JP2021105435A - 管の接合方法および管搬送装置 - Google Patents

管の接合方法および管搬送装置 Download PDF

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【課題】第1搬送台車12を持ち上げて第2搬送台車15上の第2管14内に移す手間と労力を省くことができる管の接合方法を提供する。【解決手段】第1管11を載せた第1搬送台車12と第2管14を載せた第2搬送台車15とを主連結部材で連結した状態で前進させて、第1管11の一端部を最後尾の管4の他端部に接合し、第1管11の他端部を持ち上げ、第1搬送台車12と第2搬送台車15を後進させて、第1搬送台車12を第1管11の下方から抜き出し、主連結部材を取り外して第1搬送台車12と第2搬送台車15を切り離し、第1搬送台車12を、後進させて、第2搬送台車15上に載せられている第2管14の下方に引き込み、第2管14の下方において、第1搬送台車12と第2搬送台車15とを副連結部材21で連結し、第2搬送台車15を第1搬送台車12と共に前進させて、第2搬送台車15上の第2管14の一端部を最後尾の管4に接合された第1管11の他端部に接合する。【選択図】図25

Description

本発明は、例えば地下に形成された管路敷設坑内で管を接合して管路を形成する際の管の接合方法および管搬送装置に関する。
従来、この種の管の接合方法としては、例えば図32〜図34に示すように、管路敷設坑121内の軌条上を走行自在な第1搬送台車122上に第1管123を載せ、第1搬送台車122に連結バー124を介して連結された第2搬送台車125上に第2管126を載せて、第1管123および第2管126を搬送し、管路敷設坑121内の管路の最後尾の管127に第1管123と第2管126を接合するものがある。
このような管の接合方法では、先ず、図32に示すように、第1管123を載せた第1搬送台車122と第2管126を載せた第2搬送台車125とを前進させて最後尾の管127の手前側に停止させる。
次に、図33に示すように、連結バー124を取り外して第1搬送台車122と第2搬送台車125とを切り離し、第1搬送台車122を前進させて、第1管123の一端部を最後尾の管127の他端部に接合する。
その後、第1管123の下方に枕部材128を設置して、第1管123を枕部材128に預け、第1搬送台車122を後進させて第1管123の下方から第1管123の手前側に抜き出す。
このようにして抜き出された空の第1搬送台車122を持ち上げて、第2搬送台車125上に載せられている第2管126内に回収する。
その後、図34に示すように、第2搬送台車125を前進させて、第2搬送台車125上の第2管126の一端部を、最後尾の管127に接合された第1管123の他端部に接合する。
尚、上記のような管の接合方法は例えば下記特許文献1に記載されている。
特開2001−280541
しかしながら上記の従来形式では、図33に示すように、第1管123を最後尾の管127に接合した後、第1管123の下方から第1管123の手前側に抜き出した第1搬送台車122を持ち上げて、第2搬送台車125上の第2管126内に移すため、第1搬送台車122が大型で重い場合、第1搬送台車122を持ち上げて第2搬送台車125上の第2管126内に移す作業に多大な手間と労力を要するといった問題がある。
本発明は、第1搬送台車を持ち上げて第2搬送台車上の第2管内に移す手間と労力を省くことができる管の接合方法および管搬送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、管路敷設坑内を走行自在な第1搬送台車上に第1管を載せ、第1搬送台車に主連結部材を介して連結された第2搬送台車上に第2管を載せて、第1管および第2管を搬送し、管路敷設坑内の管路の最後尾の管に第1管と第2管を順次接合する管の接合方法であって、
第1管を載せた第1搬送台車と第2管を載せた第2搬送台車とを主連結部材で連結した状態で前進させて、第1管の一端部を最後尾の管の他端部に接合し、
第1管の他端部を持ち上げ、第1搬送台車と第2搬送台車を後進させて、第1搬送台車を第1管の下方から第1管の手前側に抜き出し、
主連結部材を取り外して第1搬送台車と第2搬送台車を切り離し、
第1搬送台車を、後進させて、第2搬送台車上に載せられている第2管の下方に引き込み、
第2管の下方において、第1搬送台車と第2搬送台車とを副連結部材で連結し、
第2搬送台車を第1搬送台車と共に前進させて、第2搬送台車上の第2管の一端部を最後尾の管に接合された第1管の他端部に接合し、
第2管の他端部を持ち上げて、第1搬送台車と第2搬送台車とが副連結部材で連結された状態で、第2搬送台車を第1搬送台車と共に第2管の下方から第2管の手前側に抜き出す
ものである。
