JP2021106087A - 電池配線モジュール - Google Patents

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Kenta Sawai
健太 澤井
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久佳 矢板
亮太 森
Ryota Mori
亮太 森
宏樹 櫻井
Hiroki Sakurai
宏樹 櫻井
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Abstract

【課題】ヒューズ部の移動を規制できる電池配線モジュールを提供する。【解決手段】電池配線モジュール10は、ハウジング11と、ハウジング11に収容されるモジュール側端子14と、モジュール側端子14と接続される電線12と、電線12の経路中に介在されるヒューズ部13とを備える。ヒューズ部13は、ヒューズ本体部13aと、ヒューズ本体部13aを覆って電線12よりも太い絶縁被覆部13bとを有する。ハウジング11は、電線12を通線可能としつつ、絶縁被覆部13bを有するヒューズ部13の移動を規制するヒューズ位置決め部32,33を有する。【選択図】図2

Description

本開示は、電池配線モジュールに関する。
例えば特許文献1に開示されるように、電気自動車やハイブリッド自動車などの車両において、走行駆動用の電源として搭載される高圧の二次電池には、電池配線モジュールが装着されている。
特許文献1の電池配線モジュールでは、二次電池を構成する複数の電池セルの状態を検出するため、各電池セルの電極端子に直接又は間接的に接続された電線と、電線に接続されるヒューズ部(特許文献1では過電流保護端子)とを有している。
特開2017−157276号公報
ところで、上記のような電池配線モジュールでは、電線の経路中にヒューズ部を介在させるとヒューズ部の両側に電線が配置されることとなる。このような構成において、電線が撓んだりすることでヒューズ部が電線の延在方向に移動し易くなるといったことが考えられる。
本開示の目的は、ヒューズ部の移動を規制できる電池配線モジュールを提供することにある。
本開示の電池配線モジュールは、ハウジングと、前記ハウジングに収容されるモジュール側端子と、前記モジュール側端子と接続される電線と、前記電線の経路中に介在されるヒューズ部とを備える電池配線モジュールであって、前記ヒューズ部は、ヒューズ本体部と、該ヒューズ本体部を覆って前記電線よりも太い絶縁被覆部とを有し、前記ハウジングは、前記電線を通線可能としつつ、前記絶縁被覆部を有する前記ヒューズ部の移動を規制するヒューズ位置決め部を有する。
本開示の電池配線モジュールによれば、ヒューズ部の移動を規制できる。
図1は、一実施形態における電池配線モジュールの斜視図である。 図2は、同実施形態における電池配線モジュールの収容部周辺を示す平面図である。 図3は、同実施形態における電池配線モジュールの収容部周辺を示す斜視図である。 図4は、同実施形態における電池配線モジュールの収容部周辺を示す斜視図である。 図5は、同実施形態における電池配線モジュールのヒューズ位置決め部を説明するための説明図である。 図6は、同実施形態における電池配線モジュールのヒューズ位置決め部を説明するための説明図である。 図7は、同実施形態における電池配線モジュールの仕切り壁部を説明するための説明図である。 図8は、変更例における電池配線モジュールの収容部周辺を示す斜視図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列挙して説明する。
本開示の電池配線モジュールは、
[1]ハウジングと、前記ハウジングに収容されるモジュール側端子と、前記モジュール側端子と接続される電線と、前記電線の経路中に介在されるヒューズ部とを備える電池配線モジュールであって、前記ヒューズ部は、ヒューズ本体部と、該ヒューズ本体部を覆って前記電線よりも太い絶縁被覆部とを有し、前記ハウジングは、前記電線を通線可能としつつ、前記絶縁被覆部を有する前記ヒューズ部の移動を規制するヒューズ位置決め部を有する。
