JP2021102411A - ルーフボックス - Google Patents

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竜之 青野
寿志 中村
Hisashi Nakamura
寿志 中村
山口 宏
Hiroshi Yamaguchi
宏 山口
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Abstract

【課題】長尺物を収容可能としつつ、ボックス自体の収納、及び運搬にも利点を見出すことのできるルーフボックスを提供する。【解決手段】一対の端部ユニット12(12a,12b)と、少なくとも1つのスペーサユニット30と、を備えるブロック構造とし、端部ユニット12とスペーサユニット30にはそれぞれ、ボディ14,32とカバー16,34とがヒンジ機構18,36で接続されており、スペーサユニット30に対する端部ユニット12の長手方向における固定位置の変更、またはスペーサユニット30を長手方向長さが異なるユニットへ変更することを可能としたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用のルーフボックスに係り、特に長尺物を収容するのに好適なルーフボックスに関する。
車内スペースの有効利用や、車内に収まりきらない荷物の運搬用に、車両のルーフにルーフボックスを取り付けるといったニーズがある。こうしたルーフボックスには、一般的なサイズの荷物であれば収める事ができるが、釣り竿などの長尺物については、通常サイズのルーフボックスには、使用状態のまま収める事は難しく、移動の度に分割、あるいは伸縮させ、現地で再調整を行うという手間を余儀なくされていた。
ルーフボックスとしては、特許文献1に開示されているようなボディとカバーの間の高さを広げることで、収納容量を増やす事のできるタイプは提案されているが、長尺物を効率的に収納できる物については提案されていない。
なお、通常のルーフボックスでは、長尺物の固定状態に不安があるとして、特許文献2に開示されているような、収容スペースを限定した釣り竿の専用ケースも提案されているが、このケースに収める事ができる釣り竿は、通常のルーフボックスに収納できることを前提としている。
このため、長尺の釣り竿は、ヒッチキャリアに筒状のホルダを付け、そこに立てた状態として運搬したり、ルーフキャリアに釣り竿をそのまま固定して運搬するといった方法が採られることが多い。しかし、釣り竿にはしなりがある他、リールなどの機器類も装着されているため、車両や飛散物等との接触などによる損傷が懸念されており、長尺物をそのまま収容することのできる専用ケースの提供が望まれている。
特開2003−89329号公報 特開平9−172932号公報
単純に上記要望に応えようとした場合、長尺物を収容できるサイズのルーフボックスを作れば良いと考えられる。しかし、ルーフボックスは、通常のサイズでも大きな物であるため、釣り竿ほどの長尺物を収容するこのできる長さのものとなると、不使用時における収納面で不安が生じると共に、製品として提供する際、一般的な運送サービスによって運搬してもらう事が困難になる可能性がある。
そこで本発明では、長尺物を収容可能としつつ、ボックス自体の収納、及び運搬にも利点を見出すことのできるルーフボックスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係るルーフボックスは、一対の端部ユニットと、少なくとも1つのスペーサユニットと、を備えるブロック構造とし、前記端部ユニットと前記スペーサユニットにはそれぞれ、ボディとカバーとを有し、前記スペーサユニットに対する前記端部ユニットの長手方向における固定位置の変更、または前記スペーサユニットを長手方向長さが異なるユニットへ変更することを可能としたことを特徴とする。
また、上記のような特徴を有するルーフボックスでは、前記端部ユニットと前記スペーサユニットとの接続部には重ね合わせ部が設けられ、重ね合わせの下側となるユニットのカバーには、幅方向に沿って排水溝が設けられているようにすると良い。このような特徴を有する事によれば、付加部品を設ける事なく、ルーフボックス内への水の侵入を防ぐことが可能となる。