これによると、第1管を最後尾の管に接合した後、第1搬送台車を第1管の手前側に抜き出し、第1搬送台車を第2搬送台車上に載せられている第2管の下方に引き込み、第2搬送台車を第1搬送台車と共に前進させて、第2搬送台車上の第2管を最後尾の管に接合された第1管に接合するため、第1搬送台車を持ち上げて第2搬送台車上の第2管内に移す手間と労力を省くことができる。
また、第2管の下方において、第1搬送台車と第2搬送台車とを副連結部材で連結しているため、その後、第2管の他端部を持ち上げて、第1搬送台車と第2搬送台車とを一緒に第2管の下方から第2管の手前側へ容易に抜き出すことができる。
本第2発明における管の接合方法は、副連結部材は、第1搬送台車に設けられた第1副係合部材と、第2搬送台車に設けられた第2副係合部材とを有し、
第1搬送台車と第2搬送台車とが主連結部材を介して連結されているときは、第1副係合部材と第2副係合部材とが離脱しており、
主連結部材を取り外して第1搬送台車と第2搬送台車を切り離した後、第1搬送台車を、後進させて、第2搬送台車上に載せられている第2管の下方に引き込み、
第2管の下方において、第1搬送台車を第2搬送台車に隣接させた際に、第1副係合部材と第2副係合部材とを係合して、第1搬送台車と第2搬送台車とを副連結部材で連結するものである。
本第3発明における管の接合方法は、第1副係合部材と第2副係合部材とは、第1搬送台車を第2搬送台車に隣接させた際に、係合するものである。
これによると、第1搬送台車を第2搬送台車に隣接させた際、第2管の下方において、第1搬送台車と第2搬送台車とを副連結部材で連結することができるため、第2管の下方のスペースが狭くても、容易に第1搬送台車と第2搬送台車とを連結することができる。
本第4発明における管の接合方法は、第1副係合部材と第2副係合部材とのいずれか一方が揺動自在な係合レバーであるとともに他方が係合軸であり、第1搬送台車を第2搬送台車に隣接させた際に、係合レバーを係合軸に係合して、第1搬送台車と第2搬送台車とを副連結部材で連結するものである。
本第5発明は、管を搬送する管搬送装置であって、
第1管を搬送する第1搬送台車と、第2管を搬送する第2搬送台車と、第1搬送台車と第2搬送台車との間に着脱自在に設けられた主連結部材と、副連結部材とを有し、
主連結部材は第1搬送台車と第2搬送台車とを所定間隔空けた状態で連結し、
副連結部材は、主連結部材が取り外された状態で、第1搬送台車と第2搬送台車とを所定間隔よりも縮小した間隔で連結するものである。
これによると、管搬送装置を用いて、上記第1発明に記載したような方法で管を接合することができるため、第1搬送台車を持ち上げて第2搬送台車上の第2管内に移す手間と労力を省くことができる。
また、主連結部材を取り外して第1搬送台車と第2搬送台車を切り離した後、第2管の下方において、第1搬送台車と第2搬送台車とを副連結部材で連結し、その後、第2管の他端部を持ち上げて、第1搬送台車と第2搬送台車とを一緒に第2管の下方から第2管の手前側へ容易に抜き出すことができる。
本第6発明における管搬送装置は、副連結部材は、第1搬送台車に設けられた第1副係合部材と、第2搬送台車に設けられた第2副係合部材とを有し、
第1副係合部材と第2副係合部材とは、第1搬送台車が第2搬送台車に隣接した際に、自動的に係合するものである。
これによると、第1搬送台車と第2搬送台車とを副連結部材で自動的に連結することができるため、作業スペースが狭くても、容易に第1搬送台車と第2搬送台車とを連結することができる。
本第7発明における管搬送装置は、第1副係合部材と第2副係合部材とのいずれか一方が揺動自在な係合レバーであるとともに他方が係合軸であり、
第1搬送台車が第2搬送台車に隣接した際、係合レバーが揺動して係合軸に係合し、第1搬送台車と第2搬送台車とが副連結部材を介して連結されるものである。
本第8発明における管搬送装置は、係合レバーは、係合軸に係脱自在な係合凹部と、係合軸に当接離間自在な案内部とを有するとともに、係合凹部が係合軸に係合する係合方向へ付勢されており、
案内部は、係合レバーの先端に形成されており、係合軸に摺接することにより、係合方向への付勢力に抗して、係合凹部が係合軸から離脱する離脱方向へ係合レバーを案内し、
係合凹部は係合レバーの揺動中心と案内部との間に形成されているものである。
これによると、主連結部材を取り外して第1搬送台車と第2搬送台車を切り離した後、第1搬送台車を第2搬送台車に隣接させた際、係合レバーの案内部が係合軸に摺接して係合レバーを離脱方向へ案内する。これにより、係合レバーが、係合方向への付勢力に抗して、離脱方向へ揺動し、係合軸から一旦退避する。その直後、係合レバーの案内部が係合軸を通過し、係合レバーの係合凹部が係合軸に達すると、係合レバーが、付勢力によって係合方向へ揺動し、係合凹部が係合軸に係合する。このようにして、第1搬送台車と第2搬送台車とが副連結部材で自動的に連結される。
