JP2021105586A - 渦電流探触子 - Google Patents

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寛記 河井
Hiroki Kawai
寛記 河井
征一 大森
Seiichi Omori
征一 大森
誉寿 大島
Takatoshi Oshima
誉寿 大島
宏明 畠中
Hiroaki Hatanaka
宏明 畠中
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Abstract

【課題】誘起電圧のSN比を維持しつつ、リフトオフ量を低減する。【解決手段】渦電流探触子120は、コイル124が設けられ、被検査体の検査面(タービンの翼30の負圧面38)に対向する対向面部200と、対向面部200との為す角が所定の第1角度である底面部206と、対向面部200および底面部206の間に連続して設けられる凸曲面部208と、を有するプローブ本体122を備える。【選択図】図4

Description

本開示は、渦電流探触子に関する。
渦電流探傷装置は、導電性の被検査体に形成されたきず(不連続部)を検出する装置である。渦電流探傷装置は、棒形状の渦電流探触子と、電力供給部とを備える。渦電流探触子は、コイルを有する。電力供給部は、コイルに交流電力(励磁電圧)を印加する。渦電流探傷装置によって被検査体を検査する場合、渦電流探触子(コイル)を被検査体に近づけ、コイルに励磁電圧を印加して被検査体の表面に渦電流を発生させる。被検査体の表面にきずがある場合、きずの箇所において渦電流が変動する。したがって、渦電流探傷装置は、渦電流の変化に起因するコイルの起電力(誘起電圧)の変化に基づいて、きずの有無を判定する。
渦電流探傷装置によって、被検査体における平面の箇所または曲率が小さい(曲率半径が大きい)箇所を検査する場合、渦電流探触子を被検査体に接触させながら走査することができる。しかし、被検査体の曲率の大きい(曲率半径が小さい)箇所を検査する場合、渦電流探触子を被検査体に接触させながら走査することは困難である。したがって、被検査体の曲率の大きい箇所を検査する場合、渦電流探触子と被検査体との間の距離(リフトオフ量)が大きくなる。渦電流探傷装置において、リフトオフ量が大きくなると、渦電流が小さくなり、きずの大きさによっては検出できない場合がある。
そこで、可撓性を有するフィルム形状の渦電流探触子が開発されている(例えば、特許文献1)。特許文献1の技術では、渦電流探触子を被検査体に押圧する押圧手段を備え、渦電流探触子を被検査体に押圧しながら走査させることで、リフトオフ量を低減している。
特開2010−127767号公報
上記フィルム形状の渦電流探触子は、耐久性が低いという問題点がある。また、フィルム形状の渦電流探触子は、棒形状の渦電流探触子と比較して、コイルの巻き数が少なくなる。したがって、フィルム形状の渦電流探触子は、コイルの誘起電圧のSN比(シグナル−ノイズ比)が低下してしまうという問題がある。
本開示は、このような課題に鑑み、誘起電圧のSN比を維持しつつ、リフトオフ量を低減することが可能な渦電流探触子を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る渦電流探触子は、コイルが設けられ、被検査体の検査面に対向する対向面部と、対向面部との為す角が所定の第1角度である底面部と、対向面部および底面部の間に連続して設けられる凸曲面部と、を有するプローブ本体を備える。
また、被検査体は、検査面と、検査面との為す角が所定の第2角度である延在面と、検査面および延在面の間に連続して設けられる凹曲面と、を有し、凸曲面部の曲率は、凹曲面の曲率の1/2以上であり、凹曲面の曲率以下であってもよい。
本開示によれば、誘起電圧のSN比を維持しつつ、リフトオフ量を低減することが可能となる。
実施形態にかかる渦電流探傷装置を説明する図である。 回転機械のタービンの一部を示す図である。 比較例の渦電流探触子によるタービンの走査を説明する図である。 実施形態の渦電流探触子を説明する図である。 実施形態の渦電流探触子のリフトオフ量と、比較例の渦電流探触子のリフトオフ量とを説明する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の実施形態について詳細に説明する。実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本開示を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。また本開示に直接関係のない要素は図示を省略する。
[渦電流探傷装置100]
図1は、本実施形態にかかる渦電流探傷装置100を説明する図である。渦電流探傷装置100は、制御装置110と、渦電流探触子120と、表示装置130とを含む。
