続させる電線差し込みコネクタプラグに関する。
従来、電線接続部側の構成としては、特許文献1に示すように、接続部はソケットコンタクトにおいて、複数の割り溝を開口部側から長手方向に沿って形成した有底円筒状の割りスリーブによって形成され、前記ソケットコンタクトのケーブル圧着部は円筒状に形成され、当該割りスリーブの底部外面側には凸部を備え、当該ケーブル圧着部の一端開口部に前記割りスリーブの凸部を圧入、または、カシメて一体化したものが公知である。
また、特許文献2に示すように、解除孔を用いた際の解除は、ドライバーやボルト等の細長い部材からなる解除器具を解除孔から該鎖錠バネ片に当接させ、前記解除器具を前記鎖錠バネ片の遊端の揺動方向かつ押圧力解除方向に沿って動かすことで行われるようにしたものが公知である。
さらに、特許文献3に示すように、リリースボタンをホームポジションの状態から押込んで行くと、当該リリースボタンは下方に摺動し、この摺動と共に圧接部が板ばねの屈曲部を徐々に圧迫し、その付勢力に抗して上側開口部を開く方向に徐々に変位して行く工程と、前記リリースボタンの押込みが抑止されると、板ばねの姿勢は、上側開口部を完全に開いた位置で保持され、この状態で、電線を上側開口部から挿入すると、当該電線は、突起部及び端子金具の内壁面に当接した状態で端子金具内に収容される工程と、前記電線の端子金具への挿入が終了した後、前記リリースボタンの押込み状態を解除すると、当該リリースボタンは原位置に復帰し、圧接部による板ばねの屈曲部の圧迫も解消されるとともに、前記板ばねは、その付勢力により電線を端子金具に圧接し、当該電線を端子金具側の突起部と共働して固定する工程とを備え、これにより、電線が端子金具から離脱するのが阻止されるようにしたものが公知である。
特開2017−062988号公報 特開平9−306560号公報 特許第3357245号公報
しかしながら、上記した特許文献1の場合、割りスリーブの凸部を圧入、または、カシメて一体化するための市販の圧着工具、例えば裸圧着端子またはスリーブ用の手動片手式内線工具等が必要で接続作業が煩雑なものとなってしまう問題がある。
また、上記した特許文献2の場合、ドライバーやボルト等の細長い部材からなる解除器具を一端の解除孔から該鎖錠バネ片に当接させて押圧力解除方向に沿って動かすことにより行われる。この際、鎖錠バネ片が複数に並んでいるため、奥の鎖錠バネ片へのアクセスが難しいものとなる。しかもドライバーやボルト等の解除器具を持ち歩かなければならず、作業性が劣るという問題がある。
さらに、上記した特許文献3の場合、リリースボタンの押込み及び押込み解除により、電線を端子金具側の突起部と共働して固定するので、構造が複雑となり、コストアップやコネクタの大型化につながる。しかも、電線を上側開口部から挿入すると、当該電線は、突起部及び端子金具の内壁面に当接した状態で端子金具内に収容されるので、幾度ものリリースボタンの押込み動作が必要で、前記電線の端子金具への接触が不十分になる虞があり、当該電線を保持する力を十分に確保できないという問題がある。
そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、電気的接続がワンタッチで行い得るものとし、コストアップやコネクタの大型化を回避でき、電線接続部側の接触部への接触が確実に行い得るとともに電線を保持する力を十分に確保でき、しかも市販の圧着工具、例えば裸圧着端子またはスリーブ用の手動片手式内線工具等や、ドライバーやボルト等の解除器具を持ち歩かなくて済む電線差し込みコネクタプラグを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明にあっては、コネクタプラグ内に配したソケットの電線接続部側の接触部に電線を挿入し、この電線に対する押圧力で前記接触部と電線とが接触させられるよう挿入方向に対し配置された弾性部材と、コネクタプラグ内に形成された側面穴から挿入し、弾性部材の下側に潜り込ませることでその付勢力に抗して前記接触部から当該弾性部材を離間させ当該電線を抜くための押圧解除部材とを備えていることを特徴とする。