本第9発明における管搬送装置は、係合凹部が係合軸に係合した状態で、台車の走行方向における係合軸と係合凹部との間に隙間が形成されるものである。
これによると、係合凹部が係合軸に係合した状態で、係合軸は、係合凹部内において、完全には拘束されず、台車の走行方向に移動可能な遊び(隙間)を有する。従って、第1搬送台車と第2搬送台車とが副連結部材で連結された状態で左右方向にカーブした搬送経路を走行する際、管搬送装置が、副連結部材において、カーブに沿って容易に湾曲する。これにより、管搬送装置がスムーズにカーブ経路を走行する。
以上のように本発明によると、第1搬送台車を持ち上げて第2搬送台車上の第2管内に移す手間と労力を省くことができ、さらに、第2管の下方において、第1搬送台車と第2搬送台車とを副連結部材で連結しているため、その後、第2管の他端部を持ち上げて、第1搬送台車と第2搬送台車とを一緒に第2管の下方から第2管の手前側へ容易に抜き出すことができる。
本発明の第1の実施の形態における管の接合方法を説明するための概略側面図である。 同、管搬送装置の平面図であり、第1搬送台車と第2搬送台車とが主連結部材で連結されている態様を示す。 同、管搬送装置の側面図であり、第1搬送台車と第2搬送台車とが主連結部材で連結されている態様を示す。 図1におけるX−X矢視図である。 同、管搬送装置の一部拡大平面図である。 同、管搬送装置の第1搬送台車と主連結部材との連結部分の断面図である。 同、管搬送装置の第2搬送台車と主連結部材との連結部分および切換装置の断面図であり、第2連結ピンが係合位置に切り換えられている態様を示す。 図7におけるX−X矢視図である。 同、管搬送装置の第2搬送台車と主連結部材との連結部分および切換装置の断面図であり、第2連結ピンが離脱位置に切り換えられている態様を示す。 図9におけるX−X矢視図である。 同、管搬送装置の第2搬送台車と主連結部材との連結部分および切換装置の断面図であり、第2搬送台車と主連結部材とを分離した態様を示す。 同、管搬送装置の副連結部材の側面図であり、係合レバーと係合軸とが離間している態様を示す。 同、管搬送装置の副連結部材の側面図であり、係合レバーの案内部が係合軸に当接した態様を示す。 同、管搬送装置の副連結部材の側面図であり、係合レバーが離脱方向に案内されている態様を示す。 同、管搬送装置の副連結部材の側面図であり、係合レバーが係合軸に係合している態様を示す。 同、管搬送装置の平面図であり、第1搬送台車と第2搬送台車とが副連結部材で連結されている態様を示す。 同、管の接合作業に用いられる持上用治具の斜視図である。 同、管の接合作業に用いられる持上用治具の断面図である。 同、管の接合作業に用いられる持上用治具の正面図である。 同、持上用治具を用いて管の受口を持ち上げているときの図である。 同、管の接合方法を示す図である。 同、管の接合方法を示す図である。 同、管の接合方法を示す図である。 同、管の接合方法を示す図である。 同、管の接合方法を示す図である。 同、管の接合方法を示す図である。 同、管の接合方法を示す図である。 同、管の接合方法を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における管搬送装置の副連結部材の側面図であり、係合レバーと係合軸とが離間している態様を示す。 同、管搬送装置の副連結部材の側面図であり、係合レバーが離脱方向に案内されている態様を示す。 同、管搬送装置の副連結部材の側面図であり、係合レバーが係合軸に係合している態様を示す。 従来の管の接合方法を示す図である。 同、管の接合方法を示す図である。 同、管の接合方法を示す図である。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1〜図3に示すように、1はシールド掘進機によって地中に構築された管路敷設抗であり、一次覆工が施工されている。管路敷設抗1内には、複数の管を接合してなる管路2と、左右一対のレール17(軌条の一例)とが敷設される。尚、両レール17はそれぞれ複数本の分割レール18を接合したものである。
また、管路敷設抗1内には、管を搬送する管搬送装置10と、管搬送装置10を走行させるバッテリーカー等の自走車両9とが備えられている。管搬送装置10は、第1管11を搬送する第1搬送台車12と、第2管14を搬送する第2搬送台車15と、第1搬送台車12と第2搬送台車15との間に着脱自在に設けられた主連結部材16と、副連結部材21とを有している。
尚、管路2を構成している管、管路2の最後尾の管4、第1管11および第2管14はそれぞれ、ダクタイル鋳鉄管であり、一端部に挿し口19を有するとともに、他端部に受口20を有している。また、自走車両9は第2搬送台車15に着脱自在に連結されている。