制御装置110は、信号ケーブル112を介して、渦電流探触子120に接続される。制御装置110は、信号ケーブル114を介して、表示装置130に接続される。制御装置110は、渦電流探触子120のコイル124に交流電力(励磁電圧)を印加する。また、制御装置110は、コイル124の起電力(誘起電圧)を示す信号(以下、「検出信号」という)を取得する。そして、制御装置110は、励磁電圧(参照信号)を基準とした、誘起電圧(検出信号)の振幅および位相の推移(変動)をリサージュ波形として、表示装置130に表示させる。
渦電流探触子120は、コイル(電気伝導コイル)124を含む。渦電流探触子120(コイル124)は、ユーザによって、被検査体10の表面を走査する。そうすると、コイル124に印加された励磁電圧によって、被検査体10の表面に渦電流が誘起される。そして、制御装置110は、渦電流に基づくコイル124の誘起電圧を示す検出信号を取得する。なお、被検査体10においてきず(不連続部)がない箇所を走査すると、コイル124の起電力(誘起電圧)と励磁電圧との振幅の差および位相の差は、変化しない(一定である)。一方、被検査体10においてきずがある箇所を走査すると、きずの箇所においてコイル124の起電力が変化する。したがって、制御装置110は、起電力の変化、つまり、誘起電圧の変化に基づき、被検査体10におけるきずの有無を判定する。
表示装置130は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイである。表示装置130は、制御装置110から受信したリサージュ波形を表示する。
このように、渦電流探傷装置100は、渦電流探触子120(コイル124)を被検査体10の表面に走査させることによりきずを検出する。ここで、被検査体10の形状によっては、コイル124と被検査体10との間の距離であるリフトオフ量が大きくなってしまう場合がある。例えば、タービンを有する回転機械のタービンの翼の付け根部は、窪みが形成される。このため、タービンを被検査体10とする場合、リフトオフ量が大きくなる箇所がある。
図2は、回転機械のタービン20の一部を示す図である。図2(a)は、回転機械のタービン20の一部分の斜視図である。図2(b)は、回転機械の翼30の径方向の断面の一部を示す図である。
図2(a)に示すように、タービン20は、タービン本体22と、複数の翼30とを含む。タービン本体22は、円板形状の部材である。タービン本体22の中央には、シャフトが接続される。複数(例えば、80枚)の翼30は、タービン本体22の外周面22aに等間隔に設けられる。翼30は、外周面22a(延在面)からタービン本体22の径方向外方に立設する。翼30の、タービン本体22の径方向と直交する断面の形状は、前縁32と、後縁34と、前縁32と後縁34との間に設けられた正圧面36および負圧面38とを有する翼形状である。翼30の付け根、つまり、翼30と外周面22aとの接続箇所には、翼30の外形に沿った凹曲面40(窪み)が設けられる。
具体的に説明すると、図2(b)に示すように、翼30は、負圧面38(検査面)を有する。負圧面38は、外周面22aとの為す角αが所定の第2角度である面である。第2角度は、0度を上回り180度未満である。翼30と外周面22aとの接続箇所には、負圧面38および外周面22aの間に連続した凹曲面40が設けられる。凹曲面40は、タービン本体22の内部に向かう方向に陥没した箇所である。換言すれば、凹曲面40は、タービン本体22の内方に凹となる曲面形状である。
タービン20は、共振等により、凹曲面40および凹曲面40近傍にきずが生じることがある。したがって、凹曲面40および凹曲面40近傍のきずの有無を渦電流探傷装置100で検出したいという要望がある。
図3は、比較例の渦電流探触子50によるタービン20の走査を説明する図である。図3(a)は、比較例の渦電流探触子50によるタービン20の走査を説明する第1の図である。図3(b)は、比較例の渦電流探触子50によるタービン20の走査を説明する第2の図である。図3(a)、図3(b)中、矢印は、渦電流探触子50の走査方向を示す。
図3(a)に示すように、比較例の渦電流探触子50の断面は、矩形形状である。渦電流探触子50は、測定面50aと、底面50bとを含む。測定面50aにはコイル52が設けられる。底面50bは、測定面50aと直交する面である。測定面50aと底面50bとの為す角は、270度である。測定面50aと底面50bとの間には角部50cが形成される。
渦電流探触子50を用いて負圧面38を検査する場合、測定面50aを負圧面38に接触させて、渦電流探触子50を図3(a)、図3(b)に示す移動方向に移動(走査)させる。角部50cが凹曲面40に到達するまでは、測定面50aを負圧面38に接触させることができるため、この際、渦電流探触子50は、負圧面38とコイル52とのリフトオフ量を実質的にゼロとすることができる。