前記弾性部材は、略つノ字状に折り返しその先端が電線の挿入方向へ向けて配置されてなり、この略つノ字先端で、接触部に挿入した電線を該接触部に押圧し保持する構造を有することを特徴とする。
弾性部材は、電線を引き抜く方向に力が働いたとき、該電線の芯線部分に食い込む構造を有することを特徴とする。
弾性部材は、挿入方向に対し一個もしくは複数個配設されていることを特徴とする。
押圧解除部材は、コネクタプラグ内部に搭載されていることを特徴とする。
押圧解除部材には係止孔部を設け、これに対向してコネクタプラグ内に係止突部を設け、前記係止孔部に係止突部を挿入して押圧解除部材が保持されていることを特徴とする。
押圧解除部材は、金属部材若しくはプラスチック部材にて板状に形成されていることを特徴とする。
押圧解除部材は、前記弾性部材と同じ数の突起を有し、該突起のそれぞれ先端には弾性部材の下側に潜り込ませるための2方向のテーパを備えていることを特徴とする。
コネクタプラグ内には複数のソケットの接触部が設けられ、複数個の押圧解除部材それぞれを、コネクタプラグ内に形成した各側面穴から挿入して前記接触部に接触している電線を抜くことができるように形成したことを特徴とする。
押圧解除部材は、ソケットの複数の前記接触部と同じ数だけコネクタプラグ内部に搭載されていることを特徴とする。
本発明によれば、電気的接続がワンタッチで行い得るものとし、コストアップやコネクタプラグの大型化を回避でき、電線接続部側の接触部への接触が確実に行い得るとともに電線を保持する力を十分に確保することができ、しかも市販の圧着工具、例えば裸圧着端子またはスリーブ用の手動片手式内線工具等や、ドライバーやボルト等の解除器具を持ち歩かなくて済むものである。
すなわち、本発明では、コネクタプラグ内に配したソケットの電線接続部側の接触部に電線を挿入し、この電線に対する押圧力で前記接触部と電線とが接触させられるよう挿入方向に対し配置された弾性部材と、コネクタプラグ内に形成された側面穴から挿入し、弾性部材の下側に潜り込ませることでその付勢力に抗して前記接触部から当該弾性部材を離間させ当該電線を抜くための押圧解除部材とを備えているので、電気的接続がワンタッチで行い得るものとし、コストアップやコネクタプラグの大型化を回避できるものである。
前記弾性部材は、略つノ字状に折り返しその先端が電線の挿入方向へ向けて配置されてなり、この略つノ字先端で、接触部に挿入した電線を該接触部に押圧し保持するので、電線接続部側の接触部への接触が確実に行い得るとともに電線を保持する力を十分に確保することができるものである。
弾性部材は、電線を引き抜く方向に力が働いたとき、該電線の芯線部分に食い込む構造を有するので、電線の引き抜きに対し、強力な保持機能をもたせることができるものである。
弾性部材は、挿入方向に対し一個もしくは複数個配設されているので、電線の密着力が向上し、接触部側へ確実に接触保持させることができるものである。
押圧解除部材は、コネクタプラグ内部に搭載されているので、市販の圧着工具、例えば裸圧着端子またはスリーブ用の手動片手式内線工具等や、ドライバーやボルト等の解除器具を持ち歩かなくて済み、紛失防止の効果を有するものである。
押圧解除部材には係止孔部を設け、これに対向してコネクタプラグ内に係止突部を設け、前記係止孔部に係止突部を挿入して押圧解除部材が保持されているので、さらに押圧解除部材の紛失防止の効果を有するものである。
押圧解除部材は、金属部材若しくはプラスチック部材にて板状に形成されているので、前記側面穴に容易に挿入して、弾性部材を離間させ当該電線を抜くことができるものである。
押圧解除部材は、前記弾性部材と同じ数の突起を有し、該突起のそれぞれ先端には弾性部材の下側に潜り込ませるための2方向のテーパを備えているので、複数の弾性部材をこれと同じ数の突起で同時に解除することができる。また、弾性部材に対する潜り込みと持ち上げ易さが可能となることから、弾性部材は電線から容易に離間して解放することができるものである。
コネクタプラグ内には複数のソケットの接触部が設けられ、複数個の押圧解除部材それぞれを、コネクタプラグ内に形成した各側面穴から挿入して前記接触部に接触している電線を抜くことができるように形成したので、複数本一体となっている電線でも容易に電気的接続が可能である。