図1〜図5に示すように、第1搬送台車12は、管路敷設抗1内のレール17上を走行自在であり、台車本体23と、台車本体23に設けられた複数の走行用車輪24と、台車本体23上に支持された第1管11を昇降させる複数の台車ジャッキ25(昇降装置の一例)とを有している。尚、走行用車輪24はレール17上を転動自在であり、台車ジャッキ25は台車本体23に設けられている。
また、第2搬送台車15は第1搬送台車12と同様の構成を有しており、台車本体23上には第2管14が支持される。尚、図5,図7〜図11に示すように、第2搬送台車15の台車本体23は一端部に連結板27を有しており、連結板27には上下方向に貫通する連結孔31が形成されている。
主連結部材16は、図5,図6に示すように一端部が第1連結ピン32を介して第1搬送台車12の台車本体23に着脱自在に連結されており、図5,図7に示すように他端部が第2連結ピン36を介して第2搬送台車15の台車本体23に着脱自在に連結されている。
また、主連結部材16は、その他端部上面にサポート板39を有している。サポート板39には、主連結部材16を上下方向に貫通する保持孔40が形成されている。第2連結ピン36は、保持孔40内に嵌め込まれ、第2搬送台車15の連結板27に係脱自在であり、図7,図8に示すように下方から連結孔31に突入して連結板27に係合する係合位置P1と、図9,図10に示すように係合位置P1から連結孔31の下方に落下して連結板27から離脱する離脱位置P2とに切り換え可能である。
主連結部材16には、第2連結ピン36を係合位置P1から離脱位置P2に切り換えるための切換装置37が設けられている。切換装置37は、係合位置P1の第2連結ピン36を下方から支持する支持板43と、搬送台車12,15の走行方向A(管長方向)にスライド自在な連動杆44と、外部から切換装置37を作動させるための操作レバー45とを有している。
支持板43は、主連結部材16の他端部において下方から支持片47に支持され、走行方向Aへスライド自在である。また、操作レバー45は連動杆44の一端に設けられ、支持板43は連動杆44の他端に設けられている。
また、主連結部材16の他端部には、係合位置P1から離脱位置P2に落下した第2連結ピン36を下方から受け止める受止板56が設けられている。
また、第2搬送台車15の連結板27には、第2連結ピン36を係合位置P1から離脱位置P2に向かって付勢するコイルスプリング54が設けられている。このコイルスプリング54は、連結板27の上面に設けられた箱状の収納部材55内に収納されている。
上記のような切換装置37によると、図7,図8に示すように、第2連結ピン36は、係合位置P1に切り換えられている場合、支持板43上に支持された状態で、連結孔31に突入して連結板27に係合する。これにより、主連結部材16の他端部と第2搬送台車15とが第2連結ピン36および連結板27を介して連結される。この際、コイルスプリング54は圧縮され、操作レバー45は連結位置P3に切り換えられている。
その後、図9,図10に示すように、操作レバー45を連結位置P3から切り離し位置P4に切り換えることにより、連動杆44が操作レバー45に連動して走行方向Aにスライドし、支持板43が第2連結ピン36の下方から前方へ退避する。これにより、第2連結ピン36が落下して、係合位置P1から離脱位置P2に切り換えられ、受止板56で受け止められる。このため、第2連結ピン36が連結孔31の下方に落下して連結板27から離脱し、図11に示すように主連結部材16と第2搬送台車15との連結が解除される。
この際、第2連結ピン36は、コイルスプリング54によって係合位置P1から離脱位置P2に向かって付勢されているため、確実に離脱位置P2に切り換えられる。
図1〜図3に示すように、主連結部材16は第1搬送台車12と第2搬送台車15とを所定間隔D1だけ空けた状態で連結する。また、図15,図16に示すように、副連結部材21は、主連結部材16が取り外された状態で、第1搬送台車12と第2搬送台車15とを所定間隔D1よりも縮小した間隔D2で連結する。
図2,図3,図5,図12に示すように、副連結部材21は、第1搬送台車12に設けられた揺動自在な係合レバー58(第1副係合部材の一例)と、第2搬送台車15に設けられた係合軸59(第2副係合部材の一例)とを有している。
ここで、第1および第2搬送台車12,15の走行方向Aを前後方向とし、走行方向Aに直行する方向を左右方向とすると、係合レバー58は第1搬送台車12の台車本体23の他端部(後端部)に左右一対設けられており、同様に、係合軸59は第2搬送台車15の台車本体23の一端部(前端部)に左右一対設けられている。これら一対の係合レバー58および一対の係合軸59はそれぞれ管搬送装置10の中心線66に対して左右両側に振り分けられている。