また、上記のような特徴を有するルーフボックスにおいて前記ボディには、長手方向に複数のユニットを跨いで配置される補強フレームが備えられているようにすることができる。このような特徴を有する事によれば、加工性が良く剛性の低い素材によりボディを構成したとしても、ルーフボックス全体としての剛性を得ることが可能となる。
また、上記のような特徴を有するルーフボックスにおいて前記ボディと前記カバーの少なくとも一方には、長手方向に沿って配置されている対を成す側壁の少なくとも一部を接続する補強片を備えるようにすると良い。このような特徴を有する事によれば、ルーフボックスを構成するカバーやボディを構成する側壁が、幅方向に拡開変形することを防ぐことができる。
さらに、上記のような特徴を有するルーフボックスにおいて前記一対の端部ユニットは、接続側端部を基点として線対称に構成されていることが望ましい。このような特徴を有する事によれば、いずれの端部ユニットを車両の前方に配置しても、そのフォルムを同一とすることができる。これにより、車両に対する取付の自由度を持たせ、カバーを右開き形とするか左開き形とするかを任意に選ぶことができる。
上記のような特徴を有するルーフボックスによれば、長尺物を収容可能としつつ、ボックス自体の収納、及び運搬にも利点を見出すことが可能となる。
第1実施形態に係るルーフボックスの構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係るルーフボックスの構成を示す正面図である。 実施形態に係るルーフボックスを構成する端部ユニットの構成を示す正面図である。 実施形態に係るルーフボックスを構成する端部ユニットの構成を示す底面図である。 実施形態に係るルーフボックスを構成する端部ユニットの構成を示す右側面図である。 端部ユニットを構成するボディの形態的特徴を説明するためのブロック図である。 端部ユニットを構成するボディの形態的特徴の変形例を説明するためのブロック図である。 実施形態に係るルーフボックスを構成するスペーサユニットの構成を示す底面図である。 実施形態に係るルーフボックスを構成するスペーサユニットの構成を示す正面図である。 実施形態に係るルーフボックスを構成するスペーサユニットの構成を示す右側面図である。 端部ユニットとスペーサユニットとの接続部の詳細を説明するための斜視図である。 一対の端部ユニットのうちの一方のみを伸ばした状態(一方の端部ユニットの重ね合わせ領域を小さくした状態)を示す斜視図である。 一対の端部ユニットの双方を伸ばした状態(一対の端部ユニット双方の重ね合わせ領域を小さくした状態)を示す斜視図である。 一対の端部ユニットとスペーサユニットとを分解して高さ方向に重ね合わせた状態を示す斜視図である。 図14に示す状態のルーフボックスを梱包用の箱に収めた状態を示す斜視図である。 第2実施形態に係るルーフボックスの構成を説明するための斜視図である。
以下、本発明のルーフボックスに係る実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態は、本発明を実施する上での好適な形態の一部であり、その効果を奏する限りにおいて、外観形状や構成の一部変更したとしても、本発明の一部とみなすことができる。
[第1実施形態]
まず、図1から図11を参照して第1実施形態に係るルーフボックス10について説明する。なお、図面において、図1は、第1実施形態に係るルーフボックスの構成を示す斜視図であり、図2は、第1実施形態に係るルーフボックスの構成を示す正面図である。図3から図5は、端部ユニット(左側)の構成を示す3面図であり、それぞれ、正面、底面、右側面を示す。図6、図7は、端部ユニットを構成するボディの構成を模式的に示す斜視図である。図8から図10は、スペーサユニットの構成を示す斜視図であり、それぞれ、底面、正面、右側面を示す。また、図11は、端部ユニットとスペーサユニットとの接続部の詳細を説明するための斜視図である。
本実施形態に係るルーフボックス10は、一対の端部ユニット12(12a,12b)と、スペーサユニット30を備えるブロック構造としている。そして、一対の端部ユニット12をそれぞれ、スペーサユニット30の両端部に接続することで、1つのルーフボックス10を構成することとなる。以下の説明では、まず、端部ユニット12とスペーサユニット30の基本的な構造を説明し、その後にルーフボックス10としての詳細な構造について説明することとする。
[端部ユニット]
