JP2021105382A - ハイブリッドシステムの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】システム効率の向上を図ることができる、ハイブリッドシステムの制御装置を提供する。【解決手段】ECU6のマイコン51に内蔵されている不揮発性メモリには、エンジン回転数とエンジントルクとの関係を示す目標動作線が記憶されている。目標動作線は、互いに異なる複数のシステム電圧ごとに作成されている。そして、システム電圧に応じた目標動作線が選択されて、その選択された目標動作線に従って目標エンジン回転数および目標エンジントルクが設定され、目標エンジン回転数および目標エンジントルクが得られるようにエンジン11の駆動が制御される。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載されるハイブリッドシステムの制御装置に関する。
従来、エンジンおよび走行のための駆動源である駆動モータを備えるハイブリッドシステムが知られている。たとえば、シリーズ方式のハイブリッドシステムでは、エンジンの動力が発電モータで電力に変換され、その電力およびバッテリの出力で駆動モータが駆動されて、その駆動モータの動力が駆動輪に伝達される。
エンジンは、最良の熱効率が達成されるエンジン回転数とエンジントルクとの関係を有している。この関係に従って、発電モータに要求される発電電力に応じたエンジントルクおよびエンジン回転数が設定され、その設定したエンジントルクおよびエンジン回転数が得られるようにエンジンが駆動されることにより、エンジンを最良の熱効率で動作させることができる。
特開2006−347283号公報 特開2015−128933号公報
しかし、エンジンが発生する動力は、発電モータおよびインバータにより直流電力に変換されて、バッテリの充電に使用されたり、駆動モータの駆動に使われたりする。そのため、ハイブリッドシステムのシステム効率は、エンジンの熱効率、発電モータの効率およびインバータの効率によって決まる。したがって、エンジンが最良の熱効率で動作していても、システム効率が必ずしも良いとは限らない。
本発明の目的は、システム効率の向上を図ることができる、ハイブリッドシステムの制御装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係るハイブリッドシステムの制御装置は、エンジン、エンジンの動力で発電する発電モータ、バッテリ、バッテリの出力電圧をシステム電圧に昇圧する昇圧コンバータおよびシステム電圧により駆動される駆動モータを備え、車両に搭載されて、駆動モータの動力を車両の駆動輪に伝達するハイブリッドシステムの制御装置であって、互いに異なる複数のシステム電圧ごとに作成され、エンジンの目標エンジン回転数と目標エンジントルクとの関係を示す目標動作線を記憶する記憶手段と、システム電圧に応じた目標動作線を選択し、当該選択した目標動作線に従って目標エンジン回転数および目標エンジントルクを設定して、エンジンの駆動を制御するエンジン制御手段とを含む。
この構成によれば、記憶手段には、エンジン回転数とエンジントルクとの関係を示す目標動作線が記憶されている。目標動作線は、互いに異なる複数のシステム電圧ごとに作成されている。そして、システム電圧に応じた目標動作線が選択されて、その選択された目標動作線に従って目標エンジン回転数および目標エンジントルクが設定され、目標エンジン回転数および目標エンジントルクが得られるようにエンジンの駆動が制御される。
エンジンの熱効率ならびに発電モータおよびインバータによる発電効率によって決まるシステム効率は、システム電圧により変化する。システム電圧ごとのシステム効率は実測可能であるから、システム電圧ごとのシステム効率を予め実測し、実測データを基に、システム電圧ごとにシステム効率が高効率となるエンジンの目標動作線を作成することができる。したがって、その作成したシステム電圧ごとの目標動作線を記憶手段に記憶させておけば、システム電圧に応じた目標動作線に従ってエンジンの駆動を制御することにより、システム効率の向上を図ることができる。その結果、ハイブリッドシステムにおけるエネルギ損失の低減を図ることができ、ハイブリッドシステムが搭載される車両の動力性能および燃費の向上を図ることができる。
エンジン制御手段は、システム電圧に応じた目標動作線上にハイブリッドシステムのシステム効率を低下させる領域が存在する場合、当該領域上でエンジンが動作しないよう、目標エンジン回転数および目標エンジントルクの少なくとも一方を設定することが好ましい。