また、両係合レバー58はそれぞれ、係合軸59に係脱自在な係合凹部61と、係合軸59に当接離間自在な案内部62とを有するとともに、自重によって係合凹部61が係合軸59に係合する係合方向Eへ付勢されている。
案内部62は、係合レバー58の先端部(遊端部)から斜め下向きに傾斜した傾斜部であり、図13,図14に示すように、走行方向Aから係合軸59に摺接することにより、係合方向Eへの付勢力(すなわち自重)に抗して、係合凹部61が係合軸59から離脱する離脱方向Gへ係合レバー58を案内する。
この場合、係合方向Eが下方向となり、離脱方向Gが上方向となる。また、係合レバー58の先端部(遊端部)は尖っており、係合レバー58の基端部は横軸63を介して第1搬送台車12の台車本体23に連結されている。係合凹部61は、下向きに開放された切欠部であり、係合レバー58の揺動中心である横軸63と案内部62との間に形成されている。
尚、図12に示すように係合レバー58が係合軸59から離間している時および図15に示すように係合凹部61が係合軸59に係合している時、係合レバー58は水平に保たれる。また、図15に示すように、係合凹部61が係合軸59に係合した状態で、第1および第2搬送台車12,15の走行方向Aにおける係合軸59と係合凹部61との間には、隙間65(遊び)が形成される。
図17〜図19に示すように、80は管路敷設抗1内で管の開口端部を持ち上げるための持上用治具である。持上用治具80は、治具フレーム81と、第1管11の受口20の開口端部を管径方向Bにおいて挟む挟持機構82と、油圧式のジャッキ83とを有している。
治具フレーム81は、背板86と、背板86の両端に設けられた内側端板87および外側端板88とを有している。背板86には取っ手89が設けられている。
挟持機構82は、管径方向Bにおいて対向する一対の固定板91および可動板92と、固定板91に対して可動板92を移動させる移動部材93とを有している。固定板91は背板86に固定されている。ジャッキ83は、伸縮自在なラム84(伸縮部材の一例)を有しており、固定板91に取り付けられて外側端板88を貫通している。尚、挟持機構82で第1管11の受口20の開口端部を挟んだ状態で、ラム84は第1管11の外側において管径方向Bに伸縮自在である。
移動部材93は、外周に雄ねじを有するボルト体94と、ボルト体94の先端に設けられた係合片95とを有している。内側端板87には雌ねじを有するねじ孔90が形成されている。移動部材93のボルト体94は、雄ねじと雌ねじとが螺合した状態で、回転自在にねじ孔90に挿通されている。また、可動板92は上面に係合体96を有している。係合片95はボルト体94よりも大径であり、係合片95と係合体96とが係合している。
上記のような持上用治具80によると、図19の仮想線で示すように、受口20の開口端部を固定板91および可動板92との間に入れ、移動部材93を一方向に回して可動板92を固定板91に接近させる。これにより、管径方向Bにおける固定板91と可動板92との間隔Cが短縮され、受口20の開口端部が固定板91と可動板92との間に挟まれ、持上用治具80が受口20の開口端部に取付けられる。
このようにして、図20に示すように、2台の持上用治具80を受口20の開口端部の下部に取り付け、両持上用治具80のジャッキ83のラム84を伸長することにより、ラム84の先端が管路敷設抗1の内壁面5を押すため、第1管11の受口20が持ち上げられる。
また、移動部材93を逆方向に回して可動板92を固定板91から遠ざけることにより、管径方向Bにおける固定板91と可動板92との間隔Cが拡大され、持上用治具80を受口20の開口端部から取り外すことができる。
さらに、上記と同様に、持上用治具80を用いて第2管14の受口20を持ち上げたり、或いは、第1および第2管11,14の挿し口19を持ち上げることも可能である。
以下に、管路敷設抗1内で管搬送装置10および持上用治具80を用いて管を接合する接合方法を説明する。
図1,図2に示すように、管搬送装置10の第1搬送台車12と第2搬送台車15とを主連結部材16で連結した状態で、第1搬送台車12の台車本体23上に第1管11を載せ、第2搬送台車15の台車本体23上に第2管14を載せ、自走車両9を前進させて管搬送装置10を前方へ押すことにより、第1搬送台車12と第2搬送台車15とを前進させて第1管11と第2管14とを搬送し、図21に示すように、第1管11の挿し口19(一端部)を管路2の最後尾の管4の受口20(他端部)に挿入して接合する。
この際、第1搬送台車12の台車ジャッキ25により第1管11の上下位置を調整することで、接合時における上下方向の心出しを行うことができる。尚、図2,図12に示すように、上記のように第1搬送台車12と第2搬送台車15とが主連結部材16を介して連結されているときは、副連結部材21の係合レバー58と係合軸59とは離間している。