押圧解除部材は、ソケットの複数の前記接触部と同じ数だけコネクタプラグ内部に搭載されているので、複数本一体となっている電線でも同時に抜くことができるものである。
本発明を実施するためのコネクタプラグの一例を示すもので、(a)は平面図、(b)は背面図、(c)は正面図、(d)は底面図である。 コネクタプラグの一例を示すもので、(a)は側面から見た断面図、(b)は電線を差し込んだ状態の同上断面図、(c)は(a)のX−X断面図、(d)は(b)の電線を差し込んだ状態のY−Y断面図である。 バレル内の構造の一形態を示す分解斜視図である リアソケットインシュレータ側から見た状態の斜視図である。 リアソケットインシュレータの3つの挿入孔の1つに電線を挿入し、取り外された押圧解除部材を側面穴に差し込んだ状態の斜視図である。 リアソケットインシュレータの3つの挿入孔に電線をそれぞれ挿入し、取り外された3つの押圧解除部材をそれぞれの側面穴に差し込んだ状態の斜視図である。 (a)はソケットの接触部に電線を差し込み、押圧解除部材を側面穴に差し込んだ状態を側面から見た一部切欠の断面図、(b)は同じく正面から見た断面図である。 ソケットの接触部に電線を差し込む前の状態を示す斜視図である。 ソケットの接触部に電線を差し込んだ状態を示す斜視図である。 押圧解除部材の一例を示す斜視図である。 押圧解除部材を差し込んで弾性部材の押圧を解除する前の状態の斜視図である。 押圧解除部材を差し込んで弾性部材の押圧を解除した状態の斜視図である。 押圧解除部材を差し込む前の状態を示し、(a)は側面側から見た状態の断面図、(b)は正面側から見た状態の断面図である。 押圧解除部材を差し込んだ状態を示し、(a)は側面側から見た状態の断面図、(b)は正面側から見た状態の断面図である。 押圧解除部材を差し込んで弾性部材の押圧を解除した状態を示すもので、(a)は側面側から見た状態の断面図、(b)は正面側から見た状態の断面図である。
以下、図面を参照して本発明に係る電線差し込みコネクタプラグの実施の一形態を詳細に説明する。
本実施形態のコネクタプラグPは、図1(a)、図1(b)、図1(c)、図1(d)、及び図2(a)、図2(b)、図2(c)、図2(d)に示すように、円筒状のプラグフレーム10の前端開口縁部内側に円筒状のバレル2の後端開口側縁部がパッキン7を介して係止され、外側から六角穴付き止めねじ9をねじ込むことにより当該バレル2の後端開口側縁部が固定され、さらにバレル2の外周にはパッキン3を介してカップリングナット4が覆設されてなる。このカップリングナット4内周面と前記バレル2外周面との間には若干の隙間が形成されており、不図示のレセプタクルにコネクタプラグPが接続されると当該レセプタクルのシェル前端部側が当該隙間に挿入される。
また、前記バレル2の内側には、前側に合成樹脂製のフロントソケットインシュレータ1が、後側に合成樹脂製のリアソケットインシュレータ5が、ともに前後で重なるようにして嵌め込まれている。なお、図2中の符号6は、前記バレル2とリアソケットインシュレータ5との間に介装させたスプリングである。前記フロントソケットインシュレータ1とリアソケットインシュレータ5とには、これらを互いに貫通するように3個の挿入孔1a、1b、1cが穿設されている(図1(c)参照)。
前記プラグフレーム10の後端開口側には、その外周縁部後端に円筒状のケーブルクランプ11が当該プラグフレーム10の後端開口側を覆うようにして嵌め込まれ、外側から六角穴付き止めねじ9をねじ込むことにより当該ケーブルクランプ11自体は前記プラグフレーム10に固定されている。また、プラグフレーム10の後端開口側からはゴムブッシング12が嵌挿され、ゴムブッシング12の前端外周の傾斜面12aとプラグフレーム10の後端開口側内周の傾斜面10aとが圧接しつつ、当該ゴムブッシング12自体はプラグフレーム10とケーブルクランプ11とによって保持されている。