しかし、図3(b)に示すように、渦電流探触子50が凹曲面40に差し掛かると、角部50cが凹曲面40に接触し、さらに移動(走査)を続けると、角部50cが凹曲面40を摺動する。角部50cが凹曲面40を摺動する際、コイル52と負圧面38との間のリフトオフ量が大きくなってしまう。そして、角部50cが凹曲面40を摺動し始めてから底面50bが外周面22aに接触するまで、リフトオフ量が漸増する。
このように、渦電流探触子50を用いて、被検査体10として、タービン20の翼30の付け根(凹曲面40)を検査する場合、リフトオフ量が大きくなる。リフトオフ量が大きいと、被検査体10の表面に誘起される渦電流が小さくなり、コイル52の誘起電圧が低下する。そうすると、検出信号のSN比が低くなり、きずの大きさによっては、渦電流探触子50によってきずを検出できない場合が生じる。
また、角部50cが凹曲面40を摺動する際、角部50cのみが凹曲面40に接触する。したがって、渦電流探触子50と凹曲面40とが線接触となり、渦電流探触子50が不安定になる(ガタつく)という問題がある。そうすると、渦電流探触子50のガタつきによってリフトオフ量が変動し、きずがない場合であっても起電力が変化して、疑似信号が発生してしまう。さらに、凹曲面40に沿うように渦電流探触子50を走査させた場合、ガタつきによって再現性が得にくいという問題もある。
そこで、本実施形態の渦電流探触子120は、リフトオフ量を低減し、安定して被検査体10を走査することが可能な形状を有する。以下、渦電流探触子120の具体的な構成について説明する。
[渦電流探触子120]
図4は、本実施形態の渦電流探触子120を説明する図である。図4(a)は、渦電流探触子120の上面図である。図4(b)は、図4(a)のIV(a)−IV(a)線の断面図である。
図4(a)、図4(b)に示すように、渦電流探触子120は、プローブ本体122と、コイル124と、把持部126とを含む。プローブ本体122は、棒形状である。プローブ本体122は、可撓性を有する材料(例えば、樹脂)で構成される。コイル124は、プローブ本体122に設けられる。把持部126は、ユーザによって把持される。把持部126は、コイル124と信号ケーブル112とを接続する。
以下、プローブ本体122について詳述する。図4(a)、図4(b)に示すように、プローブ本体122は、対向面部200と、外側面部202と、上面部204と、底面部206と、凸曲面部208とを有する。
対向面部200は、タービン20(被検査体10)の翼30の負圧面38(検査面)に対向可能な形状に形成される。図4(a)に示すように、本実施形態において、対向面部200の移動方向と直交する断面は、タービン20(被検査体10)の翼30の負圧面38の一部に沿った形状である。具体的に説明すると、対向面部200は、負圧面38よりも曲率が小さい(径が大きい)。したがって、対向面部200を負圧面38に容易に対向させることができる。コイル124は、対向面部200に設けられる。具体的に説明すると、コイル124は、プローブ本体122の中央と、プローブ本体122の先端との間の対向面部200に設けられる。
外側面部202は、対向面部200の反対側の面である。外側面部202は、負圧面38に向かって凸となる曲面形状である。換言すれば、外側面部202は、プローブ本体122の外部に向かう方向に突出した曲面形状である。プローブ本体122が対向面部200および外側面部202を有するため、検査対象の翼30に隣接する翼30にプローブ本体122が衝突してしまう事態を回避することができる。これにより、渦電流探触子120は、翼30をスムーズに走査することが可能となる。
図4(b)に示すように、外側面部202の高さは、対向面部200よりも大きい。また、外側面部202には、コイル124を穴202aに埋め込むための穴202bが形成される。穴202bは、可撓性を有する材料で充填される。
図4(b)に示すように、上面部204は、外側面部202と対向面部200との間に設けられる。上面部204は、外側面部202から対向面部200に向かって底面部206に近づく方向に傾斜する。
底面部206は、対向面部200との為す角βが所定の第1角度となる形状に形成される。第1角度は、180度を上回り360度未満である。第1角度は、例えば、270度である。底面部206は、対向面部200が負圧面38に対向する場合、外周面22aに対向する。
凸曲面部208は、対向面部200および底面部206の間に連続して設けられる。凸曲面部208は、負圧面38に向かって凸となる曲面形状である。換言すれば、凸曲面部208は、プローブ本体122の外部に向かう方向に突出した曲面形状である。凸曲面部208の曲率は、タービン20の凹曲面40の曲率の1/2以上であり、凹曲面40の曲率以下である。本実施形態において、凸曲面部208の曲率は、凹曲面40の曲率の1/2である。