次に、図20,図22に示すように、2台の持上用治具80を第1管11の受口20の開口端部の下部に取り付け、両持上用治具80のジャッキ83のラム84を伸長して第1管11の受口20(他端部)を持ち上げる。これにより、第1管11が第1搬送台車12の上方に浮き上がる。
次に、図23に示すように、自走車両9を後進させて管搬送装置10を後方へ移動し、第1搬送台車12を第1管11の下方から第1管11の手前側に抜き出す。さらに、第1管11の下方のレール17の分割レール18を撤去する。尚、上記のように第1管11の下方の分割レール18を撤去しているが、作業の妨げになる等の不都合が生じない場合は、分割レール18を撤去せずに、そのまま残してもよい。
次に、第1管11の受口20の下方にH型鋼等の支持部材70を設置し、持上用治具80のジャッキ83のラム84を短縮して、第1管11の受口20(他端部)を支持部材70上に下して支持部材70で支持する。その後、2台の持上用治具80を、第1管11の受口20の開口端部から取り外し、第2管14内に移して一時的に収納する。上記のように第1管11の受口20は支持部材70で支持されているため、第1管11の受口20側が下方にずれるのを防止することができる。
次に、図24に示すように、主連結部材16を取り外して第1搬送台車12と第2搬送台車15を切り離す。すなわち、図6の仮想線で示すように第1連結ピン32を取り外して主連結部材16の一端部と第1搬送台車12の台車本体23との連結を解除する。
さらに、図9,図10に示すように、操作レバー45を操作して連結位置P3から切り離し位置P4に切り換え、主連結部材16の他端部と第2搬送台車15の台車本体23との連結を解除し、図11に示すように主連結部材16を第2搬送台車15から離脱させる。これにより、主連結部材16が第1搬送台車12と第2搬送台車15との間から取り外されて、図24に示すように第1搬送台車12と第2搬送台車15とが切り離される。
尚、上記のようにして取り外した主連結部材16を第2管14内に移して一時的に収納してもよい。さらに、第2搬送台車15上に載せられている第2管14を台車ジャッキ25で持ち上げる。
その後、図25に示すように、第1搬送台車12を、押して後進させ、第2搬送台車15上の第2管14の下方に引き込む。尚、上記のように第2搬送台車15上の第2管14を台車ジャッキ25で持ち上げることにより、第2管14の下方のスペースが上方に拡大するため、第1搬送台車12を第2管14の下方に引き込むことが可能なスペースを、第2管14の下方に確保することができる。
上記のように第1搬送台車12を、第2搬送台車15上の第2管14の下方に引き込んで、第2搬送台車15に隣接させた際、図13に示すように、第1搬送台車12の係合レバー58の案内部62が第2搬送台車15の係合軸59に摺接して係合レバー58を離脱方向Gへ案内する。これにより、図14に示すように、係合レバー58が、自重による係合方向Eへの付勢力に抗して、離脱方向Gへ揺動し、係合軸59から一旦上方へ退避する。その直後、係合レバー58の案内部62が係合軸59の上方を通過し、係合凹部61が係合軸59の上方に達すると、図15,図16に示すように、係合レバー58が、自重による付勢力によって係合方向Eへ揺動し、係合凹部61が係合軸59に係合する。これにより、第1搬送台車12と第2搬送台車15とが副連結部材21で自動的に連結され、図25に示すように、第2管14の下方のスペース71が狭くても、容易に第1搬送台車12と第2搬送台車15とを連結することができる。
その後、図26に示すように、自走車両9を前進させて、第2搬送台車15を第1搬送台車12と共に前進させ、第2搬送台車15上の第2管14の挿し口19を最後尾の管4に接合された第1管11の受口20に接合する。
この際、第2搬送台車15の台車ジャッキ25により第2管14の上下位置を調整することで、接合時における上下方向の心出しを行うことができる。
その後、図27に示すように、2台の持上用治具80を第2管14の受口20の開口端部の下部に取り付け、持上用治具80で第2管14の受口20(他端部)を持ち上げる。これにより、第2管14が第2搬送台車15の上方に浮き上がる。
そして、自走車両9を後進させることにより、第1搬送台車12と第2搬送台車15とが、副連結部材21で連結された状態で、自走車両9と共に後進し、第2管14の下方から第2管14の手前側に抜き出される。これにより、第1搬送台車12と第2搬送台車15とを一緒に第2管14の下方から第2管14の手前側へ容易に抜き出すことができる。
その後、図28に示すように、第2管14の受口20の下方に支持部材70を設置し、持上用治具80のジャッキ83のラム84を短縮して、第2管14の受口20を支持部材70で支持する。その後、2台の持上用治具80を、第2管14の受口20の開口端部から取り外す。