この構成によれば、電線よりも太い絶縁被覆部を有するヒューズ部の移動を規制するヒューズ位置決め部を有することで、ヒューズ部の電線の延在方向における移動を規制することができる。また、ヒューズ位置決め部は電線を通線可能であるため、電線を配索することができる。
[2]前記電線及び前記ヒューズ部は、複数並んで配置され、前記ハウジングは、隣り合う前記ヒューズ部間を仕切る仕切り壁部を有することが好ましい。
この構成によれば、隣り合うヒューズ部間に仕切り壁部を有することで、ヒューズ部を個別に収容できる。
[3]前記ヒューズ位置決め部は、前記仕切り壁部の側面から連続するように設けられることが好ましい。
この構成によれば、ヒューズ位置決め部と仕切り壁部とは連続する構造であるため、ヒューズ位置決め部と仕切り壁部とを離した構造とした場合と比較して剛性を高めることができる。
[4]前記仕切り壁部は、前記仕切り壁部を挟んで隣り合う2つの電線間に必要な絶縁距離に応じた個別のサイズを有することが好ましい。
この構成によれば、仕切り壁部を挟んで隣り合う2つの電線間に必要な絶縁距離に応じたサイズの仕切り壁部とすることで、各電線間の絶縁距離を確保することができる。
[5]前記仕切り壁部は、前記ヒューズ位置決め部が設けられる位置よりも前記仕切り壁部の延在方向に延出されていることが好ましい。
この構成によれば、仕切り壁部を、ヒューズ位置決め部が設けられる位置よりも仕切り壁部の延在方向に延出させることで、ヒューズ部のみでなく、電線間を仕切ることができる。
[6]前記仕切り壁部は、周縁角部に面取り部を有することが好ましい。
この構成によれば、仕切り壁部の周縁角部に面取り部を有することで電線を導入する際の電線やヒューズ部の損傷を抑制できる。
[7]前記電線を挟んで前記仕切り壁部と対向配置される反対側に設けられた外側壁部を更に備え、前記ヒューズ位置決め部は、前記外側壁部の側面から連続するように設けることが好ましい。
この構成によれば、ヒューズ位置決め部と外側壁部とは連続する構造であるため、ヒューズ位置決め部と外側壁部とを離した構造とした場合と比較して剛性を高めることができる。
[8]前記ヒューズ位置決め部は、前記電線の導入方向上流側が拡開されて前記電線を誘い込む誘い込み部を有することが好ましい。
この構成によれば、誘い込み部によって電線の導入を容易とすることができる。
[9]前記ヒューズ位置決め部は、周縁角部に面取り部を有することが好ましい。
この構成によれば、ヒューズ位置決め部の周縁角部に面取り部を有することで、電線を導入する際の電線の損傷を抑制できる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の電池配線モジュールの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。本明細書における「平行」や「直交」は、厳密に平行や直交の場合のみでなく、本実施形態における作用効果を奏する範囲内で概ね平行や直交の場合も含まれる。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1に示すように、本実施形態の電池配線モジュール10は、直方体状の二次電池BTに装着される。二次電池BTは、電気自動車やハイブリッド自動車等に搭載されるものである。二次電池BTは、車両の走行用モータに電力を供給する。また、二次電池BTは、充電状態や車両の運転状態に応じて走行用モータや発電用モータからの電力の供給を受ける。
二次電池BTは、複数の電池セルCを備え、各電池セルCの図示しない正極端子と負極端子とが電池配線モジュール10側(上側)に面している。複数の電池セルCは、一方向に複数並んで配置される。以降の説明では、図1中の互いに直交する3つの方向であるX方向、Y方向、及びZ方向のうち、電池セルCの並ぶ方向をX方向とし、X方向と直交する方向の内で電池配線モジュール10と二次電池BTの装着方向(積層方向)である上下方向をZ方向とし、X方向及びZ方向と直交する方向をY方向として説明する。また、二次電池BTに対して電池配線モジュール10が装着される側を上方とする。すなわち、電池配線モジュール10は、二次電池BTの上方に装着される。