端部ユニット12(12a,12b)はそれぞれ、荷物を収容するためのボディ14と、このボディ14の開口部を覆うカバー16とを有する。ボディ14は、底板14aと側壁14b1,14b2を有する凹状に、カバー16は天板16aと側壁16b1,16b2を有する凹状に形成され、双方の凹部を対向させるようにして容器形状を構成している。ボディ14とカバー16とは、ヒンジ機構18により接続されている。ヒンジ機構18は、長手方向に沿った側壁14b1,14b2,16b1,16b2のうちの一方の側壁(本実施形態では、側壁14b2,16b2)に備えられており、ヒンジ機構18を基点としてボディ14に対するカバー16の開閉を可能な構成とされている。また、ヒンジ機構18を設置した側壁14b2,16b2と対向する側壁14b1,16b1には、ロック機構20が備えられ、カバー16が開放を規制することが可能な構成とされている。
一対の端部ユニット12a,12bは、接続側端部を基点として線対称となる形態としている。このような構成とすることで、詳細を後述するスペーサユニット30に接続した際、カバー16の開閉方向を一致させることができる。また、端部ユニット12a,12bのどちらを前方に配置した場合でも同様な形態となるため、図示しない車両のルーフへの取付方向に自由度を持たせることができる。
本実施形態に係る端部ユニット12では、ボディ14における接続側端部に補強片14cを備える構成としている。補強片14cは、長手方向に沿って配置される対を成す側壁14b1,14b2を接続する部材であり、図5に示す形態(2点鎖線で示す)では、図6に概略斜視図を示すように壁面を構成している。補強片14cを備える事により、ボディ14における接続側端部が幅方向に広がる事を防ぐことができ、形状維持と強度の向上を図ることができる。なお、補強片14cの役割は、接続側端部における側壁14b1,14b2が幅方向に広がる事を防ぐことができれば良いため、その形態は、必ずしも壁面形状とする事は無い。すなわち、対を成す側壁14b1,14b2の少なくとも一部を接続する梁状の形態としても良い(図7参照)。補強片14cを備える構成とすることで、形成が容易な素材や、比較的薄く、剛性の低い素材であっても、ボディ14としての形状維持が可能となる。よって、ルーフボックス10全体が大型化した場合であっても、安価かつ軽量なものとすることができる。
また、カバー16は、天板16aと側壁16b1,16b2の境界部に、長手方向に沿って、幅方向の断面形状が台形となる山折り形状(いわゆる角波16a1)を形成しているこのような構成とすることで、長手方向の強度を向上することができ、カバーを開放する際の捻じれの発生を抑制することができる。また、カバー16は、天板16aの両端に長手方向に沿って形成される角波16a1の間に位置する天板16aをかまぼこ型(凸状)に盛り上げるように形成されている。このような構成とすることで、外観をほぼ平坦なものとしつつ、押圧方向の強度を向上させることができる。
また、本実施形態に係る端部ユニット12には、接続側端部と反対側に位置する端部(先端側端部)に、開閉制御手段22を設ける構成としている。開閉制御手段22は、ボディ14に対するカバー16の開放状態を制御するための手段であり、カバー16の荷重がヒンジ機構18を配置した側の側壁14b2のみに負荷されることを防ぐことができる。これにより、カバー16を開放した際におけるボディ14の変形を防ぐことができる。なお、ボディ14を構成する底板14aには、ルーフボックス10をキャリアバー(不図示)に固定するための締結金具(不図示)を装着するためのスリット24が設けられている。
[スペーサユニット]
スペーサユニット30は、端部ユニット12と同様にボディ32とカバー34とを有することを基本としている。そして、ボディ32とカバー34の長手方向に沿って設けられている側壁32b1,32b2,34b1,34b2の一方(本実施形態においては、側壁32b2,34b2)にヒンジ機構36が備えられると共に、他方の側壁(本実施形態においては、側壁32b1,34b1)にロック機構38が備えられている。これにより、ボディ32に対するカバー34の開閉、及び開放の規制が可能となる。
本実施形態に係るスペーサユニット30は、長手方向両端部を接続端部としており、当該両端部が開放されている。このため、ボディ32とカバー34を合わせた状態では、筒状の体を成すこととなる。