これにより、管路2の最後尾の管4に第1管11と第2管14とが接合され、上記接合工程を繰り返して行うことにより、管路敷設抗1内の管路2が延長される。
上記のような管の接合方法によると、図25に示すように、空の第1搬送台車12を第2搬送台車15上の第2管14の下方に引き込んでいるため、空の第1搬送台車12を持ち上げて第2搬送台車15上の第2管14内に移す必要はなく、このような作業にかかる手間と労力を省くことができる。
また、空になった第1および第2搬送台車12,15を回収して、別の第1および第2管を第1および第2搬送台車12,15で搬送して順次最後尾の管に接合する作業を繰り返すことができる。
また、図9〜図11に示すように、操作レバー45を連結位置P3から切り離し位置P4に切り換えることにより、第2連結ピン36を係合位置P1から離脱位置P2に切り換えて、遠隔操作で主連結部材16と第2搬送台車15との連結を解除することができる。このような操作レバー45の操作は第2連結ピン36から離れた箇所すなわち第2管14の挿し口19よりも前方の箇所で行えるため、遠隔操作で第2連結ピン36を係合位置P1から離脱位置P2に切り換えることができる。従って、第2連結ピン36を係合位置P1から離脱位置P2に切り換える際、第2搬送台車15上の第2管14が切り換えの邪魔になることはない。
また、図15に示すように、係合レバー58の係合凹部61が係合軸59に係合して、第1搬送台車12と第2搬送台車15とが副連結部材21で連結された状態で、係合軸59は、係合凹部61内において、完全には拘束されず、第1および第2搬送台車12,15の走行方向Aに移動可能な遊び(隙間65)を有する。従って、第1搬送台車12と第2搬送台車15とが副連結部材21で連結された状態で左右方向にカーブしたレール17上を走行する際、管搬送装置10が、副連結部材21において、カーブに沿って容易に湾曲する。これにより、管搬送装置10がカーブしたレール17上をスムーズに走行する。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、図29に示すように、副連結部材21の係合レバー58の係合凹部61は上向きに開放されており、案内部62は係合レバー58の先端部から斜め上向きに傾斜した傾斜部である。また、係合レバー58は、横軸63に外嵌された捩りコイルばね73(付勢手段の一例)によって、係合凹部61が係合軸59に係合する係合方向Eへ付勢されている。
第2の実施の形態では、先述した第1の実施の形態とは逆に、係合方向Eが上方向となり、離脱方向Gが下向となる。
これによると、図25に示すように、第1搬送台車12を、第2搬送台車15上の第2管14の下方に引き込んで、第2搬送台車15に隣接させた際、図30に示すように、第1搬送台車12の係合レバー58の案内部62が第2搬送台車15の係合軸59に摺接して係合レバー58を離脱方向Gへ案内する。これにより、係合レバー58が、捩りコイルばね73による係合方向Eへの付勢力に抗して、離脱方向Gへ揺動し、係合軸59から一旦下方へ退避する。その直後、係合レバー58の案内部62が係合軸59の下方を通過し、係合凹部61が係合軸59の下方に達すると、係合レバー58が、捩りコイルばね73による付勢力によって係合方向Eへ揺動し、図31に示すように係合凹部61が係合軸59に係合する。これにより、第1搬送台車12と第2搬送台車15とが副連結部材21で自動的に連結される。
上記各実施の形態ではそれぞれ、第1搬送台車12に設けられた第1副係合部材として係合レバー58を用い、第2搬送台車15に設けられた第2副係合部材として係合軸59を用いているが、第1副係合部材として係合軸59を用い、第2副係合部材として係合レバー58を用いてもよい。すなわち、係合レバー58を第2搬送台車15に設け、係合軸59を第1搬送台車12に設けてもよい。
上記各実施の形態ではそれぞれ、図2に示すように、2本の係合レバー58および2本の係合軸59をそれぞれ管搬送装置10の中心線66に対して左右両側に振り分けて設けているが、1本の係合レバー58および1本の係合軸59を管搬送装置10の中心線66上に設けてもよい。この場合、係合軸59と係合凹部61との隙間65を無くしたり或いは縮小することができる。
上記各実施の形態では、図12,図29に示すように、横軸63を水平方向に設置して、係合レバー58の係合方向Eと離脱方向Gとを上下方向にしているが、横軸63を鉛直方向に設置して、係合レバー58の係合方向Eと離脱方向Gとを左右方向にしてもよい。
1 管路敷設坑
2 管路
4 最後尾の管
10 管搬送装置
11 第1管
12 第1搬送台車
14 第2管
15 第2搬送台車
16 主連結部材
21 副連結部材