システム効率が高効率となるようにエンジンの目標動作線が作成されても、目標動作線上の一部の領域では、システム効率が低下する場合がある。当該領域上でエンジンが動作しないよう、目標エンジン回転数および目標エンジントルクの少なくとも一方が設定されることにより、システム効率の局所的な低下を抑制でき、車両の動力性能および燃費のさらなる向上を図ることができる。
本発明によれば、システム効率の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るハイブリッドシステムが搭載された車両の構成を示すブロック図である。 エンジンの目標動作線を示す図であり、システム電圧A(V)に対応した目標動作線を示す。 エンジンの目標動作線を示す図であり、システム電圧B(V)に対応した目標動作線を示す。 エンジンの目標動作線を示す図であり、システム電圧C(V)に対応した目標動作線を示す。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<ハイブリッド車両>
図1は、本発明の一実施形態に係るハイブリッドシステム2が搭載された車両1の構成を示すブロック図である。
車両1は、シリーズ方式のハイブリッドシステム2を搭載している。ハイブリッドシステム2には、エンジン(ENG)11、発電モータ(MG1)12、駆動モータ(MG2)13、駆動用バッテリ14およびPCU(Power Control Unit:パワーコントロールユニット)15が含まれる。
エンジン11は、たとえば、ガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンである。エンジン11のクランクシャフト21には、エンジン出力ギヤ22がクランクシャフト21と一体に回転するように設けられている。
発電モータ12は、たとえば、永久磁石同期モータからなる。発電モータ12の回転軸23には、発電モータギヤ24が一体に回転するように設けられている。発電モータギヤ24は、エンジン出力ギヤ22と噛合している。発電モータ12は、エンジン11の停止時に、エンジン11をクランキングさせるスタータモータとして使用される。エンジン11の始動後、発電モータ12は、エンジン11の動力を電力に変換する発電機として機能する。
駆動モータ13は、たとえば、発電モータ12よりも大型の永久磁石同期モータからなる。駆動モータ13の回転軸25には、モータ出力ギヤ26が回転軸25と一体回転するように設けられている。
モータ出力ギヤ26は、車両1に搭載されている動力伝達機構3に結合されている。動力伝達機構3には、カウンタ軸31、カウンタギヤ32、出力ギヤ33およびデファレンシャルギヤ34が含まれる。カウンタ軸31は、駆動モータ13の回転軸25と平行に設けられている。カウンタギヤ32および出力ギヤ33は、カウンタ軸31に一体に回転するように設けられている。出力ギヤ33は、デファレンシャルギヤ34のリングギヤ35と噛合している。モータ出力ギヤ26は、カウンタギヤ32と噛合している。
駆動モータ13の動力は、モータ出力ギヤ26、カウンタギヤ32および出力ギヤ33を介して、デファレンシャルギヤ34に伝達される。そして、デファレンシャルギヤ34に伝達された動力は、車両1の左右のドライブシャフト4を介して、左右の駆動輪5に伝達される。これにより、左右の駆動輪5が回転し、車両1が前進または後進走行する。
駆動用バッテリ14は、複数の二次電池(たとえば、リチウムイオン電池)を組み合わせた組電池である。駆動用バッテリ14は、たとえば、約200〜350V(ボルト)の直流電力を出力する。
PCU15は、発電モータ12および駆動モータ13の駆動を制御するためのユニットであり、第1インバータ(MG1 INV)41、第2インバータ(MG2 INV)42および昇圧コンバータ(BstCONV)43を備えている。
車両1の加速走行時には、駆動モータ13が力行運転されて、駆動モータ13が力行のための動力を発生する。このとき、駆動用バッテリ14から出力される直流電力が昇圧コンバータ43により必要に応じて昇圧されて、昇圧コンバータ43から出力される直流電力が第2インバータ42で交流電力に変換され、その交流電力が駆動モータ13に供給される。これにより、駆動用バッテリ14の電力が消費される。