なお、ボディ32やカバー34の形態的な特徴は、上述した端部ユニット12と同様としている。すなわち、ボディ32は、底板32aと側壁32b1,32b2により凹状に形成され、カバー34は、天板34aと側壁34b1,34b2により凹状に形成されている。そして、カバー34における天板34aと側壁34b1,34b2との間には、それぞれ角波34a1が形成されている。なお、本実施形態に係るスペーサユニット30は、接続端部の形状が、端部ユニット12の接続側端部の形状と相似、あるいは近似することとなるように形成されている。両者を組み付け可能とするためである。さらに、ボディ32の底板には、スリット40が設けられている。
[ルーフボックス]
本実施形態に係るルーフボックス10は、上記のような基本構成を備えた一対の端部ユニット12と、スペーサユニット30とを組み合わせる事により構成される。具体的には、端部ユニット12の接続側端部と、スペーサユニット30の接続端部にそれぞれ重ね合わせ領域Dを設け、この範囲を可変とする。このような構成とすることで、ルーフボックス10の長手方向の長さを変化させることが可能となる。
本実施形態に係るルーフボックス10では、端部ユニット12の接続側端部の外側をスペーサユニット30で覆う形態としている。そして、端部ユニット12の重ね合わせ領域Dは、それ以外の領域よりも構成素材の厚み分だけ内側に位置するように構成している。このような構成とすることで、端部ユニット12をスペーサユニット30に最も入り込ませた状態、すなわちルーフボックス30を最も短くした状態では、端部ユニット12の外表面とスペーサユニット30の外表面との間に殆ど段差が無い状態とすることができる。これにより、外観的な美観を得る事ができると共に、空力的にも有利な効果を得ることができる。
また、本実施形態に係るルーフボックス10では、スペーサユニット30の内側に配置される端部ユニット12のカバー16の接続側端部に、排水溝16cを設けている。排水溝16cは、カバー16の幅方向に沿って設けられる凹部であれば良く、カバー16の端部近傍に、少なくとも1筋設けてあれば良い。ブロック構造としているルーフボックス10の内部への水の侵入を防ぐためである。止水パッキン等を配置しても良いが、排水溝16cとすることで、付加部品を設ける必要が無くなり、生産性の向上、及び製造コストの低減を図ることができる。なお、必要に応じて止水パッキン等を設けるようにしても良い事は言うまでも無い。
また、本実施形態に係るルーフボックス10には、端部ユニット12とスペーサユニット30をそれぞれ構成するボディ14,32の底板14a,32aに、フレームガイド14a1,32a1が設けられている。フレームガイド14a1,32a1は、端部ユニット12のボディ14の底板14aと、スペーサユニット30のボディ32の底板32aにそれぞれ、長手方向に沿って設けられる凹状の溝であり、長手方向におけるボディ14,32の剛性を補うための補強フレーム42を配置するための要素である。このため、フレームガイド14a1,32a1は、端部ユニット12とスペーサユニット30を組み付けた際に連続することとなるように配置される。本実施形態に係るルーフボックス10の場合、幅方向の中心線Cを基点として線対称となるように、2本のフレームガイド14a1,32a1を設ける構成としている。
補強フレーム42は、ボディ14,32の剛性を補うための要素である。曲げに対する剛性が高く、軽量であれば、その形態や素材について限定するものでは無いが、例えば図11に示すようなコ字状断面や、矩形中空断面(不図示)を有するアルミ材とすると良い。補強フレーム42は、一本の長尺物とする必要は無く、分割構造としても良いが、この場合には、中心線Cを基点として線対称に配置されている2本のフレームガイド14a1,32a1に配置される補強フレーム42の切れ目が、幅方向に沿った同一線上に位置しないようにすることが望ましい。補強フレーム42の剛性が効かない部分を生じさせないようにするためである。
なお、組付けの関係上、端部ユニット12における重ね合わせ領域Dに設けられるフレームガイド14a1は、他の部分に形成されるフレームガイド14a1,32a1比べて深さが深く、幅も広い。このため、深さが深く、幅が広い部分のフレームガイド14a1には、補強フレーム42とフレームガイド14a1との間に、スペーサ44を設けるようにしている。このような構成とすることで補強フレーム42がボディ14の底板14aから浮いてしまうといった事が生じる事を防ぐことができる。