各電池セルCは、例えば直方体状であって、電池配線モジュール10側である上面に例えば2つの電池端子が設けられる。各電池セルCのそれぞれに設けられる2つの電池端子は、その一方が正極端子であり、その他方が負極端子である。正極端子と負極端子とは電池セルCの上面においてY方向に互いに離れて配置される。このとき、各電池セルCは、その並び方向、すなわちX方向において、正極端子と負極端子とが交互に並ぶように、電池セルCの向きが交互に反転されて並べられている。これにより、正極端子と負極端子とがX方向に交互に並んだ列が2列形成されることとなる。
各電池端子には、隣り合う端子同士、すなわち正極端子と負極端子とを接続する図示しないバスバーが設けられる。バスバーは、X方向において隣り合う電池端子同士、すなわちX方向において隣り合う正極端子と負極端子とを接続する。これにより、各電池セルCは、バスバーによって直列接続される。本例のバスバーは、例えば各電池セルCの正極端子及び負極端子と溶接やボルト締結等によって接続される。
(電池配線モジュール10の構成)
図2に示すように、本実施形態の電池配線モジュール10は、ハウジング11と、複数の電線12と、ヒューズ部13と、複数のモジュール側端子14を有する。
(電線12の構成)
電線12は、導電部材で構成される芯線と、芯線を覆って絶縁部材で構成される被覆部とを有する。
(ヒューズ部13の構成)
図2及び図3に示すように、ヒューズ部13は、電線12の経路中に介在されている。ヒューズ部13は、例えば外形形状が円柱状をなすように構成される。ヒューズ部13は、導電部材で構成されるヒューズ本体部13aと、ヒューズ本体部13aを覆う絶縁被覆部13bとを有する。絶縁被覆部13bは、絶縁部材で構成される。
図5に示すように、絶縁被覆部13bはヒューズ本体部13aを収容した状態で電線12よりも太くなっている。
(モジュール側端子14の構成)
図2に示すように、モジュール側端子14は、複数の電線12の内の一部の端末に電気的に接続される。モジュール側端子14は、導電性を有する板状部材で構成することができる。モジュール側端子14は、前記バスバーと電気的に接続されることで電線12と電池セルCとを電気的に接続するようになっている。
(ハウジング11の構成)
図1に示すように、ハウジング11は、ハウジング本体21と、ハウジング本体21に装着されるカバー22とを含む。
ハウジング本体21は、例えば、電池セルCの並ぶ方向であるX方向の寸法が幅方向であるY方向の寸法よりも長い形状をなしている。ハウジング本体21は、その上側が開口された形状となっている。ハウジング本体21は、例えば絶縁性樹脂部材で構成される。
図2に示すように、ハウジング本体21は、電線12、ヒューズ部13及びモジュール側端子14を収容する収容部23を有する。
収容部23は、ハウジング本体21のY方向両端部にそれぞれ設けられる。収容部23は、X方向に延びるように設けられる。
各収容部23は、底壁部24と、底壁部24からZ方向上方に延出する複数の側壁部25,26,27とでハウジング本体21内で区画されている。
収容部23のそれぞれは、Y方向内側に位置する第1収容部23aとY方向外側に位置する第2収容部23bとを有する。第1収容部23aは、電線12及びヒューズ部13を収容している。第2収容部23bは、第1収容部23aとY方向において隣り合って電線12及びモジュール側端子14を収容している。
第1収容部23aは、X方向に延びる2つの側壁部25,26を有する。2つの側壁部25,26は、Y方向において離れて配置されている。側壁部25は側壁部26に対してハウジング本体21のY方向内側に位置している。
第1収容部23aには、Y方向において3つの電線12が並ぶように設けられている。また、第1収容部23aには、Y方向に並ぶ3つの電線12の経路上にそれぞれヒューズ部13が設けられている。ヒューズ部13はY方向において複数並んで配置されている。
図2に示すように、ハウジング11の第1収容部23aは、Y方向におけるヒューズ部13間を仕切る仕切り壁部30と、ヒューズ部13の移動を規制するヒューズ位置決め部31とを有する。
(仕切り壁部30の構成)