また、エンジン11の始動時には、駆動用バッテリ14から出力される直流電力が昇圧コンバータ43により昇圧されて、昇圧された直流電力が第1インバータ41で交流電力に変換され、交流電力が発電モータ12に供給される。これにより、発電モータ12がモータリング運転されて、エンジン11が発電モータ12によりモータリングされる。このモータリングによりエンジン11のクランクシャフトが回転し、その回転数が始動に必要な回転数まで上昇すると、エンジン11の点火プラグがスパークされて、エンジン11が始動される。
エンジン11が動作している状態で、発電モータ12が発電運転されることにより、発電モータ12が交流電力を発生する。発電モータ12が発電する交流電力は、第1インバータ41により、直流電力に変換される。そして、第1インバータ41から出力される直流電力が第2インバータ42で交流電力に変換され、交流電力が駆動モータ13に供給される。また、駆動モータ13への電力の供給が不要なときには、第1インバータ41から出力される直流電力が昇圧コンバータ43で降圧されて、降圧後の直流電力が駆動用バッテリ14に供給されることにより、駆動用バッテリ14が充電される。
車両1の減速走行時には、駆動モータ13が回生運転されて、駆動輪5から駆動モータ13に伝達される動力が交流電力に変換される。このとき、駆動モータ13が走行駆動系の抵抗となり、その抵抗が車両1を制動する制動力(回生制動力)として作用する。駆動モータ13が発生する交流電力は、第2インバータ42により、直流電力に変換される。そして、第2インバータ42から出力される直流電力が昇圧コンバータ43で降圧されて、降圧後の直流電力が駆動用バッテリ14に供給されることにより、駆動用バッテリ14が充電される。
また。車両1には、マイコン(マイクロコントローラユニット)51を含む構成のECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)6が備えられている。マイコン51には、たとえば、CPU、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリおよびDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリが内蔵されている。図1には、1つのECU6のみが示されているが、車両1には、各部を制御するため、ECU6と同様の構成を有する複数のECUが搭載されている。ECU6を含む複数のECUは、CAN(Controller Area Network)通信プロトコルによる双方向通信が可能に接続されている。
<エンジン制御>
図2、図3および図4は、エンジン11の目標動作線を示す図である。
ECU6のマイコン51に内蔵されている不揮発性メモリには、エンジン11の目標動作線がマップの形態で記憶されている。目標動作線は、エンジン11の目標エンジン回転数と目標エンジントルクとの関係を示す特性線である。目標動作線は、複数のシステム電圧ごとに作成されている。システム電圧は、PCU15の第2インバータ42に供給される直流電圧である。図2、図3および図4は、互いに異なるシステム電圧A(V)、システム電圧B(V)およびシステム電圧C(V)に対応した目標動作線である。
目標動作線は、ハイブリッドシステム2のシステム効率の実測値に基づいて作成されている。ハイブリッドシステム2のシステム効率は、エンジン11の熱効率、発電モータ12の効率、第1インバータ41の効率および第2インバータ42の効率によって決まる。図2、図3および図4には、目標動作線とともに、システム効率マップが示されている。システム効率マップは、等システム効率におけるエンジン回転数およびエンジントルクの位置をプロットした等高線を示す。
システム電圧をA(V)として、エンジン11の回転数およびトルクを変化させて、システム効率を実測することにより、その実測データを基に、図2に示されるシステム効率マップを作成することができる。そして、システム効率マップから目標動作線を作成することができる。システム電圧B(V)に対応した目標動作線およびシステム電圧C(V)に対応した目標動作線についても、システム電圧B(V)に対応した目標動作線と同様な手法で作成される。