このような構成のルーフボックス10において、端部ユニット12とスペーサユニット30の組み付け時の位置決め及び固定は、一般的な締結手段を介するものとすれば良い。具体的には、ボルト/ナットや、クイックファスナー、及びプラスチックリベット等を挙げることができる。
図面において図12が、一対の端部ユニット12のうちの一方の端部ユニット12aのみを伸ばした状態のルーフボックス10の形態を示す斜視図である。また、図13は、一対の端部ユニット12の双方を伸ばした形態(重ね合わせ領域Dを狭めた形態)を示す斜視図である。
[作用、効果]
上記のような構成のルーフボックス10は、端部ユニット12とスペーサユニット30とによるブロック構造としつつ、ルーフボックス10全体として伸縮可能な構成としている。このため、端部ユニット12とスペーサユニット30との重ね合わせ領域Dを小さくし、ルーフボックス10の全長を長くすることで(例えば図13に示す形態)、長尺物の収容を可能とすることができる。また、重ね合わせ領域Dを大きくしてルーフボックス10の全長を短くした場合には(例えば図1に示す形態)、ルーフボックス10自体の収納や運搬が容易となる。さらに、端部ユニット12とスペーサユニット30とを分割可能なブロック構造としていることより、ルーフボックス10自体の収納、あるいは梱包サイズをさらに小型化することができる。よって、製品として提供する際、一般的な運送サービスによって運搬してもらう事も可能となりやすい。
具体的には、本実施形態に係るルーフボックス10は、長尺物を収容する事を前提として構成されているため、その全長(長手方向長さL)は、最も短くした状態(重ね合わせ領域Dを最も大きくした状態)でもL=2400mmに達する(図1参照)。そして、幅Wと高さHは、それぞれW=340mm、H=170mmとなる事を想定している。
しかし、この寸法では現状、荷物として一般的な運送サービスによって運搬してもらう事はできない。このため本願では、一般的な運送サービスにおいて通常の荷物として取り扱う事が可能な範囲の一例として、1辺の最長寸法を1700mm以下、かつ3辺(長さL、幅W、高さH)の合計寸法を2000mm以下とすることを1つの指標としてブロック構造に着目した。
その結果、図14に示すように端部ユニット12とスペーサユニット30とを分解して高さ方向に重ねる事で、最長寸法(長さ寸法)L=1040mm、幅寸法W=340mm、高さ寸法H=510mm(3辺の合計寸法:1890mm)とすることができるようになった。
なお、運搬する際には、荷物を梱包することとなるが、この場合であっても図15に示すようにすれば、外形寸法が(L)1065mm×(W)385mm×(H)550mm(3辺の合計寸法:2000mm)の箱50(例えば段ボール箱)に収めることができ、上述した指標をクリアすることができる。よって、上述したように、製品として提供する際、一般的な運送サービスによって運搬してもらう事も可能となりやすくなるという事ができる。
なお、主要となる寸法(本実施形態では長手方向の寸法:最短2400mm)を確保したとしても、その他の辺の寸法(幅Wや高さH)を抑えることで、さらに厳しい寸法指標を立てたとしても、それをクリアすることが可能となることは言うまでも無い。
また、ルーフボックス10を端部ユニット12とスペーサユニット30によるブロック構造としたことにより、構成要素の一部(例えばスペーサユニット30)が劣化したり、破損した場合に、該当部分のみを交換することが可能となる。
[第2実施形態]
次に、図16を参照して、第2実施形態に係るルーフボックス10Aについて説明する。なお、本実施形態に係るルーフボックス10Aも、その基本的形態は、第1実施形態に係るルーフボックス10と同様であり、一対の端部ユニット12(12a,12b)と、スペーサユニット30とにより構成されるブロック構造としている。よって、その機能を同一とする箇所には同一符号を付して、詳細な説明は省略するものとする。
第1実施形態に係るルーフボックス10と、本実施形態に係るルーフボックス10Aとの相違点は、端部ユニット12とスペーサユニット30との重ね合わせ領域Dを可変とする事無く、使用時におけるルーフボックス10A全体の長さを変えることができる構成とした点にある。具体的には、図16に示すように、一対の端部ユニット12a,12bの間に配置されるスペーサユニット30について、長手方向の長さが異なる物を複数用意するのである(図16に示す形態の場合スペーサユニット30,30A,30B)。そして、ユーザが所望する長さに対応したスペーサユニット30,30A,30Bに対して、一対の端部ユニット12a,12bを組み付ける構成としている。