図2〜図5に示すように、仕切り壁部30は、底壁部24からZ方向上方に延出するように形成されている。仕切り壁部30は、絶縁性樹脂部材で構成される。本例の仕切り壁部30は、ハウジング11と一体構成品である。仕切り壁部30は、X方向を長手方向として矩形板状に形成されている。仕切り壁部30のZ方向長さやX方向長さは、必要な絶縁距離に応じて変更されるものである。より具体的には、仕切り壁部30は、仕切り壁部30を挟んで隣り合う2つの電線12間に必要な絶縁距離に応じたサイズを有している。本実施形態の仕切り壁部30のZ方向長さは例えばX方向において略一定となっている。
仕切り壁部30は、複数設けられる。本実施形態の仕切り壁部30は、3つのヒューズ部13間にそれぞれ1つずつ配置されている。各仕切り壁部30は、側壁部25と側壁部26との間に設けられている。各仕切り壁部30は、Y方向において離れて配置されている。
図7に示すように、仕切り壁部30は、周縁角部30cに面取り部30dを有する。本実施形態の面取り部30dは、曲面形状に形成されている。なお、面取り部30dの形状は曲面以外であってもよい。また、面取り部30dは、後加工によって面取りして形成してもよいし、樹脂成形段階で角を面取りしたような形状としてもよい。
(ヒューズ位置決め部31の構成)
図2に示すように、ヒューズ位置決め部31は、各ヒューズ部13のX方向両側に設けられてヒューズ部13の移動を規制するものである。
図2〜図5に示すように、ヒューズ位置決め部31は、第1ヒューズ位置決め部32と、第2ヒューズ位置決め部33とを含む。
第1ヒューズ位置決め部32は、Y方向に対向する2つの仕切り壁部30の側面30aからY方向に延出するリブ32aを有する。本例ではリブ32aは仕切り壁部30のX方向端部における側面30aから延出している。
図5に示すように、各リブ32a間には、スリット32bが設けられる。スリット32bのY方向長さは電線12の直径よりも長く、絶縁被覆部13bの直径よりも短くなっている。このため、スリット32bには、電線12が通線可能となっている。一方でヒューズ部13がX方向において移動する場合に、ヒューズ部13の絶縁被覆部13bはX方向においてリブ32aと当接するため、ヒューズ部13の移動が規制されることとなる。
スリット32bは、Z軸方向上方が開放されている。このため、スリット32bは、上方から電線12を通線することができる。
第1ヒューズ位置決め部32のリブ32aは、ハウジング11を構成するハウジング本体21の底壁部24とは反対側の端部に誘い込み部32cを有する。各リブ32aに設けられる誘い込み部32cは、上方側ほどY方向において離れるような傾斜面となっている。誘い込み部32cを有することにより、スリット32bは、上方側ほど広がる構成となる。このように、電線12の導入方向上流側である上方側が誘い込み部32cによって拡開された構成となるため、スリット32bの上方から電線12を容易に通線(配索)することができる。本実施形態の誘い込み部32cは、所謂C面取りした形状であるが、後加工によって面取りして形成してもよいし、樹脂成形段階で角を面取りしたような形状としてもよい。
図6に示すように、第1ヒューズ位置決め部32を構成するリブ32aは、周縁角部32dに面取り部32eを有する。本実施形態の面取り部32eは、曲面形状に形成されている。なお、面取り部32eの形状は曲面以外であってもよい。また、面取り部32eは、後加工によって面取りして形成してもよいし、樹脂成形段階で角を面取りしたような形状としてもよい。
図4に示すように第2ヒューズ位置決め部33は、Y方向に対向する仕切り壁部30の側面30bと側壁部25,26の側面25a,26aとに設けられるリブ33aを有する。本例では仕切り壁部30から延出形成されるリブ33aは仕切り壁部30のX方向端部における側面30bから延出している。各リブ33a間には、スリット33bが設けられる。
図5に示すように、スリット33bのY方向長さは電線12の直径よりも長く、絶縁被覆部13bの直径よりも短くなっている。このため、スリット33bには、電線12が通線可能となっている。一方でヒューズ部13がX方向において移動する場合に、ヒューズ部13の絶縁被覆部13bはX方向においてリブ33aと当接するため、ヒューズ部13の移動が規制されることとなる。