また、図1(a)、図1(b)、図1(d)、図2に示すように、前記ケーブルクランプ11の後端部は小径筒状の延長部分11aが設けられ、かつこの延長部分11aの略半分(図2中の上半分)が切欠されている。そして、この延長部分11aと前記ゴムブッシング12とに跨って、なべ小ねじ14により締結される上下一対の半月状枠部によって形成されたクランプ15が取付けられている。
次に、ソケット8の構成について、図3乃至図9に基づき詳細に説明すると、このソケット8は、不図示のピンコンタクトの接続部である有底筒状の割りスリーブ8aと、該割りスリーブ8a後端の抜け止め部8eを介して設けられた電線Kを載せる電線接続部側の接触部8bが一体構造となっている。この接触部8bは円筒の上半分が切除されている。そして、図2(b)、図3に示すように、前記バレル2の後方側からリアソケットインシュレータ5の各挿入孔1a、1b、1cに、前記ソケット8の割りスリーブ8a側を挿入する。このとき、各挿入孔1a、1b、1cにおいて、前記抜け止め部8eがフロントソケットインシュレータ1の後端部によって把持される。また、前記ピンコネクタの接触部8bはリアソケットインシュレータ5の内部空間Sに配置される(上記図2参照)。
リアソケットインシュレータ5の内部空間Sに臨ませたソケット8の接触部8bには電線Kの外皮を剥いた芯線K1が挿入され、この挿入方向に対し隣接配置、すなわち接触部8bの上半分が切除された部位の前後の方向には弾性部材(板バネ)16が配置され、弾性部材16の電線Kの芯線K1に対する押圧力で前記接触部8bと新線K1とが接触するようになっている。
なお、前記内部空間Sに1個若しくは複数個(図示例では2個)の弾性部材16を配しても良い。そして、図8、図9に示すように、前記各弾性部材16は、略つノ字状に折り返しその先端が電線Kの芯線K1の挿入方向へ向けて配置されてなり、この略つノ字先端は、芯線K1を引き抜く方向に力が働いたとき、該芯線K1に食い込む構造を有し、これにより接触部8bに挿入した電線Kの芯線K1が該接触部8bに保持される。この内部空間Sは、3つの挿入孔1a、1b、1cに対応して設けられ、各内部空間Sに臨ませたソケット8の接触部8bに弾性部材16が対向配置されている。
図3、図4、図5、図6、図10に示すように、リアソケットインシュレータ5には金属部材若しくはプラスチック部材にて板状に形成された押圧解除部材17が搭載されている。この場合、リアソケットインシュレータ5の側面の3つの平面部5aに係止突部5bが形成され、該係止突部5bに押圧解除部材17の平面中央に形成された円孔状の係止孔部17eを介して押圧解除部材17が嵌め込められ保持される。そして、押圧解除部材17を係止突部5bから取り外してリアソケットインシュレータ5の内部空間Sに差し込むための側面穴18が3つの挿入孔1a、1b、1cに対応して設けられ、図7に示すように、この板状の押圧解除部材17を弾性部材16の下に潜り込ませることでその付勢力に抗して前記接触部8bから当該弾性部材16を離間させ、当該電線Kの芯線K1部分を容易に引き抜くことができるようになっている。
なお、本実施形態では、前記係止突部8bはリアソケットインシュレータ5の各側面に一体で形成しているが、押圧解除部材17を保持できるものであればこれ以外の突形状であっても良い。
さらに、図10乃至15に示すように、押圧解除部材17は、前記内部空間Sに配した一対の弾性部材16と同じ数の突起17a、17bを有し、該突起17a、17bのそれぞれ先端には弾性部材16の下に潜り込ませるための2方向のテーパ17c、17dを備えている。図11、図12、図13、図14、図15に示すように、テーパ17cは先端を狭めて弾性部材16たる板バネの下に潜りやすくする。一方、テーパ17dは先端周囲エッジを面取りし、板バネを持ち上げやすくする。また、前記テーパ17dは面取り以外に、R形状でも良い。
次に、以上のように構成された形態についての使用の一例について説明すると、リアソケットインシュレータ5の内部空間Sに臨ませたソケット8の接触部8bに電線Kの外皮を剥いだ芯線K1が挿入されると、図8、図9に示すように、弾性部材16が押圧され、その反作用で当該芯線K1は前記接触部8bに接触保持させられる。この場合、ソケット8の接触部8bは、複数個の押圧解除部材17を各側面穴18から挿入して前記接触部8bに接触している電線Kを抜くことができるよう各内部空間Sに設けられている。