[作用、効果]
このような特徴を有するルーフボックス10Aによれば、長さの異なるスペーサユニット(本実施形態では、スペーサユニット30,30A,30Bの3種類)を準備することができれば、ルーフボックス10A全体の長手方向長さを変えることができる。また、スライド機構を設ける必要が無いため、組付け部の隙間を小さくする事ができ、剛性を高めることができる。さらに、組付け部の構成も簡単化することができる。
その他の構成、作用、効果については、第1実施形態に係るルーフボックス10と同様である。また、本実施形態に係るルーフボックス10Aでは、スペーサユニット30を必ずしも1つとしなくても良い。すなわち、同一形状(同一長さ)のスペーサユニット30を複数用意し、これを連結することで、ルーフボックス全体の長さを変えるようにしても良い。
上記実施形態では、収容対象物を長尺物とした比較的幅の狭いルーフボックス10,10Aについて説明した。しかしながら当然に、一般的な幅のルーフボックスに対しても、上記実施形態に係るようなブロック構造を適用することはできる。よって、そのような形態のルーフボックスであっても、本発明の一部とみなすことができる。
また、上記実施形態では、端部ユニット12を構成するボディ14に補強片14cを備えると共に、ボディ14,32の底板14a,32aには補強フレーム42を配置する旨記載した。しかしながら、ボディ14,32やカバー16,34を構成する素材により、補強片14cや補強フレーム42を設けることなく十分な強度を得ることができる場合には、これらの補強構造を採用する必要は無い。
10,10A………ルーフボックス、12(12a,12b)………端部ユニット、14………ボディ、14a………底板、14a1………フレームガイド、14b1,14b2………側壁、14c………補強片、16………カバー、16a………天板、16a1………角波、16b1,16b2………側壁、16c………排水溝、18………ヒンジ機構、20………ロック機構、22………開閉制御手段、24………スリット、30………スペーサユニット、32………ボディ、32a………底板、32a1………フレームガイド、32b1,32b2………側壁、34………カバー、34b1,34b2………側壁、36………ヒンジ機構、38………ロック機構、40………スリット、42………補強フレーム、44………スペーサ、50………箱。

Claims (5)

  1. 一対の端部ユニットと、
    少なくとも1つのスペーサユニットと、
    を備えるブロック構造とし、
    前記端部ユニットと前記スペーサユニットにはそれぞれ、ボディとカバーとを有し、
    前記スペーサユニットに対する前記端部ユニットの長手方向における固定位置の変更、または前記スペーサユニットを長手方向長さが異なるユニットへ変更することを可能としたことを特徴とするルーフボックス。
  2. 前記端部ユニットと前記スペーサユニットとの接続部には重ね合わせ部が設けられ、
    重ね合わせの下側となるユニットのカバーには、幅方向に沿って排水溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のルーフボックス。
  3. 前記ボディには、長手方向に複数のユニットを跨いで配置される補強フレームが備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載のルーフボックス。
  4. 前記ボディと前記カバーの少なくとも一方には、長手方向に沿って配置されている対を成す側壁の少なくとも一部を接続する補強片を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のルーフボックス。
  5. 前記一対の端部ユニットは、接続側端部を基点として線対称に構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のルーフボックス。
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