スリット33bは、Z軸方向上方が開放されている。このため、スリット33bは、上方から電線12を通線することができる。
第2ヒューズ位置決め部33のリブ33aは、ハウジング11を構成するハウジング本体21の底壁部24とは反対側の端部に誘い込み部33cを有する。各リブ33aに設けられる誘い込み部33cは、上方側ほどY方向において離れるような傾斜面となっている。誘い込み部33cを有することにより、スリット33bは、上方側ほど広がる構成となる。このように、電線12の導入方向上流側である上方側が誘い込み部33cによって拡開された構成となるため、スリット33bの上方から電線12を容易に通線(配索)することができる。本実施形態の誘い込み部33cは、所謂C面取りした形状であるが、後加工によって面取りして形成してもよいし、樹脂成形段階で角を面取りしたような形状としてもよい。
図6に示すように、第2ヒューズ位置決め部33を構成するリブ33aは、周縁角部33dに面取り部33eを有する。本実施形態の面取り部33eは、曲面形状に形成されている。なお、面取り部33eの形状は曲面以外であってもよい。また、面取り部33eは、後加工によって面取りして形成してもよいし、樹脂成形段階で角を面取りしたような形状としてもよい。
図2に示すように、第2収容部23bは、X方向に延びる2つの側壁部26,27を有する。2つの側壁部26,27は、Y方向において離れて配置されている。第2収容部23bのY方向内側に位置する側壁部26と、第1収容部23aのY方向外側に位置する側壁部26を兼ねている。すなわち、側壁部26は、第1収容部23aの一部であり、第2収容部23bの一部である。
上記のように構成されたハウジング本体21には、収容部23の上方を塞ぐようにカバー22がそれぞれ装着される。カバー22は、例えば絶縁性樹脂部材で構成される。カバー22によって収容部23の上方を塞ぐことで各スリット32b,33bの上方が塞がれることとなる。これにより、電線12がスリット32b,33bから抜けることが抑えられている。
本実施形態の作用を説明する。
本実施形態の電池配線モジュール10は、複数の電池セルCを有する二次電池BT上に配置される。電池配線モジュール10のモジュール側端子14は、X方向に並ぶ電池セルCの正極端子・負極端子同士を接続するバスバーと接続される。モジュール側端子14には電線12の一端が接続され、電線12の他端は図示しない電池監視ECUと接続される。電池監視ECUは、電池セルCの電圧監視が可能となっている。
本実施形態では、電線12の経路中にヒューズ部13が介在されている。このため、例えば異常等によりヒューズ部13のヒューズ本体部13aに定格電流値を超える電流が流れると、ヒューズ部13のヒューズ本体部13aが溶断されて回路が遮断される。これにより、回路中に過電流が流れることを抑えることができる。
また、本例のヒューズ部13は、電線12よりも太い絶縁被覆部13bを有している。そして、ヒューズ位置決め部32,33は、各リブ32a,33aによりヒューズ部13の移動が規制されている。
本実施形態の効果を記載する。
(1)電線12よりも太い絶縁被覆部13bを有するヒューズ部13の移動を規制するヒューズ位置決め部32,33を有することで、ヒューズ部13の電線12の延在方向における移動を規制することができる。また、ヒューズ位置決め部32,33は電線12を通線可能であるため、電線12を配索することができる。
(2)隣り合うヒューズ部13間に仕切り壁部30を有することで、ヒューズ部13を個別に収容できる。
(3)ヒューズ位置決め部32,33と仕切り壁部30とは連続する構造であるため、ヒューズ位置決め部32,33と仕切り壁部30とを離した構造とした場合と比較して剛性を高めることができる。
(4)仕切り壁部30を挟んで隣り合う2つの電線12間に必要な絶縁距離に応じたサイズの仕切り壁部30とすることで、各電線12間の絶縁距離を確保することができる。
(5)仕切り壁部30の周縁角部30cに面取り部30dを有することで電線12を導入する際の電線12やヒューズ部13の損傷を抑制できる。