以上説明したように、プローブ本体122は、凹曲面40を有する。これにより、比較例の渦電流探触子50と比較して、リフトオフ量を低減することができる。図5は、本実施形態の渦電流探触子120のリフトオフ量と、比較例の渦電流探触子50のリフトオフ量とを説明する図である。図5(a)は、本実施形態の渦電流探触子120と比較例の渦電流探触子50とを比較する図である。図5(b)は、本実施形態の渦電流探触子120のリフトオフ量と、比較例の渦電流探触子50のリフトオフ量とを説明する図である。
図5(a)に示すように、渦電流探触子120を構成するプローブ本体122の凸曲面部208は、渦電流探触子50の角部50cよりも対向面部200(コイル124)に対して内方に凹んでいる。
したがって、図5(b)に示すように、渦電流探触子120が凹曲面40に差し掛かると、凸曲面部208が凹曲面40を摺動する。上記したように、凸曲面部208は、角部50cよりも内方に凹んでいるため、渦電流探触子120は、図5(a)、図5(b)中、破線で示す渦電流探触子50よりもコイル124を負圧面38に近づけることができる。したがって、渦電流探触子120は、コイル124と負圧面38とのリフトオフ量LAを、渦電流探触子50のコイル52と負圧面38とのリフトオフ量LBより小さくすることができる。
また、上記したように、凸曲面部208の曲率は、凹曲面40の曲率の1/2以上であり、凹曲面40の曲率以下である。凸曲面部208の曲率が小さくなるほど、凸曲面部208は角部50cに近づく。つまり、凸曲面部208の曲率が小さくなるほど、リフトオフ量が増加する。一方、凸曲面部208の曲率が凹曲面40の曲率を上回ると、コイル124を凹曲面40に近づけることができなくなり、凹曲面40および凹曲面40の近傍のきずの有無を判定できない。したがって、凸曲面部208の曲率を、凹曲面40の曲率の1/2以上、凹曲面40の曲率以下とすることにより、リフトオフ量を低減し、かつ、きずの検出感度を向上させることができる。
また、凸曲面部208が凹曲面40を摺動する際、凸曲面部208が凹曲面40に接触する。したがって、渦電流探触子120の凸曲面部208は、凹曲面40と面接触することができる。これにより、渦電流探触子120は、タービン20を安定して走査することが可能となる。
また、プローブ本体122は、フィルム形状の渦電流探触子とは異なり、可撓性を有する材料で構成された棒形状の部材に、コイル124が一体的に埋め込まれて構成される。したがって、プローブ本体122は、フィルム形状の渦電流探触子と比較して、コイル124の剥離、または、落下に対する耐久性を向上させることができる。
また、プローブ本体122は、対向面部200と、外側面部202との間にコイル124を設けることができる。したがって、プローブ本体122は、フィルム形状の渦電流探触子と比較して、コイル124の巻き数を増加させることが可能となる。これにより、渦電流探触子120は、フィルム形状の渦電流探触子よりも、コイル124の誘起電圧を示す検出信号のSN比を増加させることができる。
以上、添付図面を参照しながら実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態において、被検査体10として、タービン20を例に挙げた。しかし、被検査体10は、走査方向に延在した検査面と、走査方向と交差する方向に延在した延在面と、検査面および延在面の間に連続して設けられる凹曲面を有する形状であれば、被検査体に限定はない。
また、穴202aに収容されるコイル124は、1つであってもよいし、2つであってもよい。つまり、渦電流探触子120は、単一方式、または、自己比較方式であってもよい。単一方式は、単独のコイル124で、誘起電圧の変化を検出する方法である。自己比較方式は、2つのコイル124を隣接してプローブ本体122に設置し、2つのコイル124が検出した誘起電圧の差を検出する方法である。また、渦電流探触子120は、穴202aを複数備え、各穴202aにそれぞれコイル124を配してもよい。
本開示は、渦電流探触子に利用することができる。
20 タービン(被検査体)
22a 外周面(延在面)
38 負圧面(検査面)
40 凹曲面
120 渦電流探触子
122 プローブ本体
124 コイル
200 対向面部
206 底面部
208 凸曲面部

Claims (2)

  1. コイルが設けられ、被検査体の検査面に対向する対向面部と、
    前記対向面部との為す角が所定の第1角度である底面部と、
    前記対向面部および前記底面部の間に連続して設けられる凸曲面部と、
    を有するプローブ本体を備える渦電流探触子。
  2. 前記被検査体は、
    前記検査面と、
    前記検査面との為す角が所定の第2角度である延在面と、
    前記検査面および前記延在面の間に連続して設けられる凹曲面と、
    を有し、
    前記凸曲面部の曲率は、前記凹曲面の曲率の1/2以上であり、前記凹曲面の曲率以下である請求項1に記載の渦電流探触子。
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