エンジン11の駆動を制御するため、ECU6では、マイコン51により、車両1の車室内に設けられたアクセルペダルの最大操作量に対する運転者による操作量の割合であるアクセル開度および車両1の車速に応じた駆動モータ13の目標モータトルクが設定され、その目標モータトルクの出力に必要なシステム電圧が求められる。そして、昇圧コンバータ43が制御されることにより、駆動用バッテリ14の出力電圧がシステム電圧に昇圧される。また、ECU6のマイコン51により、システム電圧に応じた目標動作線が選択されて、その選択された目標動作線に従って目標エンジン回転数および目標エンジントルクが設定される。目標動作線上の一部の領域でシステム効率が低下する場合には、当該領域上でエンジン11が動作しないよう、図2に破線で示されるように、目標エンジン回転数および目標エンジントルクの少なくとも一方が目標動作線上から外れた点に設定される。そして、目標エンジン回転数および目標エンジントルクが得られるように、ECU6のマイコン51により、エンジン11の駆動が制御される。
なお、アクセル開度および車速は、他のECUからECU6にCAN通信により入力されてもよいし、車両1のユーザ(運転者)により操作されるアクセルペダルの操作量に応じた検出信号を出力するアクセルセンサと、車両1の車速に応じた検出信号を出力する車速センサとがECU6に接続されて、ECU6において、それらの検出信号から求められてもよい。
<作用効果>
以上のように、ECU6のマイコン51に内蔵されている不揮発性メモリには、エンジン回転数とエンジントルクとの関係を示す目標動作線が記憶されている。目標動作線は、互いに異なる複数のシステム電圧ごとに作成されている。そして、システム電圧に応じた目標動作線が選択されて、その選択された目標動作線に従って目標エンジン回転数および目標エンジントルクが設定され、目標エンジン回転数および目標エンジントルクが得られるようにエンジン11の駆動が制御される。目標動作線は、システム電圧ごとにシステム効率が高効率となるエンジン回転数とエンジントルクとの関係を示す特性線であるから、システム電圧に応じた目標動作線に従ってエンジン11の駆動が制御されることにより、システム効率が向上する。その結果、ハイブリッドシステム2におけるエネルギ損失の低減を図ることができ、ハイブリッドシステム2が搭載される車両1の動力性能および燃費の向上を図ることができる。
ECU6では、システム電圧に応じた目標動作線上にハイブリッドシステム2のシステム効率を低下させる領域が存在する場合、当該領域上でエンジン11が動作しないよう、目標エンジン回転数および目標エンジントルクの少なくとも一方が設定される。これにより、システム効率の局所的な低下を抑制でき、車両1の動力性能および燃費のさらなる向上を図ることができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、シリーズ方式のハイブリッドシステム2の構成を例にとったが、本発明は、シリーズ・パラレル方式など、シリーズ方式以外の方式のハイブリッドシステムに適用可能である。シリーズ・パラレル方式のハイブリッドシステムでは、たとえば、エンジンおよびモータが遊星歯車機構に接続されており、エンジンからの動力を分割してモータおよび駆動輪に振り分けることができ、エンジンからの動力およびモータからの動力を合成して駆動輪に伝達することができる。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:車両
2:ハイブリッドシステム
5:駆動輪
6:ECU(制御装置)
11:エンジン
12:発電モータ
13:駆動モータ
14:駆動用バッテリ(バッテリ)
43:昇圧コンバータ
51:マイコン(記憶手段、エンジン制御手段)

Claims (2)

  1. エンジン、前記エンジンの動力で発電する発電モータ、バッテリ、前記バッテリの出力電圧をシステム電圧に昇圧する昇圧コンバータおよび前記システム電圧により駆動される駆動モータを備え、車両に搭載されて、前記駆動モータの動力を前記車両の駆動輪に伝達するハイブリッドシステムの制御装置であって、
    互いに異なる複数の前記システム電圧ごとに作成され、前記エンジンの目標エンジン回転数と目標エンジントルクとの関係を示す目標動作線を記憶する記憶手段と、
    前記システム電圧に応じた前記目標動作線を選択し、当該選択した目標動作線に従って前記目標エンジン回転数および前記目標エンジントルクを設定して、前記エンジンの駆動を制御するエンジン制御手段と、を含む、制御装置。
  2. 前記エンジン制御手段は、前記システム電圧に応じた前記目標動作線上に前記ハイブリッドシステムのシステム効率を低下させる領域が存在する場合、当該領域上で前記エンジンが動作しないよう、前記目標エンジン回転数および前記目標エンジントルクの少なくとも一方を設定する、請求項1に記載の制御装置。
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