(6)ヒューズ位置決め部32,33と外側壁部としての側壁部25,26とは連続する構造であるため、ヒューズ位置決め部32,33と側壁部,26とを離した構造とした場合と比較して剛性を高めることができる。
(7)誘い込み部32c,33cによって電線12の導入を容易とすることができる。
(8)ヒューズ位置決め部32,33の周縁角部32d,33dに面取り部32e,33eを有することで、電線12を導入する際の電線12の損傷を抑制できる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、第1収容部23a内に電線12及びヒューズ部13がY方向に3つ並ぶ構成としたが、これに限らない。例えば2つ又は4つ以上の電線12及びヒューズ部13が並ぶ構成としてもよい。
・上記実施形態では、仕切り壁部30と第1及び第2ヒューズ位置決め部32,33とを連続させた形状としたが、仕切り壁部30とヒューズ位置決め部32,33とが離れていてもよい。この場合、仕切り壁部30とヒューズ位置決め部32,33との少なくとも一方側がハウジング本体21に対して別体成形で後付けにより設けることとしてもよい。また、上記実施形態と同様に、仕切り壁部30とヒューズ位置決め部32,33との両方がハウジング本体21と一体成形としてもよい。
・上記実施形態では、仕切り壁部30を有する構成としたが、仕切り壁部30を省略した構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、第1及び第2ヒューズ位置決め部32,33と外側壁部としての側壁部25,26とを連続させた形状としたが、側壁部25,26とヒューズ位置決め部32,33とが離れていてもよい。この場合、側壁部25,26とヒューズ位置決め部32,33との少なくとも一方側がハウジング本体21に対して別体成形で後付けにより設けることとしてもよい。また、上記実施形態と同様に、側壁部25,26とヒューズ位置決め部32,33との両方がハウジング本体21と一体成形としてもよい。
・上記実施形態では、ヒューズ位置決め部32,33のハウジング本体21における底壁部24とは反対側の端部に誘い込み部32c,33cを有する構成としたが、これに限らず、誘い込み部32c,33cを省略した構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、第1及び第2ヒューズ位置決め部32,33を仕切り壁部30のX方向端部に設けることとしたが、これに限らない。
図8に示すように、仕切り壁部30のX方向途中位置に第1及び第2ヒューズ位置決め部32,33を設ける構成を採用してもよい。換言すると、仕切り壁部30は、第1及び第2ヒューズ位置決め部32,33を構成するリブ32a,33aよりもX方向に突出する構成としてもよい。図8に示す仕切り壁部30は、ヒューズ位置決め部32,33が設けられる位置よりも仕切り壁部30の延在方向に延出されている。この構成によれば、仕切り壁部を、ヒューズ位置決め部32,33が設けられる位置よりも仕切り壁部30の延在方向(X方向)に延出させることで、ヒューズ部13のみでなく、電線12間を仕切ることができる。
・仕切り壁部30のZ方向における長さも任意に変更してもよい。
図8に示すように、仕切り壁部30のX方向端部側のZ方向長さを他の部位と比較して長く(高く)してもよい。なお、これらは例えば、必要な絶縁距離に応じて任意に変更可能である。
・上記実施形態では、仕切り壁部30を挟んで隣り合う電線12の数を計2つとしたが、3つ以上としてもよい。例えば、仕切り壁部30を挟んだ一方に1つの電線12を配置し、仕切り壁部30を挟んだ他方に2つの電線12を配置した構成や、など、適宜変更することが可能である。
・上記実施形態では、ハウジング本体21に対して別体のカバー22を装着する構成を採用したが、これに限らない。ハウジング本体21とカバー22とをヒンジ等により一体化した構成を採用してもよい。また、カバー22を省略した構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、バスバーによって電池セルCを直列接続する構成としたが、これに限らず、電池セルCを並列接続する構成を採用してもよい。