58 係合レバー(第1副係合部材)
59 係合軸(第2副係合部材)
61 係合凹部
62 案内部
65 隙間
A 走行方向
D1 所定間隔
D2 所定間隔よりも縮小した間隔
E 係合方向
G 離脱方向

Claims (9)

  1. 管路敷設坑内を走行自在な第1搬送台車上に第1管を載せ、第1搬送台車に主連結部材を介して連結された第2搬送台車上に第2管を載せて、第1管および第2管を搬送し、管路敷設坑内の管路の最後尾の管に第1管と第2管を順次接合する管の接合方法であって、
    第1管を載せた第1搬送台車と第2管を載せた第2搬送台車とを主連結部材で連結した状態で前進させて、第1管の一端部を最後尾の管の他端部に接合し、
    第1管の他端部を持ち上げ、第1搬送台車と第2搬送台車を後進させて、第1搬送台車を第1管の下方から第1管の手前側に抜き出し、
    主連結部材を取り外して第1搬送台車と第2搬送台車を切り離し、
    第1搬送台車を、後進させて、第2搬送台車上に載せられている第2管の下方に引き込み、
    第2管の下方において、第1搬送台車と第2搬送台車とを副連結部材で連結し、
    第2搬送台車を第1搬送台車と共に前進させて、第2搬送台車上の第2管の一端部を最後尾の管に接合された第1管の他端部に接合し、
    第2管の他端部を持ち上げて、第1搬送台車と第2搬送台車とが副連結部材で連結された状態で、第2搬送台車を第1搬送台車と共に第2管の下方から第2管の手前側に抜き出すことを特徴とする管の接合方法。
  2. 副連結部材は、第1搬送台車に設けられた第1副係合部材と、第2搬送台車に設けられた第2副係合部材とを有し、
    第1搬送台車と第2搬送台車とが主連結部材を介して連結されているときは、第1副係合部材と第2副係合部材とが離脱しており、
    主連結部材を取り外して第1搬送台車と第2搬送台車を切り離した後、第1搬送台車を、後進させて、第2搬送台車上に載せられている第2管の下方に引き込み、
    第2管の下方において、第1搬送台車を第2搬送台車に隣接させた際に、第1副係合部材と第2副係合部材とを係合して、第1搬送台車と第2搬送台車とを副連結部材で連結することを特徴とする請求項1に記載の管の接合方法。
  3. 第1副係合部材と第2副係合部材とは、第1搬送台車を第2搬送台車に隣接させた際に、係合することを特徴とする請求項2に記載の管の接合方法。
  4. 第1副係合部材と第2副係合部材とのいずれか一方が揺動自在な係合レバーであるとともに他方が係合軸であり、第1搬送台車を第2搬送台車に隣接させた際に、係合レバーを係合軸に係合して、第1搬送台車と第2搬送台車とを副連結部材で連結することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の管の接合方法。
  5. 管を搬送する管搬送装置であって、
    第1管を搬送する第1搬送台車と、第2管を搬送する第2搬送台車と、第1搬送台車と第2搬送台車との間に着脱自在に設けられた主連結部材と、副連結部材とを有し、
    主連結部材は第1搬送台車と第2搬送台車とを所定間隔空けた状態で連結し、
    副連結部材は、主連結部材が取り外された状態で、第1搬送台車と第2搬送台車とを所定間隔よりも縮小した間隔で連結することを特徴とする管搬送装置。
  6. 副連結部材は、第1搬送台車に設けられた第1副係合部材と、第2搬送台車に設けられた第2副係合部材とを有し、
    第1副係合部材と第2副係合部材とは、第1搬送台車が第2搬送台車に隣接した際に、自動的に係合することを特徴とする請求項5に記載の管搬送装置。
  7. 第1副係合部材と第2副係合部材とのいずれか一方が揺動自在な係合レバーであるとともに他方が係合軸であり、
    第1搬送台車が第2搬送台車に隣接した際、係合レバーが揺動して係合軸に係合し、第1搬送台車と第2搬送台車とが副連結部材を介して連結されることを特徴とする請求項6に記載の管搬送装置。
  8. 係合レバーは、係合軸に係脱自在な係合凹部と、係合軸に当接離間自在な案内部とを有するとともに、係合凹部が係合軸に係合する係合方向へ付勢されており、
    案内部は、係合レバーの先端に形成されており、係合軸に摺接することにより、係合方向への付勢力に抗して、係合凹部が係合軸から離脱する離脱方向へ係合レバーを案内し、
    係合凹部は係合レバーの揺動中心と案内部との間に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の管搬送装置。
  9. 係合凹部が係合軸に係合した状態で、台車の走行方向における係合軸と係合凹部との間に隙間が形成されることを特徴とする請求項8に記載の管搬送装置。
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