電線誤挿入時や接続変更時には、リアソケットインシュレータ5に搭載されている押圧解除部材17を取り外し、リアソケットインシュレータ5の内部空間Sに通じる側面穴18に差し込む。そして押圧解除部材17の2つの突起17a、17bのそれぞれ先端に形成された2方向のテーパ17c、17dが、弾性部材16の下に潜り込む。このときテーパ17cは先端を狭めて弾性部材16たる板バネの下に潜りやすくする機能を有する。一方、テーパ17dは先端周囲エッジを面取りし、板バネを持ち上げやすくする機能を有する。これにより前記接触部8bから電線Kの芯線K1を容易に抜くことができるようにしてある。
P コネクタプラグ
S 内部空間
K 電線
K1 芯線
1 フロントソケットインシュレータ
1a、1b、1c 挿入孔
2 バレル
3 パッキン
4 カップリングナット
5 リアソケットインシュレータ
5a 平面部
5b 係止突部
6 スプリング
7 パッキン
8 ソケット
8a 割りスリーブ
8b 接触部
8e 抜け止め部
9 六角穴付き止めねじ
10 プラグフレーム
10a 傾斜面
11 ケーブルクランプ
11a 延長部分
12 ゴムブッシング
12a 傾斜面
14 なべ小ねじ
15 クランプ
16 弾性部材
17 押圧解除部材
17a、17b 突起
17c、17d テーパ
17e 係止孔部
18 側面穴

Claims (10)

  1. コネクタプラグ内に配したソケットの電線接続部側の接触部に電線を挿入し、この電線に対する押圧力で前記接触部と電線とが接触させられるよう挿入方向に対し配置された弾性部材と、コネクタプラグ内に形成された側面穴から挿入し、弾性部材の下側に潜り込ませることでその付勢力に抗して前記接触部から当該弾性部材を離間させ当該電線を抜くための押圧解除部材とを備えていることを特徴とする電線差し込みコネクタプラグ。
  2. 前記弾性部材は、略つノ字状に折り返しその先端が電線の挿入方向へ向けて配置されてなり、この略つノ字先端で、接触部に挿入した電線を該接触部に押圧し保持する構造を有することを特徴とする請求項1に記載の電線差し込みコネクタプラグ。
  3. 弾性部材は、電線を引き抜く方向に力が働いたとき、該電線の芯線部分に食い込む構造を有することを特徴とする請求項1または2に記載の電線差し込みコネクタプラグ。
  4. 弾性部材は、挿入方向に対し一個もしくは複数個配設されていることを特徴とする請求項1乃至3に記載の電線差し込みコネクタプラグ。
  5. 押圧解除部材は、コネクタプラグ内部に搭載されていることを特徴とする請求項1に記載の電線差し込みコネクタプラグ。
  6. 押圧解除部材には係止孔部を設け、これに対向してコネクタプラグ内に係止突部を設け、前記係止孔部に係止突部を挿入して押圧解除部材が保持されていることを特徴とする請求項1または5に記載の電線差し込みコネクタプラグ。
  7. 押圧解除部材は、金属部材若しくはプラスチック部材にて板状に形成されていることを特徴とする請求項1、5または6に記載の電線差し込みコネクタプラグ。
  8. 押圧解除部材は、前記弾性部材と同じ数の突起を有し、該突起のそれぞれ先端には弾性部材の下側に潜り込ませるための2方向のテーパを備えていることを特徴とする請求項1、5、6または7に記載の電線差し込みコネクタプラグ。
  9. コネクタプラグ内には複数のソケットの接触部が設けられ、複数個の押圧解除部材それぞれを、コネクタプラグ内に形成した各側面穴から挿入して前記接触部に接触している電線を抜くことができるように形成したことを特徴とする請求項1に記載の電線差し込みコネクタプラグ。
  10. 押圧解除部材は、ソケットの複数の前記接触部と同じ数だけコネクタプラグ内部に搭載されていることを特徴とする請求項1、5、6、7または8に記載の電線差し込みコネクタプラグ。
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