・上記実施形態で開示した電池セルCの個数は、一例であって適宜変更してもよい。また、電池セルの個数によってモジュール側端子や電線の数を適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、電池配線モジュールを車両に搭載される二次電池BTに装着されるものとしたが、車両以外の装置に搭載された電池に装着するような構成を採用してもよい。
10 電池配線モジュール
11 ハウジング
12 電線
13 ヒューズ部
13a ヒューズ本体部
13b 絶縁被覆部
14 モジュール側端子
21 ハウジング本体
22 カバー
23 収容部
23a 第1収容部
23b 第2収容部
24 底壁部(底部)
25 側壁部(外側壁部)
25a 側面
26 側壁部(外側壁部)
26a 側面
27 側壁部
30 仕切り壁部
30a,30b 側面
30c 周縁角部
30d 面取り部
31 ヒューズ位置決め部
32 第1ヒューズ位置決め部
32a リブ
32b スリット
32c 誘い込み部
32d 周縁角部
32e 面取り部
33 第2ヒューズ位置決め部
33a リブ
33b スリット
33c 誘い込み部
33d 周縁角部
33e 面取り部

Claims (9)

  1. ハウジングと、前記ハウジングに収容されるモジュール側端子と、前記モジュール側端子と接続される電線と、前記電線の経路中に介在されるヒューズ部とを備える電池配線モジュールであって、
    前記ヒューズ部は、ヒューズ本体部と、該ヒューズ本体部を覆って前記電線よりも太い絶縁被覆部とを有し、
    前記ハウジングは、前記電線を通線可能としつつ、前記絶縁被覆部を有する前記ヒューズ部の移動を規制するヒューズ位置決め部を有する、電池配線モジュール。
  2. 前記電線及び前記ヒューズ部は、複数並んで配置され、
    前記ハウジングは、隣り合う前記ヒューズ部間を仕切る仕切り壁部を有する、請求項1に記載の電池配線モジュール。
  3. 前記ヒューズ位置決め部は、前記仕切り壁部の側面から連続するように設けられる、請求項2に記載の電池配線モジュール。
  4. 前記仕切り壁部は、前記仕切り壁部を挟んで隣り合う2つの電線間に必要な絶縁距離に応じた個別のサイズを有する、請求項2又は請求項3に記載の電池配線モジュール。
  5. 前記仕切り壁部は、前記ヒューズ位置決め部が設けられる位置よりも前記仕切り壁部の延在方向に延出されている、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の電池配線モジュール。
  6. 前記仕切り壁部は、周縁角部に面取り部を有する、請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の電池配線モジュール。
  7. 前記電線を挟んで前記仕切り壁部と対向配置された外側壁部を更に備え、
    前記ヒューズ位置決め部は、前記外側壁部の側面から連続するように設けられる、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の電池配線モジュール。
  8. 前記ヒューズ位置決め部は、前記電線の導入方向上流側が拡開されて前記電線を誘い込む誘い込み部を有する、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電池配線モジュール。
  9. 前記ヒューズ位置決め部は、周縁角部に面取り部を有する、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電池配線モジュール。
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WO2023157667A1 (ja) * 2022-02-15 2023-08-24 矢崎総業株式会社 バスバーモジュール
WO2024075774A1 (ja) * 2022-10-06 2024-04-11 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線モジュール

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